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JP6983297B2 - 無線通信システムにおけるサイドリンクSRB(Signaling Radio Bearer)確立のための方法および装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるサイドリンクSRB(Signaling Radio Bearer)確立のための方法および装置 Download PDF

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Description

本出願は、2019年11月26日に出願された米国仮特許出願第62/940,460号の利益を主張し、その全開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、一般に、無線通信ネットワークに関し、より詳細には、無線通信システムにおけるサイドリンクSRB確立のための方法および装置に関する。
移動体通信デバイスとの大量データの通信に対する要求が急速に高まる中、従来の移動体音声通信ネットワークは、インターネットプロトコル(IP)データパケットをやり取りするネットワークへと発展している。そのようなIPデータパケット通信は、移動体通信デバイスのユーザに、ボイスオーバIP、マルチメディア、マルチキャスト、およびオンデマンド通信サービスを提供可能である。
例示的なネットワーク構造は、発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)である。E−UTRANシステムは、上記のボイスオーバIPおよびマルチメディアサービスを実現するために、高いデータスループットを提供可能である。現在、次世代(例えば、5G)の新しい無線技術が3GPP標準化機構によって論じられている。このため、現行の3GPP標準内容に対する変更が現在提出され、3GPP標準の発展および確定に向けて検討されている。
ユニキャストリンクを確立するための第1のUE(User Equipment)の観点から、方法および装置を開示する。一実施形態では、本方法は、第1のUEが、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC(PC5−Radio Resource Control)接続確立が開始された場合、PC5−Sメッセージ送信のための第1のサイドリンクSRB(Signaling Radio Bearer)を確立することであって、第1のサイドリンクSRBは、デフォルト宛先レイヤ2 アイデンティティ(ID)に関連付けられる、確立することを含む。また、本方法は、第1のUEが、第1のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2 IDとデフォルト宛先レイヤ2 IDから導出された宛先レイヤ2 IDを用いて、第1のサイドリンクSRB上でユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立のための第1のPC5−Sメッセージを送信することを含む。さらに、本方法は、第1のUEが、第2のUEから第2のPC5−Sメッセージを受信することであって、第2のPC5−Sメッセージは、第2のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2 IDと第1のUEのレイヤ2 IDから導出された宛先レイヤ2 IDを用いて送信される、受信することを含む。追加的に、本方法は、第1のUEが、PC5−Sメッセージの受信および/または送信のための第2のサイドリンクSRBを確立することであって、第2のサイドリンクSRBは、第2のUEのレイヤ−2 IDに関連付けられる、確立することを含む。さらに、本方法は、第1のUEが、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立の完了に成功した場合、PC5−RRCメッセージ送信のための第3のサイドリンクSRBを確立することであって、第3のサイドリンクSRBは、第2のUEの前記レイヤ2 IDに関連付けられる、確立することを含む。
1つの例示的な実施形態による、無線通信システムの図を示す。 1つの例示的な実施形態による、送信機システム(アクセスネットワークとしても知られる)および受信機システム(ユーザ機器またはUEとしても知られる)のブロック図である。 1つの例示的な実施形態による、通信システムの機能ブロック図である。 1つの例示的な実施形態による、図3のプログラムコードの機能ブロック図である。 3GPP TS 23.287 V16.0.0の図5.2.1.4−1の複製である。 3GPP TS 23.287 V16.0.0の図6.3.3.1−1の複製である。 3GPP TS 33.303 V15.0.0の図6.5.5.2−1の複製である。 3GPP R2−1915983の図5.X.3.1−1の複製である。 3GPP R2−1916120の図6.1.x−1の複製である。 3GPP R2−1916120の図6.1.x−2の複製である。 1つの例示的な実施形態による図である。 1つの例示的な実施形態によるフローチャートである。 1つの例示的な実施形態によるフローチャートである。 1つの例示的な実施形態によるフローチャートである。
以下に説明する例示的な無線通信システムおよびデバイスは、無線通信システムを採用し、ブロードキャストサービスをサポートする。無線通信システムは、音声、データ等の様々なタイプの通信を提供するように広く展開されている。これらのシステムが、符号分割多元接続(CDMA)、時間分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、3GPP LTE(Long Term Evolution)無線アクセス、3GPP LTE−AもしくはLTE−Advanced(Long Term Evolution Advanced)、3GPP2 UMB(Ultra Mobile Broadband)、WiMax、3GPP NR(New Radio)、またはその他何らかの変調技術に基づいてもよい。
特に、以下に説明する例示的な無線通信システムおよびデバイスが、本明細書において3GPPと呼ばれる「第3世代パートナーシッププロジェクト」という名称のコンソーシアムにより提示される標準などの1つ以上の標準をサポートするように設計されてもよく、その標準は、TS 23.287 V16.0.0, “Architecture enhancements for 5G System (5GS) to support Vehicle-to-Everything (V2X) services (Release 16)”; TS 33.303 V15.0.0, “Proximity-based Services (ProSe); Security aspects (Release 15); R2-1915983, “Running CR to TS 38.331 for 5G V2X with NR Sidelink”, Huawei, HiSilicon; R2-1916120, “Running CR to TS 38.321 for 5G V2X with NR Sidelink”, LG Electronics; および R2-1916288, “Report from session on LTE V2X and NR V2X”, Samsungを含む。上記に挙げた標準および文書は、参照によりその全体が本明細書に明示的に組み込まれる。
図1は、本発明の一実施形態に係る多重アクセス無線通信システムを示している。アクセスネットワーク100(AN)は、複数のアンテナグループを含み、あるグループは104および106を含み、別のグループは108および110を含み、また別のグループは112および114を含む。図1においては、各アンテナグループに対して、アンテナが2つしか示されていないが、より多くのあるいはより少ないアンテナが各アンテナグループに利用されてよい。アクセス端末116(AT)は、アンテナ112および114と通信しており、アンテナ112および114は、順方向リンク120を介して情報をアクセス端末116に送信すると共に、逆方向リンク118を介して情報をアクセス端末116から受信している。アクセス端末(AT)122は、アンテナ106および108と通信しており、アンテナ106および108は、順方向リンク126を介して情報をアクセス端末(AT)122に送信すると共に、逆方向リンク124を介して情報をアクセス端末(AT)122から受信している。FDDシステムにおいては、通信リンク118、120、124、および126は通信に異なる周波数を使用してよい。例えば、順方向リンク120では、逆方向リンク118によって使用される周波数とは異なる周波数を使用してよい。
アンテナの各グループおよび/またはアンテナが通信するように設計されたエリアは、アクセスネットワークのセクターと称することが多い。本実施形態において、アンテナグループはそれぞれ、アクセスネットワーク100によってカバーされるエリアのセクターにおいて、アクセス端末と通信するように設計されている。
順方向リンク120および126を介した通信において、アクセスネットワーク100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および122に対する順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用してよい。また、カバレッジにランダムに分散したアクセス端末への送信にビームフォーミングを使用するアクセスネットワークは、1つのアンテナからすべてのそのアクセス端末に送信を行うアクセスネットワークよりも、隣接セルのアクセス端末への干渉が少ない。
アクセスネットワーク(AN)は、端末と通信するのに使用される固定局または基地局でよく、アクセスポイント、ノードB、基地局、拡張型基地局、進化型ノードB(eNB)、またはその他何らかの専門用語で呼ばれることもある。アクセス端末(AT)は、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、またはその他何らかの専門用語で呼ばれることもある。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセスネットワークとしても知られている)および受信機システム250(アクセス端末(AT)またはユーザ機器(UE)としても知られている)の実施形態の簡易ブロック図である。送信機システム210では、多くのデータストリームのトラフィックデータがデータ源212から送信(TX)データプロセッサ214に提供される。
一実施形態において、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータプロセッサ214は、データストリームに対して選択された特定の符号化方式に基づいて、各データストリームについてのトラフィックデータをフォーマット、符号化、およびインターリーブして、符号化データを提供する。
各データストリームについての符号化データを、OFDM技術を使用してパイロットデータと多重化してよい。パイロットデータは、代表的には、既知の様態で処理される既知のデータパターンであり、受信機システムでチャネル応答を推定するのに使用されてよい。そして、各データストリームについての多重化パイロットおよび符号化データは、データストリームに対して選択された特定の変調方式(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)されて、変調シンボルを提供する。各データストリームについてのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ230により実行される命令によって決定されてよい。
そして、すべてのデータストリームについての変調シンボルはTX MIMOプロセッサ220に与えられ、これが(例えば、OFDMの場合に)変調シンボルをさらに処理してよい。そして、TX MIMOプロセッサ220は、N個の変調シンボルストリームをN個の送信機(TMTR)222a〜222tに提供する。特定の実施形態において、TX MIMOプロセッサ220は、ビームフォーミング加重をデータストリームのシンボルおよびシンボルが送信されているアンテナに適用する。
各送信機222は、各シンボルストリームを受信および処理して1つ以上のアナログ信号を提供し、さらに、アナログ信号を調節(例えば、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介した送信に適した変調信号を提供する。そして、送信機222a〜222tからのN個の変調信号がそれぞれ、N個のアンテナ224a〜224tから送信される。
受信機システム250においては、送信された変調信号はN個のアンテナ252a〜252rによって受信され、各アンテナ252からの受信信号は、各受信機(RCVR)254a〜254rに提供される。各受信機254は、それぞれの受信信号を調節(例えば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)して、調節された信号をディジタル化してサンプルを与え、さらに、これらのサンプルを処理して対応する「受信」シンボルストリームを提供する。
そして、RXデータプロセッサ260は、特定の受信機処理技術に基づいて、N個の受信機254からのN個の受信シンボルストリームを受信および処理して、N個の「検出」シンボルストリームを提供する。そして、RXデータプロセッサ260は、各検出シンボルストリームを復調、デインターリーブ、および復号して、データストリームについてのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210でのTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214により実行される処理と相補的である。
プロセッサ270は、どのプリコーディングマトリクス(後述)使用するかを定期的に決定する。プロセッサ270は、マトリクス指標部およびランク値部を含む逆方向リンクメッセージを構築する。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を含んでよい。そして、逆方向リンクメッセージは、データ源236からの多くのデータストリームについてのトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ238により処理され、変調器280により変調され、送信機254a〜254rにより調節され、送信機システム210に送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号がアンテナ224により受信され、受信機222により調節され、復調器240により復調され、RXデータプロセッサ242により処理されて、受信機システム250により送信された逆方向リンクメッセージを抽出する。そして、プロセッサ230は、ビームフォーミング加重を決定するのにどのプリコーディングマトリクスを使用するかを決定し、そして、抽出されたメッセージを処理する。
図3を参照すると、この図は、本発明の一実施形態による通信デバイスの代替的な簡易機能ブロック図を示している。図3に示されるように、無線通信システムにおける通信デバイスは、図1のUE(若しくはAT)116および122または図1の基地局(若しくはAN)100を実現するのに利用可能であり、無線通信システムは、好ましくはNRシステムである。通信デバイスは、入力デバイス302、出力デバイス304、制御回路306、中央演算処理装置(CPU)308、メモリ310、プログラムコード312、およびトランシーバ314を含んでよい。制御回路306は、CPU308を介してメモリ310内のプログラムコード312を実行することにより、通信デバイスの動作を制御する。通信デバイス300は、キーボード、キーパッド等の入力デバイス302を介してユーザにより入力された信号を受信することができ、モニタ、スピーカ等の出力デバイス304を介して画像および音声を出力することができる。トランシーバ314は、無線信号を受信および送信するのに使用され、受信信号を制御回路306に伝達すると共に、制御回路306により生成された信号を無線で出力する。無線通信システムにおける通信デバイス300は、図1のAN100を実現するのにも利用可能である。
図4は、本発明の一実施形態による図3に示すプログラムコード312の簡易ブロック図である。本実施形態において、プログラムコード312は、アプリケーションレイヤ400、レイヤ3部402、およびレイヤ2部404を含み、レイヤ1部406に結合されている。レイヤ3部402は一般的に、無線リソース制御を実行する。レイヤ2部404は一般的に、リンク制御を実行する。レイヤ1部406は一般的に、物理的接続を実行する。
3GPP TS 23.287は、ユニキャストモードに関するV2X (Vehicle−to−Everyting)通信を以下のように規定している:
[外1]
Figure 0006983297
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[3GPP TS 23.287 V16.0.0の図5.2.1.4−1であって、「Example of PC5 Unicast Links」と題するものを図5として複製]
[外2]
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[3GPP TS 23.287 V16.0.0の図6.3.3.1−1であって、「Layer−2 link establishment procedure」と題するものを図6として複製]
[外3]
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3GPP TS 33.303において、1対1サイドリンク通信(すなわち、ユニキャストモード通信)における直接リンクシグナリングおよび直接リンクユーザプレーントラフィックのためのセキュリティは以下のように規定されている:
[外4]
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Figure 0006983297
[3GPP TS 33.303 V15.0.0の図6.5.5.2−1であって、「Security establishment at connection set−up」と題するものを図7として複製]
[外5]
Figure 0006983297
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(3GPP R2−1915983でキャプチャされているように)NRサイドリンクを伴う5G V2XのためのTS 38.331へのrunnning CRは、NRサイドリンク通信に関する手順を以下のように規定している:
[外6]
Figure 0006983297
[3GPP R2−1915983の図5.X.3.1−1であって、“Sidelink UE information for NR sidelink communication”と題するものを図8として複製]
[外7]
Figure 0006983297
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(3GPP R2−1916120でキャプチャされているように)NRサイドリンクを伴う5G V2XのためのTS 38.331へのrunnning CRは、NRサイドリンク通信のためのMAC PDUを以下のように規定している:
[外8]
Figure 0006983297
[3GPP R2−1916120の図6.1.x−1であって、“SL−SCH MAC subheader”と題するものを図9として複製]
[外9]
Figure 0006983297
[3GPP R2−1916120の図6.1.x−2であって、“Example of a SL MAC PDU”と題するものを図10として複製]
[外10]
Figure 0006983297
(3GPP R2−1916288でキャプチャされているように)NRサイドリンク送信のための送信元IDおよび宛先ID表示についての以下の合意が、RAN2#108meetingにおいてなされた。
[外11]
Figure 0006983297
3GPP TS 23.287は、6.3.3.1項においてPC5リファレンスポイント上のV2X通信のユニキャストモードのレイヤ2リンク確立手順を規定する。例えば、開始側UE(例えばUE1)は、直接通信要求メッセージを送信し、他のUEから直接通信許可メッセージを受信する。3GPP TS 23.287の5.6.1.4項によれば、PC5ユニキャストリンクの確立のための初期シグナリングは、PC5ユニキャストリンクの確立のために設定されたサービスタイプ(例えば、PSID/ITS−AID)に関連付けられたデフォルト宛先レイヤ2 IDを使用してもよい。
直接通信要求メッセージでは、UE2が直接通信要求メッセージに応答するかどうかを判定できるように、UE2のアプリケーションレイヤIDとUE1のアプリケーションレイヤIDが含まれる。UE2が直接通信要求メッセージに応答すると判定した場合、UE2は、セキュリティコンテキストを確立するために使用される手順を初期化してもよい。サイドリンク接続セットアップまたはユニキャストリンク確立中にセキュリティコンテキストを確立するために使用されるセキュリティ設定手順は、3GPP TS 33.303で規定された。例えば、UE1は直接通信要求をUE2に送信する。直接通信要求で、セキュリティコンテキストを確立するために使用されるいくつかのパラメータが含まれ得る。直接通信要求を受信すると、UE2は、セキュリティキーが存在しない場合、セキュリティキーを確立するために、任意選択で、UE1と直接認証(Direct Auth)およびキー確立(Key Establish)手順を開始してもよい。次いで、UE2はセキュリティ機能を起動してもよい。例えば、UE2は直接セキュリティモードコマンドをUE1に送信してもよく、UE1は直接セキュリティモード完了を用いてUE2に応答する。追加的に、直接セキュリティモード完了の受信に成功した場合、UE2は、直接通信許可をUE1に送信してもよい。ユニキャストリンクにセキュリティが必要でない場合、関連するセキュリティ手順は省略されてもよく、UE2は直接通信許可を直接UE1に返信してもよい。
直接通信要求メッセージが送信されるときに、送信元レイヤ2 IDは、開始側UEのレイヤ2 IDから導出(または、これに設定)され、宛先レイヤ2 IDは、サービスタイプに関連付けられたデフォルト宛先レイヤ2 IDから導出(または、これに設定)される。次いで、UE2は、直接通信要求メッセージを受信した後に、UE1のレイヤ2 IDとユニキャストリンクに割り当てられたUE2のレイヤ2 IDに基づいて、セキュリティ確立手順におけるシグナリングの交換を開始してもよい。
より具体的には、レイヤ2 IDは2つの部分に分割され、一方の部分はレイヤ1シグナリングに示され、他方の部分はMAC PDUのMACサブヘッダに含まれる。例えば、レイヤ1宛先IDは宛先レイヤ2 IDのLSB 16ビットに対応し、レイヤ1送信元IDは送信元レイヤ2 IDのLSB 8ビットに対応する。一方、MACサブヘッダのDSTフィールドは宛先レイヤ2 IDのMSB 8ビットを含み、MACサブヘッダのSRCフィールドは送信元レイヤ2 IDのMSB 16ビットを含む。
3GPP R2−1915983の9.1.1.X項は、PC5−RRC(PC5−Radio Resource Control)メッセージおよびPC5−Sメッセージを送信および受信するために使用されるSL(Sidelink)SRBのSCCH(Sidelink Control Channel)設定を規定し、各SL SRBはSCCHに対応する。PC5−Sメッセージは上位レイヤのメッセージ(例えば、直接通信要求、直接通信許可、直接セキュリティモードコマンド、直接セキュリティモード完了など)であり、PC5−RRCメッセージはピアUE間でAS設定とUE能力を交換するために使用される(例えば、rrcReconfigurationSidelink、rrcReconfigurationCompleteSidelink、rrcReconfigurationFailureSidelink、ueCapabilityEnquirySidelink、ueCapabilityInformationSidelinkなど)。
基本的に、RRC_IDLEのUEは、サイドリンク送信のためにシステム情報で定義されたサイドリンクリソースプールからリソースを選択してもよく、一方、RRC_CONNECTEDのUEは、サイドリンクUE情報メッセージ(例えば、SidelinkUEInformationNR)をgNBに送信して、サイドリンク送信のために専用のサイドリンクリソースを要求してもよい。
3GPP R2−1915983の5.x.9.1.6項は、上位レイヤによって宛先に対するPC5−RRC接続確立が要求された場合、UEはそれぞれPC5−SメッセージとPC5−RRCメッセージの両方に対して2つのSL SRBを確立するものとし、特定の宛先に対するPC5−RRC接続が確立されるとみなす。ここで、PC5−RRC接続は送信元レイヤ2 IDと宛先レイヤ2 IDのペア間の論理接続であり、1つのPC5−RRC接続は1つのPC5ユニキャストリンクに対応する。加えて、SL SRBは、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティ、RLC(Radio Link Control)エンティティ、および論理チャネルに関連付けられてもよい。従って、SL SRBは、送信元レイヤ2 IDと宛先レイヤ2 IDのペアに関連付けられてもよい。現在のところ、各宛先レイヤ2 IDが一意であるかどうかは明確ではない。この場合、SL SRBは宛先レイヤ2 IDに関連付けられているとみなされる可能性がある。
PC5−RRC接続はPC5ユニキャストリンクに対応するため、RRC接続の確立は関係するユニキャストリンクの確立を意味する。上述のように、UEはユニキャストリンクを確立するためにPC5−Sメッセージを交換する必要がある。したがって、PC5ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立手順が開始されるとき(または場合)(すなわち、PC5ユニキャストリンクが確立される前)に、PC5−Sメッセージ送信のためのデフォルト宛先レイヤ2 IDに関連付けられた第1のSL SRBが確立される必要がある一方、ユニキャストリンク確立中に両方のUEがPC5−RRCメッセージを交換する必要がないため、PC5ユニキャストリンク確立手順が開始されるときに、UEはPC5−RRCメッセージ送信のためのSL SRBを確立する必要がない。
さらに、ピアUEは、UEからの第1のPC5−Sメッセージ(例えば、直接通信要求)の受信に応答して、セキュリティ関連のPC5−Sメッセージ(例えば、直接セキュリティモードコマンドメッセージ)をUEに送信する。ピアUEからセキュリティ関連のPC5−Sメッセージのサイドリンク送信またはMAC PDUを受信するときに、UEは、サイドリンク送信またはMAC PDUをさらに処理する、および/または別のセキュリティ関連のPC5−Sメッセージ(例えば、直接セキュリティモード完了メッセージ)をピアUEに返信するために、ピアUEのレイヤ2 IDに関連付けられた第2のSL SRBを確立する必要がある。追加的に、ピアUEからセキュリティ関連のPC5−Sメッセージを受信するとき(または場合)に、UEはまた、第1のSL SRBを解放してもよい。
一実施形態では、UEは、PC5ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続の確立に成功したとき(または場合)に、PC5−RRCメッセージ送信のためにピアUEのレイヤ2 IDに関連付けられた第3のサイドリンクSRBを確立してもよい。代替的には、セキュリティ関連のPC5−Sメッセージ(例えば、直接セキュリティモードコマンドメッセージ)がピアUEから受信されたとき(または場合)に、PC5−RRCメッセージ送信のためにピアUEのレイヤ2 IDに関連付けられた第3のサイドリンクSRBが確立されてもよい。直接通信許可メッセージがピアUEから受信されたとき(または場合)に、PC5ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続の確立に成功する。
PC5−Sメッセージ送信のための2つの別々のサイドリンクSRBが存在する可能性があり、一方はセキュリティ保護を備えており、他方はセキュリティ保護を備えていない。また、一方のサイドリンクSRBがセキュリティ保護を用いたPC5−Sメッセージ送信に使用され、他方のサイドリンクSRBがセキュリティ起動に使用される可能性もある。この場合、UEは、PC5ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続の確立に成功したとき(または場合)に、保護されるPC5−Sメッセージを送信するために、ピアUEのレイヤ2 IDに関連付けられた第4のサイドリンクSRBを確立してもよい。代替的には、第4のサイドリンクSRBは、セキュリティ関連のPC5−Sメッセージ(例えば、直接セキュリティモードコマンドメッセージ)がピアUEから受信されたとき(または場合)に、確立されてもよい。この場合、セキュリティ関連のPC5−Sメッセージを送信するために第4のSL SRBは使用されなくてもよい。
ピアUEのレイヤ2 IDに関連するSL SRBを確立するために、UEは、サイドリンクUE情報メッセージをgNBに送信して、ピアUEのレイヤ2 ID宛サイドリンク送信のための専用リソースを要求してもよい。次いで、gNBはRRC再設定メッセージを応答して、専用リソースを設定してもよい。従って、UEは、gNBからRRC再設定メッセージを受信したときに、第2のSL SRBまたは第3のサイドリンクSRBを確立してもよい。
一実施形態では、サイドリンクSRBを確立することは、PDCPエンティティ、RLCエンティティ、サイドリンクSRBに関連付けられた論理チャネルを確立することを含んでもよい。さらに、サイドリンクSRBを解放することは、PDCPエンティティ、RLCエンティティ、サイドリンクSRBに関連付けられた論理チャネルを解放することを含んでもよい。また、PC5−Sメッセージ送信のためのデフォルト宛先レイヤ2 IDに関連付けられた第1のSL SRBの論理チャネルは、UM RLCエンティティを用いて設定されてもよく、PC5−Sメッセージ送信のためのピアUEのレイヤ2 IDに関連付けられた第2のSL SRBの論理チャネルおよびPC5−RRCメッセージ送信のためのピアUEのレイヤ2 IDに関連付けられた第3のSL SRBの論理チャネルの各々は、AM(Acknowledged Mode)RLCエンティティを用いて設定されてもよい。
図11は、1つの例示的な実施形態による上述の解決策の一例を示す。
図12は、ユニキャストリンクを確立するための第1のUEの観点からの、一例示的実施形態によるフローチャート1200である。ステップ1205において、第1のUEは、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立が開始された場合に、PC5−Sメッセージ送信のための第1のサイドリンクSRBを確立し、第1のサイドリンクSRBはデフォルト宛先レイヤ2 IDに関連付けられる。ステップ1210において、第1のUEは、第1のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2のIDとデフォルト宛先レイヤ2のIDから導出された宛先レイヤ2のIDを用いて、第1のサイドリンクSRB上でユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立のための第1のPC5−Sメッセージを送信する。ステップ1215において、第1のUEは、第2のUEから第2のPC5−Sメッセージを受信し、第2のPC5−Sメッセージは、第2のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2 IDと第1のUEの前記レイヤ2 IDから導出された宛先レイヤ2 IDを用いて送信される。ステップ1220において、第1のUEは、PC5−Sメッセージの受信および/または送信のための第2のサイドリンクSRBを確立し、第2のサイドリンクSRBは、第2のUEのレイヤ2 IDに関連付けられる。ステップ1225において、第1のUEは、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立の完了に成功した場合、PC5−RRCメッセージ送信のための第3のサイドリンクSRBを確立し、第3のサイドリンクSRBは、第2のUEのレイヤ2 IDに関連付けられる。
一実施形態では、第1のUEは、保護されたPC5−Sメッセージ送信のための第4のサイドリンクSRBを確立することができ、第4のサイドリンクSRBは、第2のUEのレイヤ2 IDに関連付けられる。第1のUEは、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続の確立が成功する前に、PC5−RRCメッセージ送信のためのいかなるサイドリンクSRBを確立しなくてもよい。
一実施形態では、第2のサイドリンクSRBは、第1のUEの物理レイヤによる第2のPC5−Sメッセージの受信に応答して確立され得る。第1のサイドリンクSRBおよび第2のサイドリンクSRBを確立するために、RRC仕様に規定された第1のSCCH(Sidelink Control Channel)設定が使用され得る。第3のサイドリンクSRBを確立するために、RRC仕様に規定された第2のSCCH(Sidelink Control Channel)設定が使用され得る。
一実施形態では、デフォルト宛先レイヤ2 IDは、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続が確立されるサイドリンクサービスに関連付けられ得る。第1のPC5−Sメッセージは直接通信要求であり得る。第2のPC5−Sメッセージはセキュリティ関連メッセージであり得る。
一実施形態では、各サイドリンクSRBはSCCH(Sidelink Control Channel)に対応し得る。
図3および図4に戻って参照すると、ユニキャストリンクを確立するための第1のUEの1つの例示的な実施形態である。第1のUE300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、第1のUEが、(i)ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立が開始された場合に、PC5−Sメッセージ送信のための第1のサイドリンクSRBを確立することであって、第1のサイドリンクSRBはデフォルト宛先レイヤ2 IDに関連付けられる、ことと、(ii)第1のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2のIDとデフォルト宛先レイヤ2のIDから導出された宛先レイヤ2のIDを用いて、第1のサイドリンクSRB上でユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立のための第1のPC5−Sメッセージを送信することと、(iii)第2のUEから第2のPC5−Sメッセージを受信することであって、第2のPC5−Sメッセージは、第2のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2 IDと第1のUEの前記レイヤ2 IDから導出された宛先レイヤ2 IDを用いて送信される、ことと、(iv)PC5−Sメッセージの受信および/または送信のための第2のサイドリンクSRBを確立することであって、第2のサイドリンクSRBは、第2のUEのレイヤ2 IDに関連付けられる、ことと、(v)ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立の完了に成功した場合、PC5−RRCメッセージ送信のための第3のサイドリンクSRBを確立することであって、第3のサイドリンクSRBは、第2のUEのレイヤ2 IDに関連付けられる、ことと、を行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを行うことができる。
図13は、ユニキャストリンクを確立するための第1のUEの観点からの、1つの例示的な実施形態によるフローチャート1300である。ステップ1305において、第1のUEは、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立が開始された場合、PC5−Sメッセージ送信のための第1のサイドリンクSRBを確立し、第1のサイドリンクSRBはデフォルト宛先レイヤ2 IDに関連付けられる。ステップ1310において、第1のUEは、第1のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2のIDとデフォルト宛先レイヤ2のIDから導出された宛先レイヤ2のIDを用いて、第1のサイドリンクSRB上でユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立のための第1のPC5−Sメッセージを送信する。ステップ1315において、第1のUEは、第2のUEから第2のPC5−Sメッセージを含むサイドリンクMAC PDUを受信し、サイドリンクMAC PDUは、第2のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2のIDと第1のUEのレイヤ2のIDから導出された宛先レイヤ2のIDを用いて送信される。ステップ1320において、第1のUEは、PC5−Sメッセージの受信および/または送信のための第2のサイドリンクSRBを確立し、第2のサイドリンクSRBは第2のUEのレイヤ2 IDに関連付けられる。
一実施形態では、第1のUEは、第2のPC5−Sメッセージが第2のUEから受信された場合、PC5−RRCメッセージ送信のための第3のサイドリンクSRBを確立することができ、第3のサイドリンクSRBは第2のUEのレイヤ2 IDに関連付けられる。また、第1のUEは、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立の完了に成功した場合、PC5−RRCメッセージ送信のための第3のサイドリンクSRBを確立することができ、第3のサイドリンクSRBは、第2のUEのレイヤ2 IDに関連付けられる。
図3および図4に戻って参照すると、ユニキャストリンクを確立するための第1のUEの1つの例示的な実施形態である。第1のUE300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、第1のUEが、(i) ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立が開始された場合、PC5−Sメッセージ送信のための第1のサイドリンクSRBを確立することであって、第1のサイドリンクSRBはデフォルト宛先レイヤ2 IDに関連付けられる、ことと、(ii) 第1のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2のIDとデフォルト宛先レイヤ2のIDから導出された宛先レイヤ2のIDを用いて、第1のサイドリンクSRB上でユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立のための第1のPC5−Sメッセージを送信することと、(iii) 第2のUEから第2のPC5−Sメッセージを含むサイドリンクMAC PDUを受信することであって、サイドリンクMAC PDUは、第2のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2のIDと第1のUEのレイヤ2のIDから導出された宛先レイヤ2のIDを用いて送信される、ことと、(iv) PC5−Sメッセージの受信および/または送信のための第2のサイドリンクSRBを確立することであって、第2のサイドリンクSRBは第2のUEのレイヤ2 IDに関連付けられる、ことと、を行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを行うことができる。
図14は、ユニキャストリンクを確立するための第1のUEの観点からの、1つの例示的な実施形態によるフローチャート1400である。ステップ1405において、第1のUEは、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立が開始された場合、PC5−Sメッセージ送信のための第1のサイドリンクSRBを確立し、第1のサイドリンクSRBは、第1のUEのレイヤ2 IDとデフォルト宛先レイヤ2 IDの送信元レイヤ2 IDと宛先レイヤ2 IDペアに関連付けられる。ステップ1410において、第1のUEは、第1のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2のIDとデフォルト宛先レイヤ2のIDから導出された宛先レイヤ2のIDを用いて、第1のサイドリンクSRB上でユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立のための第1のPC5−Sメッセージを送信する。ステップ1415において、第1のUEは、第2のUEから第2のPC5−Sメッセージを含むサイドリンクMAC PDUを受信し、サイドリンクMAC PDUは、第2のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2のIDと第1のUEのレイヤ2のIDから導出された宛先レイヤ2のIDを用いて送信される。ステップ1420において、第1のUEは、PC5−Sメッセージの受信および/または送信のための第2のサイドリンクSRBを確立し、第2のサイドリンクSRBは、第1のUEのレイヤ2 IDと第2のUEのレイヤ2 IDの送信元レイヤ2 IDと宛先レイヤ2 IDペアに関連付けられる。
一実施形態では、第1のUEは、第2のPC5−Sメッセージが第2のUEから受信された場合、PC5−RRCメッセージ送信のための第3のサイドリンクSRBを確立することができ、第3のサイドリンクSRBは、第1のUEのレイヤ2 IDと第2のUEのレイヤ2 IDの送信元レイヤ2 IDと宛先レイヤ2 IDペアに関連付けられる。また、第1のUEは、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続の確立に成功した場合、PC5−RRCメッセージ送信のための第3のサイドリンクSRBを確立することができ、第3のサイドリンクSRBは、第1のUEのレイヤ2 IDと第2のUEのレイヤ2 IDの送信元レイヤ2 IDと宛先レイヤ2 IDペアに関連付けられる。
図3および図4に戻って参照すると、ユニキャストリンクを確立するための第1のUEの1つの例示的な実施形態である。第1のUE300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、第1のUEが、(i) ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立が開始された場合、PC5−Sメッセージ送信のための第1のサイドリンクSRBを確立することであって、第1のサイドリンクSRBは、第1のUEのレイヤ2 IDとデフォルト宛先レイヤ2 IDの送信元レイヤ2 IDと宛先レイヤ2 IDペアに関連付けられる、ことと、(ii)第1のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2のIDとデフォルト宛先レイヤ2のIDから導出された宛先レイヤ2のIDを用いて、第1のサイドリンクSRB上でユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立のための第1のPC5−Sメッセージを送信することと、(iii)第2のUEから第2のPC5−Sメッセージを含むサイドリンクMAC PDUを受信することであって、サイドリンクMAC PDUは、第2のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2のIDと第1のUEのレイヤ2のIDから導出された宛先レイヤ2のIDを用いて送信される、ことと、(iv)C5−Sメッセージの受信および/または送信のための第2のサイドリンクSRBを確立することであって、第2のサイドリンクSRBは、第1のUEのレイヤ2 IDと第2のUEのレイヤ2 IDの送信元レイヤ2 IDと宛先レイヤ2 IDペアに関連付けられる、こととを行うことを可能にすることができる。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、本明細書に記載の上述のアクションおよびステップまたは他のすべてを行うことができる。
図13〜14に示され、かつ上述した実施形態に関連して、一実施形態では、第1のUEは、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続確立が開始された場合、PC5−RRCメッセージ送信のためのいかなるサイドリンクSRBを確立しなくてもよい。さらに、第1のUEは、第2のPC5−Sメッセージを含むサイドリンクMAC PDUが第2のUEから受信された場合、第1のサイドリンクSRBを解放することができる。
一実施形態では、第1のサイドリンクSRBおよび第2のサイドリンクSRBを確立するために、RRC仕様に規定された第1のSCCH設定が使用され得る。さらに、第3のサイドリンクSRBを確立するために、RRC仕様に規定された第2のSCCH設定が使用され得る。
一実施形態では、デフォルト宛先レイヤ2 IDは、ユニキャストリンクまたはPC5−RRC接続が確立されるサイドリンクサービスに関連付けられ得る。第1のPC5−Sメッセージは直接通信要求であり得る。第2のPC5−S メッセージはセキュリティ関連のメッセージ(例えば、Direct Auth and Key Establish またはDirect Security Mode Command)であり得る。
一実施形態では、各サイドリンクSRBはSCCH(Sidelink Control Channel)に対応し得る。
以上、本開示の種々の態様を説明した。当然のことながら、本明細書の教示内容を多種多様な形態で具現化することができ、本明細書に開示したいかなる指定の構造、機能、または両者も代表的なものに過ぎない。本明細書の教示内容に基づいて、当業者には当然のことながら、本明細書に開示した態様を、他のいかなる態様からも独立に実装することができ、これら態様のうちの2つ以上を種々組み合わせることができる。例えば、本明細書に記載した態様のうちの任意の数の態様を用いて、装置を実装することができ、方法を実現することができる。追加的に、本明細書に記載した態様のうちの1つ以上の追加または代替で、他の構造、機能、または構造と機能を用いて、このような装置を実装することができ、このような方法を実現することができる。上記概念の一部の一例として、いくつかの態様においては、パルス繰り返し周波数に基づいて、同時チャネルを確立することができる。いくつかの態様においては、パルス位置またはオフセットに基づいて、同時チャネルを確立することができる。いくつかの態様においては、時間ホッピングシーケンスに基づいて、同時チャネルを確立することができる。いくつかの態様においては、パルス繰り返し周波数、パルス位置またはオフセット、および時間ホッピングシーケンスに基づいて同時チャネルを確立することができる。
当業者であれば、多様な異なるテクノロジおよび技術のいずれかを使用して、情報および信号を表わしてよいを理解するであろう。例えば、上記説明全体で言及されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場若しくは粒子、光場若しくは粒子、またはこれらの任意の組み合わせによって表わしてよい。
さらに、当業者には当然のことながら、本明細書に開示された態様に関連して説明した種々の例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップは、電子的ハードウェア(例えば、ソースコーディングまたはその他何らかの技術を用いて設計することがあるディジタル実装、アナログ実装、またはこれら2つの組み合わせ)、命令を含む種々の形態のプログラム若しくは設計コード(本明細書においては便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と称されることがある)、または両者の組み合わせとして実装されてよい。このハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に示すため、種々の例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、概略的にそれぞれの機能の側面から上述した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定用途およびシステム全体に課される設計上の制約によって決まる。当業者であれば、特定各用途に対して、説明した機能を様々なやり方で実装してもよいが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱の原因として解釈されるべきではない。
追加的に、本明細書に開示される態様に関連して説明した種々の例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(「IC」)、アクセス端末、またはアクセスポイント内で実装される、あるいはこれらによって実行されてよい。ICとしては、汎用プロセッサ、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、その他プログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート若しくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、電気部品、光学部品、機械部品、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたこれらの任意の組み合わせを含み、IC内、IC外、またはその両方に存在するコードまたは命令を実行してよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとしてよいが、代替として、プロセッサは、従来の任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械としてよい。また、プロセッサは、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協働する1つ以上のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成である、コンピュータデバイスの組み合わせとして実装されてよい。
任意の開示プロセスにおけるステップの如何なる特定の順序または階層は、実例的な手法の一例であることが了解される。設計の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層を、本開示の範囲内に留まりつつ、再構成してよいことが了解される。添付の方法の請求項は、種々のステップの要素を実例的な順序で示しており、提示の特定順序または階層に限定されることを意図していない。
本明細書に開示される態様に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップを、ハードウェアにおいて直接具現化してよく、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールにおいて具現化してよく、これら2つの組み合わせにおいて具現化してよい。(例えば、実行可能な命令および関連するデータを含む)ソフトウェアモジュールおよび他のデータは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムバーブルディスク、CD−ROM等のデータメモリ、または当技術分野において知られているその他任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体に存在してよい。実例的な記憶媒体がコンピュータ/プロセッサ(本明細書においては便宜上、「プロセッサ」と称されることがある)等の機械に結合されてよい、このようなプロセッサは、記憶媒体からの情報(例えば、コード)の読み出しおよび記憶媒体への情報の書き込みが可能である。実例的な記憶媒体は、プロセッサと一体化されてよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに存在してよい。ASICは、ユーザ機器に存在していてもよい。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ディスクリートコンポーネントとしてユーザ機器に存在してよい。さらに、いくつかの態様においては、任意の適当なコンピュータプログラム製品が、本開示の態様のうちの1つ以上に関連するコードを含むコンピュータ可読媒体を含んでもよい。いくつかの態様において、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料を含んでよい。
以上、種々の態様に関連して本発明を説明したが、本発明は、さらに改良可能であることが了解される。本願は、概して本発明の原理に従うと共に、本発明が関係する技術分野における既知で慣習的な実施となるような本開示からの逸脱を含む本発明の任意の変形、使用、または適応を網羅することを意図している。

Claims (20)

  1. 第1のUE(User Equipment)によるユニキャストリンク確立のための方法であって、
    ユニキャストリンクまたはPC5−RRC(PC5−Radio Resource Control)接続の確立が開始されたことに応答して、PC5−Sメッセージ送信のための第1のサイドリンクSRB(Signaling Radio Bearer)を確立することであって、前記第1のサイドリンクSRBは、デフォルト宛先レイヤ2 アイデンティティ(ID)に関連付けられる、確立することと、
    前記第1のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2 IDと前記デフォルト宛先レイヤ2 IDから導出された宛先レイヤ2 IDを用いて、前記第1のサイドリンクSRB上で前記ユニキャストリンクまたは前記PC5−RRC接続の確立のための第1のPC5−Sメッセージを送信することと、
    第2のUEから第2のPC5−Sメッセージを受信することであって、前記第2のPC5−Sメッセージは、前記第2のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2 IDと前記第1のUEの前記レイヤ2 IDから導出された宛先レイヤ2 IDを用いて送信される、受信することと、
    PC5−Sメッセージの受信および/または送信のための第2のサイドリンクSRBを確立することであって、前記第2のサイドリンクSRBは、前記第2のUEの前記レイヤ2 IDに関連付けられる、確立することと、
    前記ユニキャストリンクまたは前記PC5−RRC接続の確立の完了に成功したことに応答して、PC5−RRCメッセージ送信のための第3のサイドリンクSRBを確立することであって、前記第3のサイドリンクSRBは、前記第2のUEの前記レイヤ2 IDに関連付けられる、確立することと、を含む、方法。
  2. 保護されたPC5−Sメッセージ送信のための第4のサイドリンクSRBを確立することであって、前記第4のサイドリンクSRBは、前記第2のUEの前記レイヤ2 IDに関連付けられる、確立することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユニキャストリンクまたは前記PC5−RRC接続の確立が成功する前に、PC5−RRCメッセージ送信のためのいかなるサイドリンクSRBも確立しないことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のサイドリンクSRBは、前記第1のUEの物理レイヤによる前記第2のPC5−Sメッセージの受信に応答して確立される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のサイドリンクSRBおよび前記第2のサイドリンクSRBを確立するために、RRC仕様に規定された第1のSCCH(Sidelink Control Channel)設定が使用される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第3のサイドリンクSRBを確立するために、RRC仕様に規定された第2のSCCH(Sidelink Control Channel)設定が使用される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記デフォルト宛先レイヤ2 IDは、前記ユニキャストリンクまたは前記PC5−RRC接続が確立されるサイドリンクサービスに関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のPC5−Sメッセージは直接通信要求である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2のPC5−Sメッセージはセキュリティ関連メッセージである、請求項1に記載の方法。
  10. 各サイドリンクSRBはSCCH(Sidelink Control Channel)に対応する、請求項1に記載の方法。
  11. ユニキャストリンクを確立するための第1のUE(User Equipment)は、
    制御回路と、
    前記制御回路に設けられたプロセッサと、
    前記制御回路に設置され、前記プロセッサに動作可能に結合されたメモリと、を含み、
    前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを実行して、
    ユニキャストリンクまたはPC5−RRC(PC5−Radio Resource Control)接続の確立が開始されたことに応答して、PC5−Sメッセージ送信のための第1のサイドリンクSRB(Signaling Radio Bearer)を確立することであって、前記第1のサイドリンクSRBは、デフォルト宛先レイヤ2 アイデンティティ(ID)に関連付けられる、確立することと、
    前記第1のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2 IDと前記デフォルト宛先レイヤ2 IDから導出された宛先レイヤ2 IDを用いて、前記第1のサイドリンクSRB上で前記ユニキャストリンクまたは前記PC5−RRC接続の確立のための第1のPC5−Sメッセージを送信することと、
    第2のUEから第2のPC5−Sメッセージを受信することであって、前記第2のPC5−Sメッセージは、前記第2のUEのレイヤ2 IDから導出された送信元レイヤ2 IDと前記第1のUEの前記レイヤ2 IDから導出された宛先レイヤ2 IDを用いて送信される、受信することと、
    PC5−Sメッセージの受信および/または送信のための第2のサイドリンクSRBを確立することであって、前記第2のサイドリンクSRBは、前記第2のUEの前記レイヤ2 IDに関連付けられる、確立することと、
    前記ユニキャストリンクまたは前記PC5−RRC接続の確立の完了に成功したことに応答して、PC5−RRCメッセージ送信のための第3のサイドリンクSRBを確立することであって、前記第3のサイドリンクSRBは、前記第2のUEの前記レイヤ2 IDに関連付けられる、確立することと、を行うように構成されている、第1のUE。
  12. 前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを実行して、
    保護されたPC5−Sメッセージ送信のための第4のサイドリンクSRBを確立することであって、前記第4のサイドリンクSRBは、前記第2のUEの前記レイヤ2 IDに関連付けられる、確立することを行うようにさらに構成されている、請求項11に記載の第1のUE。
  13. 前記プロセッサは、前記メモリに記憶されたプログラムコードを実行して、
    前記ユニキャストリンクまたは前記PC5−RRC接続の確立が成功する前に、PC5−RRCメッセージ送信のためのいかなるサイドリンクSRBも確立しないことを行うようにさらに構成されている、請求項11に記載の第1のUE。
  14. 前記第2のサイドリンクSRBは、前記第1のUEの物理層による前記第2のPC5−Sメッセージの受信に応答して確立される、請求項11に記載の第1のUE。
  15. 前記第1のサイドリンクSRBおよび前記第2のサイドリンクSRBを確立するために、RRC仕様に規定された第1のSCCH(Sidelink Control Channel)設定が使用される、請求項11に記載の第1のUE。
  16. 前記第3のサイドリンクSRBを確立するために、RRC仕様に規定された第2のSCCH(Sidelink Control Channel)設定が使用される、請求項11に記載の第1のUE。
  17. 前記デフォルト宛先レイヤ2 IDは、前記ユニキャストリンクまたは前記PC5−RRC接続が確立されるサイドリンクサービスに関連付けられる、請求項11に記載の第1のUE。
  18. 前記第1のPC5−Sメッセージは直接通信要求である、請求項11に記載の第1のUE。
  19. 前記第2のPC5−Sメッセージはセキュリティ関連メッセージである、請求項11に記載の第1のUE。
  20. 各サイドリンクSRBはSCCH(Sidelink Control Channel)に対応する、請求項11に記載の第1のUE。
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