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JP6817053B2 - チャージポンプ回路及び昇圧回路 - Google Patents

チャージポンプ回路及び昇圧回路 Download PDF

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Description

本発明は、チャージポンプ回路及び昇圧回路に関する。
チャージポンプ回路を備えた昇圧回路に関する技術として、以下の技術が知られている。例えば、特許文献1には、チャージポンプ回路の出力電圧を、抵抗素子によって分圧する分圧回路と、分圧回路によって分圧された電圧と基準電圧とを比較して得られる誤差電圧を増幅する誤差増幅器と、誤差増幅器の出力を制御電圧としてチャージポンプ回路のスイッチング信号を出力するVCO(Voltage-controlled oscillator)とを含む昇圧回路が記載されている。
特許文献2には、第1のノードに接続される第1のトランジスタと、一端が第1のノードに接続され、第1のトランジスタの活性化時に第1のノードの電圧で充電される第1の容量素子と、第1のトランジスタの制御端子に第1の制御信号を出力する第1の制御信号生成回路を有する昇圧回路が記載されている。この昇圧回路において、第1の容量素子は、第1のトランジスタの非活性化時に、他端に印加される第1の電源電圧の1/2以下の電圧により第1のノードの電位を、第2の電圧に昇圧する。第1の制御信号生成回路は、第1のトランジスタの非活性化時の第1の制御信号の電位を、第2の電位とし、第1のトランジスタの活性化時の第1の制御信号の電位を、第2の電位との差が第1の電源電圧以内となる電位とする。
特許文献3には、入力端子と出力端子との間に直列接続された複数の電荷転送素子と、複数の電荷転送素子の接続点のそれぞれに一方の端子が接続され、他方の端子にクロック信号が印加される複数の容量素子と、クロック信号の印加が停止されたときに前記出力端子の電圧を降圧する降圧回路と、接続点と出力端子の間に接続された降圧用の整流素子とを備えたチャージポンプ回路が記載されている。
特開平4−162560号公報 特開2010−279089号公報 特開2008−113269号公報
特許文献1に記載の昇圧回路によれば、チャージポンプ回路の出力電圧を分圧する分圧回路は、直列接続された複数の抵抗素子によって構成されている。しかしながら、このような複数の抵抗素子によって構成される分圧回路によれば、消費電流が大きくなるという問題がある。
一方、昇圧回路では、昇圧回路を構成するトランジスタの耐圧を考慮する必要がある。特にゲート酸化膜の耐圧が重要であり、ゲート−ソース間及びゲート−ドレイン間の電位差が、耐圧を超えない回路構成にすることが必要である。昇圧回路では、昇圧によって生成される高電圧が印加される回路ブロックは、高耐圧トランジスタを含んで構成され、それ以外の回路ブロックは、低耐圧トランジスタによって構成されることが一般的である。しかしながら、高耐圧トランジスタは、低耐圧トランジスタとは異なる構造を有する。特に、高耐圧トランジスタは、低耐圧トランジスタよりもゲート酸化膜の膜厚が厚く、製造工程において使用するマスク数及び工程数が、低耐圧トランジスタに比べて増加する。このため、昇圧回路が高耐圧トランジスタを含む場合、製造コストが高くなる。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、高耐圧トランジスタを使用することなく構成でき、且つ低消費電力を実現することができるチャージポンプ回路及び昇圧回路を提供することを目的とする。
本発明に係るチャージポンプ回路は、パルス信号が入力される第1のキャパシタ及び第2のキャパシタと、ソース及びドレインの一方が電圧入力端子に接続され、ソース及びドレインの他方が前記第1のキャパシタに接続され、ゲートが前記第2のキャパシタに接続された第1のトランジスタと、ソース及びドレインの一方が前記電圧入力端子に接続され、ソース及びドレインの他方が前記第2のキャパシタに接続され、ゲートが前記第1のキャパシタに接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタと前記第1のキャパシタとの接続ノードである第1のノードと、前記第2のトランジスタと前記第2のキャパシタとの接続ノードである第2のノードと、の間に設けられ、前記第1のノードの電位を前記第2のノードの電位に応じた電位に固定する電位固定回路と、を含む。
本発明に係る昇圧回路は、前段のチャージポンプ回路の電圧出力端子が、次段のチャージポンプ回路の電圧入力端子に接続された複数のチャージポンプ回路を有する。前記複数のチャージポンプ回路の各々は、パルス信号が入力される第1のキャパシタ及び第2のキャパシタと、ソース及びドレインの一方が前記電圧入力端子に接続され、ソース及びドレインの他方が前記第1のキャパシタに接続され、ゲートが前記第2のキャパシタに接続された第1のトランジスタと、ソース及びドレインの一方が前記電圧入力端子に接続され、ソース及びドレインの他方が前記第2のキャパシタに接続され、ゲートが前記第1のキャパシタに接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタと前記第1のキャパシタとの接続ノードである第1のノードと、前記第2のトランジスタと前記第2のキャパシタとの接続ノードである第2のノードと、の間に設けられ、前記第1のノードの電位を前記第2のノードの電位に応じた電位に固定する電位固定回路と、を含み、前記電圧出力端子が前記第2のノードに接続されている。前記電位固定回路は、ゲートと、ドレインまたはソースとが接続された少なくとも1つのトランジスタを含む。前記電位固定回路は、各々が、ゲートと、ドレインまたはソースとが接続された、直列接続された複数のトランジスタを含んでいてもよい。本発明に係る昇圧回路は、前記複数のチャージポンプ回路のうち、最終段のチャージポンプ回路の前記電圧出力端子に接続された、直列接続された複数のキャパシタを含む分圧回路と、前記分圧回路によって分圧された電圧に基づいて、前記複数のチャージポンプ回路の各々を制御する制御回路と、前記最終段のチャージポンプ回路の前記電圧出力端子に接続され、前記分圧回路の前記複数のキャパシタに蓄積された電荷を放電する放電回路と、を含んでいてもよい。
本発明によれば、高耐圧トランジスタを使用することなく構成でき、且つ低消費電力を実現することができるチャージポンプ回路及び昇圧回路が提供される。
本発明の実施形態に係る昇圧回路の構成を示す回路ブロック図である。 本発明の実施形態に係る昇圧部の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るチャージポンプ回路の詳細な構成を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る放電回路の詳細な構成を示す回路図である。 本発明の実施形態に係るパルス信号のタイミングチャートの一例である。 本発明の実施形態に係る昇圧動作中におけるチャージポンプ回路の電圧出力端子に生じる時間推移の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る放電動作中におけるチャージポンプ回路の内部電圧の時間推移の一例を示す図である。 比較例に係るチャージポンプ回路の構成を示す回路図である。 比較例に係る各チャージポンプ回路の内部電圧の、放電動作中における時間推移を示す図である。 比較例に係る放電回路の構成を示す回路図である。 本発明の他の実施形態に係るチャージポンプ回路の構成を示す回路図である。 本発明の他の実施形態に係る放電動作中における、チャージポンプ回路の内部電圧の時間推移の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る放電回路の構成を示す回路図である。 本発明の他の実施形態に係る放電回路の構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。尚、各図面において、実質的に同一又は等価な構成要素又は部分には同一の参照符号を付している。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る昇圧回路100の構成を示す回路ブロック図である。昇圧回路100は、入力端子101に入力される電圧VCCを昇圧し、昇圧によって得られた電圧VPPを出力端子102から出力する。昇圧回路100は、昇圧部10、放電回路20、分圧回路30、コンパレータ40及び制御回路50を含んで構成されている。
昇圧部10は、後述するように、多段接続された複数のチャージポンプ回路を含んで構成され、入力端子101に入力される電圧VCCを昇圧して、電圧VCCよりもレベルの高い電圧VPPを、出力端子102に接続された出力ライン103に出力する。なお、本実施形態において、電圧VCCは、低耐圧トランジスタにおいて許容できる電圧レベルを有し、コンパレータ40及び制御回路50の電源電圧としても用いられている。
分圧回路30は、出力ライン103とグランドラインとの間に設けられた、直列接続されたキャパシタ31及び32を含んで構成されている。キャパシタ31は、一方の電極が出力ライン103に接続され、他方の電極がキャパシタ32の一方の電極に接続されている。キャパシタ32の他方の電極はグランドラインに接続されている。分圧回路30は、出力ライン103に出力される電圧VPPを分圧し、分圧によって得られた電圧VDをコンパレータ40に供給する。分圧回路30における分圧比は、キャパシタ31及び32の静電容量の比によって定まる。
コンパレータ40は、分圧回路30から出力される電圧VDと基準電圧Vrefとを比較した結果を示す信号S1を出力する。コンパレータ40は、例えば、電圧VDが基準電圧Vrefよりも大きい場合に信号S1のレベルをハイレベルとし、電圧VDが基準電圧Vrefよりも小さい場合に信号S1のレベルをローレベルとする。信号S1は、制御回路50に供給される。
制御回路50は、コンパレータ40から供給される信号S1がローレベルを呈する間、昇圧部10へのパルス信号C1A、C2A、C1B、C2Bの供給を行う。制御回路50は、コンパレータ40から供給される信号S1がハイレベルとなることにより、昇圧部10から出力される電圧VPPが所定のレベルに達したものと判定すると、昇圧部10へのパルス信号C1A、C2A、C1B、C2Bの供給を停止する。制御回路50は、外部から供給されるコマンドに基づいて昇圧部10の機能を有効とする場合、ローレベルのイネーブル信号ENBを昇圧部10及び放電回路20に供給する。昇圧部10は、ローレベルのイネーブル信号ENBが供給されている場合、パルス信号C1A、C2A、C1B、C2Bに基づいて昇圧動作を行うことが可能である。放電回路20は、ローレベルのイネーブル信号ENBが供給されている場合、放電動作を停止させる。制御回路50は、外部から供給されるコマンドに基づいて、昇圧部10の機能を無効とする場合、ハイレベルのイネーブル信号ENBを昇圧部10及び放電回路20に供給する。昇圧部10は、ハイレベルのイネーブル信号ENBが供給されている場合、昇圧動作を停止させ、放電動作を行う。
放電回路20は、制御回路50からハイレベルのイネーブル信号ENBが供給されると、分圧回路30を構成するキャパシタ31及び32に蓄積された電荷を放電させる放電動作を行う。放電回路20には、昇圧部10の内部に生じる内部電圧及び電圧VCCが、放電回路20を構成する複数のトランジスタの端子電圧を制御するための制御電圧VPIA、VPIB及びVPICとして供給される。
図2は、昇圧部10の詳細な構成を示すブロック図である。昇圧部10は、多段接続された複数のチャージポンプ回路11−1、11−2、11−3、・・・、11−nと、pチャネル型のMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)12と、を含んで構成されている。チャージポンプ回路11−1、11−2、11−3、・・・、11−nは、互いに同じ構成を有している。以下において、チャージポンプ回路11−1、11−2、11−3、・・・、11−nの各々を区別しない場合若しくはこれらを総称する場合、これらを「チャージポンプ回路11」と表記する。
チャージポンプ回路11は、信号入力端子C1、C2、電圧入力端子VIN、電圧出力端子VOUT及び内部電圧出力端子VPIを備えている。チャージポンプ回路11は、信号入力端子C1及びC2に、互いに位相の異なるパルス信号C1A及びC2Aまたは互いに位相が異なるパルス信号C1B及びC2Bが供給されると、電圧入力端子VINに入力される電圧を昇圧し、昇圧によって得られる電圧を電圧出力端子VOUTから出力する。昇圧部10において、前段のチャージポンプ回路11の電圧出力端子VOUTが、次段のチャージポンプ回路11の電圧入力端子VINに接続されている。
すなわち、初段のチャージポンプ回路11−1は、MOSFET12を介して電圧入力端子VINに入力される電圧VCCを昇圧し、昇圧によって得られる電圧VPO1(>VCC)を電圧出力端子VOUTから出力し、これを次段のチャージポンプ回路11−2に供給する。チャージポンプ回路11−2は、電圧入力端子VINに入力される電圧VPO1を昇圧し、昇圧によって得られる電圧VPO2(>VPO1)を電圧出力端子VOUTから出力し、これを次段のチャージポンプ回路11−3に供給する。チャージポンプ回路11−3は、電圧入力端子VINに入力される電圧VPO2を昇圧し、昇圧によって得られる電圧VPO3(>VPO2)を電圧出力端子VOUTから出力し、これを次段のチャージポンプ回路(図示せず)に供給する。最終段のチャージポンプ回路11−nは、電圧入力端子VINに入力される電圧を昇圧し、昇圧によって得られる電圧を、昇圧部10における最終的な出力電圧VPPとして出力ライン103に出力する。このように、昇圧部10を複数のチャージポンプ回路11による多段構成とすることで、チャージポンプ回路11単体で得られる出力電圧よりも高い電圧レベルの出力電圧を生成することができる。
本実施形態において、パルス信号C1A及びC2Aからなる信号ペアが入力されるチャージポンプ回路11と、パルス信号C1B及びC2Bからなる信号ペアが入力されるチャージポンプ回路11とが交互に配置されている。図2に示す例では、配列順序が奇数番目となるチャージポンプ回路11−1及び11−3に、パルス信号C1A及びC2Aからなる信号ペアが入力され、配列順序が偶数番目となるチャージポンプ回路11−2及び11−nに、パルス信号C1B及びC2Bからなる信号ペアが入力されている。
本実施形態では、チャージポンプ回路11−1、11−2、11−3、・・・、11−nの内部電圧出力端子VPIからそれぞれ出力される内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInのうちのいずれか3つが、制御電圧VPIA、VPIB及びVPICとして放電回路20に供給される。
pチャネル型のMOSFET12は、ソースが昇圧回路100の入力端子101に接続され、ドレインが初段のチャージポンプ回路11−1の電圧入力端子VINに接続され、ゲートが制御回路50に接続されている。MOSFET12は、制御回路50からローレベルのイネーブル信号ENBがゲートに供給されるとオン状態となる。これにより、電圧VCCが、初段のチャージポンプ回路11−1の電圧入力端子VINに供給される。
図3は、チャージポンプ回路11の詳細な構成を示す回路図である。チャージポンプ回路11は、nチャネル型のMOSFET61、62及び63と、キャパシタ71及び72とを含んで構成されている。
MOSFET61は、ドレインが電圧入力端子VINに接続され、ソースがキャパシタ71の一方の電極に接続され、ゲートがキャパシタ72の一方の電極に接続されている。MOSFET61とキャパシタ71との接続ノードをノードn1とする。
MOSFET62は、ドレインが電圧入力端子VINに接続され、ソースがキャパシタ72の一方の電極に接続され、ゲートがキャパシタ71の一方の電極(ノードn1)に接続されている。MOSFET62とキャパシタ72との接続ノードをノードn2とする。
MOSFET63は、ゲート及びドレインがノードn1に接続され、ソースがノードn2に接続されている。MOSFET63は、ノードn1の電位を、ノードn2の電位に応じた電位に固定する電位固定回路60として機能する。具体的には、電位固定回路60は、ノードn1の電位Vn1を、ノードn2の電位Vn2をMOSFET63のゲート閾値電圧VT分だけ高くした電位に固定する。すなわち、ノードn1の電位Vn1について、下記の(1)式が成立する。
Vn1=Vn2+VT ・・・(1)
キャパシタ71は、ノードn1とは反対側の電極が信号入力端子C1に接続されている。キャパシタ72は、ノードn2とは反対側の電極が信号入力端子C2に接続されている。昇圧動作中、キャパシタ71及び72には、パルス信号C1A及びC2Aまたはパルス信号C1B及びC2Bが入力される。
電圧出力端子VOUTは、ノードn2に接続されている。内部電圧出力端子VPIは、ノードn1に接続されている。すなわち、チャージポンプ回路11−1、11−2、11−3、・・・、11−nにおいて、ノードn1に生じる電圧が、それぞれ、内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInとして内部電圧出力端子VPIから出力される。
本実施形態では、チャージポンプ回路11−1、11−2、11−3、・・・、11−nのうちのいずれか3つのチャージポンプ回路の内部電圧出力端子VPIが、放電回路20に接続されており、内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInのうちのいずれか3つが、制御電圧VPIA、VPIB及びVPICとして放電回路20に供給される。
図4は、放電回路20の詳細な構成を示す回路図である。放電回路20は、昇圧回路100の出力ライン103とグランドラインとの間に設けられた、直列接続されたnチャネル型のMOSFET21、22、23、24及び25を含んで構成されている。最も高電位側に配置されるMOSFET23は、ドレインが出力ライン103に接続され、ソースがMOSFET24のドレインに接続されている。MOSFET24のソースは、MOSFET25のドレインに接続されている。MOSFET25のソースはMOSFET22のドレインに接続されている。MOSFET22のソースはMOSFET21のドレインに接続されている。MOSFET21のソースはグランドラインに接続されている。
最も低電位側に配置されたMOSFET21のゲートには制御回路50から出力されるイネーブル信号ENBが入力される。MOSFET21は、イネーブル信号ENBのレベルがハイレベルとなるとオン状態となる。MOSFET21がオン状態となることで、放電回路20において放電動作が行われる。MOSFET21は、放電回路20が放電動作を行う場合にオン状態とされる放電用トランジスタとして機能する。制御回路50は、昇圧部10の機能を無効とする場合、イネーブル信号ENBのレベルをハイレベルとして、放電回路20において放電動作を行わせる。
MOSFET22のゲートには、電圧VCCが供給される。MOSFET23、24及び25のゲートには、それぞれ、制御電圧VPIA、VPIB及びVPICが供給される。上記のように、制御電圧VPIA、VPIB及びVPICは、チャージポンプ回路11−1、11−2、11−3、・・・、11−nからそれぞれ出力される内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInのうちのいずれか3つの電圧である。制御電圧VPIA、VPIB及びVPICが下記の(2)式に示される関係を満たすように、内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInのうちから制御電圧VPIA、VPIB及びVPICとして使用するものが選択される。
VCC<VPIC<VPIB<VPIA ・・・(2)
すなわち、MOSFET23、24及び25は、高電位側に接続されたものから順に高い電圧がゲートに供給されるように、互いに異なる3つのチャージポンプ回路11の内部電圧が、制御電圧VPIA、VPIB及びVPICとしてMOSFET23、24及び25のそれぞれのゲートに供給される。なお、昇圧動作中における内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInについて、下記の(3)式によって示される関係が成立する。
VPI1<VPI2<VPI3<・・・<VPIn ・・・(3)
MOSFET22〜25は、それぞれ、上記のようにゲート電圧が供給されることにより、放電回路20を構成する各MOSFET21〜25の各端子間の電位差を緩和する電圧緩和用トランジスタとして機能する。
以下に、昇圧回路100の動作について説明する。制御回路50は、昇圧部10の機能を有効とする場合、イネーブル信号ENBのレベルをローレベルとする。これにより、昇圧部10のMOSFET12がオン状態となり、電圧VCCが初段のチャージポンプ回路11−1の電圧入力端子VINに供給される。また、イネーブル信号ENBのレベルがローレベルとなることで、放電回路20のMOSFET21がオフ状態となり、放電回路20において放電動作が停止される。
その後、制御回路50は、パルス信号C1A、C2A、C1B及びC2Bを昇圧部10に供給する。図5は、パルス信号C1A、C2A、C1B及びC2Bのタイミングチャートの一例である。パルス信号C1A、C2A、C1B及びC2Bが昇圧部10に供給されると、各チャージポンプ回路11は、電圧入力端子VINに入力された電圧を昇圧し、昇圧によって得られた電圧を電圧出力端子VOUTから出力する。
図6は、昇圧動作中におけるチャージポンプ回路11−1、11−2、11−3、・・・、11−nの電圧出力端子VOUT(ノードn2)に生じる電圧VPO1、VPO2、VPO3、・・・、VPPの時間推移の一例を示す図である。パルス信号C1A、C2A、C1B及びC2Bの供給を継続させることで、チャージポンプ回路11−1、11−2、11−3、・・・、11−nの電圧出力端子VOUT(ノードn2)に生じる電圧VPO1、VPO2、VPO3、・・・、VPPのレベルは、時間経過とともに上昇する。最終段のチャージポンプ回路11−nから出力される電圧VPPが、所定のレベルに達すると、コンパレータ40から出力される信号S1のレベルがハイレベルとなる。これにより、制御回路50は、パルス信号C1A、C2A、C1B及びC2Bの出力を停止させることにより、昇圧部10における昇圧動作を停止させる。なお、昇圧動作中において、各チャージポンプ回路11のノードn1とノードn2の電位は、略同レベルとなるので、昇圧動作中における各チャージポンプ回路11のMOSFET61、62及び63の各端子間の電位差は、低耐圧トランジスタにおいて許容できる大きさとなる。
昇圧動作中においてチャージポンプ回路11−1、11−2、11−3、・・・、11−nの内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInについて、上記の(3)式で示される関係が成立し、放電回路20に供給される制御電圧VPIA、VPIB及びVPICについて、上記の(2)式が成立する。昇圧動作中における放電回路20のMOSFET21〜25のゲート−ドレイン間電圧及びソース電圧は、下記の通りとなる。なお、MOSFET21〜25の各々のゲート閾値電圧をVTとする。
MOSFET23のゲート−ドレイン間電圧は、(VPP−VPIA)である。MOSFET23はオン状態を維持するのでMOSFET23のソース電圧は、(VPIA−VT)よりも小さくなる。
MOSFET24のドレイン電圧は、MOSFET23のソース電圧と同じレベルであり、(VPIA−VT)よりも小さい。従って、MOSFET24のゲート−ドレイン間電圧は、(VPIA−VT−VPIB)よりも小さい。MOSFET24はオン状態を維持するのでMOSFET24のソース電圧は、(VPIB−VT)よりも小さくなる。
MOSFET25のドレイン電圧は、MOSFET24のソース電圧と同じレベルであり、(VPIB−VT)よりも小さい。従って、MOSFET25のゲート−ドレイン間電圧は、(VPIB−VT−VPIC)よりも小さい。MOSFET25はオン状態を維持するのでMOSFET25のソース電圧は、(VPIC−VT)よりも小さくなる。
MOSFET22のドレイン電圧は、MOSFET25のソース電圧と同じレベルであり、(VPIC−VT)よりも小さい。従って、MOSFET22のゲート−ドレイン間電圧は、(VPIC−VT−VCC)よりも小さい。MOSFET22はオン状態を維持するのでMOSFET22のソース電圧は、(VCC−VT)よりも小さくなる。
MOSFET21のドレイン電圧は、MOSFET22のソース電圧と同じレベルであり、(VCC−VT)よりも小さい。
MOSFET23のゲート−ドレイン間電圧(VPP−VPIA)、MOSFET24のゲート−ドレイン間電圧(VPIA−VT−VPIB)、MOSFET25のゲート−ドレイン間電圧(VPIB−VT−VPIC)及びMOSFET22のゲート−ドレイン間電圧(VPIC−VT−VCC)が、それぞれ、低耐圧トランジスタにおいて許容できるレベルとなるように、制御電圧VPIA、VPIB及びVPICとして使用する電圧を、昇圧部10の内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInの中から適宜選択することで、放電回路20を構成するMOSFET21〜25の各々を低耐圧トランジスタで構成することできる。
制御回路50は、昇圧部10の機能を無効とする場合、イネーブル信号ENBのレベルをハイレベルとする。これにより、昇圧部10のMOSFET12がオフ状態となり、初段のチャージポンプ回路11−1への電圧VCCの供給が停止される。また、イネーブル信号ENBのレベルがハイレベルとなることで、放電回路20のMOSFET21がオン状態となり、放電回路20において放電動作が行われる。
図7は、放電動作中におけるチャージポンプ回路11の内部電圧の時間推移の一例を示す図である。放電動作が開始され、チャージポンプ回路11−1、11−2、11−3、・・・、11−nの電圧出力端子VOUT(ノードn2)に生じる電圧VPO1、VPO2、VPO3、・・・、VPPのレベルが低下すると、各チャージポンプ回路11の、電位固定回路60として機能するMOSFET63がオン状態となる。これにより、ノードn1の電位Vn1が、ノードn2の電位Vn2の電位をMOSFET63のゲート閾値電圧VT分だけ高くした電位(Vn2+VT)に固定される。従って、放電動作が開始されると、ノードn1に生じる電圧である内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInは、それぞれ、ノードn2に生じる電圧である電圧VPO1、VPO2、VPO3、・・・、VPPに対してVT分だけ高い状態を維持しつつ、電圧VPO1、VPO2、VPO3、・・・、VPPの低下に伴って低下する。従って、放電動作中において、チャージポンプ回路11を構成するMOSFET61、62及び63の各端子間の電位差は、VT以下となり、低耐圧トランジスタにおいて許容できる大きさとなる。
放電動作中において放電回路20を構成するMOSFET23、24及び25のゲートにそれぞれ制御電圧VPIA、VPIB及びVPICとして供給されるチャージポンプ回路11の内部電圧は、図7に示すように、放電動作に伴って徐々に低下する。しかしながら、チャージポンプ回路11のノードn1の電位は、放電動作中、VT以上の電圧を維持するので、放電回路20を構成するMOSFET23、24及び25のゲートには、放電動作中、VT以上の電圧が供給される。従って、MOSFET23、24及び25は放電動作中、オン状態を維持することができ、放電回路20において、放電動作を適切に行うことができる。また、放電動作中、放電回路20を構成するMOSFET21〜25の各端子間の電位差は、低耐圧トランジスタにおいて許容できる大きさに維持される。
以上のように、本発明の実施形態に係る昇圧回路100によれば、チャージポンプ回路11及び放電回路20を構成するトランジスタの各端子間の電位差を、低耐圧トランジスタにおいて許容できる大きさとすることが可能となる。従って、昇圧回路100を構成する全てのトランジスタを低耐圧トランジスタで構成することができ、高耐圧トランジスタを使用することを要しない。従って、昇圧回路100を構成する全てのMOSFETを、低耐圧トランジスタの製造プロセスによって形成することができ、マスク数及び工程数の増加を回避することができる。従って、高耐圧トランジスタを含む従来の昇圧回路と比較して、製造コストを削減することが可能となる。
また、本発明の実施形態に係る昇圧回路100によれば、分圧回路30がキャパシタ31及び32によって構成されているので、分圧回路30を抵抗素子で構成した場合と比較して、低消費電力を実現することができる。
図8は、比較例に係るチャージポンプ回路11Xの構成を示す回路図である。比較例に係るチャージポンプ回路11Xは、ノードn1の電位を固定する電位固定回路を有していない点において本発明の実施形態に係るチャージポンプ回路11と異なる。
比較例に係るチャージポンプ回路11Xを、本発明の実施形態に係るチャージポンプ回路11に代えて昇圧回路を構成した場合、放電動作中における各チャージポンプ回路11Xの電圧出力端子VOUTに生じる電圧VPO1、VPO2、VPO3、・・・、VPPのレベルの時間推移は、本発明の実施形態に係る昇圧回路100と同様である。すなわち、比較例に係る昇圧回路では、放電動作により各チャージポンプ回路11Xのノードn2の電位は、グランドレベルにまで低下する。
図9は、比較例に係る各チャージポンプ回路11Xのノードn1に生じる電圧である内部電圧の、放電動作中における時間推移を示す図である。比較例に係る昇圧回路においては、内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInのレベルは、放電動作中、殆ど変化しない。放電動作に伴って、チャージポンプ回路11Xのノードn2の電位はグランドレベルにまで低下するので、MOSFET61がオフ状態となり、キャパシタ71に蓄積された電荷が放電しないためである。
このように、比較例に係るチャージポンプ回路11Xにおいては、放電動作中、ノードn2の電位がグランドレベルにまで低下する一方、ノードn1の電位が殆ど低下しない。これにより、MOSFET61及び62のゲート−ソース間の電位差は、低耐圧トランジスタにおいて許容できる大きさを超えることとなる。従って、比較例に係るチャージポンプ回路11Xにおいては、MOSFET61及び62を高耐圧トランジスタで構成することが必要となる。
一方、本発明の実施形態に係るチャージポンプ回路11によれば、ノードn1とノードn2との間に設けられたMOSFET63が、電位固定回路60として機能し、ノードn1の電位Vn1が、ノードn2の電位Vn2の電位をMOSFET63のゲート閾値電圧VT分だけ高くした電位に固定される。これにより、MOSFET61〜63の各端子間の電位差を、低耐圧トランジスタにおいて許容できる大きさに抑えることができ、MOSFET61〜63を低耐圧トランジスタで構成することが可能となる。
図10は、比較例に係る放電回路20Xの構成を示す回路図である。比較例に係る放電回路20Xは、出力ライン103とグランドラインとの間に設けられた、直列接続された2つのMOSFET22及び21に構成されている。
比較例に係る放電回路20Xによれば、昇圧動作中、MOSFET22のソース電圧は、(VCC−VT)よりも小さくなるので、MOSFET21のドレイン電圧も(VCC−VT)よりも小さくなる。仮にMOSFET22がない場合には、MOSFET21のゲート−ドレイン間の電位差はVPPとなるが、ゲートに電圧VCCが供給されるMOSFET22がMOSFET21の高電位側に接続されることで、MOSFET21のゲート−ドレイン間の電位差は緩和される。しかしながら、比較例に係る放電回路20Xによれば、MOSFET22のゲート−ドレイン間の電位差が(VPP−VCC)となるので、MOSFET22は、この電位差に耐えられる高耐圧トランジスタで構成する必要がある。
一方、本発明の実施形態に係る放電回路20によれば、MOSFET22の高電位側に、直列接続されたMOSFET23、24及び25が設けられている。また、MOSFET23、24及び25は、高電位側に接続されたものから順に高い電圧がゲートに供給される。これにより、放電回路20を構成するMOSFET21〜25の各々の端子間の電位差を緩和して低耐圧トランジスタにおいて許容できる大きさに抑えることができる。従って、放電回路20を構成するMOSFET21〜25を、低耐圧トランジスタで構成することが可能となる。
また、本発明の実施形態に係る放電回路20によれば、互いに異なる3つのチャージポンプ回路11の内部電圧が、制御電圧VPIA、VPIB及びVPICとしてMOSFET23、24及び25のそれぞれのゲートに供給される。これにより、制御電圧VPIA、VPIB及びVPICを生成する回路を別途設けることを要せず、昇圧回路100の回路規模の拡大を抑制することができる。
[第2の実施形態]
図11は、本発明の第2の実施形態に係るチャージポンプ回路11Aの構成を示す回路図である。第2の実施形態に係るチャージポンプ回路11Aは、電位固定回路60が、nチャネル型のMOSFET63及び64を含んで構成されている。
MOSFET63は、ゲート及びドレインがノードn1に接続されている。MOSFET64は、ゲート及びドレインがMOSFET63のソースに接続されている。MOSFET64のソースは、ノードn2に接続されている。
図12は、チャージポンプ回路11Aを多段接続して構成される昇圧部を含む昇圧回路の、放電動作中における、各チャージポンプ回路11Aの内部電圧の時間推移の一例を示す図である。放電動作が開始され、各チャージポンプ回路11Aの電圧出力端子VOUT(ノードn2)に生じる電圧VPO1、VPO2、VPO3、・・・、VPPのレベルが低下すると、各チャージポンプ回路11AのMOSFET64及び63が順次オン状態となる。これにより、ノードn1の電位Vn1が、ノードn2の電位Vn2の電位を2VT分だけ高くした電位に固定される。従って、放電動作が開始されると、各チャージポンプ回路11Aのノードn1に生じる電圧である内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInは、それぞれ、ノードn2に生じる電圧である電圧VPO1、VPO2、VPO3、・・・、VPPに対して2VT分だけ高い状態を維持しつつ、電圧VPO1、VPO2、VPO3、・・・、VPPの低下に伴って低下する。従って、放電動作中において、チャージポンプ回路11Aを構成するMOSFET61、62、63及び64の、各端子間の電位差は2VT以下となり、低耐圧トランジスタにおいて許容できる大きさとなる。
第2の実施形態に係るチャージポンプ回路11Aによれば、放電動作中において、ノードn1の電位は2VT以上に維持される。すなわち、放電動作中に放電回路20に供給される制御電圧VPIA、VPIB及びVPICのレベルが2VT以上に維持される。これにより、放電回路20のMOSFET23〜25は、放電動作中においてオン状態を確実に維持することができ、放電回路20における放電動作を確実に行うことが可能となる。
また、第2の実施形態に係るチャージポンプ回路11Aによれば、昇圧動作中においてもノードn1の電位が2VT以上に維持されるので、第1の実施形態に係るチャージポンプ回路11と比較して、昇圧動作中におけるMOSFET62の駆動能力を高めることができ、効率の高い昇圧動作を実現することが可能となる。
なお、本実施形態では、電位固定回路60を構成するMOSFETの数を2つとしたが、それぞれゲートとドレインとを接続した3つ以上のMOSFETを直列接続して電位固定回路60を構成してもよい。
[第3の実施形態]
図13は、本発明の第3の実施形態に係る放電回路20Aの構成を示す回路図である。第3の実施形態に係る放電回路20Aは、MOSFET25とMOSFET22との間に、更に、nチャネル型のMOSFET26が設けられている点が、第1の実施形態に係る放電回路20(図4参照)と異なる。MOSFET26のゲートには、チャージポンプ回路11の内部電圧が、制御電圧VPIDとして供給される。
制御電圧VPIA、VPIB、VPIC及びVPIDが下記の(4)式に示される関係を満たすように、チャージポンプ回路11の内部電圧VPI1、VPI2、VPI3、・・・、VPInのうちから制御電圧VPIA、VPIB、VPIC及びVPIDとして使用するものが選択される。
VCC<VPID<VPIC<VPIB<VPIA ・・・(4)
すなわち、MOSFET23、24、25及び26は、高電位側に接続されたものから順に高い電圧がゲートに供給されるように、互いに異なる4つのチャージポンプ回路11の内部電圧が、制御電圧VPIA、VPIB、VPIC及びVPIDとしてMOSFET23、24、25及び26のそれぞれのゲートに供給される。
本発明の第3の実施形態に係る放電回路20Aによれば、第1の実施形態に係る放電回路20と比較して、電圧緩和用トランジスタとして機能するMOSFETの数が増加するので、電圧緩和効果を促進され、放電回路20Aを構成する各MOSFETの各端子間の電位差をより小さくすることができる。これにより、より高い電圧を出力する昇圧回路に対応することが可能となる。
なお、上記の各実施形態では、MOSFET22の高電位側に電圧緩和用トランジスタとして機能する3つまたは4つのMOSFETを設ける場合を例示したが、この態様に限定されるものではない。放電回路を構成する各MOSFETの各端子間の電位差が、低耐圧トランジスタにおいて許容できる大きさとなる限り、MOSFET22の高電位側に設けるMOSFETの数を、1つまたは2つとすることも可能であり、また、5つ以上とすることも可能である。
[第4の実施形態]
図14は、本発明の第4の実施形態に係る放電回路20Bの構成を示す回路図である。第4の実施形態に係る放電回路20Bは、保護回路80を含む点が、第3の実施形態に係る放電回路20A(図13参照)と異なる。
保護回路80は、直列接続されたnチャネル型のMOSFET27、28及び29を含んで構成されている。MOSFET27のドレイン及びゲートは、MOSFET22のドレインに接続されている。MOSFET28のドレイン及びゲートは、MOSFET27のソースに接続されている。MOSFET29のドレイン及びゲートは、MOSFET28のソースに接続されている。MOSFET29のソースは、グランドラインに接続されている。
放電回路20Bに供給される制御電圧VPIA、VPIB、VPIC及びVPIDは、昇圧部10に供給されるパルス信号C1A、C2A、C1B及びC2Bに応じて振動する。これにより、MOSFET23〜26の各端子の電圧レベルが想定よりも高くなる可能性がある。昇圧動作中においては、MOSFET21はオフ状態であるため、MOSFET26のソース電圧(MOSFET22のドレイン電圧)のレベルが想定よりも高くなると、放電動作が開始されるまでそのレベルが維持される。従って、保護回路80がない場合には、MOSFET22の端子間の電位差が、耐圧を超える大きさとなる可能性がある。
本実施形態に係る放電回路20Bによれば、MOSFET22のドレイン電圧のレベルが3VTに達すると、MOSFET27、28及び29がオン状態となる。これにより、MOSFET22のドレイン電圧のレベルが3VTを超えて高くなることを防止することでき、MOSFET22の端子間の電位差を許容範囲に抑えることが可能となる。なお、3VTは、MOSFET27、28及び29のゲート閾値電圧VTを合計した大きさに相当する。
なお、第1〜4の実施形態において、チャージポンプ回路11、11A及び放電回路20、20A、20Bを構成する各MOSFETを、nチャネル型で構成する場合を例示したが、これらのMOSFETを、pチャネル型のMOSFETで構成することも可能である。これらのMOSFETを、pチャネル型のMOSFETで構成する場合、各MOSFETのソースが高電位側に配置され、ドレインが低電位側に配置される。
10 昇圧部
11、11B チャージポンプ回路
20、20A、20B 放電回路
21、22、23、24、25、26 MOSFET
27、28、29 MOSFET
30 分圧回路
31、32 キャパシタ
40 コンパレータ
50 制御回路
60 電位固定回路
61、62、63、64 MOSFET
71、72 キャパシタ
80 保護回路
100 昇圧回路
103 出力ライン

Claims (6)

  1. 前段のチャージポンプ回路の電圧出力端子が、次段のチャージポンプ回路の電圧入力端子に接続された複数のチャージポンプ回路を有する昇圧回路であって、
    前記複数のチャージポンプ回路の各々は、
    パルス信号が入力される第1のキャパシタ及び第2のキャパシタと、
    ソース及びドレインの一方が前記電圧入力端子に接続され、ソース及びドレインの他方が前記第1のキャパシタに接続され、ゲートが前記第2のキャパシタに接続された第1のトランジスタと、
    ソース及びドレインの一方が前記電圧入力端子に接続され、ソース及びドレインの他方が前記第2のキャパシタに接続され、ゲートが前記第1のキャパシタに接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタと前記第1のキャパシタとの接続ノードである第1のノードと、前記第2のトランジスタと前記第2のキャパシタとの接続ノードである第2のノードと、の間に設けられ、前記第1のノードの電位を前記第2のノードの電位に応じた電位に固定する電位固定回路と、を含み、
    前記電圧出力端子が前記第2のノードに接続され、
    前記電位固定回路は、ゲートと、ドレインまたはソースとが接続された少なくとも1つのトランジスタを含む
    昇圧回路。
  2. 前段のチャージポンプ回路の電圧出力端子が、次段のチャージポンプ回路の電圧入力端子に接続された複数のチャージポンプ回路を有する昇圧回路であって、
    前記複数のチャージポンプ回路の各々は、
    パルス信号が入力される第1のキャパシタ及び第2のキャパシタと、
    ソース及びドレインの一方が前記電圧入力端子に接続され、ソース及びドレインの他方が前記第1のキャパシタに接続され、ゲートが前記第2のキャパシタに接続された第1のトランジスタと、
    ソース及びドレインの一方が前記電圧入力端子に接続され、ソース及びドレインの他方が前記第2のキャパシタに接続され、ゲートが前記第1のキャパシタに接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタと前記第1のキャパシタとの接続ノードである第1のノードと、前記第2のトランジスタと前記第2のキャパシタとの接続ノードである第2のノードと、の間に設けられ、前記第1のノードの電位を前記第2のノードの電位に応じた電位に固定する電位固定回路と、を含み、
    前記電圧出力端子が前記第2のノードに接続され、
    前記電位固定回路は、各々が、ゲートと、ドレインまたはソースとが接続された、直列接続された複数のトランジスタを含む
    昇圧回路。
  3. 前段のチャージポンプ回路の電圧出力端子が、次段のチャージポンプ回路の電圧入力端子に接続された複数のチャージポンプ回路を有する昇圧回路であって、
    前記複数のチャージポンプ回路の各々は、
    パルス信号が入力される第1のキャパシタ及び第2のキャパシタと、
    ソース及びドレインの一方が前記電圧入力端子に接続され、ソース及びドレインの他方が前記第1のキャパシタに接続され、ゲートが前記第2のキャパシタに接続された第1のトランジスタと、
    ソース及びドレインの一方が前記電圧入力端子に接続され、ソース及びドレインの他方が前記第2のキャパシタに接続され、ゲートが前記第1のキャパシタに接続された第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタと前記第1のキャパシタとの接続ノードである第1のノードと、前記第2のトランジスタと前記第2のキャパシタとの接続ノードである第2のノードと、の間に設けられ、前記第1のノードの電位を前記第2のノードの電位に応じた電位に固定する電位固定回路と、を含み、
    前記電圧出力端子が前記第2のノードに接続され、
    前記複数のチャージポンプ回路のうち、最終段のチャージポンプ回路の前記電圧出力端子に接続された、直列接続された複数のキャパシタを含む分圧回路と、
    前記分圧回路によって分圧された電圧に基づいて、前記複数のチャージポンプ回路の各々を制御する制御回路と、
    前記最終段のチャージポンプ回路の前記電圧出力端子に接続され、前記分圧回路の前記複数のキャパシタに蓄積された電荷を放電する放電回路と、
    を含む昇圧回路。
  4. 前記放電回路は、
    前記放電回路において放電動作が行われる場合にオン状態となる放電用トランジスタと、
    前記放電用トランジスタの高電位側に接続され、前記複数のチャージポンプ回路のうちのいずれかの前記第1のノードに生じる電圧がゲートに供給される少なくとも1つの電圧緩和用トランジスタと、
    を含む請求項に記載の昇圧回路。
  5. 前記放電回路は、前記放電用トランジスタの高電位側に直列接続された複数の電圧緩和用トランジスタを含み、
    前記複数の電圧緩和用トランジスタは、高電位側に接続されたものから順に高い電圧がゲートに供給されるように、前記複数のチャージポンプ回路のうちの互いに異なるチャージポンプ回路の前記第1のノードに生じる電圧が、前記複数の電圧緩和用トランジスタの各々のゲートに供給される
    請求項に記載の昇圧回路。
  6. 前記放電回路は、前記複数の電圧緩和用トランジスタのうち、前記放電用トランジスタに接続されたトランジスタの端子電圧のレベルが所定レベルを超えて高くなることを防止する保護回路を有する
    請求項に記載の昇圧回路。
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