JP6891787B2 - 有人運転無人運転兼用型の産業車両 - Google Patents
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また、検知センサは車体に接近する対象を検知したとき、有人運転モード表示灯が点灯される。このため、例えば、車体に接近する人は、産業車両が搭乗可能な状態か、搭乗不可能な状態か、を直感的に確認することができる。
この場合、有人運転モード表示灯は、運転席の上方のヘッドガードに設けられることから、有人運転モード表示灯の発光を車体のほぼ全周囲から確実に認識することができる。
この場合、有人運転モード表示灯が運転席の近傍に設けられるので、搭乗オペレータの搭乗・非搭乗および有人運転モード表示灯の点灯・消灯の確認がし易くなる。
この場合、運転席に搭乗オペレータの存在が搭乗オペレータ検知手段により検知されると、点灯中の有人運転モード表示灯は制御装置により消灯される。このため、有人運転モード表示灯の発光が、運転席における搭乗オペレータの運転を妨げることはない。
以下、第1の実施形態に係る有人運転無人運転兼用型の産業車両としてのフォークリフトについて図面を参照して説明する。本実施形態のフォークリフトは、有人運転モードと無人運転モードとを切り換え可能な有人運転無人運転兼用型のリーチ式フォークリフト(以下、単に「フォークリフト」と表記する)である。なお、方向を特定する「前後」、「左右」および「上下」については、フォークリフトのオペレータが立席運転席に搭乗して、フォークリフトの前進側を向いた状態を基準として示す。
(1)立席運転席25に搭乗オペレータが不在であっても有人運転モードでは、有人運転モード表示灯36が点灯され、搭乗オペレータの非搭乗の無人運転モードでは有人運転モード表示灯36は常に消灯されている。また、車体10に設けられた有人運転モード表示灯36の発光は、車体本体11の全周囲から認識可能である。このため、フォークリフトが搭乗可能な状態(有人運転モードであって搭乗オペレータが立席運転席25に不在の状態)か、搭乗不可能な状態(無人運転モードであって停車している状態)か、を車体本体11の全周囲から直感的に確認することができる。
次に、第2の実施形態に係る有人運転無人運転兼用型の産業車両としての小型牽引車について図面を参照して説明する。本実施形態の小型牽引車は、有人運転モードと無人運転モードとを切り換え可能な有人運転無人運転兼用型の小型牽引車(以下、単に「牽引車」と表記する)である。なお、方向を特定する「前後」、「左右」および「上下」については、牽引車のオペレータが立席運転席に搭乗して、牽引車の前進側を向いた状態を基準として示す。
○ 上記の実施形態では、有人運転モード表示灯として黄色発光するランプを用いたが、この限りではない。有人運転モード表示灯の発光色は特に制約はなく自由であり、また、複数色を発光することが可能なランプや複数色のランプを組み合わせて用いてもよい。例えば、黄色発光および赤色発光可能な複色ランプでは、黄色発光は有人運転モードであることを示し、赤色発光は産業車両の異常を示すようにしてもよい。有人運転モードを示す発光色については自由であり、産業車両の利用者等によって取り決めすればよい。また、有人運転モード表示灯は、連続点灯のランプの他、回転灯や点滅灯であってもよい。さらに言うと、複数の有人運転モード表示灯を設けることも妨げない。
○ 上記の実施形態では、有人運転モードを示すために有人運転モード表示灯のみを用いたが、この限りではない。例えば、有人運転モード表示灯の発光とともにブザー音や音声による報知を行ってもよい。この場合、産業車両の停止状態が、無人運転モード時の一時的な停車状態であるのか、有人運転モード時のオペレータの搭乗が可能な停止状態であるのかをより直感的に確認することができる。
○ 上記の実施形態では、搭乗オペレータの操作による有人運転モードと、路面のテープに沿って自動走行する無人運転モードの例について説明したが、無人運転モードは自動走行に限らない。無人運転モードは、自動走行のほかリモコン等によりオペレータが動作をさせる遠隔操作による無人走行を含む。この場合、フォークリフトは、自動走行および遠隔操作による無人走行が可能である。
○ 上記の実施形態では、有人運転モードでは搭乗オペレータが搭乗している場合を除き、有人運転モード表示灯が常に点灯するとしたが、この限りではない。例えば、産業車両の車体に接近する対象を検知する検知センサ(例えば、障害物センサ)が備えられる構成としてもよい。この場合、制御装置は、停車中に検知センサが車体に接近する対象(人や物)を検知したとき、有人運転モード表示灯を点灯するように構成としてもよい。この場合、有人運転モードであれば、検知センサが停車中の車体に接近する対象を検知すると、有人運転モード表示灯が点灯される。このため、例えば、停車中の産業車両に接近することにより、産業車両が搭乗可能な状態か搭乗不可能な状態かを直感的に確認することができる。有人運転モードにおいて特定の条件下においてのみ有人運転モード表示灯を点灯させることで、電力消費の低減が可能となる。なお、検知センサは数メートルの範囲を検知可能であればよい。
○ 上記の実施形態では、有人運転モードでは搭乗オペレータが搭乗しているには、有人運転モード表示灯が消灯されるとしたが、この限りではない。例えば、有人運転モードにおいて、搭乗オペレータが搭乗している場合であっても、有人運転モード表示灯を点灯させるようにしてもよい。
○ 上記の実施形態では、フロアスイッチを搭乗オペレータ検知手段としたが、この限りではない。立席運転席の産業車両では、フロアスイッチに代えてブレーキペダルやアクセルレバーを搭乗オペレータ検知手段としてもよい。また、運転シートを備える産業車両では運転シートへのオペレータの着座を検知するシートスイッチを搭乗オペレータ検知手段としてもよい。
○ 上記の実施形態では、制御装置は、有人運転モードによる運転のため制御を行う有人運転モード制御部と、無人運転モードによる運転のため制御を行う無人運転モード制御部を備えたが、この限りではない。単一の運転モード制御部を有する制御装置によって有人運転モードおよび無人運転モードによる運転のため制御を行うようにしてもよい。
○ 第1の実施形態では、ヘッドガードに有人運転モード表示灯が設けられたがこの限りではない。例えば、図6に示す別例のように、運転席近傍の車体本体11のインストルメントパネル21に有人運転モード表示灯36を設けてもよい。
11 車体本体
12 リーチレグ
14 荷役装置
18 フォーク
22 ドライブユニット
25 立席運転席
27 フロアスイッチ
35 ヘッドガード
36 有人運転モード表示灯
37 操作ユニット
38 切換スイッチ
40 前部障害物センサ
41 後部障害物センサ
43 制御装置
50 小型牽引車(産業車両としての)
51 車体
55 立席運転席
58 フロアスイッチ
59 制御装置
60 有人運転モード表示灯
61 切換スイッチ
Claims (4)
- 運転席を備えた車体と、
前記車体に設けられ、搭乗オペレータによる有人運転モードと搭乗オペレータの非搭乗の無人運転モードとを切り換え可能な運転モード切換スイッチと、
前記車体に搭載され、前記運転モード切換スイッチの切り換えにより選択された運転モードに基づいて制御する制御装置と、を備えた有人運転無人運転兼用型の産業車両において、
前記車体に設けられ、前記車体の周囲へ向けて発光可能な有人運転モード表示灯を有し、
前記車体に接近する対象を検知する検知センサを備え、
前記制御装置は、有人運転モードを検知し、かつ、停車中に前記検知センサが前記車体に接近する対象を検知したときに前記有人運転モード表示灯を点灯し、無人運転モードを検知したときに前記有人運転モード表示灯を消灯することを特徴とする有人運転無人運転兼用型の産業車両。 - 前記有人運転無人運転兼用型の産業車両はフォークリフトであり、
前記有人運転モード表示灯は、前記運転席の上方に設けたヘッドガードに設けられていることを特徴とする請求項1記載の有人運転無人運転兼用型の産業車両。 - 前記有人運転モード表示灯は、前記運転席の近傍に設けられることを特徴とする請求項1記載の有人運転無人運転兼用型の産業車両。
- 前記運転席における搭乗オペレータの有無を検知する搭乗オペレータ検知手段を備え、
前記制御装置は、前記搭乗オペレータ検知手段により搭乗オペレータの存在を検知したとき、前記有人運転モード表示灯を消灯することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の有人運転無人運転兼用型の産業車両。
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JP2017235984A JP6891787B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 有人運転無人運転兼用型の産業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017235984A JP6891787B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 有人運転無人運転兼用型の産業車両 |
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ID=66975806
Family Applications (1)
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