JP6875232B2 - 多電極ガスシールドアーク片面溶接方法 - Google Patents
多電極ガスシールドアーク片面溶接方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6875232B2 JP6875232B2 JP2017174140A JP2017174140A JP6875232B2 JP 6875232 B2 JP6875232 B2 JP 6875232B2 JP 2017174140 A JP2017174140 A JP 2017174140A JP 2017174140 A JP2017174140 A JP 2017174140A JP 6875232 B2 JP6875232 B2 JP 6875232B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- wire
- leading
- trailing
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/16—Arc welding or cutting making use of shielding gas
- B23K9/164—Arc welding or cutting making use of shielding gas making use of a moving fluid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/02—Seam welding; Backing means; Inserts
- B23K9/0216—Seam profiling, e.g. weaving, multilayer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/10—Other electric circuits therefor; Protective circuits; Remote controls
- B23K9/1006—Power supply
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/12—Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
- B23K9/124—Circuits or methods for feeding welding wire
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/16—Arc welding or cutting making use of shielding gas
- B23K9/167—Arc welding or cutting making use of shielding gas and of a non-consumable electrode
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/16—Arc welding or cutting making use of shielding gas
- B23K9/173—Arc welding or cutting making use of shielding gas and of a consumable electrode
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
- Nonmetallic Welding Materials (AREA)
Description
片面溶接は溶接電流の高電流化や開先断面積の減少(狭開先化)を行うことで、その能率を向上することができる。一方で、高電流化や狭開先化に伴い、ビードには高温割れが発生しやすくなる。そこで単一電極ではなく、第1電極と第2電極を含む多電極を用いた多電極ガスシールドアーク片面溶接が提案されている。
例えば特許文献1では、第1電極と第2電極にそれぞれ特定の電極を用い、第1電極の極性を逆極性、第2電極の極性を正極性とし、溶接速度、溶接電流、電極間距離、及び第1電極の溶融池長さの値を特定の範囲内に規定している。これにより、高温割れのない健全な初層ビードを得て、耐高温割れ性に優れた片面溶接を高い溶接能率で行うことを図っている。
そこで本発明は、裏ビードの形成状態が非常に良好であり、衝撃性能にも優れた多電極ガスシールドアーク片面溶接方法を提供することを目的とする。
ここでMgの含有量とは、金属Mgと酸化物MgをMg換算した値である。
ここでMgの含有量とは、金属Mgと酸化物MgをMg換算した値である。
本実施形態における先行極の極性は逆極性(DCEP)の消耗性電極であり、フラックス入りワイヤ又はソリッドワイヤ(以下、単に「ワイヤ」と称することがある。)を用いる。先行極は、ワイヤ突出し長さ(EL):15〜35mm、溶接電流(IL):350〜550A及びワイヤ送給量(WL):5.0〜14.0m/分を満たし、(IL×WL/EL)で表される値を130以上450以下とすることにより、裏ビードの形成状態を良好なものとすることができる。
先行極のフラックス入りワイヤとしては、例えばFeの含有量がワイヤ全体に対して80〜95質量%であるものを使用することができる。Fe以外にワイヤに含有可能な元素としては、例えば、C、Mn、Ti、P、S、Ni、Si、Cr、Cu、Mo、Mg、B、F、Na、K、Nb、V、Zr、Al等が挙げられる。これらは積極添加する場合と、不可避的不純物として含まれる場合がある。
また、ソリッドワイヤについても制限されるものではないが、一例としては、C:0.01〜0.18質量%、Si:0〜1.00質量、Mn:0.50〜2.80質量%、P:0.030質量%以下、S:0.030質量%以下、及びCu:0.50質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物である組成が挙げられる。その他、Ti、Ni、Cr、Al、Zr、Mgなどを含んでも良い。
本実施形態における後行極は、先行極に続く電極であり、極性は正極性(DCEN)の消耗性電極である。後行極に用いられるフラックス入りワイヤは、金属Alを1.5〜3.5質量%含み、Mgを0.2〜1.0質量%含み、さらには(金属Al/Mg)で表される値が2.0〜10.0である。ここでMgとは、金属Mgと酸化物MgとをMg換算した値であり、以下「Mg成分」と称することもある。
また、(金属Al/Mg)は10.0以下であることにより、脱酸元素過多となることなく、強度過多による衝撃性能の劣化を防ぐことができる。(金属Al/Mg)は9.0以下が好ましく、8.0以下がより好ましく、7.0以下が特に好ましい。
C:0.01〜0.1質量%、Zr:0.01〜0.15質量%、Mn:0.5〜2.5質量%、及びSi:0.1〜1.0質量%
Cは溶接金属の強度および靱性を向上させる効果を有し、かつ、溶接中に発生するスパッタに影響する。スパッタに関してはCの含有量が少量であっても問題ないため下限は特にないが、0.01質量%以上であることが実際的である。また、溶接金属の強度および靱性を確保する点からは、0.03質量%以上が好ましい。
一方、C量が増加すると溶滴移行が安定せず、スパッタ発生量が増加する。そのため、Cの含有量は0.1質量%以下が好ましく、0.08質量%以下がより好ましい。
Zrはアーク安定性を向上させる効果を発揮させる元素である。Zrを含有させる場合には、0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましい。
一方、Zrが多量に含まれると焼鈍工程後のスケール層が厚くなると共にスケールの密着性も増加することがある。そのため、その含有量は0.15質量%以下が好ましく、0.10質量%以下がより好ましい。
Mnは脱酸材としての効果を発揮し、溶接金属の強度や靱性を確保するために有効な元素であり、0.5質量%以上含有することが好ましく、1.0質量%以上がより好ましい。
一方、Mnが多量に含まれると溶接中にスラグが大量発生したり、強度が増加しすぎて溶接金属の靱性を著しく低下させたりすることがあることから、その含有量は2.5質量%以下が好ましく、2.0質量%以下がより好ましい。
Siは脱酸元素であり、溶接金属の強度や靱性を確保する効果があり、0.1質量%以上含有することが好ましく、0.3質量%以上がより好ましい。
一方、Siが多量に含まれると溶接中にスラグが大量発生したり、強度が増加しすぎて溶接金属の靱性が低下したりするおそれがあることから、その含有量は1.0質量%以下が好ましく、0.8質量%以下がより好ましい。
金属添加剤は、金属の単体または合金からなるものであり、具体的な元素としては、例えば、Ni、Cr、Cu、Mo、Ti、Ca、Li、Nb、Bなどが挙げられる。F化合物は溶接金属の拡散性水素量を低減する元素であり、CaF、BaF2、NaF、K2SiF6、SrF2、AlF3、MgF2、LiF等が挙げられる。アーク安定剤としては、NaやKの化合物が挙げられる。スラグ形成剤としては、Al2O3、MgO、TiO2などが挙げられる。PやSは不可避的不純物として含まれることが多いが、目的に応じて積極添加してもよい。
例えば、Fe(Fe酸化物とFeの合計):85〜95%、Ni≦2.0%、Cr≦0.2%、Mo≦0.5%、F化合物≦0.3%、(Na+K)≦0.2%、Nb≦0.1%、V≦0.1%、Al2O3≦0.5%、Ti≦0.5%、TiO2≦8.0%、MgO≦5.0%、B≦0.02%、P≦0.03%、S≦0.03%の範囲で含有することができる。
本実施形態における後行極は、先行極に続く電極であり、極性は正極性(DCEN)の非消耗性電極である。後行極では、非消耗式電極としてタングステン電極を用い、TIGアーク溶接又はプラズマアーク溶接が行われる。なおTIGアーク溶接においては、溶加棒は用いられないことが好ましい。
先行極と後行極との極間距離は20〜50mmが好ましい。極間距離を20mm以上とすることにより、先行極と後行極とそれぞれで溶接金属が生成され、溶接金属が一体となることを防ぐことができる。その結果良好な耐高温割れ性が得られることから好ましい。極間距離は25mm以上がより好ましく、30mm以上がさらに好ましい。
極間距離を50mm以下とすることで、先行極による溶融池が凝固する前に、前記溶融池を後行極で再加熱することができ、溶融池が完全な2プールとなるのを防ぐことができる。その結果良好な耐高温割れ性が得られることから好ましい。極間距離は45mm以下がより好ましく、40mm以下がさらに好ましい。
溶接速度を400mm/分以下とすることで、溶接金属の冷却速度が速くなり過ぎず、ゴーストラインが生成されるのを防ぐことができることから好ましい。溶接速度は380mm/分以下がより好ましく、350mm/分以下がさらに好ましい。
裏ビードの形成状態は全長にわたってアンダーカットやオーバーラップなどの溶接欠陥なく形成されているものが好ましく、裏ビード全長の余盛高さの標準偏差が0.5以下のものがより好ましく、0.4以下のものが更に好ましく、0.3以下のものが特に好ましい。
耐高温割れ性はJIS Z 3155:1993に規定される「C形ジグ拘束突合せ溶接割れ試験方法」に基づいて評価できる。母材としてJIS G 3106 SM490Aを用いた際の割れ率は10%以下が好ましく、8%以下がより好ましく、6%以下がさらに好ましく、4%以下がよりさらに好ましく、0%が特に好ましい。
溶接時のアーク安定性としては、アークのふらつきやアーク切れが少ないほど好ましい。
表1又は表2に記載の条件で、多電極ガスシールドアーク片面溶接を行った。表中、「DCEP」又は「DCEN」とは、電極の極性をそれぞれ逆極性又は正極性としたことを示す。先行極および後行極の溶接電圧は表1中に示す値とした。ワイヤ径は先行極が1.6mm、後行極が1.4mmとした。シールドガスは先行極による溶接には炭酸ガスを用いて流量を25L/分とし、後行極による溶接には炭酸ガスを用いて流量を25L/分とした。
なお、表1及び表2中、ELとは先行極のワイヤ突出し長さ(mm)、ILとは先行極の溶接電流(A)、WLとは先行極のワイヤ送給量(m/分)、ETとは後行極のワイヤ突出し長さ(mm)、ITとは後行極の溶接電流(A)、WTとは後行極のワイヤ送給量(m/分)をそれぞれ意味し、溶接電圧の単位はV、溶接速度の単位はmm/分、極間距離とは先行極と後行極との距離を示し、単位はmm、板厚の単位はmm、開先角度の単位は°(度)である。
表5に記載の条件で、多電極ガスシールドアーク片面溶接を行った。表中、「DCEP」又は「DCEN」とは、電極の極性をそれぞれ逆極性又は正極性としたことを示す。先行極および後行極の溶接電圧は表5中に示す値とした。先行極のワイヤ径は1.6mmであり、シールドガスは炭酸ガスを用いて流量を25L/分とした。後行極による溶接にはArガスを用い、TIGアーク溶接時は流量を15L/分とし、プラズマガスアーク溶接時は流量を10L/分とした。
先行極におけるフラックス入りワイヤは、JIS Z 3313:2009に準じたメタル系フラックス入りワイヤを用いた。先行極におけるソリッドワイヤは、例えばFe:90質量%、Mn:2.5質量%、Si:0.5質量%を含有する、JIS Z 3312:2009に準じたソリッドワイヤを用いた。後行極には、4.0mm径のタングステン電極を用いた。
被溶接材にはV形突合せを用いた。V形突合せの板厚及び開先角度は表5に記載のとおりである。
なお、表5中、ELとは先行極のワイヤ突出し長さ(mm)、ILとは先行極の溶接電流(A)、WLとは先行極のワイヤ送給量(m/分)、ITとは後行極の溶接電流(A)をそれぞれ意味し、溶接電圧の単位はV、溶接速度の単位はmm/分、極間距離とは先行極と後行極との距離を示し、単位はmm、板厚の単位はmm、開先角度の単位は°(度)である。
溶接時及び溶接後の溶接物に対し、衝撃性能、裏ビードの形成状態、耐高温割れ性、及びアーク安定性の評価を行った。各評価の詳細は以下のとおりであり、結果を表4及び表6に示す。
(衝撃性能:シャルピー衝撃試験@0℃)
溶接物に対して、JIS Z 3313:2009に準じたシャルピー衝撃試験により0℃における吸収エネルギー(J)を求めることで、衝撃性能について評価した。
0℃における各試験による吸収エネルギーは47J以上であれば良好であり、60J以上がより良好であり、80J以上がさらに良好であり、100J以上が特に良好である。
溶接物に対して、裏ビードの形成状態を目視および裏ビードの余盛高さの標準偏差により評価した。裏ビードの余盛高さの標準偏差は、レーザ変位計を用いて測定した。
表4及び表6中の「◎+」とは目視の結果アンダーカットおよびオーバーラップなどの溶接欠陥がなく、裏ビードの余盛高さの標準偏差が0.3以下であったことを意味し、「◎」とは溶接欠陥がなく、標準偏差が0.3超0.4以下であったことを意味し、「○+」とは溶接欠陥がなく、標準偏差が0.4超0.5以下であったことを意味し、「○」とは全長にわたって溶接欠陥なく形成されており、標準偏差が0.5超であったことを意味し、「×」とは裏ビードが形成されていないものであったことを意味する。
溶接金属の耐高温割れ性をJIS Z 3155:1993に規定される「C形ジグ拘束突合せ溶接割れ試験方法」に基づいて評価した。なお、使用した母材はJIS G 3106 SM490Aである。
表4及び表6中の「◎+」とは割れ率が0%であったことを意味し、「◎」とは割れ率が0%超4%以下であったことを意味し、「○+」とは割れ率が4%超8%以下であったことを意味し、「○」とは割れ率が8%超10%以下であったことを意味し、「△」とは割れ率が10%超20%以下であったことを意味する。
溶接時のアーク安定性は、溶接中のアークふらつきやアーク切れに対して、総合的に官能評価した。
表4及び表6中の「○」とはアークふらつきやアーク切れが無く、良好であったことを意味し、「×」とはアークのふらつきが大きい、又はアーク切れが見られたこと意味する。
また、先行極の極性やワイヤ突出し長さ等の条件を所定の範囲内にすることにより、裏ビードの形成状態が非常に良好になることが分かった。
上記に加え、後行極としてフラックス入りワイヤを用いる際には、ワイヤ突出し長さ等の条件を所定の範囲内にすることにより、優れた耐高温割れ性も両立可能であることが分かった。
2 裏当て材
3 ルートギャップ
10 V形開先
Claims (8)
- 溶接線方向に一列に配した複数の電極を用いた多電極ガスシールドアーク片面溶接方法であって、
前記複数の電極は、先行極と前記先行極に続く後行極とを含み、
前記先行極の極性は逆極性であり、
前記先行極ではフラックス入りワイヤ又はソリッドワイヤを用い、
前記先行極はワイヤ突出し長さ(EL):15〜35mm、溶接電流(IL):350〜550A及びワイヤ送給量(WL):5.0〜14.0m/分であり、
前記先行極の前記EL(mm)、前記IL(A)及び前記WL(m/分)が、130≦(IL×WL/EL)≦450の関係を満たし、
前記後行極の極性は正極性であり、
前記後行極ではフラックス入りワイヤを用い、かつ
前記後行極の前記フラックス入りワイヤは金属Al:1.5〜3.5質量%及びMg:0.2〜1.0質量%を含み、前記金属Alと前記Mgの含有量が、2.0質量%≦(金属Al+Mg)≦4.0質量%、及び、2.0≦(金属Al/Mg)≦10.0の関係を満たす、多電極ガスシールドアーク片面溶接方法。 - 前記後行極はワイヤ突出し長さ(ET):15〜35mm、溶接電流(IT):160〜400A及びワイヤ送給量(WT):1.0〜10.0m/分である請求項1に記載の多電極ガスシールドアーク片面溶接方法。
- 前記後行極のワイヤ突出し長さ(ET)(mm)、溶接電流(IT)(A)及びワイヤ送給量(WT)(m/分)が、5≦(IT×WT/ET)≦150の関係を満たす請求項1又は2に記載の多電極ガスシールドアーク片面溶接方法。
- 溶接速度:200〜400mm/分及び前記先行極と前記後行極の極間距離:20〜50mmである請求項1〜3のいずれか1項に記載の多電極ガスシールドアーク片面溶接方法。
- 前記先行極のウィービング幅:0〜5mm及び前記後行極のウィービング幅:0〜5mmである請求項1〜4のいずれか1項に記載の多電極ガスシールドアーク片面溶接方法。
- 溶接線方向に一列に配した複数の電極を用いた多電極ガスシールドアーク片面溶接方法であって、
前記複数の電極は、先行極と前記先行極に続く後行極とを含み、
前記先行極の極性は逆極性であり、
前記先行極ではフラックス入りワイヤ又はソリッドワイヤを用い、
前記先行極はワイヤ突出し長さ(EL):15〜35mm、溶接電流(IL):350〜550A及びワイヤ送給量(WL):5.0〜14.0m/分であり、
前記先行極の前記EL(mm)、前記IL(A)及び前記WL(m/分)が、130≦(IL×WL/EL)≦450の関係を満たし、
前記後行極の極性は正極性であり、かつ
前記後行極では非消耗式電極を用いる、多電極ガスシールドアーク片面溶接方法。 - 溶接速度:200〜400mm/分、前記先行極と前記後行極の極間距離:20〜50mm及び前記後行極の溶接電流(IT):160〜300Aである請求項6に記載の多電極ガスシールドアーク片面溶接方法。
- 被溶接材が板厚:12〜50mm及び開先角度:30〜60°のV形突合せである請求項1〜7のいずれか1項に記載の多電極ガスシールドアーク片面溶接方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201810738603.XA CN109226938B (zh) | 2017-07-10 | 2018-07-06 | 多电极气体保护电弧单面焊方法 |
PH12018000192A PH12018000192B1 (en) | 2017-07-10 | 2018-07-06 | Multi-electrode gas-shielded arc one-side welding method |
KR1020180078829A KR102117815B1 (ko) | 2017-07-10 | 2018-07-06 | 다전극 가스 실드 아크 편면 용접 방법 |
KR1020190161921A KR102115725B1 (ko) | 2017-07-10 | 2019-12-06 | 다전극 가스 실드 아크 편면 용접 방법 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017134858 | 2017-07-10 | ||
JP2017134858 | 2017-07-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019013980A JP2019013980A (ja) | 2019-01-31 |
JP6875232B2 true JP6875232B2 (ja) | 2021-05-19 |
Family
ID=65358259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017174140A Active JP6875232B2 (ja) | 2017-07-10 | 2017-09-11 | 多電極ガスシールドアーク片面溶接方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6875232B2 (ja) |
KR (1) | KR102115725B1 (ja) |
PH (1) | PH12018000192B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102150974B1 (ko) * | 2019-05-09 | 2020-09-02 | 현대종합금속 주식회사 | 저온 충격인성이 우수한 탄뎀 가스 실드 아크 용접 와이어 |
JP7307025B2 (ja) | 2020-03-31 | 2023-07-11 | 株式会社神戸製鋼所 | 多電極ガスシールドアーク片面溶接方法及び多電極ガスシールドアーク片面溶接装置 |
CN116944640B (zh) * | 2023-09-20 | 2023-12-12 | 惠生(南通)重工有限公司 | 一种多电极熔化极气保护焊接拼接的方法和装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09206945A (ja) * | 1996-02-05 | 1997-08-12 | Kobe Steel Ltd | 多電極ガスシールド片面溶接方法 |
JP3579578B2 (ja) * | 1997-12-03 | 2004-10-20 | 株式会社神戸製鋼所 | 多電極ガスシールドアーク片面溶接方法 |
JP3513382B2 (ja) * | 1998-02-23 | 2004-03-31 | 株式会社神戸製鋼所 | 亜鉛めっき鋼板のアーク溶接方法 |
JP4319713B2 (ja) * | 1998-09-28 | 2009-08-26 | 株式会社神戸製鋼所 | 多電極ガスシールドアーク片面溶接方法 |
US20080093351A1 (en) * | 2006-10-19 | 2008-04-24 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | Flux-cored wire for gas shielded arc welding for creep-resisting steels |
KR20110046318A (ko) * | 2009-10-26 | 2011-05-04 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 가스 실드 아크 용접 방법 |
JP5977965B2 (ja) * | 2012-03-09 | 2016-08-24 | 株式会社神戸製鋼所 | タンデムガスシールドアーク溶接方法 |
CN105189011B (zh) * | 2013-02-06 | 2018-03-27 | 新日铁住金株式会社 | 厚钢板的多电极气电焊方法和钢管的多电极气电环缝焊方法 |
JP6025627B2 (ja) * | 2013-03-19 | 2016-11-16 | 株式会社神戸製鋼所 | タンデムガスシールドアーク溶接方法 |
CN103264212B (zh) * | 2013-05-08 | 2015-04-08 | 江苏科技大学 | 用于旋转电弧焊接的可调配焊炬及其调配方法 |
-
2017
- 2017-09-11 JP JP2017174140A patent/JP6875232B2/ja active Active
-
2018
- 2018-07-06 PH PH12018000192A patent/PH12018000192B1/en unknown
-
2019
- 2019-12-06 KR KR1020190161921A patent/KR102115725B1/ko active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR102115725B1 (ko) | 2020-05-27 |
KR20190140427A (ko) | 2019-12-19 |
PH12018000192A1 (en) | 2019-03-11 |
PH12018000192B1 (en) | 2019-03-11 |
JP2019013980A (ja) | 2019-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4986562B2 (ja) | チタニヤ系ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
KR101193273B1 (ko) | 모든 자세 용접이 가능한 가스 실드 아크 용접용 플럭스 내장 와이어 | |
JP6810019B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接ワイヤ及びガスシールドアーク溶接方法 | |
JP6901868B2 (ja) | エレクトロスラグ溶接用ワイヤ、エレクトロスラグ溶接用フラックス及び溶接継手 | |
JP5283993B2 (ja) | チタニヤ系ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JPWO2018087812A1 (ja) | フラックス入りワイヤ、溶接継手の製造方法、及び溶接継手 | |
JP2019025524A (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ、及び溶接継手の製造方法 | |
KR102115725B1 (ko) | 다전극 가스 실드 아크 편면 용접 방법 | |
KR102675635B1 (ko) | 플럭스 코어드 와이어 및 용접 방법 | |
JP6453178B2 (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
CN109396688A (zh) | 用于形成奥氏体钢和双相钢焊接金属的电极 | |
WO2017057194A1 (ja) | 高電流パルスアーク溶接方法及びフラックス入り溶接ワイヤ | |
KR102117815B1 (ko) | 다전극 가스 실드 아크 편면 용접 방법 | |
JP6188626B2 (ja) | 2電極水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法 | |
JP6969705B1 (ja) | ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤ、ガスシールドアーク溶接方法、およびガスシールドアーク溶接継手の製造方法 | |
WO2020012925A1 (ja) | 2相ステンレス鋼溶接用フラックス入りワイヤ、溶接方法および溶接金属 | |
JP6777609B2 (ja) | 多電極ガスシールドアーク溶接方法 | |
WO2020217963A1 (ja) | Ni基合金フラックス入りワイヤ | |
JP2020015092A (ja) | 2相ステンレス鋼溶接用フラックス入りワイヤ、溶接方法および溶接金属 | |
JP2019025525A (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ、及び溶接継手の製造方法 | |
WO2021199815A1 (ja) | 多電極ガスシールドアーク片面溶接方法及び多電極ガスシールドアーク片面溶接装置 | |
JP2019171473A (ja) | フラックス入りワイヤ | |
JP2009018337A (ja) | ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JP2014065066A (ja) | 横向ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ | |
JP2022135634A (ja) | 片面溶接の溶接方法及びフラックスコアードワイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190930 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200923 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210413 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210422 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6875232 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |