[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6873779B2 - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6873779B2
JP6873779B2 JP2017062925A JP2017062925A JP6873779B2 JP 6873779 B2 JP6873779 B2 JP 6873779B2 JP 2017062925 A JP2017062925 A JP 2017062925A JP 2017062925 A JP2017062925 A JP 2017062925A JP 6873779 B2 JP6873779 B2 JP 6873779B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
subject
control unit
image pickup
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017062925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018165769A (ja
Inventor
拓良 森田
拓良 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2017062925A priority Critical patent/JP6873779B2/ja
Publication of JP2018165769A publication Critical patent/JP2018165769A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6873779B2 publication Critical patent/JP6873779B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、光を被写体に照射して撮像を行う際の光の照射方向の制御に関する。
一般に、照明装置から光を天井などの反射体に向けて照射し、反射体からの拡散反射光を被写体に照射して撮影を行う所謂バウンス発光撮影が知られている。当該バウンス発光撮影では、照明装置からの光を間接的に被写体に照射することができるので、柔らかい光で描写を行うことができる。
このようなバウンス発光撮影において、撮像装置から被写体までの距離と反射体までの距離とに基づいて照明装置の照射角度(以下バウンス角と呼ぶ)を求めるようにしたものがある(特許文献1参照)。
さらに、自然光における輝度値と照明装置をプリ発光させた際の輝度値との差分輝度値とに基づいて被写体までの距離を求めるようにした撮像装置がある(特許文献2参照)。
特開平4−340527号公報 特開平8−262528号公報
ところが、特許文献1に記載の撮像装置においては、LEDによってスポット光を投光してその反射光をポジションセンサデバイス(PSD)で受光することによって被写体までの距離を得ている。このため、次のような問題点がある。
図9は、従来の撮像装置における被写体距離の算出を説明するための図である。そして、図9(a)は被写体が撮影画面の中央に位置する状態を示す図であり、図9(b)は被写体が撮影画面の中央から外れて位置する状態を示す図である。
図9(a)に示すように、撮影画面には複数の測距点1〜3が設定され、ここでは、PSDにおける受光範囲(つまり、測距可能範囲)が撮影画面の中央付近のみである。つまり、PSDの受光範囲は測距点2を含む中央領域にある。この場合に、被写体が撮影画面の中央に存在すれば被写体は受光範囲に位置し、被写体までの距離を求めることができる。
一方、図9(b)に示すように、被写体が撮影画面の中央から外れて存在する場合には、被写体は受光範囲から外れてしまう。この結果、被写体が撮影画面の中央から外れて存在すると、その距離を得たい被写体とは異なる対象(例えば、被写体の背後にある壁)との距離を求めることになってしまう。よって、バウンス撮影の際の最適バウンス角(光照射角度又は光照射方向)を求めることができない。
そこで、本発明は、被写体の位置に拘わらず、バウンス撮影の際の光照射方向(バウンス角度)を精度よく求めることができる撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、被写体を照明する際の光の照射角度が可変な照明装置と、前記被写体を撮像して画像を得る撮像装置本体とを有する撮像装置であって、前記照明装置には、前記撮像装置から測距対象までの距離を測距する第1の測距手段が備えられ、前記撮像装置本体には、前記撮像装置から前記測距対象までの距離を測距する第2の測距手段と、前記測距対象を光の反射物として当該反射物および前記撮像装置の距離である第1の距離と、前記測距対象を前記被写体として該被写体および前記撮像装置の距離である第2の距離とに基づいて前記照明装置における光の照射角度を決定して撮像を行う際、撮影画面における前記被写体の位置と前記撮影画面の中央部とに応じて前記第1の測距手段および前記第2の測距手段のいずれを用いて前記第2の距離の測距を行うかを判定する判定手段と、が備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、撮影画面における被写体の位置に拘わらず、バウンス撮影の際の光照射角度を精度よく求めることができる。
本発明の実施の形態による撮像装置の一例を照明装置とともに示すブロック図である。 図1に示すカメラ本体とストロボとを接続した際の接点の一例を示す図である。 図2に示すストロボ接続部の接点における信号波形の一例を示す図である。 図1に示すカメラ本体からストロボに送信される通信コマンドの一例を示す図である。 図1に示すカメラ本体の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すストロボの動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すストロボにおいて正面駆動命令を受けた際の測距を詳細に説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるカメラにおいてカメラ本体の動作についてその一例を説明するためのフローチャートである。 従来の撮像装置における被写体距離の算出を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施の形態による撮像装置の一例を照明装置とともに示すブロック図である。
図示の撮像装置は、所謂一眼レフデジタルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)であり、カメラ本体100にはレンズユニット200が着脱可能に取り付けられている。さらに、カメラ本体100には、光の照射角度が可変な照明装置(以下ストロボと呼ぶ)300が着脱可能に取り付けられている。
カメラ本体100には、主ミラー101が備えられており、主ミラー101はカメラの動作状態に応じて回動制御される。例えば、被写体をファインダで観測する際には、主ミラー101は撮影光路(一点鎖線で示す)に斜めに挿入され、レンズユニット200を通過した光学像をファインダ光学系に導く。
一方、撮影の際には、主ミラー101は撮影光路から退避し、これによって、レンズユニット200を通過した光学像は撮像素子103に結像する。図示の例では、主ミラー101を撮影光路上に配置した際の位置101を実線で示し、主ミラー101を撮影光路から退避した際の位置101’を点線で示す。
シャッタ102は、主ミラー101の後段に位置し、レンズユニット200を通過した光学像を撮像素子103に入射する際の制御に用いられる。通常、シャッタ102は閉じた状態であり、撮影の際に開いた状態に制御される。
なお、シャッタ102は、カメラ制御部105によってシャッタ制御部115を介して制御される。
撮像素子103は、光学像に応じた画像信号を出力する。撮像素子103として、例えば、CMOSセンサ又はCCDセンサが用いられる。カメラ制御部105はタイミングジェネレータ(TG)116を駆動制御して、TG116の出力であるタイミング信号に基づいて撮像素子103を駆動して光学像を光電変換によってアナログ信号(画像信号)に変換する。
アナログ信号処理部104は、撮像素子103の出力であるアナログ信号をサンプルホールドした後、アナログゲインを付加してA/D変換によってデジタル信号に変換する。カメラ制御部105は、アナログ信号処理部104の出力であるデジタル信号について所定のデジタル信号処理を施してメモリ制御部120によって画像データとしてメモリ121に保存する。
具体的には、カメラ制御部105では、デジタルゲイン部106によってデジタル信号にデジタルゲインを付加する。画像処理部107は、デジタルゲイン部106の出力に対して所定のデジタル信号処理、例えば、画素補間処理および色変換処理を施して画像データを生成する。
画像表示部119は、例えば、カメラ本体100の背面に配置されたLCDなどのモニタであり、画像表示部119には画像および撮影情報が表示される。
操作部122は、撮影者の指示を受け付けるための入力部である。操作部122には、例えば、AF(オートフォーカス)指示ボタン、撮影指示ボタン、オートバウンス指示ボタン、およびAE(自動露出)指示ボタンなどの各種操作ボタンが備えられている。そして、操作部122は撮影者による入力操作をカメラ制御部105に送る。
ピント板109は、レンズユニット200の一次結像面に配置されており、入射面にはフレネルレンズ(集光レンズ)が備えられている。そして、ピント板109は、射出面に光学像(ファインダ像)を結像する。ペンタプリズム110はファインダ光路を変更するものであり、ピント板109の射出面に結像した光学像を正立正像に補正する。
撮影者はファインダを覗く際、接眼レンズ111によって撮影者の目に合わせて視度を調節することができる。測光センサ112は、撮像領域を分割した各領域に対応するフォトダイオード(PD)を備えており、ピント板109の射出面に結像した光学像における領域毎の輝度を測光処理部113に出力する。
AFセンサ117は、例えば、像面位相差方式によって得られたデフォーカス量をカメラ制御部105に出力する。カメラ制御部105は当該デフォーカス量に基づいてレンズ駆動量を決定する。そして、カメラ制御部105は通信端子118を介してレンズ駆動量に応じてレンズユニット200を駆動制御する。
なお、カメラ制御部105は、CPU、ROM、およびRAMなどを備えるマイクロコンピュータである。CPUはROMに保存されたプログラムを実行してカメラ全体の制御を行う。
レンズユニット200は、撮影レンズ201を有しており、撮影レンズ201は、例えば、合焦用レンズおよびズームレンズを備えるレンズ群である。そして、撮影レンズ201は光学像(被写体像)をカメラ本体100に入射する。レンズユニット200は絞り202を有しており、絞り202の開口径を調節することによって撮影の際の光量調節を行う。
レンズ制御部205は絞り駆動部204を制御して絞り202の開口径を制御する。フォーカス駆動部203は、レンズ制御部205の制御下で、撮影レンズ201の位置を光軸に沿って変位させて焦点を合わせる。
レンズ制御部205は、レンズユニット200全体の制御を司る。さらに、レンズ制御部205は、レンズ位置取得部207で得られた撮影レンズ201の位置に基づいて、撮影レンズ201のズーム位置(焦点距離情報)および合焦位置までの距離情報を得る。
通信端子206はレンズユニット200がカメラ本体100と通信を行うための端子である。また、通信端子118はカメラ本体100がレンズユニット200と通信を行うための端子である。そして、レンズユニット200がカメラ本体100に装着されると、通信端子118および206が接続される。つまり、レンズユニット200は、通信端子206および118を介してカメラ制御部105と通信を行う。
前述のように、ストロボ300はカメラ本体100に着脱可能であり、本体部およびヘッド部を備えている。本体部にはフラッシュ制御部301が備えられており、フラッシュ制御部301は、例えば、発光制御およびヘッド部の角度制御を行う。
ヘッド部には発光部302が備えられており、発光部302は、フラッシュ制御部301の発光指示に従って発光する。測距用測光部303は発光部302の発光によって測距対象(被写体)から反射した光を受光してその受光量を計測する。そして、測距用測光部303は当該受光量をフラッシュ制御部301に出力する。そして、フラッシュ制御部301は受光量に基づいてカメラから測距対象までの距離を測距距離として求める。
ヘッド駆動制御部304は、フラッシュ制御部301の制御下でヘッド部を本体部に対して水平および垂直方向に駆動して光の照射角度を制御する。さらに、ヘッド駆動制御部304はヘッド部の駆動量を得て、当該駆動量に応じてヘッド部の本体部に対する相対位置をフラッシュ制御部301に出力する。
なお、ヘッド部を駆動することによって、発光部302および測距用測光部303を測距対象の方向に正対させる。
姿勢検出部305は重力方向を基準としてレンズユニット200の光軸を中心とする回転方向に対する本体部の傾きを検出する。バウンス角度演算部306は、フラッシュ制御部301の制御下で、姿勢検出部305で検出された傾きを参照し、測距用測光部303において得られた受光量および測距距離に基づいて最適なバウンス角度を求める。
操作部307は、殺意者の操作を受け付ける入力部である。操作部307には、例えば、発光モード設定ボタン、オートバウンス指示ボタン、および各種操作ボタンが備えられている。操作部307は撮影者による入力操作をフラッシュ制御部301に出力する。
カメラ接続部308は、ストロボ300とカメラ本体100との接続部である。フラッシュ制御部301はカメラ接続部207およびストロボ接続部114を介してカメラ制御部105と通信する。
ここで、測光センサ112を用いた顔検出動作について説明する。なお、ここでは、測光センサ112では、例えば、縦640画素×横480画素(約30万画素)のデジタル信号が読み出されるものとする。
測光処理部113は測光センサ112の出力であるデジタル信号に対してガンマ変換および色変換処理などを行って、輝度信号および色信号を得る。測光処理部113は輝度信号に基づいて、目、鼻、および口のパターンに基づいて被写界に人物が含まれているか否かを判定する。さらに、測光処理部113は、被写体が人物である場合にはその顔領域に係る座標情報を求める顔検出を行う。
図2は、図1に示すカメラ本体100とストロボ300とを接続した際の接点の一例を示す図である。つまり、図2には、カメラ接続部307およびストロボ接続部114を接続する際の接点が示されている。
カメラ接続部307には、接点Sout、Sin、およびSclkが備えられている。接点Soutはクロック同期通信によるストロボ300のデータ出力端子であり、接点Sinはクロック同期通信によるデータ入力端子である。また、接点Sclkはクロック同期信号の出力端子である。
ストロボ接続部114には、接点Cout、Cin、およびCclkが備えられている。接点Coutはクロック同期通信によるカメラ本体100のデータ出力端子であり、接点Cinがクロック同期通信によるデータ入力端子である。また、接点Cclkはクロック同期信号の出力端子である。
図3は、図2に示すストロボ接続部の接点における信号波形の一例を示す図である。
接点Cclkの出力であるクロック同期信号の立ち上がりに同期して、カメラ本体100は接点Cinから入力されるデータを受信する。また、接点Cclkの出力であるクロック同期信号の立ち上がりに同期して、カメラ本体100は接点Coutからストロボ300にデータを送信する。
Cclk端子の出力であるクロック同期信号が所定の期間Loレベルとなる区間は、カメラ本体100が接点CclkのレベルLoレベルとして、カメラ本体100の処理を待つ(Busy)状態を示す。カメラ本体100は通信処理が終了すると、端子CclkのレベルをHiレベルとする。
なお、図3においては、カメラ本体100はストロボ300から32HEXで示すデータを受信する状態が示されている。
図4は、図1に示すカメラ本体100からストロボ300に送信される通信コマンドの一例を示す図である。
図示の例では、カメラ本体100から出力されるデータ量はコマンドに応じて予め設定されている。ここでは、カメラ本体100からコマンド10Hがストロボ300に送信されると、ストロボ300は「発光モード情報要求」と認識する。そして、ストロボ300はカメラ本体100に送る2バイト目の送信データにおいてストロボ300が発光可能なモードを送信する。
カメラ本体100からコマンド22Hがストロボ300に送信されると、ストロボ300は「正面駆動命令」と認識する。そして、ストロボ300ではヘッド部を正面(被写体)方向に向ける制御が行われる。さらに、カメラ本体100から続いて送られる2バイト目の情報(“1”の場合は「測距動作する」、“0”の場合は「測距動作しない」)に応じて、ストロボ300では正面(被写体)測距動作を行う。
なお、正面(被写体)測距においては、正面(被写体)の自然光における輝度値とストロボ300をプリ発光させた際の輝度値とを得る。そして、その差分輝度値を測距用測光部303によって求めて差分輝度値に基づいて正面測距が行われる。当該正面測距については特許文献2に記載されているので、ここでは説明を省略する。
カメラ本体100からコマンド24Hがストロボ300に送信されると、ストロボ300は「天井駆動命令」と認識する。そして、ストロボ300ではヘッド部を建物の天井方向に向ける制御が行われる。さらに、カメラ本体100から続いて送られる2バイト目の情報(“1”の場合は「測距動作する」、“0”の場合は「測距動作しない」)に応じて、ストロボ300では天井測距動作を行う。
なお、天井測距動作においても、天井の自然光における輝度値とストロボ300をプリ発光させた際の輝度値とを得る。そして、その差分輝度値を測距用測光部303によって求めて差分輝度値に基づいて天井測距が行われる。当該天井測距についても特許文献2に記載されているので、ここでは説明を省略する。
カメラ本体100からコマンド26Hがストロボ300に送信されると、ストロボ300は「一括駆動命令」と認識する。一括駆動命令を受けると、ストロボ300ではヘッド部を被写体方向に向ける駆動および被写体測距を行う。続いて、ストロボ300ではヘッド部を天井方向に向ける駆動および天井測距を行う。そして、これら測距結果に基づいて、ストロボ300では最適バウンス角度を求めて当該バウンス角度にヘッド部を駆動する。
コマンド12Hはストロボ300の発光モードを変更するための発光モード設定であり、このコマンドの2バイト目において、カメラ本体100では設定したい発光モードを設定してストロボ300に送信する。これによって、ストロボ300の発光モードが変更される。
なお、図4に示す通信コマンドには、その他のコマンドがあるが、ここでは説明を省略する。
図5は、図1に示すカメラ本体の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、カメラ制御部105の制御下で行われる。
カメラ本体100の動作が開始すると、カメラ制御部105は、測光センサ112による定常測光を終了する(ステップS105)。
なお、定常測光とは測光センサ112による測光によって自然光による輝度値(定常輝度値)を得るための測光である。そして、カメラ制御部105は、当該定常輝度値に基づいて撮影の際のシャッタ速度および絞り値を更新する。
続いて、カメラ制御部105は被写体が撮影画面の中央部に存在するか否かを判定する(ステップS101)。なお、前述のように、被写体の位置は顔検知によって得られた顔位置に応じて決定される。また、顔検知情報は測光センサ112の出力に基づいて求められる。
被写体が中央部に存在しないと(ステップS101において、NO)、カメラ制御部105はストロボ300に正面駆動命令(測距動作なし)のコマンドを送信する(ステップS102)。これによって、フラッシュ制御部301はヘッド部を駆動制御してヘッド部を正面(被写体)方向に向ける。
カメラ制御部105はストロボ300に駆動状態取得要求のコマンドを送信して、ストロボ正面駆動終了待ちとなる(ステップS103)。駆動状態取得要求を受けると、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105にヘッド部を駆動中であるかなどを示す駆動状態情報を送信する。カメラ制御部105は駆動状態取得要求を定期的にフラッシュ制御部301に送って、ヘッド部の駆動が完了したか否かを監視する。
正面駆動が完了した旨の駆動状態情報を受けると、カメラ制御部105はフラッシュ制御部301にプリ発光量設定のコマンドを送信する(ステップS104)。さらに、カメラ制御部105は当該コマンドに続いて実際に発光させる発光量を送る。
続いて、カメラ制御部105はフラッシュ制御部301に発光許可命令のコマンドを送信する(ステップS105)。そして、カメラ制御部105は当該コマンドに続いて発光許可情報(“0”なら発光不許可、“1”なら発光許可)を“発光許可”として送信する。これによって、カメラ制御部105はストロボ300に発光許可を通知する。
次に、カメラ制御部105はフラッシュ制御部301に発光指示を行う(ステップS106)。ここでは、カメラ制御部105は、図2に示すCclk端子をLowレベルとしてフラッシュ制御部301に発光指示を行う。当該発光指示に同期して、カメラ制御部105は測光センサ112による測光を行って、ストロボ300をプリ発光させた際の輝度値(正面プリ発光輝度値)を得る。
続いて、カメラ制御部105は、当該正面プリ発光輝度値と前述の定常輝度値とに基づいてカメラから被写体までの距離である被写体距離を求める(ステップS107)。そして、カメラ制御部105はフラッシュ制御部301に天井駆動命令のコマンドを送信する(ステップS108)。これによって、フラッシュ制御部301はヘッド部を駆動制御してヘッド部を天井方向に向ける。さらに、カメラ制御部105は当該コマンドに続いて“測距命令する”情報を設定して送信する(ステップS109)。
これによって、フラッシュ制御部301は天井駆動が完了するとプリ発光を行って、測距用測光部303によって当該プリ発光による輝度値を天井プリ発光輝度値として得る。フラッシュ制御部301は天井プリ発光輝度値と予め取得した定常輝度値とに基づいてカメラから天井(反射物)までの距離である天井距離を求める。
カメラ制御部105はフラッシュ制御部301に駆動状態取得要求のコマンドを送信して、天井駆動終了待ちとなる(ステップS109)。駆動状態取得要求を受けると、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105にヘッド部を駆動中であるかなどを示す駆動状態情報を送信する。カメラ制御部105は駆動状態取得要求を定期的にフラッシュ制御部301に送って、ヘッド部の駆動が完了したか否かを監視する。
ヘッド部の駆動が完了すると、カメラ制御部103は前述の被写体距離をフラッシュ制御部301に送信する(ステップS110)。そして、カメラ制御部105はフラッシュ制御部301にバウンス角駆動命令のコマンドを送信する(ステップS111)。これによって、フラッシュ制御部301は、バウンス角度演算部306を用いて被写体距離および天井距離に基づいて最適バウンス角を求め、当該バウンス角にヘッド部を駆動する。
なお、最適バウンス角を求める際の手法については、前述の特許文献1に記載されているので、ここでは説明を省略する。
カメラ制御部105はフラッシュ制御部301に駆動状態取得要求のコマンドを送信して、バウンス角駆動完了待ちとなる(ステップS112)。駆動状態取得要求を受けると、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105にヘッド部を駆動中であるかなどを示す駆動状態情報を送信する。カメラ制御部105は駆動状態取得要求を定期的にフラッシュ制御部301に送って、ヘッド部の駆動が完了したか否かを監視する。
ヘッド部の駆動が完了した後、カメラ制御部105は測光センサ122による定常測光を開始する(ステップS113)。これによって、カメラ制御部105は、得られた定常輝度値に基づいて撮影の際のシャッタ速度および絞り値を更新する。そして、カメラ制御部105はカメラ本体の動作を終了する。
被写体が中央部に存在すると(ステップS101において、YES)、カメラ制御部105はフラッシュ制御部301に一括駆動命令のコマンドを送信する。これによって、フラッシュ制御部301は測距用測光部303によって正面(被写体)測距および天井測距を行う。
さらに、フラッシュ制御部301は正面(被写体)測距および天井測距で得た測距結果に基づいて最適バウンス角を求めて当該最適バウンス角にヘッド部を駆動する。なお、一括駆動命令による動作については後述する。
一括駆動が完了すると、つまり、フラッシュ制御部301から一括駆動完了の旨を受けると、カメラ制御部105はステップS113の処理に進む。
図6は、図1に示すストロボの動作を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、フラッシュ制御部301の制御下で行われる。
ストロボ300の動作を開始すると、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105からコマンドを受信したか否かを判定する(ステップS201)。カメラ制御部105からコマンドを受信しないと(ステップS201において、NO)、フラッシュ制御部301は待機する。
カメラ制御部105からコマンドを受信すると(ステップS201において、YES)、フラッシュ制御部301は当該コマンドが正面駆動命令であるか否かを判定する(ステップS202)。コマンドが正面駆動命令であると(ステップS202において、YES)、フラッシュ制御部301はベッド部を正面駆動する(ステップS203)。つまり、フラッシュ制御部301はヘッド部を駆動制御してヘッド部を正面(被写体)に向ける。
続いて、フラッシュ制御部301は正面駆動命令に続いて測距駆動命令を受信したか否かを判定する(ステップS204)。測距命令を受信しないと(ステップS204において、NO)、フラッシュ制御部301はストロボ動作を終了する。
一方、測距命令を受信すると(ステップS204において、YES)、フラッシュ制御部301は測距を行う(ステップS205)。なお、前述のように、正面駆動の際には、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105からプリ発光命令を受けてプリ発光を行う。
コマンドが正面駆動命令でないと(ステップS202において、NO)、フラッシュ制御部301はコマンドが天井駆動命令であるか否かを判定する(ステップS206)。コマンドが天井駆動命令であると(ステップS206において、YES)、フラッシュ制御部301はベッド部を天井駆動する(ステップS207)。つまり、フラッシュ制御部301はヘッド部を駆動制御してヘッド部を天井に向ける。その後、フラッシュ制御部301はステップS205の処理に進む。
天井駆動の際には、フラッシュ制御部301はプリ発光を行って、測距用測光部303によって正面プリ発光輝度値を得る。そして、フラッシュ制御部301は正面プリ発光輝度値と定常輝度値に基づいて天井距離を求める。そして、フラッシュ制御部301はストロボ動作を終了する。
コマンドが天井駆動命令でないと(ステップS206において、NO)、フラッシュ制御部301はコマンドが一括駆動命令であるか否かを判定する(ステップS208)。コマンドが一括駆動命令であると(ステップS208において、YES)、フラッシュ制御部301はまずヘッド部を正面駆動する(ステップS209)。そして、フラッシュ制御部301は正面測距を行う(ステップS210)。
ここでは、フラッシュ制御部301はプリ発光を行って、測距用測光部303によって正面プリ発光輝度値を得る。その後、フラッシュ制御部301は正面プリ発光輝度値と定常輝度値とに基づいて被写体距離を求める。
続いて、フラッシュ制御部301はヘッド部を天井駆動する(ステップS211)。そして、フラッシュ制御部301は天井測距を行う(ステップS212)。ここでは、フラッシュ制御部301はプリ発光を行って、測距用測光部303によって天井プリ発光輝度値を得る。その後、フラッシュ制御部301は天井プリ発光輝度値と定常輝度値とに基づいて天井距離を求める。
次に、フラッシュ制御部301はバウンス角度演算部306によって被写体距離および天井距離に基づいて最適バウンス角を求める。そして、フラッシュ制御部301はヘッド部を駆動してヘッド部の角度を当該最適バウンス角とする(ステップS213)。その後、フラッシュ制御部301はストロボ動作を終了する。
コマンドが一括駆動命令でないと(ステップS208において、NO)、フラッシュ制御部301は、ステップS201で受信したコマンドがバウンス角駆動命令であるか否かを判定する(ステップS214)。コマンドがバウンス角駆動命令であると(ステップS214において、YES)、フラッシュ制御部301は、バウンス角度演算部306によって被写体距離および天井距離に基づいて最適バウンス角を求める。
なお、ここでは、被写体距離として、正面駆動命令の際の測距によって得られた被写体距離又は前述のステップS110においてカメラ制御部105から送られた被写体距離が用いられる。また、天井距離として天井駆動命令の際の測距によって得られた天井距離が用いられる。そして、フラッシュ制御部301はヘッド部を駆動してヘッド部の角度を当該最適バウンス角とする(ステップS215)。その後、フラッシュ制御部301はストロボ動作を終了する。
コマンドがバウンス角駆動命令でないと(ステップS214において、NO)、フラッシュ制御部301はステップS201において受信したコマンドの内容に応じた処理を行う(ステップS216)。そして、フラッシュ制御部301はストロボ動作を終了する。
図7は図1に示すストロボにおいて正面駆動命令を受けた際の測距を詳細に説明するためのフローチャートである。なお、図7においては、一括駆動命令を受信しない場合に正面駆動命令を受信した際の処理が示されている。
まず、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105から一括駆動命令を受信したか否かを判定する(ステップS401)。一括駆動命令を受信すると(ステップS401において、YES)、フラッシュ制御部301は図6で説明した一括駆動を行う(ステップS417)。そして、フラッシュ制御部301はストロボ動作を終了する。
一括駆動命令を受信しないと(ステップS401において、NO)、フラッシュ制御部301は正面駆動命令を受信したか否かを判定する(ステップS402)。正面駆動命令を受信しないと(ステップS402において、NO)、フラッシュ制御部301はストロボ動作を終了する。
正面駆動命令を受信すると(ステップS402において、YES)、フラッシュ制御部301は前述したようにヘッド部を正面駆動する(ステップS403)。そして、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105からのストロボ発光量の受信を待つ(ステップS404)。
ストロボ発光量を受信すると、フラッシュ制御部301は当該ストロボ発光量を設定する(ステップS405)。そして、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105からの発光許可の受信を待つ(ステップS406)。
発光許可を受信すると、フラッシュ制御部301は当該発光許可に応じて発光許可設定を行う(ステップS407)。そして、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105からのストロボ発光信号の受信を待つ(ステップS408)。
ストロボ発光信号を受信すると、フラッシュ制御部301は発光信号に応じて、設定したストロボ発光量で発光(プリ発光)を行う(ステップS409)。そして、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105からの天井駆動命令を待つ(ステップS410)。
なお、前述のように、天井駆動命令には、“測距動作する”又は“測距動作しない”の情報が含まれている。図示の例では、天井駆動命令には、“測距動作する”の情報が含まれているものとする。
天井駆動命令を受信すると、フラッシュ制御部301は天井駆動命令に応じてヘッド部を駆動して、ヘッド部を天井に向ける(ステップS411)。そして、フラッシュ制御部301は、前述のようにして、天井測距を行う(ステップS412)。その後、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105からの被写体距離の受信を待つ(ステップS413)。
被写体距離を受信すると、フラッシュ制御部301は当該被写体距離を内蔵メモリに記憶する(ステップS414)。そして、フラッシュ制御部301はカメラ制御部105からのバウンス角駆動命令の受信を待つ(ステップS415)。
バウンス角駆動命令を受信すると、フラッシュ制御部301はバウンス角度演算部306によって被写体距離および天井測距によって得られた天井距離に基づいて、最適バウンス角を求める。そして、フラッシュ制御部301は当該最適バウンス角に応じてヘッド部を駆動する。その後、フラッシュ制御部301はストロボ動作を終了する。
上述のように、本発明の第1の実施形態では、被写体距離を測定する際、カメラ制御部105は被写体の顔の位置に応じて測光センサ112を用いて測定するか又は測距用測光部303を用いて測定するかを決定する。
例えば、顔の位置から被写体が撮影画面の中央付近にいない場合には、カメラ本体100に備えられた測光センサ112を用いて被写体の測距を行う。測光センサ112は撮影画面全体に亘って測光可能であるので、被写体が撮影画面の中央付近にいない場合であっても精度よく被写体距離を求めることができる。
顔の位置から被写体が中央付近にいる場合には、ストロボ300に備えられた測距用測光部303を用いて被写体の測距を行う。このため、ストロボ300とカメラ本体100との同期処理を少なくして高速に被写体の測距を行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態によるカメラの一例について説明する。なお、第2の実施形態によるカメラの構成は図1に示すカメラと同様である。また、ストロボ300の動作は図6および図7で説明した動作と同様である。
図8は、本発明の第2の実施形態によるカメラにおいてカメラ本体の動作についてその一例を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートにおいて、図5に示すフローチャートのステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS115の処理を行った後、カメラ制御部105は、カメラ本体100に設定されたAFの測距点が撮影画面の中央付近にあるか否かを判定する(ステップS301)。AFの測距点が撮影画面の中央付近である場合には(ステップS301において、YES)、カメラ制御部105はステップS114の処理に進んで、フラッシュ制御部301に一括駆動命令を送る。
一方、AFの測距点が撮影画面の中央付近にない場合には(ステップS301において、NO)、カメラ制御部105はステップS102の処理に進んで、フラッシュ制御部301に正面駆動命令を送る。
なお、AFの測距点は、例えば、ユーザによって予め選択されるか又はAF動作を行った際に決定した被写体の位置である。
このように、本発明の第2の実施形態では、被写体距離を測定する際、かめら本体100に設定されたAFの測距点に応じて測光センサ112を用いて測定するか又は測距用測光部303を用いて測定するかを決定する。
例えば、AFの測距点が撮影画面の中央付近にいない場合には、カメラ本体100に備えられた測光センサ112を用いて被写体の測距を行う。測光センサ112は撮影画面全体に亘って測光可能であるので、測距点が撮影画面の中央付近にいない場合であっても精度よく被写体距離を求めることができる。
AFの測距点が撮影画面の中央付近にある場合には、ストロボ300に備えられた測距用測光部303を用いて被写体の測距を行う。このため、ストロボ300とカメラ本体100との同期処理を少なくして高速に被写体の測距を行うことができる。
なお、上述の実施の形態では、被写体距離をカメラ本体100で求めるようにしたが、カメラ本体100で得られた測光結果をストロボ300に送信して、ストロボ300において被写体距離を求めるようにしてもよい。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法をカメラ本体(撮像装置本体)およびストロボに実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムをカメラ本体およびストロボが備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 カメラ本体(撮像装置本体)
105 カメラ制御部
200 レンズユニット
205 レンズ制御部
300 照明装置(ストロボ)
301 フラッシュ制御部
302 発光部
303 測距用測光部
304 ヘッド駆動制御部
306 バウンス角度演算部

Claims (10)

  1. 被写体を照明する際の光の照射角度が可変な照明装置と、前記被写体を撮像して画像を得る撮像装置本体とを有する撮像装置であって、
    前記照明装置には、前記撮像装置から測距対象までの距離を測距する第1の測距手段が備えられ、
    前記撮像装置本体には、前記撮像装置から前記測距対象までの距離を測距する第2の測距手段と、
    前記測距対象を光の反射物として当該反射物および前記撮像装置の距離である第1の距離と、前記測距対象を前記被写体として該被写体および前記撮像装置の距離である第2の距離とに基づいて前記照明装置における光の照射角度を決定して撮像を行う際、撮影画面における前記被写体の位置と前記撮影画面の中央部とに応じて前記第1の測距手段および前記第2の測距手段のいずれを用いて前記第2の距離の測距を行うかを判定する判定手段と、が備えられていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の距離は前記第1の測距手段によって行われることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記判定手段は、前記撮影画面における被写体の位置が前記撮影画面の中央部から外れている場合に前記第2の測距手段によって前記第2の距離を測距すると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記照明装置には、前記第2の測距手段によって測距された第2の距離を前記撮像装置本体から受けて、前記第1の測距手段によって測距された第1の距離と前記第2の距離とに基づいて前記照射角度を制御する制御手段が備えられていることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記判定手段は、前記撮影画面における被写体の位置が前記撮影画面の中央部にある場合に前記第1の測距手段によって前記第2の距離を測距すると判定し、前記照明装置に前記第1の距離および前記第2の距離を測距する旨の一括駆動命令を送信することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記一括駆動命令を受けると前記第1の測距手段によって得られた前記第1の距離および前記第2の距離に基づいて前記照射角度を制御することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像装置本体には、前記撮影画面における前記被写体の位置を検出する検出手段が備えられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記反射物は建物の天井であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 被写体を照明する際の光の照射角度が可変な照明装置と、前記被写体を撮像して画像を得る撮像装置本体とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記照明装置は、前記撮像装置から測距対象までの距離を測距する第1の測距ステップを有し、
    前記撮像装置本体は、前記撮像装置から前記測距対象までの距離を測距する第2の測距ステップと、
    前記測距対象を光の反射物として当該反射物および前記撮像装置の距離である第1の距離と、前記測距対象を前記被写体として該被写体および前記撮像装置の距離である第2の距離とに基づいて前記照明装置における光の照射角度を決定して撮像を行う際、撮影画面における前記被写体の位置と前記撮影画面の中央部とに応じて前記第1の測距ステップおよび前記第2の測距ステップのいずれを用いて前記第2の距離の測距を行うかを判定する判定ステップと、を有することを特徴とする制御方法。
  10. 被写体を照明する際の光の照射角度が可変な照明装置と、前記被写体を撮像して画像を得る撮像装置本体とを有する撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記照明装置に備えられたコンピュータに、前記撮像装置から測距対象までの距離を測距する第1の測距ステップを実行させ、
    前記撮像装置本体に備えられたコンピュータに、前記撮像装置から前記測距対象までの距離を測距する第2の測距ステップと、
    前記測距対象を光の反射物として当該反射物および前記撮像装置の距離である第1の距離と、前記測距対象を前記被写体として該被写体および前記撮像装置の距離である第2の距離とに基づいて前記照明装置における光の照射角度を決定して撮像を行う際、撮影画面における前記被写体の位置と前記撮影画面の中央部とに応じて前記第1の測距ステップおよび前記第2の測距ステップのいずれを用いて前記第2の距離の測距を行うかを判定する判定ステップと、実行させることを特徴とする制御プログラム。
JP2017062925A 2017-03-28 2017-03-28 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Active JP6873779B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017062925A JP6873779B2 (ja) 2017-03-28 2017-03-28 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017062925A JP6873779B2 (ja) 2017-03-28 2017-03-28 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018165769A JP2018165769A (ja) 2018-10-25
JP6873779B2 true JP6873779B2 (ja) 2021-05-19

Family

ID=63922644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017062925A Active JP6873779B2 (ja) 2017-03-28 2017-03-28 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6873779B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04340527A (ja) * 1991-05-16 1992-11-26 Minolta Camera Co Ltd バウンスフラッシュ撮影の可能なカメラ
JP2013178354A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Panasonic Corp ストロボ装置及びストロボ装置を備えた撮像装置
JP6552170B2 (ja) * 2014-09-10 2019-07-31 キヤノン株式会社 撮像システム、照明装置及び制御方法
JP6532203B2 (ja) * 2014-09-12 2019-06-19 キヤノン株式会社 撮像システム、照明装置及び制御方法
JP6584130B2 (ja) * 2015-05-07 2019-10-02 キヤノン株式会社 照明装置、撮像装置、撮像システム及びその制御方法
JP6183482B2 (ja) * 2016-02-17 2017-08-23 株式会社ニコン 焦点検出装置および撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018165769A (ja) 2018-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5268438B2 (ja) ストロボ装置、撮像装置およびその制御方法
JP5597078B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP5494178B2 (ja) 照明装置及びカメラ
JP2001272591A (ja) 電子スチルカメラ
CN109327688B (zh) 摄像设备及其控制方法和发光控制设备
JP2000155256A (ja) 交換式撮影レンズ装置、カメラボディ並びにカメラシステム
JP4350199B2 (ja) カメラ
JP6873779B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム
JP6742733B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム
CN111835980B (zh) 摄像设备及其控制方法以及存储介质
CN108712617B (zh) 进行反射闪光拍摄的摄像设备及其控制方法和存储介质
CN109387992B (zh) 能够充分确保发光精度的摄像设备及其控制方法
JP6532203B2 (ja) 撮像システム、照明装置及び制御方法
JP6598649B2 (ja) 発光装置、その制御方法、および撮像装置
JP6584128B2 (ja) 照明装置、撮像装置、撮像システム及びその制御方法
JP2019139031A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2019144478A (ja) 照明装置、撮像システム、照明装置の制御方法、および、プログラム
JP2018081121A (ja) 撮像システム及びその制御方法
JP2017215514A (ja) 照明装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置
JP2008203407A (ja) 撮像装置、レンズ装置及び撮像システム
JP2019148636A (ja) 照明装置、撮像装置、照明装置の制御方法、および、プログラム
JP6890932B2 (ja) 撮像装置及び制御方法
JP2021152575A (ja) 発光制御装置及び発光制御方法
JP6611520B2 (ja) 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2005165186A (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210421

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6873779

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151