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JP6848105B2 - ウェイクアップ検出器 - Google Patents

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JP6848105B2 JP2020030367A JP2020030367A JP6848105B2 JP 6848105 B2 JP6848105 B2 JP 6848105B2 JP 2020030367 A JP2020030367 A JP 2020030367A JP 2020030367 A JP2020030367 A JP 2020030367A JP 6848105 B2 JP6848105 B2 JP 6848105B2
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Description

[関連出願の相互参照]
[0001] 本出願は、「Wake-up Detector for Radio Module」と題されて2016年1月14日に出願された米国仮出願第62/278,899号、「Wake-up Detector」と題されて2016年2月3日に出願された米国仮出願第62/290,880号、および「Wake-up Detector」と題されて2016年4月27日に出願された米国特許出願第15/139,756号の利益を主張し、それらは参照によって全体がここに明示的に組み込まれる。
[技術分野]
[0002] 本開示は、一般に、通信システムに関し、より具体的には、低電力モードからウェイクアップするための、無線モジュールまたは他の電子モジュールについての回路構成(circuitry)に関する。
[0003] 一部のケースでは、回路構成が使用されていないときは、その回路構成をパワーダウンすることが有益(advantageous)であり得る。回路構成が使用されていないときにその回路構成をパワーダウンすることは、バッテリ電力を節約(conserve)し得る。いくつかの例では、バッテリ電力を節約することで、バッテリ寿命がより長くなり得る。他の例では、バッテリ電力を節約することで、デバイスが、必要なバッテリ寿命を提供しつつもより小さいバッテリを使用することが、可能になり得る。
[0004] 使用されていないときに回路構成をパワーダウンことは有益であり得るが、パワーダウンされた回路構成をいつパワーアップすべきかを決定するために必要である回路構成のモニタリングは、一般に、電力を消費し続けることになる。したがって、モニタリング機能を実施するために使用する電力が非常に少ないモニタリング回路構成を使用することが、有益であり得る。低電力のモニタリング回路構成を使用することによって、および使用されていない回路構成をパワーダウンすることによって、バッテリ電力が節約され得る。
[0005] 以下は、1つまたは複数の態様の基本的な理解を提供するために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての考慮された態様の広範な概観ではなく、そして、すべての態様の主要または重要な要素を特定するようにも、任意のまたはすべての態様の範囲を詳細に叙述するようにも、意図されていない。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明への前置きとして、簡略化された形式で、1つまたは複数の態様のうちのいくつかの概念を提示することである。
[0006] 上述したように、一部のケースでは、バッテリ電力を節約するために、回路構成が使用されていないときにその回路構成をパワーダウンすることは有益であり得る。いくつかの例では、バッテリ電力を節約することで、バッテリ寿命がより長くなり得る、または、デバイスが、必要なバッテリ寿命を提供しつつもより小さいバッテリを使用することが可能になり得る。上述したように、使用されていないときに回路構成をパワーダウンことは有益であり得るが、パワーダウンされた回路構成をいつパワーアップすべきかを決定するために必要である、回路構成のモニタリングは、一般に、電力を消費し続けることになる。したがって、モニタリング機能を実施するために使用する電力が非常に少ないモニタリング回路構成を使用することが、有益であり得る。
[0007] 本開示の一態様では、方法および装置が提供される。装置は、入力信号に結合されてその入力信号を第1の比較値と比較するように構成される第1の比較器を含む、ウェイクアップ回路である。ウェイクアップ回路は、入力信号に結合されてその入力信号を第2の比較値と比較するように構成される第2の比較器を含む。ウェイクアップ回路はさらに、排他的なORゲート(an exclusive OR gate)を含む。排他的なORゲートの第1の入力は、第1の比較器の出力に結合される。排他的なORゲートの第2の入力は、第2の比較器の出力に結合される。ウェイクアップ回路はまた、排他的なORゲートの出力に結合されかつモニタされている回路をウェイクアップするために排他的なORゲートからの信号を直流(DC)値に変換するように構成される、調整可能なチャージポンプ(a tunable charge pump)を含む。
[0008] 前述の目的および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様が、以下に十分に説明され、かつ特許請求の範囲において具体的に示される特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のある特定の例示的な特徴を詳細に記載する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が用いられ得る様々な方法のうちのほんのいくつかを示しているのであって、本説明は、すべてのそのような態様およびそれらの同等物を含むように意図されている。
[0009] 図1は、例示的な電子通信システムを例示する図である。 [0010] 図2は、コアモジュールと無線モジュールとの間のシングルケーブルインタフェース(a single cable interface)上で使用され得る信号を例示する一組の図である。 [0011] 図3は、ここに説明されるシステムおよび方法によるウェイクアップ回路構成の例を例示する図である。 [0012] 図4は、ここに説明されるシステムおよび方法によるウェイクアップ回路構成の例を例示する図である。 [0013] 図5は、ここに説明されるシステムおよび方法によるウェイクアップ回路構成の例を例示する図である。 [0014] 図6は、ここに説明されるシステムおよび方法によるウェイクアップ回路構成の例を例示する図である。 [0015] 図7は、図6の図と併せて使用され得る様々な電圧信号を例示する図である。 [0016] 図8は、図3のウェイクアップ回路中で使用され得る設定可能な(configurable)チャージポンプの例を例示する図である。 [0017] 図9は、ここに説明されるシステムおよび方法による例示的な方法を例示するフローチャートである。 [0018] 図10は、ここに説明されるシステムおよび方法による別の例示的な方法を例示するフローチャートである。 [0019] 図11は、ここに説明されるシステムおよび方法による別の例示的な方法を例示するフローチャートである。
詳細な説明
[0020] 添付図面に関連して以下に記載される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、ここに説明される概念が実施され得るのはこれらの構成においてのみであることを表すようには意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の徹底的な理解を提供することを目的として特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実施され得ることは、当業者に明らかであろう。いくつかの事例(instances)では、そのような概念をあいまいにすることを避けるために、周知の構造およびコンポーネントは、ブロック図の形式で示される。
[0021] 図1は、例示的な電子通信システム100を例示する図である。例示的な電子通信システム100は、コアモジュール102、無線モジュール104、およびシングルケーブルインタフェース106を含む。コアモジュール102は、特定用途向け集積回路(ASIC)であり得る。ASICの1つの例は、例えばモバイル電話ハンドセットまたは他の電子デバイスに組み込まれ得る、1つまたは複数の中央処理装置(CPU)あるいは他の機能性を含み得る、回路構成である。例えば、コアモジュール102は、モバイル局モデム(MSM)であり得る。電子通信システム100のような通信システムでは、コアモジュール102は、マスタ回路/スレーブ回路の構成(a master circuit/slave circuit configuration)におけるマスタ回路であり得る。同様に、無線モジュール104は、マスタ回路/スレーブ回路の構成におけるスレーブ回路であり得る。
[0022] 無線モジュール104は、1つまたは複数のトランシーバ、1つまたは複数の送信機、または1つまたは複数の受信機を含み得る。したがって、無線モジュール104は、無線信号を送信し得る、無線信号を受信し得る、または無線信号を送信することと無線信号を受信することとの組合せを提供し得る。例えば、無線モジュール104は、モバイル電話ハンドセットまたは他の電子通信デバイスにトランシーバの機能性を提供し得る。無線モジュール104は、音声通信、インターネットプロトコル(IP)データ送信、または他の電磁気通信に関連する電子信号を送信および受信し得る。
[0023] いくつかの例では、コアモジュール102は、無線モジュール104を制御し得る。したがって、コアモジュール102と無線モジュール104とは接続されている可能性がある。図1の例示された例では、コアモジュール102と無線モジュール104とは、シングルケーブルインタフェース106を使用して接続される。したがって、コアモジュール102は、シングルケーブルインタフェース106を通じて無線モジュール104を制御し得る。シングルケーブルインタフェース106は、固定セットのケーブル接続(the fixed set of cable connections)のうちの少なくとも1つの接続を使用して、マスタ回路とスレーブ回路との間でリモートウェイクアップ信号を結合するように構成される、結合器の機能を果たし得る。少なくとも1つの接続はさらに、マスタ回路とスレーブ回路との間で第2の信号を結合し得る。
[0024] いくつかの例では、シングルケーブルインタフェース106は、シングルワイヤ接続、シングル光ファイバ接続、または別のシングル信号接続のようなシングル接続であり得る。様々な信号は、シングルケーブル接続、例えばシングルワイヤ接続上で、多重化され得る。他の例では、シングルケーブルインタフェース106は、複数の接続を含むシングルケーブルであり得る。(言い換えれば、ここに説明されるシステムおよび方法は一般に、シングルワイヤ接続を使用するシステムに適用され得るが、これらのシステムおよび方法はまた、例えば、シングルケーブルにおける固定の複数の接続(a fixed plurality of connections)中の1つまたは複数の個々の接続に適用され得る。)シングルケーブルインタフェース106は、コアモジュール102と無線モジュール104との間の、複数のワイヤ接続、複数の光ファイバ接続、複数の他の信号接続、あるいは、複数のワイヤ接続、複数の光ファイバ接続、または複数の他の信号接続の何らかの組合せ、を含み得る。しかしながら、シングルケーブルインタフェース106は、固定(fixed)であり得る。言い換えれば、シングルケーブルインタフェース106には固定数の接続(a fixed number of connections)が存在し得、シングルケーブルインタフェース106に追加的な接続を追加することは可能でない可能性がある。しかしながら、シングルケーブルインタフェース106を通して追加的な機能性を提供することが必要であり得る。
[0025] いくつかの例では、電力(electrical power)は、1つのバッテリまたは複数のバッテリによって提供され得る。したがって、電力(electrical power)は、例えばバッテリのサイズによって制限され得る。電力(electrical power)が制限され得るので、電力(electrical power)、例えばバッテリ電力、を節約することが望ましい可能性がある。いくつかの例では、電力(electrical power)を節約するために、無線モジュール104はオフにされ得る。無線モジュール104をオフにすることは、バッテリ電力を節約し得、それはバッテリの再充電と再充電との間の期間をより長くすることを可能にし得る。無線モジュール104をオフにすることはまた、より小さいバッテリの使用を可能にし得、それは重量を減らし得る。さらに、いくつかの例では、無線モジュール104をオフにすることは、バッテリの再充電と再充電との間の期間をより長くすることと、より小さいバッテリの使用との、何らかの組合せを提供し得る。
[0026] シングルケーブルインタフェース106が固定であるシステムにおいては、無線モジュール104をオンにすることおよびオフにすることに関連するコアモジュール102からの信号が、固定であるシングルケーブルインタフェース106を通じて接続され得るように、追加的な回路構成が必要とされ得る。結果的に、固定であるシングルケーブルインタフェース106は、コアモジュール102が無線モジュール104をオンにすることおよびオフにすることを制御することを可能にし得る。追加的な回路構成は、ウェイクアップ回路108であり得る。コアモジュール102からの信号が、無線モジュール104、例えば無線モジュールにおける無線コンポーネント110、をオンにおよびオフにするために使用され得るように、ウェイクアップ回路108が必要とされ得る。いくつかの例では、ここに説明されるシステムおよび方法は、ローカルウェイクアップ信号を生成するために、シングルケーブルインタフェースを通過して送信される、例えばローカル発振器(LO)信号、中間周波数(IF)信号、無線周波数(RF)制御信号、またはDC信号等の動作信号(operational signals)を使用し得る。他の例では、ここに説明されるシステムおよび方法は、ローカルウェイクアップ信号を生成するために、シングルケーブルインタフェースを通過して送信される専用のリモートウェイクアップ信号を使用し得る。いずれのセットの例においても、動作信号とウェイクアップ信号のために同じシングルケーブルインタフェースが使用され得る(1つのセットの例において両方に動作信号が使用される状態で)。
[0027] 一例では、無線モジュール104は、60GHzの無線モジュールであり得る。無線モジュール104は、コアモジュール102から離れて位置し得、例えば、無線モジュール104をオンにおよびオフにするためにシングルケーブルインタフェース106を通じて送られる信号等のリンクトランザクションに従って、オンにおよびオフにされ得る。電力の観点からは、無線モジュール104が送信または受信していない期間のようなアイドル期間の間は、消費する電力を可能な限り少なくすることが魅力的であり得る。ここに説明されるいくつかの例示的な実施形態は、無線モジュール(または他の電子回路構成)の、ほぼ完全なパワーダウンを可能にする。一般に、パワーアップされる必要がある、無線モジュール104中の唯一の回路構成は、トリガされたときにウェイクアップフローを開始する低電力スケルチ検出器モジュール(a low-power squelch detector module)であり得る。一例では、低周波数クロックが使用され得る。低周波数クロックは、例示的なシステムにおいて回路構成を同期するための信号を提供し得る。いくつかの例では、低周波数クロックは、無線モジュールがいつスリープし得るか、および無線モジュールがいつウェイクアップするべきかを示すために、オフにおよびオンにされ得る。(クロック信号の存在は、ここに説明されるシステムおよび方法を使用して決定され得る。)さらに、低周波数クロックは、いくつかの例では低速クロックを含む電源モジュールによって提供され得る。さらに、クロックの周波数は低い可能性があるので、低周波数クロックを利用している回路構成に電力供給するために必要である電力のさらなる減少が可能性であり得る、なぜなら、一般に、より遅くクロックされる回路構成は、より速くクロックされる同様の回路構成と比較したとき、より少ない電力を使用し得るからである。
[0028] トリガメカニズム(triggering mechanism)は、例えば、例えば無線モジュール104における無線チップとコアチップと間のコアモジュール102内の既存のコントローラを利用し得る。さらに、トリガメカニズムは、単に特定のコントローラトランザクションをコアチップから無線モジュール104に渡すことによってアクティベートされ得る。
[0029] 無線モジュール104は、シングルケーブルインタフェース106を通してそれの電圧源を得る可能性がある。シングルケーブルインタフェースは、データおよび制御信号がコアモジュール102から無線モジュール104に渡されるケーブル(the cable on which the data and control signals are delivered)であり得る。アイドル期間の間電力を節約(save)するために、システムは、無線モジュール104への無線電源をオフに切り替え得る。無線電源をオフに切り替えることは電力の節約を提供し得るが、無線電源をオフに切り替えることは、コア側に電源スイッチ(a supply switch)を必要とし得、それは回路カード上のエリアを必要とし、それはまたBOM(the bill-of-materials)上のアイテムの数を増加させる。回路カード上のエリアの増加とパーツ数の増加は、コストを増加させ得る。別のオプションは、無線モジュール104内の無線回路構成をオフにすることである。無線回路構成をオフにすることは、ウェイクアップ要求に応答するために、ウェイクアップ回路をスタンバイモードに保つことを必要とし得る。
[0030] ここに説明されるいくつかの例は、例えば無線モジュール104上の、例えば無線回路構成の、完全なパワーダウンを可能にする。いくつかの例はまた、無線モジュール104のシングルケーブルインタフェース106を検知(sensing)し続ける低電力回路をインプリメントし得る。極低電力回路(very low-power circuit)は、通信システムの既存のインタフェースにおいてRFコントローラによってトリガされるときに、ウェイクアップシーケンスを開始し得る。いくつかの例では、RF制御信号は、125MHzのデジタルビットシーケンスのようなデジタルビットシーケンスであり得る。他の例では、他の周波数を有する他のデジタルビットシーケンスが使用され得る。
[0031] いくつかの例では、無線モジュールは、ここに説明されるような専用のウェイクアップ検出回路を含み得る。パワーダウンの間は、一般に、専用の検出器とモジュールDC/DC電力コンバータとを除くすべての回路構成がオフにされ得る。
[0032] 一例では、コアモジュール102は、例えばシングルケーブルインタフェース106上へと、無線モジュール104へ向けてLO信号を駆動する。コアモジュール102は、例えばLO信号を生成してデバイスの動作を同期するために、ウェイクアップシーケンスの一部として安定したクロックを必要とし得る。
[0033] いくつかの例では、コアモジュール102または他の回路構成は、ウェイクアップの前に、LO信号を分割および安定化させ得る。LO信号は、フィルタリングを使用することによって、および検出器のヒステリシス(hysteresis)を使用することによって、ウェイクアップの前に分割および安定化され得る。一例では、コアモジュール102は、RFコントローラをイネーブルすることによって、125MHzのクロックを駆動することを開始し得る。
[0034] 一例では、無線モジュール104は、RFコントローラトランザクションを識別し得、そしてウェイクアップ信号をアサートする。ウェイクアップ信号が検出されるとき、ウェイクアップシーケンスが始まり得る。
[0035] 一例では、既存のRFコントローラ、例えばコアモジュール102は、両方の端部に50Ωの終端を含み得るシングルケーブルインタフェース106等の50Ωの同軸インタフェース(a 50Ω coaxial interface)を通して、無線モジュール104に接続され得る。50Ωの終端を切断することは、比較器312、314(図3参照)への入力における高いゲートキャパシタンスに起因する非常に高いインピーダンスをもたらし得る。ウェイクアップ検出の目的で、高いインピーダンス負荷を維持することは有益(useful)であり得る。高いインピーダンス負荷は、検出器の入力における振幅を増加させ得る。一例では、コントローラの振幅は、整合された負荷で最大〜300mV(~300 mV peak on a matched load)であり得る。より高いインピーダンス負荷は、一例では、最も多くて負荷における振幅の倍増、例えば〜600mV、をもたらし得る。
[0036] 図2は、コアモジュール102と無線モジュール104との間のシングルケーブルインタフェース106上で使用され得る信号を例示する一組の図200である。一組の図200は、周波数図202を含む。周波数図202に例示されるように、一例では、信号は、DC信号(例えば、DC電圧)、例えば125MHzの周波数を中心とした制御信号、例えば7.5GHzを中心としたLO、および、例えば13.7GHzと17.1GHzとの間のIF信号を含み得る。
[0037] 周波数図202上に例示される信号は、シングルケーブルインタフェース106上で伝えられ得る。周波数図202上に例示されるそれら信号のうちの1つまたは複数は、無線モジュール104が無線周波数信号を送信および/または受信しているとき、信号の主要な機能に加えて、無線モジュール104におけるパワーアップシーケンスを制御するために使用され得る。例えば、周波数図202上に例示されるDC信号は、コアモジュール102から無線モジュール104に電力を提供し得る。しかしながら、一例では、DC信号はまた、無線モジュール104におけるパワーアップシーケンスを制御するために使用され得る。他の例では、LOまたはIF周波数範囲における信号は、無線モジュールが無線周波数信号を送信および/または受信しているとき、LOまたはIF信号を提供するために使用され得る。さらに、LOまたはIF周波数範囲における信号はまた、無線モジュール104のパワーアップシーケンスを制御するために使用され得る。
[0038] 別の例では、制御信号は、主として、無線モジュール104が無線周波数信号を送信および/または受信しているとき、無線モジュール104を制御するために使用され得る。制御信号はまた、上述したように固定であり得るシングルケーブルインタフェース106においてコアモジュール102と無線モジュール104との間の追加的な接続を追加することなく、無線モジュール104におけるパワーアップシーケンスを制御するために使用され得る。例えば、図2に例示されるように、125MHzのパルス列(pulse train)が、無線モジュール104がパワーアップするべきであることを示すために、シングルケーブルインタフェース106を通じて送信され得る。
[0039] 図3は、ここに説明されるシステムおよび方法によるウェイクアップ回路構成300の例を例示する図である。ウェイクアップ回路構成300は、図1に関して説明された無線モジュール104内に存在し得る。ウェイクアップ回路構成300の図は、LO302、IFジェネレータ304、およびRFコントローラ306のようなRF回路構成を含む。LO302は、例えば、7.5GHzのLO信号を生成する。IFジェネレータ304は、例えば13.7GHzと17.1GHzとの間のIF信号を生成する。RFコントローラ306は、無線モジュール104がRF信号を送信および/または受信しているとき、図1の無線モジュール104を制御し得る、ローカル制御信号を生成する。LO302、IFジェネレータ304、およびRFコントローラ306は、ケーブルマルチプレクサ(ケーブルmux)308に接続される。ケーブルマルチプレクサ308は、シングルケーブルインタフェース106を通じて図1のコアモジュール102から信号を受け取り得る。さらに、ケーブルマルチプレクサ308は、ケーブルマルチプレクサ308の出力からの、LO302、IFジェネレータ304、およびRFコントローラ306のための信号を、多重化するために使用され得る。ケーブルマルチプレクサ308は、図1のシングルケーブルインタフェース106上の接続部(a connection)に結合され得る。
[0040] 図3の例示された例では、RFコントローラ306の入力は、回路構成310に結合される。回路構成310は、図1の無線モジュール104をウェイクアップするための信号を生成するために使用され得る。無線モジュール104は、電力(electrical power)、例えばバッテリ電力、を節約するためにパワーダウンされ得るか、または部分的にパワーダウンされ得る。したがって、無線モジュールは、無線モジュール104が1つのRF信号または複数のRF信号を送信または受信することが必要であるとき、パワーアップされることを必要とし得る。
[0041] 図3の例示された例における回路構成310は、2つの比較器312、314、2つの設定可能な基準316、318、および排他的なORゲート320を含む。(シングルケーブルインタフェース106によって接続された)コアモジュール102からの信号は、入力スイッチ322と、DCブロックキャパシタ324と、一対の抵抗器R1、R2を含むDCセット326とを通して、比較器312、314に結合され得る。
[0042] 入力スイッチ322は、比較器312、314からRFコントローラ信号を切断するおよび接続するために使用され得る。入力スイッチ322は、クワイエットなDC較正(quiet DC calibration)のための入力絶縁を可能にする。DCブロックキャパシタ324は、RFコントローラ信号上のいかなるDC値もブロックするためにRFコントローラ信号をフィルタするために、使用され得る。DCセット326は、抵抗分割器(resistor divider)である。DCセット326は、分圧器の機能を果たす2つの抵抗器R1、R2を含む。DCセット326は、例えば、DCブロックキャパシタ324の後の、フィルタされたRF制御信号に、特定のDC値を重畳(superimpose)するために使用され得る。DCセット326によって重畳された特定のDC値は、2つの抵抗値R1、R2の関数である。図3の例示された例におけるDC値は、
DC=R/(R+R
に等しい。
[0043] 図3の例に例示されるように、RFコントローラ306は、接地を中心とした方形波328を出力し得る。言い換えれば、例示された例においてRFコントローラ306から出力される方形波328は、ゼロボルトを中心とした負の電圧と正の電圧との間の電圧スウィング(swing)を有し得る。負の電圧の振幅と正の電圧の振幅は、等しいまたはおおよそ等しい可能性がある。DCブロックキャパシタ324は、結果的に348における信号をもたらす方形波328等の信号から、いかなるDC値も取り除き得るまたは減らし得る。DCセット326は、信号、例えば方形波330が、例えばVDDのような正の電圧と、接地電圧、例えば0ボルト、との間でスウィングするように、DCブロックキャパシタによるフィルタリングの後に信号を調整(adjust)するために、使用され得る。
[0044] 比較器312は、入力信号を設定可能な基準316と比較し得る。例えば、設定可能な基準316の出力は、比較器312の入力に結合され得る。より具体的には、図3の例示された例では、設定可能な基準316の出力は、比較器312の負側入力に結合される。入力信号の電圧が設定可能な基準316の出力電圧より高いとき、比較器312の出力350はhighとなることになる。比較器312、314は、ウェイクアップ回路300の動作の間、ヒステリシスを提供し得る。いくつかの例では、ヒステリシスは、比較器312、314の出力における誤判定結果の発生率(the incidence of false positive results)を減少させ得る。
[0045] 図3に例示されるように、各比較器312、314は、設定可能な基準316、318を有する。これらの設定可能な基準316、318は、2つの目的を果たし得る。第1に、設定可能な基準316、318は、比較器オフセットを設定するために使用され得る。比較器312、314への入力を短絡(shorting)させて、常に「0」出力レベルを達成する最小値に基準を設定することによって、最小許容基準(minimum allowed reference)が決定され得る。第2に、設定可能な基準316、318は、検出しきい値を決定するために使用され得る。例えば異なる供給源(source supplies)、ケーブル長、および/またはノイズ等の異なる環境では、異なる基準が使用され得る。したがって、異なる基準は、異なる供給源、ケーブル長、およびノイズに起因する異なる振幅を、図3の回路が補償することを可能にし得る。
[0046] 同様に、比較器314は、入力信号を設定可能な基準318と比較し得る。例えば、設定可能な基準318の出力は、比較器314の入力に結合され得る。より具体的には、図3の例示された例では、設定可能な基準318の出力は、比較器314の正側入力に結合される。入力信号の電圧が設定可能な基準318の出力電圧より低いとき、比較器314の出力はhighとなることになる。
[0047] 比較器312、314の出力350、352は、排他的なORゲート320を使用して組み合わせられ得る。排他的なORゲート320は、排他的なORゲート320への入力のうちの唯一1つのみが真であるとき、「真の」出力(「1」/「high」)を有する。したがって、比較器312、314のうちのいずれかがhighの出力を有するが、比較器312、314の両方がhighの出力を有するのではないとき、排他的なORゲート320の出力はhighである。したがって、排他的なORゲート320は、「相互排他的な」連続する比較(successive comparisons)を組み合わせて単一の信号、例えばパルス列にするために使用され得る。排他的なORゲート320の出力は、比較器312、314の両方がlowの出力350、352を有するとき、および比較器312、314の両方がhighの出力を有するときには、lowである。
[0048] 一例では、比較器312、314におけるヒステリシスが、ノイズ耐性(noise immunity)およびミスマッチ修正(mismatch correction)のために使用され得る。さらに、設定可能な基準316、318を調整(tuning)することは、信号が受け取られるときとローカルターンオン信号が生成されるときとの間の変換の速度のいくらかの制御を可能にし得る、なぜなら、設定可能な基準316、318を変更することによって生じる、方形波328と比較されることになる電圧の変化は、切り替え(switching)がいつ発生するかに影響し得るからである。(より早く切り替えることは、より速い変換速度を可能にし得る。)
[0049] 方形波328(フィルタリングおよびDCレベリングセットの後の)は、比較器312、314によってそれぞれ設定可能な基準316、318と比較され得る。比較器312は、方形波332を出力する。比較器314は、方形波334を出力する。方形波332と方形波334とが排他的なORゲート320において組み合わせられるとき、波形354が生じる。図3に例示されるように、方形波332および方形波334は、波形346が大部分の時間はhigh値であり、例えば一般に方形波332、334がスイッチング(switching)しているとき等のごく短い間だけlow値であるように、互いに位相が不一致(out of phase)であり得る。設定可能なチャージポンプ336は、一対の電流源338、340を含む。したがって、設定可能なチャージポンプ336は、波形354をDC値に変換するために使用され得る電流を提供し得る。充電および放電の変動が、一般に、依然として信号に存在し得るが、キャパシタ342によってフィルタ除去され得る。キャパシタ342は、波形346へのいずれの高周波成分もフィルタ除去し得る。したがって、波形346を設定可能なチャージポンプ336およびキャパシタ342に結合することは、波形346をもたらし得る。
[0050] 比較器312、314、設定可能な基準316、318、排他的なORゲート320、チャージポンプ336、キャパシタ342、またはインバータ344を含む1つまたは複数のコンポーネントは、マスタ回路とスレーブ回路との間で結合されたリモートウェイクアップ信号を検出することに基づいて、スレーブ回路においてローカルウェイクアップ信号を生成し、ローカルウェイクアップ信号を用いてスレーブ回路をウェイクアップするように構成されるウェイクアップ信号ジェネレータの機能を果たし得る。一般に、ウェイクアップ信号ジェネレータは、ローカルウェイクアップ信号を生成するために、これらのコンポーネントのうちのいくつかを含み得る。
[0051] 例えば波形354によって表される排他的なORゲート320の出力は、設定可能なチャージポンプ336を制御し得る。一例では、比較器312、314の両方の出力は、最初は両方ともlowであり得る。したがって、排他的なORゲート320への入力は両方lowであり得、排他的なORゲート320の出力は最初はlowであり得る。排他的なORゲート320の出力がlowであるとき、チャージポンプ中の電流源338は、キャパシタ342に電流を駆動し得る。したがって、キャパシタ342は、電流源338からの電流によって充電され得る。
[0052] 入力信号が検出されるとき、比較器312への入力は、比較器312についての正のしきい値を上回ってトグルし始め得る(begin to toggle above the positive thresholds)。同様に、入力信号が検出されるとき、比較器314への入力は、比較器314についての負のしきい値を下回ってトグルし始め得る(begin to toggle below the negative thresholds)。したがって、比較器312、314への出力がトグルし始め、排他的なORゲート320の出力がその結果としてトグルする。
[0053] 一般に、排他的なORゲート320の出力は、波形354によって例示されるように、排他的なORゲート320の出力がトグルしているとき、それがlowである時間よりも長い間highであり得る。排他的なORゲート320の出力がhighであるとき、電流源338はオフである。すると設定可能なチャージポンプ336中の電流源340は、以下で説明するようにキャパシタ342を放電し得る。電流源340がキャパシタ342を放電するとき、チャージポンプ336の出力電圧は減少し得る。
[0054] キャパシタ342が設定可能なチャージポンプ336の電流源340を通して放電されるとき、波形346の電圧は、lowの入力値(例えば、接地とVDDとの間の点線を下回る)へと下がる。したがって、インバータ344への入力は、有効low入力であり得、インバータ344の出力(一般にインバータ344を通したいくらかの遅延の後の)は、波形347によって例示されるように、論理low値から論理high値へと上昇し得る。インバータ344は、設定可能なチャージポンプの出力を有効なデジタルレベルに変換し得る。別の例では、出力バッファはインバータであり得る。
[0055] 図4は、ここに説明されるシステムおよび方法によるウェイクアップ回路構成400の例を例示する図である。ウェイクアップ回路構成400は、図1に関して説明された無線モジュール104内に存在し得る。図4の図は、RF回路構成を含み、そのうちの一部は、例えばLO302、IFジェネレータ304、およびRFコントローラ306のように図3にも例示されている。図3に関して上述したように、LO302はLO信号を生成し、IFジェネレータ304はIF信号を生成し、RFコントローラ306は制御信号を生成する。LO302、IFジェネレータ304、およびRFコントローラ306は、ケーブルマルチプレクサ308に接続される。ケーブルマルチプレクサ308は、シングルケーブルインタフェース106を通じて図1のコアモジュール102から信号を受け取り得る。さらに、ケーブルマルチプレクサ308は、ケーブルマルチプレクサ308の出力からの、LO302、IFジェネレータ304、およびRFコントローラ306のための信号を、多重化するために使用され得る。図4の例示された例では、LO302の入力は、図1の無線モジュール104をウェイクアップするための信号を生成するために使用され得る回路構成に結合される。LO302の入力は、シングルケーブルインタフェース106を通じてコアモジュール102に結合され得る。コアモジュール102は、入力スイッチ406を通してエネルギ検出器406に結合され得る。別の例では、例えばLO302の入力の代わりに、IF304の入力が、回路構成に結合される。IFジェネレータ304の入力は、シングルケーブルインタフェース106を通じてコアモジュール102に結合され得る。コアモジュール102は、入力スイッチ408を通してエネルギ検出器に結合され得る。図4の例示された例における回路構成は、エネルギ検出器402を含む。エネルギ検出器402は、コアモジュール102からのLO302へのLO信号入力からのエネルギを検出し得る。別の例では、エネルギ検出器402は、コアモジュールからのIFジェネレータ304へのIF信号入力からのエネルギを検出し得る。エネルギ検出器402によって決定される、IF信号またはLO信号からのエネルギの存在は、無線モジュール104がウェイクアップするべきであることのインジケーションを提供し得る。エネルギ検出器402の出力は、キャパシタ342によってフィルタされ得、インバータ404によってバッファされ得る。インバータ404は、いくらかの量のヒステリシスを提供し得る。ヒステリシスは、現在および過去の入力への、システムの出力の時間ベースの依存である。ヒステリシスは、望まれない急なスイッチング(unwanted rapid switching)を防ぐために電子回路内で使用され得る。したがって、インバータ404におけるヒステリシスは、エネルギ検出器402からの誤判定を防ぐのに役立ち得る。
[0056] エネルギ検出器402、キャパシタ342、またはキャパシタ404を含む1つまたは複数のコンポーネントは、マスタ回路とスレーブ回路との間で結合されたリモートウェイクアップ信号を検出することに基づいて、スレーブ回路においてローカルウェイクアップ信号を生成し、ローカルウェイクアップ信号を用いてスレーブ回路をウェイクアップするように構成されるウェイクアップ信号ジェネレータの機能を果たし得る。一般に、ウェイクアップ信号ジェネレータは、ローカルウェイクアップ信号を生成するために、これらのコンポーネントのうちのいくつかを含み得る。
[0057] LO302またはIFジェネレータ304は、接地を中心とした正弦波信号(sinusoidal signal)414を出力し得る。正弦波信号414からのエネルギは、エネルギ検出器402によって検出され得る。エネルギ検出器402によって検出される正弦波信号414からのエネルギの存在は、無線モジュール104がウェイクアップするべきであることのインジケーションであり得る。(図3のインバータはまた、いくつかの例ではヒステリシスを有し得る。)
[0058] 図5は、ここに説明されるシステムおよび方法によるウェイクアップ回路構成500の例を例示する図である。ウェイクアップ回路構成500は、図1に関して説明された無線モジュール104内に存在し得る。この図は、RF回路構成を含み、そのうちの一部はまた、例えばLO302、IFジェネレータ304、RFコントローラ306、ケーブルマルチプレクサ308、および入力スイッチ322のように図3および図4にも例示されている。ウェイクアップ回路構成500は、例えば、LO周波数でも、IF周波数でも、またはRF制御周波数でもない任意周波数(an arbitrary frequency)のウェイクアップ信号を可能にする回路構成500の例を提供する。(LO周波数、IF周波数、またはRF制御周波数は、上述したように図3〜図4に関する例のうちの1つまたは複数と併せて使用され得る。)
[0059] ケーブルマルチプレクサ308の入力は、回路構成502に結合され得る。例えば、ケーブルマルチプレクサ308の入力は、入力フィルタ504を通して、および入力スイッチ322を通して、回路構成502に結合され得る。図5に例示される入力フィルタ504は、バンドパスフィルタであり得る。バンドパスフィルタは、マルチプレクサ308と並列であり得る。バンドパスフィルタの周波数範囲の選択は、LO周波数、IF周波数、またはRF制御周波数以外の任意周波数の使用を可能にし得る。例えば、バンドパスフィルタの周波数範囲は、ウェイクアップ信号のための所望の任意周波数にマッチ(match)するように選択され得る。
[0060] 図5の例示された例における回路構成502は、エネルギ検出器402を含み、それは最初に図4に関して説明された。エネルギ検出器402は、ケーブルマルチプレクサ308の状態に応じて、すなわち、マルチプレクサにおいてどの信号入力が選択されてマルチプレクサの出力へとルーティングされるかに応じて、LO信号、IF信号、またはRFコントローラ信号からのエネルギを検出し得る。一般に、エネルギ検出器402は、LO信号またはIF信号のいずれかが選択されるとき、使用され得る。しかしながら、いくつかの例は、RF制御信号を選択し得る。エネルギがエネルギ検出器402によって検出されることは、無線モジュール104がウェイクアップするべきであることのインジケーションを提供し得る。エネルギ検出器402の出力は、キャパシタ、342、によってフィルタされ得、インバータ404によってバッファされ得る。さらに、インバータ404は、いくらかの量のヒステリシスを提供し得る。ヒステリシスは、エネルギ検出器402からの誤判定を防ぐのに役立ち得る。
[0061] LO302、IFジェネレータ304、またはRFコントローラは、接地を中心とした正弦波信号508を出力し得る。正弦波信号508からのエネルギは、エネルギ検出器402によって検出され得る。正弦波信号508からのエネルギの存在は、無線モジュール104がウェイクアップするべきであることのインジケーションであり得る。
[0062] 図6は、ここに説明されるシステムおよび方法による例示的なウェイクアップ回路構成600を例示する図である。ウェイクアップ回路構成600は、図1に関して説明された無線モジュール104内に存在し得る。この図は、図1の無線モジュール104をウェイクアップするための決定を行うためにシングルケーブルインタフェース106からのDC信号を使用し得る例を例示する。シングルケーブルインタフェース106からのDC信号は、一対の抵抗器R、Rを通して比較器604に接続され得る。一対の抵抗器R、Rは、DC信号、VDD、を分圧し得る分圧器を形成する。分圧された電圧は、図6においてVSUPと称される。
SUP=R/(R+R
[0063] 生み出された分圧されたDC信号、VSUPは、比較器604の正側入力線への入力であり得る。低電力基準602は、電圧基準、VREFを、比較器604の負側入力に提供し得る。したがって、VSUPおよびVREFは、比較器604によって比較され得る。比較器の出力は、VSUPとVREFとの比較に基づいて生成され得る。いくつかの例では、VDDの減少は、無線モジュール104がパワーアップされるべきであること、より具体的には、無線コンポーネント110がパワーアップするべきであることをシグナリングするために使用され得る。いくつかの他の例では、VDDの減少は、パワーアップをシグナリングするために使用され得る。いくつかの他の例では、例えばパワーダウンの間のVDDのわずかな低減と、その後に続くVDDにおける公称電圧への増加が、パワーアップを開始するために使用され得る。さらに他の例では、例えばパワーダウンの間のVDDのわずかな増加と、その後に続くVDDにおける公称電圧への減少が、パワーアップを開始するために使用され得る。
[0064] 比較器604の出力は、インバータ606によってバッファされ得、インバータ606はまた、比較器604の出力に対して故意でないまたは望まれない変化を生じさせ得るノイズをフィルタ除去するのに役立つヒステリシスを提供し得る。低電力基準602、比較器604、またはインバータ606を含む1つまたは複数のコンポーネントは、マスタ回路とスレーブ回路との間で結合されたリモートウェイクアップ信号を検出することに基づいて、スレーブ回路においてローカルウェイクアップ信号を生成し、ローカルウェイクアップ信号を用いてスレーブ回路をウェイクアップするように構成されるウェイクアップ信号ジェネレータの機能を果たし得る。一般に、ウェイクアップ信号ジェネレータは、ローカルウェイクアップ信号を生成するために、これらのコンポーネントのうちのいくつかを含み得る。
[0065] 図7は、図6の図と併せて使用され得る様々な電圧信号を例示する図700である。無線モジュールのパワーダウン状態の間、VDDは依然としてアクティブであり得る。VDDが正の電圧であると仮定すると、電圧VSUPは、電圧VREFより高い可能性がある。したがって、無線モジュール104がパワーダウン状態にあるとき、比較器604の出力はhighであり得、インバータ606の出力はlowであり得る。図1の無線モジュール104がパワーアップされることになるとき、コアモジュール102は、電圧VDDを一瞬低下させ得る。電圧VDDが一瞬低下されるとき、図7に示されるように、電圧VSUPもまた一瞬低下することになる。電圧VSUPが電圧VREFより低いとき、比較器604の出力はlow値に遷移することになり、インバータ606の出力はhigh値に遷移することになる。そして電圧VDDが上昇するとき、図7に示されるように、電圧VSUPもまた上昇することになる。電圧VSUPが電圧VREFより高いとき、比較器604の出力はhigh値に遷移することになり、インバータ606の出力はlow値に遷移することになる。
[0066] 図8は、図3のウェイクアップ回路中で使用され得る例示的な設定可能なチャージポンプ336を例示する図である。設定可能なチャージポンプ336が電流源338および電流源340を含むことを図3の説明から思い出して欲しい。PMOSトランジスタ802は、図3に例示される電流源338を提供し得る。PMOSトランジスタ802は、電圧VDDに結合され、入力INによって制御される。INがlowであるとき、PMOSトランジスタ802はオンであり、PMOSトランジスタ802を通して電流が流れ得る。
[0067] 電流源340は、NMOSトランジスタ810、812によって提供され得る。INがhighであり、コンポーネント808内のスイッチがアクティブであるとき、NMOSトランジスタ810はアクティブである。NMOSトランジスタ812は、信号rfcによって制御され、それはコンポーネント808内のスイッチの状態に応じたVCCと制御入力(ctrl)との関数であり得る。インバータ804、806は、制御入力(ctrl)を反転させ得るおよびバッファし得る。したがって、rfc信号は、制御信号(ctrl)に等しい可能性がある。代替的に、コンポーネント808内のスイッチの状態に応じて、rfcは、インバータ806を通したVSSの反転に基づいて、low値であり得る。
[0068] 上述したように、例えば波形354によって表される排他的なORゲート320の出力は、設定可能なチャージポンプ336を制御し得る。一例では、比較器312、314の両方の出力は、最初は両方ともlowであり得る。したがって、排他的なORゲート320への入力は両方lowであり得、排他的なORゲート320の出力は最初はlowであり得る。電流源338は、PMOSトランジスタ802によって提供され得る。PMOSトランジスタ802は、PMOSトランジスタ802がオンであるとき、VDDをキャパシタ342に接続し得る。PMOSトランジスタ802は、排他的なORゲート320の出力がlowであるとき、オンであり得る。したがって、キャパシタ342は、VDDへの接続からの電流で充電され得る。
[0069] 入力信号が検出されるとき、比較器312への入力は、比較器312についての正のしきい値を上回ってトグルし始め得る。同様に、入力信号が検出されるとき、比較器314への入力は、比較器314についての負のしきい値を下回ってトグルし始め得る。比較器312、314の出力がトグルし始め、排他的なORゲート320の出力がその結果としてトグルする。
[0070] 上述したように、一般に、排他的なORゲート320の出力は、排他的なORゲートの出力がトグルしているとき、それがlowである時間よりも長い間highであり得る。排他的なORゲート320の出力がhighであるとき、PMOSトランジスタ802はオフである。設定可能なチャージポンプ336中の(1つまたは複数の)NMOSトランジスタ810、812はすると、キャパシタ342を放電し得、キャパシタ342を通過する電圧が減少し得る。
[0071] 一例では、設定可能なチャージポンプ336の設定可能性(configurability)は、例えばNMOSトランジスタ810、812等の複数のNMOSトランジスタの並列なアレイの使用に少なくとも部分的に起因する。使用されるNMOSトランジスタ810、812の数、使用されるNMOSトランジスタ810、812のサイズ、または数とサイズ両方の組合せは、キャパシタ342を通過する電圧の減少の傾きを制御し得る。使用されるNMOSトランジスタ810、812の数は、選択可能であり得る。(NMOSトランジスタ810は、チャージポンプを構成するために使用されるプライマリトランジスタであり得る。いくつかの例では、NMOSトランジスタ812は、一般に、同時にオンであり得、かつ、VSSへの潜在的な電流経路(the potential current paths)の各々をイネーブルまたはディセーブルするために使用され得る。)。
[0072] キャパシタ342を通過する電圧の減少は、波形346に例示される。より多くのトランジスタまたはより大きなトランジスタは、一般に、より少ないトランジスタまたはより小さいトランジスタに比べて、より多くの電流を伝え得るので、より多くの数のNMOSトランジスタ810、812、またはより大きなNMOSトランジスタ810、812を使用することは、キャパシタ342からの放電の速度を増し得る。各NMOSトランジスタ810の各ゲートは、1つまたは複数の制御線:nctrl[0]、nctrl[1]、nctril[2]、nctril[3]によって制御され得る。例示的な制御線nctrl[0]、nctrl[1]、nctril[2]、nctril[3]は、(単一のスイッチとして例示される)スイッチを通して、例えば図8における「IN」等の設定可能なチャージポンプの入力である、排他的なOR320の出力のいずれかに接続され得る。INへの接続は、NMOSトランジスタ810がイネーブルされるときに使用され得、NMOSトランジスタは、キャパシタ342の放電に寄与するように意図される。代替的に、例示的な制御線nctrl[0]、nctrl[1]、nctril[2]、nctril[3]は、例えばNMOSトランジスタ810がディセーブルされるとき、接地(またはインバータ806からのlow出力)に接続され得る。NMOSトランジスタ812は、VSSへの電流経路をイネーブルまたはディセーブルするために使用され得る。
[0073] イネーブルされたNMOSトランジスタ810および単一のPMOSトランジスタ802は、排他的なORゲート320の出力(図8における「IN」)に接続され得る。波形346の傾きは、キャパシタ342の放電に基づき得る。キャパシタ342の放電の傾きは、NMOSトランジスタ対PMOSトランジスタ802の比(またはNMOSトランジスタを通る電流対PMOSトランジスタ802を通る電流の比)に依存し得る。
[0074] 設定可能なチャージポンプ336は、比較器312、314の信号、例えばパルス列(波形346)を、DC値(346)に変換し得る。設定可能なチャージポンプ336は、調整可能であり得る。PMOSトランジスタ802および調整可能な(1つまたは複数の)NMOSトランジスタ810、812は、充電および放電の経路の関係を調整し得、より遅い、またはより速いパルスDC変換を可能にする。より速い検出または補償のためには、より大きなNMOSデバイス(またはより多くのNMOSトランジスタ810、812)が使用され得る。誤警報(false alarms)が発生する場合は、より小さいNMOSデバイス(またはより少ないNMOSトランジスタ)が、メカニズムの応答を遅くするために使用され得る。較正に関し、各比較器312、314は別々に較正され得る。
[0075] いくつかの例では、一実施形態は、例えば60GHzの無線モジュール等の無線モジュールに埋め込まれる、<50uAの電流消費の低電力ウェイクアップ検出器の役割を果たす。低電力ウェイクアップ検出器は、チップのその他の残りの部分がオフにされ得る一方で、パワーダウンモードの間、動作状態に保たれ得る。低電力ウェイクアップ検出器の動作は、パワーアップシーケンスを開始するために使用される整合された50Ωのソースからの125MHzの方形波信号(例えば、図3の方形波328)に基づき得る。いくつかの例は、無線モジュール104が、ここに説明されるシステムおよび方法を使用するスイッチを使用してパワーダウンされる必要がないので、コアエッジにおける外部のオンボード電力スイッチを取り除き(eliminate)得る。ここに説明されるシステムおよび方法は、依然として非常に少ない電流消費で無線モジュール104のディープパワーダウンモードを可能にし得る。
[0076] ウェイクアップ回路構成(300)のいくつかの例は、入力信号(348)に結合された第1の比較器(312)を含む。第1の比較器(312)は、入力信号(348)を第1の比較値(316)と比較するように構成される。例は、入力信号(348)に結合された第2の比較器(314)を含む。第2の比較器(314)は、入力信号(348)を第2の比較値(318)と比較するように構成される。例は、排他的なORゲート(320)を含む。排他的なORゲート(320)の第1の入力は、第1の比較器の出力(350)に結合される。排他的なORゲート(320)の第2の入力は、第2の比較器の出力(352)に結合される。例は、排他的なORゲート(320)の出力に結合されかつモニタされている回路をウェイクアップするために排他的なORゲート(320)からのパルス列(354)等の信号をDC値(346)に変換するように構成される、設定可能なチャージポンプ(336)を含む。(ここに説明されるように、モニタされている回路をウェイクアップする「DC値」は、例えば、排他的なORゲート320の出力、ならびに、レベルシフトされた、フィルタされた、または別の方法で処理されたバージョンのDC値を含む。)
[0077] 例は、DC値をデジタル電圧レベル(347)に変換するように構成されるバッファ(344)を含み得る。バッファ(344)は、インバータ(344)であり得る。例はさらに、DC較正のために入力信号を絶縁するように構成される入力スイッチ(322)を含み得る。例はさらに、入力スイッチ(322)を入力信号(328)に結合するDCブロックキャパシタ(324)を含み得る。例はさらに、DCセット回路(326)を含み得る。
[0078] いくつかの例示的なウェイクアップ回路は、固定セットのケーブル接続(106)のうちの少なくとも1つの接続を使用して、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間でリモートウェイクアップ信号(328)を結合するための固定セットのケーブル接続(106)を含む。スレーブ回路(104)は、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間で結合されたリモートウェイクアップ信号(328)を検出する。スレーブ回路(104)は、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間で結合されたリモートウェイクアップ信号(328)を検出することに基づいて、ローカルウェイクアップ信号(354、346、347)を生成する。例は、ローカルウェイクアップ信号(354、346、347)に基づいて、スレーブ回路(104)をウェイクアップする。
[0079] 少なくとも1つの接続はさらに、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間で第2の信号(328)を結合する。(第1の信号は、無線モジュールをパワーアップするために生成されるLO、IF、またはRF制御信号であり得る。第2の信号は、無線モジュールの動作の間に生成されるLO、IF、またはRF制御信号であり得る。)。
[0080] 例は、スレーブ回路(304)がアウェイク(awake)状態であるときに、少なくともある時間の期間の間、マスタ回路(302)とスレーブ回路(304)との間で第2の信号(328)を結合し得る。例は、第1の比較結果(350)を生成するために、入力信号(348)を第1の比較値(326)と比較し得る。例は、第2の比較結果(352)を生成するために、入力信号(348)を第2の比較値(318)と比較し得る。例は、信号、例えば、パルス列(354)を生成するために、第1の比較結果(350)と第2の比較結果(352)とを組み合わせ得る。
[0081] 一例では、リモートウェイクアップ信号(328)を検出することはさらに、エネルギ検出器(402)を使用してリモートウェイクアップ信号からのエネルギを検出することを含み得る。一例では、リモートウェイクアップ信号は、DC電圧(VDD)を含む。一例では、リモートウェイクアップ信号(328)を検出することはさらに、DC電圧(VDD、VSUP)を検出することを含む。一例では、リモートウェイクアップ信号は、RF制御信号(306)を含む。一例では、リモートウェイクアップ信号は、IF信号(304)を含む。一例では、リモートウェイクアップ信号は、LO信号(302)を含む。一例では、リモートウェイクアップ信号は、選択的に、RF制御信号(306)、IF信号(304)、またはLO信号(302)のうちの1つを含む。一例では、ケーブルマルチプレクサ(308)は、RF制御信号(306)、IF信号(304)、またはLO信号(302)のうちの1つを、リモートウェイクアップ信号として選択し得る。さらに、一例は、リモートウェイクアップ信号(302、304、306)をフィルタ(324、504)し得る。
[0082] 図9は、ここに説明されるシステムおよび方法による例示的な方法を例示するフローチャート900である。方法は、パワーダウンされた回路(104)をウェイクアップするために、ウェイクアップ回路構成(300)中でインプリメントされ得る。ブロック902は、第1の比較結果(350)を生成するために、入力信号(348)を第1の比較値(316)と比較する(312)。比較される入力値は、LO信号(302)、IF信号(304)、またはRF制御信号(306)であり得る。比較される入力値は、キャパシタ324によってDCフィルタされている、および抵抗器RおよびRによってDCセットされている可能性がある。
[0083] ブロック904は、第2の比較結果(352)を生成するために、入力信号(348)を第2の比較値(318)と比較する(314)。比較される入力値は、LO信号(302)、IF信号(304)、またはRF制御信号(306)であり得る。比較される入力値は、キャパシタ324によってDCフィルタされている、および抵抗器RおよびRによってDCセットされている可能性がある。
[0084] ブロック906は、信号、例えばパルス列(354)を生成するために、第1の比較結果(350)と第2の比較結果(352)とを組み合わせる(320)。第1の比較結果(350)および第2の比較結果(352)は、排他的なORゲート320または他の論理回路構成を使用して組み合わせられ得る。
[0085] ブロック908は、信号(354)をDC値(346)に変換する(336)。信号、例えばパルス列は、電流源338、340を含み得る設定可能なチャージポンプ336によって変換され得る。
[0086] ブロック910は、DC値(346)に基づいて、パワーダウンされた回路(104)をウェイクアップする。例えば、DC値(346)またはDC値のデジタルバージョン(347)は、無線モジュール104をウェイク(wake)させるために使用され得る。ここに説明されたように、DC値という用語は、特許請求の範囲において使用されるとき、DC値(346)、ならびに、フィルタされた、DCシフトされた、または別の方法で処理されたバージョンのDC値(346)を含む。
[0087] いくつかの例では、方法はさらに、DC値をデジタル電圧レベル(346)に変換するために、DC値(346)をバッファすること(344)を含み得る。DC値(346)をバッファすること(344)は、DC値(346)をバッファ(344)するためのインバータを使用することを含み得る。いくつかの例は、DC較正のために入力信号を絶縁するために入力信号を切り替えること(322)を含み得る。
[0088] 図10は、ここに説明されるシステムおよび方法による例示的な方法を例示するフローチャート1000である。方法は、パワーダウンされた回路(104)をウェイクアップするために、ウェイクアップ回路構成(300、400、500、600)中でインプリメントされ得る。ブロック1002は、固定セットのケーブル接続(106)のうちの少なくとも1つの接続を使用して、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間でリモートウェイクアップ信号(328)を結合する。少なくとも1つの接続(106)はさらに、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間で第2の信号を結合する。第2の信号は、スレーブ回路(104)がアウェイク状態であるときに、少なくともある時間の期間の間、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間で接続され得る。
[0089] ブロック1004は、スレーブ回路(104)において、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間で結合されたリモートウェイクアップ信号(328)を検出する。いくつかの例では、リモートウェイクアップ信号(328)を検出することは、エネルギ検出器(402)を使用してリモートウェイクアップ信号からのエネルギを検出することを含み得る。リモートウェイクアップ信号は、DC電圧(VDD)であり得る。したがって、一例では、リモートウェイクアップ信号を検出することは、DC電圧(VDD)を検出することを含み得る。別の例では、リモートウェイクアップ信号は、RF制御信号(306)であり得る。別の例では、リモートウェイクアップ信号は、IF信号(304)であり得る。別の例では、リモートウェイクアップ信号は、LO信号(302)であり得る。リモートウェイクアップ信号は、選択的に、RF制御信号(306)、IF信号(304)、またはLO信号(302)のうちの1つであり得る。一例では、リモート信号を検出することは、RF制御信号(306)、IF信号(304)、またはLO信号(302)のうちの1つを、リモートウェイクアップ信号(328)として選択すること(308)を含み得る。いくつかの例は、リモートウェイクアップ信号をフィルタ(324、504)し得る。
[0090] ブロック1006は、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間で結合されたリモートウェイクアップ信号(328)を検出することに基づいて、スレーブ回路(104)においてローカルウェイクアップ信号(346、412)を生成する。リモートウェイクアップ信号(328)は、図3〜図6および図8に関して説明された回路構成によって生成され得る。
[0091] ブロック1008は、ローカルウェイクアップ信号(346、412)に基づいて、スレーブ回路(104)をウェイクアップする。図3〜図6および図8に関して説明された回路構成によって生成されるウェイクアップ信号(346、412)は、図1の無線モジュール104のような回路構成をウェイクアップするために使用され得る。
[0092] 図11は、ここに説明されるシステムおよび方法による例示的な方法を例示するフローチャート1100である。図11の方法は、図10の方法と共に使用され得る。図11の方法は、図9の方法の複数のステップのサブセットを含み、それは図10の方法に適用され得る。方法は、パワーダウンされた回路(104)をウェイクアップするために、ウェイクアップ回路構成(300)中でインプリメントされ得る。より具体的には、図11のフローチャート1100は、リモートウェイクアップ信号(328)を検出することに関連する。ブロック1102は、第1の比較結果(350)を生成するために、入力信号(348)を第1の比較値(316)と比較する(312)。
[0093] ブロック1104は、第2の比較結果(352)を生成するために、入力信号(348)を第2の比較(314)値と比較する(312)。
[0094] ブロック1106は、信号、例えばパルス列信号(354)を生成するために、第1の比較結果(350)と第2の比較結果(352)とを組み合わせる。
[0095] いくつかの例では、ウェイクアップ回路構成(300)は、第1の比較結果(350)を生成するために、入力信号を第1の比較値(316)と比較するための手段(312)を含む。例は、第2の比較結果(352)を生成するために、入力信号を第2の比較値(318)と比較するための手段(318)を含む。例は、パルス列信号(354)を生成するために、第1の比較結果(350)と第2の比較結果(352)とを組み合わせるための手段(320)を含む。例は、パルス列信号をDC値(346)に変換するための手段(336)を含む。例は、DC値(346)に基づいて、回路(104)をウェイクアップするための手段(346)を含む。
[0096] 例は、DC値(346)をデジタル電圧レベル(347)に変換するために、DC値(346)をバッファするための手段(344)を含み得る。いくつかの例では、DC値(346)をバッファするための手段(344)は、インバータであり得る。例は、DC較正のために入力信号を絶縁するために入力信号を切り替えるための手段(322)を含み得る。例は、DCフィルタされた入力信号(348)を生成するために、入力信号をDCフィルタするための手段(324)を含み得る。例は、DCフィルタされた入力信号(348)をDCセットするための手段(326)を含み得る。
[0097] いくつかの例は、固定セットのケーブル接続(106)のうちの少なくとも1つの接続(106)を使用して、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間でリモートウェイクアップ信号(328)を結合するための手段(106)を含む。少なくとも1つの接続(106)はさらに、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間で第2の信号(328)を結合する。例は、スレーブ回路(104)において、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間で結合されたリモートウェイクアップ信号(328)を検出するための手段(300)を含む。例は、マスタ回路(102)とスレーブ回路(104)との間で結合されたリモートウェイクアップ信号(328)を検出することに基づいて、スレーブ回路(104)においてローカルウェイクアップ信号(346)を生成するための手段(320)を含む。例は、ローカルウェイクアップ信号(346)に基づいて、スレーブ回路(104)をウェイクアップするための手段(346)を含む。
[0098] 例は、第1の比較結果(350)を生成するために、入力信号を第1の比較値(316)と比較するための手段(312)を含み得る。例は、第2の比較結果(352)を生成するために、入力信号を第2の比較値(318)と比較するための手段(314)を含み得る。例は、信号、例えばパルス列信号(354)を生成するために、第1の比較結果(350)と第2の比較結果(352)とを組み合わせるための手段(320)を含み得る。
[0099] 例は、RF制御信号(306)、IF信号(304)、またはLO信号(302)のうちの1つを、リモートウェイクアップ信号として選択するための手段(308)を含み得る。さらに、例は、リモートウェイクアップ信号(328)をフィルタするための手段(324、504)を含み得る。
[00100] ここに説明されるシステムおよび方法は、同じケーブル接続、例えばDC、制御、LOまたはIFが、それぞれ、ウェイクアップ信号のためにおよびDC、制御、LOまたはIF接続のために使用されることを可能にし得る。さらに、いくつかの例では、ここに説明されるシステムおよび方法は、同じ信号、例えばDC、制御、LOまたはIFが、それぞれ、ウェイクアップ信号として、およびDC信号、制御信号、LO信号またはIF信号のために使用されることを可能にし得る。
[00101] 開示されたプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は、例示的なアプローチの一例であるということは理解される。設計の選好に基づいて、これらのプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は並べ換えられ得ることは理解される。さらに、いくつかのブロックは、組み合わせられ得るか、または省略され得る。添付の方法の請求項は、様々なブロックの要素をサンプルの順序で提示するが、それらは提示された特定の順序または階層に限定されることを意味していない。
[00102] 先の説明は、当業者が、ここに説明された様々な態様を実施することができるように提供されている。これらの態様に対する様々な変更は、当業者に容易に理解されるものであり、ここに定義された一般的な原理は、他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、ここに示される態様に限定されるようには意図されておらず、請求項の文言と一致する最大の範囲を認められるべきであり、ここで、ある要素への単数形での言及は、そのように明確に述べられていない限りは「1つおよび1つのみ」を意味するのではなく、「1つまたは複数」を意味するように意図されている。「例示的な(exemplary)」という用語は、ここで「例、事例、または例示としての役割を果たす」という意味で使用される。「例示的」であるとここで説明されたいずれの態様も、必ずしも、他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。そうでないとの明確な記載がない限り、「いくつかの/何らかの(some)」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」のような組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、マルチプルな(multiples of)A、マルチプルなB、またはマルチプルなCを含み得る。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」のような組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとB、AとC、BとC、またはAとBとCであり得、ここで、任意のこのような組合せは、A、B、またはCの1つまたは複数のメンバーを含み得る。当業者に知られている、あるいは後に知られることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的な同等物は、参照によってここに明示的に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるように意図されている。さらに、本明細書におけるいかなる開示も、そのような開示が特許請求の範囲に明確に記載されているか否かに関わらず、公衆に献呈されることを意図したものではない。「モジュール」、「メカニズム」、「要素」、「デバイス」等の用語は、「手段」という用語の代用ではない可能性がある。したがって、要素が「〜のための手段」という表現を使用して明記されていない限り、請求項のいずれの要素もミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ウェイクアップ回路であって、
入力信号に結合され、前記入力信号を第1の比較値と比較するように構成される第1の比較器と、
前記入力信号に結合され、前記入力信号を第2の比較値と比較するように構成される第2の比較器と、
排他的なORゲートと、前記排他的なORゲートの第1の入力は前記第1の比較器の出力に結合され、前記排他的なORゲートの第2の入力は、前記第2の比較器の出力に結合される、
前記排他的なORゲートの出力に結合され、モニタされている回路をウェイクアップするために、前記排他的なORゲートからの信号を直流(DC)値に変換するように構成される調整可能なチャージポンプと、
を備える、ウェイクアップ回路。
[C2]
前記DC値をデジタル電圧レベルに変換するように構成されるバッファをさらに備える、C1に記載のウェイクアップ回路。
[C3]
前記バッファがインバータを備える、C2に記載のウェイクアップ回路。
[C4]
DC較正のために前記入力信号を絶縁するように構成される入力スイッチをさらに備える、C1に記載のウェイクアップ回路。
[C5]
前記入力スイッチを前記入力信号に結合するDCブロックキャパシタをさらに備える、C4に記載のウェイクアップ回路。
[C6]
DCセット回路をさらに備える、C5に記載のウェイクアップ回路。
[C7]
回路をウェイクアップするための方法であって、
第1の比較結果を生成するために、入力信号を第1の比較値と比較することと、
第2の比較結果を生成するために、前記入力信号を第2の比較値と比較することと、 信号を生成するために、前記第1の比較結果と前記第2の比較結果とを組み合わせることと、
前記信号を直流(DC)値に変換することと、
前記DC値に基づいて、前記回路をウェイクアップすることと、
を備える、方法。
[C8]
前記DC値をデジタル電圧レベルに変換するために、前記DC値をバッファすることをさらに備える、C7に記載の方法。
[C9]
インバータを使用して前記DC値をバッファすることをさらに備える、C8に記載の方法。
[C10]
DC較正のために前記入力信号を絶縁するために前記入力信号を切り替えることをさらに備える、C7に記載の方法。
[C11]
DCフィルタされた入力信号を生成するために、前記入力信号をDCフィルタすることをさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記DCフィルタされた入力信号をDCセットすることをさらに備える、C11に記載の方法。
[C13]
ウェイクアップ回路であって、
第1の比較結果を生成するために、入力信号を第1の比較値と比較するための手段と、 第2の比較結果を生成するために、前記入力信号を第2の比較値と比較するための手段と、
信号を生成するために、前記第1の比較結果と前記第2の比較結果とを組み合わせるための手段と、
前記信号を直流(DC)値に変換するための手段と、
前記DC値に基づいて、回路をウェイクアップするための手段と、
を備える、ウェイクアップ回路。
[C14]
前記DC値をデジタル電圧レベルに変換するために、前記DC値をバッファするための手段をさらに備える、C13に記載のウェイクアップ回路。
[C15]
前記DC値をバッファするための前記手段がインバータを備える、C14に記載のウェイクアップ回路。
[C16]
DC較正のために前記入力信号を絶縁するために前記入力信号を切り替えるための手段をさらに備える、C13に記載のウェイクアップ回路。
[C17]
DCフィルタされた入力信号を生成するために、前記入力信号をDCフィルタするための手段をさらに備える、C16に記載のウェイクアップ回路。
[C18]
前記DCフィルタされた入力信号をDCセットするための手段をさらに備える、C17に記載のウェイクアップ回路。
[C19]
システム内のスレーブ回路をウェイクアップするための装置であって、
固定セットのケーブル接続のうちの少なくとも1つの接続を使用して、マスタ回路と前記スレーブ回路との間でリモートウェイクアップ信号を結合するように構成される結合器と、前記少なくとも1つの接続はさらに、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で第2の信号を結合する、
前記スレーブ回路において、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合された前記リモートウェイクアップ信号を検出するように構成される検出器と、
前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合された前記リモートウェイクアップ信号を検出することに基づいて、前記スレーブ回路においてローカルウェイクアップ信号を生成し、前記ローカルウェイクアップ信号を用いて前記スレーブ回路をウェイクアップするように構成されるウェイクアップ信号ジェネレータと、
を備える、装置。
[C20]
前記第2の信号は、前記スレーブ回路がアウェイク(awake)状態であるときに、少なくともある時間の期間の間、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合される、C19に記載の装置。
[C21]
前記検出器は、
第1の比較結果を生成するために、入力信号を第1の比較値と比較することと、
第2の比較結果を生成するために、前記入力信号を第2の比較値と比較することと、 信号を生成するために、前記第1の比較結果と前記第2の比較結果とを組み合わせることと、
を行うようにさらに構成される、C19に記載の装置。
[C22]
前記検出器がエネルギ検出器を備える、C19に記載の装置。
[C23]
前記リモートウェイクアップ信号が直流(DC)電圧を備える、C19に記載の装置。
[C24]
前記検出器が、直流(DC)電圧を検出するようにさらに構成される、C23に記載の装置。
[C25]
前記リモートウェイクアップ信号が無線周波数(RF)制御信号を備える、C19に記載の装置。
[C26]
前記リモートウェイクアップ信号が中間周波数(IF)信号を備える、C19に記載の装置。
[C27]
前記リモートウェイクアップ信号がローカル発振器(LO)信号を備える、C19に記載の装置。
[C28]
無線周波数(RF)制御信号、中間周波数(IF)信号、またはローカル発振器(LO)信号から前記リモートウェイクアップ信号を選択するように構成される選択コンポーネントをさらに備える、C19に記載の装置。
[C29]
前記RF制御信号がデジタルビットシーケンスを備える、C28に記載の装置。
[C30]
前記リモートウェイクアップ信号をフィルタするように構成されるフィルタをさらに備える、C29に記載の装置。

Claims (24)

  1. システム内のスレーブ回路をウェイクアップするための装置であって、
    固定セットのケーブル接続のうちの少なくとも1つの接続を使用して、マスタ回路と前記スレーブ回路との間でリモートウェイクアップ信号を結合するように構成される結合器、前記少なくとも1つの接続はさらに、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で第2の信号を結合する、ここにおいて、前記第2の信号は、制御信号、中間周波数(IF)信号、またはローカル発振器(LO)信号である、と、
    前記スレーブ回路において、前記制御信号、前記IF信号、または前記LO信号から前記リモートウェイクアップ信号を選択するように構成される選択コンポーネントと、
    前記スレーブ回路において、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合された前記リモートウェイクアップ信号を検出するように構成される検出器、ここにおいて、前記検出器は、
    第1の比較結果を生成するために、入力信号を第1の比較値と比較することと、
    第2の比較結果を生成するために、前記入力信号を第2の比較値と比較することと、 信号を生成するために、前記第1の比較結果と前記第2の比較結果とを組み合わせることと、
    を行うようにさらに構成される、と、
    前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合された前記リモートウェイクアップ信号を検出することに基づいて、前記スレーブ回路においてローカルウェイクアップ信号を生成し、前記ローカルウェイクアップ信号を用いて前記スレーブ回路をウェイクアップするように構成されるウェイクアップ信号ジェネレータと、
    を備える、装置。
  2. 前記第2の信号は、前記スレーブ回路がアウェイク(awake)状態であるとき少なくともある時間の期間の間、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記検出器がエネルギ検出器を備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記リモートウェイクアップ信号が直流(DC)電圧を備える、請求項1に記載の装置。
  5. 前記検出器が、直流(DC)電圧を検出するようにさらに構成される、請求項に記載の装置。
  6. 前記リモートウェイクアップ信号が前記制御信号を備える、請求項1に記載の装置。
  7. 前記リモートウェイクアップ信号が前記IF信号を備える、請求項1に記載の装置。
  8. 前記リモートウェイクアップ信号が前記LO信号を備える、請求項1に記載の装置。
  9. 前記制御信号がデジタルビットシーケンスを備える、請求項1に記載の装置。
  10. 前記リモートウェイクアップ信号をフィルタするように構成されるフィルタをさらに備える、請求項に記載の装置。
  11. システム内のスレーブ回路をウェイクアップするための方法であって、
    固定セットのケーブル接続のうちの少なくとも1つの接続を使用して、マスタ回路と前記スレーブ回路との間でリモートウェイクアップ信号を結合すること、前記少なくとも1つの接続はさらに、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で第2の信号を結合する、ここにおいて、前記第2の信号は、制御信号、中間周波数(IF)信号、またはローカル発振器(LO)信号である、と、
    前記スレーブ回路において、前記制御信号、前記IF信号、または前記LO信号から前記リモートウェイクアップ信号を選択することと、
    前記スレーブ回路において、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合された前記リモートウェイクアップ信号を検出すること、ここにおいて、前記検出することが、
    第1の比較結果を生成するために、入力信号を第1の比較値と比較することと、
    第2の比較結果を生成するために、前記入力信号を第2の比較値と比較することと、
    信号を生成するために、前記第1の比較結果と前記第2の比較結果とを組み合わせることと、をさらに備える、と、
    前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合された前記リモートウェイクアップ信号を検出することに基づいて、前記スレーブ回路においてローカルウェイクアップ信号を生成し、前記ローカルウェイクアップ信号を用いて前記スレーブ回路をウェイクアップすることと、
    を備える、方法。
  12. 前記第2の信号は、前記スレーブ回路がアウェイク状態であるとき少なくともある時間の期間の間、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記スレーブ回路において前記リモートウェイクアップ信号を検出することがエネルギ検出器を使用してエネルギを検出することを備える、請求項11に記載の方法。
  14. 前記リモートウェイクアップ信号が直流(DC)電圧を備える、請求項11に記載の方法。
  15. 直流(DC)電圧を検出することをさらに備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記リモートウェイクアップ信号が前記制御信号を備える、請求項11に記載の方法。
  17. 前記リモートウェイクアップ信号が前記IF信号を備える、請求項11に記載の方法。
  18. 前記リモートウェイクアップ信号が前記LO信号を備える、請求項11に記載の方法。
  19. 前記制御信号がデジタルビットシーケンスを備える、請求項11に記載の方法。
  20. 前記リモートウェイクアップ信号をフィルタすることをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  21. システム内のスレーブ回路をウェイクアップするための装置であって、
    固定セットのケーブル接続のうちの少なくとも1つの接続を使用して、マスタ回路と前記スレーブ回路との間でリモートウェイクアップ信号を結合するための手段、前記少なくとも1つの接続はさらに、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で第2の信号を結合する、ここにおいて、前記第2の信号は、制御信号、中間周波数(IF)信号、またはローカル発振器(LO)信号である、と、
    前記スレーブ回路において、前記制御信号、前記IF信号、または前記LO信号から前記リモートウェイクアップ信号を選択するための手段と、
    前記スレーブ回路において、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合された前記リモートウェイクアップ信号を検出するための手段、ここにおいて前記検出するための手段は、第1の比較結果を生成するために、入力信号を第1の比較値と比較するための手段と、
    第2の比較結果を生成するために、前記入力信号を第2の比較値と比較するための手段と、
    信号を生成するために、前記第1の比較結果と前記第2の比較結果とを組み合わせるための手段と、
    をさらに備える、と、
    前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合された前記リモートウェイクアップ信号を検出することに基づいて、前記スレーブ回路においてローカルウェイクアップ信号を生成し、前記ローカルウェイクアップ信号を用いて前記スレーブ回路をウェイクアップするための手段と、
    を備える、装置。
  22. 前記第2の信号は、前記スレーブ回路がアウェイク状態であるとき少なくともある時間の期間の間、前記マスタ回路と前記スレーブ回路との間で結合される、請求項21に記載の装置。
  23. 前記スレーブ回路において前記リモートウェイクアップ信号を検出することがエネルギ検出器を使用してエネルギを検出することを備える、請求項21に記載の装置。
  24. 前記リモートウェイクアップ信号が直流(DC)電圧を備える、請求項21に記載の装置。
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