JP6846101B2 - 管継手及び位置決め方法 - Google Patents
管継手及び位置決め方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6846101B2 JP6846101B2 JP2015121949A JP2015121949A JP6846101B2 JP 6846101 B2 JP6846101 B2 JP 6846101B2 JP 2015121949 A JP2015121949 A JP 2015121949A JP 2015121949 A JP2015121949 A JP 2015121949A JP 6846101 B2 JP6846101 B2 JP 6846101B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- pipe joint
- positioning method
- detected
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
しかしながら、特許文献1の管継手の場合、解放リングを覆う環状リブがキャップに設けられているため、外部部材をキャップ内へ解放リングに向けて軸線方向に挿入する前に、予め、環状リブの貫通部を外部部材に軸線方向に対向させる必要がある。このようなキャップの位置調整作業は、手作業で行う必要があったため、所定の外部部材に対するキャップの角度位置の位置決め効率の改善が望まれていた。
本発明の管継手によれば、所定の外部部材に対するキャップの角度位置の位置決め効率を向上できる。
この場合、接触式又は光学式のセンサー等により、好適に被検知部の検知が可能となる。
この場合も、接触式又は光学式のセンサー等により、好適に被検知部の検知が可能となる。
この場合、視覚センサー等により好適に被検知部の検知が可能となる。
本発明の位置決め方法によれば、所定の外部部材に対する管継手のキャップの角度位置の位置決め効率を向上できる。
これによれば、キャップの位置決め効率をさらに向上できる。
図1は、本発明の管継手の一実施形態を示す斜視図である。図2は、図1の管継手1の一部を、管継手1の軸線方向に沿うA−A線断面で示す、部分断面側面図である。なお、管継手1の軸線方向(以下、単に「軸線方向」ということがある。)とは、管継手1の管軸線O1に沿う方向である。
本例において、管継手1における軸線方向一方側(図1の左側)には、例えばポリブテン製の給水給湯用パイプ等の管状体(図示せず)と接続するための、管体接続口30が形成されている。
なお、以下では、説明の便宜上、管継手1の軸線方向一方側(管体接続口30側)を、「軸線方向第1側」といい、管継手1の軸線方向他方側(管体接続口30側とは反対側)を、「軸線方向第2側」という。
キャップ11は、例えば樹脂からなり、筒状に構成され、管継手本体10の軸線方向第1側の端部10aの外周側に設けられている。キャップ11の中心軸線O2は、管継手1の管軸線O1と一致している。キャップ11の軸線方向第2側(図2の右側)の部分は、被嵌め込み部材15の外周面に、圧入等により嵌め込まれている。
被嵌め込み部15は、例えば透明な樹脂からなり、筒状に構成され、キャップ11の内周側かつ管継手本体10の外周側に配置されている。被嵌め込み部15の軸線方向第2側の端部は、被管継手本体10の外周面における軸線方向第2側の部分に、圧入等により固定されている。
ロック爪13は、例えば金属からなり、環状に構成され、軸線方向第1側(図2の左側)に凸の略V字型に屈曲されている。ロック爪13は、被嵌め込み部15に対する軸線方向第1側で、キャップ11の内周側かつ管継手本体10の外周側に配置されている。ロック爪13の内周側の端部には、周方向に互いに間隔を空けて配置された複数の爪部13aが形成されている。
解放リング12(リング部材)は、例えば樹脂からなり、環状に構成され、ロック爪13に対する軸線方向第1側で、キャップ11の内周側かつ管継手本体10の外周側に配置されている。
封止部材14は、例えば弾性体のOリングからなり、管継手本体10の外周面に形成された周方向溝内に収容されている。図の例では、一対の封止部材14が、それぞれ別々の周方向溝内に配置されている。
一方、管状体を管継手1から取り外す際には、軸線方向第1側から冶具(図示せず)を解放リング12に向けてキャップ11内へ軸線方向に挿入し、解放リング12を軸線方向第2側へ押し込む。すると、解放リング12はロック爪13の爪部13aを押圧して、爪部13aの管状体の外周面への係止を解放させる。この状態で、管状体を軸線方向第1側へ引き抜くと、管状体を管継手1から取り外すことができる。
なお、リブ部111の内径(すなわち、キャップ11の中心軸線O2からリブ部111の内周側端までの径方向距離)は、解放リング12の内径とほぼ同じである。これにより、管状体が管継手1に接続される際に、リブ部111が、管状体のキャップ11内への挿入を阻害しないようにされているとともに、いったん管状体が管継手1に接続された後に、誤って解放リング12と略同径の管状部材がキャップ11内へ挿入されて、解放リング12が押し込まれることのないようにされている。
高さhの測定は、高さセンサー22が、キャップ11の中心軸線O2に沿う方向に解放リング12に向かってキャップ11内へ挿入されながら、高さセンサー22の挿入方向先端が、キャップ11の軸線方向第1側の端から解放リング12の軸線方向第1側の端に達する(接触する)までに移動した距離として、測定される。ここで、仮に、キャップ11の中心軸線O2に沿う方向において、高さセンサー22と解放リング12との間に、リブ部111が介在していると、高さセンサー22が解放リング12に達することができない。そこで、高さセンサー22による測定を行う前に、予め、本実施形態の位置決め方法を用いて、キャップ11の中心軸線O2に沿う方向において、キャップ11の貫通部分111bが高さセンサー22と対向する位置に配置されるように、高さセンサー22(外部部材)に対してキャップ11の角度位置を位置決めする。
ここで、高さセンサー22(外部部材)に対するキャップ11の「角度位置」とは、キャップ11の中心軸線O2を基準とした、高さセンサー22に対するキャップ11の角度位置を指す。
ただし、高さ検査の後に上記圧入を行ってもよいし、上記圧入を行って管継手1の組み立てを完成させた後に高さ検査を行ってもよい。また、位置決めステップの完了と同時に、管継手1の組み立てを完了させてもよい。
また、本例のように、リブ部111をキャップ11の中心軸線O2に対して回転対称に構成すると、さらなるキャップの位置決め効率の向上に繋がる。
これらのことは、非接触式センサーにより被検知部112を検知させる場合も同様である。
このことは、非接触式センサーにより被検知部112を検知させる場合も同様である。
また、被検知部112は、キャップ11の外周面以外のキャップ11の表面部分(中心軸線O2の一方側又は他方側の端面や、内周面等)に配置されてもよい。
また、被検知部112は、本例のようにキャップ11の表面を窪ませた凹部により構成される場合に限られず、キャップ11の表面を隆起させた凸部により構成させてもよい。この場合も、被検知部112は、接触式センサー112により検知可能である。
このことは、非接触式センサーにより被検知部112を検知させる場合も同様である。
Claims (5)
- 管継手本体の軸線方向一方側の外周側に設けられた、筒状のキャップと、
前記キャップの内周側に配置された、リング部材と、
を備えた管継手を組み立てる途中又は組み立て完了後に、所定の外部部材に対して前記キャップを位置決めする、位置決め方法において、
前記キャップは、
前記リング部材よりも前記軸線方向一方側で該キャップの周壁部から内周側へ突出して、前記リング部材における周方向の一部分を覆うように配置された、リブ部と、
前記キャップの表面に設けられた、被検知部と、
を有し、
前記位置決め方法は、
前記キャップを前記外部部材に対して相対移動させる、相対移動ステップと、
検知機によって該被検知部の位置を検知させる、検知ステップと、
を含むことを特徴とする、位置決め方法。 - 前記検知ステップでは、前記検知機に、前記被検知部と接触させて、該被検知部を検知させる、請求項1に記載の位置決め方法。
- 前記検知ステップでは、前記検知機に、該被検知部を視覚的に検知させる、請求項1に記載の位置決め方法。
- 前記検知と同時に前記相対移動を止めることにより、前記キャップの所定部分が前記外部部材に対して所定位置に配置されるように、前記キャップが位置決めされる、位置決めステップをさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の位置決め方法。
- 前記検知の後に、前記キャップの所定部分が前記外部部材に対して所定位置に配置されるように、前記キャップを位置決めする、位置決めステップをさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の位置決め方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015121949A JP6846101B2 (ja) | 2015-06-17 | 2015-06-17 | 管継手及び位置決め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015121949A JP6846101B2 (ja) | 2015-06-17 | 2015-06-17 | 管継手及び位置決め方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017008962A JP2017008962A (ja) | 2017-01-12 |
JP6846101B2 true JP6846101B2 (ja) | 2021-03-24 |
Family
ID=57763308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015121949A Active JP6846101B2 (ja) | 2015-06-17 | 2015-06-17 | 管継手及び位置決め方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6846101B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003194277A (ja) * | 2001-12-26 | 2003-07-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 管継手からの管の取外し方法及び管の取外し補助具 |
JP4679240B2 (ja) * | 2005-05-23 | 2011-04-27 | 株式会社ブリヂストン | 管継手 |
JP4532361B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2010-08-25 | 株式会社Inax | 配管継手 |
JP2009236274A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | コネクタ |
JP5581079B2 (ja) * | 2010-03-03 | 2014-08-27 | 株式会社ブリヂストン | 管継手 |
KR20120079439A (ko) * | 2011-01-04 | 2012-07-12 | 나리스 코몰로차나폰 | 신속한 연결 파이프이음 시스템 |
JP2014092222A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Bridgestone Corp | 管継手及び管継手の製造方法 |
-
2015
- 2015-06-17 JP JP2015121949A patent/JP6846101B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017008962A (ja) | 2017-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4172935B2 (ja) | 表示装置をもつ継手 | |
KR101429557B1 (ko) | 파이프 조인트 | |
DK2671012T3 (en) | CONNECTOR FOR PIPES OR HOSE CABLES WITH ASSEMBLY DETECTION | |
US20110198316A1 (en) | Method and apparatus for measuring a pipe weld joint | |
US9664325B2 (en) | Pipe connecting device with fastening completion structure | |
JP6498023B2 (ja) | 管検査装置 | |
JP7045684B2 (ja) | 管継手 | |
CN114222881A (zh) | 用于将流体输送管道互连的螺纹联接组件 | |
RU2709222C1 (ru) | Способ соединения соединительного участка шланга для жидких или газообразных сред со штекерным соединителем | |
AU2017353701A1 (en) | Push-to-connect fitting assembly and device | |
JP6846101B2 (ja) | 管継手及び位置決め方法 | |
AU2018319635A1 (en) | Connector assembly evaluation tool and method | |
JP2019537696A5 (ja) | ||
KR101534113B1 (ko) | 밴드관 플랜지 핏업 검사지그 | |
US20190107231A1 (en) | Fluid fitting | |
JP4328236B2 (ja) | 樹脂パイプ用継手構造および樹脂パイプ用継手を用いた樹脂パイプ接続方法 | |
JP7488767B2 (ja) | 配管システム、配管情報システム、及び、管継手システム | |
JP3213390U (ja) | 接続確認ツール | |
JP4113903B1 (ja) | 同心度測定器及びこれを用いた同心度測定方法 | |
JP6568710B2 (ja) | 管検査装置 | |
JP3913099B2 (ja) | ガスセンサ検査装置 | |
KR200486188Y1 (ko) | 피팅유닛 | |
JP2017194133A (ja) | ホース継手金具およびホース継手金具とホースの連結方法 | |
US11927286B2 (en) | Crimped end connection for flexible hose | |
JPH02210202A (ja) | 円筒状部材のスウェージングの適否を試験するゲージ組立体及びスウェージングを測定する方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181023 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20181218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190611 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190806 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20191203 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20200203 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20200721 |
|
C13 | Notice of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13 Effective date: 20201006 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20201013 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201130 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20210112 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20210216 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20210216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6846101 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |