JP6737227B2 - 仕分け設備及び仕分け設備における物品の仕分け方法 - Google Patents
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Description
上記構成では、停止位置の集品容器に対する物品の仕分け対象の収容容器が収容容器搬送装置によって仕分けエリアに搬送されない場合には、停止位置の集品容器を、停止位置から待機位置へ搬送するとともに、停止位置より上流側の集品容器を停止位置まで搬送することで、待機位置に搬送される集品容器に対する物品の仕分け作業に先行して、停止位置に搬送される集品容器に対する物品の仕分け作業を行う。
上記構成では、収容容器搬送装置によって仕分けエリアに搬送されるべき収容容器が、当該仕分けエリア以外の他の仕分けエリアに先行して搬送される場合には、停止位置の集品容器を、停止位置から待機位置へ搬送するとともに、停止位置より上流側の集品容器を停止位置まで搬送することで、待機位置に搬送される集品容器に対する物品の仕分け作業に先行して、停止位置に搬送される集品容器に対する物品の仕分け作業を行う。
上記構成では、停止位置の集品容器に対する物品の仕分け作業中に、待機位置の集品容器の仕分け対象の収容容器が、収容容器搬送装置によって仕分けエリアに搬送される場合には、停止位置の集品容器に対する物品の仕分け作業より先行して、待機位置の集品容器に対する物品の仕分け作業を行う。
上記構成では、集品容器搬送装置の折り返し部において、物品の仕分け作業を行う。
上記構成では、待機位置の集品容器の仕分け対象の収容容器が収容容器搬送装置によって仕分けエリアに搬送される場合には、停止位置に隣接する待機位置の集品容器に対して物品の仕分け作業を行う。
上記構成では、収容容器搬送装置の搬送経路の側方において物品の仕分け作業を行う。
上記方法では、収容容器搬送装置によって仕分けエリアに搬送されるべき収容容器が目的の仕分けエリアに搬送されていない場合には、当該仕分けエリアに搬送されるべき収容容器内の物品を仕分けるべき集品容器を、停止位置から待機位置へ搬送するとともに、停止位置より上流側の集品容器を停止位置まで搬送することで、待機位置に搬送される集品容器に対する物品の仕分け作業に先行して、停止位置に搬送される集品容器に対する物品の仕分け作業を行う。
本発明に係る仕分け設備10について説明する。
図1に示すように、仕分け設備10は、顧客(「仕分け先」の一例)からの注文(「物品要求情報」の一例)に応じて物品を仕分け、その仕分けた物品を店舗に納入するための設備である。仕分け設備10においては、設備内に入荷された物品が収容容器90に収容されて自動倉庫11に保管される。物品を収容した収容容器90は、店舗からの注文に応じて、自動倉庫11から搬送対象である仕分けエリア30、40まで搬送される。仕分けエリア30、40の作業者Hは、搬送された収容容器90に関して物品の仕分け作業を行う。
仕分け設備10は、物品が収容された収容容器90を収容する自動倉庫11と、物品の仕分け作業を行う仕分けエリア30、40と、自動倉庫11と仕分けエリア30、40との間で収容容器90を搬送する収容容器搬送コンベヤ20(「収容容器搬送装置」の一例)と、を備える。
入庫コンベヤ14は、自動倉庫11内に収容容器90を入庫させるためのコンベヤである。入庫コンベヤ14は、入荷場91から設備内に入荷された物品を自動倉庫11に搬送する入荷コンベヤ16と、後述する収容容器搬送コンベヤ20の戻りコンベヤ22と、に接続され、入荷コンベヤ16及び戻りコンベヤ22から搬送される収容容器90を自動倉庫11内に搬送する。入庫コンベヤ14は、空の収容容器90を入荷場91に払い出す払い出しコンベヤ17と接続され、戻りコンベヤ22から搬送される空の収容容器90(物品の仕分け作業が終了した収容容器90)を払い出しコンベヤ17に払い出す。
出庫コンベヤ15は、自動倉庫11内の収容容器90を出庫させるためのコンベヤである。出庫コンベヤ15は、後述する収容容器搬送コンベヤ20の送りコンベヤ21に接続され、自動倉庫11から出庫した収容容器90を送りコンベヤ21に搬送する。
図1に示すように、収容容器90を搬送する収容容器搬送コンベヤ20は、送りコンベヤ21と、戻りコンベヤ22と、迂回コンベヤ23と、により構成される。
送りコンベヤ21は、自動倉庫11から出庫された収容容器90を仕分けエリア30、40に搬送するコンベアである。送りコンベヤ21は、その上流側始端が出庫コンベヤ15に接続され、その下流側端部が仕分けエリア30、40に配置される。送りコンベヤ21は、その下流側が複数に分岐され、分岐された下流側端部のそれぞれに対応して仕分けエリア30、40が設けられている。
戻りコンベヤ22は、仕分けエリア30、40において仕分け作業が終了した収容容器90を自動倉庫11に搬送するコンベヤである。戻りコンベヤ22は、その上流側端部が仕分けエリア30、40に配置され、その下流側終端が入庫コンベヤ14に接続される。戻りコンベヤ22は、その上流側が複数に分岐され、分岐された上流側端部のそれぞれに対応して仕分けエリア30、40が設けられている。戻りコンベヤ22は、その上流側始端が仕分けエリア30、40において送りコンベヤ21の下流側終端に接続され、送りコンベヤ21から搬送される収容容器90を引き継いで搬送する。これにより、収容容器90が、自動倉庫11と、仕分けエリア30、40と、の間を循環して搬送される。
迂回コンベヤ23は、戻りコンベヤ22に搬送されている収容容器90を送りコンベヤ21に搬送するコンベヤである。迂回コンベヤ23は、その上流側端部が戻りコンベヤ22に接続され、その下流側端部が送りコンベヤ21に接続される。これにより、収容容器90が、自動倉庫11に戻ることなく、送りコンベヤ21と、戻りコンベヤ22との間(仕分けエリア30、40)を循環して搬送される。
図1に示すように、仕分け設備10においては、複数の仕分けエリア30、40が並列に設けられ、送りコンベヤ21の下流側端部(戻りコンベヤ22の上流側端部)のそれぞれに対応して設けられる。
第1仕分けエリア30は、送りコンベヤ21により搬送される収容容器90に収容される物品を物品収容棚31に仕分けし、物品収容棚31に仕分けした物品を、店舗に出荷するための集品容器95に再度仕分けするエリアである。
第1仕分けエリア30に設けられる物品収容棚31は、その内部に物品を収容するための収容部が上下方向に複数段且つ棚横幅方向に複数列配置されている。物品収容棚31は、その一方側(表側)に、送りコンベヤ21により搬送される収容容器90に収容される物品を投入するための投入間口を備え、その他方側(裏側)に、物品収容棚31の収容部に収容されている物品を取り出すための取出間口を備える。物品収容棚31の各間口(投入間口及び取出間口)には、物品の仕分け作業を行うべき間口であることを表示する間口表示器が設けられている。
第1仕分けエリア30には、集品容器95を第1仕分けエリア30に搬送する出荷容器搬送コンベヤ32が設けられている。出荷容器搬送コンベヤ32は、その上流側端部に設けられる出荷容器投入エリア96から投入される集品容器95を、第1仕分けエリア30に搬送する。
第1仕分けエリア30においては、物品収容棚31の一方側(表側)に配置される作業者Hが、戻りコンベヤ22により搬送される収容容器90に収容される物品を、物品収容棚31の間口表示器の表示ランプが点灯する投入間口に随時投入することにより、物品の仕分け作業を行う。一方で、物品収容棚31の他方側(裏側)に配置される作業者Hが、物品収容棚31の間口表示器の表示ランプが点灯する取出間口から物品を取り出し、取り出した物品を出荷容器搬送コンベヤ32により搬送される集品容器95に投入することにより、物品の再仕分け作業を行う。物品が投入された集品容器95は、ドーリ97上に積み重ねられて、出荷先の顧客に出荷される。
図1及び図2に示すように、第2仕分けエリア40は、収容容器搬送コンベヤ20により搬送される収容容器90に収容される物品を、店舗に出荷するための集品容器95に直接仕分けするエリアである。第2仕分けエリア40においては、収容容器90内の物品が、顧客からの注文に応じて、顧客毎に割り当てられた集品容器95に仕分けられる。
第2仕分けエリア40には、収容容器90内の物品を、顧客からの注文に応じて、顧客毎に割り当てられた集品容器95に仕分ける仕分けゾーン40Aと、収容容器90を仕分けゾーン40Aに搬送する収容容器搬送コンベヤ20(送りコンベヤ21、戻りコンベヤ22)と、集品容器95を仕分けゾーン40Aに搬送する集品容器搬送コンベヤ41(「集品容器搬送装置」の一例)と、が設けられている。第2仕分けエリア40においては、収容容器搬送コンベヤ20と、集品容器搬送コンベヤ41と、が平行に設けられ、収容容器搬送コンベヤ20の折り返し部と集品容器搬送コンベヤ41の折り返し部とが互いに近接した位置となるように配置される。
第2搬送経路43は、集品容器95の搬送方向を反転させる折り返し部であり、第1搬送経路42から搬送される集品容器95が、第1搬送経路42上の搬送方向に対して水平に直交する方向に横搬送された後、第1搬送経路42上の搬送方向に対して反対方向で第3搬送経路に搬送される経路である。第2搬送経路43は、仕分けゾーン40A内であって、収容容器搬送コンベヤ20の戻りコンベヤ22に対して水平に直交する方向に配置される。第2搬送経路43上には、収容容器搬送コンベヤ20の戻りコンベヤ22により搬送される収容容器90内の物品を集品容器95に仕分けるための仕分け位置45と、仕分け位置45の下流側に設けられ集品容器95を待機させる待機位置46と、が形成されている。すなわち、仕分け位置45及び待機位置46は、仕分けゾーン40A内に設けられる集品容器搬送コンベヤ41の折り返し部に形成され、収容容器搬送コンベヤ20の戻りコンベヤ22の側方に設けられる。第2搬送経路43は、集品容器95が仕分け位置45から待機位置46へ横方向に移動可能に構成される。仕分け位置45から待機位置46への集品容器95の移動は、集品容器搬送コンベヤ41の駆動により自動で行われる。
第1搬送経路42から仕分けゾーン40Aに向けて搬送される集品容器95は、仕分け位置45の手前で一旦停止される。停止された集品容器95は、仕分け位置45近傍に配置される作業者Hにより手動で仕分け位置45まで搬送される。作業者Hは、集品容器95を仕分け位置45まで搬送することで、戻りコンベヤ22の容器停止位置27に停止する収容容器90内の物品を集品容器95に投入する。
仕分け位置45には、仕分け位置45の集品容器95に対して物品の仕分け作業を開始する旨の作業開始表示、及び集品容器95に対して物品の仕分け作業を行う旨の作業指示表示を表示する表示装置60(図3)と、仕分け位置45の集品容器95に貼付すべき出荷ラベルを発行するラベル発行装置61(図3)と、仕分け位置45の集品容器95に対する物品の投入が完了した際に作業者Hが押下する仕分け位置用テープスイッチ62と、が設けられている。
待機位置46は、仕分け位置45の下流側(第2搬送経路43の下流側)に、仕分け位置45及び第3搬送経路の最上流位置と隣接する位置に形成される。待機位置46は、仕分け位置45から搬送される集品容器95を一時的に停止させて待機可能な位置であり、収容容器搬送コンベヤ20の戻りコンベヤ22に搬送される収容容器90に応じて、集品容器95を待機させる。具体的には、仕分け位置45の集品容器95に対する仕分け作業中に、収容容器搬送コンベヤ20の戻りコンベヤ22が、仕分け位置45の上流側における集品容器95(次の仕分けグループの集品容器95)の仕分け対象の収容容器90を搬送した場合には、仕分け位置45の集品容器95を待機位置46まで搬送して待機させる。仕分け位置45の作業者Hは、戻りコンベヤ22の容器停止位置27に、待機位置46の集品容器95の仕分け対象である収容容器90(前の仕分けグループの収容容器90)が停止した場合には、待機位置46の集品容器95の仕分け作業を、仕分け位置45の集品容器95の仕分け作業より優先して行う。待機位置46には、待機位置46の集品容器95に対する物品の投入が完了した際に作業者Hが押下する待機位置用テープスイッチ63が設けられている。
このように、第2搬送経路43には、集品容器95に対して物品の仕分け作業を行う位置(仕分け位置45)と、物品の仕分け作業中の集品容器95を仕分け作業位置から移動させて待機させる位置(待機位置46)と、が同一直線状の搬送経路上に隣接して形成される。
このように搬送経路42、43、44を形成することで、集品容器搬送コンベヤ41においては、第1搬送経路42の最上流位置から投入された集品容器95が、仕分けゾーン40Aに設けられる第2搬送経路43の仕分け位置45まで搬送され、仕分け位置45での物品の仕分け作業の完了後、待機位置46を経由して、第3搬送経路44に搬送されることで、その搬送方向が反転された状態で第3搬送経路44の最下流位置まで搬送される。また、仕分け位置45の集品容器95の仕分け作業中に、仕分け位置45の上流側における集品容器95(次の仕分けグループの集品容器95)の仕分け対象である収容容器90が戻りコンベヤ22の容器停止位置27に搬送された場合には、仕分け位置45の集品容器95が仕分け位置45から待機位置46に横移動される。
図3に示すように、仕分け設備10の第2仕分けエリア40の制御手段として、統括コントローラ50と、第2仕分けエリア40(仕分けゾーン40A)毎に設けられるゾーンコントローラ51と、収容容器搬送コンベヤコントローラ52と、集品容器搬送コンベヤコントローラ53と、が設けられている。
集品容器搬送コンベヤコントローラ53には、集品容器搬送コンベヤ41が接続されている。集品容器搬送コンベヤコントローラ53は、統括コントローラ50より出力される起動指示及び停止指示によって集品容器搬送コンベヤ41の駆動を制御する。
[通常時の仕分け作業の場合]
第2仕分けエリア40の仕分けゾーン40Aの通常時の仕分け作業においては、集品容器搬送コンベヤ41により仕分け対象の集品容器95が仕分け位置45の手前まで搬送されると、仕分け位置45に設けられるラベル発行装置61により仕分け対象の集品容器95に貼付すべき出荷ラベルが発行されるとともに、仕分け位置45に設けられる表示装置60に仕分け作業を開始する旨の作業開始表示が表示される。作業者H、表示装置60の作業開始表示に従って、仕分け位置45の手前に停止している集品容器95に出荷ラベルを貼付し、出荷ラベルの貼付後、集品容器95を仕分け位置45まで手動で搬送するとともに、仕分け位置45に設けられる作業端末64にてセット完了の操作を行う。
作業者Hによりセット完了の操作が行われると、収容容器搬送コンベヤ20により仕分け対象の収容容器90が仕分けゾーン40Aに搬送される。この時、収容容器搬送コンベヤ20の側方に設けられるバーコードリーダー26により、収容容器90に貼付されるバーコードが読み取られ、バーコードに含まれる収容容器90に関する情報がゾーンコントローラ51に入力される。ゾーンコントローラ51は、読み取ったバーコードから取得される収容容器90に関する情報により、バーコードが読み取られた収容容器90が、出荷ラベルを貼付した集品容器95(仕分け位置45に停止している集品容器95)の仕分け対象の収容容器90であるか否かを判断する。バーコードが読み取られた収容容器90は、収容容器搬送コンベヤ20により容器停止位置27まで搬送されて停止される。
バーコードが読み取られた収容容器90が、出荷ラベルを貼付した集品容器95(仕分け位置45に停止している集品容器95)の仕分け対象の収容容器90であると判断された場合には、出荷ラベルを貼付した集品容器95(仕分け位置45に停止している集品容器95)に対して仕分け作業を行う旨の作業指示表示が表示装置60に表示される。作業者Hは、表示装置60の作業指示表示に従って、仕分け対象の収容容器90内の物品を集品容器95に投入する。集品容器95への物品の投入作業が完了すると、作業者Hは、仕分け位置用テープスイッチ62を押下するとともに表示装置60の完了ボタンを押す。これにより集品容器95への物品の投入作業が完了したと判断され、収容容器搬送コンベヤ20上の収容容器90が自動倉庫11又は他の仕分けエリア30、40に搬送される。
投入すべき物品が集品容器95に全て投入されると、集品容器95への物品の投入作業が完了し、集品容器95が仕分け位置45から待機位置46を経由して、そのまま、集品容器搬送コンベヤ41の最下流位置のドーリ積付場99まで搬送される。
上述のように、仕分け設備10においては、1つの集品容器95に対して複数の収容容器90を1つの仕分けグループとして搬送する場合があるが、その場合において、同一の仕分けグループの複数の収容容器90が容器停止位置27に連続して搬送されずに、次の仕分けグループの収容容器90が搬送される場合がある。例えば、同一の物品の引き当てが複数の仕分けエリア30,40で重複する場合には、仕分け位置45の集品容器95と同一の仕分けグループの収容容器90が、対象の第2仕分けエリア40に搬送される前に、第1仕分けエリア30又は他の第2仕分けエリア40に先行して搬送されることがある。その場合には、次の仕分けグループの収容容器90が容器停止位置27に搬送され、当該収容容器90に対する物品の仕分け作業が先行して行われる。
具体的には、通常時の仕分け作業中に、バーコードリーダー26によりバーコードが読み取られた収容容器90が、仕分け位置45の集品容器95における仕分け対象の収容容器90ではないとゾーンコントローラ51が判断した場合、すなわち、容器停止位置27に次の仕分けグループの収容容器90が搬送されようとしている場合には、ラベル発行装置61により、仕分け位置45の上流側の集品容器95(次の仕分けグループの集品容器95)に貼付すべき出荷ラベルが発行されるとともに、待機位置46に集品容器95が待機しているか否かがゾーンコントローラ51により判断される。ここで、待機位置46に集品容器95が待機していない場合には、集品容器搬送コンベヤ41は、物品の仕分け作業中である仕分け位置45の集品容器95を、仕分け位置45から待機位置46まで搬送して待機位置46で待機させるとともに、仕分け位置45の上流側の集品容器95(次の仕分けグループの集品容器95)を仕分け位置45の手前まで搬送する。作業者Hは、表示装置60の作業開始表示の表示に従って、仕分け位置45の集品容器95に出荷ラベルを貼付し、出荷ラベルの貼付後、集品容器95を仕分け位置45まで手動で搬送するとともに、作業端末64にてセット完了の操作を行う。その後は、通常時の仕分け作業と同様の作業を、仕分け位置45の集品容器95に対して行う。
第2仕分けエリア40においては、上述のように、次の仕分けグループの収容容器90に対する物品の仕分け作業を先行して行っている途中に、前の仕分けグループの収容容器90が容器停止位置27に搬送される場合がある。例えば、待機位置46の集品容器95と同一の仕分けグループの収容容器90が、先行して搬送されていた第1仕分けエリア30又は他の第2仕分けエリア40から対象の第2仕分けエリア40に搬送される場合である。その場合には、待機位置46の集品容器95に対する物品の仕分け作業(前の仕分けグループの集品容器95に対する物品の仕分け作業)を、仕分け位置45の集品容器95に対する物品の仕分け作業(次の仕分けグループの集品容器95に対する物品の仕分け作業)より優先して行う。具体的には、待機位置46に集品容器95を待機させ、仕分け位置45の集品容器95に対して物品の仕分け作業を行っている途中に、バーコードリーダー26によりバーコードが読み取られた収容容器90が、待機位置46の集品容器95(前の仕分けグループの集品容器95)における仕分け対象の収容容器90であるとゾーンコントローラ51が判断した場合には、待機位置46の集品容器95(前の仕分けグループの集品容器95)に対して仕分け作業を行う旨の作業指示表示が表示装置60に表示される。作業者Hは、表示装置60の作業指示表示に従って、仕分け対象の収容容器90内の物品を、待機位置46の集品容器95(前の仕分けグループの集品容器95)に投入する。その後は、通常時の仕分け作業と同様の作業を、待機位置46の集品容器95に対して行う。
仕分け設備10においては、集品容器搬送コンベヤ41を平面視略コ字状に構成されるコンベヤとし、折り返し部である第2搬送経路43に仕分け位置45及び待機位置46を形成して物品の仕分け作業を行うこととしたため、折り返し部を設けずに直線状に形成した集品容器搬送コンベヤと比べて、その設置スペースを小さくでき、第2仕分けエリア40を省スペースにすることができる。
仕分け設備10においては、第2搬送経路43の待機位置46が仕分け位置45の下流側に隣接して設けられていることから、容器停止位置27に搬送される収容容器90の状況によって、集品容器95への物品の投入位置が変更されても、その投入位置の変更に合わせて作業者Hが容易に集品容器95への物品の投入を行うことができる。
本実施の形態においては、第1搬送経路42から仕分けゾーン40Aに向けて搬送される集品容器95を仕分け位置45の手前で一旦停止させ、停止させた集品容器95を作業者Hにより手動で仕分け位置45まで搬送しているが、これに限定されるものではなく、第1搬送経路42から仕分けゾーン40Aに向けて搬送される集品容器95を仕分け位置45の手前で一旦停止させることなく、そのまま自動で仕分け位置45まで搬送して停止させても構わない。また、集品容器95を仕分け位置45の手前で一旦停止させ、出荷ラベルを集品容器95に貼付した後、自動で集品容器95を仕分け位置45まで搬送しても構わない。
本実施の形態においては、集品容器搬送コンベヤ41の第2搬送経路43(仕分け位置45及び待機位置46)を、収容容器搬送コンベヤ20の戻りコンベヤ22に対して水平に直交する方向に配置しているが、これに限定されるものではなく、第2搬送経路43(仕分け位置45及び待機位置46)を戻りコンベヤ22に対して平行に配置しても構わない。この場合、第2搬送経路43(仕分け位置45及び待機位置46)を、戻りコンベヤ22に向いた作業者Hの正面又は背面に配置しても構わない。
本実施の形態においては、集品容器搬送コンベヤ41を平面視略コ字状に構成されるコンベヤとしているが、これに限定されるものではなく、集品容器搬送コンベヤ41を直線状に構成されるコンベヤとしても構わない。
20 収容容器搬送コンベヤ(収容容器搬送装置)
40 仕分けエリア
40A 仕分けゾーン
41 集品容器搬送コンベヤ(集品容器搬送装置)
45 仕分け位置
46 待機位置
90 収容容器
95 集品容器
Claims (7)
- 物品の仕分け作業を行う仕分けエリアと、仕分け対象の物品が収容された収容容器を前記仕分けエリアへ搬送する収容容器搬送装置と、を備える仕分け設備であって、
前記仕分けエリアは、
前記収容容器内の物品を、仕分け先の物品要求情報に応じて、前記仕分け先が割り付けられた集品容器に仕分ける仕分け作業を行うための仕分けゾーンと、
前記集品容器を前記仕分けゾーンに搬送する集品容器搬送装置と、
を有し、
前記集品容器搬送装置は、その集品容器の搬送経路上に、前記仕分けゾーンにおいて前記仕分け作業を行うために前記集品容器を停止させるための停止位置と、前記停止位置の下流側に設けられ前記集品容器を待機させる待機位置と、を備え、
前記停止位置の集品容器に対する物品の仕分け対象の収容容器が収容容器搬送装置によって前記仕分けエリアに搬送されない場合には、前記停止位置の集品容器が前記停止位置から前記待機位置へ搬送されるとともに、前記集品容器搬送装置が前記停止位置より上流側の集品容器を前記停止位置まで搬送すること
を特徴とする仕分け設備。 - 前記収容容器搬送装置は、仕分け対象の物品が収容された収容容器を複数の仕分けエリア間で搬送し、
前記収容容器搬送装置によって前記複数の仕分けエリアのうちの所定の仕分けエリアに搬送されるべき収容容器が、前記所定の仕分けエリアより先行して前記所定の仕分けエリア以外の他の仕分けエリアに搬送される場合には、前記集品容器搬送装置が、前記所定の仕分けエリアに搬送されるべき収容容器内の物品を仕分けるための集品容器を、前記所定の仕分けエリアの停止位置から前記所定の仕分けエリアの待機位置へ搬送するとともに前記停止位置より上流側の集品容器を前記停止位置まで搬送すること
を特徴とする請求項1に記載の仕分け設備。 - 前記停止位置の集品容器に対する物品の仕分け作業中に、前記待機位置の集品容器に対して仕分けるべき物品を収容した収容容器が、前記収容容器搬送装置によって前記仕分けエリアに搬送される場合には、前記停止位置の集品容器に対する物品の仕分け作業より先行して、前記待機位置の集品容器に対する物品の仕分け作業を行うこと
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の仕分け設備。 - 前記集品容器搬送装置は、
前記集品容器の搬送経路に、前記集品容器の搬送方向を反転する折り返し部を備え、
前記折り返し部に、前記停止位置及び前記待機位置を設けること
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の仕分け設備。 - 前記待機位置は、前記停止位置の下流側に隣接して設けられること
を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の仕分け設備。 - 前記集品容器搬送装置の前記停止位置及び前記待機位置が、前記収容容器搬送装置の搬送経路の側方に設けられること
を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の仕分け設備。 - 物品の仕分け作業を行う仕分けエリアと、仕分け対象の物品が収容された収容容器を前記仕分けエリアへ搬送する収容容器搬送装置と、を備える仕分け設備における物品の仕分け方法であって、
前記仕分け設備は、
前記収容容器内の物品を、仕分け先の物品要求情報に応じて、前記仕分け先が割り付けられた集品容器に仕分ける仕分け作業を行うための仕分けゾーンと、前記集品容器を前記仕分けゾーンに搬送する集品容器搬送装置と、を有する前記仕分けエリアと、
その集品容器の搬送経路上に、前記仕分けゾーンにおいて前記仕分け作業を行うために前記集品容器を停止させるための停止位置と、前記停止位置の下流側に設けられ前記集品容器を待機させる待機位置と、を有する前記集品容器搬送装置と、
を備え、
前記停止位置の集品容器に対する物品の仕分け対象の収容容器が前記収容容器搬送装置によって前記仕分けエリアに搬送されない場合には、
前記停止位置の集品容器を、前記停止位置から前記待機位置へ搬送するとともに、前記停止位置より上流側の集品容器を前記停止位置まで搬送し、
前記待機位置の集品容器に対する物品の仕分け作業より先行して、前記停止位置の集品容器に対する物品の仕分け作業を行うこと
を特徴とする仕分け設備における物品の仕分け方法。
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