[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6732607B2 - スキャンシステム及びその制御方法 - Google Patents

スキャンシステム及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6732607B2
JP6732607B2 JP2016168500A JP2016168500A JP6732607B2 JP 6732607 B2 JP6732607 B2 JP 6732607B2 JP 2016168500 A JP2016168500 A JP 2016168500A JP 2016168500 A JP2016168500 A JP 2016168500A JP 6732607 B2 JP6732607 B2 JP 6732607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scan
list
ticket
image
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016168500A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018037804A (ja
Inventor
洋史 菊地
洋史 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016168500A priority Critical patent/JP6732607B2/ja
Publication of JP2018037804A publication Critical patent/JP2018037804A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6732607B2 publication Critical patent/JP6732607B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、スキャンシステム及びその制御方法に関する。
従来、コンピュータにおいてスキャナ装置などの画像読み取り装置を操作するために、スキャナドライバと呼ばれるソフトウェアが用いられている。中でも、TWAINと呼ばれる共通インタフェースを持つスキャナドライバは、TWAINドライバと呼ばれている。アプリケーションは、TWAINドライバの持つ統一したインタフェースを呼び出すことで、スキャナ装置によらずに統一した方法でスキャナ装置からの画像を取り込むことができる。このように、コンピュータからスキャナ装置にスキャン指示を行う方式を「プルスキャン」と呼ぶ。TWAINは、コンピュータとスキャナ装置を1対1の関係で使用する事を前提としたインタフェースである。そのため、複数のスキャナ装置がある環境において、ユーザはスキャン指示を行う前に自分が使用するスキャナ装置を特定する必要がある。ユーザがスキャン指示を行った後にそのスキャナ装置が使用中であることが判明した場合、ユーザは別のスキャナ装置に変更するためにスキャン指示を再度行う必要がある。
一方、コンピュータからスキャン指示を行う「プルスキャン」に対して、スキャナ装置からスキャン指示を行うことを「プッシュスキャン」と呼ぶ。一般的に、ユーザはプッシュスキャンによって、任意のスキャナ装置を使用する事ができる。特許文献1は、スキャンチケットをサーバで作成し、スキャナ装置がサーバからスキャンチケットを取得して処理することで、任意のスキャナ装置を用いたプッシュスキャンを可能にする技術を開示している。
特開2012−120114号公報
しかしながら、TWAINは、コンピュータとスキャナ装置を1対1の関係で使用する事を前提としたインタフェースである。そのため、特許文献1の方法では、TWAINドライバを使用したアプリケーションには対応できず、TWAINドライバを使用したアプリケーションへの画像取り込みを、任意のスキャナ装置からのプッシュスキャン方式で行う事ができない。
本発明は、アプリケーションへの画像取り込みを任意のスキャナ装置からのプッシュスキャン方式で行うことが可能なシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のスキャナシステムは、情報処理装置と、サーバ装置と、スキャン機能を有する画像処理装置を含むシステムであって、前記情報処理装置は、スキャン設定に基づいてスキャンチケットを生成するチケット生成部と、前記スキャンチケットを、前記サーバ装置に送信するチケット送信部と、を有し、前記サーバ装置は、前記情報処理装置から受信した前記スキャンチケットをリストで管理するリスト管理部と、前記画像処理装置からのリスト要求に応じて、前記リストを前記画像処理装置に送信するリスト送信部と、前記画像処理装置から受信した画像を、前記情報処理装置に送信する第1の画像送信部と、を有し、前記画像処理装置は、前記サーバ装置に対して、前記リストを要求するリスト要求部と、前記リストから選択された前記スキャンチケットに基づいてスキャンを実行し、画像を生成するスキャン実行部と、前記スキャン実行部において生成された前記画像を、前記サーバ装置に送信する第2の画像送信部と、を有する。
本発明によれば、アプリケーションへの画像取り込みを任意のスキャナ装置からのプッシュスキャン方式で行うことが可能なシステムを提供することができる。
スキャンシステムの接続形態を示す図である。 クライアント、サーバ、複合機の構成を示す図である。 TWAINドライバのソフトウェア構成を示す図である。 スキャンチケット管理サービスのソフトウェア構成を示す図である。 スキャンチケット処理アプリのソフトウェア構成を示す図である。 スキャン1回分のユースケースにおけるシーケンスを示す図である。 スキャンチケット管理サービスの処理の全体を示すフロー図である。 スキャンチケット登録処理を示すフロー図である。 スキャンチケットリスト送信処理を示すフロー図である。 スキャン画像送信処理を示すフロー図である。 TWAINドライバのUIを示す図である。 スキャンチケット処理アプリのUIを示す図である。 スキャン能力、チケットリスト、UI構成要素を示す図である。 実施例2におけるスキャン能力取得時のシーケンスを示す図である。 実施例2におけるTWAINドライバのUI構成要素を示す図である。 実施例2におけるTWAINドライバのUIを示す図である。
(実施例1)
図1は、スキャンシステムの接続形態を示す図である。スキャンシステムは、サーバ4000、ユーザが使用するコンピュータやタブレットなどの情報処理装置であるクライアント1000、スキャン機能を備えた画像処理装置を有する複合機A2000及び複合機B3000を有している。本実施例では、それらが全てネットワーク100に接続されているが、クライアント1000とサーバ4000、サーバ4000と複合機A2000及び複合機B3000が相互に通信可能な環境であれば接続形態は何でもよい。サーバ4000がクラウド上にあってもよい。また、ここでは複合機が2つ存在する例を挙げているが、それ以上あっても構わない。さらに、サーバ4000やクライアント1000が2つ以上あっても実施可能である。
図2は、クライアント1000、サーバ4000、複合機A2000の内部構成をブロック図として示した図である。複合機B3000の構成は、複合機A2000と同等であるため、ここでは説明を割愛する。
まず、クライアント1000の構成について、図2(A)を用いて説明する。クライアント1000は、CPU1041とメモリ1042により構成される制御部1040が全体を制御している。表示部1010は、ディスプレイなどの出力装置、操作部1020は、マウスやキーボードなどの入力装置を示す。また、記憶部1030にはOS1032、各種アプリケーション1031、TWAINドライバ1100などのソフトウェアが保存されている。それらのプログラムは、必要に応じてメモリ1042にロードされ、CPU1041によって実行される。OS1032は、クライアント1000の基本動作をつかさどるソフトウェアである。ネットワーク通信部1050は、ネットワーク100に接続して外部装置とのデータの入出力を行う。クライアント1000の処理は全て、記憶部1030に記憶されたソフトウェアを、制御部1040におけるメモリ1042にロードして、CPU1041が実行することによって実現される。なお、CPUはCentral Processing Unitの略である。
次に、サーバ4000の構成について、図2(B)を用いて説明する。サーバ4000は、CPU4041とメモリ4042により構成される制御部4040が全体を制御している。表示部4010は、ディスプレイなどの出力装置、操作部4020は、マウスやキーボードなどの入力装置を示す。また、記憶部4030には、OS4032や各種プログラム4031が保存されている。これらのソフトウェアは必要に応じてメモリ4042にロードされ、CPU4041によって実行される。OS4032は、サーバ4000の基本動作をつかさどるソフトウェアである。また、プログラム4031のうち、サーバ4000上に常駐し、常に動作しているプログラムを特にサービスと呼ぶ。ネットワーク通信部4050は、ネットワーク100に接続して外部装置とのデータの入出力を行う。サーバ4000の処理は全て、記憶部4030に記憶されたソフトウェアを制御部4040におけるメモリ4042にロードして、CPU4041が実行することによって実現される。
次に、複合機A2000の構成について、図2(C)を用いて説明する。複合機A2000は、CPU2041とメモリ2042により構成される制御部2040が全体を制御している。表示部2010は、液晶パネルなどの出力装置、操作部2020は、タッチパネルや各種ボタンによる入力装置を示す。また、記憶部2030には、OS2032やファームウェア2031、その上で動作する各種アプリケーション2033が保存されている。これらのソフトウェアは、必要に応じてメモリ2042にロードされ、CPU2041によって実行される。OS2032は、複合機A2000の基本動作をつかさどるソフトウェアである。
ネットワーク通信部2050は、ネットワーク100に接続して外部装置とのデータの入出力を行う。読取部2070は、制御部2040の指示に従って原稿用紙に描かれた文字や写真などを読み取り、デジタルデータとしてメモリに取り込むスキャナである。具体的には、用紙に光を当てて反射光の強さや光をセンサーで測定し、デジタル化することでスキャン画像を得る。読み取りの方式はCCDやCISなどがあるが、本実施例ではどのような方式でも構わない。また、読み取りの対象となる原稿は、圧板もしくはADFと呼ばれる自動紙送り装置に置かれる。複合機A2000には、不図示の印刷部なども存在するが、本実施例とは直接関係がないため説明は割愛する。複合機A2000の処理は全て、記憶部2030に記憶されたソフトウェアを制御部2040におけるメモリ2042にロードして、CPU2041が実行することによって実現される。
図3は、図2(A)で示したTWAINドライバ1100のソフトウェア構成を示す図である。TWAINドライバは、TWAINと呼ばれる共通インタフェースを持つスキャナドライバである。
UI部1110は、TWAINドライバ1100のユーザインタフェースを制御する画面表示部である。具体的にはアプリケーション1031からTWAINドライバ1100に対してUI表示を指示されると、UI部1110がUIをクライアント1000の表示部1010に対して表示する。UIはユーザがスキャンの設定を指定するためのもので、詳細は後述する。
UI部1110により指定されたスキャン設定は、スキャン設定管理部1120が管理する。スキャン設定管理部によりスキャン設定が確定すると、スキャンチケット生成部1130がスキャン設定をスキャンチケットと呼ばれるデジタルデータに変換する。また、スキャンチケットには、スキャンの設定を指定したユーザのユーザIDも記載される。スキャンチケットは、XML形式であってもよいし、TWAINドライバ1100が独自に定めるバイナリ形式であってもよい。
また、TWAINドライバ1100には、通信部1140があり、クライアント1000のネットワーク通信部1050を介して、ネットワーク100とのデータ通信を行う。TWAINドライバ1100の通信部は、主にスキャンチケット出力部1150と画像入出力部1160を使用して外部との通信を行う。スキャンチケット出力部1150(チケット送信部)は、スキャンチケット生成部1130の生成したスキャンチケットを外部に送信する。画像入出力部1160(第1の画像送信部)は、複合機など外部から届いたスキャン画像を受信し、アプリケーション1031にスキャン画像を送信する。
図4は、図2(B)で示したプログラム4031のうちの1つで、サーバ4000の上で常駐して動作する、スキャンチケット管理サービス(以下、管理サービスと記す)4100のソフトウェア構成を示す図である。
管理サービス4100は、サーバ4000が起動している間は常に起動しており、クライアント1000から届くスキャンチケットを待機している。管理サービス4100は、通信部4150を使用して外部のクライアント1000や複合機A2000と通信を行う。
クライアント1000から届いたスキャンチケットは、スキャンチケット入出力部4160で受信する。受信したスキャンチケットは、ユーザ管理部4140が管理している、ユーザごとに分別されたチケットリスト管理部4120によりチケットリスト4110に格納される。格納されたチケットリスト4110は、スキャンチケット入出力部4160から外部の複合機A2000などに送信される。したがって、スキャンチケット入出力部4160は、クライアント1000からスキャンチケットを受信するチケット受信部としての機能と、複合機にチケットリストを送信するリスト送信部としての機能を有している。
管理サービス4100は、一方で、複合機A2000や複合機B3000から届いたスキャン画像を画像入出力部4170で受信し、該当するクライアント1000にスキャン画像を送信する。プラグ&プレイ管理部4180は、クライアント1000から見てサーバ4000内部の管理サービス4100があたかも1つの複合機やスキャナであるかのようにプラグ&プレイのIDを制御する。
図5は図2(C)で示したアプリケーション2033のうちの一つで、複合機A2000の上で動作するスキャンチケット処理アプリ2100のソフトウェア構成を示す図である。
スキャンチケット処理アプリ2100は、複合機A2000の工場出荷時からインストールされていてもよいし、ユーザにより後からインストール可能な形式で構成されていてもよい。スキャンチケット処理アプリ2100も、UI部2120や通信部2140を持っており、複合機A2000の表示部2010にユーザインタフェースを表示し、外部と通信を行う。ユーザ管理部2110は、複合機A2000にログインしようとするユーザの認証を行う。チケットリスト要求部2170は、ユーザがスキャンチケットリストを要求する操作を行った場合、通信部2140を介してサーバ4000に対してリスト要求を行う。リスト要求には、ユーザ管理部2110から取得した、ログインしたユーザのユーザIDが含まれる。
UI部2120(表示部)は、主にスキャンチケット入力部2150で入力されたスキャンチケットをリスト表示する。ユーザが、UI部2120の表示したスキャンチケットのうち、自分がこれからスキャンしたいスキャンチケットを選択して「スキャン開始」ボタンを押下することで、スキャンが開始される。スキャン時には、スキャン実行部2130が動作して、読取部2070からスキャン画像を生成する。生成されたスキャン画像は、画像出力部2160(第2の画像送信部)によって外部のサーバ4000などに送信される。
図6は、スキャン1回分のユースケースにおけるクライアント1000、サーバ4000、複合機A2000のそれぞれのシーケンスを示した図である。なお、管理サービス4100の行う動作については、図7から図10を用いて後述するため詳細は割愛する。
初めに、ユーザがクライアント1000上のアプリケーション1031でスキャン指示を行うと、アプリケーション1031は、TWAINドライバ1100に対してスキャン要求を行う(S5100)。
スキャン要求を受信したTWAINドライバ1100は、スキャンチケットを新たに生成する(S5101)。そして、TWAINドライバ1100は、生成したスキャンチケットをサーバ4000の管理サービス4100に対して送信する(S5102)。スキャンチケットには、一意の識別子が付与される。その識別子はスキャンチケットIDと呼ばれ、スキャンチケットの内部に格納されている。
スキャンチケットを受信した管理サービス4100は、チケットリスト4110にスキャンチケットを格納する(S5103)。
その後、ユーザは複合機A2000の前まで行き、複合機A2000に対してログインを行う。ユーザは、表示部2010を操作してスキャンチケット処理アプリ2100を起動し、スキャンチケットリスト要求を行う(S5104)。スキャンチケットリスト要求には、ログインを行ったユーザのユーザIDが含まれている。S5104のスキャンチケットリスト要求は、サーバ4000の管理サービス4100が受信し、リスト要求に対応するスキャンチケットリストを返却する(S5105)。複合機A2000上のスキャンチケット処理アプリ2100は、受信したスキャンチケットリストを表示部2010に表示する(S5106)。
ユーザは、原稿となる用紙を読取部2070に置き、任意のスキャンチケットを選択して、スキャン開始ボタン2126を押下する。スキャン開始ボタン2126が押下されると、スキャンチケット処理アプリ2100はスキャンを実行し、スキャン画像を生成する(S5107)。そして、スキャンチケット処理アプリ2100は、スキャン画像とスキャンチケットに格納されていたスキャンチケットIDと呼ばれる識別子をサーバ4000の管理サービス4100に送信する(S5108)。
管理サービス4100は、受信したスキャン画像をクライアント1000のTWAINドライバ1100に対して送信する(S5109)。
TWAINドライバ1100は受信したスキャン画像を、アプリケーション1031に送信する(S5110)。
以上説明したシーケンスは、複合機A2000を使用した場合の例であるが、実際には複合機B3000を使用した際にも同様の結果が得られる。上記のシーケンスをそれぞれのソフトウェアが実施することで、TWAINドライバ1100を使用したアプリケーションへの画像取り込みを任意のスキャナ装置からのプッシュスキャン方式で行う事が可能になる。
次に、図7から図10のフローチャートを用いて、管理サービス4100の詳細動作について説明する。
図7は、サーバ4000上で動作する管理サービス4100の処理の概要を説明したフロー図である。
管理サービス4100は、外部のネットワーク100からのコネクション要求に基づいて動作を開始する。管理サービス4100は、コネクション要求があった場合(S600)、まず、コネクション管理部4130においてコネクションをオープンする(S610)。これにより、ネットワーク100を介して外部のクライアント1000や複合機A2000などとのネットワーク通信が可能になる。それぞれのコネクションには一意の識別子が与えられる。この識別子をコネクションIDと呼ぶ。
その後、管理サービス4100がスキャンチケットを受信した場合(S620)、後述のスキャンチケット登録処理を行う(S630)。
一方、管理サービス4100がスキャンチケットリスト要求を受信した場合は(S640)、後述のスキャンチケットリスト送信処理(S650)を行う。
また、管理サービス4100がスキャン画像を受信開始した場合は(S660)、後述のスキャン画像送信処理(S670)を行う。なお、スキャン画像はデータサイズが大きいため、管理サービス4100はスキャン画像のデータを受信中であってもスキャン画像送信処理を開始する。
サービス終了(S680)であれば、管理サービス4100はオープンされている全てのコネクションをクローズして(S690)、終了する。サービス終了でない限りは、管理サービス4100は引き続きコネクション要求を待ち続ける。
図8は、図7におけるスキャンチケット登録処理(S630)の詳細フローを示した図である。
まず、管理サービス4100は、S620でスキャンチケットを受信したコネクションのコネクションIDを、コネクション管理部4130から取得する(S631)。そして管理サービス4100は、そのコネクションIDを受信したスキャンチケットに追加する(S632)。
次に、管理サービス4100は、受信したスキャンチケットの中に記載されているユーザIDを取得する(S633)。そして、管理サービス4100は、そのユーザのスキャンチケットリストがチケットリスト4110に存在するか否かを、チケットリスト管理部4120において確認する(S634)。
存在する場合は、管理サービス4100は、そのスキャンチケットリストをチケットリスト4110から取得する(S635)。存在しなかった場合は、管理サービス4100は、そのユーザID用のスキャンチケットリストを新規に作成する(S638)。
そして管理サービス4100は、スキャンチケットリストに先ほど受信したスキャンチケットを追加し、チケットリスト4110に登録する。
以上のフローにより、クライアント1000から届いたスキャンチケットは、コネクションID情報を追加された状態で、ユーザごとにチケットリスト4110に登録されることになる。
図9は、図7におけるスキャンチケットリスト送信処理(S650)の詳細フローを示した図である。
まず、管理サービス4100は、スキャンチケットリスト要求に含まれるユーザIDを取得する(S651)。そして、管理サービス4100は、そのユーザIDのスキャンチケットリストがチケットリスト4110に存在するかどうかをチケットリスト管理部4120において確認する(S652)。
存在すると判断された場合、管理サービス4100は、そのユーザIDのスキャンチケットリストを、チケットリスト4110から取得する(S653)。そして、管理サービス4100は、スキャンチケットリスト要求のあったコネクションに対してスキャンチケットリストを送信する(S655)。
存在しないと判断された場合、管理サービス4100は、空のスキャンチケットリストを、スキャンチケットリスト要求のあったコネクションに対して送信する(S654)。
そして管理サービス4100はスキャンチケットリスト要求のあったコネクションをクローズする(S656)。
以上のフローにより、管理サービス4100は複合機A2000からのスキャンチケットリスト要求に対して、要求したユーザのスキャンチケットリストのみを送信することができる。
図10は、図7におけるスキャン画像送信処理(S670)の詳細フローを示した図である。
まず、管理サービス4100は、スキャン画像と共に受信したスキャンチケットIDを取得する(S671)。そして管理サービス4100は、チケットリスト4110からスキャンチケットIDに該当するスキャンチケットを取得する(S672)。
次に、管理サービス4100は、取得したスキャンチケットに格納されているコネクションIDを取得する(S673)。そして、管理サービス4100は、該当するコネクションに対してスキャン画像を送信開始する(S674)。
その後、管理サービス4100は、すべてのスキャン画像を受信完了するまで受信を続ける(S675)。スキャン画像の受信を完了したら、管理サービス4100は、コネクション管理部4130においてスキャン画像を受信したコネクションをクローズする(S676)。
その後、管理サービス4100は、スキャン画像を送信完了するまで送信を続ける(S677)。スキャン画像の送信を完了したら、管理サービス4100は、コネクション管理部4130においてスキャン画像を送信したコネクションをクローズする(S678)。
最後に、管理サービス4100は、チケットリスト4110から該当するスキャンチケットを削除する(S679)。
以上のフローにより、スキャン画像の送信が終わったスキャンチケットのみがサーバ4000のチケットリスト4110から削除され、送信が終わっていないスキャンチケットはサーバ4000に残り続けることになる。さらにスキャン画像の送信が終わったコネクションだけがクローズされ、送信が終わっていないコネクションはオープンし続けることになる。
次に、図11から図13を用いて、本実施例におけるユーザインタフェースについて説明する。
図11は、TWAINドライバ1100のUI1111を示した図である。TWAINドライバ1100のUI1111は、アプリケーション1031からのUI表示要求に従って表示され、例えば、ダイアログボックスの外観を持つ設定画面である。UI上に表示されるのは、各種スキャン設定である。UI1111は、設定画面を表示させる画面表示部であるUI部1110により、クライアント1000の表示部1010に表示される。
ジョブ名1112には、ユーザが任意の文字列を入力することができる。原稿サイズ1113には、スキャナで読み取りを行う原稿のサイズを指定する。解像度1114には、読み取り解像度を指定する。スキャナ1115には、ユーザが原稿用紙をどこに置くかを指定する。原稿の置き場所がADFの場合は、片面読み取りか両面読み取りかを指定できるようになっている。カラーモード1116には、スキャン画像をカラーデータで取得するか白黒データで取得するかを指定する。
図12(A)は、それぞれのスキャン設定の項目における選択肢の例を示した表である。図12(A)には、UI1111の設定画面で表示される各種スキャン設定と、ダイアログボックスで表示される各設定の選択肢の例が示されている。
本実施例のTWAINドライバ1100のUI1111の特徴として、実際の複合機の能力によらずに選択肢が決まっているという点があげられる。具体的な例として、本実施例の複合機A2000、複合機B3000のスキャン能力を図12(B)に示す。複合機B3000は、A3サイズの原稿サイズに対応していないが、TWAINドライバ1100のUI1111の原稿サイズの選択肢には、A3サイズも含まれている。これは、本実施例のTWAINドライバ1100が、特定の複合機に依存せず、任意の複合機がシステムに存在しても構わないように作成されているためである。本実施例では、TWAINドライバ1100は、スキャン設定項目として可能な全ての選択肢を表示する。
図12(C)のチケットリストは、TWAINドライバ1100のUI1111を使用して複数のスキャンチケットを、サーバ4000のチケットリスト4110に登録した例を示している。さまざまな設定のスキャンチケットが登録されていることがわかる。
TWAINドライバ1100のUI1111においてユーザがスキャン開始ボタン1118を押下すると、UI1111はクローズし、TWAINドライバ1100はスキャン画像の受信待ち状態となる。ユーザがキャンセルボタン1117を押すと、TWAINドライバ1100のUI1111で指定されたスキャン設定は破棄されて、アプリケーション1031にフォーカスが戻る。
図13は、本実施例における複合機A2000のスキャンチケット処理アプリ2100のUI2127を示している。スキャンチケット処理アプリ2100のUI部2120が、UI2127を複合機A2000の表示部2010に表示する。
左上のユーザ名2121には、複合機A2000にログイン中のユーザ名を表示する。ユーザによってリスト取得ボタン2122が押下されると、スキャンチケット処理アプリ2100は、サーバ4000に対してスキャンチケットリスト要求5102を行う。そして、受信したスキャンチケットリストを元に、複合機A2000で実施可能なスキャンチケットのリストをスキャンチケットリスト2123に表示する。ここで、スキャンチケットリスト2123には、1つのスキャンチケットが1行で表示される。
ユーザは、1つのスキャンチケットを押下することで、選択状態にすることができる。ユーザによって任意のスキャンチケットが選択された状態で詳細ボタン2124が押下されると、スキャンチケット処理アプリ2100は、より詳細なスキャン設定を表示する。また、ユーザによって削除ボタン2125が押下されると、スキャンチケット処理アプリ2100は選択されているスキャンチケットの表示を削除し、サーバ4000に対して該当するスキャンチケットIDと共に削除要求を行う。削除要求時の処理は、本実施例では割愛する。ユーザによってスキャン開始ボタン2126が押下されると、スキャンチケット処理アプリ2100は、選択されているスキャンチケットの設定に従ってスキャンを開始する。
サーバ4000に図12(C)で示すチケットリストが登録されている場合に、複合機A2000で表示されるUI2127のスキャンチケットリスト2123に表示されているスキャンチケットを表にしたのが、図12(D)である。スキャンチケット処理アプリ2100は先述の通り、複合機A2000で実施可能なスキャンチケットのリストのみを、スキャンチケットリスト2123に表示する。図12(B)に示されるように、複合機A2000では、「ADF片面」のみに対応しており「ADF両面」は実施可能でない。そのため、図12(C)に示すジョブ名が「要件書」のスキャンチケットは、複合機A2000では表示されていない。
同様に、サーバ4000に図12(C)で示すチケットリストが登録されている場合に、複合機B3000のスキャンチケット処理アプリ3100が表示するスキャンチケットリスト2123を表にしたのが図12(E)である。複合機B3000で実施可能な原稿サイズや解像度のものは、ジョブ名が「領収書」のジョブチケットだけであるために「領収書」のみが表示される。
上述の通り、該当する複合機のみが実施可能なスキャンチケットのみをスキャンチケット処理アプリ2100が選択肢として表示することで、実施不可能なスキャンチケットを誤ってユーザが選択してしまう事を防ぐことが可能となる。
なお、実施の形態によっては該当する複合機で実施可能ではないスキャン設定を持つスキャンチケットを表示するようにスキャンチケット処理アプリ2100を構成してもよい。この場合は、実施可能でないスキャンチケットに印や色をつけるなどしてユーザにわかりやすく表示することで同様の効果が得られる。また、実施可能ではないスキャンチケットが選択されてスキャン開始ボタン2126が押下された時に、疑似的に次に示すような処理を行ってもよい。
例えば、最大の原稿サイズがA4サイズのスキャン能力を持つ複合機B3000で原稿サイズがA3サイズのスキャンチケットが選択されていた場合には、A3サイズ1ページ分の原稿のためにA4サイズの2回に分けてスキャンを実施する。そして、スキャン画像を結合してA3サイズのスキャン画像を作成する。この場合、ユーザにはA3サイズの原稿を二つ折りにして2回に分けてスキャンを行うことを指示する。
例えば、最大の解像度が300dpiのスキャン能力を持つ複合機B3000で解像度が600dpiのスキャンチケットが選択されていた場合には、まず、一度300dpiでスキャン画像を生成する。そして、1画素を2画素×2画素の4画素に複製して疑似的に600dpiのスキャン画像を作成する。
例えば、片面のみのスキャンしかできないADFを持つ複合機B3000でADF両面のスキャンチケットが選択されていた場合には、表面と裏面のスキャンのために2回に分けて片面のスキャンを実施する。そして、表面のスキャン結果を奇数ページに配置し、裏面のスキャン結果を逆順にして偶数ページに配置する。結果として両面スキャン可能なADFを用いた場合と同等の複数ページのスキャン画像を生成する。この場合、ユーザにはADFに原稿の束を載せてスキャンした後、再度原稿を裏返してADFに原稿の束を載せてスキャンを行うことを指示する。
このようにして、該当する複合機で実施可能ではないスキャン設定を持つスキャンチケットであっても疑似的にスキャン画像を生成することで、能力不足の複合機しか存在しない環境でもスキャンを遂行することが可能となる。
以上説明したように、本実施例によると、クライアントのTWAINドライバで作成したスキャンチケットを複合機において選択することがでる。そして、任意の複合機からプッシュスキャン方式で、スキャンチケットに基づいて生成したスキャン画像を、TWAINドライバを使用したアプリケーションへ送ることができる。
(実施例2)
実施例1では、TWAINドライバ1100のUI上に設定項目として考えられる全ての選択肢を表示することで、様々な能力の複合機に対応できるスキャンシステムについて説明した。実施例2では、TWAINドライバ1100のスキャン設定画面であるUI1111を動的に作成する、より柔軟なシステムについて説明する。なお、実施例2のスキャンシステムにおける接続形態やそれぞれの構成要素、スキャン能力などは実施例1とほぼ同じであるため説明を割愛し、差分のみ説明を行う。
実施例2においては、クライアント1000上のTWAINドライバ1100が、スキャンシステム内に存在するすべての複合機のスキャン能力を把握する。図14は、TWAINドライバ1100が、それぞれのスキャン能力を取得する処理をシーケンス図で示したものである。
まず、TWAINドライバ1100は、サーバ4000の管理サービス4100に対して、スキャン能力要求を行う(S6100)。スキャン能力要求を行うタイミングはいつでもよいが、例えば、スキャンシステム構築時やTWAINドライバ1100のUI1111表示時などが考えられる。
スキャン能力要求を受信した管理サービス4100は、スキャンシステム内に存在するすべての複合機にスキャン能力要求を出す。具体的には、まず複合機A2000のスキャンチケット処理アプリ2100に対してスキャン能力要求を出す(S6101)。スキャンチケット処理アプリ2100はそれに応答して、自身の動作している複合機A2000のスキャン能力を送信する(S6102)。スキャン能力とは、具体的には図12(B)に示されるような能力であり、例えば、原稿サイズ、画像の解像度、ADF、画像のカラーの有無に関するものである。
次に、管理サービス4100は、複合機B3000のスキャンチケット処理アプリ3100に対してスキャン能力要求を出す(S6103)。スキャンチケット処理アプリ3100は、複合機A2000のスキャンチケット処理アプリ2100の場合と同様に、自身の動作している複合機B3000のスキャン能力を送信する(S6104)。このようにして、サーバ4000の管理サービス4100は、あらかじめ登録されたシステム内の全ての複合機から、スキャン能力を取得する。
そして、サーバ4000の管理サービス4100は、スキャンシステム内に存在するすべての複合機のスキャン能力のリストを、TWAINドライバ1100に対して送信する(S6105)。これにより、TWAINドライバ1100は、システム内の全ての複合機のスキャン能力を保持することができる。なお、実施例2ではあらかじめ登録された複合機からスキャン能力を取得する例を挙げたが、ネットワーク100内部の複合機を探索して見つかった複合機に対して動的に取得することでも実施可能である。
図15は、実施例2におけるTWAINドライバ1100のUIの各スキャン設定項目の選択肢を示す表である。
システム内の全ての複合機のスキャン能力を保持しているTWAINドライバ1100は、UI表示の際に、それぞれの複合機のスキャン能力をマージしてスキャン設定項目の選択肢を決定する。実施例1におけるTWAINドライバのUIの各設定項目の選択肢を示した図12(A)と比較して、ADF両面の設定項目が選択できなくなっている。これは、複合機A2000も複合機B3000も両面読み取り可能なADFを搭載していないためである。上述のように、TWAINドライバ1100がUI制御を行う事で、ユーザはシステム内の複合機で実施不可能なスキャン設定をTWAINドライバ1100で指定することがなくなる効果が得られる。
また、TWAINドライバ1100は、TWAINドライバ1100が保持しているシステム内のすべての複合機のスキャン能力を用いて、現在のスキャン設定で使用可能な複合機のリストをユーザに対して表示することもできる。図16は、実施例2においてTWAINドライバ1100のUI上で使用可能な複合機のリストを表示した時のUIを表している。図16(A)に示されるように、解像度として300dpiが選択されている時は「使用可能なデバイス」として複合機A2000および複合機B3000が表示されている。一方、ユーザが解像度を600dpiに変更すると、図16(B)に示されるように、「使用可能なデバイス」として複合機A2000のみが表示される。これにより、ユーザは現在スキャンを開始しようとしているスキャン設定は、どの複合機で実施可能かを一目で確認することができるため、スキャンする原稿を迷うことなく適切な複合機まで運ぶことが可能となる。
以上、説明したように、本実施例においては、TWAINドライバのUIにおける設定項目を、複合機のスキャン能力に応じて変化させることができるようになる。そのため、ユーザがシステム内の複合機で実施不可能なスキャン設定をTWAINドライバで指定することがなくなる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。

Claims (14)

  1. 情報処理装置と、サーバ装置と、スキャン機能を有する画像処理装置を含むスキャンシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    スキャン設定に基づいてスキャンチケットを生成するチケット生成部と、
    前記スキャンチケットを、前記サーバ装置に送信するチケット送信部と、を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記情報処理装置から受信した前記スキャンチケットをリストで管理するリスト管理部と、
    前記画像処理装置からのリスト要求に応じて、前記リストを前記画像処理装置に送信するリスト送信部と、
    前記画像処理装置から受信した画像を、前記情報処理装置に送信する第1の画像送信部と、を有し、
    前記画像処理装置は、
    前記サーバ装置に対して、前記リストを要求するリスト要求部と、
    前記リストから選択された前記スキャンチケットに基づいてスキャンを実行し、画像を生成するスキャン実行部と、
    前記スキャン実行部において生成された前記画像を、前記サーバ装置に送信する第2の画像送信部と、を有する
    ことを特徴とするスキャンシステム。
  2. 前記スキャンチケットは、前記スキャン設定、ユーザID、スキャンチケットIDを含むデータであり、
    前記スキャン設定は、原稿サイズ、解像度、カラーモード、画像読み取り部のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のスキャンシステム。
  3. 前記リストは、前記スキャンチケットの前記ユーザIDごとに作成されることを特徴とする請求項2に記載のスキャンシステム。
  4. 前記リスト管理部は、前記情報処理装置から受信した前記スキャンチケットからユーザIDを取得し、前記ユーザIDのリストが存在する場合には、該リストに前記スキャンチケットを登録し、前記ユーザIDのリストが存在しない場合には、リストを作成し、作成したリストに前記スキャンチケットを登録することを特徴とする請求項3に記載のスキャンシステム。
  5. 前記リスト要求部からの前記要求には、ユーザIDが含まれ、
    前記リスト送信部は、前記画像処理装置からのリストの要求に含まれるユーザIDに対応するリストが存在する場合には、該リストを送信し、前記画像処理装置からのリスト要求に含まれるユーザIDに対応するリストが存在しない場合には、空のリストを送信することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のスキャンシステム。
  6. 前記情報処理装置は、前記スキャンチケットを受信したコネクションに対応したコネクションIDを前記スキャンチケットに追加するコネクション管理部を有し、
    前記第2の画像送信部は、前記画像と共に、前記画像の生成に使用した前記スキャンチケットのスキャンチケットIDをサーバ装置に送信し、
    前記第1の画像送信部は、前記スキャンチケットIDに対応する前記スキャンチケットを前記リストから取得し、取得した前記スキャンチケットに含まれる前記コネクションIDに対応する前記コネクションを介して前記情報処理装置に前記画像を送信することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のスキャンシステム。
  7. 前記リスト管理部は、前記画像の送信が完了すると、前記画像の生成に使用した前記スキャンチケットを前記リストから削除することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載のスキャンシステム。
  8. 前記情報処理装置は、アプリケーションとスキャナドライバを備え、
    前記スキャナドライバは、前記チケット生成部および前記チケット送信部を有し、
    前記チケット生成部は、前記アプリケーションからのスキャン要求を受け、前記スキャンチケットを生成することを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載のスキャンシステム。
  9. 前記情報処理装置の前記スキャナドライバは、前記サーバ装置から前記画像を受信し、受信した前記画像を前記アプリケーションに出力する画像出力部を備えることを特徴とする請求項8に記載のスキャンシステム。
  10. 前記スキャナドライバは、TWAINドライバであることを特徴とする請求項8または請求項9に記載のスキャンシステム。
  11. 前記サーバ装置から受信した前記リストを表示させる表示部をさらに有し、
    前記表示部は、前記リストのうち、前記画像処理装置が実施可能なスキャンチケットのみを表示させ、
    前記スキャン実行部は、前記表示部に表示されたスキャンチケットから、前記スキャンを実行するためのスキャンチケットを選択することを特徴とする請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載のスキャンシステム。
  12. 前記情報処理装置は、スキャン設定を行う設定画面を表示させる画面表示部を有し、
    前記画面表示部は、スキャンシステム内の全ての画像処理装置のスキャン能力を取得し、前記設定画面における前記スキャン設定の選択肢を、取得した前記スキャン能力に基づいて決定することを特徴とする請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載のスキャンシステム。
  13. 前記画面表示部は、現在のスキャン設定でスキャンを実施可能な画像処理装置を表示させることを特徴とする請求項12に記載のスキャンシステム。
  14. 情報処理装置と、サーバ装置と、スキャン機能を有する画像処理装置を含むスキャンシステムの制御方法であって、
    前記情報処理装置において、スキャン設定に基づいてスキャンチケットを生成するチケット生成工程と、
    前記情報処理装置において、前記スキャンチケットを、前記サーバ装置に送信するチケット送信工程と、
    前記サーバ装置において、前記情報処理装置から受信した前記スキャンチケットをリストで管理するリスト管理工程と、
    前記画像処理装置において、前記サーバ装置に対して、前記リストを要求するリスト要求工程と、
    前記サーバ装置において、前記画像処理装置からのリスト要求に応じて、前記リストを前記画像処理装置に送信するリスト送信工程と、
    前記画像処理装置において、前記サーバ装置から受信した前記リストから選択された前記スキャンチケットに基づいてスキャンを実行し、画像を生成するスキャン実行工程と、
    前記画像処理装置において、前記スキャン実行工程において生成された前記画像を、前記サーバ装置に送信する第1の画像送信工程と、
    前記サーバ装置において、前記画像処理装置から受信した画像を、前記情報処理装置に送信する第2の画像送信工程と、を有する
    ことを特徴とする制御方法。
JP2016168500A 2016-08-30 2016-08-30 スキャンシステム及びその制御方法 Active JP6732607B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016168500A JP6732607B2 (ja) 2016-08-30 2016-08-30 スキャンシステム及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016168500A JP6732607B2 (ja) 2016-08-30 2016-08-30 スキャンシステム及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018037804A JP2018037804A (ja) 2018-03-08
JP6732607B2 true JP6732607B2 (ja) 2020-07-29

Family

ID=61567817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016168500A Active JP6732607B2 (ja) 2016-08-30 2016-08-30 スキャンシステム及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6732607B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006139376A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Canon Inc 画像読み取り装置
JP5750872B2 (ja) * 2010-05-17 2015-07-22 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 画像処理装置、画像処理システムと、その処理方法、およびそのプログラム
JP6395476B2 (ja) * 2014-07-04 2018-09-26 キヤノン株式会社 画像処理システム、画像処理方法、情報処理装置、プログラム、及び画像読取装置
JP6070743B2 (ja) * 2015-03-12 2017-02-01 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理システム、情報処理装置、その制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018037804A (ja) 2018-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4070693B2 (ja) 画像形成装置およびスキャンデータ処理方法
US8949973B2 (en) Image processing apparatus
JP4987950B2 (ja) 複合機、プログラムおよび記録媒体
US9554017B2 (en) Generating a username based on user name and domain name obtained from print data attribute information
US9282206B2 (en) Portable information terminal and recording medium
US10432807B1 (en) Remote post-scanning workflow using scan job in scan job queue
JP5328327B2 (ja) ワークフローシステム、画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
US9473649B2 (en) Image reading apparatus with push scanning, method of controlling the same, and storage medium
US20140240761A1 (en) Image Processing Apparatus and Control Method
KR101383318B1 (ko) 화상독취장치 및 화상독취방법
JP6344955B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム
JP2009246790A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JP2013012844A (ja) ファクシミリ制御プログラム、情報処理装置、及び、ファクシミリシステム
CN113099059A (zh) 图像形成装置
JP6732607B2 (ja) スキャンシステム及びその制御方法
JP2012029282A (ja) 無線通信装置、画像処理装置の制御システム、画像処理装置の制御方法、プログラムおよびその記録媒体
US20150201092A1 (en) Image processing apparatus, method of setting information of image processing apparatus, and recording medium
CN111464712B (zh) 图像处理设备和方法
JP2018121244A (ja) 画像形成装置、制御方法及びプログラム
JP2011130081A (ja) 画像処理装置、ジョブ実行方法、およびコンピュータプログラム
KR20200138032A (ko) 화상 형성 장치, 화상 형성 장치를 제어하는 방법, 및 저장 매체
US9019539B2 (en) Image data transmission apparatus, image data transmission method, and computer-readable storage medium for computer program configured to send image data to a plurality of destinations using separate methods
JP2019129431A (ja) 画像処理装置、制御方法およびプログラム
JP4377981B2 (ja) マルチファンクションシステム、入力機器及びその制御方法
JP2009261033A (ja) スキャナ及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200708

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6732607

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151