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JP6730488B2 - 三相同期電動機の制御装置および駆動装置、並びに電動パワーステアリング装置 - Google Patents

三相同期電動機の制御装置および駆動装置、並びに電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Description

本発明は、三相同期電動機の制御装置および駆動装置、並びに電動パワーステアリング装置に関する。
産業、家電、自動車等の様々な分野において、小型・高効率の三相同期電動機が幅広く用いられている。しかし、三相同期電動機では一般に、磁石を備えた回転子の回転位置をホールICなどの磁気検出素子で検出し、その検出結果に基づき、固定子側の電機子コイルを順次励磁して回転子を回転させている。加えて、精密な回転位置検出器であるレゾルバやエンコーダ、GMRセンサなどを用いることで、正弦波電流での駆動を実現でき、トルクリプルなどの振動や騒音の低減を図っているものもある。
しかし、この回転位置検出器が故障すると、三相同期電動機はすぐに回転できなくなる。これは、回転位置検出器にレゾルバやエンコーダ、GMRセンサを用いた場合も同様である。このように、回転位置検出器の故障は、電動パワーステアリングなどの三相同期電動機の駆動装置において作動不良や異常運転の原因となるため、改善が求められてきた。
特許文献1に記載された発明は、この回転位置検出器の故障に際して回転位置検出器以外に、三相同期電動機の電圧と電流から位置を推定する回転位置推定手段を有している。この回転位置推定手段を回転位置検出器の出力の代替として使用することで、回転位置検出器の故障時にも三相同期電動機を安定して駆動することができる。
特開2010−22196号公報
特許文献1のように、回転位置検出器の故障に際して回転位置検出器の代わりに回転位置推定手段を使用した場合、三相同期電動機の駆動は継続して行うことができる。しかし、実際の回転子の位置と推定の回転子の位置との間に差が発生し、三相同期電動機の出力が低下する。そこで、回転位置検出精度が高いレゾルバやエンコーダ,GMRセンサなどの回転位置検出器を2つにすることで、一方の回転位置検出器の故障に際してもう一方の回転位置検出器を使用することが考えられる。しかし、この方法だと2つの回転位置検出器のうちどちらが故障しているか判別できないため、回転位置検出器を3つ以上とする必要があり、回転位置検出器のコストの増大が課題となっていた。
本発明の目的は、回転位置検出器のコストを増大させることなく、三相同期電動機の回転位置検出器の信頼性を向上させる三相同期電動機の制御装置および駆動装置、並びに電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明に係る三相同期電動機の制御装置は、三相同期電動機の回転子位置を検出する第1の回転位置検出器および第2の回転位置検出器からの信号に基づいて当該三相同期電動機を制御する制御装置であって、前記三相同期電動機の中性点電位仮想中性点電位、磁気飽和起電圧、前記三相同期電動機の突極性のいずれかに基づいて回転子位置を演算する回転位置推定手段を備え、前記回転位置推定手段は、第1の回転位置推定手段と第2の回転位置推定手段を有し、前記第1の回転位置検出器の出力信号と前記第2の回転位置検出器の出力信号とが異なる場合に、前記第1の回転位置推定手段が演算した回転子位置に基づいて、前記第1の回転位置検出器の出力信号と前記第2の回転位置検出器の出力信号のいずれか一方を選択し、前記第1の回転位置検出器および前記第2の回転位置検出器が異常である場合、前記第1の回転位置推定手段の出力と前記第2の回転位置推定手段の出力が略一致している場合には、前記第1の回転位置推定手段の出力を用い、前記第1の回転位置推定手段の出力と前記第2の回転位置推定手段の出力が異なる場合には、前記第2の回転位置推定手段の出力を用いて、前記三相同期電動機を制御することを特徴とする。
本発明に係る三相同期電動機の駆動装置は、本発明に係る三相同期電動機の制御装置と、前記制御装置によって制御される三相同期電動機と、を備える。
本発明に係る電動パワーステアリング装置は、本発明に係る三相同期電動機の制御装置と、前記制御装置によって制御される三相同期電動機と、前記三相同期電動機の出力トルクによってタイヤを転舵することができるステアリング機構と、を備える。
本発明の望ましい実施の形態に係る三相同期電動機の制御装置および駆動装置、並びに電動パワーステアリング装置によれば、2つの回転位置検出器のうちいずれが故障しているかを回転位置推定手段により判定する。そうすることで、2つのうち1つの回転位置検出器の故障により、三相同期電動機の出力を低下させることなく動作できる。
本発明のその他の目的と特徴は、以下に述べる実施例で明らかにする。
第1の実施の形態に係る三相同期電動機の駆動装置の構成図である。 検出位置判定手段1の処理である。 中性点電位に基づく位置推定手段2を示したブロック図である。 電流検出にシャント電流検出部36を用いた三相同期電動機の駆動装置の構成図である。 第2の実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の構成図である。 第2の実施の形態に関わる三相同期電動機の駆動装置の構成を示すブロック図である。 検出位置選択手段9の処理である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電力変換装置の実施の形態について説明する。なお、各図において同一要素については同一の符号を記し、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1から図4を用いて、本発明に関わる三相同期電動機の駆動装置における第1の実施の形態について説明する。
図1は、三相同期電動機の駆動装置6の構成である。三相同期電動機の駆動装置6は、三相同期電動機4の駆動を目的とするものである。本実施形態に係る三相同期電動機の駆動装置6は、検出位置判定手段1、回転位置推定手段2、電力変換器3および駆動対象である三相同期電動機4、制御部5を含んで構成される。
本実施形態に係る駆動装置の特徴は、第1の回転位置検出器41と第2の回転位置検出器42の故障(異常)を回転位置推定手段2によって判定し、正しく出力している回転位置検出器を使用して三相同期電動機4を駆動することである。
図1に示されるように、検出位置判定手段1は、第1の回転位置検出器41の出力θ1、第2の回転位置検出器42の出力θ2および回転位置推定手段2の出力θ3が入力される。そして、検出位置判定手段1は、回転位置θを出力する。
図2は、検出位置判定手段1の処理フローを示す図である。検出位置判定手段1では、最初に2つある回転位置検出器の出力であるθ1とθ2が略一致しているかを判定する。出力が略一致した場合、θ1を用いる。なお、本実施形態ではθ1を用いているが、θ2を用いる構成としてもよい。
θ1とθ2が異なる場合、回転位置検出器41または回転位置検出器42のいずれか一方が故障していると判断することができる。しかし、回転位置検出器41または回転位置検出器42のうちいずれの回転位置検出器が故障しているかを判定することはできない。
そこで、回転位置推定手段2の出力θ3を使用し、どちらが正しい出力をしているか判定する。まず、θ1とθ3が略一致しているかを判定する。出力が略一致した場合、θ1を正常な回転位置検出器による出力であると判断し、θ1を用いる。一方、θ1とθ3の出力が異なる場合、θ2とθ3が略一致しているかを判定する。出力が略一致した場合、θ2を正常な回転位置検出器による出力であると判断し、θ2を用いる。そして、θ2とθ3が異なる場合は、θ3を用いる。
比較対象のθ1、θ2およびθ3は、回転位置検出器の検出タイミングを補正することで、3つの位置を補正し同一時間での比較を行う。このようにすることで、適切に同じタイミングでの回転位置を検出することができるため、回転位置を比較するときに回転位置検出器の故障の誤検知を防止できる。
検出位置判定手段1を図2のような構成とすることで、第1の回転位置検出器41もしくは第2の回転位置検出器42が故障した場合であっても、正常な回転位置検出器を選択し、正常時と同様の三相同期電動機のトルクを出力することができる。さらに、第1の回転位置検出器41および第2の回転位置検出器42が共に故障した場合であっても、回転位置推定手段2を使用することで、三相同期電動機の駆動を維持することが可能となり、冗長性を確保することができる。
図3は、回転位置推定手段2の構成である。回転位置推定手段2は、仮想中性点Vnから回転位置推定値θ3を推定する。この際の、検出された仮想中性点Vnから回転位置推定値θ3を推定する手法については公知の技術があるが、そのうちの1つを紹介する。回転位置推定手段2は、中性点電位検出部21、サンプル/ホールド部22および回転位置推定部23から構成される。
中性点電位検出部21は、パルス幅変調信号出力手段33の出力のパルス幅変調信号に応じて仮想中性点電位Vn0を検出する。この際の、三相同期電動機4から仮想中性点電位Vn0を検出する手法については公知の技術があり、また本発明の主要な部分ではないので省略する。
サンプル/ホールド部22は、中性点電位検出部21のアナログ信号出力を標本化量子化(サンプリング)するためのA−D変換器である。サンプル/ホールド部22は、このVn0をパルス幅変調信号出力手段33の出力のパルス幅変調信号に同期してサンプリングする。サンプル/ホールド部22は、このサンプリングされた結果(Vn0h)を回転位置推定部23に対してデジタル信号として出力する。
回転位置推定部23は、サンプル/ホールド部22によってサンプリングされた中性点電位に基づき、三相同期電動機4の回転位置の推定値θ3を演算する。この推定結果は、回転位置推定手段2の出力θ3として出力される。
回転位置推定手段2の特徴は、三相同期電動機の回転速度が0のときにトルクを出せることである。回転位置推定手段2として、本実施の形態では仮想中性点Vnにより回転位置推定値θ3を推定する手段を紹介したが、磁気飽和起電圧に基づく方法、三相同期電動機4の突極性の差を利用する方法が知られており、このうちのいずれかの方法を用いてもよい。また、仮想中性点の代わりに三相巻線接続点(中性点)を直接引き出して検出してもよい。三相同期電動機4が停止状態でも、回転位置推定手段2は回転位置を検出できトルクを出力できる。
また、回転位置推定手段2の出力θ3と、θ1とθ2と比較することで、第1の回転位置検出器41および第2の回転位置検出器42の異常を検出する。これにより、正常な回転位置推定手段2の出力θ3を用い、停止状態から三相同期電動機4を始動できる。
図1に戻って説明する。制御部5は、検出位置判定手段1の出力θからパルス幅変調信号を生成する。電力変換器3は、制御部5の出力のパルス幅変調信号に基づいて、三相同期電動機4に電圧を与える。電力変換器3は直流電源31、電力変換回路32、パルス幅変調信号出力手段33、仮想中性点電位検出回路34、三相電流検出器35およびシャント電流検出器36から構成される。
直流電源31は、電力変換回路32に電流を供給する直流電源である。電力変換回路32は、6個のスイッチング素子Sup〜Swnで構成される電力変換回路である。パルス幅変調信号出力手段33は制御部2の出力のパルス幅変調信号を電力変換器32に入力するドライバである。中性点電位検出部34は、回転位置推定手段に使用する仮想中性点Vnを検出する。仮想中性点Vnの代わりに、三相同期電動機4の中性点電位を直接検出してもよい。三相電流検出器35は、三相同期電動機4を流れる三相の電流Iu、Iv、Iwを検出する電流検出器である。三相同期電動機4の電流検出は、電流検出器35のように電力変換回路32から三相同期電動機4に供給される三相の電流を直接検出することが望ましいが、図4のようにシャント抵抗36を流れる直流電流Idcを検出し三相電流を再現した電流Iu、Iv、Iwを用いてもよい。直流電流Idcから三相の電流Iu、Iv、Iwを再現する方法に関しては公知の技術があり、また本発明の主要な部分ではないので省略する。
上述した本実施形態に係る三相同期電動機の駆動装置によれば、2つの回転位置検出器のうちいずれが故障しているかを回転位置推定手段により判定する。そうすることで、2つのうち1つの回転位置検出器が故障しても、三相同期電動機の出力を低下させることなく動作を継続させることができる。本実施形態に示した様な回転位置推定手段は、回転位置検出器のようなハードを追加することなく実現することができるため、回転位置検出器のコストを増大させることなく、三相同期電動機の回転位置検出器の信頼性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
図5から図7を用いて、本発明に関わる電動パワーステアリングに係る第2の実施の形態について説明する。
図5は、電動パワーステアリング装置8の構成である。運転者がステアリングホイール81を操作すると、ステアリングホイール81の回転トルクをトルクセンサ82が検知する。トルクセンサ82が検知したトルクは駆動装置6に入力され、当該トルクに応じた指令に基づいて三相同期電動機4がトルクを出力する。三相同期電動機4の出力トルクは、ステアリングアシスト機構83を介して操舵力をアシストし、ステアリング機構84へ出力される。そして、ステアリング機構84により、タイヤ85を転舵する。
図6は、本実施形態に係る三相同期電動機の駆動装置6の構成である。本実施形態では、回転位置推定手段として、第1の回転位置推定手段2と第2の回転位置推定手段2を有する。第1の実施形態とは、第2の回転位置推定手段7を備える点で相違する。
第1の回転位置推定手段2および第2の回転位置推定手段7には、第1の実施の形態で紹介した仮想中性点Vnに基づく方法、磁気飽和起電圧に基づく方法、三相同期電動機4の突極性を用いる方法のいずれか2つを使用してよい。これら3つの回転位置推定手段の特徴は、三相同期電動機の回転速度が0のときにも三相同期電動機の駆動制御が可能であり、トルクを出力できることである。このような回転位置推定手段を備えた電動パワーステアリング装置では、三相同期電動機の回転速度が0でもトルクを出力できるため、例えば車両のタイヤが段差に乗り上げたような場合などでも、ドライバのハンドルをアシスト駆動できる。
上記の特徴より、三相同期電動機4が停止状態でも、第1の回転位置推定手段2は回転位置を推定できるため、θ3と、θ1およびθ2とを比較することで、第1の回転位置検出器41および第2の回転位置検出器42の異常を検出できる。また、自動車の速度が所定の速度以下で三相同期電動機4が停止状態においても、第1の回転位置推定手段2は回転位置を推定できるため、θ3と、θ1およびθ2とを比較することで、第1の回転位置検出器41および第2の回転位置検出器42の異常を検出できる。
三相同期電動機4の回転速度が0で、自動車が所定の速度以下の場合も、第1の回転位置推定手段2の出力θ3と、θ1とθ2と比較することで、第1の回転位置検出器41および第2の回転位置検出器42の異常を検出することで、正常な第1の回転位置推定手段2の出力θ3を用い、三相同期電動機4を継続駆動でき、操舵力をアシストできる。
図7は、第2の実施の形態の特徴である検出位置選択手段9の処理である。検出位置選択手段9は第1の回転位置検出器41、第2の回転位置検出器42、第1の回転位置推定手段2および第2の回転位置推定手段7の出力であるθ1からθ4が入力され、回転位置推定値θを出力する。検出位置選択手段9では、まず2つある回転位置検出器の出力であるθ1とθ2が略一致しているかを判定する。出力が略一致した場合、θ1を用いる。しかし、θ1とθ2が異なる場合、どちらの回転位置検出器が故障しているか判定できない。そこで、回転位置推定手段2の出力θ3を使用し、どちらが正しい出力をしているか判定する。次に、θ1とθ3が略一致しているかを判定し、出力が略一致した場合、θ1を用いる。θ1とθ3の出力が異なる場合、θ2とθ3が略一致しているかを判定する。出力が略一致した場合、θ2を用いる。そして、θ2とθ3が異なる場合は、θ3とθ4が略一致しているかを判定する。出力が略一致した場合、θ3を用いる。θ3とθ4の出力が異なる場合、θ4を用いる。
検出位置選択手段9を図7のような構成とすることで、第1の回転位置検出器41もしくは第2の回転位置検出器42のいずれか一方が故障した場合であっても、正常な方の回転位置検出器を使用することができる。これにより、電動パワーステアリングにおいて通常と変わらず操舵力をアシストできる。
第1の回転位置検出器41もしくは第2の回転位置検出器42が共に故障した場合は、第1の回転位置推定手段2を使用することで、操舵力をアシストできる。加えて、第1の回転位置推定手段2の出力が異常の場合も、第2の回転位置推定手段7を用いることができるため、四重の冗長系を低コストで提供できる。
第1の回転位置検出器41の出力θ1と第2の回転位置検出器41の出力θ2が共に異常となり故障している場合、検出位置選択手段9では、第1の回転位置推定手段2および第2の回転位置推定手段7の出力であるθ3およびθ4を使用する。このとき、故障であることをドライバへ知らせ、三相同期電動機の出力を漸減させる。このようにすることで、電動パワーステアリングシステムが故障した場合でも、ドライバ自身で安全に自動車を停止させることができる。
比較対象のθ1、θ2、θ3およびθ4は、回転位置検出器の検出タイミングを補正することで、3つの位置を補正し同一時間での比較を行う。このようにすることで、適切に同じタイミングでの回転位置を検出することができるため、回転位置を比較するときに誤検知を防止できる。
1:検出位置判定手段
2:回転位置推定手段(第1の回転位置推定手段)
21:中性点電位検出部
22:サンプル/ホールド部
23:回転位置推定部
3:電力変換器
31:直流電源
32:電力変換回路
33:パルス幅変調信号出力手段
34:仮想中性点電位検出回路
35:三相電流検出器
36:シャント電流検出器
4:三相同期電動機
41:第1の回転位置検出器
42:第2の回転位置検出器
5:制御部
6:三相同期電動機の駆動装置
7:第2の回転位置推定手段
8:電動パワーステアリング装置
81:ステアリングホイール
82:トルクセンサ
83:ステアリングアシスト機構
84:ステアリング機構
85:タイヤ
9:検出位置選択手段

Claims (5)

  1. 三相同期電動機の回転子位置を検出する第1の回転位置検出器および第2の回転位置検出器からの信号に基づいて当該三相同期電動機を制御する制御装置であって、
    前記三相同期電動機の中性点電位仮想中性点電位、磁気飽和起電圧、前記三相同期電動機の突極性のいずれかに基づいて回転子位置を演算する回転位置推定手段を備え、
    前記回転位置推定手段は、第1の回転位置推定手段と第2の回転位置推定手段を有し、
    前記第1の回転位置検出器の出力信号と前記第2の回転位置検出器の出力信号とが異なる場合に、前記第1の回転位置推定手段が演算した回転子位置に基づいて、前記第1の回転位置検出器の出力信号と前記第2の回転位置検出器の出力信号のいずれか一方を選択し、
    前記第1の回転位置検出器および前記第2の回転位置検出器が異常である場合、
    前記第1の回転位置推定手段の出力と前記第2の回転位置推定手段の出力が略一致している場合には、前記第1の回転位置推定手段の出力を用い、
    前記第1の回転位置推定手段の出力と前記第2の回転位置推定手段の出力が異なる場合には、前記第2の回転位置推定手段の出力を用いて、
    前記三相同期電動機を制御することを特徴とする三相同期電動機の制御装置。
  2. 請求項1に記載された三相同期電動機の制御装置であって、
    前記第1の回転位置検出器の出力信号と前記第2の回転位置検出器の出力信号とが略一致する場合は、前記第1の回転位置検出器の出力信号に基づいて前記三相同期電動機を制御することを特徴とする三相同期電動機の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載された三相同期電動機の制御装置であって、
    前記第1の回転位置検出器または前記第2の回転位置検出器のいずれか一方の異常を検出した場合に、前記第1の回転位置検出器および前記第2の回転位置検出器のいずれも正常である場合と同様のトルクを出力するように、前記三相同期電動機を制御することを特徴とする三相同期電動機の制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載された三相同期電動機の制御装置と、
    前記制御装置によって制御される三相同期電動機と、を備えた駆動装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載された三相同期電動機の制御装置と、
    前記制御装置によって制御される三相同期電動機と、
    前記三相同期電動機の出力トルクによってタイヤを転舵することができるステアリング機構と、を備えた電動パワーステアリング装置。
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