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JP6766999B2 - シェルアンドチューブ型熱交換器 - Google Patents

シェルアンドチューブ型熱交換器 Download PDF

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JP6766999B2 JP2017050273A JP2017050273A JP6766999B2 JP 6766999 B2 JP6766999 B2 JP 6766999B2 JP 2017050273 A JP2017050273 A JP 2017050273A JP 2017050273 A JP2017050273 A JP 2017050273A JP 6766999 B2 JP6766999 B2 JP 6766999B2
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Description

本発明は、シェル(以下「ケース管」という)内に複数本のチューブを内装してチューブ内を流れる流体とケース管内でチューブ外を流れる流体との間で熱交換を行う、シェルアンドチューブ型熱交換器に関する。
円筒形のケース管内に複数本のチューブを内装しながらケース管及びチューブの長手方向に対し直角方向に円板状のバッフル板を所定間隔で配設し、チューブ内を流れる流体とケース管内でチューブ外を流れる流体との間で熱交換を行う方式の熱交換器は、例えば特開2011−117656号公報に記載されているように周知であり、一般にシェルアンドチューブ型熱交換器と呼ばれている。
このシェルアンドチューブ型熱交換器では、円板の外周側の一部を切欠いたバッフル板を、その切欠が交互に反対側になる向きでケース管の内周面に外周面を密着して連設してあり、ケース管内でチューブ外の流体が各切欠を通りながら蛇行して流れるようになっており、チューブ内の流体の方向に対してチューブ外の流体が直角に流れる状態(直交流)となり、きわめて高い熱交換効率が得られる構造を有している。
しかし、高熱交換効率を有する前記シェルアンドチューブ型熱交換器において、チューブ外を流れる流体は、ケース管内で切欠を通過する際にその部分に配置したチューブとほぼ同一方向に流れることに加え、その切欠から次の切欠に向かう際にチューブに対してやや斜めに流れながら、バッフル板の切欠とは反対側の角部分に流れの淀みを生じることから、この点について熱交換効率を向上させるという点で改善の余地がある。
このようなシェルアンドチューブ型熱交換器の問題点に対し、実開昭62−118986号公報には、その第3図に示すように、周壁の一部を遠心方向に突出したシェル突出部の長手方向を亘って形成することで断面形状を前方後円形にしたケース管として、切欠のない円形のバッフル板を内装しながら、そのシェル突出部から径方向に指向された仕切板でシェル突出部内を周方向2分割するとともに、各バッフル板に設けたバッフル突出部でシェル突出部の周方向に2分割した部分を交互に閉塞したことにより、ケース管側の流体を各バッフル板間で旋回流動させるものであり、ケース管側の流体がバッフル板間でチューブに対しほぼ直角に流れやすくなるとともに、チューブに沿って流れる部分を殆どなくすことができる。
しかしながら、このように円筒形のケース管の周壁に長手方向総てに亘ってシェル突出部を精密に形成することは容易ではないことに加え、そのシェル突出部内を仕切板で2分割しながらバッフル突出部でそれを交互に閉塞させる工程にも手間を要するため、多量生産が困難で且つ過剰な製造コストを要するものとなってしまうという問題点がある。
特開2011−117656号公報 実開昭62−118986号公報
本発明は、上記のような問題を解決しようとするものであり、過剰なコストアップを伴うことなく熱交換効率に優れたシェルアンドチューブ型熱交換器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するためになされた本発明は、円筒状のケース管と、複数本のチューブと、複数個の挿通孔を有して外縁の一部に切欠のある複数枚の円板状の丸形バッフル板とを備え、その丸形バッフル板がその挿通孔にチューブを挿通しながら所定間隔で配設されてケース管内を長手方向に区画しており、チューブ内を流れる流体とケース管内でチューブ外を流れる流体との間で熱交換を行うシェルアンドチューブ型熱交換器において、その丸形バッフル板に加えケース管内を中央部と左右の両端部の短手方向3つの部分に区画する1対の長板状の方形バッフル板が、一方の長辺側をケース管の内周面に近接するとともに他方の長辺側と前記内周面との間に隙間を有して短手方向の連通口を開口させながらケース管内で長手方向に亘って平行に内装され、前記丸形バッフル板は、前記中央部のみでチューブを挿通しながら前記1対のバッフル板が係合して支持されているとともに、左右の両端部の長手方向を閉鎖しながら中央部の短手方向の両連通口が開口する側とは反対側に形成した切欠により長手方向の連通口が開口する中央連通型と、中央部の長手方向を閉鎖しながら左右の両端部の前記方形バッフル板で区画される部分に形成した左右1対の切欠により長手方向の連通口が開口する両端連通型の2種類からなり、この2種類の丸形バッフル板が長手方向に交互に連設されていることを特徴とする。
ケース管内を長手方向に区画する丸形バッフル板に加え、ケース管内を中央部と左右の両端部の短手方向3つの部分に区画する1対の方形バッフル板を設け、中央連通型と両端連通型の2種類の丸形バッフル板を長手方向に交互に連設しただけの簡易な構成により、ケース管内で丸形バッフル板の両端部に開口した長手方向の連通口を通って次の空間に入った流体が、短手方向の連通口を通って中央部のチューブが挿通された部分を直角に流れてから、ケース管の内周面に突き当たる端縁側に開口した長手方向の連通口を通って次の空間に入り、次の空間で中央部をチューブに対し直角に流れてから短手方向の連通口を通って両端部の長手方向の連通口に入ることになり、且つ、流体が切欠を挿通したチューブに対して平行に流れる箇所が中央連通型の丸形バッフル板の切欠を通る部分だけであることから、流体が中央部と左右の両端部を行き来しながら大部分の行程でチューブに対して直角に流れる(直交流)構成となるため、過剰なコストアップを伴うことなく極めて熱交換効率に優れたものとなる。
また、このシェルアンドチューブ型熱交換器において、その1対の方形バッフル板は、複数枚の丸形バッフル板を所定間隔で支持・固定するスペーサーを兼ねているものとすれば、スペーサーを配設するためにチューブの配設本数を減らす必要のないものとなる。
更に、上述したシェルアンドチューブ型熱交換器において、その丸形バッフル板における方形バッフル板との係合構造は、中央連通型のものが中央部になる位置に形成した切欠の左右両端側から平行に延設されて各々方形バッフル板を挿入・係合可能な幅・深さを有してなる切込みであり、両端連通型のものが左右の両端部になる位置に形成した1対の切欠における中央部寄りに形成した方形バッフル板を挿入・係合可能な幅・深さを有した部分であることを特徴としたものとすれば、1対の方形バッフル板に丸形バッフル板を堅固且つ容易に係合させやすいものとなる。
更にまた、上述したシェルアンドチューブ型熱交換器において、前記中央部で短手方向の連通口が開口する側の中央位置で、前記方形バッフル板よりも短手方向に短い第3の方形バッフル板が、ケース管の内周面に一方の長辺側を近接するとともに前記1対の方形バッフル板の中間位置に他方の長辺側を向けながらケース管内で長手方向に亘って内装されていることを特徴としたものとすれば、丸形バッフル板を一層安定して支持しやすくなることに加え、短手方向の連通口を出入りする流体の整流機能を発揮することから、熱交換効率に一層優れたものとなる。
ケース管内を長手方向に区画する丸形バッフル板に加え中央部と左右の両端部の短手方向3つの部分に区画する1対の方形バッフル板を有するとともに、中央連通型と両端連通型の2種類の丸形バッフル板を長手方向交互に連設した本発明によると、製造が容易で過剰なコストアップを伴うことなく熱交換効率に優れたものとすることができる。
本発明における好ましい実施の形態の分解した状態を示す斜視図。 (a)は図1のA−A線に沿う拡大した断面図、(b)は図1のB−B線に沿う拡大した断面図である。 図1に示した実施の形態におけるケース管に内装されている熱交換複合体の斜視図である。 図1に示した実施の形態における2種類の丸形バッフル板の平面図であって、(a)は両端連通型のもの、(b)は中央連通型のものである。 図1に示した実施の形態における熱交換複合体の分解斜視図である。 熱交換複合体の異なる実施の形態を示す斜視図である。 図6に示した熱交換複合体2Bを用いたシェルアンドチューブ型熱交換器1Bの長手方向を直角な面で切断して拡大した断面図であって、(a)は両端連通型の丸形バッフル板3bが見える部分で切断した状態、(b)は中央連通型の丸形バッフル板4bが見える部分で切断した状態である
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。尚、説明に際し、長手方向とは円筒状のケース管及びチューブの中心線に平行な方向を、短手方向とは前記長手方向に対して直角の方向を指すものとする。
図1は、本発明の好ましい実施の形態であるシェルアンドチューブ型熱交換器1Aの分解斜視図、図2(a)は図1のA−A線に沿う拡大した断面図、図2(b)は図1のB−B線に沿う拡大した断面図であり、図3はこのシェルアンドチューブ型熱交換器1Aのケース管7内に内装されている熱交換複合体2Aを示している(チューブ5は本数を一部省略)。
このシェルアンドチューブ型熱交換器1Aは、図1および図2に示すように、円筒状のケース管7と、複数本のチューブ5と、複数個の挿通孔30を有して外縁の一部に切欠31,32のある複数枚の円板状の丸形バッフル板3(両端連通型)と、複数個の挿通孔40を有して外縁の一部に切欠41のある複数枚の円板状の丸形バッフル板4(中央連通型)とを備えており、その丸形バッフル板3,4が、挿通孔30,40にチューブ5を各々挿通しながら、図3に示すように所定間隔で配設されてケース管7内を長手方向に区画しており、チューブ5内を流れる流体(図示せず)とケース管7内でチューブ5外を流れる流体(図示せず)との間で熱交換を行うものである。
そして、その複数枚の丸形バッフル板3,4に加え、ケース管7内を中央部10aと左右の両端部10b,10cの短手方向3つの部分に区画する1対の長板状の方形バッフル板6a,6bが、一方の長辺側をケース管7の内周面に近接するとともに他方の長辺側と前記内周面との間に隙間を有して短手方向の連通口610,620,630,640を各々開口させながら、図3に示すようにケース管7内で長手方向に亘って平行に内装されている。
上述した複数枚の丸形バッフル板3,4は、中央部10aになる部分のみでチューブ5を挿通するとともに、左右の両端部10b,10cになる部分との境界位置に形成した係合構造に、方形バッフル板6a,6bが各々係合した状態で支持されており、その丸形バッフル板3は、図1(a)に示したように、中央部10aになる部分の長手方向を閉鎖するとともに、左右の両端部10b,10cになる部分で方形バッフル板6a,6bにより区画される部分に形成した左右一対の切欠31,32により、長手方向の連通口310,320を開口する構造である両端連通型とされている。
一方、丸形バッフル板4は、図2(b)に示したように、左右の両端部10b,10cになる部分の長手方向を閉鎖するとともに、中央部10aになる部分で短手方向の両連通口630,640が開口する側とは反対の端縁側に形成した切欠410により、長手方向の連通口410を開口する構造である中央連通型とされている。そして、この2種類の丸形バッフル板3,4が、図1または図3に示したように長手方向に交互に連設されている。
即ち、本発明のシェルアンドチューブ型熱交換器1Aは、ケース管7内を長手方向に区画する丸形バッフル板3,4に加え、ケース管7内を中央部10aと左右の両端部10b,10cの短手方向3つの部分に区画する1対の長板状の方形バッフル板6a,6bを備えるとともに、両端連通型と中央連通型の2種類の丸形バッフル板3,4をケース管7の長手方向に交互に連設しただけの簡易な構成とされており、その製造において過剰なコストアップを要しないものとなっている。
そして、図2(a)に示した丸形バッフル板3の左右の両端部10b,10cの切欠31,32による長手方向の連通口310,320を通って図2(b)に示す次の空間に入った流体が、矢印のように短手方向の連通口630,640を通って中央部10aのチューブ5を挿通した部分を直角に流れて端縁側でケース管7の内周面に突き当たり、その部分に形成した切欠41による長手方向の連通口410を通って図2(a)に示す次の空間に入り、矢印のように中央部10aをチューブ5に対し直角に流れてから、短手方向の連通口610,620を通って左右の両端部10b,10cの連通口310,320に入るようになっている。
このように、ケース管7内でチューブ5の外側を流れる流体が、中央部10aと左右の両端部10b,10cを行き来しながら流れるとともに、その流体が切欠部分に配置したチューブ5に対し平行に流れる箇所が、中央連通型の丸形バッフル板4の切欠41を通る時だけである(従来例の2分の1の回数)ことから、大部分の行程でチューブ5に対して直角に流れる(直交流)ことになるため、極めて優れた熱交換効率を実現することができる。また、上述したように、本発明は、比較的簡単な構成によるものであるとともに組立も容易であることから、その製造にあたって過剰なコストアップを伴うものではない。
図4(a)は、本実施の形態において使用される両端連通型の丸形バッフル板3を示し、図4(b)は中央連通型の丸形バッフル板4を示している。上述したように、丸形バッフル板3,4は、その中央部10aになる部分にのみチューブ5を挿通させる挿通孔30,40を有しており、左右の両端部10b,10cになる部分には有していない。
そして、両端連通型の丸形バッフル板3は、左右の両端部10b,10cになる部分の方形バッフル板6a,6bで区画される側の殆どが切欠31,32とされており、中央連通型の丸形バッフル板4は、中央部10aになる部分の短手方向の連通口630,640が開口する側とは反対側(方形バッフル板6a,6bで挟まれた部分のケース管7内周面側)で内周面から所定の範囲が切欠410とされている。
また、その丸形バッフル板3,4における方形バッフル板6a,6bとの係合構造は、中央連通型の丸形バッフル板4が、中央部10aになる部分に形成された切欠41の左右両端側から平行に延設されて方形バッフル板6a,6bを各々挿入して係合可能な幅・深さを有した切込み42,42とされ、両端連通型の丸形バッフル板3は、左右の両端部10b,10cになる部分に形成した1対の切欠31,32における中央部10a寄りで方形バッフル6a,6bを挿入・係合可能な幅・深さに形成された部分からなる切込み33,34とされており、1対の方形バッフル板6a,6bに丸形バッフル板3,4を各々堅固に係合させやすい構造となっている。
図5は、図3の熱交換複合体2Aの分解斜視図を示している。本実施の形態のシェルアンドチューブ型熱交換器1Aでは、形状の異なる両端連通型と中央連通型の2種類の丸形バッフル板3,4が、長手方向に交互に配設されながら1対の方形バッフル板6a,6bにより係合・固定された状態で支持されている。そのため、斯かる1対の方形バッフル板6a,6bは、複数枚の丸形バッフル板3,4を所定間隔で支持・固定するスペーサーを兼ねたものとなっており、例えば前記特許文献1の図2におけるロッド部材のようなスペーサーを配設するために、チューブの配設本数を減らしてしまう必要がない。
図6は、本発明の異なる熱交換複合体2Bを示している(チューブ5は本数を一部省略)。この熱交換複合体2Bは、上述した前記図1乃至図5に示した実施の形態における方形バッフル板6a,6bよりも短手方向に短い第3の方形バッフル板6cが、中央部10aになる位置の短手方向の連通口610,620,630,640が開口する側の中央位置で、図示しないケース管7の内周面に一方の長辺側を近接するとともに1対の方形バッフル板6a,6bの中間位置に他方の長辺側を向けながら、ケース管7内で長手方向に亘って内装されている点が異なる。
図7は、図6に示した熱交換複合体2Bを用いたシェルアンドチューブ型熱交換器1Bの長手方向を直角な面で切断して拡大した断面図であって、(a)は両端連通型の丸形バッフル板3bが見える部分で切断した状態、(b)は中央連通型の丸形バッフル板4bが見える部分で切断した状態である。
本実施の形態は、第3の方形バッフル板6cを設けたことにより、複数枚の丸形バッフル板3b,4bを一層安定した状態で支持しやすくなることに加え、短手方向の連通口610,620,630,640を出入りする流体の整流機能を発揮しながら、チューブ5を挿通した中央部10aにおける流れが安定しやすくなるため、一層熱交換効率に優れたものとなる。
以上、述べたように本発明によると、シェルアンドチューブ型熱交換器について過剰なコストアップを伴うことなく、熱交換効率に極めて優れたものとすることができた。
1A,1B シェルアンドチューブ型熱交換器、2A,2B 熱交換複合体、3,3b,4,4b 丸形バッフル板、5 チューブ、6a,6b,6c 方形バッフル板、7 ケース管、10a 中央部、10b,10c 両端部、30,40 挿通孔、31,32,41 切欠、33,34,42,43 切込み、310,320,410,610,620,630,640 連通口

Claims (4)

  1. 円筒状のケース管と、複数本のチューブと、複数個の挿通孔を有して外縁の一部に切欠のある複数枚の円板状の丸形バッフル板とを備え、前記丸形バッフル板が前記挿通孔に前記チューブを挿通しながら所定間隔で配設されて前記ケース管内を長手方向に区画しており、前記チューブ内を流れる流体と前記ケース管内で前記チューブ外を流れる流体との間で熱交換を行うシェルアンドチューブ型熱交換器において、前記丸形バッフル板に加え前記ケース管内を中央部と左右の両端部の短手方向3つの部分に区画する1対の長板状の方形バッフル板が、一方の長辺側を前記ケース管の内周面に近接するとともに他方の長辺側と前記内周面との間に隙間を有して短手方向の連通口を開口させながら前記ケース管内で長手方向に亘って平行に内装され、前記丸形バッフル板は、前記中央部のみで前記チューブを挿通しながら前記1対のバッフル板が係合して支持されているとともに、前記左右の両端部の長手方向を閉鎖しながら前記中央部の短手方向の両連通口が開口する側とは反対側に形成した前記切欠により長手方向の連通口が開口する中央連通型と、前記中央部の長手方向を閉鎖しながら前記左右の両端部の前記方形バッフル板で区画される部分に形成した左右1対の前記切欠により長手方向の連通口が開口する両端連通型の2種類からなり、これら2種類の丸形バッフル板が長手方向に交互に連設されていることを特徴とするシェルアンドチューブ型熱交換器。
  2. 前記1対の方形バッフル板は、前記複数枚の丸形バッフル板を所定間隔で支持・固定するスペーサーを兼ねていることを特徴とする請求項1に記載したシェルアンドチューブ型熱交換器。
  3. 前記丸形バッフル板における前記1対の方形バッフル板との係合構造は、前記中央連通型のものが前記中央部になる位置に形成した切欠の左右両端側から平行に延設されて各々前記方形バッフル板を挿入・係合可能な幅・深さを有してなる切込みであり、前記両端連通型のものが前記左右の両端部になる位置に形成した1対の切欠における中央部寄りに形成した前記方形バッフル板を挿入・係合可能な幅・深さを有した部分であることを特徴とする請求項1または2に記載したシェルアンドチューブ型熱交換器。
  4. 前記中央部で前記短手方向の連通口が開口する側の中央位置で、前記1対の方形バッフル板よりも短手方向に短い第3の方形バッフル板が、前記ケース管の内周面に一方の長辺側を近接するとともに前記1対の方形バッフル板の中間位置に他方の長辺側を向けながら前記ケース管内で長手方向に亘って内装されていることを特徴とする請求項1,2または3に記載したシェルアンドチューブ型熱交換器。
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