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JP6754681B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本開示は、ディフェンス グルーブ(以下、「細溝」という。)が設けられた空気入りタイヤに関する。
走行中の空気入りタイヤでは、一般にトレッド面におけるショルダー陸部の接地端近傍において接地圧が高く、トレッド面における他の陸部に比べて、ショルダー陸部の接地端近傍は摩耗量が大きくなる。
このような偏摩耗を防止するために、ショルダー陸部にタイヤ周方向に延び、タイヤ幅方向断面でタイヤ径方向に沿ってまっすぐ延びる細溝を設けることがある。細溝は、ショルダー陸部を、細溝のタイヤ幅方向内側の本体陸部と、細溝のタイヤ幅方向外側の犠牲陸部とに分け、本体陸部の摩耗を抑制する。
特開2014−213835 特開2002−79809 特開平3−7604
しかしながら、このような形状の細溝を設けても、本体陸部の細溝に近い部分(以下、「本体陸部端」という。)において接地圧が高く、この部分の摩耗量が大きい。
本開示は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐偏摩耗性を向上した空気入りタイヤを提供することにある。
本開示の空気入りタイヤは、
タイヤ周方向に沿って延びるショルダー陸部 を含むトレッドを備え、
ショルダー陸部には、タイヤ周方向に沿って延びる細溝が設けられ、
ショルダー陸部は、細溝のタイヤ幅方向内側に位置する本体陸部を含み、
タイヤ幅方向断面における本体陸部の輪郭は、第1円弧、第2円弧および線分を含み、
第1円弧は、タイヤ幅方向に沿って延び、トレッドにおけるトレッド面の一部を構成し、
線分は、タイヤ径方向に沿って延び、細溝の壁面の一部を構成し、
第2円弧は、第1円弧と線分とをつなぎ、
第1円弧と第2円弧との共有点を通る、第1円弧の法線は、第2円弧と線分との共有点を通る、法線に平行な仮想直線のタイヤ幅方向内側に位置し、
細溝は、線分に沿って延びる第1領域、および第1領域より奥に位置する第2領域を含み、
第2領域は、タイヤ幅方向断面において、奥にすすむほどタイヤ赤道面に近づく湾曲状をなし、
法線と仮想直線との距離をWRとし、仮想直線と第2領域のタイヤ幅方向最奥点との最短距離をWDとしたとき、WRのWDに対する比は0.7〜1.3である。
本開示では、線分に沿って延びる第1領域と、奥にすすむほどタイヤ赤道面に近づく湾曲状をなす第2領域とを含む細溝がショルダー陸部に設けられているため、本体陸部端の接地圧を低減できる。さらに、タイヤ幅方向に沿って延びる第1円弧とタイヤ径方向に沿って延びる線分とを第2円弧でつなぐことにより本体陸部の肩を徐々に下げるため、本体陸部端の接地圧をいっそう低減できる。さらに、WRのWDに対する比が0.7〜1.3であるため、本体陸部の剛性を確保できる。よって、本開示では、本体陸部端の接地圧を効果的に低減し、ショルダー陸部の接地圧を均一化し、耐偏摩耗性を向上できる。
本開示の空気入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向断面における第2領域の輪郭は角を含まないことが好ましい。溝底の歪み集中を分散し、耐溝底クラック性を向上できるからである。
実施形態1の空気入りタイヤにおけるショルダー陸部のタイヤ幅方向断面図である。 比較例1テストタイヤにおけるショルダー陸部のタイヤ幅方向断面図である。 比較例2テストタイヤにおけるショルダー陸部のタイヤ幅方向断面図である。
以下、本開示の実施形態1について説明する。図1において、91はタイヤ幅方向を示す。タイヤ幅方向は、タイヤ赤道面に対して直角をなす方向である。92はタイヤ径方向を示す。「タイヤ幅方向断面」は、タイヤ回転軸の両端を通るように空気入りタイヤをまっすぐ切断した場合の断面である。
図1に示すように、実施形態1の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って延びるショルダー陸部11 を含むトレッド1を備える。ショルダー陸部11には、タイヤ周方向に沿って延びる細溝12が設けられている。図1には示していないものの、トレッド1には、ショルダー陸部11のタイヤ幅方向内側で、タイヤ周方向に沿って延びる主溝が設けられている。主溝の幅は、細溝12の幅より大きい。主溝の幅は、たとえば5mm〜20mmである。
ショルダー陸部11は、細溝12のタイヤ幅方向内側に位置する本体陸部111を含む。タイヤ幅方向断面における本体陸部111の輪郭は、第1円弧31、第2円弧32および線分33を含む。本体陸部111の輪郭は、第3円弧34をさらに含む。
第1円弧31と第2円弧32との共有点310を通る、第1円弧31の法線311は、第2円弧32と線分33との共有点320を通る、法線311に平行な仮想直線321のタイヤ幅方向内側に位置する。
法線311と仮想直線321との距離WRは、たとえば1mm以上、好ましくは2mm以上である。WRの上限は、たとえば5mm、好ましくは4mmである。
第1円弧31は、トレッド1のトレッド面の一部を構成する。第1円弧31は、直線ではないもののそれに近い円弧状をなし、タイヤ幅方向に沿って延びる。第1円弧31の曲率半径は、第2円弧32の曲率半径より大きい。第1円弧31の曲率半径は、たとえば400mm以上である。第1円弧31の長さは、たとえば30mm以上である。第1円弧31の長さ上限は、たとえば60mmである。第1円弧31の曲率中心は、第1円弧31をタイヤ赤道面まで延長した仮想線のタイヤ径方向内側に位置することができる。
第2円弧32は、本体陸部111の肩を徐々に下げるように、第1円弧31と線分33とをつなぐ。第2円弧32の曲率半径は、たとえば3mm以上である。第2円弧32における曲率半径の上限は、たとえば6mmである。第2円弧32の長さは、たとえば4mm以上である。第2円弧32の長さ上限は、たとえば5mmである。第2円弧32の曲率中心は、共有点310を通ってタイヤ径方向に沿って延びる仮想直線のタイヤ幅方向内側に位置することができる。
線分33は、細溝12の壁面の一部を構成する。線分33は、第2円弧32と第3円弧34とをつなぐ。線分33は、タイヤ径方向に沿って延びる。ここで、「線分33がタイヤ径方向に沿って延びる」とは、タイヤ径方向に対して傾斜なしで線分33が延びることと、タイヤ径方向に対して傾斜をもって線分33が延びることとの両者を含む。線分33が、タイヤ径方向に対して傾斜をもって延びる場合、タイヤ径方向に対する線分33の傾斜角度は、たとえば±7°の範囲内である。図1では、線分33は、タイヤ径方向に対して傾斜なしで延びる。線分33の長さは、たとえば3mm以上である。線分33の長さ上限は、たとえば4mmである。
第3円弧34は、細溝12の壁面の一部を構成する。第3円弧34は、線分33のタイヤ径方向内側端から、タイヤ赤道面に近づくように延びる。第3円弧34の曲率半径は、第2円弧32の曲率半径より大きいことが好ましい。第3円弧34の曲率半径は、たとえば4mm以上である。第3円弧34における曲率半径の上限は、たとえば8mmである。第3円弧34の長さは、たとえば4mm以上である。第3円弧34の長さ上限は、たとえば5mmである。第3円弧34の曲率中心は、共有点310を通ってタイヤ径方向に沿って延びる仮想直線のタイヤ幅方向内側に位置することができる。
細溝12は、線分33に沿って延びる第1領域121と、タイヤ径方向で第1領域121より奥に位置する第2領域122とを含む。第2領域122は、タイヤ幅方向断面において、奥にすすむほどタイヤ赤道面に近づく湾曲状をなす。第2領域122は、奥にすすむほど幅が広がる部分を有することが好ましい。タイヤ幅方向断面における第2領域122の輪郭は、角を含まないことが好ましい。さらに、タイヤ幅方向断面における細溝12の底の輪郭は、丸みをおびていることが好ましく、ひとつの円弧で構成されることがより好ましい。第2領域122のタイヤ幅方向最奥点1220は、仮想直線321のタイヤ幅方向内側に位置する。
仮想直線321と第2領域122のタイヤ幅方向最奥点1220との最短距離WDは、たとえば1mm以上、好ましくは2mm以上である。WDの上限は、たとえば5mm、好ましくは4mmである。上限をこえると、本体陸部111の剛性が低くなることがある。
WRのWDに対する比(WR/WD)は0.7〜1.3である。0.7未満であると、本体陸部111の剛性が低下する傾向がある。1.3をこえると、耐偏摩耗性の向上効果が小さい傾向がある。
WRの、本体陸部111幅に対する比(WR/本体陸部111幅)は、たとえば0.01以上である。その上限は、たとえば0.5以下である。本体陸部111の幅は、第1円弧31の両端を、第1端と共有点310を構成する第2端とで定義したとき、第1端を通る、仮想直線321に平行な直線と、仮想直線321との距離だと定義できる。
共有点310を通ってタイヤ幅方向に沿って延びる仮想直線と、細溝12のタイヤ径方向最奥点1221を通ってタイヤ幅方向に沿って延びる仮想直線との距離Waは、たとえば8mm〜16mmである。Waは、主溝深さと同じか、それに近い値とすることができる。
共有点310を通ってタイヤ幅方向に沿って延びる仮想直線と、共有点320を通ってタイヤ幅方向に沿って延びる仮想直線との距離Wbは、たとえば1mm〜4mmである。
線分33と第3円弧34との共有点330を通ってタイヤ幅方向に沿って延びる仮想直線と、細溝12のタイヤ径方向最奥点1221を通ってタイヤ幅方向に沿って延びる仮想直線との距離Wcは、たとえば4mm〜8mmである。
WbとWcとの合計のWaに対する比((Wb+Wc)/Wa)は、たとえば0.5〜1.5である。
ショルダー陸部11は、細溝12のタイヤ幅方向外側に位置する犠牲陸部112をさらに含む。タイヤ幅方向断面における犠牲陸部112の輪郭は、第1円弧41、線分42および第2円弧43を含む。
犠牲陸部112の輪郭は第1円弧41を含む。第1円弧41は、直線ではないもののそれに近い円弧状をなし、タイヤ幅方向に沿って延びる。第1円弧41は、第1円弧31のオフセット線であることが好ましい。これは、第1円弧31を犠牲陸部112の上方まで延長した仮想線と第1円弧41との両者が交わらないことを少なくとも意味する。第1円弧41における曲率半径の好適範囲は、第1円弧31のそれと同じである。第1円弧41の長さは、たとえば2mm以上である。第1円弧41の長さ上限は、たとえば10mmである。第1円弧41の曲率中心は、第1円弧41をタイヤ赤道面まで延長した仮想線のタイヤ径方向内側に位置することができる。
犠牲陸部112の輪郭は線分42を含む。線分42は、細溝12の壁面の一部を構成する。線分42は、第1円弧41と第2円弧43とをつなぐ。線分42は、タイヤ径方向に沿って延びる。ここで、「線分42がタイヤ径方向に沿って延びる」とは、タイヤ径方向に対して傾斜なしで線分42が延びることと、タイヤ径方向に対して傾斜をもって線分42が延びることとの両者を含む。線分42が、タイヤ径方向に対して傾斜をもって延びる場合、タイヤ径方向に対する線分42の傾斜角度は、たとえば±7°の範囲内である。線分42は、線分33と平行であることができる。線分42は、線分33よりも長いことが好ましい。
犠牲陸部112の輪郭は第2円弧43を含む。第2円弧43は、細溝12の壁面の一部を構成する。第2円弧43は、線分42のタイヤ径方向内側端から、タイヤ赤道面に近づくように延びる。第2円弧43の曲率半径は、第3円弧34の曲率半径より大きいことが好ましい。第2円弧43の曲率半径は、たとえば5mm以上である。第2円弧43における曲率半径の上限は、たとえば9mmである。第2円弧43の長さは、たとえば4mm以上である。第2円弧43の長さ上限は、たとえば6mmである。第2円弧43の曲率中心は、タイヤ径方向最奥点1221を通ってタイヤ径方向に沿って延びる仮想直線のタイヤ幅方向内側に位置することができる。
線分42が線分33と平行である場合、線分33と線分42との距離は、たとえば1mm〜5mmである。
第1円弧41と線分42との共有点410を通ってタイヤ幅方向に沿って延びる仮想直線と、細溝12のタイヤ径方向最奥点1221を通ってタイヤ幅方向に沿って延びる仮想直線との距離Wdは、たとえば10mm〜14mmである。
線分42と第2円弧43との共有点420を通ってタイヤ幅方向に沿って延びる仮想直線と、細溝12のタイヤ径方向最奥点1221を通ってタイヤ幅方向に沿って延びる仮想直線との距離Wfは、たとえば3mm〜7mmである。
WfのWdに対する比(Wf/Wd)は、たとえば0.2〜0.7である。
実施形態1の空気入りタイヤは、重荷重用空気入りタイヤとして用いられることが好ましい。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例などについて説明する。
実施例1
図1に示す形状のテストタイヤ(295/75R22.5)である。実施例1のテストタイヤにおいて、WRは2.8mm、WDは2.8mmであった。
実施例2
WRを2mmにした以外は、実施例1と同じテストタイヤである。
実施例3
WRを3.7mmにした以外は、実施例1と同じテストタイヤである。
比較例1
図2に示す形状のテストタイヤである。第2円弧32を除き、第1円弧31を線分33の上方に延長するとともに線分33を上方に延長したことと、タイヤ幅方向断面でタイヤ径方向に沿って細溝がまっすぐ延びることとを除き、比較例1のテストタイヤは、実施例1のそれと同じである。
比較例2
図3に示す形状のテストタイヤである。第2円弧32を除き、第1円弧31を線分33の上方に延長するとともに線分33を上方に延長したこと以外は、比較例2のテストタイヤは、実施例1のそれと同じである。
比較例3
WRを1.6mmにした以外は、実施例1と同じテストタイヤである。
比較例4
WRを4mmにした以外は、実施例1と同じテストタイヤである。
耐偏摩耗性
タイヤサイズ295/75R22.5のタイヤを、リムサイズ22.5×8.25のホイールに組み付け、空気圧760kPa(TRA規定内圧)、速度80km/h、荷重27.5kN(TRA100%荷重)の条件で走行試験を実施した。センターリブ(以下、「Ce」という。)とショルダーリブ(以下、「Sh」という。)とにかかる摩耗量比を表1に表示した。Sh>CeであればSh/Ceはプラスの値で示されショルダー摩耗であり、Ce>ShであればCe/Shはマイナスの値で示されセンター摩耗であり、Sh=Ceであれば1.0で均一摩耗である。1.0が好ましい。
耐溝底クラック性
タイヤサイズ295/75R22.5、リムサイズ22.5X8.25、空気圧760kPa、速度60km/h、荷重21.8kNの条件にてドラム試験を実施した。15000km走行後の溝底クラック幅を測定した。比較例1の溝底クラック幅を100とした指数で、各例の溝底クラック幅を示した。値が大きいほど、溝底クラック幅が小さく、耐溝底クラック性に優れる。
Figure 0006754681
第1円弧31と線分33とを第2円弧32でつなぎ、細溝12における奥部の角を取り除き、細溝12の奥部を湾曲させることで、耐偏摩耗性・耐溝底クラック性を向上できた(比較例1・実施例1〜3参照)。しかしながら、WR/WDを0.6としたときは、向上効果が小さかった(比較例3参照)。WR/WDを1.4としたときも、向上効果が小さかった(比較例4参照)。

Claims (2)

  1. タイヤ周方向に沿って延びるショルダー陸部 を含むトレッドを備え、
    前記ショルダー陸部には、前記タイヤ周方向に沿って延びる細溝が設けられ、
    前記ショルダー陸部は、前記細溝のタイヤ幅方向内側に位置する本体陸部を含み、
    タイヤ幅方向断面における前記本体陸部の輪郭は、第1円弧、第2円弧および線分を含み、
    前記第1円弧は、タイヤ幅方向に沿って延び、前記トレッドにおけるトレッド面の一部を構成し、
    前記線分は、タイヤ径方向に沿って延び、前記細溝の壁面の一部を構成し、
    前記第2円弧は、前記第1円弧と前記線分とをつなぎ、
    前記第1円弧と前記第2円弧との共有点を通る、前記第1円弧の法線は、前記第2円弧と前記線分との共有点を通る、前記法線に平行な仮想直線のタイヤ幅方向内側に位置し、
    前記細溝は、前記線分に沿って延びる第1領域、および前記第1領域より奥に位置する第2領域を含み、
    前記第2領域は、前記タイヤ幅方向断面において、奥にすすむほどタイヤ赤道面に近づく湾曲状をなし、
    前記法線と前記仮想直線との距離をWRとし、前記仮想直線と前記第2領域の前記タイヤ幅方向最奥点との最短距離をWDとしたとき、WRのWDに対する比は0.7〜1.3である、
    空気入りタイヤ。
  2. 前記タイヤ幅方向断面における第2領域の輪郭は角を含まない、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
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