JP6629379B2 - エレベータのかご天井、かご天井据付用治具、及びかご天井据付方法 - Google Patents
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Description
<構成>
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図2に示すように、天井7は、天井板8と、この天井板8に取り付けられかご室1側に面する天井ケース9とを備えている。天井板8と天井ケース9との間には内部空間10が形成され、照明装置等が取り付けられる。
天井端部フランジ12は、取付孔18によってかご壁パネル1にねじ止め固定される。
天井据付用治具としての回転台車30は、図9に示すように、回転台車30は角パイプ溶接構造によって枠組みされており、台車部31と、この台車部31を搬送するためのキャスター32と、台車部31上に垂直方向に取り付けられた支持部33と、回動機構34と、天井ケース載せ台35とを備えている。
図16は、昇降装置の一例としてのホイスト40を示している。ホイスト40は、チェーンによって吊り下げられたエレベータのかご天井を昇降させるもので、チェーン41の先端のフック42によって天井7を吊り下げ可能に構成されている。また、フック43及びチェーン44を介して昇降路のレールや梁に取り付けられる。
次に、昇降装置としてホイスト40を用いたかご天井据付方法について説明する。
回転台車30で天井を立掛けた状態にすることによって、かご室の出入口5から天井7、天井ケース9を搬入出させることができる。天井端部フランジ12を回転可能な構造にしたことにより、回転台車30にて回転する際、天井7の回転軌道半径を短くすることができ、かご壁パネル1と干渉することなく、かご室内で天井7を回転させることができる。また、ホイスト40にて天井7を昇降させる際にも天井7とかご壁パネル1の干渉を防ぐことができる。
<構成>
第2実施形態では、天井7を載置した回転台車30をかご室内に搬入する際に容易かつ正確に位置決めができるように、台車ガイドレール50を設置している。
回転台車30のかご内搬入で進行位置、角度を誤った際、傾斜ガイドレール51によって、進行位置、角度を補正することができる。回転台車30の車輪幅に合わせて設置された台車ガイドレール50は、かご室内で間口方向に対して回転台車30の位置調整作業を低減することができる。
<構成>
第3実施形態では、かご室内にて昇降装置によって、天井7を昇降させる際に、天井7が左右に触れて損傷するのを防止し、真っ直ぐに上昇させるため、昇降ガイドレール60を設置するように構成したものである。
かご室内に昇降ガイドレール60を設置し、昇降させる天井ケース受け20に昇降レールガイド63を取り付ケースことによって、天井7、天井ケース9昇降時にかご壁パネル1、幕板6と接触し傷をつケースことなく、真っ直ぐ上に昇降させることが可能となる。また、昇降レールガイド63の下側に落下防止ピン62をレールに設けた丸穴に通すことによって、万一、天井7、天井ケース9が落下した場合に、昇降レールガイド63下面と落下防止ピン62上面が接触し、天井7、天井ケース9の落下を防ぐことができる。その他は第1実施形態と同様である。
図28に示すように、かご天井7が平面視でコの字状に形成されている場合には、昇降用ガイドレールをかご天井7の内側(コの字の内側部分)に設置するようにしたものである。このように構成することにより、図23に示すように、昇降用ガイドレールをかご天井7の外側に設置する場合に比較して設置スペースを小さくすることができ、その分作業素ペールが確保できるので、作業性が向上する。
<構成>
第4実施形態では、昇降装置として油圧式昇降装置70を使用して天井7の昇降をするものである。
昇降路のレールや梁にホイストを取付する必要が無いため、昇降路での作業が不要となる。その他は第1実施形態と同様である。
なお、昇降装置としては、種々の装置が利用できる。
Claims (7)
- かご室の壁面を構成するかご壁パネルに固定される天井板を有し、
前記天井板は、パネル本体と当該パネル本体の四辺にそれぞれ取り付けられる天井端部フランジとを備え、
前記天井端部フランジは、前記パネル本体に対してヒンジによって回動可能に取り付けられており、
前記天井板をかご室内に搬入する際、又はかご室から搬出する際には、前記天井端部フランジはかご床方向に回動されて折り畳まれ、
前記かご室内に搬入された天井板を前記かご壁パネルに固定する際には、折り畳み状態にある天井端部フランジは水平方向に回動され、前記パネル本体に対して面一にして前記かご壁パネルに取り付けられ、
前記天井板の下面側には、照明光をかご室内に透過させる天井ケースが取り付けられており、
前記天井ケースは、前記パネル本体の幅寸法よりも広く、かつ前記天井端部フランジを水平方向に開いた状態での幅寸法よりも狭い大きさを持つ、
ことを特徴とするエレベータのかご天井。 - 前記ヒンジの設置箇所には、前記天井端部フランジの回動を規制する回動規制部材が設けられており、当該回動規制部材は、
折り畳み状態にある前記天井端部フランジを開き方向に回動させる際には、水平方向以上に開くのを規制し、
開き状態にある前記天井端部フランジを閉じ方向に回動させる際には、垂直方向以上に閉じるのを規制する、
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータのかご天井。 - 請求項1又は2に記載のエレベータのかご天井をかご室内に搬入して天井を据え付ける際に使用される天井据付用治具であって、
前記天井板及び天井ケースが天井ケース受けを介在させて載置される天井ケース載せ台と、当該天井ケース載せ台を水平方向と垂直方向との間で回動させる回動部材とを備え、載置された天井板及び天井ケースをかご室内まで搬送する回転台車と、
回転台車によってかご室内に搬送された天井板を天井高さまで上昇移動させる昇降装置と、
を備えることを特徴とするエレベータのかご天井据付用治具。 - 前記回転台車のかご室内への搬入出をガイドするための台車ガイドレールと、
前記回転台車の位置決め用のストッパーと、
をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のエレベータのかご天井据付用治具。 - かご室に設置され、前記回転台車によって搬入された前記天井ケース受けが載置されるレール土台と、
前記レール土台の四隅にそれぞれ垂直方向に取り付けられ前記昇降装置によって昇降される前記天井板及び天井ケースの昇降を案内する昇降用ガイドレールと、
各昇降用ガイドレールの下方に取り付けられ、回転台車をかご外に搬出する際に、前記天井ケース受けを回転台車の天井ケース載せ台から離間させるためのジャッキと、
前記ジャッキによって離間された天井ケース受けを水平状態に支持するために各昇降用ガイドレールの下方に取り付けられる落下防止用金具と、
を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載のエレベータのかご天井据付用治具。 - 前記昇降装置は、チェーンによって吊り下げられた前記エレベータのかご天井を昇降させるホイスト、油圧によって前記エレベータのかご天井を昇降させる油圧式昇降装置、気圧によって前記エレベータのかご天井を昇降させる気圧式昇降装置、電動機によって前記エレベータのかご天井を昇降させる電動式昇降装置、及びねじの回転動作に伴ってポールを上下させることによって前記エレベータのかご天井を昇降させるねじ式昇降装置の少なくとも何れかである、
ことを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載のエレベータのかご天井据付用治具。 - エレベータのかご室内にかご天井を据え付けるかご天井据付方法であって、
請求項1又は2に記載のエレベータのかご天井を前記天井端部フランジを閉じた状態で回転台車の載置台に載置し、
前記回転台車の載置台をエレベータのかご床と交差する方向に回転させて出入口からかご室内に搬入し、
搬入後、前記載置台を水平方向に復帰させ、
前記回転台車を取り除いた後、前記かご天井を昇降装置によって天井付近まで上昇させ、
上昇させたかご天井の前記天井端部フランジを開き方向に回動させた後、かご壁パネルに取り付ける、
ことを特徴とするエレベータのかご天井据付方法。
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