JP6675554B2 - 異材摩擦攪拌接合方法 - Google Patents
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Description
マグネシウム又はマグネシウム合金材とアルミニウム又はアルミニウム合金材との異材摩擦攪拌接合方法であって、
摩擦攪拌接合用ツールの回転方向と移動方向が一致する側(前進側)に前記マグネシウム又はマグネシウム合金材を、前記回転方向と前記移動方向が逆になる側(後退側)に前記アルミニウム又はアルミニウム合金材を、それぞれ配置して突合せ面を形成し、
前記摩擦攪拌接合用ツールの挿入位置を前記突合せ面から前記マグネシウム又はマグネシウム合金材側にオフセットさせ、
前記摩擦攪拌接合用ツールのプローブ部の周速を0.17〜0.21m/sとすること、
を特徴とする異材摩擦攪拌接合方法を提供する。
図3に示す配置で、JIS−A6N01アルミニウム合金板材(3mm×100mm×330mm)とJIS−AZ31マグネシウム合金板材(3mm×100mm×330mm)を突合せ、当該突合せ面に摩擦攪拌接合用ツールを挿入して異材摩擦攪拌接合を施した。なお、JIS−A6N01アルミニウム合金板材は後退側、JIS−AZ31マグネシウム合金板材は前進側に配置されている。JIS−A6N01アルミニウム合金板材及びJIS−AZ31マグネシウム合金板材の組成を表1及び表2にそれぞれ示す。
回転速度を1200rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.188m/sである。
回転速度を1300rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.204m/sである。
プローブ径をφ4mmとし、回転速度を900rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.188m/sである。
プローブ径をφ4mmとし、回転速度を1000rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.209m/sである。
プローブ径をφ5mmとし、回転速度を700rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.183m/sである。
プローブ径をφ5mmとし、回転速度を800rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.209m/sである。
回転速度を900rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.141m/sである。
回転速度を1000rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.157m/sである。
回転速度を1500rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.236m/sである。
プローブ径をφ4mmとし、回転速度を800rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.167m/sである。
プローブ径をφ4mmとし、回転速度を1100rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.230m/sである。
プローブ径をφ5mmとし、回転速度を600rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.157m/sである。
プローブ径をφ5mmとし、回転速度を900rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図4に示した。なお、プローブ部の周速は0.236m/sである。
JIS−A6N01アルミニウム合金板材を前進側、JIS−AZ31マグネシウム合金板材を後退側に配置し、回転速度を900rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図5に示した(参考として実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた引張強度も示している)。なお、プローブ部の周速は0.141m/sである。
JIS−A6N01アルミニウム合金板材を前進側、JIS−AZ31マグネシウム合金板材を後退側に配置した以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図5に示した。なお、プローブ部の周速は0.172m/sである。
JIS−A6N01アルミニウム合金板材を前進側、JIS−AZ31マグネシウム合金板材を後退側に配置し、回転速度を1200rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図5に示した。なお、プローブ部の周速は0.188m/sである。
JIS−A6N01アルミニウム合金板材を前進側、JIS−AZ31マグネシウム合金板材を後退側に配置し、回転速度を1300rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図5に示した。なお、プローブ部の周速は0.204m/sである。
JIS−A6N01アルミニウム合金板材を前進側、JIS−AZ31マグネシウム合金板材を後退側に配置し、回転速度を1400rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図5に示した。なお、プローブ部の周速は0.220m/sである。
JIS−A6N01アルミニウム合金板材を前進側、JIS−AZ31マグネシウム合金板材を後退側に配置し、回転速度を1500rpmとした以外は実施例1と同様にして、異材摩擦攪拌接合継手を得た。また、実施例1と同様にして引張試験を行い、得られた引張強度を図5に示した。なお、プローブ部の周速は0.236m/sである。
4・・・マグネシウム又はマグネシウム合金材、
6・・・被接合界面、
8・・・摩擦攪拌接合用ツール、
10・・・ツール本体部、
12・・・プローブ部。
Claims (4)
- マグネシウム又はマグネシウム合金材とアルミニウム又はアルミニウム合金材との異材摩擦攪拌接合方法であって、
摩擦攪拌接合用ツールの回転方向と移動方向が一致する側(前進側)に前記マグネシウム又はマグネシウム合金材を、前記回転方向と前記移動方向が逆になる側(後退側)に前記アルミニウム又はアルミニウム合金材を、それぞれ配置して突合せ面を形成し、
前記摩擦攪拌接合用ツールの挿入位置を前記突合せ面から前記マグネシウム又はマグネシウム合金材側にオフセットさせ、
前記摩擦攪拌接合用ツールのプローブ部の周速を0.17〜0.21m/sとすること、
を特徴とする異材摩擦攪拌接合方法。 - 前記周速を0.17〜0.19m/sとすること、
を特徴とする請求項1に記載の異材摩擦攪拌接合方法。 - 前記オフセットの移動距離を0.5〜1.5mmとすること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の異材摩擦攪拌接合方法。 - 前記プローブ部の直径を3〜5mmとすること、
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の異材摩擦攪拌接合方法。
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JP2016061064A JP6675554B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 異材摩擦攪拌接合方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11897050B1 (en) | 2021-12-16 | 2024-02-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method for joining dissimilar metals, joined body, and joining apparatus |
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