JP6649605B2 - 車両の回生制御装置 - Google Patents
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Description
回生制御装置には、電動機による回生制動量を制御するものがあり、例えばブレーキペダルの操作量に基づいて回生制動量を制御する。
しかしながら、上記のように回生制動量について初期値が設定された車両では、常に電源オンから回生制動量の設定操作をするまでは強制的に回生制動量がホームポジションに設定されてしまう。したがって、運転者によっては走行開始直後からの回生制動量に違和感を持つ可能性があり、車両電源オン毎に回生制動量の設定操作をしなければならず、煩わしさを与える虞がある。
走行開始直後から運転者の嗜好に合わせた回生制動量の設定が可能な車両の回生制御装置を提供することにある。
また、好ましくは、前記起動設定値変更部における前記所定の操作は、前記増加操作部と前記減少操作部の同時操作であるとよい。
更に、回生量増減操作部による所定の操作によって、この初期設定値を複数の値から切換設定することができるので、車両走行開始直後から運転者の嗜好に合わせた回生制動量に設定することができ、違和感のより少ない車両走行が可能となる。
また、起動設定値を現状の回生制動量に設定することと、起動設定値を初期設定値に設定することとが、回生量増減操作部による同じ所定の操作によって可能であるので、煩雑な操作を回避することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る回生制御装置を搭載した車両の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の回生制御装置を備えた車両1は、エンジン2(内燃機関)の出力によって前輪3(走行輪)を駆動して走行可能であるとともに、前輪3を駆動する電動のフロントモータ4(電動機)及び後輪5(走行輪)を駆動する電動のリヤモータ6(電動機)を備えた4輪駆動のプラグインハイブリッド車である。
フロントモータ4は、フロントコントロールユニット10を介して、車両1に搭載された駆動用バッテリ11(電池)及びモータジェネレータ9から高電圧の電力を供給されて駆動し、フロントトランスアクスル7を介して前輪3の駆動軸8を駆動する。
モータジェネレータ9によって発電された電力は、フロントコントロールユニット10を介して駆動用バッテリ11を充電可能であるとともに、フロントモータ4及びリヤモータ6に電力を供給可能である。
駆動用バッテリ11は、リチウムイオン電池等の二次電池で構成され、複数の電池セルをまとめて構成された図示しない電池モジュールを有している。
リヤコントロールユニット12は、ハイブリッドコントロールユニット20(劣化率検出部)からの制御信号に基づきリヤモータ6の出力を制御する機能を有する。
また、車両1には、エンジン2に燃料を供給する燃料を貯留する燃料タンク17と、駆動用バッテリ11を外部電源によって充電する図示しない充電機が備えられている。
ハイブリッドコントロールユニット20の入力側には、フロントコントロールユニット10、リヤコントロールユニット12、エンジンコントロールユニット22が接続されており、これらの機器からの検出及び作動情報が入力される。
そして、ハイブリッドコントロールユニット20は、車両1のアクセル操作情報度等の各種検出量及び各種作動情報に基づいて、車両1の走行駆動に必要とする車両要求出力を演算し、エンジンコントロールユニット22、フロントコントロールユニット10、リヤコントロールユニット12に制御信号を送信して、走行モード(EVモード、シリーズモード、パラレルモード)の切換え、エンジン2とフロントモータ4とリヤモータ6の出力、モータジェネレータ9の発電電力及び出力、フロントトランスアクスル7におけるクラッチ16の断接を制御する。
図2に示すように、車両には、走行モードを切換えるシフトレバー30が設けられている。
シフトレバー30は、非操作状態で図2に示すようなホームポジションに位置する。そして、運転者により、シフトレバー30を前後、左右に移動させることで、走行モードを、通常走行をするドライブモード(D)、エンジン2から前輪3への動力伝達を行なわないニュートラルモード(N)、車両を後退走行させるリバースモード(R)、ドライブモードよりも制動力を大きく付与させるブレーキモード(B)に切換え可能となっている。
図3は、パドルスイッチ35の配置を示すハンドルの構成図である。
図3に示すように、車両のハンドル36には、パドルスイッチ35(回生量増減操作部)が設けられている。パドルスイッチ35は、回生ブレーキ力を段階的に増加させるパドルプラススイッチ37(増加操作部)と、回生ブレーキ力を段階的に低下させるパドルマイナススイッチ38(減少操作部)の2つのモーメンタリスイッチにより構成されており、例えばパドルプラススイッチ37はハンドル36の内側の右側に、パドルマイナススイッチ38はハンドル36の内側の左側に設けられている。パドルプラススイッチ37及びパドルマイナススイッチ38は、運転者がハンドル36を握った状態で夫々操作可能に配置されている。
図4は、車両の回生ブレーキ力の制御を行なう回生制御装置40の構成を示すブロック図である。
回生制御部41には、シフトセンサ電圧検出部42、セレクトセンサ電圧検出部43、パドルプラススイッチ検出部44、パドルマイナススイッチ検出部45、シフトレバー位置判定部46、シフトポジション判定部47、シフトポジション表示部48、回生ブレーキ制御部49が備えられている。
シフトレバー30の操作ポジションは、該シフトレバー30に内蔵されたシフトセンサ31及びセレクトセンサ32から出力された電圧信号を、シフトセンサ電圧検出部42及びセレクトセンサ電圧検出部43にて検出し、シフトレバー位置判定部46にて判定される。一方、パドルプラススイッチ37及びパドルマイナススイッチ38の操作は、パドルプラススイッチ検出部44及びパドルマイナススイッチ検出部45によって検出される。
回生制動量起動設定部47aは、車両電源オン時に、自動的に回生ブレーキ力を起動設定値Baに設定する。この起動設定値Baは、出荷時やメンテナンス後等の初期状態では初期設定値であるB2に設定されている。なお、B2はエンジンブレーキ相当の制動力が発生する回生ブレーキ力に設定すればよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定するものではない。例えば上記実施形態では、起動設定値Baの設定及び解除を、同一の所定の操作によって行うが、異なる操作にしてもよい。これにより、例えば起動設定値Baを初期設定値B2以外から他の初期設定値以外に直接設定することができる。また、起動設定値Baの設定及び解除を、上記実施形態以外の操作にしてもよい。
また、上記実施形態では、シフトレバー30とパドルスイッチ35の両方で回生ブレーキ力の変更が可能であるが、何れか一方、あるいは他の操作装置で行なうものでもよい。
また、上記実施形態の車両は、車両走行用の駆動源及び回生用の発電機として、フロントモータ4とリヤモータ6の2つを有するハイブリッド車であるが、フロントモータ4及びリヤモータ6のいずれか1つのモータにより走行駆動及び回生が可能な車両でも本発明を適用することができ、更には他の方式のハイブリッド車あるいは電気自動車であっても、回生可能な車両に対して本発明を広く適用可能である。
6 リヤモータ(電動機)
35 パドルスイッチ(回生量増減操作部)
37 パドルプラススイッチ(増加操作部)
38 パドルマイナススイッチ(減少操作部)
40 回生制御装置
41 回生制御部
47a 回生制動量起動設定部
47b 起動設定値変更部
Claims (3)
- 車両の走行輪に接続された電動機を車両減速時に駆動させて電力を発生させ回生制動を行なう回生制御装置であって、
前記回生制御装置における回生制動量を増減操作する回生量増減操作部と、
前記車両の電源オン時に前記回生制動量を所定の起動設定値に自動的に設定する回生制動量起動設定部と、
前記回生量増減操作部による所定の操作によって、前記起動設定値を変更する起動設定値変更部と、を備え、
前記起動設定値変更部は、現状設定されている前記起動設定値が所定の初期設定値でない場合には、前記所定の操作により前記起動設定値を前記初期設定値に設定し、現状設定されている前記起動設定値が前記初期設定値である場合には、前記所定の操作により前記起動設定値を現状の回生制動量に設定することを特徴とする車両の回生制御装置。 - 前記回生量増減操作部は、前記車両のハンドルに設けられ、前記回生制動量を増加させる増加操作部と前記回生制動量を減少させる減少操作部とを有するパドルスイッチであることを特徴とする請求項1の車両の回生制御装置。
- 前記起動設定値変更部における前記所定の操作は、前記増加操作部と前記減少操作部の同時操作であることを特徴とする請求項2に記載の車両の回生制御装置。
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