JP6533343B2 - 重力場理論を使用した車の自動運転計算方法 - Google Patents
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Description
しかし、従来の自動運転アルゴリズムは上記の各条件において個々の判別理論が含まれている為、整合性を保つ事が出来ない。
この発明は「重力場理論」だけで全ての条件を捉え数値化する事により完璧な整合性維持が確保できるのである。
明細書に記載されている基本事項設定集(基礎編及び路上編)によって自動運転の実用化は目途が立つ。
しかし、記されていない未設定の条件に対し「重力の発生場所・値」「それを観測する位置」を適切に設定する為には、基本事項設定集を身につけなければならない。
それが出来れば全ての国の「交通ルール」「モラル」「未来に発生する追加事項」にも柔軟に対応し拡張できる。
従ってこの基礎事項設定集はこの発明の中核であり、教科書でもあり、産業上利用する上で必要不可欠な要素でもある。
この発明は最善の操作を特定する判断方法として「個」と「全」の上昇率の合計値を対象としている。
従来の技術では「個」の値のみで判別していたが、条件によっては「全」も含ませる事により、空間的にはより広く、未来予測的には深く、最善の操作を特定できるようになる。
先行技術文献
非特許文献
入力する定数に制限はありませんが、基本値は全て同じ値にします
(危険重力の意図的な対比は除く)>>■基礎編12危険重力の値
3D画像にした際の見やすさ、確認のし易さを優先すればよいです(上の図程
度がよい)
最も一般的な制約である白線の設定をします
間隔は3D空間の最小単位によりますが、とりあえず5cm(仮)とお考え下さい
その後の実証によって10cmに伸ばしたり3cmに縮めたりしてください
この3D空間の最小単位は使用するPCの性能と入力するπ(パイ)の値とのバ
ランスを取り
適切な速度での計算が可能な間隔を最善とします
これにより車を3D空間で包むようになります
そしてそれぞれの観測位置には番号を付けて個別に管理します
まず車の観測位置の数が「8」個のみであると仮定します
さらに車の操作を「左・前・右」の3択のみと仮定します
ここでは非常に分かり易くするため「現在の値」を全て10としました
そして「左・前・右」の3択を行った場合の予測値を計算すると「前の75」
が最も危険値が低いので車の運転は「前」を選択するのが最善と言う結果が
出るのです。
実際の判別では観測位置の合計ではなく平均値の上昇率で判断します
この「重力場理論」「全体」「個別」の概念を取り入れた理論でないと成立
しません
なので現在各自動車メーカーが開発しているアルゴリズムでは絶対に事故防
止をする事が出来ません。
これはπによって構成される変化を有理数を使い適切に観測できるのか?と
言う哲学的問いになるからです。
なので観測するには同じくπを使わねばなりません
これを回避する方法は存在しません
て予測できる
この図のように道路上に置かれた静止障害物の設定です
(白線と同じ設定で追加する)
車の観測地点と同じように3次元的に設定します
確認出来る範囲のみで構わないです
静止障害物の数が増えると同じように計算対象は増えていきます
これにより車は交通ルールを守った上で障害物の安全も守るルートを走るよ
うになるのです
人は障害物でもありそれ以上でもあります
なので追加で「命」設定を追加します
この図では移動方向は前方直線のみの場合とします
備間隔を設け
それら全体を一つの障害物として扱います。
速度が速いと移動範囲は長く伸びます。
人の場合は移動方向が予測しにくいので(特に子供)
全方位の移動を考慮し十分な間隔を取ります
移動している車の場合は人間が乗車している可能性が高いので
人間の確認が出来ようが出来まいが「命」設定を加えます
交通ルールを基にすれば方向はかなり限定できるでしょう
しかし判別対象が増えると計算速度が低下するので
遠すぎる障害物は重力設定を簡易にするなどの措置を取る方が効率的です
車の前方、サイド、人間を重視してください(PCの性能次第)
青が交通ルール順守重力、緑が現在の速度であり観測位置です
法定速度を順守するほど青に近づき走行の速度が適切になります
なるべく踏み込まない方が安全な操作と言えます
そうすると現在の車の安定速度が%で割り出せます
60キロで走る道であればそれ相応の踏み込み位置が最善の踏み込み度となる
のです
赤信号は法定速度を0すれば停止動作を行います
そしてもう一つ「交通ルール順守」設定を加えます
これは停止線との距離をなるべく縮める為の設定です
なるべく値が大きくなる方が停止線との距離を縮め交通ルールを順守してい
ることになります
保険として赤信号時はバックしないように設定するのも良いでしょう
この二つを組み合わせると車は赤信号に対して程よい位置に停止する事が出
来ます
黄色信号は各速度による停止線までの距離を事前に決めておき
それぞれにおいて通過するか停止するかを分ければよいだけです
黄色が確認できた時点で走行速度が50キロの時
停止線との距離20m以内は無視して通過する
停止線との距離20m以上は赤信号扱いとし停止する
黄色が確認できた時点で走行速度が30キロの時
停止線との距離10m以内は無視して通過する
停止線との距離10m以上は赤信号扱いとし停止する
障害物や人に対して接近しすぎるのを防止する設定です
黄色信号のように速度に対する限界距離を事前に決めておきます
観測位置は車の全面下部のライン上です
全て個別で観測し一つでも限界距離内に入ったら回避しつつ減速、停止操作
を行います
サイドは主に巻き込み防止措置ですめで前方程限界距離は取らなくてもいい
と思います
速度が上がると範囲は前方に大きく広がる
ハンドルを左右にきるとサイドの限界距離も広がります
それにより車に指定される速度は低下していき★との距離が近づくと停止し
ます
仮に危険重力を超えてしまっても強制速度は0のまま指定します
なので必ず停止を維持します
が重要です
[限度線を超える=停止する]とは限りません
速度を落としつつ回避走行を継続します
能性が発生しますが
車側の操作でこれを回避する術は有りません
障害物や人に設定する重力値には違いが必要です
か?
その為には障害物の種類によって重力に差を付けなければなりません
重力値2:荷物、ガードレール
重力値3:人間、走行車、動物
これはあくまで例でありその選別には多くの議論が必要となります
重力値1:動物
重力値2:同方向の走行車(多少の衝撃に強い)
重力値3:人間(衝撃に弱い)、走行車(正面衝突はとても危険)
水平が一番安全です。これを維持するように設定します
観測できる坂道や段差には全て危険重量を設定する
角度や高さによって強制停止重力を加えればいいです
坂道?度以下は道路として扱う
坂道?度以上は障害物として扱い強制停止重力を加え回避する
段さ5cm以上は障害物として扱い強制停止重力を加え回避する
段さ5cm以下は通行可能として扱うが通過速度を5キロ以下に減速する
段さ3cm以下は通行可能として扱うが通過速度を10キロ以下に減速する
段さ1cm以下は通行可能として扱うが通過速度を30キロ以下に減速する
道路上に落ちている静止異物(高さ10cm以下程度)や、穴(深さ10cm程度)
を
またいで通行する際の設定です
それ以下であればまたいでしまいます
サイドから回避できない場合の措置です
もちろん移動物体と確認できた場合は不可であります
交通ルール上は良くない行為ですが、これを設定しないと些細な障害物で停
止してしまい
かえって交通妨害となります
異物の確認時に踏んでも良いものと判断できれば踏みつけるのも良いと思わ
れますが
減速は加えておいた方が良いでしょう
風、雨、雪、凍結などの設定です
横風の時は風下の観測位置を広げゆとりを設けます
そして法定速度を10%〜30%減速するのが良いでしょう
風の強さによって調整して下さい
滑りやすいので「風」と同じように前後左右に範囲を広げます
そして法定速度を10%〜30%減速するのが良いでしょう
「15異物・またぐ」、踏みつけ、と同じ扱いです
水たまりは踏みつけ可の設定を設けて下さい
減速して通過します
当てはめます
基本は水たまりと同じですが危険度はとても高いです
なので減速は50%以下(30キロ以下)が良いでしょう
走行車の範囲もさらに広げ安全性を重視してください
車間距離は■基礎編11強制停止とほぼ同じです
移動障害物として扱い、追尾対象とすれば後方で適切な距離を保ち停止しま
す
サイドの限界距離も必要
それにより車に指定される速度は低下していき★との距離が近づくと停止し
ます
流れに乗るとは法定速度を超えた速度で走行すると言う事です
まず、何キロまで(?%まで)オーバーが許容できるのかを決めておきます
次に後方の車の速度を計り同じく許容内であるかを判断します
前後の速度から安定した速度(低い方の速度)を求め、走行速度に修正をか
けて追従します
これで流れに乗るが実現できます
無理にオーバー走行せず法定速度で走行するのが良いでしょう
走行路の中央に中央重力を設定します
これにより車は中央走行を優先するようになります
中央を走行している時はこの二つが重なることになります
中央重力の位置を移動させればおのずと車線変更が行われます
前方の車の速度を測定して法定速度との差が事前の設定以下であれば追い越
しを行います
その際は中央重力の位置を車線変更と同様に移動させれば追い越しが行われ
ます
もちろん追い越し禁止車線をまたいで中央重力を移動させることは出来ませ
ん
車の自動運転では殆どの場合ナビが搭載されると思いますが
ナビが無い場合のルートの設定方法も記載しておきます
この図では最初に「1を目指して国道を走る」とします
観測地点は中央走行と同じ前部中央です
道路標識などを基に適切な車線、走行路に発生させます
適切な車線も含めて常に10m程度先を誘導してもらいます
こうして最終目的地まで到達できるのです
近距離において死角位置には危険重力を設定します
走行路であれば法定速度に合わせた大きさにして安全性を優先します
何もないことが確認できれば消えてなくなり上昇率を100%にします
おく方が良いでしょう
流れに乗るの項目で自分の車が先頭であり後続に車が繋がっていたら?
もちろん法定速度で追い越し禁止の場合です
なのでこの場合はどうするのか?
後続に渋滞が発生していたら?キロまで速度オーバーが許されるのか?
行政と話し合いをして決めなくてはなりません
恐らく現行の交通ルールであれば「法定速度厳守」が妥当でしょう
先頭の場合だと「集団の一部」と解釈し難いからです
そもそも後ろから不満があるのかどうかも確認できないのですから
気を使う必要もないとも言えます
自動運転であるが故の「人間に対する気遣い」と言うめんどくさい現象です
この様な事例の場合
現行法ではこうなりますが
対向車次第なのであくまでも可能性です
しかし、人命を優先するのであれば障害物の前で停止し対向車を逃がすのが
最善となります
ですが、それは円滑な走行の妨害であり、交通ルール上は不適切となります
(後続車の流れ妨害)
将来的には対処できるように交通ルールを変えるべきだと思います
現在の仕組み
これをすると計算量が爆発的に増加するのでPCの性能次第です
対向車が自動運転搭載であれば通信が出来ますが、人間が運転している場合
も有り得るので
自分の車単独で計算、判断しなくてはなりません
この様な事例の場合
倫理的には子を守り親を犠牲にするべきでしょう
(そして残された子供は社会が育てる)
ですが現在の法律では明確化できないと思います
なのでランダムが無難な対処法です
この様な困難な問いに対しても明確な答えを出し、車に搭載しなければなり
ません
人類は新たな倫理観を必要とされるのです
可視光のみでは大きな事故が起きる可能性があります
なので将来的には全ての自動運転車には「温度センサー」を設置義務化し
人間・生物とそれ以外を明確に判断できるようにするべきでしょう
Claims (4)
- 車に自動運転を行わせるための自動運転計算方法であって、
前記車の走行のための条件を「重力場理論」で捉えるために、前記条件に基づいて、
前記車の走行時に回避すべき実空間内の位置(障害物、白線、もしくは自車)と、
表計算上空間の指定位置(速度、ブレーキ踏み込み、アクセル踏み込み、ハンドル
きり込み度、車体の傾き度)に重力の発生場所を設定し、該重力によって発生された
重力の値を、前記「重力場理論」に基づいて、実空間では前記車の位置もしくは障害
物の位置において観測し、
表計算上空間ではそれぞれ指定された位置において観測して数値化することによって、
同一化できない各条件(距離、速度、角度)を上昇率判断で統合し、同一関数として
管理して、車に自動運転を行わせる、自動運転計算方法。
- 請求項1に記載された自動運転計算方法において、
重力の発生場所及びその値と、重力の値を観測する位置とを設定することによって、
前記条件が設定される、自動運転計算方法。
- 請求項2に記載された自動運転計算方法において、
前記重力の値を観測する位置を前記車や障害物の場合は周囲に複数個設定し、
これら複数個の観測位置においてそれぞれの観測された重力の値である観測値に基づ
いて、個別の観測値の上昇率と各観測値の合計又は平均値の上昇率とを判別対象とし、
体積を持たない対象(速度、角度)の場合は個別の観測値の上昇率を判別対象として、
安全度を判別する自動運転計算方法。
- 請求項1に記載された自動運転計算方法において、各設定を「重力場理論」だけで行う事
により「重力場理論」の特徴である、「観測位置と重力の距離が近くなるほど上昇値が強
くなる」を方法内で維持しつつ同一化できない各条件(距離、速度、角度)を上昇率判断
で統合して、「重力場理論」だけで設定されていない既存の方法よりも安全性が向上して車
に自動運転を行わせる、自動運転計算方法。
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