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JP6525993B2 - 薬物送達デバイス用の部材およびアセンブリ、薬物送達デバイス、および部材の使用 - Google Patents

薬物送達デバイス用の部材およびアセンブリ、薬物送達デバイス、および部材の使用 Download PDF

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Description

本開示は、薬物送達デバイス用の部材および薬物送達デバイス用のアセンブリ、薬物送達デバイス、ならびに薬物送達デバイス内のクリッカ機構用の部材の使用に関する。
本開示の目的は、薬物送達デバイスをそれによって改良することができる部材および/またはアセンブリを提供することである。特に、この部材および/またはアセンブリが薬物送達デバイスに適用されたときに、より高いロバスト性を有する(robust)ように薬物送達デバイスを具現化することができる。
本目的は、独立請求項の主題によって達成される。有利な実施形態および改良点は、独立請求項の主題である。
本開示の目的として、薬物送達デバイス用の部材であって、本体と、相互作用セクション(interaction section)と、弾性セクション(resilient section)とを含む、部材が、提供される。本体は、弾性セクションおよび相互作用セクションと共に一体的に形成され、弾性セクションは、本体および相互作用セクションを連結し、相互作用セクションは、クリッカ機能(clicker feature)を含む。部材はクリッカ部材であってもよい。加えてまたは代替的には、部材は、たとえばアセンブリまたは薬物送達デバイスのクラッチ機能(clutch feature)と相互作用するように構成されたクラッチ部材である。本体、好ましくは、剛性本体および弾性セクションを設けることにより、部材は、剛性および弾性構成要素の機能性を担うように構成することができる。相互作用セクション、またはそのクリッカ機能は、好ましくは、別の構成要素、たとえばカウンタクリッカのようなクリッカ構成要素と相互作用するように構成される。
一実施形態では、本体は、たとえば、アセンブリまたは薬物送達デバイスのクラッチ機能と相互作用するように構成された追加の機能を含む。この実施形態によれば、部材はクラッチ部材になることができ、または、たとえばアセンブリまたは薬物送達デバイス内のクラッチ部材の役割を少なくとも部分的に担うことができる。そのようなクラッチ部材またはクラッチ機能性は、アセンブリまたはデバイスの機能または作動に極めて重要であり、または有利である。
一実施形態では、部材は、弾性セクション内に切欠部(cut−out)を含んで、弾性セクションに弾性力をもたらす。この実施形態によれば、弾性セクションは、相互作用セクション、弾性セクション、および本体が一体的に形成される場合であっても、作り出すことができる。
一体的な実施形態は、さらに、それによってアセンブリの少量の相互作用部材を達成することができるため、ロバスト性の利点をもたらす。切欠部の形成により、ウェブ(web)が、弾性セクション内に作り出され、このウェブは、弾性セクションの弾性アームとして作用する。
一実施形態では、部材は、スリーブ様形状を含む。一利点として、部材を、好ましくは軸方向にアセンブリのハウジング内で案内することができる。この点において、部材に関連するすべての機能性をロバスト性にすることができる。
一実施形態では、部材は、互いに軸方向に離間された2つの切欠部を含む。言及した切欠部間の軸方向空間は、好都合には、切欠部の1つを画定する部材のウェブのような中実部分が、はね返る、または言及した切欠部のそれぞれ他の1つ内に偏向することができる場合、弾性セクションに弾性力を付与することができる。
一実施形態では、部材は、少なくとも1つの切欠部内に突起する少なくとも1つの突起部を含み、突起部は、弾性セクションの弾性運動を制限するように配置される。この実施形態によれば、有利には、部材の弾性運動の偏向を調整することができる。
別の態様は、薬物送達デバイス用のアセンブリであって、この部材、ハウジングおよび相互作用要素を含む、アセンブリに関する。相互作用要素は、ハウジングおよび部材に関して軸方向および/または回転式に固定することができる。好ましくは、相互作用要素は、ハウジングに対して回転式に固定され、それにより、これらの部材間の相対回転は、許容されず、または可能ではない。アセンブリは、好ましくは、部材が、相互作用要素に対して回転可能であるように構成される。ハウジングは、主要軸を含むことができる。主要軸は、ハウジングの長手方向軸であってもよい。アセンブリは、さらに、相互作用要素およびクリッカ機能を含むクリッカ機構を含む。アセンブリは、クリッカ機構の作動中、部材と相互作用要素の間の相対回転が実行され、それにより、弾性セクションが弾力的に変形され、クリッカ機能が相互作用要素と相互作用してクリッカ作用を実行するように構成される。説明するような部材を提供することで、改良されたクリッカおよび/またはクラッチ機能性を備えたアセンブリ、特に、薬物送達デバイス内に適用されたとき、より高いロバスト性を有してかつユーザに優しく具現化することができるアセンブリを提供することが可能にされる。特に、薬物送達デバイスに生じやすいばね要素の故障を防止することができる。特に、ハウジング内の弾性要素の固定または支承を改良することができる。そのような弾性要素はまた、言及したクラッチ機能にも重要である。さらに、特に薬剤の用量の設定中のたとえば可聴性クリッカの生成を容易に達成することができる。部材を提供することにより、アセンブリは、弾性要素が単一または別個のばね要素である場合、この弾性要素の引き出しを防止することができるように具現化することができる。そのような引き出しは、特に、アセンブリまたはデバイスの注射針がブロックされたとき、誤作動、またはアセンブリもしくはデバイスのユーザの誤操作によって引き起こされる場合がある。その後、アセンブリまたは装置の構成要素は、変形または歪められる。たとえば、単一のばね要素が、ハウジング内のその支承部から剥がされたとき、アセンブリまたは薬物送達デバイスはそれ以上使用することはできない。
別の態様は、アセンブリを含む薬物送達デバイスに関する。
クリッカ機能は、歯を含み、または構成することができる。したがって、相互作用要素は、クリッカ機能の歯と合致する歯を含むことができる。
アセンブリの作動は、たとえば、薬物の用量が設定される用量設定作動、または事前に設定された用量が投薬される用量投薬作動に関することができる。
一実施形態では、アセンブリは、本体が、クリッカ機能に対して、第1の位置と第1の位置とは異なる第2の位置との間で変位可能であるように構成され、ここで、第1の位置において、部材は相互作用要素に対して回転可能であり、第2の位置において、部材および相互作用要素の相対回転は防止される。第1の位置および第2の位置は、ハウジングに対する主要本体の相対的な軸方向配置によって区別することができる。この実施形態によれば、クリッカ機構のクリッカ作用または機能性を達成することができ、この場合、相互作用要素と部材の間の相対回転が必要である。
一実施形態では、アセンブリは、本体の第1の位置において、クリッカ機能が、弾性セクションの弾性力に対して変位可能であるように、また、本体の第2の位置において、クリッカ機能が相互作用要素と相互作用し、それによってクリッカ機能が弾性セクションの弾性力に対して変位できないように構成される。この実施形態により、部材の弾性セクションは、本体によって一体的に形成されながらも偏向することができるため、クリッカ機能性を最も好都合に提供することができる。
一実施形態では、クリッカ機能は、部材の周りを円周方向に延びる歯付き表面を含む。利点として、クリッカ機構は、ロバスト性を有するように具現化することができる。
一実施形態では、クリッカ機構は、部材が本体の第1の位置においてハウジングに対して回転されるとき、ユーザに対して可聴性および/または触知性のフィードバックを提供するのに適している。これは、有利には、アセンブリまたは薬物送達デバイスの有用性および安全性を強化する。
薬物送達デバイスの実施形態では、薬物送達デバイスは、クラッチ係合で互いに係合するように配置されたクラッチ機能および追加の機能(上記を参照)を含むクラッチ機構を含む。さらに、薬物送達デバイスは、クラッチ機能および追加の機能が弾性セクションによってクラッチ係合するように付勢されるように構成され、ここで、本体の第1の位置において、クラッチ係合は係合され、本体の第2の位置において、クラッチ係合は解放される。クラッチ機能は、たとえば、ダイヤルスリーブのような薬物送達デバイスのスリーブによって提供することができる。クラッチ機構により、部材およびクラッチ機能を含む構成要素の相対回転を、有利には、たとえばアセンブリまたは薬物送達デバイスの作動状態に応じて、選択的に防止しまたは可能にすることができる。クラッチ機構の解放は、たとえば薬物送達デバイスの投薬状態において有利になることができ、この状態では、部材に対して回転式にロック可能であるなど、クラッチ可能である構成要素は、部材に対して回転される必要がある。
薬物送達デバイスの一実施形態では、薬物送達デバイスは、クラッチ機構に加えて、本体によって提供された第1のフィードバック機能(feedback feature)および第2のフィードバック機能を含むフィードバック機構を含み、この場合、フィードバック機構は、第1および第2のフィードバック機能の相対回転が、第1および第2のフィードバック機能の機械的共働によってフィードバックに変換されるように構成される。第1のフィードバック機能はまた、上記で言及したスリーブによって提供することもできる。フィードバック機構は、たとえば投薬クリッカアーム、すなわち投薬作動中作動されるクリッカ機構である。フィードバック機構は、クリッカ機構と共に、可聴性および/または触知性のフィードバックをユーザに提供することができる。
別の態様として、薬物送達デバイスにおけるクリッカ機構用の部材の使用が、提示される。
本明細書で使用する用語「薬物」は、好ましくは少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施形態において、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、および/または、ペプチド、タンパク質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体もしくはそのフラグメント、ホルモンもしくはオリゴヌクレオチド、または上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、または糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈血栓塞栓症または肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、がん、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症および/または関節リウマチの処置および/または予防に有用であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病または糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置および/または予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリンもしくはヒトインスリン類似体もしくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)もしくはその類似体もしくは誘導体、またはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4もしくはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4の類似体もしくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、たとえば、Gly(A21),Arg(B31),Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3),Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28),Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位におけるプロリンがAsp、Lys、Leu、Val、またはAlaで置き換えられており、B29位において、LysがProで置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、およびDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、たとえば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイルヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、およびB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、たとえば、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドであるエキセンジン−4(1−39)を意味する。
エキセンジン−4誘導体は、たとえば、以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);または
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
(ここで、基−Lys6−NH2が、エキセンジン−4誘導体のC−末端に結合していてもよい);
または、以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
desPro36エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2(AVE0010)、
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2;
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2;
または前述のいずれか1つのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容される塩もしくは溶媒和化合物
から選択される。
ホルモンは、たとえば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、Rote Liste、2008年版、50章に列挙されている脳下垂体ホルモンまたは視床下部ホルモンまたは調節性活性ペプチドおよびそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、たとえば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、もしくは超低分子量ヘパリン、またはそれらの誘導体、または上述の多糖類の硫酸化形態、たとえば、ポリ硫酸化形態、および/または、薬学的に許容されるそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容される塩の例としては、エノキサパリンナトリウムがある。
抗体は、基本構造を共有する免疫グロブリンとしても知られている球状血漿タンパク質(約150kDa)である。これらは、アミノ酸残基に付加された糖鎖を有するので、糖タンパク質である。各抗体の基本的な機能単位は免疫グロブリン(Ig)単量体(1つのIg単位のみを含む)であり、分泌型抗体はまた、IgAなどの2つのIg単位を有する二量体、硬骨魚のIgMのような4つのIg単位を有する四量体、または哺乳動物のIgMのように5つのIg単位を有する五量体でもあり得る。
Ig単量体は、4つのポリペプチド鎖、すなわち、システイン残基間のジスルフィド結合によって結合された2つの同一の重鎖および2本の同一の軽鎖から構成される「Y」字型の分子である。それぞれの重鎖は約440アミノ酸長であり、それぞれの軽鎖は約220アミノ酸長である。重鎖および軽鎖はそれぞれ、これらの折り畳み構造を安定化させる鎖内ジスルフィド結合を含む。それぞれの鎖は、Igドメインと呼ばれる構造ドメインから構成される。これらのドメインは約70〜110個のアミノ酸を含み、そのサイズおよび機能に基づいて異なるカテゴリー(たとえば、可変すなわちV、および定常すなわちC)に分類される。これらは、2つのβシートが、保存されたシステインと他の荷電アミノ酸との間の相互作用によって一緒に保持される「サンドイッチ」形状を作り出す特徴的な免疫グロブリン折り畳み構造を有する。
α、δ、ε、γおよびμで表される5種類の哺乳類Ig重鎖が存在する。存在する重鎖の種類により抗体のアイソタイプが定義され、これらの鎖はそれぞれ、IgA、IgD、IgE、IgGおよびIgM抗体中に見出される。
異なる重鎖はサイズおよび組成が異なり、αおよびγは約450個のアミノ酸を含み、δは約500個のアミノ酸を含み、μおよびεは約550個のアミノ酸を有する。各重鎖は、2つの領域、すなわち定常領域(C)と可変領域(V)を有する。1つの種において、定常領域は、同じアイソタイプのすべての抗体で本質的に同一であるが、異なるアイソタイプの抗体では異なる。重鎖γ、α、およびδは、3つのタンデム型のIgドメインと、可撓性を加えるためのヒンジ領域とから構成される定常領域を有し、重鎖μおよびεは、4つの免疫グロブリン・ドメインから構成される定常領域を有する。重鎖の可変領域は、異なるB細胞によって産生された抗体では異なるが、単一B細胞またはB細胞クローンによって産生された抗体すべてについては同じである。各重鎖の可変領域は、約110アミノ酸長であり、単一のIgドメインから構成される。
哺乳類では、λおよびκで表される2種類の免疫グロブリン軽鎖がある。軽鎖は2つの連続するドメイン、すなわち1つの定常ドメイン(CL)および1つの可変ドメイン(VL)を有する。軽鎖のおおよその長さは、211〜217個のアミノ酸である。各抗体は、常に同一である2本の軽鎖を有し、哺乳類の各抗体につき、軽鎖κまたはλの1つのタイプのみが存在する。
すべての抗体の一般的な構造は非常に類似しているが、所与の抗体の固有の特性は、上記で詳述したように、可変(V)領域によって決定される。より具体的には、各軽鎖(VL)について3つおよび重鎖(HV)に3つの可変ループが、抗原との結合、すなわちその抗原特異性に関与する。これらのループは、相補性決定領域(CDR)と呼ばれる。VHドメインおよびVLドメインの両方からのCDRが抗原結合部位に寄与するので、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、どちらか単独ではない。
「抗体フラグメント」は、上記で定義した少なくとも1つの抗原結合フラグメントを含み、そのフラグメントが由来する完全抗体と本質的に同じ機能および特異性を示す。パパインによる限定的なタンパク質消化は、Igプロトタイプを3つのフラグメントに切断する。1つの完全なL鎖および約半分のH鎖をそれぞれが含む2つの同一のアミノ末端フラグメントが、抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズが同等であるが、鎖間ジスルフィド結合を有する両方の重鎖の半分の位置でカルボキシル末端を含む第3のフラグメントは、結晶可能なフラグメント(Fc)である。Fcは、炭水化物、相補結合部位、およびFcR結合部位を含む。限定的なペプシン消化により、Fab片とH−H鎖間ジスルフィド結合を含むヒンジ領域の両方を含む単一のF(ab’)2フラグメントが得られる。F(ab’)2は、抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合は、Fab’を得るために切断することができる。さらに、重鎖および軽鎖の可変領域は、縮合して単鎖可変フラグメント(scFv)を形成することもできる。
薬学的に許容される塩は、たとえば、酸付加塩および塩基性塩である。酸付加塩としては、たとえば、HClまたはHBr塩がある。塩基性塩は、たとえば、アルカリまたはアルカリ土類、たとえば、Na+、またはK+、またはCa2+から選択されるカチオン、または、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)(式中、R1〜R4は互いに独立に:水素、場合により置換されたC1〜C6アルキル基、場合により置換されたC2〜C6アルケニル基、場合により置換されたC6〜C10アリール基、または場合により置換されたC6〜C10ヘテロアリール基を意味する)を有する塩である。薬学的に許容される塩のさらなる例は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」17版、Alfonso R.Gennaro(編)、Mark Publishing Company、Easton、Pa.、U.S.A.、1985およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容される溶媒和物は、たとえば、水和物である。
異なる態様または実施形態に関連して本明細書の上記および下記で説明する特徴はまた、他の態様および実施形態に対して適用することもできる。本開示の主題のさらなる特徴および有利な実施形態は、図を併用して例示的な実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。
本開示によるものではない、アセンブリの一部分の長手方向セクションを示す図である。 図1に示すアセンブリによるアセンブリまたは薬物送達デバイスの横断面図である。 図1および2に示すアセンブリの部材の側面図である。 異なる視点からの図3に示すアセンブリの部材の側面図である。 本開示による部材の側面図である。 本開示による相互作用要素の斜視図である。 本開示によるアセンブリの実施形態の横断面図である。 図7に示すアセンブリの実施形態の長手方向断面図である。 異なる視点からの、図8に示すアセンブリの長手方向断面図である。 部材、および部材とクラッチ係合している別の構成要素の一部の概略側面図である。
同じ要素、同じ種類の要素、および同一に作用する要素が、図において同じ参照番号で提供される。さらに、図は、縮尺通りに当てはまらないことがある。さらに正確に言えば、特定の特徴は、重要な原理をより良好に示すために誇張される形で示される。
図1では、アセンブリの一部分が示され、ここではアセンブリは、本開示の主題ではない。アセンブリはクラッチ部材1を含む。クラッチ部材はスリーブであってもよい。アセンブリは、さらに、板ばねであってもよいばね要素2を含む。クラッチ部材1は、ばね要素2のそばの上方にまたはその近位に配置される。アセンブリは、さらに、駆動スリーブ4を含む。駆動スリーブ4は、クラッチ部材1およびばね要素2を通って延びる。駆動スリーブ4は、クラッチ部材1に対して回転式にロックすることができる。ばね要素2は、付勢されたまたは圧縮された、好ましくは完全に圧縮された状態で示される。
アセンブリは、さらに、長手方向軸Yを備えたハウジング3を含む。ハウジングは、アセンブリの残りの構成要素を収容する。アセンブリは、さらに、駆動スリーブ4を通って延びるピストンロッド20を含む。
図2は、図1に示すアセンブリの横断面図を示す。ばね要素2は、ハウジング3に対してばね要素2を回転式にロックする目的で働く突起部5を含む。
図3は、図1および2に示すアセンブリの部材の側面図を示す。ばね要素2は、弛緩したまたは部分的に弛緩した状態で示される。図示する状況では、クラッチ部材1は、たとえば、(図3および4には明示的に示されない)ハウジングに対して第1の(軸方向)位置で示される。クラッチ部材1は、歯付き表面を含むことができるクリッカ機能14を含むことが示される。ばね要素2はカウンタクリッカ8を含む。カウンタクリッカ8は、さらに、歯を含む。カウンタクリッカ8は、好ましくは、クリッカ機能14と相互作用してクリッカ機構を形成するように構成される。
距離Xは、クラッチ部材1を第1の位置から異なる第2の(軸方向)位置に動かすために、ハウジングまたは駆動スリーブ4に対して軸方向にクラッチ部材1が動くことができる(適用可能であれば、ばね要素2の材料の軸方向厚さによって補正された)軸方向距離または偏向を指す。前記動きの間、ばね要素2は圧縮される。
図4は、図3に対して長手方向軸Yの周りでアセンブリを回転させた視点からのアセンブリの部材を示す。
明示的に示されないハウジングに対して、またはたとえば駆動スリーブ4に対して、クラッチ要素1が回転されたとき、上記で言及したクリッカ機構が起動され、ばね要素2は付勢され、このとき、たとえばクリッカ機能14の歯は、カウンタクリッカ8の歯を通過するまたは超える。クラッチ部材1が、ばね要素2に対して回転されたとき、クリッカ機能14は、ばね要素2のカウンタクリッカ上をクリックし、それにより、可聴性または触知性のフィードバックがユーザに提供される。各々のクリックは、薬物の単位用量に対応することができる。
そのような回転は、アセンブリの用量設定もしくはダイヤル作動、またはアセンブリが適用される対応する薬物送達デバイスに関連することができる。
これは明示的に示されないが、たとえばアセンブリの用量ダイヤルスリーブをクラッチ部材1の外側かつハウジングの内方向に設けることができる。用量ダイヤルスリーブは、クラッチ部材1が第1の位置にあるとき、クラッチ部材1に対してクラッチ作用する、たとえば回転式にロックすることができる。
用量をダイヤル設定するために、ユーザは、次いで、用量ダイヤルグリップをハウジングに対して回転させることができる。駆動スリーブ4、クラッチ部材1、および用量ダイヤルスリーブは、次いで、ハウジングに対して一緒に回転することができる。アセンブリはそれにしたがって構成することができる。
所望の用量がダイヤル設定または設定されたとき、ユーザは、たとえば(明示的に示されない)起動ボタンを押し下げることによってこの用量を投薬することができる。これは、クラッチ部材1を用量ダイヤルスリーブに対して、第1から第2の位置まで軸方向に変位させ、ここで言及したクラッチ機構が、解放される。さらに、クリッカ機能14およびカウンタクリッカ8の歯の相互作用により、クラッチ部材1およびこれと共に駆動スリーブが、ハウジングに対して回転されることが阻害される。しかし、駆動スリーブ4は、ハウジングに対して軸方向に動くことができ、アセンブリは、駆動スリーブの長手方向の軸方向運動がアセンブリまたはデバイスのピストンロッドを回転させ、それによってカートリッジ内のピストンを薬物の用量を投薬するために前進させるように構成することができる。
図5は、本開示によるアセンブリの部材1の少なくとも一部を示す。部材1は、本体10を含む。部材1は、スリーブ様形状を含む。部材1は、さらに、弾性セクション12を含む。さらに、部材1は、相互作用セクション13を含む。弾性セクション12は、本体10および相互作用セクション13を連結する。弾性セクション12は、切欠部またはスロット6を含む。切欠部6は、弾性セクションの弾性力をもたらすように構成される。切欠部6は、(明示的に示されない)ウェブによって画定される。2つの切欠部6が示され、その切欠部6は、互いに対して軸方向に離間される。弾性セクションは、さらに、弾性セクションの弾性運動を制限するように構成された、最も遠位の切欠部内に突起する突起部7を含む。
アセンブリもしくは薬物送達デバイスまたはその構成要素の「遠位端」は、薬物送達デバイスの投薬端部に最も近い端部を意味するものとする。
アセンブリもしくは薬物送達デバイスまたはその構成要素の「近位端」は、薬物送達デバイスの遠位端から最も離れた端部を意味するものとする。
切欠部および/または弾性セクション12の構成は、好ましくは、弾性セクション12の弾性力が、アセンブリ100内のクリッカ機構の特定の要求事項に合わせて調整されるように構成される(図7から9を参照)。
部材1の本体10は、弾性セクション12および相互作用セクション13と一体的に形成される。相互作用セクション13は、さらに、クリッカ機能14を含む。クリッカ機能14は、上記で言及したように、歯付き表面を含むもしくは構成することができ、または歯を含む。好ましくは、クリッカ機能14の歯付き表面または歯は、部材1の周りを円周方向に延びる。
図6は、アセンブリ100の相互作用要素9の斜視図を示す。相互作用要素9は、リング様形状を含む。相互作用要素9は、歯を含むまたは歯を構成するカウンタクリッカ8を含む。歯は、さらに、相互作用要素9の円周の周りで互いに対向するように配置される。歯は、好都合には、部材1のクリッカ機能14のものと相互作用してクリッカ機構を形成するように構成される。好都合には、クリッカ機構は、部材1が本体10の第1の位置においてハウジング3に対して回転されるときにユーザに可聴性および/または触知性のフィードバックを提供するのに適している。
相互作用要素9は、さらに、相互作用要素9の外側円周に配置された固定要素5を含む。固定要素5は、対向してさらに配置される。相互作用要素9は、さらに、案内ピン11を含む。図6は、2つの案内ピン11を示し、その各々は急こう配および平坦な側面を含む。案内ピン11は、ハウジング3(図7から9を参照)内のまたはこれに対する相互作用要素9の固定を改良するように組み込まれる。特に、案内ピン11は、相互作用要素9のハウジング3からの引き出しを防止することができる。
図7は、ハウジング3、およびハウジング3に取り付けられた相互作用要素9の断面図を示す。案内ピン11および突起部10はハウジング3の対応するスロットまたは凹部内に嵌まり、それにより、相互作用要素9がハウジング3に対して回転式にロックされることを見ることができる。
図8は、本開示によるアセンブリ100の部材の長手方向断面を示す。図1から4に示すアセンブリとは対照的に、単一のばね要素は存在しない。その代わり、アセンブリ100は、クラッチ部材を構成することができる部材1を含む。アセンブリは、さらに、ハウジング3および説明した相互作用要素9を含む。アセンブリは、さらに、相互作用要素9およびクリッカ機能14を含むクリッカ機構を含む。アセンブリは、クリッカ機構の作動中、部材1と相互作用要素9の間の相対回転が実行され、それにより、弾性セクション12が弾力的に変形され、クリッカ機能14が相互作用要素9と相互作用してクリッカ作用(上記を参照)を実行するように構成される。それにより、本体10は、クリッカ機能14に対して、第1の位置と第2の位置の間で変位可能である。第1の位置において、部材1は、相互作用要素9に対して回転可能であり、第2の位置において、部材1および相互作用要素9の相対回転は防止される。
さらに、本体10の第1の位置において、クリッカ機能14または場合によっては相互作用セクション13は、(図8および9に明示的に示されない)弾性セクション12の弾性力に対して変位可能である。本体10の第2の位置において、クリッカ機能14は、相互作用要素9と相互作用し、それにより、クリッカ機能14は弾性セクション12の弾性力に対してこれ以上変位することはできない。
図示する状況では、部材1は、ハウジング3に対して第1の位置にある。先に説明したアセンブリとのさらなる相違として、図5に示すアセンブリ100は、部材1に対して遠位に(下方に)配置される相互作用要素9を含む。本体10の第2の位置において、弾性セクション12を恒久的に圧縮させることができ、クリッカ機構は、起動されるまたは機能することが防止される。
図9では、図8のアセンブリ100の一部分が、異なる角度視点(長手方向軸Yの周りのアセンブリ100の特定の回転後)から示される。相互作用要素9は、突起部6を介してハウジング3と係合される。突起部6により、相互作用要素9は、ハウジング3に対して回転式にロックすることができる。
図8および9では、アセンブリ100の部材が、それぞれ示される。これらの画像は、アセンブリが適用される薬物送達デバイスにも関することができる。
図10では、部材1、特に本体10が、部材1の近位端に追加の機能22を含むことが、概略的に示される。部材1は、第1の位置で示される。上記で言及したダイヤルスリーブのようなアセンブリ100またはデバイスの別の構成要素(明示的には示されない)は、クラッチ機能21を含む。クラッチ機能21および追加の機能22は、クラッチ係合で互いに係合して配置され、クラッチ機能21および追加の機能22の相対回転運動を防止する。クラッチ機能21および追加の機能22は、好ましくは、弾性セクション12によってクラッチ係合するように付勢される。アセンブリ100はさらに、本体10の第2の位置において、クラッチ機構が解放されるように構成することができる。
クラッチ機構に加えて、アセンブリまたは薬物送達デバイスは、第1のフィードバック機能23および第2のフィードバック機能24(図10を参照)を含むフィードバック機構を含むことができる。第1のフィードバック機能23は、好ましくは、アセンブリ100またはデバイスのたとえば、上記で言及したスリーブまたは別の構成要素によって提供される。第2のフィードバック機能24は、好ましくは、本体10によって提供される。第2のフィードバック機能24は、弾性アームであってもよい。フィードバック機構は、第1および第2のフィードバック機能23、24の相対回転が、第1および第2のフィードバック機能23、24の機械的共働によってフィードバックに変換されるように構成される。フィードバック機構は、たとえば投薬クリッカ機構、すなわちアセンブリまたは薬物送達デバイスからの薬物の投薬作動中に作動されるクリッカ機構である。フィードバック機構は、言及したクラッチ機構を解放することが必要であり、それにより、上記で言及したクラッチ機能21を含む構成要素によって提供することができる回転部材が、部材1に対して回転し、それによって可聴性およびまたは触知性のフィードバックのようなクリッカフィードバックを引き起こすことができる。
上記で言及したデバイスの用量設定または用量投薬機構の機能原理に関しては、参照によって本明細書において組み入れる欧州特許第1603611B1号を参照されたい。
保護の範囲は、本明細書において上記で与えられた例に限定されない。本発明は、各々の新規の特性および特性の各々の組合せとして具現化され、特に、特許請求の範囲に記載された任意の特徴のあらゆる組合せを、この特徴または特徴のこの組合せが特許請求の範囲または例において明示的に述べられない場合であっても含む。
1 部材、クラッチ部材
2 ばね要素
3 ハウジング
4 駆動スリーブ
5 固定要素
6 切欠部
7 突起部
8 カウンタクリッカ
9 相互作用要素
10 本体
11 案内ピン
12 弾性セクション
13 相互作用セクション
14 クリッカ機能
20 ピストンロッド
21 クラッチ機能
22 追加の機能
23 第1のフィードバック機能
24 第2のフィードバック機能
100 アセンブリ
X 距離
Y 長手方向軸

Claims (11)

  1. 薬物送達デバイス用の部材(1)であって、
    本体(10)と、
    相互作用セクション(13)と
    弾性セクション(12)とを含み、本体(10)は、弾性セクション(12)および相互作用セクション(13)と一体的に形成され、ここで、弾性セクション(12)は、本体(10)および相互作用セクション(13)を連結し、相互作用セクション(13)は、クリッカ機能(14)を含み、
    部材(1)はさらに、弾性セクション(12)内に、該弾性セクション(12)に弾性力をもたらす切欠部(6)を含み、
    部材(1)はさらに、少なくとも1つの切欠部(6)内に突起する少なくとも1つの突起部(7)を含み、該突起部(7)は、弾性セクション(12)の弾性運動を制限するように配置される、前記部材。
  2. 本体(10)は、部材(1)以外の薬物送達デバイスの構成要素によって提供されるクラッチ機能(21)と係合するように構成された、部材(1)の近位端側に存在する追加の機能(22)を含む、請求項1に記載の部材(1)。
  3. 互いに対して軸方向に離間された2つの切欠部(6)を含む、請求項1または2に記載の部材(1)。
  4. 薬物送達デバイス用のアセンブリ(100)であって、
    ハウジング(3)と、
    相互作用要素(9)と、
    請求項1〜の少なくとも1項に記載の部材(1)と、
    相互作用要素(9)およびクリッカ機能(14)を含むクリッカ機構とを含み、ここで、該アセンブリ(100)は、クリッカ機構の作動中、部材(1)と相互作用要素(9)の間の相対回転が実行され、それにより、弾性セクション(12)が弾力的に変形され、クリッカ機能(14)が相互作用要素(9)と相互作用してクリッカ作用を実行するよう
    に構成される、前記アセンブリ。
  5. アセンブリ(100)は、本体(10)が、クリッカ機能に対して、第1の位置と、第1の位置とは異なる第2の位置との間で変位可能であるように構成され、第1の位置において、部材(1)は相互作用要素(9)に対して回転可能であり、第2の位置において、部材(1)および相互作用要素(9)の相対回転は防止され、
    第1の位置において、クリッカ機能(14)が、弾性セクション(12)の弾性力に対して変位可能であるように、また、第2の位置において、クリッカ機能(14)が相互作用要素(9)と相互作用し、それにより、クリッカ機能(14)は、弾性セクション(12)の弾性力に対して変位できないように構成される、請求項に記載のアセンブリ(100)。
  6. クリッカ機能(14)は、部材(1)の遠位端において円周方向に延びる歯付き表面を含む、請求項4または5に記載のアセンブリ(100)。
  7. 前記クリッカ機構は、部材(1)が本体(10)の第1の位置においてハウジング(3)に対して回転されるとき、ユーザに可聴性および/または触知性のフィードバックを提供するのに適している、請求項5または6に記載のアセンブリ(100)。
  8. 請求項4〜7の少なくとも1項に記載のアセンブリ(100)を含む薬物送達デバイス。
  9. クラッチ係合で互いに係合するように配置された、部材(1)以外の薬物送達デバイスの構成要素によって提供されるクラッチ機能(21)および部材(1)の近位端に提供される追加の機能を含むクラッチ機構を含み、ここで、薬物送達デバイスは、クラッチ機能(21)および追加の機能(22)が弾性セクション(12)によってクラッチ係合するように付勢されるように構成され、本体(10)の第1の位置において、クラッチ係合は係合され、本体(10)の第2の位置において、クラッチ係合は解放される、請求項に記載の薬物送達デバイス。
  10. クラッチ機構に加えて、部材(1)以外の薬物送達デバイスの構成要素によって提供される第1のフィードバック機能(23)および本体によって提供される第2のフィードバック機能(24)を含むフィードバック機構を含み、ここで該フィードバック機構は、第1および第2のフィードバック機能(23、24)の相対回転が、第1および第2のフィードバック機能(23、24)の機械的共働によって可聴性および/または触知性のフィードバックに変換されるように構成される、請求項に記載の薬物送達デバイス。
  11. 薬物送達デバイスにおけるクリッカ機構のため、請求項1〜の少なくとも1項に記載の部材(1)を導入する工程を含む、薬物送達デバイスを製造する方法
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