JP6515625B2 - 現金処理装置 - Google Patents
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また、施封部への搬送路に表裏反転機構をバイパス的に設け、必要に応じて100枚目の紙幣の表裏を反転させて、前記の紙幣束の形成を素早く行うようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
このため、施封部への搬送路に表裏反転機構をバイパス的に設けると、装置が大型化してしまうという問題がある。
また、表裏反転機構をバイパス的に設けた場合であっても、投入された全ての紙幣に対して表裏反転機構による反転動作を行うことが必要になり、紙幣の施封に時間を要するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、投入口から投入された紙幣を施封する場合の処理時間を短縮する手段を提供することを目的とする。
本実施例の現金処理装置としての現金入出金装置は、郵便局等の金融機関に設置され、郵便局員等の係員が、顧客から受取った現金(紙幣および硬貨)の入金や、顧客に対する現金の出金、顧客の要望に応じた出金紙幣や両替紙幣の施封等を行う簡易出納機であって、図1、図2に示すように、紙幣処理部1、硬貨処理部2、主制御部3、記憶部4、操作表示部6、カードリーダ7、印刷部8等を備えている。
記憶部4は、主制御部3が実行するプログラムや主制御部3による処理結果等が格納される。
操作表示部6は、LCD等の表示画面と、表示画面に設けたタッチパネル等の入力手段とを備えており、表示画面に、係員が入金処理や出金処理、施封処理等を行うことを指示するための指示ボタン等を表示して係員からの入力を受付ける機能や、装置の状態等を表示する機能等を有している。
印刷部8は、プリンタ等を備えており、現金入出金装置による入金処理や出金処理の金額等の取引結果をレシートに印刷して排出する機能を有している。
紙幣処理部1は、図1、図2に示すように、制御部11、紙幣入出金部12、紙幣鑑別部13、紙幣一時保留部14、紙幣収納部15、退避庫16、紙幣リジェクト庫17、施封部18、紙幣搬送路19等で構成される。
制御部11の記憶エリア11aには、紙幣束の形成時に揃える側の面(例えば、おもて面)として予め設定された面(正面(せいめん)という。)が施封面情報として格納される他、施封処理のときに、係員が選択入力した、施封対象の紙幣の金種、正券(正常な紙幣)または損券(汚れや破れ等が存在する紙幣)または正損混合からなる施封種別、および施封対象となる紙幣の汚損レベルである流通度汚損レベル等の施封紙幣情報を格納する施封情報格納エリアが予め確保されている。
紙幣入出金部12は、紙幣処理部1の前面側(図1において右側)に設けられた収容枚数が100枚以上の紙幣投入口12aと収容枚数が20〜30枚程度の紙幣リジェクト部12bとを備えており、紙幣投入口12aには、係員が投入した投入紙幣を1枚毎に繰出す繰出機構および、入金処理における入金取消時の返却紙幣、出金処理時に係員へ引渡す出金紙幣を集積する集積機構が設けられている。
また、紙幣リジェクト部12bには、集積された紙幣を紙幣投入口12a内に積層された状態のまま搬送する、ローラ対またはベルト対もしくはローラとベルトの組合せで構成された搬送機構が設けられている。
紙幣鑑別部13は、搬送された紙幣の真偽、正損、金種、表裏等を鑑別して金種別に計数する機能等を有している。
紙幣一時保留部14は、紙幣投入口12aに投入され、紙幣鑑別部13で鑑別、計数された紙幣を集積して一時保留するための集積機構、一時保留した紙幣を1枚毎に繰出す繰出機構が設けられており、施封処理時に紙幣鑑別部13で、係員が選択入力した施封紙幣情報に反する紙幣の一時保留先として機能する。
また、施封紙幣集積部18aは、係員によるアクセスが可能なように構成されている。
硬貨処理部2は、図1、図2に示すように、制御部21、硬貨入出金部22、硬貨鑑別部23、硬貨選別部23a、硬貨一時保留部24、硬貨収納庫25、硬貨リジェクト口26、硬貨出金箱27、硬貨返却箱28等で構成される。
硬貨入金部22は、係員が硬貨を一括投入する硬貨投入口22aと、硬貨投入口22aから投入された硬貨を1枚毎に繰出す繰出口が設けられた硬貨繰出部22bとで構成される。
硬貨鑑別部23は、硬貨繰出部22bから繰出された硬貨の真偽、正損、金種等を鑑別して金種別に計数する機能等を有している。
硬貨一時保留部24は、硬貨鑑別部23での鑑別結果に応じて、硬貨選別部23aの該当する選別口の選別ゲートを開作動させて、図示しない金種別の搬送シュートを介して落下させた硬貨を金種別に集積して一時保留すると共に、一時保留した硬貨を硬貨返却箱28や硬貨収納庫25に落下させる構成を有している。
硬貨出金箱27は、現金入出金装置に着脱可能に装着された収納箱であって、出金処理時に、硬貨収納庫25の各収納部から繰出された出金硬貨が集積される。
硬貨返却箱28は、現金入出金装置に着脱可能に装着された収納箱であって、計数処理時の計数済硬貨、入金処理における入金取消時の返却硬貨を、硬貨一時保留部24から図示しない搬送シュートを介して落下させて集積する。
紙幣の施封を行う係員が、携帯している係員カードをカードリーダ7にパスさせると、主制御部3は、カードリーダ7によって係員カードに記録されている係員ID等のカード情報を読取る。
このように、本実施例の現金入出金装置では、係員の正当性の判定をパスワード等の入力を必要としない運用としている。
この選択入力を受付けた主制御部3は、入力された施封紙幣情報を記憶部4に一時保存し、操作表示部6の表示画面に、投入紙幣の施封処理の処理中である旨の文言等を表示した投入紙幣施封処理中画面を表示すると共に、紙幣処理部1の制御部11へ、一時保存した施封紙幣情報を付した投入紙幣の施封処理の実行指令を送信する。
鑑別結果が、記憶エリア11aの施封情報格納エリアに格納した施封紙幣情報に反する紙幣の場合、つまり、施封紙幣情報の金種、施封種別および流通度汚損レベルの内のいずれか一つが異なるか、または入力されたレベルを超えている施封対象外の紙幣の場合、制御部11は当該施封対象外紙幣を紙幣一時保留部14へ搬送して一時保留する。
紙幣の表裏の鑑別結果が、記憶エリア11aに格納した施封面情報として設定された正面とは逆の逆面の場合、制御部11は当該逆面紙幣を、紙幣鑑別部13の搬出端から紙幣搬送路19によって紙幣リジェクト部12bへ搬送して集積する。
また、制御部11は、記憶エリア11aの施封紙幣集積枚数カウントエリアのカウント数が規定枚数に達していない場合に、紙幣投入口12aの投入紙幣がなくなったときは、主制御部3へ、紙幣投入口12aへの紙幣の追加投入を要する旨を通知し、この通知を受けた主制御部3は、操作表示部6の表示画面に、紙幣投入口12aへの紙幣の追加投入を促す旨の文言を表示した紙幣追加投入依頼画面を表示し、係員が追加投入する紙幣を紙幣投入口12aに投入すると、これを認識した制御部11は、上記と同様にして、投入紙幣の施封処理を継続する。
このような、投入紙幣の施封処理の処理動作中に、制御部11が、紙幣鑑別部13によって、本実施例の所定の条件である、逆面紙幣が所定枚数連続(本実施例では10枚連続)して紙幣リジェクト部12bに搬送されたことを認識したときは、紙幣投入口12aからまだ繰出されていない投入紙幣も逆面紙幣である可能性が高いとして、紙幣投入口12aからの紙幣の搬送を停止し、主制御部3へ、紙幣投入口12aからの紙幣の搬送を停止した旨を通知する。
このようにして、本実施例の投入紙幣の施封処理が実行される。
なお、出金紙幣の施封処理においては、上記した逆面紙幣が所定枚数連続して紙幣リジェクト部12bに搬送されたときの処理動作は実行されない。
このようにして、本実施例の出金紙幣の施封処理が実行される。両替紙幣の出金処理時に施封が必要になった場合も同様である。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、本実施例の出金紙幣の施封処理の処理動作は、上記実施例1の場合と同様であるので、その説明を省略する。
本実施例の制御部11の記憶エリア11aには、上記実施例1と同様の施封面情報が格納されると共に、上記実施例1と同様の施封情報格納エリアおよび施封紙幣集積枚数カウントエリア等が予め確保されている。
投入紙幣の施封処理の処理動作中に、制御部11が、紙幣鑑別部13によって逆面紙幣が所定枚数(本実施例では10枚)連続して紙幣リジェクト部12bに搬送されたことを認識したときは、紙幣投入口12aからまだ繰出されていない投入紙幣も逆面紙幣である可能性が高いとして、主制御部3へ、紙幣投入口12aからの紙幣の搬送を停止するための搬送停止ボタンの表示要求を送信する。
このようにして、本実施例による投入紙幣の施封処理が実行される。
なお、上記各実施例では、所定の条件は、紙幣鑑別部13で逆面紙幣と鑑別された紙幣が所定枚数連続して紙幣リジェクト部12bに搬送され集積されたことであるとして説明したが、所定の条件を、紙幣鑑別部13で逆面紙幣と鑑別された紙幣が所定枚数(例えば、10枚)紙幣リジェクト部12bに搬送され集積されたこととしてもよい。
更に、上記各実施例においては、現金取扱装置は簡易出納機であるとして説明したが、郵便局等に設置される紙幣入金整理装置等に適用することも可能である。
2 硬貨処理部
3 主制御部
4 記憶部
6 操作表示部
7 カードリーダ
8 印刷部
11、21 制御部
11a、21a 記憶エリア
12 紙幣入出金部
12a 紙幣投入口
12b 紙幣リジェクト部
13 紙幣鑑別部
14 紙幣一時保留部
15 紙幣収納庫
15a〜15c 金種別収納庫
16 退避庫
17 紙幣リジェクト庫
18 施封部
18a 施封紙幣集積部
18b 紙幣結束部
18c 紙幣束出金口
19 紙幣搬送路
22 硬貨入金部
22a 硬貨投入口
22b 硬貨繰出部
23 硬貨鑑別部
23a 硬貨選別部
24 硬貨一時保留部
25 硬貨収納庫
26 硬貨リジェクト口
27 硬貨出金箱
28 硬貨返却箱
Claims (6)
- 紙幣が投入される投入口が設けられた接客部と、
表示画面を有する表示部と、
紙幣の表裏を鑑別する鑑別部と、
前記鑑別部による表裏の鑑別が、設定された正面とは逆の逆面の場合に、当該紙幣を集積する集積部と、を備え、
前記鑑別部により前記逆面と鑑別された紙幣が所定条件となったときは、前記投入口からの紙幣の搬送を停止し、前記投入口に残留する紙幣の表裏を確認して確認後の紙幣の再投入を促す画面を前記表示部の表示画面に表示することを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1に記載の現金処理装置において、
前記鑑別部により前記逆面と鑑別された紙幣が所定条件となったときは、前記投入口からの紙幣の搬送を停止するための搬送停止ボタンを前記表示部の表示画面に表示し、前記搬送停止ボタンが押下されたときに、前記投入口からの紙幣の搬送を停止することを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の現金処理装置において、
前記所定条件を、前記鑑別部により前記逆面と鑑別された紙幣が所定枚数連続して前記集積部に集積されたこと、としたことを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の現金処理装置において、
前記所定条件を、前記鑑別部により前記逆面と鑑別された紙幣が所定枚数、前記集積部に集積されたこと、としたことを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の現金処理装置において、
前記集積部を、前記接客部に設けたことを特徴とする現金処理装置。 - 請求項4に記載の現金処理装置において、
規定枚数の紙幣を結束して紙幣束を形成する施封部を設け、
前記設定された正面の紙幣を、前記鑑別部から前記施封部へ搬送して紙幣束を形成することを特徴とする現金処理装置。
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