JP6513547B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
図8は、遊技の進行を制御する制御手段の内部構成を示すブロック図である。
図15は、主制御基板300におけるCPU初期化処理(S100)を説明するフローチャートである。
メインCPU300aは、電源投入に応じて、初期設定処理として、メインROM300bから起動プログラムを読み込むとともに、各種処理を実行するために必要な設定処理を行う。
メインCPU300aは、タイマカウンタにウェイト処理時間を設定する。
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。なお、主制御基板300には、電源断検知回路が設けられており、電源電圧が所定値以下になると、電源断検知回路から電源断予告信号が出力される。電源断予告信号を検出している場合には、上記ステップS100−3に処理を移し、電源断予告信号を検出していない場合には、ステップS100−7に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS100−3で設定したウェイト時間が経過したか否かを判定する。その結果、ウェイト時間が経過したと判定した場合にはステップS100−9に処理を移し、ウェイト時間は経過していないと判定した場合には上記ステップS100−5に処理を移す。
メインCPU300aは、メインRAM300cへのアクセスを許可するために必要な処理を実行する。
メインCPU300aは、RAMクリア信号がオンしているか否かを判定する。なお、遊技盤108の背面には不図示のRAMクリアボタンが設けられており、このRAMクリアボタンが押圧操作されると、RAMクリア検出スイッチがRAMクリアボタンの押圧操作を検出して、主制御基板300にRAMクリア信号が出力される。ここでは、RAMクリアボタンが押圧操作された状態で電源が投入された場合に、RAMクリア信号がオンしていると判定される。そして、RAMクリア信号がオンしていると判定した場合にはステップS100−13に処理を移し、RAMクリア信号はオンしていないと判定した場合にはステップS100−19に処理を移す。
メインCPU300aは、メインRAM300cのうち、電源投入時(メインRAM300cをクリアするリセット時)にクリアすべきクリア対象のデータをクリアする初期化処理を行う。
メインCPU300aは、メインRAM300cがクリアされたことを副制御基板330に伝達するためのサブコマンド(RAMクリア指定コマンド)の送信処理(RAMクリア指定コマンドを送信バッファに格納)を行う。
メインCPU300aは、メインRAM300cがクリアされたことを払出制御基板310に伝達するための払出コマンド(RAMクリア指定コマンド)の送信処理(RAMクリア指定コマンドを送信バッファに格納)を行う。
メインCPU300aは、チェックサムを算出するために必要な処理を実行する。
メインCPU300aは、上記ステップS100−19で算出したチェックサムが、電源断時に保存されたチェックサムと不一致であるかを判定する。その結果、両者が不一致であると判定した場合にはステップS100−13に処理を移し、両者が不一致ではない(一致する)と判定した場合にはステップS100−23に処理を移す。
メインCPU300aは、メインRAM300cのうち、電源復帰時(メインRAM300cをクリアせずに、電源断前のデータを維持するとき)にクリアすべきクリア対象のデータをクリアする初期化処理を行う。
メインCPU300aは、電源断から復帰したことを副制御基板330に伝達するためのサブコマンド(電源復帰指定コマンド)の送信処理(電源復帰指定コマンドを送信バッファに格納)を行う。
メインCPU300aは、電源断から復帰したことを払出制御基板310に伝達するための払出コマンド(電源復帰指定コマンド)の送信処理(電源復帰指定コマンドを送信バッファに格納)を行う。
メインCPU300aは、特別図柄の種別を示す電源投入時特図図柄種別指定コマンドを送信するための電源投入時サブコマンドセット処理(電源投入時特図図柄種別指定コマンドを送信バッファに格納)を実行する。
メインCPU300aは、タイマ割込みの周期を設定する。
メインCPU300aは、振分体モータ152m、コンベアモータ230m、回転体モータ232m、駆動モータ192mが原点位置に復帰しているかを監視するための原点検出監視用タイマに初期時間をそれぞれセットする。なお、ここでセットされた原点検出監視用タイマは、詳しくは後述する常時駆動モータ原点監視処理(図39)および特定時駆動モータ原点監視処理(図40)で減算されることになる。また、なお、原点検出監視用タイマにセットされる初期時間は、振分体モータ152m、コンベアモータ230m、回転体モータ232m、駆動モータ192mがそれぞれ原点位置に復帰するまでの時間よりも長い時間(例えば2倍)に設定されている。
メインCPU300aは、割込みを禁止するための処理を行う。
メインCPU300aは、当たり図柄乱数用初期値更新乱数を更新する。なお、当たり図柄乱数用初期値更新乱数は、当たり図柄乱数の初期値および終了値を決定するためのものである。つまり、後述する当たり図柄乱数の更新処理によって当たり図柄乱数が、当たり図柄乱数用初期値更新乱数から、当該当たり図柄乱数用初期値更新乱数−1まで1周すると、当たり図柄乱数は、そのときの当たり図柄乱数用初期値更新乱数に更新されることとなる。
メインCPU300aは、払出制御基板310から受信した受信データ(主コマンド)を解析し、受信データに応じた種々の処理を実行する。
メインCPU300aは、送信バッファに格納されているサブコマンドを副制御基板330に送信するための処理を行う。
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行う。
メインCPU300aは、変動パターン乱数を更新し、以後、上記ステップS100−35から処理を繰り返す。
図16は、主制御基板300における電源断時退避処理(XINT割込み処理)を説明するフローチャートである。メインCPU300aは、電源断検知回路を監視しており、電源電圧が所定値以下になると、CPU初期化処理に割り込んで電源断時退避処理を実行する。
電源断予告信号が入力されると、メインCPU300aは、レジスタを退避する。
メインCPU300aは、電源断予告信号をチェックする。
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。その結果、電源断予告信号を検出していると判定した場合にはステップS300−11に処理を移し、電源断予告信号を検出していないと判定した場合にはステップS300−7に処理を移す。
メインCPU300aは、レジスタを復帰させる。
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行い、当該電源断時退避処理を終了する。
メインCPU300aは、出力ポートの出力を停止する出力ポートクリア処理を実行する。
メインCPU300aは、チェックサムを算出して保存するチェックサム設定処理を実行する。
メインCPU300aは、メインRAM300cへのアクセスを禁止するために必要なRAMプロテクト設定処理を実行する。
メインCPU300aは、電源断発生監視時間を設定すべく、ループカウンタのカウンタ値に所定の電源断検出信号検出回数をセットする。
メインCPU300aは、電源断予告信号をチェックする。
メインCPU300aは、電源断予告信号を検出しているかを判定する。その結果、電源断予告信号を検出していると判定した場合にはステップS300−17に処理を移し、電源断予告信号を検出していないと判定した場合にはステップS300−23に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS300−17でセットしたループカウンタの値を1減算する。
メインCPU300aは、ループカウンタのカウンタ値が0でないかを判定する。その結果、カウンタ値が0ではないと判定した場合にはステップS300−19に処理を移し、カウンタ値が0であると判定した場合には上記したCPU初期化処理(ステップS100)に移行する。
図17は、主制御基板300におけるタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。主制御基板300には、所定の周期(本実施形態では4ミリ秒、以下「4ms」という)毎にクロックパルスを発生させるリセット用クロックパルス発生回路が設けられている。そして、リセット用クロックパルス発生回路によって、クロックパルスが発生すると、CPU初期化処理(ステップS100)に割り込んで、以下のタイマ割込み処理が実行される。
メインCPU300aは、レジスタを退避する。
メインCPU300aは、割込みを許可するための処理を行う。
メインCPU300aは、コモン出力バッファにセットされたコモンデータを出力ポートに出力し、第1特別図柄表示器260、第2特別図柄表示器262、遊技状態表示器264を点灯制御するダイナミックポート出力処理を実行する。
メインCPU300aは、各種の入力ポート情報を読み込み、最新のスイッチ状態を正確に取得するためのポート入力処理を実行する。
メインCPU300aは、各種タイマカウンタを更新するタイマ更新処理を行う。ここで、各種タイマカウンタは、特に断る場合を除き、当該主制御基板300のタイマ割込み処理の度に減算され、0になると減算を停止する。
メインCPU300aは、上記ステップS100−37と同様、当たり図柄乱数用初期値更新乱数の更新処理を実行する。
メインCPU300aは、当たり図柄乱数を更新する処理を行う。具体的には、乱数カウンタを1加算して更新し、加算した結果が乱数範囲の最大値を超えた場合には、乱数カウンタを0に戻し、乱数カウンタが1周した場合には、その時の当たり図柄乱数用初期値更新乱数の値から乱数を更新する。
メインCPU300aは、左始動口検出スイッチ120s、右始動口検出スイッチ122s、中始動口検出スイッチ124s、大入賞口検出スイッチ128s、確定領域検出スイッチ180s、排出検出スイッチ126sから信号の入力があったか否か判定するスイッチ管理処理を実行する。なお、このスイッチ管理処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、上記の特別遊技を進行制御するための特別遊技管理処理を実行する。なお、この特別遊技管理処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、各種エラーの判定およびエラー判定結果に応じた設定を行うためのエラー管理処理を実行する。
メインCPU300aは、振分体モータ152m、コンベアモータ230m、回転体モータ232m、駆動モータ192mを管理制御するためのモータ管理処理を実行する。なお、このモータ管理処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、一般入賞口検出スイッチ118s、左始動口検出スイッチ120s、右始動口検出スイッチ122s、中始動口検出スイッチ124s、大入賞口検出スイッチ128sのチェックを行い、該当する賞球制御用のカウンタ等を加算するための入賞口スイッチ処理を実行する。
メインCPU300aは、上記ステップS400−17でセットされた賞球制御用のカウンタのカウンタ値等に基づく払出コマンドの作成および送信を行うための払出制御管理処理を実行する。
メインCPU300aは、遊技情報出力端子板312から外部へ出力する外部情報用の出力データをセットするための外部情報管理処理を実行する。
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器260、第2特別図柄表示器262、遊技状態表示器264等の各種表示器(LED)を点灯制御するためのコモンデータをコモン出力バッファにセットするLED表示設定処理を実行する。
メインCPU300aは、大入賞口ソレノイド128c、シーソー装置ソレノイド142cのソレノイド出力イメージを合成し、出力ポートバッファに格納するためのソレノイド出力イメージ合成処理を実行する。
メインCPU300aは、各出力ポートバッファに格納されたコモン出力バッファの値を出力ポートに出力するためのポート出力処理を実行する。
メインCPU300aは、レジスタを復帰してタイマ割込み処理を終了する。
メインCPU300aは、左始動口検出スイッチオン検出時または右始動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、左始動口120を遊技球が通過して左始動口検出スイッチ120sからの検出信号がオンされたか、または、右始動口122を遊技球が通過して右始動口検出スイッチ122sからの検出信号がオンされたかを判定する。その結果、左始動口検出スイッチオン検出時または右始動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS510に処理を移し、左始動口検出スイッチオン検出時および右始動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500−3に処理を移す。
メインCPU300aは、左始動口120または右始動口122への遊技球の入球に基づいて始動口1通過処理を実行する。なお、この始動口1通過処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、中始動口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、中始動口124に遊技球が入球して中始動口検出スイッチ124sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、中始動口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS520に処理を移し、中始動口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500−5に処理を移す。
メインCPU300aは、中始動口124への遊技球の入球に基づいて始動口2通過処理を実行する。なお、この始動口2通過処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、大入賞口検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、大入賞口128に遊技球が入球して大入賞口検出スイッチ128sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、大入賞口検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS530に処理を移し、大入賞口検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS500−7に処理を移す。
メインCPU300aは、小当たり遊技中および大役遊技中に大入賞口128へ遊技球が過剰入賞したか否かを判定する(大入賞口通過処理)。また、小当たり遊技中および大役遊技中に大入賞口128へ遊技球が入球した場合には、大入賞口入賞数カウンタを1加算して、ステップS500−7に処理を移す。なお、この大入賞口通過処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、確定領域検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、確定領域180に遊技球が入球して確定領域検出スイッチ180sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、確定領域検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS500−9に処理を移し、確定領域検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合には当該スイッチ管理処理を終了する。
メインCPU300aは、確定領域180に遊技球が進入したことを示す確定領域スイッチ通過指定コマンドを送信バッファにセットする確定領域通過処理を実行し、当該スイッチ管理処理を終了する。
メインCPU300aは、処理領域に特1保留または特2保留が記憶されているかを判定する。その結果、処理領域に特1保留または特2保留が記憶されている場合、当該始動口1通過処理を終了し、処理領域に特1保留および特2保留が記憶されていない場合、ステップS510−3に処理を移す。
メインCPU300aは、ハードウェア乱数生成部によって更新された当たり決定乱数、上記ステップS400−13で更新された当たり図柄乱数、上記ステップS100−45で更新された変動パターン乱数を取得し、処理領域に格納し、当該始動口1通過処理を終了する。
メインCPU300aは、処理領域に特1保留または特2保留が記憶されているかを判定する。その結果、処理領域に特1保留または特2保留が記憶されている場合、当該始動口2通過処理を終了し、処理領域に特1保留および特2保留が記憶されていない場合、ステップS520−3に処理を移す。
メインCPU300aは、ハードウェア乱数生成部によって更新された当たり決定乱数、上記ステップS400−13で更新された当たり図柄乱数、上記ステップS100−45で更新された変動パターン乱数を取得し、処理領域に格納し、当該始動口2通過処理を終了する。
メインCPU300aは、詳しくは後述する特別遊技管理フェーズをロードする。
メインCPU300aは、特別電動役物が作動中、つまり、小当たり遊技中または大役遊技中であるかを判定する。その結果、特別電動役物が作動中であると判定した場合にはステップS530−5に処理を移し、特別電動役物が作動中でないと判定した場合にはステップS530−13に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS530−1でロードした特別遊技管理フェーズが小当たり大入賞口終了ウェイト処理(05H)以上であるかを判定する。その結果、小当たり大入賞口終了ウェイト処理(05H)以上であると判定した場合にはステップS531に処理を移し、小当たり大入賞口終了ウェイト処理(05H)以上でないと判定した場合にはステップS530−7に処理を移す。
メインCPU300aは、有効フラグがオンのときに特定領域に遊技球が進入したことを示す条件装置作動中フラグがオンであるかを判定する。その結果、条件装置作動中フラグがオンであると判定した場合にはステップS531に処理を移し、条件装置作動中フラグがオンでないと判定した場合にはステップS530−9に処理を移す。なお、有効フラグの詳細については詳しくは後述する。
メインCPU300aは、特定領域の無効期間を計時するための無効タイマが設定済であるかを判定する。その結果、無効タイマが設定済であると判定した場合にはステップS531に処理を移し、無効タイマが設定済でないと判定した場合にはステップS530−11に処理を移す。
メインCPU300aは、各特定領域に対して設定されている無効期間を無効タイマに設定する。なお、ここで設定された無効タイマは、上記ステップS400−9で1ずつ減算、更新され、メインCPU300aは、無効タイマが0になると、その無効タイマに対応する特定領域が有効期間中であること(有効であること)を示す有効フラグをオンにする。そして、遊技球が特定領域に進入したことが検出されると、その特定領域に対応する有効フラグがオンになっているか否かによって大当たりとなるかならないかが判定される。なお、無効タイマが設定されない場合には、有効フラグがオンされることはなくオフが維持されることになる。
メインCPU300aは、小当たり遊技中および大役遊技中に大入賞口128への遊技球の過剰入賞を監視する大入賞口過剰入賞監視処理を実行し、当該大入賞口通過処理を終了する。なお、この大入賞口過剰入賞監視処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、大入賞口128へ遊技球が不正に入賞したことを示す大入賞口不正入賞エラーコマンドをセットするなどの不正入賞エラー処理を実行し、当該大入賞口通過処理を終了する。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズをロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS531−1でロードした特別遊技管理フェーズが大当たり大入賞口開放制御処理(08H)であるかを判定する。その結果、大当たり大入賞口開放制御処理(08H)であると判定した場合には当該大入賞口過剰入賞監視処理を終了し、大当たり大入賞口開放制御処理(08H)でないと判定した場合にはステップS531−5に処理を移す。
メインCPU300aは、小当たり遊技中および大役遊技中に設定される大入賞口において大入賞口128への遊技球の入賞数をカウントダウンするための大入賞口過剰入賞数カウンタのカウンタ値を1減算する。なお、大入賞口過剰入賞数カウンタは、詳しくは後述するステップS630−5、ステップS630−21、ステップS660−5、ステップS690−13、ステップS700−13、ステップS710−5でセットされる。また、大入賞口過剰入賞数カウンタのカウンタ値が0である場合には1減算することなく、ステップS531−7に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS531−5において大入賞口過剰入賞数カウンタのカウンタ値が1から0に変化したかを判定する。その結果、大入賞口過剰入賞数カウンタのカウンタ値が1から0に変化したと判定した場合にはステップS531−9に処理を移し、大入賞口過剰入賞数カウンタのカウンタ値が1から0に変化していないと判定した場合には当該大入賞口過剰入賞監視処理を終了する。
メインCPU300aは、小当たり遊技中または大役遊技中に大入賞口128へ遊技球が過剰入賞したことを示す大入賞口過剰入賞エラーコマンドをセットし、当該大入賞口過剰入賞監視処理を終了する。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズをロードする。
メインCPU300aは、上記ステップS600−1でロードした特別遊技管理フェーズに対応する特別遊技制御モジュールを選択する。
メインCPU300aは、上記ステップS600−3で選択した特別遊技制御モジュールをコールして処理を開始する。
メインCPU300aは、特別遊技の制御時間を管理する特別遊技タイマをロードし、当該特別遊技管理処理を終了する。
メインCPU300aは、処理領域に特1保留または特2保留が記憶されているかを判定する。その結果、処理領域に特1保留または特2保留が記憶されていると判定した場合にはステップS610−5に処理を移し、処理領域に特1保留または特2保留が記憶されていないと判定した場合にはステップS610−3に処理を移す。
メインCPU300aは、客待ちコマンドを送信バッファにセットするとともに、客待ち状態に設定するための客待ち設定処理を実行し、当該特別図柄変動待ち処理を終了する。
メインCPU300aは、処理領域に記憶されている特1保留または特2保留の当たり決定乱数に基づいて、当たり決定乱数判定テーブルを参照して当たり抽選を行い、その抽選結果を記憶する特別図柄当たり判定処理を実行する。
メインCPU300aは、特別図柄を決定するための特別図柄図柄判定処理を実行する。ここでは、処理領域に記憶されている特1保留または特2保留の当たり図柄乱数をロードし、対応する当たり図柄乱数判定テーブルを選択して特別図柄判定データを抽出し、抽出した特別図柄判定データ(小当たり図柄の種別)をセーブする。このようにして、特別図柄判定データをセーブしたら、当該特別図柄判定データに対応する図柄種別指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、上記ステップS610−7で抽出した特別図柄判定データに対応する特別図柄停止図柄番号をセーブする。なお、第1特別図柄表示器260および第2特別図柄表示器262は、それぞれ7セグで構成されており、7セグを構成する各セグメントには番号(カウンタ値)が対応付けられている。ここで決定する特別図柄停止図柄番号は、最終的に点灯するセグメントの番号(カウンタ値)を示すものである。
メインCPU300aは、処理領域に記憶されている特1保留または特2保留の変動パターン乱数に基づいて、変動時間決定テーブルを参照して、変動時間を決定する。そして、決定した変動時間を、特別図柄変動タイマにセットする。
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器260または第2特別図柄表示器262において、特別図柄の変動表示を開始するために、特別図柄表示図柄カウンタを設定する処理を実行する。第1特別図柄表示器260および第2特別図柄表示器262を構成する7セグの各セグメントにはカウンタ値が対応付けられており、特別図柄表示図柄カウンタに設定されたカウンタ値に対応するセグメントが点灯制御される。ここでは、特別図柄の変動表示の開始時に点灯させるセグメントに対応するカウンタ値が特別図柄表示図柄カウンタに設定されることとなる。なお、特別図柄表示図柄カウンタは、第1特別図柄表示器260に対応する特別図柄1表示図柄カウンタと、第2特別図柄表示器262に対応する特別図柄2表示図柄カウンタとが別個に設けられており、ここでは、保留種別に対応するカウンタにカウンタ値が設定される。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「01H」に更新し、当該特別図柄変動待ち処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS610−11で設定された特別図柄変動タイマのタイマ値を所定値減算する特別図柄変動タイマ更新処理を行う。
メインCPU300aは、上記ステップS620−1で更新した特別図柄変動タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、タイマ値が「0」であった場合にはステップS620−11に処理を移し、タイマ値が「0」ではなかった場合にはステップS620−5に処理を移す。
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器260および第2特別図柄表示器262を構成する7セグの各セグメントの点灯時間を計時する特別図柄表示タイマを更新する。具体的には、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であった場合には、所定のタイマ値がセットされ、タイマ値が「1」以上であった場合には、現在のタイマ値から「1」減算した値にタイマ値を更新する。
メインCPU300aは、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であるかを判定する。その結果、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS620−9に処理を移し、特別図柄表示タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該特別図柄変動中処理を終了する。
メインCPU300aは、更新対象の特別図柄表示図柄カウンタのカウンタ値を更新し、当該特別図柄変動中処理を終了する。これにより、7セグを構成する各セグメントが、所定時間おきに順次点灯することとなる。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「02H」に更新する。
メインCPU300aは、対象の特別図柄表示図柄カウンタに、上記ステップS610−13で決定した特別図柄停止図柄番号(カウンタ値)をセーブする。これにより、第1特別図柄表示器260または第2特別図柄表示器262に、決定された特別図柄が停止表示されることとなる。
メインCPU300aは、第1特別図柄表示器260または第2特別図柄表示器262に特別図柄が停止表示されたことを示す特図停止指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、特別図柄を停止表示する時間である特別図柄変動停止時間を特別遊技タイマにセットし、当該特別図柄変動中処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS620−17でセットした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該特別図柄停止図柄表示処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS630−3に処理を移す。
メインCPU300aは、確定した特別図柄の種別に応じて、特別電動役物作動ラムセットテーブルのデータをセットする。
メインCPU300aは、大入賞口開閉切替処理を実行する。この大入賞口開閉切替処理については後述する。なお、ここでは、上記ステップS630−3でセットしたデータを参照し、特別遊技タイマに、タイマ値として所定のオープニング時間をセーブする。
メインCPU300aは、小当たり遊技中の大入賞口128への遊技球の過剰入賞を監視するために大入賞口過剰入賞数カウンタをセットする。なお、ここでは、特別図柄aが決定されていた場合にはカウンタ値として7がセットされ、特別図柄bが決定されていた場合にはカウンタ値として10が設定される。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「03H」に更新する。
メインCPU300aは、小当たり遊技の開始を副制御基板330に伝達するための小当たり開始指定コマンドを送信バッファにセットし、特別図柄停止図柄表示処理を終了する。
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数(1回のラウンド遊技中における大入賞口128の開閉回数)の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合には当該大入賞口開閉切替処理を終了し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS631−3に処理を移す。
メインCPU300aは、特別電動役物作動ラムセットテーブルのデータを参照し、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値に基づいて、大入賞口ソレノイド128cを通電制御するためのソレノイド制御データ、ならびに、大入賞口ソレノイド128cの通電時間もしくは通電停止時間であるタイマデータを抽出する。
メインCPU300aは、上記ステップS631−3で抽出したソレノイド制御データに基づいて、大入賞口ソレノイド128cの通電を開始するか、もしくは、大入賞口ソレノイド128cの通電を停止するための大入賞口ソレノイド通電制御処理を実行する。この大入賞口ソレノイド通電制御処理の実行により、上記ステップS400−25およびステップS400−27において、大入賞口ソレノイド128cの通電開始もしくは通電停止の制御がなされることとなる。
メインCPU300aは、上記ステップS631−3で抽出したタイマデータに基づくタイマ値を、特別遊技タイマにセーブする。なお、ここで特別遊技タイマにセーブされるタイマ値は、大入賞口128の1回の最大開放時間となる。
メインCPU300aは、大入賞口ソレノイド128cの通電開始状態か、すなわち、上記ステップS631−5において、大入賞口ソレノイド128cの通電を開始する制御処理がなされたかを判定する。その結果、通電開始状態であると判定した場合にはステップS631−11に処理を移し、通電開始状態ではないと判定した場合には当該大入賞口開閉切替処理を終了する。
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新し、当該大入賞口開閉切替処理を終了する。
メインCPU300aは、特定領域に遊技球が進入したかを監視するとともに、有効フラグがオンであるときに特定領域に遊技球が進入したことを契機として大当たりを確定させる(条件装置を作動させる)特定領域管理処理を実行する。この特定領域管理処理の詳細については、後述する。
メインCPU300aは、小当たり遊技中に駆動するコンベアモータ230m、回転体モータ232mおよび駆動モータ192mの駆動制御を行う可動体モータ動作切替処理を実行する。
メインCPU300aは、上記ステップS530で更新された大入賞口入賞数カウンタのカウンタ値が規定数に到達していないか、すなわち、大入賞口128に、1ラウンド中の最大入賞可能数と同数の遊技球が入球していないかを判定する。その結果、規定数に到達していないと判定した場合にはステップS640−5に処理を移し、規定数に到達したと判定した場合には当該ステップS640−9に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS631でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該小当たり初回大入賞口開放制御処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS631に処理を移す。
メインCPU300aは、大入賞口開閉切替処理を実行し、ステップS640−7に処理を移す。
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合にはステップS640−9に処理を移し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合には当該小当たり初回大入賞口開放制御処理を終了する。
メインCPU300aは、大入賞口ソレノイド128cの通電を停止して大入賞口128を閉鎖するために必要な大入賞口閉鎖処理を実行する。これにより、大入賞口128が閉鎖状態となる。
メインCPU300aは、大入賞口閉鎖有効時間を特別遊技タイマにセーブする。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを04Hに更新し、当該小当たり初回大入賞口開放制御処理を終了する。
メインCPU300aは、有効フラグがオンであるときに特定領域に遊技球が進入して大当たりとなったことを示す条件装置作動中フラグがオンであるかを判定する。その結果、条件装置作動中フラグがオンであると判定した場合には当該特定領域管理処理を終了し、条件装置作動中フラグがオンでないと判定した場合にはステップS641−3に処理を移す。
メインCPU300aは、第3特定領域214の有効フラグがオンであるかを判定する。その結果、第3特定領域214の有効フラグがオンあると判定した場合にはステップS641−5に処理を移し、第3特定領域214の有効フラグがオンでないと判定した場合にはステップS641−7に処理を移す。
メインCPU300aは、第3特定領域検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第3特定領域214に遊技球が進入して第3特定領域検出スイッチ214sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第3特定領域検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS641−15に処理を移し、第3特定領域検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS641−7に処理を移す。
メインCPU300aは、第2特定領域212の有効フラグがオンであるかを判定する。その結果、第2特定領域212の有効フラグがオンであると判定した場合にはステップS641−9に処理を移し、第2特定領域212の有効フラグがオンでないと判定した場合にはステップS641−11に処理を移す。
メインCPU300aは、第2特定領域検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第2特定領域212に遊技球が進入して第2特定領域検出スイッチ212sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第2特定領域検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS641−15に処理を移し、第2特定領域検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合にはステップS641−11に処理を移す。
メインCPU300aは、第1特定領域210の有効フラグがオンであるかを判定する。その結果、第1特定領域210の有効フラグがオンであると判定した場合にはステップS641−13に処理を移し、第1特定領域210の有効フラグがオンでないと判定した場合には当該特定領域管理処理を終了する。
メインCPU300aは、第1特定領域検出スイッチオン検出時であるか、すなわち、第1特定領域210に遊技球が進入して第1特定領域検出スイッチ210sから検出信号が入力されたかを判定する。その結果、第1特定領域検出スイッチオン検出時であると判定した場合にはステップS641−15に処理を移し、第1特定領域検出スイッチオン検出時ではないと判定した場合には当該特定領域管理処理を終了する。
メインCPU300aは、遊技球が進入した特定領域に応じて、特別電動役物作動ラムセットテーブルのデータをセットする。
メインCPU300aは、特別電動役物最大作動回数設定処理を行う。具体的には、上記ステップS641−15でセットしたデータを参照し、特別電動役物最大作動回数カウンタに、カウンタ値として所定数(特別図柄の種別に対応するカウンタ値=ラウンド数)をセットする。なお、この特別電動役物最大作動回数カウンタは、これから開始する大役遊技において実行可能なラウンド数を示すものである。一方、メインRAM300cには、特別電動役物連続作動回数カウンタが設けられており、各ラウンド遊技の開始時に、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値を「1」加算することで、現在のラウンド遊技数が管理される。ここでは、大役遊技の開始に伴って、この特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値をリセット(「0」に更新)する処理が併せて実行される。
メインCPU300aは、条件装置作動中フラグをオンにする。
メインCPU300aは、特定領域に遊技球が進入してから、大役遊技のラウンド遊技が開始されるまでの間に、大入賞口128への遊技球の過剰入賞を監視するために大入賞口過剰入賞数カウンタに、カウンタ値として5をセットする。
メインCPU300aは、特定領域に遊技球が通過したことを示す特定領域通過指定コマンドを送信バッファにセットし、当該特定領域管理処理を終了する。
メインCPU300aは、大入賞口検出スイッチ128sで検出された遊技球数と、排出検出スイッチ126sで検出された遊技球数とを比較することにより、可動入球役物装置126内から遊技球が全て排出されたかを判定する。その結果、可動入球役物装置126内から遊技球が全て排出されたと判定した場合、あるいは、小当たり遊技において大入賞口128に遊技球が入球しなかった場合にはステップS650−7に処理を移し、可動入球役物装置126内から遊技球が全て排出されていないと判定した場合にはステップS641に処理を移す。
メインCPU300aは、特定領域管理処理を実行し、ステップS650−3に処理を移す。
メインCPU300aは、小当たり遊技中に駆動するコンベアモータ230m、回転体モータ232mおよび駆動モータ192mの駆動制御を行う可動体モータ動作切替処理を実行する。
メインCPU300aは、上記ステップS640−11でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該小当たり初回大入賞口閉鎖有効処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS650−7に処理を移す。
メインCPU300aは、コンベアモータ230m、回転体モータ232m、駆動モータ192mの原点検出機構からの原点位置検出信号が検出されたかによって、コンベアモータ230m、回転体モータ232m、駆動モータ192m、すなわち、スクリューコンベア194b、スクリューコンベア196b、回転ステージ172、回転体202、回転体204、振分装置192が原点位置に復帰しているかを判定する。その結果、原点位置に復帰していると判定した場合にはステップS650−9に処理を移し、原点位置に復帰していないと判定した場合には当該小当たり初回大入賞口閉鎖有効処理を終了する。
メインCPU300aは、コンベアモータ230m、回転体モータ232m、駆動モータ192mの原点検出監視用タイマに初期時間をそれぞれセットする。
メインCPU300aは、有効フラグをオフにする。
メインCPU300aは、上記ステップS630−3でセットしたデータを参照し、特別遊技タイマに、タイマ値として所定の小当たり遊技終了時間をセーブする。
メインCPU300aは、小当たり遊技の終了を示す小当たり終了指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、条件装置作動中フラグがオンであるかを判定する。その結果、条件装置作動中フラグがオンであると判定した場合にはステップS650−19に処理を移し、条件装置作動中フラグがオンでないと判定した場合にはステップS650−23に処理を移す。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを06Hに更新する。
メインCPU300aは、大役遊技の開始を副制御基板330に伝達するためのオープニング指定コマンドを送信バッファにセットし、当該小当たり初回大入賞口閉鎖有効処理を終了する。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを05Hに更新する。
メインCPU300aは、小当たり遊技のエンディング開始を副制御基板330に伝達するためのエンディング指定コマンドを送信バッファにセットし、当該小当たり初回大入賞口閉鎖有効処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS650−13でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該大入賞口終了ウェイト処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS660−3に処理を移す。
メインCPU300aは、処理領域に記憶されている特1保留または特2保留をクリアする。
メインCPU300aは、大入賞口過剰入賞数カウンタにカウンタ値として0をセットする。上記ステップS531−7においては、大入賞口過剰入賞数カウンタのカウンタ値が1から0に変化しているかを判定しているため、ここで大入賞口過剰入賞数カウンタにカウンタ値として0をセットすると、小当たり遊技終了後は、上記ステップS531−7において、必ず、大入賞口過剰入賞数カウンタのカウンタ値が1から0に変化していないと判定されるので、小当たり遊技終了後に大入賞口過剰入賞エラーコマンドがセットされることはない。つまり、特別図柄の変動中、および、客待ちにおいては、大入賞口への遊技球の過剰入賞が監視されないことになる。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該小当たり大入賞口終了ウェイト処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS650−13でセットされた特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大当たり大入賞口開始ウェイト処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS670−3に処理を移す。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを07Hに更新し、当該大当たり大入賞口開始ウェイト処理を終了する。
メインCPU300aは、特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大当たり大入賞口開放前処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS680−3に処理を移す。
メインCPU300aは、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値を、現在のカウンタ値に「1」加算した値に更新する。
メインCPU300aは、大入賞口開閉切替処理を実行し、ステップS680−5に処理を移す。
メインCPU300aは、大入賞口128の開放開始を副制御基板330に伝達するための大入賞口開放指定コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを08Hに更新し、当該大当たり大入賞口開放前処理を終了する。
メインCPU300aは、特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合にはステップS690−5に処理を移し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS690−3に処理を移す。
メインCPU300aは、特別電動役物開閉切替回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物開閉切替回数の上限値であるかを判定する。その結果、カウンタ値が上限値であると判定した場合にはステップS690−7に処理を移し、カウンタ値は上限値ではないと判定した場合にはステップS631に処理を移す。
メインCPU300aは、大入賞口開閉切替処理を実行し、ステップS690−5に処理を移す。
メインCPU300aは、上記ステップS530で更新された大入賞口入賞数カウンタのカウンタ値が規定数に到達していないか、すなわち、大入賞口128に、1ラウンド中の最大入賞可能数と同数の遊技球が入球していないかを判定する。その結果、規定数に到達していないと判定した場合には当該大当たり大入賞口開放制御処理を終了し、規定数に到達したと判定した場合にはステップS690−7に処理を移す。
メインCPU300aは、大入賞口ソレノイド128cの通電を停止して大入賞口128を閉鎖するために必要な大入賞口閉鎖処理を実行する。これにより、大入賞口128が閉鎖状態となる。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを09Hに更新する。
メインCPU300aは、大入賞口閉鎖有効時間(インターバル時間)を特別遊技タイマにセーブする。
メインCPU300aは、大役遊技中におけるラウンド間のインターバルでの大入賞口128への遊技球の過剰入賞を監視するために大入賞口過剰入賞数カウンタにカウンタ値として5をセットする。
メインCPU300aは、大入賞口128が閉鎖されたことを示す大入賞口閉鎖指定コマンドを送信バッファにセットし、当該大当たり大入賞口開放制御処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS690−11でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」ではないと判定した場合には当該大当たり大入賞口閉鎖有効処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS700−3に処理を移す。
メインCPU300aは、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物最大作動回数カウンタのカウンタ値と一致するか、すなわち、予め設定された回数のラウンド遊技が終了したかを判定する。その結果、特別電動役物連続作動回数カウンタのカウンタ値が、特別電動役物最大作動回数カウンタのカウンタ値と一致すると判定した場合にはステップS700−9に処理を移し、一致しないと判定した場合にはステップS700−5に処理を移す。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを07Hに更新する。
メインCPU300aは、所定の大入賞口閉鎖時間を特別遊技タイマにセーブし、当該大当たり大入賞口閉鎖有効処理を終了する。これにより、次のラウンド遊技が開始されることとなる。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを0AHに更新する。
メインCPU300aは、エンディング時間を特別遊技タイマにセーブするエンディング時間設定処理を実行する。
メインCPU300aは、大役遊技中における最後のラウンド遊技終了後から大役遊技が終了するまでの大入賞口128への遊技球の過剰入賞を監視するために大入賞口過剰入賞数カウンタにカウンタ値として5をセットする。
メインCPU300aは、エンディングの開始を示すエンディング指定コマンドを送信バッファにセットし、当該大当たり大入賞口閉鎖有効処理を終了する。
メインCPU300aは、上記ステップS700−11でセーブした特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないかを判定する。その結果、特別遊技タイマのタイマ値が「0」でないと判定した場合には当該大当たり大入賞口終了ウェイト処理を終了し、特別遊技タイマのタイマ値が「0」であると判定した場合にはステップS710−3に処理を移す。
メインCPU300aは、処理領域に記憶されている特1保留または特2保留をクリアする。
メインCPU300aは、大入賞口過剰入賞数カウンタにカウンタ値として0をセットする。上記ステップS531−7においては、大入賞口過剰入賞数カウンタのカウンタ値が1から0に変化しているかを判定しているため、ここで大入賞口過剰入賞数カウンタにカウンタ値として0をセットすると、大役遊技終了後は、上記ステップS531−7において、必ず、大入賞口過剰入賞数カウンタのカウンタ値が1から0に変化していないと判定されるので、大役遊技終了後に大入賞口過剰入賞エラーコマンドがセットされることはない。つまり、特別図柄の変動中、および、客待ちにおいては、大入賞口への遊技球の過剰入賞が監視されないことになる。
メインCPU300aは、特別遊技管理フェーズを「00H」に更新し、当該大当たり大入賞口終了ウェイト処理を終了する。
メインCPU300aは、電源投入時から常に駆動する振分体モータ152mの原点位置を監視する常時駆動モータ原点監視処理を実行する。この常時駆動モータ原点監視処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、小当たり遊技において駆動するコンベアモータ230m、回転体モータ232m、駆動モータ192mの原点位置を監視する特定時駆動モータ原点監視処理を実行する。この特定時駆動モータ原点監視処理の詳細については後述する。
メインCPU300aは、電源投入時から常に駆動する振分体モータ152mの駆動を制御する常時駆動モータ管理処理を実行する。
メインCPU300aは、小当たり遊技において駆動するコンベアモータ230m、回転体モータ232m、駆動モータ192mを制御する特定時駆動モータ管理処理を実行し、当該モータ管理処理を終了する。
メインCPU300aは、振分体モータ152mの原点検出機構からの原点位置検出信号が検出されたかを判定する。その結果、原点位置検出信号が検出されたと判定した場合にはステップS810−11に処理を移し、原点位置検出信号が検出されていないと判定した場合にはステップS810−3に処理を移す。
メインCPU300aは、原点検出監視用タイマを1減算する。
メインCPU300aは、上記ステップS810−3において原点検出監視用タイマが1から0に変化したか、つまり、セットされた原点検出監視用タイマが0になるまでの間に振分体モータ152mが原点に復帰していないかを判定する。その結果、原点検出監視用タイマが1から0に変化したと判定した場合にはステップS810−7に処理を移し、原点検出監視用タイマが1から0に変化していないと判定した場合には当該常時駆動モータ原点監視処理を終了する。
メインCPU300aは、振分体モータ152mが原点位置に復帰していないことを示すモータエラー状態フラグをオンにする。
メインCPU300aは、振分体モータ152mにエラーが発生していることを示すモータエラー発生コマンドを送信バッファにセットし、当該常時駆動モータ原点監視処理を終了する。
メインCPU300aは、モータエラー状態フラグがオンであるかを判定する。その結果、モータエラー状態フラグがオンであると判定した場合にはステップS810−13に処理を移し、モータエラー状態フラグがオンでないと判定した場合にはステップS810−17に処理を移す。
メインCPU300aは、振分体モータ152mのエラーが解除されたことを示すモータエラー解除コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、モータエラー状態フラグをオフする。
メインCPU300aは、原点検出監視用タイマに初期時間をセットし、当該常時駆動モータ原点監視処理を終了する。
メインCPU300aは、小当たり遊技中でなく、コンベアモータ230mが停止中であるかを判定する。その結果、コンベアモータ230mが停止中であると判定した場合には当該特定時駆動モータ原点監視処理を終了し、コンベアモータ230mが停止中でないと判定した場合にはステップS820−3に処理を移す。
メインCPU300aは、コンベアモータ230mの原点検出機構からの原点位置検出信号が検出されたかを判定する。その結果、原点位置検出信号が検出されたと判定した場合にはステップS820−13に処理を移し、原点位置検出信号が検出されていないと判定した場合にはステップS820−5に処理を移す。
メインCPU300aは、原点検出監視用タイマを1減算する。なお、原点検出監視用タイマは、コンベアモータ230mが原点位置に復帰するまでの時間よりも長い初期時間(例えば2倍)がセットされている。
メインCPU300aは、上記ステップS820−5において原点検出監視用タイマが1から0に変化したか、つまり、セットされた原点検出監視用タイマが0になるまでの間にコンベアモータ230mが原点に復帰していないかを判定する。その結果、原点検出監視用タイマが1から0に変化したと判定した場合にはステップS820−9に処理を移し、原点検出監視用タイマが1から0に変化していないと判定した場合には当該特定時駆動モータ原点監視処理を終了する。
メインCPU300aは、コンベアモータ230mが原点に復帰していないことを示すモータエラー状態フラグをオンにする。
メインCPU300aは、コンベアモータ230mにエラーが発生していることを示すモータエラー発生コマンドを送信バッファにセットし、当該特定時駆動モータ原点監視処理を終了する。
メインCPU300aは、モータエラー状態フラグがオンであるかを判定する。その結果、モータエラー状態フラグがオンであると判定した場合にはステップS820−15に処理を移し、モータエラー状態フラグがオンでないと判定した場合にはステップS820−19に処理を移す。
メインCPU300aは、コンベアモータ230mのエラーが解除されたことを示すモータエラー解除コマンドを送信バッファにセットする。
メインCPU300aは、モータエラー状態フラグをオフにする。
メインCPU300aは、原点検出監視用タイマに初期時間をセットし、当該特定時駆動モータ原点監視処理を終了する。
また、上記実施形態において、振分体152が、本発明の第1の可動役物装置に相当する。
また、上記実施形態において、スクリューコンベア194b、スクリューコンベア196b、回転ステージ172、回転体202、回転体204、振分装置192が、本発明の第2の可動役物装置に相当する。
また、上記実施形態において、原点検出監視タイマが、本発明の監視タイマに相当する。
また、上記実施形態において、「0」が、本発明の設定値に相当する。
116 遊技領域
128 大入賞口
152 振分体
172 回転ステージ
194b スクリューコンベア
196b スクリューコンベア
202、204 回転体
210、212、214 特定領域
300a メインCPU
300b メインROM
300c メインRAM
Claims (1)
- 電源が投入されてから、原点位置と可動位置との間で常時可動する第1の可動役物装置と、
所定の契機で可動を開始すると、原点位置と可動位置との間で可動した後、該原点位置で停止する第2の可動役物装置と、
前記第1の可動役物装置および前記第2の可動役物装置を含む可動役物装置が原点位置に復帰していることを監視する原点復帰監視手段と、
を備え、
前記原点復帰監視手段は、
監視タイマを更新していき、該監視タイマが予め設定された設定値になるまでに前記可動役物装置が原点位置に復帰した場合、該監視タイマを再度セットし、該監視タイマが該設定値になるまでに該可動役物装置が原点位置に復帰しなかった場合に、該可動役物装置が異常であると検知する監視処理を実行し、
前記第1の可動役物装置に対しては、電源投入時に前記監視タイマをセットし、前記監視処理を常時実行し、
前記第2の可動役物装置に対しては、電源投入時、および、該第2の可動役物装置の停止時に前記監視タイマをセットし、該第2の可動役物装置が停止している場合には該監視タイマを更新せず、該第2の可動役物装置が可動している場合に前記監視処理を実行することを特徴とする遊技機。
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