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JP6594526B2 - 内視鏡 - Google Patents

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JP6594526B2
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Description

本発明は、内視鏡に関する。
従来、被検体内に挿入されて被検部位の観察等を行う内視鏡が知られており、医療分野等で広く利用されている。近年の内視鏡には、被検体内の処置を行なう鉗子等の処置具を患部へ向けるための起上機構を備えたものがある。
ところで、内視鏡は、感染症の伝播を予防するため、使用後に十分に洗浄する必要がある。内視鏡の洗浄性をよくするためには、各部材間の隙間を水密に封止することが好ましい。例えば、特許文献1には、回転軸の外周をOリングで水密に封止した内視鏡が開示されている。
特開平11−151202号公報
しかしながら、内視鏡において、回転軸と処置具起上台との隙間も水密に封止されていることが好ましい。この隙間を接着剤で埋めることも考えられるが、構成が複雑になることにより組立の手間が増える、コストが増加する、さらには接着剤の付け方により歩留まりが悪くなるなどの課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成であり、かつ洗浄性が良好な内視鏡を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る内視鏡は、被検体に挿入される挿入部の先端に設けられており、外周から内部に延伸するように第1の溝部及び第2の溝部が形成されており、前記第1の溝部と前記第2の溝部とを連通するように貫通孔が形成されている先端硬性部と、前記第1の溝部に配置され、前記貫通孔が延伸する方向に沿って嵌入溝が形成されている鉗子起上台と、前記第2の溝部から前記貫通孔を介して前記第1の溝部に延伸する柱状部を有し、前記柱状部の片側には前記嵌入溝に嵌入される嵌入部が形成されており、前記柱状部の前記嵌入部と反対側には鉗子操作ワイヤと接続される接続部が形成されているアーム部と、前記アーム部の前記柱状部の外周に配置されており、前記アーム部の前記柱状部の外周面と前記先端硬性部の前記貫通孔を形成する内周面との間に形成されている第1の隙間、及び前記アーム部の前記柱状部の外周面と前記鉗子起上台の前記嵌入溝を形成する内周面との間に形成されている第2の隙間を一体的に水密に封止するシール部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡は、前記柱状部には、前記シール部が嵌まる凹部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡は、前記嵌入部の外周形状と前記嵌入溝の内周形状とが一致するように形成されており、前記嵌入部と前記嵌入溝との相対回転が防止されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡は、前記鉗子起上台には、内部で前記嵌入溝と連通するネジ穴が形成されており、前記ネジ穴にネジを螺合して、前記ネジが前記嵌入部を押圧し、前記嵌入部と前記嵌入溝との相対回転が防止されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡は、前記嵌入部及び前記嵌入溝には、前記貫通孔が延伸する方向に沿って、互いに対向する一対の切欠部が形成されており、前記一対の切欠部の間には回転防止部材が挿入されていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る内視鏡は、前記シール部は、前記貫通孔が延伸する方向に沿って厚さが異なることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成であり、かつ洗浄性が良好な内視鏡を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る内視鏡の構成を示す模式図である。 図2は、図1に示す内視鏡の先端部の模式的な部分断面図である。 図3は、図2のA1−A1線に対応する部分断面図である。 図4は、図2のA2−A2線に対応する部分断面図である。 図5は、図2のA3−A3線に対応する部分断面図である。 図6は、実施の形態の変形例1に係る内視鏡の先端部の模式的な部分断面図である。 図7は、図6のB−B線に対応する部分断面図である。 図8は、実施の形態の変形例2に係る内視鏡の先端部の模式的な部分断面図である。 図9は、図8のC−C線に対応する部分断面図である。 図10は、実施の形態の変形例3に係る内視鏡の先端部の模式的な部分断面図である。 図11は、実施の形態の変形例4に係る内視鏡の先端部の模式的な部分断面図である。 図12は、実施の形態の他の一例を表す図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る内視鏡の実施の形態を説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。本発明は、被検体内の処置を行なうための鉗子等の処置具を用いる内視鏡一般に適用することができる。
また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る内視鏡の構成を示す模式図である。内視鏡1は、先端に撮像部が配設され、被検体内に挿入される挿入部2と、この挿入部2の基端側に連設された操作部3と、この操作部3の側部から延出するユニバーサルコード4と、ユニバーサルコード4に連設され、内視鏡1を制御する観察装置及び内視鏡1に照明光を供給するための光源装置等と接続されるコネクタ部5とを備える。なお、本明細書において、図1に示すように、内視鏡の長手方向であって挿入部2を挿入する方向を「挿入方向」とし、挿入方向の先端側(図1の上方)を「先端側」、基端側(図1の下方)を「基端側」とする。
挿入部2は、先端側から順に、先端部2aと、操作部3の操作に応じて湾曲自在に構成された湾曲部2bと、可撓性を有する可撓管部2cと、を有する。可撓管部2cの基端は、操作部3の先端側に連設されている。
操作部3には、処置具である鉗子針等を被検体内へと挿入するための鉗子挿入口3aが設けられている。挿入部2の内部には鉗子挿通路が設けられており、鉗子挿入口3aは、鉗子挿通路の挿入口になっている。また、操作部3は、後述する回転軸を回転させる操作を受け付ける。
図2は、図1に示す内視鏡の先端部の模式的な部分断面図である。図2は、挿入方向に直交する断面を表す。図2に示すように、先端部2aは、先端部2aの先端に配設された先端硬性部110と、先端硬性部110から突出した鉗子を起上させる鉗子起上台120と、鉗子起上台120と一体回転可能に嵌合されたアーム部130と、先端硬性部110及び鉗子起上台120とアーム部130との間の隙間をそれぞれ水密に封止するシール部140と、鉗子起上台120に接着された鉗子起上台蓋150と、アーム部130を回転可能に支持する軸受160と、アーム部130に接続された鉗子操作ワイヤ170と、アーム部130のシール部140より鉗子操作ワイヤ170側を接着剤等により水密に封止する蓋190と、この蓋190側から先端硬性部110の内部への接着剤等の流れ込みを防止するカバー180と、を備える。
先端硬性部110は、例えば樹脂で形成される本体111と例えば金属で形成されるハウジング112と、を有する。なお、本体111及びハウジング112の材質はそれぞれ樹脂、金属に限定されるものではなく、本体111を金属、ハウジング112をセラミックとしてもよい。更に、本体111とハウジング112とをともに金属として一体に形成してもよい。本体111には、外周から内部に互いに向かって、互いが延伸する方向が直交するように延伸する第1の溝部111a及び第2の溝部111bが形成されている。さらに、本体111の第2の溝部111bの底部には、開口部111cが形成されている。ハウジング112は、本体111の開口部111cの内側に接着等により固定されている。ハウジング112には、第1の溝部111aの側面と第2の溝部111bの底面とを連通するように貫通孔112aが形成されている。
鉗子起上台120は、第1の溝部111aに収容されるように配置されている。鉗子起上台120には、貫通孔112aが延伸する方向に沿って嵌入溝120aが形成されている。
アーム部130は、第1部材131と、第2部材132と、を有する。第1部材131は、回転軸Axに沿って延伸する柱状部材である。第1部材131の片側に位置する軸部131aは、軸受160に形成された軸孔160aに回転可能に支持されている。第2部材132は、第1部材131の中央部の外周を覆うように配置されており、第1部材131に接着等により固定されている。第2部材132は、第2の溝部111bから貫通孔112aを介して第1の溝部111aに延伸する柱状部132aを有する。第2部材132の柱状部132aの片側(第1の溝部111a側)には、鉗子起上台120の嵌入溝120aに嵌入される嵌入部132bが形成されている。図3は、図2のA1−A1線に対応する部分断面図である。図3に示すように、嵌入部132bの外周形状と嵌入溝120aの内周形状とは、円周の一部を切欠いたDカット状の形状であり、互いに一致するように形成されている。その結果、嵌入部132bと嵌入溝120aとの相対回転が防止されている。なお、嵌入部132bと嵌入溝120aとの相対回転が防止されていれば、嵌入部132bの外周形状と嵌入溝120aの内周形状とは、完全に一致していなくてもよい。第2部材132の柱状部132aの嵌入部132bと反対側(第2の溝部111b側)には鉗子操作ワイヤ170と接続される接続部132cが形成されている。その結果、操作部3に操作が入力され、鉗子操作ワイヤ170が基端側に引っ張られると、アーム部130と鉗子起上台120とが一体回転し、先端硬性部110から突出した鉗子を起上させることができる。第2部材132の柱状部132aには、シール部140が嵌まる凹部132dが形成されている。
シール部140は、シリコーン等の弾性を有する材料からなり、アーム部130(第2部材132)の柱状部132aの外周に配置されている。図4は、図2のA2−A2線に対応する部分断面図である。図4に示すように、シール部140は、アーム部130の柱状部132aの外周面である凹部132dの底面132daと先端硬性部110(ハウジング112)の貫通孔112aを形成する内周面112aaとの間に形成されている第1の隙間G1(図2参照)を水密に封止する。図5は、図2のA3−A3線に対応する部分断面図である。図5に示すように、シール部140は、アーム部130の柱状部132aの外周面である凹部132dの底面132daと鉗子起上台120の嵌入溝120aを形成する内周面120aaとの間に形成されている第2の隙間G2(図2参照)を水密に封止する。
以上説明したように、実施の形態によれば、シール部140が第1の隙間G1及び第2の隙間G2を一体的に水密に封止するので、第1の隙間G1と第2の隙間G2とを2つの部材でそれぞれ水密に封止する場合に比べて、組立工程を減らすことができる。従って、実施の形態に係る内視鏡1は、簡易な構成であり、かつ洗浄性が良好な内視鏡である。
(変形例1)
図6は、実施の形態の変形例1に係る内視鏡の先端部の模式的な部分断面図である。実施の形態の変形例1に係る内視鏡は、先端部202aの一部の構成を除いて実施の形態と同様の構成であるので適宜説明を省略する。
鉗子起上台220には、貫通孔112aが延伸する方向に沿って嵌入溝220aが形成されている。図7は、図6のB−B線に対応する部分断面図である。図7に示すように、鉗子起上台220には、内部で嵌入溝220aと連通するネジ穴220bが形成されており、ネジ穴220bにネジ221を螺合して、ネジ221が後述するアーム部230の嵌入部230bを押圧する。その結果、嵌入部230bと嵌入溝220aとの相対回転が防止されている。さらに、ネジ穴220bは、ネジ221の緩みを防止する緩み止め222で封止されている。
図6に戻り、先端部202aのアーム部230は、実施の形態と異なり1つの部材で構成されている。アーム部230は、第2の溝部111bから貫通孔112aを介して第1の溝部111aに延伸する柱状部230aを有する。柱状部230aの片側(第1の溝部111a側)には、鉗子起上台220の嵌入溝220aに嵌入される嵌入部230bが形成されている。嵌入部230bは、図7に示すように、円周の一部を切欠いたDカット状の形状である。柱状部230aの嵌入部230bと反対側(第2の溝部111b側)には、軸受160に形成された軸孔160aに回転可能に支持される軸部230cと、鉗子操作ワイヤ170と接続される接続部230dと、が形成されている。柱状部230aの内部には、リークテスト用の孔230eが形成されている。柱状部230aには、シール部140が嵌まる凹部230fが形成されている。
シール部140は、アーム部230の柱状部230aの外周面である凹部230fの底面230faと先端硬性部110(ハウジング112)の貫通孔112aを形成する内周面112aaとの間に形成されている第1の隙間G21を水密に封止する。シール部140は、アーム部230の柱状部230aの外周面である凹部230fの底面230faと鉗子起上台220の嵌入溝220aを形成する内周面220aaとの間に形成されている第2の隙間G22を水密に封止する。
以上説明したように、変形例1によれば、シール部140が第1の隙間G21及び第2の隙間G22を一体的に水密に封止するので、第1の隙間G21と第2の隙間G22とを2つの部材でそれぞれ水密に封止する場合に比べて、組立工程を減らすことができる。従って、実施の形態に係る内視鏡1は、簡易な構成であり、かつ洗浄性が良好な内視鏡である。
(変形例2)
図8は、実施の形態の変形例2に係る内視鏡の先端部の模式的な部分断面図である。実施の形態の変形例2に係る内視鏡は、先端部302aの一部の構成を除いて実施の形態と同様の構成であるので適宜説明を省略する。
鉗子起上台320には、貫通孔112aが延伸する方向に沿って嵌入溝320aが形成されている。図9は、図8のC−C線に対応する部分断面図である。図9に示すように、鉗子起上台320には、貫通孔112aが延伸する方向に沿って切欠部320bが形成されている。
図8に戻り、先端部302aのアーム部330は、実施の形態と異なり1つの部材で構成されている。アーム部330は、第2の溝部111bから貫通孔112aを介して第1の溝部111aに延伸する柱状部330aを有する。柱状部330aの片側(第1の溝部111a側)には、鉗子起上台320の嵌入溝320aに嵌入される嵌入部330bが形成されている。嵌入部330bは、図9に示すように、貫通孔112aが延伸する方向に沿って切欠部330baが形成されている。柱状部330aの嵌入部330bと反対側(第2の溝部111b側)には、軸受160に形成された軸孔160aに回転可能に支持される軸部330cと、鉗子操作ワイヤ170と接続される接続部330dと、が形成されている。柱状部330aの内部には、リークテスト用の孔330eが形成されている。柱状部330aには、シール部140が嵌まる凹部330fが形成されている。
図9に示すように、互いに対向するように形成されている一対の切欠部320bと切欠部330baとの間には、回転防止部材325が挿入されている。その結果、嵌入部330bと嵌入溝320aとの相対回転が防止されている。
シール部140は、アーム部330の柱状部330aの外周面である凹部330fの底面330faと先端硬性部110(ハウジング112)の貫通孔112aを形成する内周面112aaとの間に形成されている第1の隙間G31を水密に封止する。シール部140は、アーム部330の柱状部330aの外周面である凹部330fの底面330faと鉗子起上台320の嵌入溝320aを形成する内周面320aaとの間に形成されている第2の隙間G32を水密に封止する。
以上説明したように、変形例2によれば、シール部140が第1の隙間G31及び第2の隙間G32を一体的に水密に封止するので、第1の隙間G31と第2の隙間G32とを2つの部材でそれぞれ水密に封止する場合に比べて、組立工程を減らすことができる。従って、実施の形態に係る内視鏡1は、簡易な構成であり、かつ洗浄性が良好な内視鏡である。
(変形例3)
図10は、実施の形態の変形例3に係る内視鏡の先端部の模式的な部分断面図である。実施の形態の変形例3に係る内視鏡は、先端部402aの一部の構成を除いて実施の形態と同様の構成であるので適宜説明を省略する。
先端部402aにおいて、アーム部130の柱状部132aと先端硬性部110(ハウジング112)の貫通孔112aとの間に形成されている第1の隙間G41は、アーム部130の柱状部132aと鉗子起上台120の嵌入溝120aとの間に形成されている第2の隙間G42より、回転軸Axに直交する面内の各方向の幅が大きい。
シール部440は、一端が他端に対して厚くなるように形成されており、幅の異なる第1の隙間G41と第2の隙間G42とを同時に水密に封止する。
以上説明したように、変形例3によれば、シール部440が第1の隙間G41及び第2の隙間G42を一体的に水密に封止するので、第1の隙間G41と第2の隙間G42とを2つの部材でそれぞれ水密に封止する場合に比べて、組立工程を減らすことができる。従って、実施の形態に係る内視鏡1は、簡易な構成であり、かつ洗浄性が良好な内視鏡である。
変形例3の構成では、シール部440の鉗子起上台120側を薄くすることにより、鉗子起上台120の動作時にシール部440が変形して、先端硬性部110側の水密が保たれなくなることを、より確実に防止することができる。
(変形例4)
図11は、実施の形態の変形例4に係る内視鏡の先端部の模式的な部分断面図である。実施の形態の変形例4に係る内視鏡は、先端部502aの一部の構成を除いて実施の形態と同様の構成であるので適宜説明を省略する。
先端部502aにおいて、アーム部530の柱状部532aと先端硬性部110(ハウジング112)の貫通孔112aとの間に形成されている第1の隙間G51は、アーム部530の柱状部532aと鉗子起上台120の嵌入溝120aとの間に形成されている第2の隙間G52より、回転軸Axに直交する面内の各方向の幅が大きい。
アーム部530は、第1部材131と、第2部材532と、を有する。第2部材532は、第1部材131の中央部の外周を覆うように配置されており、第1部材131に接着等により固定されている。第2部材532は、第2の溝部111bから貫通孔112aを介して第1の溝部111aに延伸する柱状部532aを有する。第2部材532の柱状部532aの片側(第1の溝部111a側)には、鉗子起上台120の嵌入溝120aに嵌入される嵌入部532bが形成されている。第2部材532の柱状部532aの嵌入部532bと反対側(第2の溝部111b側)には鉗子操作ワイヤ170と接続される接続部532cが形成されている。第2部材532の柱状部532aには、シール部540が嵌まる第1凹部532d及び第2凹部532eが形成されている。
シール部540は、第1凹部532dに嵌まる第1シール部541と第2凹部532eに嵌まる第2シール部542とからなる。このように、シール部540は別体として構成されていてもよい。
なお、上述した実施の形態では、柱状部に凹部が形成されており、柱状部の凹部にシール部が嵌まる構成について説明したが、これに限られない。図12は、実施の形態の他の一例を表す図である。図12に示すように、鉗子起上台120及び先端硬性部110(ハウジング112)側に凹部が形成されており、鉗子起上台120及び先端硬性部110の凹部にシール部140が嵌まる構成であってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わしかつ記述した特定の詳細及び代表的な実施形態に限定されるものではない。従って、添付のクレーム及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神又は範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 内視鏡
2 挿入部
2a、202a、302a、402a、502a 先端部
2b 湾曲部
2c 可撓管部
3 操作部
3a 鉗子挿入口
4 ユニバーサルコード
5 コネクタ部
110 先端硬性部
111 本体
111a 第1の溝部
111b 第2の溝部
111c 開口部
112 ハウジング
112a 貫通孔
112aa、120aa、220aa、320aa 内周面
120、220、320 鉗子起上台
120a、220a、320a 嵌入溝
130、230、330、530 アーム部
131 第1部材
131a、230c、330c 軸部
132、532 第2部材
132a、230a、330a、532a 柱状部
132b、230b、330b、532b 嵌入部
132c、230d、330d、532c 接続部
132d、230f、330f 凹部
132da、230fa、330fa 底面
140、440、540 シール部
150 鉗子起上台蓋
160 軸受
160a 軸孔
170 鉗子操作ワイヤ
180 カバー
190 蓋
220b ネジ穴
221 ネジ
222 緩み止め
230e、330e 孔
320b、330ba 切欠部
325 回転防止部材
532d 第1凹部
532e 第2凹部
541 第1シール部
542 第2シール部
Ax 回転軸
G1、G21、G31、G41、G51 第1の隙間
G2、G22、G32、G42、G52 第2の隙間

Claims (10)

  1. 被検体に挿入される挿入部の先端に設けられており、樹脂で形成される本体と金属で形成されるハウジングとを有し、前記本体には、外周から内部に延伸するように第1の溝部及び第2の溝部が形成されており、前記ハウジングには、前記第1の溝部と前記第2の溝部とを連通するように貫通孔が形成されている先端硬性部と、
    前記第1の溝部に配置され、前記貫通孔が延伸する方向に沿って嵌入溝が形成されている鉗子起上台と、
    前記第2の溝部から前記貫通孔を介して前記第1の溝部に延伸する柱状部を有し、前記柱状部の片側には前記嵌入溝に嵌入される嵌入部が形成されており、前記柱状部の前記嵌入部と反対側には鉗子操作ワイヤと接続される接続部が形成されているアーム部と、
    前記アーム部の前記柱状部の外周に配置されており、前記アーム部の前記柱状部の外周面と前記ハウジングの前記貫通孔を形成する内周面との間に形成されている第1の隙間、及び前記アーム部の前記柱状部の外周面と前記鉗子起上台の前記嵌入溝を形成する内周面との間に形成されている第2の隙間を水密に封止するシール部と、
    を備えることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記柱状部には、前記シール部が嵌まる凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記鉗子起上台には、内部で前記嵌入溝と連通するネジ穴が形成されており、前記ネジ穴にネジを螺合して、前記ネジが前記嵌入部を押圧し、前記嵌入部と前記嵌入溝との相対回転が防止されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡。
  4. 前記嵌入部及び前記嵌入溝には、前記貫通孔が延伸する方向に沿って、互いに対向する一対の切欠部が形成されており、
    前記一対の切欠部の間には回転防止部材が挿入されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡。
  5. 前記シール部は、前記貫通孔が延伸する方向に沿って厚さが異なることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の内視鏡。
  6. 前記シール部は、前記第1の隙間と前記第2の隙間とを一体的に水密に封止することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  7. 前記鉗子起上台には、鉗子起上台蓋が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  8. 前記柱状部には、リークテスト用の孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  9. 前記アーム部を回転可能に支持する軸孔を有する軸受を備えることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  10. 前記嵌入部は、前記第1の溝部に配置されている前記鉗子起上台の前記嵌入溝に対して、前記第2の溝部から前記第1の溝部に向かって前記貫通孔を介して嵌入されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
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