JP6588389B2 - 通信不正成立防止システム - Google Patents
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Description
本発明の目的は、不正通信を精度よく検出することができる通信不正成立防止システムを提供することにある。
以下、通信不正成立防止システムの第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、電子キー2との間で無線によるID照合を行う電子キーシステム3を備える。本例の電子キーシステム3は、車両1からの通信を契機に狭域通信を通じて電子キー2とID照合を実施するキー操作フリーシステムである。一般に、キー操作フリーシステムで実施されるID照合を「スマート照合」といい、その通信を「スマート通信」という。
図2(a)から図2(b)の流れで図示するように、第三者がID照合の通信を不正に成立させる一例としては、例えば第三者が中継器29を所持して、正規ユーザが所持する電子キー2と不正に通信を確立させる行為がある。この場合、例えば車両1からの電波を、中継器29を通じて電子キー2に中継し、車両1及び電子キー2の間の照合通信を成立させてから、正規ユーザが車両1から離れても、遅延時間Txの推定の際に第三者が中継器29にて電波を送り返すことによって、スマート照合を不正に成立させてしまう場合がある。本例は、この不正通信を防止するための対処案である。
次に、第2実施形態を図4に従って説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態の搬送波パターンを変更した実施例である。よって、第1実施形態と同一部分については同じ符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分のみ詳述する。
次に、第3実施形態を図5に従って説明する。本例も、第1及び第2実施形態に対して異なる部分のみ詳述する。
次に、第4実施形態を図6に従って説明する。本例も、第1〜第3実施形態に対して異なる部分のみ詳述する。
次に、第5実施形態を図7及び図8に従って説明する。本例も、第1〜第3実施形態に対して異なる部分のみ詳述する。
次に、第6実施形態を図9及び図10に従って説明する。本例も、第1〜第3実施形態に対して異なる部分のみ詳述する。
次に、第7実施形態を図10〜図12に従って説明する。本例は、搬送波周波数の搬送波パラメータ設定(搬送波パラメータ変更)を通信マスタ23側(車両1側)で切り替える実施例である。よって、本例も第1〜第6実施形態に対して異なる部分のみ詳述する。
・各実施形態において、搬送波周波数のパラメータを「変更しない」及び「変更する」の組み合わせにより、レスポンスコードの一部を表現してもよい。具体的には、レスポンスコードは「0」及び「1」の2値情報の組み合わせからなるが、例えば「変更しない」を「0」とし、「変更する」を「1」とすることにより、レスポンスコードの一部分を利用して、遅延時間推定及び搬送波パラメータ認証を行うことも可能である。
・各実施形態において、返信電波Sbは、送信電波Saと同じデータ内容であることが好ましい。
・各実施形態において、不正通信か否かの判定は、車両1側で行うことに限らず、電子キー2側で実施してもよい。この場合、正否判定部28は、電子キー2に設けられることになる。
・各実施形態において、1周期内の搬送波周波数の数は、実施例のような3つに限らず、2つでもよいし、4つ以上としてもよい。
・各実施形態において、タイミング情報Stは、電子キー2から車両1に通知されてもよい。
・各実施形態において、通信マスタ23は、照合ECU4以外の他のコントローラを適用可能である。
・各実施形態において、通信不正成立防止システム22は、半二重方式に限らず、全二重方式により通信を行ってもよい。
Claims (12)
- 通信マスタからの送信電波を端末に受信させて当該端末から返信電波を返信させることにより、前記送信電波を送信してから前記返信電波を受信するまでの遅延時間を測定し、当該遅延時間から2者間の通信の正否を判定する通信不正成立防止システムにおいて、
前記返信電波又は前記送信電波における搬送波のパラメータを設定するパラメータ設定部と、
受信された前記返信電波又は送信電波において前記搬送波のパラメータを確認することにより、通信の正否を判定する正否判定部と
を備えたことを特徴とする通信不正成立防止システム。 - 前記通信マスタ及び端末の間で電波を送受信して前記遅延時間を測定する処理は、複数周期で実行され、
前記パラメータ設定部は、複数周期の中のある周期の搬送波において当該搬送波のパラメータを変化させる
請求項1に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記通信マスタは、前記送信電波を複数の搬送波周波数で送信して、その電波に準じた複数の搬送波周波数を有する前記返信電波を前記端末に返信させる通信を通じて、前記遅延時間を測定する
請求項1又は2に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記パラメータ設定部は、搬送波パラメータの設定にあたり、ある周期の搬送波において搬送波周波数を変化させる
請求項3に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記パラメータ設定部は、搬送波パラメータの設定にあたり、ある周期の搬送波において1周期内の搬送波周波数の送信順番を変化させる
請求項3に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記パラメータ設定部は、搬送波パラメータの設定にあたり、ある周期の搬送波において1周期内の搬送波周波数の組み合わせを変化させる
請求項3に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記パラメータ設定部は、搬送波パラメータの設定にあたり、ある周期の搬送波において1周期内の搬送波周波数同士の振幅比を変化させる
請求項3に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記パラメータ設定部は、搬送波パラメータの設定にあたり、ある周期の搬送波において搬送波周波数の初期位相を変化させる
請求項3に記載の通信不正成立防止システム。 - 前記パラメータ設定部は、搬送波パラメータの設定にあたり、ある周期の搬送波において1周期内の搬送波周波数の周波数間隔を変化させる
請求項3に記載の通信不正成立防止システム。 - 搬送波パラメータを変更して通信の正否を判定する処理は、複数回実行される
請求項1〜9のうちいずれか一項に記載の通信不正成立防止システム。 - 搬送波パラメータの設定は、端末側で実行される
請求項1〜10のうちいずれか一項に記載の通信不正成立防止システム。 - 搬送波パラメータの設定は、通信マスタ側で実行される
請求項1〜10のうちいずれか一項に記載の通信不正成立防止システム。
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