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JP6543284B2 - 雌型コンタクト、及び、コンタクトの嵌合構造 - Google Patents

雌型コンタクト、及び、コンタクトの嵌合構造 Download PDF

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JP6543284B2 JP2017022679A JP2017022679A JP6543284B2 JP 6543284 B2 JP6543284 B2 JP 6543284B2 JP 2017022679 A JP2017022679 A JP 2017022679A JP 2017022679 A JP2017022679 A JP 2017022679A JP 6543284 B2 JP6543284 B2 JP 6543284B2
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Description

本発明は、板状の雄型コンタクトを挟み込んで嵌合する雌型コンタクトに関し、特に、雄型コンタクトによる接点の摩耗を低減できる雌型コンタクトに関する。
板状の雄型コンタクトと、この雄型コンタクトを表裏から挟む一対の弾性アームを備える雌型コンタクトと、からなる電気コネクタは、特許文献1に記載されるように、例えば外部に電気を取り出すのに用いられる。
特許文献1は、初期接触用接点(66)及び定常接触用接点(68)を有し、初期接触用接点(66)のみにアークを発生させて、定常接触用接点(68)を保護する雌型のコンタクト(60)を開示する。特許文献1において、定常接触用接点(68)が嵌合完了の状態において、相手コンタクトである雄型コンタクトとの電気的な接続を担う。
実開平6−86268号公報
通常、この種の電気コネクタは、雄型コンタクトの前端縁のばりにより雌型コンタクトの接点が摩耗することを抑えるために、雌型コンタクトに先に挿入される雄型コンタクトの前端をテーパ形状に加工することが行われている。ところが、雄型コンタクトの板厚が例えば1mm程度と薄くなるとテーパ加工を行うことが困難になる。雄型コンタクトが雌型コンタクトの接点に接触したときの摩耗を抑えるには、雌型コンタクトで雄型コンタクトを挟む力を弱くして接点荷重を小さくすればよい。しかし、接点荷重が小さければ、例えば振動を受ける環境下において、電気的な接続を安定して得ることができなくなる。
特許文献1が開示する雌型のコンタクト(60)は、嵌合の過程において、雄型の相手コンタクト80が初期接触用接点(66)と定常接触用接点(68)の双方と摺動するので、初期接触用接点(66)だけでなく定常接触用接点(68)の摩耗を回避できない。
以上より、本発明は、板厚が薄い雄型コンタクトであっても、雌型コンタクトの接点の摩耗を抑えることができるのに加えて、雄型コンタクトとの必要な接点荷重を確保できる雌型コンタクトを提供することを目的とする。
また、本発明は、この雌型コンタクトと雄型コンタクトの嵌合構造を提供することを目的とする。
本発明の雌型コンタクトは、後端側から前端側に向けて延びる、互いに接続されるとともにほぼ平行をなす第一弾性アーム及び第二弾性アームと、を備える。
本発明に係る第一弾性アームは、前方に設けられる第一ダミー接点と、第一ダミー接点よりも後方に設けられる、第一ダミー接点よりも突出量の小さい第一本接点と、を有し、第二弾性アームは、前方に設けられる第二ダミー接点と、第二ダミー接点よりも後方に設けられる、第二ダミー接点よりも突出量の小さい第二本接点と、を有することを特徴とする。
本発明の雌型コンタクトによれば、雄型コンタクトの前端が第一本接点と第二本接点とを通過するまでは、突出量の大きい第一ダミー接点と第二ダミー接点を雄型コンタクトに接触するが、突出量の小さい第一本接点と第二本接点を雄型コンタクトに接触させずに離すことができる。したがって、本発明によれば、板厚が薄い雄型コンタクトであっても、雌型コンタクトの電気的な接続を担う接点である第一本接点と第二本接点の摩耗を抑えることができる。しかも、本発明によれば、雌型コンタクトの接点の摩耗を考慮する必要がないので、雄型コンタクトに対して十分な接点荷重を確保できる。
本発明の雌型コンタクトにおいて、第一弾性アームに設けられる第一ダミー接点と第二弾性アームに設けられる第二ダミー接点とを、前後方向に直交する幅方向の異なる位置に設け、第一弾性アームに設けられる第一本接点と第二弾性アームに設けられる第二本接点とを、幅方向の異なる位置に設ける、ことができる。
本発明の雌型コンタクトにおいて、第一ダミー接点と第二ダミー接点を、第一弾性アームと第二弾性アームが対向する高さ方向に交錯して設け、第二本接点と第二本接点は、高さ方向に交錯して設ける、ことができる。
本発明の雌型コンタクトにおいて、第一弾性アームが、第二ダミー接点が退避する第一退避室を備え、第二弾性アームが、第一ダミー接点が退避する第二退避室を備える。
本発明の雌型コンタクトにおいて、第一ダミー接点と第二ダミー接点を、前後方向に直交する幅方向に対称に配置し、第一本接点と第二本接点を、幅方向に対称に配置する、ことができる。
本発明の雌型コンタクトにおいて、第一ダミー接点と第二ダミー接点を、前後方向の同じ位置に設ける、ことができる。
本発明の雌型コンタクトにおいて、第一弾性アームと第二弾性アームは、互いに平行をなす場合に、第一ダミー接点を、第一本接点よりも第一弾性アームからの突出量を大きくし、第二ダミー接点を、第二本接点よりも第二弾性アームからの突出量を大きくできる。
本発明は、後端側から前端側に向けて延びる、互いに接続されるとともにほぼ平行をなす第一弾性アーム及び第二弾性アームを備える雌型コンタクトと、第一弾性アームと第二弾性アームの間に挟み込まれる、板状の雄型コンタクトと、からなるコンタクトの嵌合構造を提案する。
本発明の嵌合構造は、以上で説明した雌型コンタクトのいずれかを採用し、第一弾性アームは、第二ダミー接点が退避する第一退避室を備え、第二弾性アームは、第一ダミー接点が退避する第二退避室を備え、さらに、雄型コンタクトは、雌型コンタクトとの嵌合完了状態において、雌型コンタクトが備える第一ダミー接点と第二ダミー接点が退避する第三退避室を備える、ことを特徴とする。
本発明の雌型コンタクトによれば、板厚が薄い雄型コンタクトであっても、雌型コンタクトの接点の摩耗を抑えることができるのに加えて、雄型コンタクトに対して十分な接点荷重を確保できる。
本発明の実施形態に係る雌型コンタクトを示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。 図1の雌型コンタクトを示し、(a)は平面図、(b)は(a)のIIb−IIb線矢視断面図、(c)は(a)のIIc−IIc線矢視断面図である。 本発明の実施形態に係る雄型コンタクトを示し、(a)は平面図、(b)は(a)のIIIb−IIIb線矢視断面図、(c)は変形例に係る雄型コンタクトの平面図である。 本実施形態に係る雌型コンタクトと雄型コンタクトの嵌合の過程を示す側面図である。 本実施形態の雌型コンタクトの変形例を説明する図であり、(a)は本実施形態を簡略化して示す図、(b)〜(d)は変形例を示す図である。 本実施形態の雄型コンタクトの変形例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のVIb−VIb線矢視断面図、(c)は(a)のVIc−VIc線矢視断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係るコンタクトの嵌合構造1は、図1(a)及び図4(c)に示すように、雌型コンタクト10と、雌型コンタクト10に挟み込まれる板状の雄型コンタクト40と、からなる。嵌合構造1は、雌型コンタクト10がダミー接点という新たな構成を採用することにより、雄型コンタクト40の板厚が薄くても、雌型コンタクト10の接点の摩耗を抑えることができるのに加えて、雄型コンタクト40に対する十分な接点荷重を確保する、という作用及び効果を奏する。
以下、嵌合構造1、雌型コンタクト10及び雄型コンタクト40の構成について順に説明した後に、嵌合構造1による作用及び効果に言及する。
[嵌合構造1]
嵌合構造1は、図1(a)及び図4(c)に示すように、雄型コンタクト40が表裏から雌型コンタクト10で挟み込まれることで、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40が電気的に接続される。この電気的な接続は、雌型コンタクト10の第一本接点16及び第二本接点26と雄型コンタクト40の接触により実現される。本実施形態の嵌合構造1は、雌型コンタクト10が第一本接点16及び第二本接点26に加えて、第一ダミー接点18及び第二ダミー接点28を備えるところに特徴を有する。
[雌型コンタクト10(図1,図2)]
雌型コンタクト10は、板材を概ね180°に折り曲げて一体に形成されており、図1(a)〜(c)に示すように、後端側の接続端11と、接続端11から前端側に向けて延びる一対の第一弾性アーム13と第二弾性アーム23と、を備えている。雌型コンタクト10を構成する板材は、銅合金などの導電性の優れ、且つ弾性の高い金属材料から構成され、必要に応じて表面処理、例えばめっき処理が施される。
雌型コンタクト10は、接続端11及び第一弾性アーム13と第二弾性アーム23のそれぞれが備える弾性に基づくばね性を有しており、このばね性を利用して雄型コンタクト40を所定の接点荷重で挟み込む。
雌型コンタクト10は、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23のそれぞれの前端側の間に嵌合間口12が設けられており、嵌合相手の雄型コンタクト40は嵌合間口12から第一弾性アーム13と第二弾性アーム23の間に押し込まれる。
なお、雌型コンタクト10において、雄型コンタクト40を受け入れる側を前(F)、その逆側で接続端11が設けられる側を後(B)と定義して以下の説明を進める。前(F)及び後(B)は、相対的な関係を有しているものとする。
また、雌型コンタクト10において、前後方向L、幅方向W及び高さ方向Hを図1に示すように定義する。前後方向L、幅方向W及び高さ方向Hは、相互に直交する。
第一弾性アーム13と第二弾性アーム23は、図1及び図2に示すように、接続端11に接続される後端側から前端側に向けて、概ね互いに平行をなしている。第一弾性アーム13は、第二弾性アーム23に対向する内面14と、内面14の裏側の外面15と、を備える。また、第二弾性アーム23は、第一弾性アーム13に対向する内面24と、内面24の裏側の外面25と、を備える。
第一弾性アーム13は、図1及び図2に示すように、内面14に第一本接点16と第一ダミー接点18を備える。
第一本接点16及び第一ダミー接点18は、外面15から内面14に向けて負荷を加えるプレス加工によって、第一弾性アーム13と一体的に形成される。第二本接点26及び第二ダミー接点28についても同様である。
第一本接点16は、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の嵌合動作が完了した嵌合完了の状態で、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の電気的な接続を担う部位であり、この第一本接点16を介して雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の間で必要な電力あるいは電気的な信号が流れる。
また、第一ダミー接点18は、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の嵌合動作の開始から完了するまでの間に、雄型コンタクト40と接する部位である。第一ダミー接点18が雄型コンタクト40と接触している間は、第一本接点16は雄型コンタクト40と接触しないようになっている。逆に、第一本接点16が雄型コンタクト40と接触すると、第一ダミー接点18と雄型コンタクト40の接触が解かれるようになっている。このように、第一ダミー接点18は、嵌合完了の状態において、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の電気的な接続を担うことがない。
図1(a)に示すように、第一ダミー接点18は第一本接点16よりも前端側(前方)に設けられており、雄型コンタクト40が第一弾性アーム13と第二弾性アーム23の間に挿入されると、雄型コンタクト40は第一本接点16よりも先に第一ダミー接点18に接触する。
第一本接点16と第一ダミー接点18を比べると、内面14から第二弾性アーム23に向けて突出する量が第一本接点16の方が小さい。
第一本接点16は、雌型コンタクト10の幅方向Wの中央に1か所だけ設けられる。また、2つの第一ダミー接点18は、幅方向Wに間隔を空けて幅方向Wの対称の位置に設けられる。なお、第一本接点16及び第一ダミー接点18の数及び配置は任意であり、それぞれが1つずつであってもよいし複数であってもよい。これは、第二本接点26及び第二ダミー接点28についても同様である。
第一弾性アーム13は、図1(b)に示すように、幅方向Wにおいて、二つの第一ダミー接点18,18の間に、第一弾性アーム13の表裏を貫通する第一退避室19を備える。第一退避室19を設けることにより、第二ダミー接点28の先端が入り込んで退避することで、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23の間隔を狭くできる。なお、これは雌型コンタクト10に負荷がかかっていないことを前提とする。
次に、第二弾性アーム23は、図1及び図2に示すように、内面24に第二本接点26と第二ダミー接点28を備える。
第二本接点26は、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の嵌合動作が完了した嵌合完了の状態で、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の電気的な接続を担う部位であり、この第二本接点26を介して雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の間で必要な電力あるいは電気的な信号が流れる。
また、第二ダミー接点28は、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の嵌合動作の開始から完了直前まで、雄型コンタクト40と接する部位である。第二ダミー接点28が雄型コンタクト40と接触している間は、第二本接点26は雄型コンタクト40と接触しないようになっている。逆に、第二本接点26が雄型コンタクト40と接触すると、第二ダミー接点28と雄型コンタクト40の接触が解かれるようになっている。このように、第二ダミー接点28は、第一ダミー接点18と同様に、嵌合完了の状態において、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の電気的な接続を担うことがない。
図1(a)に示すように、第二ダミー接点28は第二本接点26よりも前端側に設けられており、雄型コンタクト40が第一弾性アーム13と第二弾性アーム23の間に挿入されると、雄型コンタクト40は第二本接点26よりも先に第二ダミー接点28に接触する。
第二本接点26と第二ダミー接点28を比べると、内面24から第一弾性アーム13に向けて突出する量が第二本接点26の方が小さい。
第二本接点26は、雌型コンタクト10の幅方向Wに間隔を空けて幅方向Wの対称の位置に2つ設けられる。また、第二ダミー接点28は、幅方向Wの中央に設けられる。
第二本接点26は、内面24からの突出量が、第一本接点16の内面14からの突出量と同じである。また、第二ダミー接点28は、内面24からの突出量が、第一ダミー接点18の内面14からの突出量と同じである。
第二弾性アーム23は、図1(c)に示すように、幅方向Wにおいて、第二ダミー接点28の両側に、第二弾性アーム23の表裏を貫通する第二退避室29を備える。第二退避室29を設けることにより、第一退避室19とともに、第一ダミー接点18の先端側が退避することで、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23の間隔を狭くできる。
次に、図1及び図2を参照して、第一本接点16、第二本接点26、第一ダミー接点18及び第二ダミー接点28の配置について説明する。
第一本接点16と第二本接点26とは、幅方向Wの異なる位置に設けられ、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28とは、幅方向Wの異なる位置に設けられる。したがって、第一本接点16と第二本接点26は、互いに干渉するのが避けられ、また、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28は、互いに干渉するのが避けられる。
特に、雌型コンタクト10は、図1(a)及び図2(b),(c)に示すように、第一本接点16と第二本接点26が高さ方向Hに交錯しており、また、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28も高さ方向Hに交錯している。このため、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23の間隔を狭くできる。なお、ここでいう交錯とは、雌型コンタクト10を側面視したときに、第一本接点16と第二本接点26が重なって見え、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28が重なって見えることを言う。
しかも、第一弾性アーム13が第一退避室19を備えるとともに第二弾性アーム23が第二退避室29を備え、第一ダミー接点18が第二退避室29に入り込み、第二ダミー接点28の先端が第一退避室19に退避する。このため、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23の間隔をより狭くできる。
また、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28は、幅方向Wに対称の位置に配置され、また、第一本接点16と第二本接点26を、幅方向Wに対称の位置に配置されている。
さらに、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28は、前後方向Lの同じ位置に設けられている。
[雄型コンタクト40(図3)]
次に、雄型コンタクト40は、図3に示すように、平面形状が矩形をなす偏平な板状の部材であり、雌型コンタクト10と同様の金属材料から構成されるが、弾性の低い金属材料から構成してもよい。雄型コンタクト40の板厚は1mm以下の範囲で選択され、その中で、0.5mm以下が好ましく、0.2mm以下がより好ましく、0.1mm以下が最も好ましい。雄型コンタクト40は、おもて面42及びうら面43に雌型コンタクト10の第一本接点16及び第二本接点26が接触することで、雌型コンタクト10と電気的な接続がなされる。
雄型コンタクト40において、雌型コンタクト10に挿入される側を前(F)、その逆側を後(B)と定義して以下の説明を進める。前(F)及び後(B)は、相対的な関係を有しているものとする。
また、雄型コンタクト40において、幅方向W及び前後方向Lを図3に示すように定義する。
雄型コンタクト40は、図3(a),(b)に示すように、金属材料からなる本体41と、本体41の表裏を貫通する第三退避室45と、を備える。
第三退避室45は、雄型コンタクト40が雌型コンタクト10との嵌合完了の位置まで押し込まれ嵌合完了の状態になると、第一弾性アーム13の第一ダミー接点18が本体41のおもて面42からうら面43に向けて退避し、第二弾性アーム23の第二ダミー接点28が本体41のうら面43からおもて面42に向けて退避する。第三退避室45は、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40が嵌合完了の状態において、第一ダミー接点18及び第二ダミー接点28が退避できる、前後方向Lの領域に形成される。
なお、本体41のおもて面42及びうら面43は一義的に定まるものではないが、本実施形態においては、便宜上、第一弾性アーム13に対向する面をおもて面42とし、第二弾性アーム23に対向する面をうら面43としている。
以上のように、第三退避室45は、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40が嵌合完了の状態において、第一ダミー接点18及び第二ダミー接点28に対応する領域に設けられる。ただし、図3(a),(b)に示すように、当該対応する領域を含む広い領域に拡張して一つの第三退避室45を形成することもできるし、図3(c)に示すように、第一ダミー接点18,18及び第二ダミー接点28に対応する領域に限って複数、例えば三つの第三退避室45を設けることもできる。
雄型コンタクト40は、板材を打ち抜き加工して作製されるために、前端も含め、その周縁にばりが形成される。一方で、雄型コンタクト40は、厚さが薄いために、前端にテーパ加工を施すことが難しいので、周縁にばりが残る。このばりは、雄型コンタクト40を雌型コンタクト10に嵌合する際に、雌型コンタクト10の第一本接点16及び第二本接点26と接触して、第一本接点16及び第二本接点26を異常に摩耗させることがある。ところが、本実施形態による嵌合構造1は、雄型コンタクト40の前端が第一本接点16及び第二本接点26を通過する際に、第一本接点16及び第二本接点26と接触するのを避けることができる。
[嵌合の手順]
次に、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40が嵌合される手順について、図1(a)及び図4を参照して説明する。
はじめに、図1(a)に示すように、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23の前端側に設けられる嵌合間口12に対して雄型コンタクト40を位置決めしてから、雄型コンタクト40を雌型コンタクト10内に押し込む。
雄型コンタクト40は、図4(a)に示すように、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28の間に挿入されると、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23は相互の間隔が広げられる。この時点では、第一ダミー接点18及び第二ダミー接点28は雄型コンタクト40に接触するが、図4(b)に示すように、第一本接点16及び第二本接点26の間隔dが雄型コンタクト40の厚さtを超える。
雄型コンタクト40を嵌合完了の位置に向けて押し込むと、図4(b)に示すように、雄型コンタクト40は第一弾性アーム13の第一本接点16と第二弾性アーム23の第二本接点26の間を通過する。雄型コンタクト40の厚さが一定であるから、雄型コンタクト40を押し込んでも間隔dは厚さtを超えることに変わりはないので、雄型コンタクト40は、その前端が第一本接点16と第二本接点26の間を通過する際に、第一本接点16及び第二本接点26と接触することなく離れている。したがって、雄型コンタクト40の前端にばりが残っていたとしても、ばりを有する当該前端が第一本接点16及び第二本接点26に接触して摩耗させることがない。
雄型コンタクト40を嵌合完了の位置まで押し込むと、図4(c)に示すように、第一弾性アーム13の第一ダミー接点18及び第二弾性アーム23の第二ダミー接点28が、雄型コンタクト40の第三退避室45に挿入される。そうすると、押し広げられていた第一弾性アーム13と第二弾性アーム23は、雄型コンタクト40による支持が解かれ、弾性復帰することによって第一弾性アーム13と第二弾性アーム23の間隔が狭くなる。こうして、第一本接点16と第二本接点26のそれぞれが雄型コンタクト40のおもて面42及びうら面43に接触するとともに、第一本接点16と第二本接点26を介して雄型コンタクト40に、振動に耐え得る接点荷重を与える。
[嵌合構造1の作用及び効果]
以下、本実施形態が奏する作用及び効果を説明する。
本実施形態の嵌合構造1は、雄型コンタクト40の前端が第一本接点16と第二本接点26を通過して嵌合完了の状態に至ると、第一本接点16及び第二本接点26が雄型コンタクト40に接触する。したがって、嵌合構造1によれば、前端にテーパ加工を施すのが難しい薄い雄型コンタクト40であっても、その前端が第一本接点16及び第二本接点26に接触するのを避けることができるので、第一本接点16及び第二本接点26に異常な摩耗を生じさせることがない。
また嵌合構造1によれば、雄型コンタクト40の前端が第一本接点16及び第二本接点26に接触することによる摩耗を考慮しなくてすむので、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23による高い接点荷重を確保し、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の電気的な接続を安定して得ることができる。
次に、本実施形態の嵌合構造1は、幅方向Wに複数の第一ダミー接点18及び第二ダミー接点28を設けるので、雌型コンタクト10と雄型コンタクト40の嵌合の過程において、雄型コンタクト40の姿勢を安定して雌型コンタクト10に嵌合できる。特に、本実施形態は、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28を、幅方向Wに対称に配置するので、嵌合の過程において、雄型コンタクト40の姿勢をより安定させることができる。
また、本実施形態の嵌合構造1は、複数の第一本接点16及び第二本接点26を設け、かつ、これらを幅方向Wに対称の位置に配置するので、雄型コンタクト40を挟持する力を幅方向Wでバランスさせることができる。したがって、嵌合構造1は、振動を受けたとときの振幅を幅方向Wで均等に近づけることができるので、高い耐振性を得ることができる。
また、本実施形態の雌型コンタクト10は、第一本接点16と第二本接点26とを、及び、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28とを、幅方向Wの異なる位置に設けるなどして、無負荷状態における第一弾性アーム13と第二弾性アーム23の間隔を狭くできる。この雌型コンタクト10に雄型コンタクト40を嵌合すれば、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23が押し広げられる寸法を大きくできるので、雌型コンタクト10に生じる弾性力を大きくできる。したがって、雌型コンタクト10は、第一本接点16及び第二本接点26を介して雄型コンタクト40に与える接点荷重を大きくできる。
また、本実施形態の雌型コンタクト10は、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28が高さ方向に交錯しているので、雄型コンタクト40が第一ダミー接点18と第二ダミー接点28の間に差し込まれると、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23を広く押し広げることができるので、嵌合完了直前まで雄型コンタクト40から第一本接点16及び第二本接点26を確実に離すのに有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
本実施形態における嵌合構造1は、図5(a)に模式的に示すように、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23の全体が平行であることを前提として、第一ダミー接点18及び第二ダミー接点28の突出量が第一本接点16及び第二本接点26よりも大きい例を示したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、図5(b)に示すように、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23に相互に近づく傾斜部分17,27を設ければ、第一ダミー接点18及び第二ダミー接点28の突出量を第一本接点16及び第二本接点26と同等又は低くすることもできる。つまり、本発明における突出量とは、雌型コンタクト10に雄型コンタクト40が嵌合されていない無負荷の状態において、第一本接点16、第二本接点26、第一ダミー接点18及び第二ダミー接点28の頂点の位置で特定される。
ただし、傾斜部分17,27を形成するのに比べて、第一弾性アーム13と第二弾性アーム23が互いに平行をなしている方が、加工が容易である。
また、本実施形態における嵌合構造1は、図1及び図2に示すように、幅方向Wにおける第一ダミー接点18と第二ダミー接点28の位置をずらして異なる位置に配置しているが、本発明はこれに限定されない。例えば図5(c)に示すように、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28を幅方向Wの同じ位置に設けることを許容する。第一本接点16と第二本接点26の位置についても同様である。
また、本実施形態における嵌合構造1は、前後方向Lにおいて、第一ダミー接点18と第二ダミー接点28を同じ位置に設けているが、本発明はこれに限定されない。例えば図5(d)に示すように、前後方向Lにおける、第一弾性アーム13の第一ダミー接点18と第二弾性アーム23の第二ダミー接点28の位置をずらして異なる位置に配置することもできる。
また、本実施形態における嵌合構造1は、嵌合完了位置において第一ダミー接点18及び第二ダミー接点28が退避するのが本体41の表裏を貫通する第三退避室45の例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6(a)〜(c)に示すように、底のある第三退避室45A,45B,45Cを本体41に設けることもできる。第三退避室45A,45Cは、第一弾性アーム13の第一ダミー接点18,18に対応しており、本体41のおもて面42からうら面43に向けて窪み、第三退避室45Bは、第一弾性アーム13の第二ダミー接点28に対応しており、本体41のうら面43からおもて面42に向けて窪んでいる。雌型コンタクト10と雄型コンタクト40が嵌合完了の状態になると、第三退避室45A,45Cに第一弾性アーム13の第一ダミー接点18,18が退避し、第三退避室45Bに第二弾性アーム23の第二ダミー接点28が退避する。
なお、本実施形態における第一弾性アーム13及び第二弾性アーム23はそれぞれが後端で連結されていたが、二本のアーム13,23は側方で連結されてもよい。
1 嵌合構造
10 雌型コンタクト
11 接続端
12 嵌合間口
13 第一弾性アーム
14 内面
15 外面
16 第一本接点
18 第一ダミー接点
19 第一退避室
23 第二弾性アーム
24 内面
25 外面
26 第二本接点
28 第二ダミー接点
29 第二退避室
40 雄型コンタクト
41 本体
42 おもて面
43 うら面
45,45A,45B,45C 第三退避室

Claims (7)

  1. 後端側から前端側に向けて延びる、互いに接続されるとともにほぼ平行をなす第一弾性アーム及び第二弾性アームを備え、
    前記第一弾性アームは、
    前方に設けられる第一ダミー接点と、前記第一ダミー接点よりも後方に設けられる、前記第一ダミー接点よりも突出量の小さい第一本接点と、を有し、
    前記第二弾性アームは、
    前方に設けられる第二ダミー接点と、前記第二ダミー接点よりも後方に設けられる、前記第二ダミー接点よりも突出量の小さい第二本接点と、を有
    前記第一弾性アームは、前記第二ダミー接点が退避する第一退避室を備え、
    前記第二弾性アームは、前記第一ダミー接点が退避する第二退避室を備える、
    ことを特徴とする雌型コンタクト。
  2. 前記第一弾性アームに設けられる前記第一ダミー接点と前記第二弾性アームに設けられる前記第二ダミー接点とは、前後方向に直交する幅方向の異なる位置に設けられ、
    前記第一弾性アームに設けられる前記第一本接点と前記第二弾性アームに設けられる前記第二本接点とは、前記幅方向の異なる位置に設けられる、
    請求項1に記載の雌型コンタクト。
  3. 前記第一ダミー接点と前記第二ダミー接点は、前記第一弾性アームと前記第二弾性アームが対向する高さ方向に交錯して設けられ、
    前記第本接点と前記第二本接点は、前記高さ方向に交錯して設けられる、
    請求項2に記載の雌型コンタクト。
  4. 前記第一ダミー接点と前記第二ダミー接点は、前後方向に直交する幅方向に対称に配置され、
    前記第一本接点と前記第二本接点は、前記幅方向に対称に配置される、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の雌型コンタクト。
  5. 前記第一ダミー接点と前記第二ダミー接点は、前後方向の同じ位置に設けられ、
    請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の雌型コンタクト。
  6. 前記第一弾性アームと前記第二弾性アームは、互いに平行をなし、
    前記第一ダミー接点は、前記第一本接点より前記第一弾性アームからの突出量が大きく、
    前記第二ダミー接点は、前記第二本接点より前記第二弾性アームからの突出量が大きい、
    請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の雌型コンタクト。
  7. 後端側から前端側に向けて延びる、互いに接続されるとともにほぼ平行をなす第一弾性アーム及び第二弾性アームを備える雌型コンタクトと、
    前記第一弾性アームと前記第二弾性アームの間に挟み込まれる、板状の雄型コンタクトと、からなるコンタクトの嵌合構造であって、
    前記雌型コンタクトは、
    前記第一弾性アームが、
    前方に設けられる第一ダミー接点と、前記第一ダミー接点よりも後方に設けられる、前記第一ダミー接点よりも突出量の小さい第一本接点と、を有し、
    前記第二弾性アームが、
    前方に設けられる第二ダミー接点と、前記第二ダミー接点よりも後方に設けられる、前記第二ダミー接点よりも突出量の小さい第二本接点と、を有し、
    前記第一弾性アームは、前記第二ダミー接点が退避する第一退避室を備え、
    前記第二弾性アームは、前記第一ダミー接点が退避する第二退避室を備え、
    前記雄型コンタクトは、
    前記雌型コンタクトとの嵌合完了の状態において、前記雌型コンタクトが備える前記第一ダミー接点と前記第二ダミー接点が退避する第三退避室を備える、
    ことを特徴とするコンタクトの嵌合構造。
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