JP6421548B2 - 商品登録装置、精算装置及びプログラム - Google Patents
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Description
店員(オペレータ)は、顧客が注文や買い上げを行った商品を計上していくにあたり、商品ごとに対応付けられたプリセットキーを操作する。
POS端末装置は、操作されたボタンに応じた商品を買上商品として登録する。そして、POS端末装置は、登録された商品の価格の計上や、顧客の支払金額の計算などをはじめとする、商品販売に関連したデータ処理を行う。
例えば、タッチパネル上に商品グループのプリセットキーを表示する領域と、商品グループにおける商品アイテムのプリセットキーが表示される領域とを配置し、商品グループのプリセットキーに対する操作に応じて、操作されたプリセットキーが対応するグループの商品アイテムのプリセットキーが表示されるようにした操作パネルの構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような場合、店員は、マニュアルなどの冊子や用紙に印刷されたパンフレットなどを手に持って、そこに書かれた内容を確認することになるため、例えば商品登録や精算におけるPOS端末装置に対する操作の流れの妨げになる場合がある。
また、本発明の一態様は、コンピュータを、上記の商品登録装置として機能させるためのプログラムである。
本実施形態のPOS端末装置は、タッチパネルとして構成される店員用の表示部(タッチパネル表示部)を備える。タッチパネル表示部には、POS端末装置が使用される店舗に対応のユーザによって予め設定されたプリセットキーを表示させることができる。
本実施形態のPOS端末装置は、商品に応じたプリセットキーが店員(オペレータ)によって操作されることによって、客から注文を受けた商品を登録する。また、本実施形態のPOS端末装置は、登録された商品についての精算処理を行う。
スキャナ部110は、商品に付されたバーコードを読み取る。
タッチパネル表示部112は、液晶表示パネルとタッチパッドとが組み合わされた構成であり、画面に対して指などの操作体を触れることによる操作を受け付けることが可能なようになっている。また、タッチパネル表示部112は、登録された商品や会計に関する金額などをはじめ、商品販売に関連する各種の情報を表示することができる。
キー操作部114は、POS端末装置1が備えるメカニカルなキーを備える部位である。
客用表示部116は、登録された商品や会計に関する金額などをはじめ、商品販売に関連する各種の情報を表示する。
カードリーダ部118は、クレジットカードなどの情報を読み取る。
同図のプリセットキー領域AR1においては、第1プリセット領域AR11、第2プリセット領域AR12、第3プリセット領域AR13が配置されている。
具体的に、同図の場合には、「メイン画面」のグループに属する項目として、「ミートソース」、「チーズピザ」、「パスタランチセット」、「ピザランチセット」、「ステーキランチセット」・・・のように、個別のメニューとしての商品を示す複数のプリセットキーKYが配列されている。
つまり、この場合の客は、ミートソースとチーズピザを注文している。POS端末装置1を操作する店員(オペレータ)は、ミートソースとチーズピザの注文に応じて、第1プリセット領域AR11における「メイン画面」のプリセットキーKYを操作することにより、同図に示すように、第2プリセット領域AR12に、「メイン画面」のグループに属するメニューのプリセットキーKYを表示させる。
オペレータは、上記のように第2プリセット領域AR12において表示された「メイン画面」のグループに属するメニューのプリセットキーKYのうちから、まず、「ミートソース」のプリセットキーKYを操作する。つまり、オペレータは、「ミートソース」としてのメニュー(商品)を登録する操作を行う。「ミートソース」のプリセットキーKYに応じて、付帯情報画面領域AR2における会計画面には、「ミートソース」に対応する商品名と価格が表示されるとともに、「ミートソース」のみの登録に応じた小計と合計とが表示される。
次に、オペレータは、上記のように第2プリセット領域AR12において表示された「チーズピザ」のプリセットキーKYを操作する。「チーズピザ」のプリセットキーKYの操作に応じて、会計画面においては、「ミートソース」に対応する商品名と価格の下に、さらに「チーズピザ」の商品名と価格が表示される。また、これとともに、会計画面においては、「ミートソース」と「チーズピザ」の2つのメニューに応じた小計と合計とが表示される状態となる。つまり、同図に示される会計画面の状態となる。
ここで、図2に示されるように、第1プリセット領域AR11の1行4列目においては、「フライドポテト」のグループに対応するプリセットキーKYが配置されている。「フライドポテトLサイズ」のメニューは、「フライドポテト」のグループに属するメニューである。そこで、この場合のオペレータは、「フライドポテトLサイズ」を登録するにあたり、第1プリセット領域AR11における「フライドポテト」のプリセットキーKYに対するタッチ操作を行う。
つまり、第1プリセット領域AR11においては、「メイン画面」のプリセットキーKYが強調表示された状態から、「フライドポテト」のプリセットキーKYが強調表示された状態に変化する。つまり、第1プリセット領域AR11は、「メイン画面」のグループが選択されたことを示す状態から、「フライドポテト」のグループが選択されていることを示す状態に変化する。
即ち、本実施形態においては、商品登録にあたり、メニューをグループ化し、グループを選択したうえで、選択したグループに属するメニューを登録するようにされている。これにより、例えば、メニューが多数であっても画面上でメニューを効率よく管理し、分かりやすく簡単な操作によってメニュー登録を行うことができる。
しかし、オペレータが客の前で上記のようにシートを見て手順を確認することは好ましいことではない。
そこで、本実施形態においては、サービスに応じた操作手順を示した画像などの画像データをPOS端末装置1に記憶可能なようにされている。そのうえで、POS端末装置1は、操作に応じて記憶された画像を表示させることができる。なお、画像データは、例えばPOS端末装置1の上位の情報処理装置であるストアコントローラなどのように、POS端末装置1の外部の装置に記憶されてもよい。
「値引きマニュアル」のプリセットキーKYに対するタッチ操作に応じて、商品登録画面は、図3から図4の状態に移行する。
つまり、第1プリセット領域AR11においては、「フライドポテト」のプリセットキーKYが強調表示された状態から、「値引きマニュアル」のプリセットキーKYが強調表示される状態に変化することで、「値引きマニュアル」のグループが選択されていることを示す。
このように第2プリセット領域AR12において値引きマニュアルの情報画像が表示されることで、オペレータは、値引きに応じた操作手順を確認することができる。この場合、オペレータは、値引きに応じた操作手順の確認を、客に気づかれること無く行うことができる。また、POS端末装置1に対する操作を中断して操作手順の書かれた紙などを探す必要もないので、オペレータは商品登録や精算のための作業を円滑に進めていくことができる。
オペレータは、POS端末装置1に対する所定操作によって、図5に示すグループリスト画面をタッチパネル表示部112に表示させることができる。グループリスト画面は、オペレータによって設定されたグループのリストを示す。同図のグループリスト画面においては、設定されたグループごとに、グループIDとグループ名とが示される。
グループを選択する操作に応じて初期表示されるレイアウト設定画面の付帯情報画面領域AR2には、第1レイアウト操作画面が表示される。第1レイアウト操作画面は、選択されたグループに属する項目ごとに対応して第2プリセット領域AR12に表示されるべきプリセットキーのスタイル設定(プリセットキーの外形的なスタイル、サイズなどの設定)のための操作が行われる画面である。
第1レイアウト設定画面のグループ名エリアAR31には、「フライドポテト」の文字が表示されることで、設定対象のグループが「フライドポテト」であることが示される。
第1レイアウト設定画面においては、レイアウトボタンBT1が強調表示されることで、レイアウト設定画面が表示中であることを示す。
一方、プリセットキー領域AR1において、残る第1プリセット領域AR11と第3プリセット領域AR13は、例えばグレーアウトの状態で表示されることで、設定対象ではないことが示される。
第2レイアウト操作画面において、「X」、「Y」の各項目の領域は、それぞれ、商品登録画面における第2プリセット領域AR12の始点のX座標とY座標を設定する操作が行われる領域である。
「幅」、「高」の各項目の領域は、それぞれ、商品登録画面における第2プリセット領域AR12の幅と高さを設定する操作が行われる領域である。
自動レイアウトの項目の領域は、第2プリセット領域AR12の自動レイアウトの有効、無効を設定する操作が行われる領域である。
「行」、「列」の各項目の領域は、それぞれ、第2プリセット領域AR12に配置されるプリセットキーKYの行数、列数を設定する操作が行われる領域である。
「X間隔」、「Y間隔」の各項目の領域は、それぞれ、第2プリセット領域AR12において隣接するプリセットキーKYの横方向における間隔と、縦方向における間隔とを設定する操作が行われる領域である。
「ボタン幅」、「ボタン高」の各項目の領域は、それぞれ、第2プリセット領域AR12におけるプリセットキーKYの幅と高さを設定する操作が行われる領域である。
また、テンキー(クリアキー)は、上記の各項目において設定される数値を直接入力する操作を行うのに用いられる。
このために、オペレータは、第2レイアウト操作画面において表示される、戻るボタンBT21に対するタッチ操作を行って、図6のレイアウト設定画面に戻す。そのうえで、オペレータは、付帯情報画面領域AR2におけるキー登録ボタンBT2に対するタッチ操作を行う。
同図のキー登録画面においては、キー登録ボタンBT2が強調表示されており、これにより、現在、キー登録画面が表示されていることが示される。
そのうえで、オペレータは、付帯情報画面領域AR2のキー登録画面に配置された商品リストボタンBT31に対するタッチ操作を行う。商品リストボタンBT31に対するタッチ操作に応じて、図示は省略するが、商品リスト画面が表示される。商品リスト画面においては、店舗にて扱うメニューであって、POS端末装置1において登録が行われるべきメニューのリストが提示される。商品リスト画面は、例えばPOS端末装置1が記憶する商品マスタに基づいて表示される。
そのうえで、オペレータは、商品リスト画面において提示されるメニューのうちから、「フライドポテトMサイズ」を選択する操作を行う。「フライドポテトMサイズ」を選択する操作が行われるのに応じて、第2プリセット領域AR12における1行2列目のプリセットキーKYは、「フライドポテトMサイズ」が対応付けられたことになる。
このとき、第2プリセット領域AR12における1行2列目のプリセットキーKYは、無地の状態から「フライドポテトMサイズ」が表示される状態に変化し、「フライドポテトMサイズ」が対応付けられていることを示す。
そのうえで、オペレータは、商品リスト画面において提示されるメニューのうちから、「フライドポテトSサイズ」を選択する操作を行う。「フライドポテトSサイズ」を選択する操作が行われるのに応じて、第2プリセット領域AR12における1行3列目のプリセットキーKYは、「フライドポテトSサイズ」が対応付けられたことになる。
このとき、第2プリセット領域AR12における1行3列目のプリセットキーKYは、無地の状態から「フライドポテトSサイズ」が表示される状態に変化し、「フライドポテトSサイズ」が対応付けられていることを示す。
そして、上記のように設定が行われた結果、商品登録に際しては、図3にて説明したように、「フライドポテト」のグループ選択に応じた商品登録画面の表示が可能となる。
この場合、オペレータは、図5のグループリスト画面をタッチパネル表示部112に表示させたうえで、表示されたグループリスト画面において示される「値引きマニュアル」のグループを選択する操作を行う。
ここで、図4の第2プリセット領域AR12に表示される値引きマニュアルの情報画像の画像データは、POS端末装置1に記憶されている。
そこで、オペレータは、「値引きマニュアル」のグループに対応する背景画像として、値引きマニュアルの情報画像を設定するために、レイアウト設定画面におけるオプションボタンBT12(図6)を操作する。
オプション設定操作画面に対する操作によっては、レイアウト設定対象のグループに応じたプリセットキーが配置されるプリセット領域における背景画像を設定できる。即ち、この場合のオプション設定操作画面に対する操作によっては、「値引きマニュアル」のグループに応じたプリセットキーが配置される第2プリセット領域AR12における背景画像を設定できる。
画像設定ボタンBT42に対する操作に応じて、タッチパネル表示部112には画像設定画面が表示される。
オペレータは、画像設定画面において提示される画像データのリストのうちから、背景画像として表示させる画像データを選択する。この場合、オペレータは、画像データのリストのうちから値引きマニュアルの情報画像の画像データを選択する。画像データのリストにおいて、オペレータの操作によって選択された画像データの行については、所定の強調表示が行われる。
そして、第2プリセット領域AR12には、画像ファイル名エリアAR42においてファイル名が示される画像データの画像が背景画像として表示された状態となる。
具体的に、この場合の画像ファイル名エリアAR42には値引きマニュアルの情報画像の画像データのファイル名が示され、第2プリセット領域AR12には、値引きマニュアルの情報画像が背景画像として表示された状態となる。
ここでは、プリセット領域において少なくとも1つのプリセットキーKYを配置するように仕様として定められている場合を例に挙げる。この場合、プリセット領域においてプリセットキーKYを1つ配置させる設定を行ったうえで、設定した1つのプリセットキーKYには項目を対応付けないようにすることで、プリセット領域におけるプリセットキーKYを非表示とするように設定できる。
このようなレイアウト設定操作によって、「値引きマニュアル」のグループに対応して、第2プリセット領域AR12に値引きマニュアルの情報画像が背景画像として設定されるとともに、第2プリセット領域AR12におけるプリセットキーKYは非表示として設定される。これにより、第1プリセット領域AR11における「値引きマニュアル」のプリセットキーKYを操作することによって、図4のように第2プリセット領域AR12においてプリセットキーKYを表示させずに、値引きマニュアルの情報画像を表示させることができる。
上記のようにグレーアウトになっている第1プリセット領域AR11と第3プリセット領域AR13に対しては、プリセット領域の選択操作としてのタッチ操作を行うことができる。
図11のレイアウト設定画面では、タッチ操作が行われた第1プリセット領域AR11が設定対象としてアクティブな状態となり、第2プリセット領域AR12と第3プリセット領域AR13とが設定対象ではないことを示すグレーアウトの状態となっている。
つまり、同図に示すレイアウト設定画面は、第1プリセット領域AR11に対応する「トップエリア」のグループに対応するレイアウト設定を行うためのレイアウト設定画面である。
このように、本実施形態においては、レイアウト設定画面またはキー登録画面が表示されている状態のもとで、プリセットキー領域AR1におけるプリセット領域に対するタッチ操作を行うことによって、タッチ操作が行われたプリセット領域に対応するグループを設定対象とするレイアウト設定画面に切り替えられるようになっている。
同図に示すPOS端末装置1は、CPU(Central Processing Unit)100、ハードディスク部102、RAM(Random Access Memory)104、レシート印字部108、スキャナ部110、タッチパネル表示部112、キー操作部114、客用表示部116及びカードリーダ部118を備える。これらの各部は、システムバス120によりデータの入出力が可能なように接続されている。
本実施形態におけるCPU100は、設定手段、制御手段、領域選択手段、設定選択手段としての各機能を有する。
なお、上記のCPU100としての各機能は、CPU100がプログラムを実行することにより実現される。
同図に示すように、商品マスタは、店舗にて扱われる商品(メニュー)ごとに対応して、商品ID、商品名及び価格の情報を格納する。
前述のように、第2プリセット領域におけるプリセットキーKYにメニューを対応付けるにあたって表示される商品リスト画面は、商品マスタを利用して生成される。
グループ名の領域は、対応のグループに付与されたグループ名を格納する。
キー登録情報は、対応のグループに属する項目が提示される領域における各プリセットキーと項目との対応付けの内容を示す。
また、「トップエリア」のグループにおける背景画像の領域は「null」とされ、背景画像が設定されていないことを示す。
また、「トップエリア」のグループにおけるキー登録情報は、図2〜図4に示したようにプリセットキーKY(button1・・・button4・・・button7・・・)ごとに「メイン画面」、「フライドポテト」、「値引きマニュアル」などの項目が対応付けられていることを示す。
この「メイン画面」のグループにおけるレイアウト情報「layout0002.xxx」は、図2に示した第2プリセット領域AR12のレイアウトを示す。つまり、レイアウト情報「layout0002.xxx」は、「メイン画面」のプリセットキーKYが操作されたときの第2プリセット領域AR12の位置、サイズを示す。また、レイアウト情報「layout0002.xxx」は、第2プリセット領域AR12において図2に示したように6行6列によりプリセットキーKYが配列されるべきことを示す。
また、「メイン画面」のグループにおける背景画像の領域は「null」とされ、背景画像が設定されていないことを示す。
また、「メイン画面」のグループにおけるキー登録情報は、図2に示したように、第2プリセット領域AR12におけるプリセットキーKY(button1,button2,button3・・・)ごとに順次、「ミートソース」、「チーズピザ」、「パスタランチセット」・・・などの項目が対応付けられていることを示す。
この「フライドポテト」のグループにおけるレイアウト情報「layout0005.xxx」は、図3に示したように「フライドポテト」のグループが選択されているときの第2プリセット領域AR12のレイアウトを示す。
また、「フライドポテト」のグループにおける背景画像の領域は「null」とされ、背景画像が設定されていないことを示す。
また、「フライドポテト」のグループにおけるキー登録情報は、図3に示したように第2プリセット領域AR12における1行3列のプリセットキーKY(button1,button2,button3)ごとに順次、「フライドポテトLサイズ」、「フライドポテトMサイズ」、「フライドポテトSサイズ」の各項目が対応付けられていることを示す。
この「値引きマニュアル」のグループにおけるレイアウト情報「layout0008.xxx」は、図4に示したように、「値引きマニュアル」のグループが選択されているときの第2プリセット領域AR12のレイアウトを示す。
また、「値引きマニュアル」のグループにおける背景画像の領域には「P001.jpg」の画像データが格納されていることが示される。ここで、「P001.jpg」の画像データは、図4の第2プリセット領域AR12にて表示されている情報画像の画像データである。
また、「値引きマニュアル」のグループにおけるキー登録情報は、図4に示されるように、第2プリセット領域AR12におけるプリセットキーKYが非表示となる状態に対応した設定内容を有する。
具体的に、同図の商品登録画面設定情報における「値引きマニュアル」のグループの場合であれば、レイアウト情報「layout0008.xxx」により、第2プリセット領域AR12において1行1列による1つのプリセットキーKYが配置されるべきことが指定される。また、キー登録情報は、同図において「button1:null」と示されているように、1行1列による1つのプリセットキーKYについて項目が設定されていないことが指定される。
なお、プリセット領域におけるプリセットキーKYを非表示とする設定は、上記の例に限定されない。例えば、プリセット領域において配置されるプリセットキーKYの数を「0(0行0列)」として設定するようにしてもよい。
ステップS101:POS端末装置1においてCPU100は、タッチパネル表示部112に表示されたグループリスト画面(図5)に対して行われる、設定対象のグループの選択操作を受け付ける。
ステップS102:CPU100は、ステップS101にて受け付けたグループの選択操作により選択されたグループのレイアウト設定画面をタッチパネル表示部112に表示する。
ステップS104:CPU100は、レイアウト設定画面に対して行われた操作に応じて、レイアウトを設定する。具体的には、CPU100は、レイアウト設定画面に対して行われた操作により設定されたプリセット領域のレイアウトが反映されるように、商品登録画面設定情報に格納される対応のグループのレイアウト情報を変更する。また、レイアウト設定に関する操作として、背景画像を設定する操作が行われた場合には、商品登録画面設定情報における対応のグループの背景画像の領域に、背景画像として設定された画像データを格納する。
ステップS106:キー登録画面への移行を指示する操作が行われた場合、CPU100は、図8に例示したように対応のグループについてのキー登録画面を表示させる。
ステップS107:CPU100は、キー登録画面が表示された状態のもとで、キー登録に関する操作が行われたか否かについて判定する。キー登録に関する操作は、図8にて説明したように、例えば商品リストボタンBT31に対する操作により商品リスト画面を表示させて、プリセットキーKYに商品(メニュー)や背景画像などの項目を設定する操作である。
ステップS108:キー登録に関する操作が行われたのに応じて、CPU100は、操作に応じてプリセットキーKYに項目を設定する。CPU100は、プリセットキーKYへの項目の設定結果が反映されるように、商品登録画面設定情報が格納する対応のグループのキー登録情報を変更する。
ステップS110:レイアウト設定画面に移行する操作が行われた場合、CPU100は、これまでのキー登録画面の表示に代えて、例えば図6に例示したレイアウト設定画面を表示させる。
つまり、CPU100は、現在におけるレイアウト設定またはキー登録の対象となっているプリセット領域とは異なる他のプリセット領域に対する操作が行われたか否かについて判定する。ここでの他のプリセット領域に対する操作は、具体的には、図6〜図9のいずれかの状態のもとであれば、第2プリセット領域AR12以外の第1プリセット領域AR11または第3プリセット領域AR13に対するタッチ操作である。
ステップS112:他のプリセット領域に対する操作が行われた場合、CPU100は、これまでのグループに対応するレイアウト設定画面またはキー登録画面に変えて、操作されたプリセット領域に対応するグループのレイアウト設定画面の表示に移行させる。
設定終了に応じた操作が行われなかった場合、CPU100は、ステップS103に処理を戻す。そして、設定終了に応じた操作が行われるのに応じて、CPU100は、これまでの商品登録画面設定に関する処理を終了する。
ステップS201:商品登録画面の表示の開始にあたり、CPU100は、ハードディスク部102に記憶されている商品登録画面設定情報を読み出す。
ステップS202:CPU100は、ステップS201にて読み出した商品登録画面設定情報のうち、第1プリセット領域AR11に対応のグループの商品登録画面設定情報(レイアウト情報、背景画像、キー登録情報等)に基づいて、第1プリセット領域AR11を表示する。
ステップS203:また、CPU100は、ステップS201にて読み出した商品登録画面設定情報のうち、第2プリセット領域AR12に対応のグループの商品登録画面設定情報に基づいて、初期表示すべきことが指定されたグループに対応する第2プリセット領域AR12を表示する。
ステップS204:また、CPU100は、ステップS201にて読み出した商品登録画面設定情報のうち、第3プリセット領域AR13に対応のグループの商品登録画面設定情報に基づいて、第3プリセット領域AR13を表示する。
ステップS205:CPU100は、付帯情報画面領域AR2において、会計画面を表示させる。初期表示の段階では、会計画面においては、特に登録された商品等の表示は行われていない。
上記のように、ステップS201〜S205の処理によって商品登録画面の初期表示が行われる。
ステップS207:第1プリセット領域AR11におけるプリセットキーKYが操作された場合、CPU100は、第1プリセット領域AR11において操作されたプリセットキーに対応するグループの第2プリセット領域AR12を表示させる。ステップS207における第2プリセット領域AR12の表示にあたって、CPU100は、該当のグループについての商品登録画面設定情報を利用する。
商品を登録する処理が行われるのに伴い、付帯情報画面領域AR2の会計画面においては、図2〜図4に示したように、登録された商品が、小計、合計などとともに示される。
精算に関する操作が行われなかった場合、CPU100はステップS206に処理を戻す。
ステップS211:一方、精算に関する操作が行われた場合、CPU100は、操作に応じた精算処理を実行する。
ステップS207、S209またはステップS211の処理が終了した後、CPU100は、ステップS206に処理を戻す。
また、本実施形態の構成は、例えば券売機にも適用することができる。券売機としては、例えば飲食店などに設置されて食券等を発券する券売機のほかに、飲食店以外の店舗に設置されて購入した商品の引き替え券などを発行する券売機などが含まれてよい。券売機に本実施形態の構成を適用すれば、例えば、メニューの注文や商品の購入を行おうとする客が券売機のタッチパネルに表示されるプリセットキーに対して操作を行うことで、例えば店舗で行われているサービスの告知などの情報画面を表示することが可能になる。
また、本実施形態の構成は、商品に貼付するラベルを発行するラベルプリンタにも適用できる。ラベルプリンタに本実施形態の構成を適用すれば、例えば、時間限定の値引きなどに応じた値段設定の仕方などを説明した情報画面を、店員のプリセットキーに対する操作に応じて表示させることができる。
Claims (6)
- タッチパネル表示部と、
前記タッチパネル表示部に表示される上位プリセットキーの操作に応じて前記上位プリセットキーが対応するグループに属する項目の下位プリセットキーが表示される第1下位表示と、前記上位プリセットキーの操作に応じて前記上位プリセットキーに対応付けられた情報画像の表示が行われる第2下位表示とのいずれが行われるべきかを設定する設定手段とを備え、
前記設定手段は、前記情報画像としての背景画像を指定するとともに、前記背景画像の上に配置される下位プリセットキーが非表示となるように設定を行うことで、前記第2下位表示が行われるようにする
商品登録装置。 - 前記上位プリセットキーが配置される第1プリセット領域と、前記第1下位表示または前記第2下位表示が行われる第2プリセット領域とを同一画面に表示させる制御手段をさらに備える
請求項1に記載の商品登録装置。 - 第1プリセット領域と第2プリセット領域とを少なくとも含む同一画面における複数のプリセット領域のうちから1つを選択する領域選択手段をさらに備え、
前記設定手段は、前記領域選択手段により選択されたプリセット領域の設定が可能なように制御する
請求項1または2に記載の商品登録装置。 - 前記プリセット領域におけるプリセットキーのレイアウト設定と、前記プリセット領域においてレイアウトされたプリセットキーに対応付けて項目を設定するキー登録設定とのいずれか一方が画面上で選択されるようにする設定選択手段をさらに備え、
前記設定手段は、前記設定選択手段によりレイアウト設定が選択された場合に、前記プリセット領域におけるプリセットキーのレイアウトを設定可能なように制御し、前記設定選択手段によりキー登録設定が選択された場合に、前記プリセット領域におけるプリセットキーへの項目の対応付けを設定可能なように制御する
請求項3に記載の商品登録装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の商品登録装置により登録された商品について精算を行う精算装置。
- コンピュータを、請求項1から4のいずれか一項に記載の商品登録装置として機能させるためのプログラム。
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