JP6417274B2 - 建設車両用ラジアルタイヤ - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態に係る建設車両用ラジアルタイヤについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態に係る建設車両用ラジアルタイヤ1の断面斜視図である。図2は、第1実施形態に係る建設車両用ラジアルタイヤ1のトレッド幅方向Tw及びタイヤ径方向Tdに沿った断面図である。
次に、本実施形態に係るカーカス層50の構成について具体的に説明する。図2に示すように、本実施形態に係る建設車両用ラジアルタイヤ1では、カーカス層50は、カーカス層50を構成するカーカスコード500がトレッド幅方向Twに沿って延在する幅方向延在部510と、カーカスコード500がトレッド幅方向Twに対して傾斜する方向に延在する傾斜延在部520とを有する。
次に、ラグ溝15の構成について説明する。図4には、本実施形態に係る建設車両用ラジアルタイヤ1のトレッド幅方向Tw及びタイヤ径方向Tdにおける一部拡大断面図が示されている。本実施形態に係るトレッド部10には、トレッド端TEからトレッド幅方向Tw内側に向かって延びるラグ溝15が形成されている。
本実施形態に係る建設車両用ラジアルタイヤ1では、カーカス層50が、幅方向延在部510と傾斜延在部520とを有する。傾斜延在部520は、3/8法線L2と端法線L1とにわたって配置される。
次に、第1実施形態の変形例に係る建設車両用ラジアルタイヤ1について図面を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る建設車両用ラジアルタイヤ1のトレッド幅方向Tw及びタイヤ径方向Tdにおける一部断面図である。なお、本実施形態に係る建設車両用ラジアルタイヤ1は、タイヤ赤道面CLを境に対称の構成であるため、図6では、タイヤ赤道面CLを基準として一方側のみを示し、他方側を省略している。
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の従来例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(1)評価方法、(2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
複数種類の建設車両用ラジアルタイヤを用いて試験を行い、タイヤ周方向Tcに発生する周方向歪について評価をした。まず、従来例に係る建設車両用ラジアルタイヤを有限要素法によりモデル化したもの(以下、従来例として示す)と、実施例1乃至9に係る建設車両用ラジアルタイヤを有限要素法によりモデル化したもの(以下、実施例1乃至9として示す)とを準備した。
従来例及び実施例1乃至9の評価結果について、図7及び表1を参照しながら説明する。なお、図7及び表1に示されるデータは、何れも同様のデータを示している。
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。上述した実施形態では、トレッド端TEは、トレッド部10の外表面11のトレッド幅方向Tw外側の端部としたが、これに限定されない。例えば、トレッド部10の外表面11とサイドウォール部20の外表面21との境界が、角部でなく、傾斜面(テーパー面)を形成することによって面取りした形状である場合、トレッド端TEは、傾斜面のトレッド幅方向Tw内側の端部としてもよい。また、例えば、トレッド端TEは、トレッド幅方向Tw及びタイヤ径方向Tdに沿った断面において、トレッド部10の外表面11に沿った接線と、サイドウォール部20の外表面21に沿った接線とが交差する点としてもよい。
10…トレッド部
11…外表面
15…ラグ溝
20…サイドウォール部
30…ビード部
40…ビードコア
50…カーカス層
60…インナーライナー
70…ベルト層
300…補強用インナーパッド
500…カーカスコード
510…幅方向延在部
520…傾斜延在部
TE…トレッド端
W…トレッド幅
L1…端法線
L2…3/8法線L2
Claims (7)
- トレッド部から一対のサイドウォール部を介して一対のビード部にわたってトロイド状に延びるカーカス層と、前記カーカス層の内周側に配置されるインナーライナーと、を備え、
前記トレッド部の外表面のトレッド幅方向外側端であるトレッド端を通り、前記カーカス層に直交する端法線を規定した場合、前記端法線に沿った前記トレッド端と前記カーカス層間の長さが100mm以上となる建設車両用ラジアルタイヤであって、
前記カーカス層は、前記カーカス層を構成するカーカスコードがトレッド幅方向に沿って延在する幅方向延在部と、前記カーカスコードがトレッド幅方向に対して傾斜する方向に延在する傾斜延在部とを含む1層構造を有しており、
前記トレッド部の外表面においてタイヤ赤道面からトレッド幅方向外側へトレッド幅の3/8倍だけ離れた位置を通り、前記カーカス層に直交する3/8法線を規定した場合、前記傾斜延在部は、少なくとも前記3/8法線と前記端法線との間にわたって配置されることを特徴とする建設車両用ラジアルタイヤ。 - 前記傾斜延在部の延在方向と、トレッド幅方向とのなす角度は、10〜40°の範囲内である
ことを特徴とする請求項1に記載の建設車両用ラジアルタイヤ。 - 前記トレッド部には、前記トレッド端からトレッド幅方向内側に向かって延びるラグ溝が形成されており、
前記トレッド端において、前記ラグ溝のタイヤ径方向における深さは、100mm以上である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の建設車両用ラジアルタイヤ。 - 前記カーカス層と前記インナーライナーとの間に、補強用インナーパッドが設けられており、
前記補強用インナーパッドは、少なくとも前記3/8法線と前記端法線との間にわたって配置される
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の建設車両用ラジアルタイヤ。 - 前記カーカス層のタイヤ径方向外側に設けられたベルト層をさらに備え、
前記ベルト層の、前記タイヤ径方向内側から1、2層目のベルト角度は前記タイヤ周方向に対して0〜10°であり、前記タイヤ径方向内側から3、4層目のベルト角度は前記タイヤ周方向に対して10〜20°であり、前記タイヤ径方向内側から5、6層目のベルト角度は前記タイヤ周方向に対して20〜30°である
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の建設車両用ラジアルタイヤ。 - 前記傾斜延在部は、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記カーカス層のトレッド最大幅位置を規定した場合、前記トレッド最大幅位置と前記トレッド端との前記タイヤ径方向における長さの1/2倍の長さの位置よりも、前記タイヤ径方向外側に配置される
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の建設車両用ラジアルタイヤ。 - 前記補強用インナーパッドの最大厚さは、トレッド幅の0.5〜2.0%である
ことを特徴とする請求項4に記載の建設車両用ラジアルタイヤ。
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