JP6401678B2 - 端局装置及び帯域割当方法 - Google Patents
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Description
一方で、終端装置から端局装置への上り通信は、一般に非特許文献1のように時分割多元接続(TDMA)規範で制御される。そのため、複数の終端装置がそれぞれ下位装置から同時に上りデータを受信した場合、終端装置においてTDMAに従う送信待機を行う。この送信待機により生じる遅延は、前述の方法で解決することはできない。
図1は、本実施形態による通信システム10の構成図である。同図に示すように、通信システム10は、上位装置1、端局装置2、P台(Pは1以上の整数)の終端装置3、及び、P第の下位装置4を備えて構成される。以下では、P台の終端装置3をそれぞれ終端装置3−1〜3−Pと記載し、P台の下位装置4をそれぞれ下位装置4−1〜4−Pと記載する。例えば、通信システム10は、受動光通信網(PON:Passive Optical Network)システムであり、端局装置2は、OLT(Optical Line Terminal:光加入者線終端装置)であり、終端装置3は、ONU(Optical Network Unit:光加入者線ネットワーク装置)である。
割当回数決定部204は、終端装置3の数やシステムの要求遅延量に応じて任意に割当回数Nを決定する。
このように、本実施形態は、終端装置3がデータを受信中に転送を開始できる固定帯域割当、Non status reporting DBA、モバイルDBAに適用できるが、終端装置3が予め上りデータの要求を送信する場合にも適用できる。
図4を用いて、第2の実施形態を説明する。以下では、第1の実施形態との差分を中心に説明する。
本実施形態では、端局装置12が、上位装置1からの通知情報に基づいて、各終端装置3あたりの総割当量を決定する。上位装置1からの通知情報とは、例えば、モバイル網におけるスケジューリング情報である。スケジューリング情報は、モバイル網における上り通信のスケジュールを示し、下位装置4が上り通信を行う時間と、上り通信のデータ量を取得可能な情報である。例えば、スケジューリング情報は、下位装置4とユーザ装置5との間における無線回線の割当てに関する情報であり、無線リソースが割当てられたユーザ装置5を示す割当先情報と、割当てられた無線リソースを示すリソース情報と、ユーザ装置5の通信相手となる下位装置4を示す通信先情報とを含む情報である。
本実施形態では、第1の実施形態の端局装置又は第2の実施形態の端局装置において、遅延を最小化するように割当回数Nを適応的に決定する。
図5は、本実施形態による端局装置22の機能ブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図において、図2に示す第1の実施形態による端局装置2と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。端局装置22が、第1の実施形態の端局装置2と異なる点は、割当回数決定部204に代えて、割当回数決定部601を備える点である。その他の機能ブロックの動作は第1の実施形態と同様である。
本実施形態では、第1の実施形態の端局装置又は第2の実施形態の端局装置において、使用帯域が最小となるように割当回数Nを適応決定する。
図6は、本実施形態による端局装置32の機能ブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図において、図2に示す第1の実施形態による端局装置2と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。端局装置32が、第1の実施形態の端局装置2と異なる点は、割当回数決定部204に代えて、割当回数決定部701を備える点である。その他の機能ブロックの動作は第1の実施形態と同様である。
これにより、端局装置と終端装置からなる受動光通信網システムを介して上位装置と下位装置とが接続される通信システムにおいて、複数の終端装置がそれぞれの下位装置から同時に上りデータを受信したときの送信待機による遅延時間を削減できる。
2、12、22、32 端局装置
3、3−1〜3−P 終端装置
4、4−1〜4−P 下位装置
5 ユーザ装置
6 光ファイバ
7 光スプリッタ
10 通信システム
201 上位送受信部
202 下位送受信部
203、502 割当量決定部
204、601、701 割当回数決定部
205 帯域割当部
501 情報抽出部
Claims (5)
- 受信したデータを時分割多元接続により送信する複数の終端装置と接続される端局装置であって、
複数の前記終端装置のそれぞれについて、所定時間において受信した前記データを前記端局装置へ送信するため帯域量を決定する割当量決定部と、
少なくとも一部の前記終端装置に前記帯域量を分割した分割帯域量を割当て、前記終端装置が前記所定時間に受信したデータを前記分割帯域量に分割して前記端局装置へ送信するタイミングを、最初の前記データの送信の開始が前記所定時間の開始時刻に前記所定時間を前記帯域量の分割数で除算した時間を加算したタイミングとなるように割当てる帯域割当部と、
を備えることを特徴とする端局装置。 - 前記割当量決定部は、前記終端装置の下位の装置の通信のスケジュールを示す情報に基づいて前記終端装置が受信するデータ量を算出し、算出したデータ量に基づいて前記帯域量を決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の端局装置。 - 前記複数の終端装置が自装置にデータを送信するときの帯域が上限の帯域を超過しないように、前記帯域量の分割数を決定する割当回数決定部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端局装置。 - 前記所定時間の終了から、前記終端装置が前記所定時間において受信したデータを自装置へ送信し終えるまでの時間が所定の遅延時間を下回るように、前記帯域量の分割数を決定する割当回数決定部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端局装置。 - 受信したデータを時分割多元接続により送信する複数の終端装置と接続される端局装置が実行する帯域割当方法であって、
複数の前記終端装置のそれぞれについて、所定時間において受信した前記データを前記端局装置へ送信するため帯域量を決定する割当量決定ステップと、
少なくとも一部の前記終端装置に前記帯域量を分割した分割帯域量を割当て、前記終端装置が前記所定時間に受信したデータを前記分割帯域量に分割して前記端局装置へ送信するタイミングを、最初の前記データの送信の開始が前記所定時間の開始時刻に前記所定時間を前記帯域量の分割数で除算した時間を加算したタイミングとなるように割当てる帯域割当ステップと、
を有することを特徴とする帯域割当方法。
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