JP6499005B2 - 塗布具 - Google Patents
塗布具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6499005B2 JP6499005B2 JP2015091658A JP2015091658A JP6499005B2 JP 6499005 B2 JP6499005 B2 JP 6499005B2 JP 2015091658 A JP2015091658 A JP 2015091658A JP 2015091658 A JP2015091658 A JP 2015091658A JP 6499005 B2 JP6499005 B2 JP 6499005B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder member
- mounting
- application
- applicator
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
すなわち、ホルダ部材内に押し込まれた塗布部材をホルダ部材に対して相対的に上記周方向に回転させると、塗布部材は、装着突部の一対の周端部のうち上記軸線に沿う押込方向とは反対側(例えば上方)に位置する一方の周端部に上記周方向で突き当たりながら間欠部を通過することで、装着突部を上記軸線に沿う押込方向(例えば下方)に乗り越える。塗布部材を上記周方向にさらに回転させると、塗布部材が順次上記一方の周端部に突き当たり、装着突部を乗り越えていく。このように塗布部材をホルダ部材に対して回転させるにしたがって、塗布部材の係合凹部は、装着突部に到達し、装着突部が係合凹部内に嵌合する。
このように、塗布部材をホルダ部材内に押し込んだ状態で上記周方向に回転させるだけで塗布部材をホルダ部材に装着でき、例えば上述のように塗布部材をホルダ部材の下方から引き込む必要がないので、塗布部材をホルダ部材に対して容易に装着できる。
また、このように間欠部によって形成される隙間を利用して塗布部材をホルダ部材に装着させているので、装着突部の上記径方向の大きさを大きくしても、塗布部材のホルダ部材への装着容易性を維持しつつ、装着後に塗布部材をホルダ部材から抜けにくくすることができる。
この場合では、塗布部材を装着突部に押し付けた状態でホルダ部材に対して上記周方向で回転させたときに、塗布部材が装着突部の傾斜面に沿って案内され、塗布部材を押込方向に誘導しやすくなる。このため、塗布部材をホルダ部材に対してより容易に装着できる。
この場合では、塗布部材を装着突部に押し付けた状態でホルダ部材に対して上記周方向で回転させたときに、塗布部材のうち一方の周端部に突き当てられた部分が、この傾斜面によって案内されることにより、装着突部のうち塗布部材の押込方向へ潜り込みやすくなる。塗布部材のうち装着突部を乗り越えた部分は、装着突部によって塗布部材の押込方向へ案内され、塗布部材が塗布部材の押込方向に誘導される。このため、塗布部材をホルダ部材に対してより容易に装着できる。
これら容器本体2、装着部材11、ホルダ部材12、塗布部材13及びカバー部材14は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置する状態で配設されている。以下、この共通軸を中心軸Oと称し、図1において中心軸Oに沿って容器本体2から塗布部材13に向かう方向を上方、その逆方向を下方とする。また、中心軸Oから見た平面視で中心軸Oに直交する方向を径方向、中心軸O回りで周回する方向を周方向と称する。
内筒部22の下端部の内周面には、径方向外側に向けて陥没し、第1取付突部3Aに係止される第1取付凹部22Aが全周にわたって形成されており、内筒部22は、口部3に対してアンダーカット嵌合されている。また、内筒部22の上端部は、接続部24よりも上方に突出しており、内筒部22の上端部の外周面には、径方向内側に向けて陥没する第2取付凹部22Bが全周にわたって形成されている。
外筒部23の外周面には、雄ネジ部23Aが形成されている。
装着突部31には、周方向の延在を分断する2つの間欠部32が形成されている。間欠部32は、中心軸Oを径方向で挟む両側に形成されており、装着突部31を第1部分33と第2部分34とに分断する。
塗布部材13の上下方向の中間部の外周面には、装着突部31が嵌合される例えばスリットなどの係合凹部13Bが全周にわたって形成されている。係合凹部13Bは、スリットに限らず、溝であってもよい。
天壁部41の中央部の下面には、延長筒部25の内側に配設され、延長筒部25の環状突出部26に当接する円柱状の栓柱部43が下方に向けて突設されている。栓柱部43が環状突出部26に当接することにより、連通孔21A及び延長筒部25の内側を通した内容物の容器本体2内から外部への流通が遮断される。
周壁部42の下端部の内周面には、外筒部23の雄ネジ部23Aと螺合する雌ネジ部42Aが形成されている。
まず、図4(a)に示すような治具50を用いて塗布部材13を保持する。治具50は、平面視で円形板状の上板部51と、上板部51の周縁から下方に向けて延設された円筒状の囲繞筒部52と、上板部51の中央部から下方に向けて延設された円柱状の挿入部53と、を有する。囲繞筒部52は、塗布部材13を径方向外側から囲む。また、挿入部53は、塗布部材13の貫通孔13A内に挿入されており、上端部は、上板部51よりも上方に突出しており、治具50の保持部分となっている。
その後、塗布部材13から治具50を取り外す。以上のようにして、塗布部材13をホルダ部材12に装着する。
ここで、塗布部材13をホルダ部材12に対して中心軸O回りで1回転させることによって塗布部材13をホルダ部材12に装着させてもよく、2回転以上させることによって塗布部材13をホルダ部材12に装着させてもよい。また、塗布部材13をホルダ部材12に対して上方から押し込んだ時点で塗布部材13の係合凹部13Bの一部が装着突部31と嵌合していてもよい。さらに、治具50を用いずに塗布部材13をホルダ部材12に装着してもよい。
ここで、装着突部31の上面が周方向で進むにしたがって下方に向かうように傾斜しているので、塗布部材13の下端部を下方に誘導しやすくなり、塗布部材13の装着をより容易にする。
また、装着性を低下させることなく装着突部31の径方向の幅を広くすることができるので、装着後に塗布部材13を上方へ引っ張るなどしても、塗布部材13がホルダ部材12から離脱しにくくなる。
このような構成のホルダ部材100に塗布部材13を装着する場合には、上述した実施形態と同様に例えば治具50を用いて塗布部材13をホルダ部材100内に押し込むが、塗布部材13の下端部のうち装着突部101の第1及び第2部分102、103において上方からの平面視で反時計回り側にある一方の周端部に突き当たる部分は、これら周端部の下面に形成されている傾斜面に沿って下方へ案内される。そして、塗布部材13の上記部分は、間欠部32を通って装着突部101の下方へ潜り込み、装着突部101を下方に乗り越える。その後、上述した実施形態と同様に塗布部材13をホルダ部材100に装着する。
なお、本実施形態では、第1及び第2部分102、103のうち上記一方の周端部の下面のみを傾斜面としているが、例えば図7に示すようなホルダ部材110であってもよい。このホルダ部材110では、装着突部111の第1及び第2部分112、113それぞれの下面全体が、上面と同様に、上方からの平面視で反時計回り側にある一方の周端部から他方の周端部まで上方からの平面視で時計回りに向かうにしたがって上方を向くように傾斜している。
例えば、ホルダ部材の装着突部の形状は、例えば図8から図13に示すような形状など、適宜変更されてもよい。
図8及び図9に示すホルダ部材120では、装着突部121に間欠部122が1つのみ形成されている。
また、図10及び図11に示すホルダ部材130では、装着突部131に4つの間欠部132が形成されており、装着突部131は、第1から第4部分133〜136に分割されている。間欠部132は、装着突部131において周方向で等間隔に形成されている。
さらに、図12に示すホルダ部材140の上端部の内周面には、雌ネジ部141が形成されている。これに対応して、塗布部材(図示略)にも雄ネジ部が形成されている。このようなホルダ部材140では、塗布部材を中心軸回りに回転させて塗布部材をホルダ部材140に螺合させていくだけで塗布部材を装着突部31に対して押し付けることができる。なお、塗布部材が弾性変形することによって雌ネジ部141と係合することができるので、塗布部材には雄ネジ部を形成しなくてもよい。
また、図13に示すホルダ部材150では、装着突部151を形成する第1及び第2部分152、153の一対の周端部のうち上下方向の厚さが薄い一方の周端部(上方から見た平面視で反時計回り方向側の周端部)の下面には、下方に向けて係止突部151Aが突設されている。なお、図13には、第1部分152に形成された係止突部151Aのみ示されているが、第2部分153にも同様に係止突部151Aが形成されている。この係止突部151Aは、塗布部材13の係合凹部13Bに装着突部151に嵌合させると、塗布部材13に引っかかることにより、塗布部材13をホルダ部材150からより離脱しにくくさせる。
ここで、このような構成の装着突部121、131の下面の形状を上述した第2実施形態にかかる装着突部101、111と同様の形状としてもよい。また、ホルダ部材140の装着突部31の形状を第2実施形態にかかる装着突部101、111や上述した装着突部121、131の形状としてもよい。同様に、ホルダ部材150の装着突部151の形状を第2実施形態にかかる装着突部101、111や上述した装着突部121、131と同様の形状としてもよい。図12に示すホルダ部材140の雌ネジ部141を図7に示すホルダ部材110に適用する際には、雌ネジ部141によって画成される径方向内側に向けて突出する突出部分と装着突部111とが一体となって螺旋形状を形成するように配設されていることも可能である。
装着突部は、上下方向で1つのみ形成されているが、複数形成されてもよい。同様に、塗布部材には、係合凹部が上下方向で複数形成されてもよい。
間欠部は、少なくとも1つ形成されていればよく、3つや5つ以上形成されてもよい。
装着部材とホルダ部材とは、別体として形成されているが、一体に形成されてもよい。
ホルダ部材の中心軸線は、容器本体の中心軸線と一致している必要はなく、容器本体の中心軸線と平行であっても、角度をなしていてもよい。
ホルダ部材の形状は、筒状であれば、円筒状に限らず、角筒状など、他の形状であってもよい。同様に、塗布部材の形状は、円柱状に限らず、角柱状など、他の形状であってもよい。
塗布部材は、容器本体内から流出させた内容物を被塗布部に塗布できれば、スポンジに限らず、他の部材で形成されてもよい。
装着部材には、塗布部材の貫通孔内に挿入される延長筒部が設けられているが、延長筒部が設けられていなくてもよく、塗布部材に貫通孔が形成されていなくてもよい。また、装着部材に延長筒部を設けない替わりに、カバー部材の栓柱部が連通孔を閉塞する構成としてもよい。
Claims (3)
- 内容物が収容される容器本体の口部に装着され、前記容器本体内に連通する連通孔が形成された装着部材と、
前記装着部材に配設され、前記連通孔をその軸線方向に直交する径方向の外側から囲繞する筒状のホルダ部材と、
前記ホルダ部材の内側に配設、保持され、内容物を被塗布部に塗布する塗布部材と、
を備え、
前記ホルダ部材の内周面には、その内側に向けて突出し、前記塗布部材の外周面に形成された環状の係合凹部に嵌合される環状の装着突部が設けられ、
前記装着突部には、前記ホルダ部材の軸線回りに周回する周方向の延在を分断する間欠部が形成され、
前記装着突部のうち前記間欠部を画成する一対の周端部が、前記ホルダ部材の軸線方向の位置を互いに異ならせて配置されていることを特徴とする塗布具。 - 前記装着突部のうち前記軸線に沿って前記ホルダ部材の開口端側を向く面が、一対の前記周端部のうち前記ホルダ部材の軸方向の位置が前記ホルダ部材の開口端により近接する一方の周端部から当該周端部が画成する前記間欠部に対して前記周方向に離間するにしたがって、前記軸線に沿って前記開口端から離間する側に漸次向かうように傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
- 一対の前記周端部のうち前記ホルダ部材の軸方向の位置が前記ホルダ部材の開口端により近接する一方の周端部において前記軸線に沿って前記開口端側の反対側を向く面が、当該周端部が画成する前記間欠部に対して前記周方向に離間するにしたがって、前記軸線に沿って前記開口端から離間する側に漸次向かうように傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の塗布具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015091658A JP6499005B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015091658A JP6499005B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 塗布具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016204045A JP2016204045A (ja) | 2016-12-08 |
JP6499005B2 true JP6499005B2 (ja) | 2019-04-10 |
Family
ID=57488630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015091658A Active JP6499005B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 塗布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6499005B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2832297B1 (fr) * | 2001-11-19 | 2004-08-06 | Oreal | Ensemble de conditionnement et d'application d'un produit |
JP4184048B2 (ja) * | 2002-11-21 | 2008-11-19 | 株式会社吉野工業所 | 塗布栓 |
JP5590554B2 (ja) * | 2010-09-29 | 2014-09-17 | 株式会社吉野工業所 | 塗布容器 |
JP2012106590A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Inoac Corp | 車両用フードクッション装置 |
-
2015
- 2015-04-28 JP JP2015091658A patent/JP6499005B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016204045A (ja) | 2016-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20170006133A (ko) | 화장품 용기 | |
JP5902832B2 (ja) | オイルレベルゲージ装置 | |
US9352885B2 (en) | Self-draining container | |
JP6499005B2 (ja) | 塗布具 | |
US20160084386A1 (en) | Non-removable discharge device | |
JP5238413B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP2014227197A (ja) | レフィル容器およびレフィル容器を収容する容器 | |
JP6666325B2 (ja) | ナットキャップ | |
JP6297840B2 (ja) | 管継手 | |
JP6423287B2 (ja) | 中栓付き容器 | |
US20150158641A1 (en) | Cap structure for vessel | |
JP6286334B2 (ja) | 二重筒体 | |
US9545715B1 (en) | Tool box | |
JP6543538B2 (ja) | ホルダ部材に装着突部を設けた塗布具 | |
JP6476072B2 (ja) | 塗布具 | |
JP4841176B2 (ja) | 容器 | |
JP6088118B1 (ja) | ボトルキャップ | |
JP2020033092A (ja) | 容器 | |
JP2008230691A (ja) | ボトルキャップ | |
JP6227518B2 (ja) | 受皿ユニット、およびこれとポンプユニットとを備えたディスペンサ容器用のポンプシステム | |
JP2009104139A (ja) | レンズ装置 | |
JP6243702B2 (ja) | 繰出容器 | |
JP2010155627A (ja) | 吐出容器 | |
JP6899728B2 (ja) | 注出容器 | |
JP6637384B2 (ja) | 筆記具等のキャップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171102 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180927 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181012 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20181204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190218 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20190225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6499005 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |