JP6497739B2 - 油圧回路における制御バルブの故障診断システム - Google Patents
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Description
一方、作業機械の油圧回路における制御バルブの故障診断装置として、従来、制御バルブに制御信号を出力する制御手段を、通常の制御動作を行う通常制御モードと特定の故障診断用動作を行わせる故障診断モードとに交換可能に構成すると共に、故障診断モードにおいて制御弁に故障診断用動作を行わせたときの油圧ポンプの吐出圧に基づいて当該制御弁の故障の有無を判定するように構成した技術が提唱されている(たとえば、特許文献2参照。)。
請求項2の発明は、請求項1において、故障診断実行手段は、故障した制御バルブの特定に用いる複数のテストパターンの故障診断を順次実行するとともに、各テストパターンの故障診断後に、該テストパターンおよび前回までのテストパターンの診断結果に基づいて故障バルブ特定手段が故障した制御バルブを特定できた場合にはテストパターンの故障診断を終了する一方、故障した制御バルブを特定できない場合には故障診断を続行することを特徴とする油圧回路における制御バルブの故障診断システムである。
請求項3の発明は、請求項1において、故障バルブ特定手段は、故障した制御バルブの特定に用いる全てのテストパターンの故障診断が故障診断実行手段により実行された後に、該全てのテストパターンの診断結果に基づいて故障した制御バルブを特定することを特徴とする油圧回路における制御バルブの故障診断システムである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一項において、油圧アクチュエータは、該油圧アクチュエータを作動せしめる作動油の出入口として一対のポートを備えるとともに、該油圧アクチュエータに対する給排流量を制御するためのメータリングバルブは、油圧アクチュエータの一方のポートへの供給流量を制御する電子制御式の第一メータインバルブと、油圧アクチュエータの一方のポートからの排出流量を制御する電子制御式の第一メータアウトバルブと、油圧アクチュエータの他方のポートへの供給流量を制御する電子制御式の第二メータインバルブと、油圧アクチュエータの他方のポートからの排出流量を制御する電子制御式の第二メータアウトバルブとを用いて構成されていることを特徴とする油圧回路における制御バルブの故障診断システムである。
請求項2の発明とすることにより、制御バルブが多数あってテストパターンが数多く設定されている場合であっても、故障バルブが特定された以降はテストパターンが実行されないことになり、而して、診断時間の短縮に大きく貢献できる。
請求項3の発明とすることにより、制御プログラムが簡単で、テストパターンの追加による更新等を容易に行うことができる。
請求項4の発明とすることにより、故障診断用の操作装置や表示装置を別途必要とせず、モニタ装置を利用して故障診断の実行や表示を行うことができる。
請求項5の発明とすることにより、本発明の故障診断システムを、メータリングバルブが第一、第二メータインバルブ、第一、第二メータアウトバルブの4つの個別のバルブを用いて構成されている複雑な油圧回路に実施できる。
さらに、12、13は左右の走行モータ6、7に対する作動油の給排流量をそれぞれ制御する左走行用、右走行用のメータリングバルブであって、これらメータリングバルブ12、13は、走行用操作具の操作に基づいてパイロットバルブ(図示せず)から出力されるパイロット圧により作動するパイロット作動式バルブを用いて構成されている。また、14は旋回モータ8に対する作動油の給排流量を制御する旋回用メータリングバルブであって、該旋回用メータリングバルブ14は、メータインとメータアウトとで独立制御は行わないが、コントローラ16からの制御指令で作動する電子制御式バルブを用いて構成されている。
尚、本実施の形態において、前記第一、第二メインリリーフバルブ21、22、第一、第二バイパスバルブ25、26、走行直進弁27、合流バルブ29、第一、第二暖機バルブ32、33は本発明の制御バルブに相当する。そして、これらの制御バルブと前述したメータリングバルブ10〜15とは、コントロールバルブユニットとして一つに纏められた状態で配設されている。
尚、前記通常制御が実行されている場合、モニタ装置43は、エンジン冷却水温度、作動油温度、燃料残量等の各種機体情報をディスプレイに表示するように構成されている。
尚、本実施の形態では、前記テストパターン1〜4の何れかに含まれる第一バイパスバルブ25、第二バイパスバルブ26、第一メインリリーフバルブ21、第二メインリリーフバルブ22、第一暖機バルブ32、第二暖機バルブ33が故障診断の対象となる制御バルブ(故障診断対象バルブ)である。そして、これらテストパターン1〜4のデータは予め設定されていてコントローラ16のメモリ46に収納されているが、モニタ装置43を用いて任意の制御バルブを診断対象とする各種テストパターンを設定できる構成にすることもできる。また、第一、第二油圧ポンプ1、2を診断対象とするポンプテスト1、2は、本発明のテストパターンには含まれない。
尚、テストパターン1〜4の故障診断を行う場合には、全てのメータリングバルブ10〜15は閉じるように制御され、また、図示しないが油圧ショベルの油圧回路に設けられている旋回用ブレーキ装置はブレーキ状態となるように制御される。
尚、故障の可能性が高いと特定された制御バルブ、あるいは少なくとも1つが故障しているとして絞り込まれた制御バルブについては、別途個別に故障診断を行うことになる。
まず、モニタ装置43の操作に基づいて自動故障診断がスタートすると、故障バルブ特定手段48は、故障診断実行手段47に対して、テストパターン3の故障診断を実行するように制御指令を出力する(ステップS1)。該制御指令を受けた故障診断実行手段47は、前述したテストパターン3の故障診断を実行し、その診断結果を故障バルブ特定手段48に出力する。
つまり、前述した図8に示すフローチャート図に基づいて説明すると、まず、ステップS1でテストパターン3の故障診断が実行されるが、該テストパターン3のみの診断結果では、テストパターンに含まれる制御バルブ同士の照合ができないため故障バルブを特定することはできず、テストパターンの故障診断は続行される。
前記ステップS1で実行されたテストパターン3の診断結果が故障なしの場合には、次いで、ステップS3でテストパターン4の故障診断が実行されるが、該テストパターン4が故障なしの場合には、今回および前回故障なしと診断されたテストパターン4およびテストパターン3に含まれる全ての制御バルブ、つまり本実施の形態の故障診断対象バルブの全てが故障なしと判断され、これにより故障バルブなし(故障診断対象バルブの全てが正常である)と特定して、テストパターンの故障診断を終了する。
一方、ステップ3で実行されたテストパターン4の診断結果が故障ありの場合には、今回故障ありと診断されたテストパターン4に含まれ、且つ、前回故障なしと診断されたテストパターン3に含まれない制御バルブは第二バイパスバルブ26と第二メインリリーフバルブ22であるため、第二バイパスバルブ26あるいは第二メインリリーフバルブ22の少なくとも1つが故障バルブであると特定して、テストパターンの故障診断を終了する。
また、前記ステップS1で実行されたテストパターン3の診断結果が故障ありの場合には、次いで、ステップS9でテストパターン1の故障診断が実行されるが、該テストパターン1の診断結果が故障なしの場合には、前回故障ありと診断されたテストパターン3に含まれ、且つ、今回故障なしと診断されたテストパターン1に含まれない制御バルブは第二暖機バルブ33であるため、該第二暖機バルブ33が故障バルブであると特定して、テストパターンの故障診断を終了する。
一方、ステップS9で実行されたテストパターン1の診断結果が故障ありの場合には、今回または前回故障ありと診断されたテストパターン1、3に共通して含まれる制御バルブは多数あって故障バルブの特定ができないため、テストパターンの故障診断が続行され、ステップS13でテストパターン4の故障診断が実行される。
そして、前記ステップS13で実行されたテストパターン4の診断結果が故障なしの場合には、前回までに故障ありと診断されたテストパターン1、3に含まれ、且つ、今回故障なしと診断されたテストパターン4に含まれない制御バルブは第一バイパスバルブ25と第一メインリリーフバルブ21であるため、第一バイパスバルブ25あるいは第一メインリリーフバルブ21の少なくとも1つが故障バルブであると特定して、テストパターンの故障診断を終了する。
また、ステップS13で実行されたテストパターン4の診断結果が故障ありの場合には、今回および前回までに故障ありと診断されたテストパターン1、3、4に共通して含まれる制御バルブは第一暖機バルブ32だけであるため、該第一暖機32が故障している可能性の高いバルブとして特定して、テストパターンの故障診断を終了する。
尚、前記第一、第二油圧ポンプ1、2は本発明のテストパターンの診断対象には含まれないが、本実施の形態において、故障診断制御手段44は、第一、第二油圧ポンプ1、2を診断対象とするポンプテスト1、2も実行する構成となっており、このように、本発明のテストパターンの診断対象には含まれない油圧機器の故障診断を、本発明の診断対象となる制御バルブの故障診断と組み合わせて行なうこともできる。
つまり、ステップS2、S4でテストパターン4、3の診断結果が共に故障なしの場合には、これらテストパターン4、3に含まれる全ての制御バルブ、つまり本実施の形態の故障診断対象バルブの全てが故障なしと判断され、これにより故障バルブなしと特定する。
つまり、ステップS2で故障なしと診断されたテストパターン4に含まれず、ステップS4で故障ありと診断されたテストパターン3に含まれる制御バルブは第一バイパスバルブ25と第一メインリリーフバルブ21であるため、第一バイパスバルブ25あるいは第一メインリリーフバルブ21の少なくとも1つが故障バルブであると特定する。
つまり、ステップS2で故障ありと診断されたテストパターン4に含まれ、ステップS10で故障なしと診断されたテストパターン2に含まれない制御バルブは第一暖機バルブ32であるため、該第一暖機バルブ32が故障バルブであると特定する。
つまり、ステップS2、S10で故障なしと診断されたテストパターン4、2に含まれず、ステップS14で故障ありと診断されたテストパターン3に含まれる制御バルブは第二バイパスバルブ26と第二メインリリーフバルブ22であるため、第二バイパスバルブ26あるいは第二メインリリーフバルブ22の少なくとも1つが故障バルブであると特定する。
つまり、ステップS2、S10、S14で故障ありと診断されたテストパターン4、2、3に共通して含まれる制御バルブは第二暖機バルブ33だけであるため、該第二暖機33が故障している可能性の高いバルブであるとして特定する。
まず、「故障バルブ特定制御」がスタートすると、故障バルブ特定手段48は、テストパターン4の診断結果が故障ありか故障なしかを判断し(ステップS1)、テストパターン4の診断結果が故障なし(NO)の場合には、続けて、テストパターン3の診断結果が故障ありか故障なしかを判断する(ステップS2)。そして、テストパターン3の診断結果が故障なし(NO)と判断された場合には、故障バルブ(故障した制御バルブ)なしと特定して(ステップS3)、故障バルブ特定制御を終了する。
つまり、ステップS1、S2でテストパターン4、3の診断結果が共に故障なしの場合には、これらテストパターン4、3に含まれる全ての制御バルブ、つまり本実施の形態の故障診断対象バルブの全てが故障なしと判断され、これにより故障バルブなしと特定する。
つまり、ステップS1で故障なしと診断されたテストパターン4に含まれず、ステップS2で故障ありと診断されたテストパターン3に含まれる制御バルブは第一バイパスバルブ25と第一メインリリーフバルブ21であるため、第一バイパスバルブ25あるいは第一メインリリーフバルブ21の少なくとも1つが故障バルブであると特定する。
つまり、ステップS1で故障ありと診断されたテストパターン4に含まれ、ステップS5で故障なしと診断されたテストパターン2に含まれない制御バルブは第一暖機バルブ32であるため、該第一暖機バルブ32が故障バルブであると特定する。
つまり、ステップS1、S5で故障なしと診断されたテストパターン4、2に含まれず、ステップS7で故障ありと診断されたテストパターン3に含まれる制御バルブは第二バイパスバルブ26と第二メインリリーフバルブ22であるため、第二バイパスバルブ26あるいは第二メインリリーフバルブ22の少なくとも1つが故障バルブであると特定する。
つまり、ステップS1、S5、S7で故障ありと診断されたテストパターン4、2、3に共通して含まれる制御バルブは第二暖機バルブ33qだけであるため、該第二暖機33が故障している可能性の高いバルブであるとして特定する。
さらに、本発明のテストパターンは、前述したテストパターン1〜4に限定されないことは勿論であって、各種作業機械の油圧回路や、該油圧回路に配される制御バルブ等に応じて種々に設定することができる。
また、上記第一〜第三の実施の形態では、故障診断の手順として、まずテストパターンによる故障診断でメータリングバルブ以外の制御バルブの故障判断を行い、この故障判断で制御バルブに故障がないと診断された場合に、メータリングバルブの故障診断を行うようになっている。
4〜9 油圧アクチュエータ
10〜15 メータリングバルブ
10A、11A、15A 第一メータインバルブ
10B、11B、15B 第一メータアウトバルブ
10C、11C、15C 第二メータインバルブ
10D、11D、15D 第二メータアウトバルブ
16 コントローラ
21、22 第一、第二メインリリーフバルブ
25、26 第一、第二バイパスバルブ
27 走行直進弁
29 合流バルブ
32、33 第一、第二暖機バルブ
43 モニタ装置
44 故障診断制御手段
47 故障診断実行手段
48 故障バルブ特定手段
Claims (4)
- 油圧ポンプと、該油圧ポンプから吐出される作動油により作動する油圧アクチュエータと、該油圧アクチュエータに対する作動油の給排流量を制御するメータリングバルブと、油圧ポンプの吐出ラインから分岐形成されて油タンクに至るリリーフ油路、バイパス油路、並びに循環油路にそれぞれ配設される複数の制御バルブとを備えた作業機械の油圧回路において、
前記複数の制御バルブは、リリーフ油路に配設されて吐出ラインの回路最高圧を設定するメインリリーフバルブを含み、該メインリリーフバルブを含む複数の制御バルブおよび前記メータリングバルブの故障を診断するための故障診断システムを設けるにあたり、
前記複数の制御バルブのうち2つ以上の制御バルブを診断対象として種々組合わせた複数のテストパターンを設定すると共に、
各テストパターンに応じて設定された診断用制御信号を制御バルブに出力して制御バルブを診断用制御状態にし、この状態での吐出ラインの検出圧力とメインリリーフバルブの設定圧とを比較して各テストパターンの故障の有無の診断を実行する故障診断実行手段と、
該故障診断実行手段により故障の有無が診断された各テストパターンに含まれる制御バルブ同士の照合をして故障した制御バルブを特定する故障バルブ特定手段とを設ける一方、
前記故障診断で制御バルブに故障がないと診断された場合に、前記メータリングバルブの故障診断を行う構成にし、
さらに前記故障診断実行手段および故障バルブ特定手段は作業機械の運転室に配されるモニタ装置に接続され、該モニタ装置の操作に基づいてテストパターンの故障診断および故障した制御バルブの特定が行われる一方、その結果がモニタ装置に表示されることを特徴とする油圧回路における制御バルブの故障診断システム。 - 請求項1において、故障診断実行手段は、故障した制御バルブの特定に用いる複数のテストパターンの故障診断を順次実行するとともに、各テストパターンの故障診断後に、該テストパターンおよび前回までのテストパターンの診断結果に基づいて故障バルブ特定手段が故障した制御バルブを特定できた場合にはテストパターンの故障診断を終了する一方、故障した制御バルブを特定できない場合には故障診断を続行することを特徴とする油圧回路における制御バルブの故障診断システム。
- 請求項1において、故障バルブ特定手段は、故障した制御バルブの特定に用いる全てのテストパターンの故障診断が故障診断実行手段により実行された後に、該全てのテストパターンの診断結果に基づいて故障した制御バルブを特定することを特徴とする油圧回路における制御バルブの故障診断システム。
- 請求項1乃至3の何れか一項において、油圧アクチュエータは、該油圧アクチュエータを作動せしめる作動油の出入口として一対のポートを備えるとともに、該油圧アクチュエータに対する給排流量を制御するためのメータリングバルブは、油圧アクチュエータの一方のポートへの供給流量を制御する電子制御式の第一メータインバルブと、油圧アクチュエータの一方のポートからの排出流量を制御する電子制御式の第一メータアウトバルブと、油圧アクチュエータの他方のポートへの供給流量を制御する電子制御式の第二メータインバルブと、油圧アクチュエータの他方のポートからの排出流量を制御する電子制御式の第二メータアウトバルブとを用いて構成されていることを特徴とする油圧回路における制御バルブの故障診断システム。
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