JP6493020B2 - ハイブリッド車両のエンジントルク補正装置 - Google Patents
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Description
特に、第1クラッチによりエンジンおよびモータ/ジェネレータを相互に結合した状態でモータ/ジェネレータによりエンジンを回転数制御している間におけるエンジントルク補正技術に係わる。
このハイブリッド車両は、エンジンを停止させ、第1クラッチを解放すると共に第2クラッチを締結することによりモータ/ジェネレータからの動力のみによる電気走行(EV)モードを選択可能であり、また、
第1クラッチおよび第2クラッチを共に締結することによりエンジンおよびモータ/ジェネレータの双方からの動力によるハイブリッド走行(HEV)モードを選択可能なものである。
車両のエンジントルク補正技術としては従来、ハイブリッド車両のエンジントルク補正技術ではないが、特許文献2に以下のような技術が提案されている。
具体的には、エンジンアイドル運転中に人為的なトリガ信号に呼応して、アイドル回転数を維持するために必要としているエンジン吸気量を学習し、この学習吸気量に応じてエンジンアイドル運転時の吸気量を補正するというものである。
逆にモータ/ジェネレータが回生制動時のように負トルクを発生する場合も、この負トルクが、不適切なエンジントルクの学習補正に起因し、指令値通りに制御されていないと、エンジントルクとの協調が予定通りに行われ得ないため、ハイブリッド車両の運転性が悪化するという問題を生ずる。
また、学習のためにわざわざエンジンを始動し、当該エンジンを無負荷状態でアイドル運転させる必要があり、エネルギーマネジメントや燃費の悪化を招くだけでなく、上記わざわざのエンジン始動および無負荷アイドル運転が運転者に大いなる違和感を抱かせるという問題があった。
先ず、前提となるハイブリッド車両を説明するに、これは、
動力源としてエンジンおよびモータ/ジェネレータを具え、これらエンジンおよびモータ/ジェネレータ間を第1クラッチにより結合可能となし、モータ/ジェネレータおよび車輪間を第2クラッチにより結合可能となし、前記第1クラッチおよび第2クラッチの締結・解放制御により、前記エンジンおよびモータ/ジェネレータのうち、モータ/ジェネレータのみによる電気走行を行うか、エンジンおよびモータ/ジェネレータの双方によるハイブリッド走行を行うかを選択可能なものである。
前記第1クラッチによりエンジンおよびモータ/ジェネレータを相互に結合した状態でモータ/ジェネレータによりエンジンを回転数制御している間、前記モータ/ジェネレータのトルク情報、および前記エンジンのトルク指令情報から、エンジントルクおよび/またはエンジンフリクションのバラツキを推定し、該バラツキに基づきエンジントルクを学習補正するよう構成したものである。
従来のようにエンジン吸気量を介さず、モータ/ジェネレータによるエンジン回転数制御中におけるモータ/ジェネレータトルク情報およびエンジントルク情報から、エンジントルクおよび/またはエンジンフリクションのバラツキを推定し、当該バラツキに基づきエンジントルクを学習補正する構成のため、当該エンジントルクの学習補正を遅滞なく、しかも高精度に行うことができ、エンジントルクをパワートレーンのバラツキやオイルなど車両使用環境の差にかかわらず、常に正確に指令値に一致させ得る。
<実施例の構成>
図1は、本発明の一実施例になるエンジントルク補正装置を具えたハイブリッド車両のパワートレーンを示す。
このハイブリッド車両は、四輪駆動車両をベース車両とし、これをハイブリッド化したものであり、
図1において、1は、第1動力源としてのエンジンを示し、2L,2Rは左右後輪を示し、3L,3Rは左右前輪を示す。
このモータ/ジェネレータ5は、モータ(電動機)として作用したり、ジェネレータ(発電機)として作用するもので、ステータ5aと、ロータ5bと、ロータ軸5cとにより構成する。
ここで第1クラッチ6は、伝達トルク容量を連続的もしくは段階的に変更可能なものとし、例えば、比例ソレノイドでクラッチ作動油流量およびクラッチ作動油圧を連続的もしくは段階的に制御して伝達トルク容量を変更可能な湿式多板クラッチで構成する。
第2クラッチ7も第1クラッチ6と同様、伝達トルク容量を連続的もしくは段階的に変更可能なものとし、例えば、比例ソレノイドでクラッチ作動油流量およびクラッチ作動油圧を連続的もしくは段階的に制御して伝達トルク容量を変更可能な湿式多板クラッチで構成する。
従って自動変速機4は、入力軸4aからの回転を選択変速段に応じたギヤ比で変速して出力軸4bに出力する。
出力軸4bからの回転は、トランスファ8により左右後輪2L,2Rと左右前輪3L,3Rとへ所定のトルク配分下に向かわせ、左右後輪2L,2Rへの回転をプロペラシャフト9および後輪ディファレンシャルギヤ装置10により左右後輪2L,2Rへ伝達し、左右前輪3L,3Rへの回転をプロペラシャフト11および前輪ディファレンシャルギヤ装置12により左右前輪3L,3Rへ伝達することで、ハイブリッド車両を四輪駆動走行可能となす。
この場合、第2クラッチ7が締結により上記の変速段選択機能(変速機能)を果たして自動変速機4を動力伝達状態にするのに加え、第1クラッチ6の解放・締結との共働により、ハイブリッド車両の後述するモード選択機能を果たし得ることとなり、専用の第2クラッチが不要でコスト的に有利である。
停車状態からの発進時などを含む低負荷・低車速時に用いられる電気走行(EV)モードが要求される場合、第1クラッチ6を解放し、第2クラッチ7の締結により自動変速機4を動力伝達状態にする。
なお第2クラッチ7は、自動変速機4内の変速摩擦要素のうち、現変速段で締結させるべき変速摩擦要素であって、選択中の変速段ごとに異なる。
変速機出力軸4bからの回転はトランスファ8により左右後輪2L,2Rと左右前輪3L,3Rとへ所定のトルク配分下に分配され、後輪2L,2Rへの回転をプロペラシャフト9および後輪ディファレンシャルギヤ装置10により左右後輪2L,2Rへ伝達し、前輪3L,3Rへの回転をプロペラシャフト11および前輪ディファレンシャルギヤ装置12により左右前輪3L,3Rへ伝達することで、ハイブリッド車両を四輪駆動走行させることができる。
第2クラッチ7の締結により自動変速機4を対応変速段選択状態(動力伝達状態)にしたまま、第1クラッチ6も締結させる。
この状態では、エンジン1からの出力回転およびモータ/ジェネレータ5からの出力回転の双方が変速機入力軸4aに達することとなり、自動変速機4が当該入力軸4aへの回転を、選択中の変速段に応じ変速して、変速機出力軸4bより出力する。
変速機出力軸4bからの回転はトランスファ8により左右後輪2L,2Rと左右前輪3L,3Rとへ所定のトルク配分下に分配され、後輪2L,2Rへの回転をプロペラシャフト9および後輪ディファレンシャルギヤ装置10により左右後輪2L,2Rへ伝達し、前輪3L,3Rへの回転をプロペラシャフト11および前輪ディファレンシャルギヤ装置12により左右前輪3L,3Rへ伝達することで、ハイブリッド車両を四輪駆動走行させることができる。
この発電電力をモータ/ジェネレータ5のモータ駆動に用いるよう後述のバッテリへ蓄電しておくことでエンジン1の燃費を向上させることができる。
図2の制御システムは、パワートレーンの動作点を統合制御する統合コントローラ20を具え、
パワートレーンの動作点を、目標エンジントルクtTeと、目標モータ/ジェネレータトルクtTmおよび目標モータ/ジェネレータ回転数tNmと、第1クラッチ6の目標伝達トルク容量tTc1と、第2クラッチ7の目標伝達トルク容量tTc2とで規定する。
エンジン回転数Neを検出するエンジン回転センサ13からの信号と、
モータ/ジェネレータ回転数Nmを検出するモータ/ジェネレータ回転センサ14からの信号と、
変速機入力回転数Niを検出する入力回転センサ15からの信号と、
変速機出力回転数Noを検出する出力回転センサ16からの信号と、
車両への要求負荷を表すアクセルペダル踏み込み量(アクセル開度APO)を検出するアクセル開度センサ17からの信号と、
モータ/ジェネレータ5用の電力を蓄電しておくバッテリBATの蓄電状態SOC(持ち出し可能電力)を検出する蓄電状態センサ18からの信号と、
運転者が車両の運転準備指令および運転停止指令(エンジン停止指令を含む)を発するために操作するイグニッションスイッチ19からのON,OFF信号と、
運転者が車両の走行形態を指令するために操作するシフターからの駐車(P)レンジ信号、後退走行(R)レンジ信号、中立(N)レンジ信号、および前進走行(D)レンジ信号を入力する。
運転者が希望している車両の要求駆動力を実現可能な運転モード(EVモード、HEVモード)を選択すると共に、当該選択した運転モードのもとで上記の要求駆動力を実現のに必要な目標エンジントルクtTe、目標モータ/ジェネレータトルクtTm、目標モータ/ジェネレータ回転数tNm、目標第1クラッチ伝達トルク容量tTc1、および目標第2クラッチ伝達トルク容量tTc2をそれぞれ演算する。
モータ/ジェネレータコントローラ22はモータ/ジェネレータ5のトルクTmおよび回転数Nmが目標モータ/ジェネレータトルクtTmおよび目標モータ/ジェネレータ回転数tNmとなるよう、バッテリBATおよびインバータINVを介してモータ/ジェネレータ5を制御する。
統合コントローラ20は、変速機出力回転数No(車速VSP)およびアクセル開度APO(制動時は制動操作力)から予定の目標駆動力マップを用いて求めた目標駆動トルクや、バッテリ蓄電率SOCや、アクセル開度APOや、変速機出力回転数No(車速VSP)などの車両運転状態から、予定の目標運転モード領域マップを基に、前記した電気走行(EV)モードおよびハイブリッド走行(HEV)モードを選択して、目標走行モードと定める。
この時、第2クラッチ7がスリップ締結状態であることにより、ここでモード切り替えショックを吸収して、ショック対策を行うことができる。
この時、第2クラッチ7がスリップ締結状態であることにより、第2クラッチ7でエンジン始動ショックを吸収して、ショック対策を行うことができる。
このエンジン始動でエンジン1が起動した後は第2クラッチ7を上記のスリップ締結状態から完全締結させる必要がある。
上記ハイブリッド車両においても、一般的な車両用パワートレーンと同様、エンジントルクおよび/またはエンジンフリクションのバラツキによる制御精度の低下を排除するため、これらのバラツキ分だけエンジントルクを補正する必要がある。
当該エンジントルクの学習補正を本実施例においては、統合コントローラ20が図2に示す制御プログラムの実行により以下のごとくに行うこととする。
ステップS2では、モータ/ジェネレータ5の入力トルクおよびバッテリBATの電力制限状態が、上記学習補正に必要なエンジンのトルク変化および回転数変化を生起させ得る余裕代を持っているか否かにより、モータ/ジェネレータ5およびバッテリBATが上記学習補正を行い得る状態であるか否かをチェックする。
モータ/ジェネレータ5の入力トルクおよびバッテリBATの電力制限状態が上記の余裕代を持たない場合は、上記エンジントルクの学習補正が不正確になるから、ステップS3〜ステップS6を実行することなく制御をそのまま終了させることにより、エンジントルクの学習補正を行わないこととし、上記の余裕代があることを条件としてエンジントルクの学習補正を行うものとする。
ステップS3においては、第1クラッチ6の締結によりエンジン1を始動させ、当該第1クラッチ6の締結によりエンジン1およびモータ/ジェネレータ5間が結合されている状態でエンジン1をモータ/ジェネレータ5により回転数制御し、当該モータ/ジェネレータ5によるエンジン1の回転数制御状態で、学習が必要なエンジン動作点をエンジントルク指令値とモータ/ジェネレータ回転数指令値(エンジン回転数指令値)とにより規定し、この動作点での運転を指令する。
図4に基づき説明するに、エンジントルク学習要求が発せられた瞬時t1から所定時間後の瞬時t2までの間において、エンジントルク応答のズレ(バラツキ)を検出し、瞬時t2からエンジントルク学習要求が消失する瞬時t3までの間において、エンジントルクのズレ(バラツキ)を検出する。
次のステップS6においては、対応動作点におけるエンジントルク生成のための空気量を、ステップS5で記憶したエンジントルクのズレ(バラツキ)およびエンジントルク応答のズレ(バラツキ)に応じ、これらのズレ(バラツキ)が解消されるよう補正して、エンジントルクの学習補正を完了する。
ステップS7では、エンジン1が始動状態であり、且つモータ/ジェネレータ5がエンジン回転数制御状態であり、且つステップS2につき前述した通りモータ/ジェネレータ5の入力トルクおよびバッテリBATの電力制限状態が、学習補正に必要なエンジンのトルク変化および回転数変化を生起させ得る余裕代を持っていて、モータ/ジェネレータ5およびバッテリBATが学習補正を行い得る状態であるか否かを判定する。
ステップS7で上記3要件の全てが満足されて、通常走行中の学習が可能である場合は、以下のようにしてエンジントルクの学習補正を行う。
かようにエンジン1を学習未実施領域(動作点)で運転させた状態で、ステップS4においては、当該学習未実施領域(動作点)での運転中におけるモータ/ジェネレータトルクと、エンジントルク指令値との差から、つまりエンジントルク指令値に対するモータ/ジェネレータトルクの差から、エンジントルクのズレ(バラツキ)およびエンジントルク応答のズレ(バラツキ)を、図4に基づき説明したように検出する。
その後ステップS6において、学習未実施領域(動作点)におけるエンジントルク生成のための空気量を、ステップS5で記憶したエンジントルクのズレ(バラツキ)およびエンジントルク応答のズレ(バラツキ)に応じ、これらのズレ(バラツキ)が解消されるよう補正して、エンジントルクの学習補正を完了する。
上記した本発明によるハイブリッド車両のエンジントルク補正装置にあっては、
特許文献2のようにエンジン吸気量を介さず、モータ/ジェネレータ5によるエンジン回転数制御中におけるモータ/ジェネレータトルク値およびエンジントルク指令値から、エンジントルクおよび/またはエンジンフリクションのバラツキを推定し、当該バラツキに基づきエンジントルクを学習補正する構成のため(ステップS3〜ステップS6)、
当該エンジントルクの学習補正を遅滞なく、しかも高精度に行うことができ、エンジントルクをパワートレーンのバラツキやオイルなど車両使用環境の差にかかわらず、常に正確に指令値に一致させることができる。
上記学習補正を行い得ないのに、これが実行されて誤学習となる弊害を回避することができる。
この場合、車両の走行中にエンジントルクの学習補正が行われなかったとしても、これを、停車中の学習補正によって補うことができる。
2L,2R 左右後輪
3L,3R 左右前輪
4 自動変速機
5 モータ/ジェネレータ
BAT バッテリ
INV インバータ
6 第1クラッチ
7 第2クラッチ
8 トランスファ
13 エンジン回転センサ
14 モータ/ジェネレータ回転センサ
15 変速機入力回転センサ
16 変速機出力回転センサ
17 アクセル開度センサ
18 蓄電状態センサ
19 イグニッションスイッチ
20 統合コントローラ
21 エンジンコントローラ
22 モータ/ジェネレータコントローラ
Claims (6)
- 動力源としてエンジンおよびモータ/ジェネレータを具え、これらエンジンおよびモータ/ジェネレータ間を第1クラッチにより結合可能となし、モータ/ジェネレータおよび車輪間を第2クラッチにより結合可能となし、前記第1クラッチおよび第2クラッチの締結・解放制御により、前記エンジンおよびモータ/ジェネレータのうち、モータ/ジェネレータのみによる電気走行を行うか、エンジンおよびモータ/ジェネレータの双方によるハイブリッド走行を行うかを選択可能なハイブリッド車両において、
前記第1クラッチによりエンジンおよびモータ/ジェネレータを相互に結合した状態でモータ/ジェネレータによりエンジンを回転数制御している間、前記モータ/ジェネレータのトルク情報、および前記エンジンのトルク指令情報から、エンジントルクおよび/またはエンジンフリクションのバラツキを学習し、該学習したバラツキに基づきエンジントルクを補正するよう構成したことを特徴とするハイブリッド車両のエンジントルク補正装置。 - 請求項1に記載のハイブリッド車両のエンジントルク補正装置において、
前記モータ/ジェネレータの入力トルク、および該モータ/ジェネレータへ電力を供給するバッテリの電力制限状態が、前記バラツキの学習に必要なエンジンのトルク変化および回転数変化を生起させ得る余裕代を持っているか否かを判定し、該余裕代があることを条件として前記バラツキの学習および前記エンジントルクの補正を行うよう構成したことを特徴とするハイブリッド車両のエンジントルク補正装置。 - 請求項1または2に記載のハイブリッド車両のエンジントルク補正装置において、
前記バラツキの学習および前記エンジントルクの補正を、エンジントルク指令値およびエンジン回転数指令値で規定されたエンジン動作点ごとに行い、前記バラツキの学習が未だなされていない未学習エンジン動作点における前記バラツキの学習および前記エンジントルクの補正が生起されるよう、前記モータ/ジェネレータをエンジン回転数制御状態へ切り替えると共に前記エンジントルク指令値およびエンジン回転数指令値を前記未学習エンジン動作点のエンジントルク指令値およびエンジン回転数指令値へ切り替えるよう構成したことを特徴とするハイブリッド車両のエンジントルク補正装置。 - 請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両のエンジントルク補正装置において、
前記バラツキの学習および前記エンジントルクの補正は、車両の走行中に自動的に前記エンジン動作点ごとに行うほか、停車中にも手動操作により選択されたエンジン動作点において行うよう構成したことを特徴とするハイブリッド車両のエンジントルク補正装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のハイブリッド車両のエンジントルク補正装置において、
前記モータ/ジェネレータによるエンジン回転数制御中における該モータ/ジェネレータのトルク情報絶対値と、前記エンジンのトルク指令情報絶対値との差分を、前記エンジントルクおよび/またはエンジンフリクションのバラツキとして学習し、該差分を前記エンジントルクの補正のための補正値とするよう構成したことを特徴とするハイブリッド車両のエンジントルク補正装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のハイブリッド車両のエンジントルク補正装置において、
前記エンジンへのトルク指令を変化させた場合における、エンジントルク規範応答と、前記エンジン回転数制御中におけるモータ/ジェネレータのモータトルク応答との差分を、前記エンジントルクのバラツキとして学習し、該差分を前記エンジントルクの補正のための補正値とするよう構成したことを特徴とするハイブリッド車両のエンジントルク補正装置。
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