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JP6484823B2 - 部品移載機構及び部品搭載装置 - Google Patents

部品移載機構及び部品搭載装置 Download PDF

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JP6484823B2 JP2016171369A JP2016171369A JP6484823B2 JP 6484823 B2 JP6484823 B2 JP 6484823B2 JP 2016171369 A JP2016171369 A JP 2016171369A JP 2016171369 A JP2016171369 A JP 2016171369A JP 6484823 B2 JP6484823 B2 JP 6484823B2
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Description

本発明は、部品を第1の位置から第2の位置に移載する部品移載機構及びこの部品移載機構を備えて基板に部品を搭載する部品搭載装置に関するものである。
従来、基板に部品を搭載する部品搭載装置として、半導体ウェハから切り出した部品(ダイ)を部品移載機構により吸着(ピックアップ)して中継ステージに移載した後、搭載ヘッドによって中継ステージから基板に部品を搭載する構成のものが知られている。この場合、部品移載機構は、第1の位置(ピックアップ位置)に位置させた部品をその上方に設けられたカメラによって認識した後、ノズルによって部品をピックアップし、ノズルを移動させて部品を第2の位置(中継ステージ)に移載する構成となる(例えば、下記の特許文献1参照)。
特許第5385794号公報
しかしながら、上記従来の部品搭載装置では、ノズルを第1の位置と第2の位置との間で移動させるノズル移動機構は直交座標機構であったために上下左右の2軸の移動機構が必要であり、コストアップを招いていた。また、カメラは直交座標機構の可動範囲を避けて設置する必要があることから、カメラの設置位置は、半導体ウェハからかなり離れた高い位置にならざるを得なかった。このため、部品搭載装置に生じるとその振動の影響でカメラの撮像ブレが大きくなり、部品の良好な画像が得られない場合があるという問題点があった。
そこで本発明は、製造コストの低廉化と振動の影響によるカメラの撮像ブレを小さくすることができる部品移載機構及びこれを備えた部品搭載装置を提供することを目的とする。
本発明の部品移載機構は、第1の位置と第2の位置との間でノズルを移動させて前記第1の位置から前記第2の位置に部品を移載する部品移載機構であって、水平方向に延びて設けられた駆動軸と、前記駆動軸に一端側が固定され、前記駆動軸の回動動作に伴って前記駆動軸を中心とする一定の揺動範囲内で揺動する揺動部材と、前記揺動部材の他端側に設けられて前記ノズルを保持するノズル保持部と、前記揺動部材の揺動位置によらず前記ノズル保持部の姿勢を維持する姿勢維持機構と、前記揺動部材の前記揺動範囲の端部において前記ノズルが鉛直方向に上下移動するように前記ノズル保持部を案内する案内部とを備えた。
本発明の部品搭載装置は、基板を保持する基板保持部と、本発明の部品移載機構と、前記部品移載機構により前記第2の位置に移載された前記部品を前記基板保持部に保持された前記基板に搭載する搭載ヘッドとを備えた。
本発明によれば、製造コストの低廉化と振動の影響によるカメラの撮像ブレを小さくすることができる。
本発明の一実施の形態における部品搭載装置の斜視図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える部品移載機構の斜視図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える部品移載機構の一部の分解斜視図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える部品移載機構の一部の分解斜視図 本発明の一実施の形態における部品移載機構の動作を説明する(a)斜視図(b)側面図 本発明の一実施の形態における部品移載機構の動作を説明する(a)斜視図(b)側面図 本発明の一実施の形態における部品移載機構の動作を説明する(a)斜視図(b)側面図 本発明の一実施の形態における部品移載機構の動作を説明する(a)斜視図(b)側面図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における部品移載機構が備えるノズル保持部が下方案内部によって案内される様子を示す部品移載機構の部分側面図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における部品移載機構が備えるノズル保持部が上方案内部によって案内される様子を示す部品移載機構の部分側面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品搭載装置1を示している。部品搭載装置1は、基板2に部品3を搭載する装置であり、部品供給部11、中継ステージ12、基板保持部13、部品移載機構14及び搭載ヘッド15を備えている。本実施の形態では、作業者OPから見た左右方向をX軸方向とする。また、作業者OPから見た前後方向をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
図1において、部品供給部11は部品供給テーブル11A、テーブル移動機構11B及び突上げピン11Cを備えている。部品供給テーブル11Aは、半導体ウェハWが切断されて形成された複数の部品(ダイ)3を保持している。テーブル移動機構11Bは、部品供給テーブル11Aを移動させることで、部品供給テーブル11Aに保持された複数の部品3のうちの任意の部品3を、空間上に設定されたピックアップ位置P1(第1の位置)に位置させる。突上げピン11Cは部品供給テーブル11Aの下方に設けられており、ピックアップ位置P1に位置した部品3を下方から突き上げる。
図1において、中継ステージ12は部品供給部11の上方に設けられており、図示しない中継ステージ移動機構によってXY面内で移動される。中継ステージ移動機構は中継ステージ12を移動させることで、中継ステージ12上の任意の位置を、空間上に設定された載置位置P2(第2の位置)に位置させる。中継ステージ12は部品供給部11の上方に設けられていることから、載置位置P2はピックアップ位置P1よりも上方に位置している。
図1において、基板保持部13は中継ステージ12の左方に設けられている。基板保持部13は基板2を水平姿勢に保持し、図示しない基板保持部移動機構によってXY面内で移動される。基板保持部移動機構は基板保持部13を移動させることで、基板保持部13上の任意の位置を、空間上に設定された搭載位置P3に位置させる。
部品移載機構14は、部品供給部11の右方に設けられており、ピックアップ位置P1でピックアップした部品3を載置位置P2に移載する。部品移載機構14の詳細な構成については後述する。
図1において、搭載ヘッド15は中継ステージ12の左方に位置しており、搭載ヘッド移動機構15MによってX軸方向に移動される。搭載ヘッド15は下方に延びた搭載ノズル15Nを備えている。搭載ヘッド15は搭載ノズル15NをZ軸方向に上下移動及びZ軸回りに回転移動させることができる。搭載ノズル15Nの下端は部品3の吸着口となっている。図示しない真空圧供給管路を通じて吸着口に真空圧が供給されると、吸着口に部品3を吸着力が発生する。
図1において、部品供給部11の上方にはウェハカメラC1が設けられており、中継ステージ12の上方には部品カメラC2が設けられている。基板保持部13の上方には基板カメラC3が設けられている。ウェハカメラC1は撮像視野を下方に向けており、その光軸はピックアップ位置P1を通っている。部品カメラC2は撮像視野を下方に向けており、その光軸は載置位置P2を通っている。基板カメラC3は撮像視野を下方に向けており、その光軸は搭載位置P3を通っている。
次に、部品移載機構14の構成を説明する。図2は部品移載機構14を示している。部品移載機構14は、基部21、駆動モータ22、揺動部材23、姿勢維持機構24、ノズル保持部25、ノズル26、下方案内部27及び上方案内部28を備えている。
図2において、基部21は底面部21a、右側面部21b、左側面部21c及び天面部21dを備えている。駆動モータ22は右側面部21bに取り付けられている。駆動モータ22の駆動軸22aは右側面部21bを貫通して左方に延び、更に左側面部21cを貫通して左方に延びている。
図2及び図3において、揺動部材23は左側面部21cの左方に設けられている。揺動部材23の一端側には、左側面部21cの左面側に突出した駆動モータ22の駆動軸22aが固定されている。
図3において、姿勢維持機構24は揺動部材23の右面側に設けられており、固定プーリ31、従動プーリ32、テンションプーリ33及びタイミングベルト34を備えている。固定プーリ31は歯付プーリであり、基部21の左側面部21cの左面に固定して設けられている。固定プーリ31の中心部には軸貫通孔(図示せず)がX軸方向に延びて設けられており、この軸貫通孔には、左側面部21cを貫通した駆動モータ22の駆動軸22aが、右方から左方に貫通して延びている。
図3において、従動プーリ32は固定プーリ31と同径及び同歯数の歯付プーリであり、揺動部材23の他端側に設けられている。従動プーリ32にはX軸方向(左方)に延びた従動プーリ支持軸32aが取り付けられており、従動プーリ支持軸32aは揺動部材23の他端側を右方から左方に貫通して延びている。従動プーリ支持軸32aは揺動部材23の他端側において、揺動部材23に対して相対回転自在に支承されている。
図3において、揺動部材の一端側と他端側との間にはX軸方向(右方)に延びたテンションプーリ支持軸23aが設けられている。テンションプーリ33も歯付プーリであり、テンションプーリ支持軸23aに対して相対回転自在に取り付けられている。タイミングベルト34は歯付ベルトであり、固定プーリ31と従動プーリ32に掛け渡されている。テンションプーリ33はタイミングベルト34に接触しており、タイミングベルト34に適度なテンションを与えている。
駆動モータ22により駆動軸22aをX軸回りに回動(一定の角度範囲内で順逆方向に回転動作)させると、揺動部材23は駆動軸22aの回動動作に伴って、駆動軸22aの軸線回りに(すなわちYZ面内で)、駆動軸22aを中心とする一定の揺動範囲内で往復揺動する。このとき従動プーリ32は、駆動軸22aを中心とした第1の円弧軌道SR1(図2)上を移動(駆動軸22a回りに公転)する。
従動プーリ32が第1の円弧軌道SR1上を移動すると、基部21に固定された固定プーリ31に対してタイミングベルト34が相対移動し、従動プーリ32を揺動部材23に対して相対回転させる。ここで、固定プーリ31と従動プーリ32は同径及び同歯数に構成されているので、従動プーリ32の揺動部材23に対する相対回転角度は、基部21に対する揺動部材23の揺動角度と等しくなる。このため揺動部材23が揺動しても、従動プーリ32の姿勢(基部21或いは固定プーリ31に対する姿勢)は変わらない。従って、揺動部材23が揺動した場合、従動プーリ支持軸32aもその姿勢(従動プーリ支持軸32aの軸線回りの回転姿勢)を変えることなく、第1の円弧軌道SR1上を移動(駆動軸22a回りに公転)する。
図3及び図4において、ノズル保持部25は、移動ベース41、アームベース42、アーム43、戻しばね44、ローラ部材支持部45及び上下の2つのローラ部材46を備えている。図4において、移動ベース41はYZ面内に広がって延びた形状の垂直部41aと、垂直部41aの下端からXY面内に広がって延びた形状の水平部41bを有している。垂直部41aには、揺動部材23の左方に突出して延びた従動プーリ支持軸32aの左端が固定されている。このため移動ベース41は揺動部材23の揺動位置によらず、一定の姿勢(水平姿勢)が維持される。
図4において、アームベース42は、移動ベース41の垂直部41aの左方に、垂直部41aと対向して設けられている。アームベース42の右面にはスライダ42sが設けられており、このスライダ42sは移動ベース41の垂直部41aの左面をY軸方向に延びて設けられたスライドガイド41gと係合している。アームベース42は、スライダ42sをスライドガイド41gに対してスライドさせることで、移動ベース41に対して水平方向(Y軸方向)に相対移動する。
図4において、移動ベース41の垂直部41aの左面には、基部側突起41Tが左方に突出して設けられており、アームベース42の右面には、アームベース側突起42Tが右方に突出して設けられている。引っ張りばねである戻しばね44は、Y軸方向の両端部が基部側突起41Tとアームベース側突起42Tに係止されており、垂直部41aとアームベース42の間をY軸方向に延びている。
アームベース42は、前方へ向けた押圧力を受けていない状態では、移動ベース41に設けられたストッパ(図示せず)に前方から当接して移動ベース41に対する所定の位置(以下、基準位置と称する)に位置している。アームベース42に前方への押圧力が作用すると、アームベース42は基準位置から前方へ移動し、戻しばね42はY軸方向に引っ張られた状態となって、アームベース42に基準位置へ戻る方向の力を与える。
アーム43は、アームベース42の後端から水平面内でクランク状(左方、次いで後方)に延びている。アーム43の先端にはノズル26が保持されている。ノズル26の下端は部品3の吸着口となっている。図示しない真空圧供給管路を通じて吸着口に真空圧が供給されると、吸着口に部品3を吸着力が発生する。
前述のように、移動ベース41は、姿勢維持機構24によって、揺動部材23の揺動位置によらず水平姿勢が維持されるため、移動ベース41に連結されたアームベース42及びアーム43も水平姿勢が維持される。すなわち、本実施の形態では、姿勢維持機構24によって、ノズル保持部25の全体が、揺動部材23の揺動位置によらず、ノズル保持部25の姿勢を水平姿勢に維持されるようになっている。また、これにより、ノズル保持部25に保持されたノズル26も、揺動部材23の揺動位置によらず、部品3の吸着口を下方に向けた鉛直姿勢が維持される。
揺動部材23が駆動軸22aの軸線回りに回動すると、ノズル保持部25は第2の円弧軌道SR2(図2)上を移動する。また、揺動部材23が駆動軸22aの軸線回りに回動すると、ノズル26は第3の円弧軌道SR3(図1及び図2)上を移動する。ここで、第2の円弧軌道SR2と第3の円弧軌道SR3は、ともに、第1の円弧軌道SR1をY軸方向に平行移動した位置関係にある。
図4において、ローラ部材支持部45はアームベース42から上方に延びて設けられている。アームベース42の右面には右方に突出した上下の2つのローラ軸45aが設けられている。上下の2つのローラ部材46はそれぞれローラ軸45aに取り付けられており、各ローラ部材46はそのローラ部材46が取り付けられたローラ軸45aの軸線回りに回転自在となっている。
図2において、下方案内部27は、基部21の左側面部21cから左方に延びて設けられた下方案内部支持部材21eに支持されている。下方案内部27は、揺動部材23の揺動範囲の下方端部の近傍に位置しており、前方に面して上下方向に鉛直に延びた下方案内面27m(図3)を有している。下方案内面27mは、揺動部材23の揺動範囲の下方端部において、ノズル26が鉛直方向に上下移動するようにノズル保持部25(詳細には上下の2つのローラ部材46)を案内するカム面となっている。
図2において、上方案内部28は、基部21の天面部21dから上左方に延びて設けられた上方案内部支持部材21fに支持されている。上方案内部28は、揺動部材23の揺動範囲の上方端部の近傍に位置しており、前方に面して上下方向に鉛直に延びた上方案内面28m(図2)を有している。上方案内面28mは、揺動部材23の揺動範囲の上方端部において、ノズル26が鉛直方向に上下移動するようにノズル保持部25(詳細には上下の2つのローラ部材46)を案内するカム面となっている。
ピックアップ位置P1(第1の位置)に位置した部品3を上方から撮像するカメラであるウェハカメラC1は、揺動部材23の揺動に伴って移動するノズル26の円弧軌道(第3の円弧軌道SR3)の内部に配置されている。具体的には、ピックアップ位置P1の高さと載置位置P2(第2の位置)の高さとの中間の高さにおいて、一定の揺動範囲内で揺動する揺動部材23と干渉しない位置に設けられている。
ノズルの26の下端(吸着口)は、揺動部材23が揺動範囲の下方端部に位置した状態ではピックアップ位置P1に位置し、揺動部材23が揺動範囲の上方端部に位置した状態では載置位置P2に位置するようになっている。部品移載機構14は、ピックアップ位置P1に位置させたノズル26を載置位置P2に移動させるときには、駆動モータ22から駆動軸22aを駆動して、揺動部材23を順方向に回転させる。ここで順方向とは、揺動部材23を左方から見た場合に揺動部材23を反時計回り方向に揺動させる方向をいう。
揺動部材23を順方向に回転させると、揺動部材23はその他端側(従動プーリ支持軸32a側)を揺動範囲の下方端部から上昇させつつ前方へ移動させて水平姿勢になった後(図5(a),(b)→図6(a),(b))、他端側を上昇させつつ後方へ移動させて鉛直姿勢になる(図6(a),(b)→図7(a),(b))。そして、最後に他端側を下降させつつ後方へ移動させる(図7(a),(b)→図8(a),(b))。このように揺動部材23を順方向に回転させると、ノズル26は第3の円弧軌道SR3上を駆動軸22aと同じ順方向に移動する。
一方、部品移載機構14は、載置位置P2に位置させたノズル26をピックアップ位置P1に移動させるときには、駆動モータ22から駆動軸22aを駆動して、揺動部材23を逆方向に回転させる。ここで逆方向とは、揺動部材23を左方から見た場合に揺動部材23を時計回り方向に揺動させる方向をいう。
揺動部材23を逆方向に回転させると、揺動部材23はその他端側を上方端部から上昇させつつ前方へ移動させて鉛直姿勢になった後(図8(a),(b)→図7(a),(b))、他端側を下降させつつ前方へ移動させて水平姿勢になる(図7(a),(b)→図6(a),(b))。そして、最後に他端側を下降させつつ後方へ移動させる(図6(a),(b)→図5(a),(b))。このように揺動部材23を逆方向に回転させると、ノズル26は第3の円弧軌道SR3上を駆動軸22aと同じ逆方向に移動する。
揺動部材23が逆方向に回転してノズル26の下端が下降動作でピックアップ位置P1に位置するときには、上下の2つのローラ部材46は下方案内面27mに順次当接して鉛直下方に案内される。このときノズル保持部25は水平姿勢を維持しつつ鉛直下方に移動するので、ノズル26は鉛直下方に移動してピックアップ位置P1に到達し、部品供給テーブル11Aに保持された部品3に接触する(図9(a)→図9(b)→図9(c))。なお、上記のようにノズル26が鉛直下方に移動する過程において、アームベース42は移動ベース41に対する基準位置から前方に移動し、戻しばね44は引っ張られた状態となる。
これとは逆に、揺動部材23が順方向に回転してノズル26の下端が上昇動作でピックアップ位置P1から離間するときには、上下の2つのローラ部材46は下方案内面27mに当接した状態で上方に案内される。このときノズル保持部25は水平姿勢を維持しつつ鉛直上方に移動するので、ノズル26は鉛直上方に移動してピックアップ位置P1から部品3を引き上げる(図9(c)→図9(b)→図9(a))。なお、上記のようにノズル26が鉛直上方に移動した後は、2つのローラ部材46は下方案内面27mから順次離間し、アームベース42は戻しばね44により基準位置に戻される。
また、揺動部材23が順方向に回転してノズル26の下端が下降動作で載置位置P2に位置するときには、上下の2つのローラ部材46は上方案内面28mに順次当接して鉛直下方に案内される。このときノズル保持部25は水平姿勢を維持しつつ鉛直下方に移動するので、ノズル26は鉛直下方に移動して部品3を中継ステージ12に載置する(図10(a)→図10(b)→図10(c))。なお、上記のようにノズル26が鉛直下方に移動する過程において、アームベース42は移動ベース41に対する前述の基準位置から前方に移動し、戻しばね44は引っ張られた状態となる。
これとは逆に、揺動部材23が逆方向に回転してノズル26の下端が上昇動作で載置位置P2から離間するときには、上下の2つのローラ部材46は上方案内面28mに当接した状態で上方に案内される。このときノズル保持部25は水平姿勢を維持しつつ鉛直上方に移動するので、ノズル26は鉛直上方に移動して載置位置P2に位置させた部品3から離間する(図10(c)→図10(b)→図10(a))。なお、上記のようにノズル26が鉛直上方に移動した後は、2つのローラ部材46は上方案内面28mから順次離間し、アームベース42は戻しばね44により基準位置に戻される。
上記のように、本実施の形態において、ノズル保持部25はローラ部材46を有しており、2つの案内部(下方案内部27及び上方案内部28)はそれぞれ、揺動部材23の揺動範囲の端部においてノズル26が鉛直方向に上下移動するようにノズル保持部25を案内するものとなっている。本実施の形態では、ローラ部材46は上下に2つ並んで配置されており、これら2つのローラ部材46が案内面(下方案内面27m又は上方案内面28m)により同時に当接した状態で案内されるようになっているので、ノズル保持部25を(従ってノズル26を)安定した姿勢で案内面に沿った方向(ここでは鉛直方向)に移動させることができる。
上記構成の部品搭載装置1が、部品3を基板2に搭載するときには、先ず、テーブル移動機構11Bから部品供給テーブル11Aを移動させて、これから基板2に搭載しようとする部品3をピックアップ位置P1に位置させる。部品3がピックアップ位置P1に位置したらウェハカメラC1によって部品3を撮像し、部品3の認識を行う。
部品搭載装置1は、ウェハカメラC1によって部品3の認識を行ったら部品移載機構14はピックアップ位置P1から部品3をピックアップして載置位置P2に移載し、中継ステージ12に部品3を載置する。部品搭載装置1は、中継ステージ12に部品3を載置したら、部品カメラC2によって部品3を認識するとともに、基板カメラC3によって、搭載位置P3に位置した基板2上の領域(部品搭載対象領域)を認識する。
部品搭載装置1は、部品カメラC2によって部品3を認識するとともに、基板カメラC3によって、搭載位置P3に位置した基板2上の領域を認識したら、搭載ヘッド15により中継ステージ12上の部品3を吸着し、搭載ヘッド15を基板2の上方に移動させて部品3を基板2上の部品搭載対象領域に搭載する。これにより基板2に部品3が搭載された部品実装基板が製造される。
以上説明したように、本実施の形態における部品移載機構14(部品搭載装置1)では、水平方向に延びた駆動軸22aに一端側が固定された揺動部材23の他端側にノズル保持部25を介してノズル26を保持し、姿勢維持機構24によって揺動部材23の揺動位置によらずノズル保持部25の姿勢を維持する構成となっている。また、揺動部材23の揺動範囲の端部において、ノズル26が鉛直方向に上下移動するように、ノズル保持部25を案内する案内部(下方案内部27及び上方案内部28)を備えた構成となっている。本実施の形態では、これらの構成をとることによって、ノズル26を円弧軌道(第3の円弧軌道SR3)で移動させてピックアップ位置P1(第1の位置)と載置位置P2(第2の位置)との間で部品3を移載させることができ、次のような効果が得られる。
先ず、ノズル26を移動させるための軸が駆動軸22aの回転(回動)の1軸のみとなるので、ノズル26の移動のために2軸を必要とする直交座標機構の場合と比べて、製造コストの低廉化を図ることができる。次に、ピックアップ位置P1(第1の位置)に位置した部品3を上方から撮像するウェハカメラC1をノズル26の円弧軌道(第3の円弧軌道SR3)の内部に配置できるので、ウェハカメラC1を半導体ウェハWの上方の近接した位置に設置することができる。このため、振動の影響によるウェハカメラC1の撮像ブレを小さくすることができ、撮像精度の低下を防止して基板2への部品3の搭載精度を向上させることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態において示した部品搭載装置1の構成は一例であり、基板2を保持する基板保持部13、第1の位置と第2の位置との間でノズル26を移動させて第1の位置から第2の位置に部品3を移載する部品移載機構14、第1の位置に位置した部品3を上方から撮像するカメラ(ウェハカメラC1)及び部品移載機構14により第2の位置に載置された部品3を基板保持部13に保持された基板2に搭載する搭載ヘッド15とを備えた構成であれば、他の構成を有していてもよい。
製造コストの低廉化と振動の影響によるカメラの撮像ブレを小さくすることができる部品移載機構及びこれを備えた部品搭載装置を提供する。
1 部品搭載装置
2 基板
3 部品
13 基板保持部
14 部品移載機構
15 搭載ヘッド
22a 駆動軸
23 揺動部材
24 姿勢維持機構
25 ノズル保持部
26 ノズル
27 下方案内部(案内部)
27m 下方案内面(案内面)
28 上方案内部(案内部)
28m 上方案内面(案内面)
46 ローラ部材
C1 ウェハカメラ(カメラ)
P1 ピックアップ位置(第1の位置)
P2 載置位置(第2の位置)
SR1 第1の円弧軌道
SR2 第2の円弧軌道
SR3 第3の円弧軌道(円弧軌道)

Claims (5)

  1. 第1の位置と第2の位置との間でノズルを移動させて前記第1の位置から前記第2の位置に部品を移載する部品移載機構であって、
    水平方向に延びて設けられた駆動軸と、
    前記駆動軸に一端側が固定され、前記駆動軸の回動動作に伴って前記駆動軸を中心とする一定の揺動範囲内で揺動する揺動部材と、
    前記揺動部材の他端側に設けられて前記ノズルを保持するノズル保持部と、
    前記揺動部材の揺動位置によらず前記ノズル保持部の姿勢を維持する姿勢維持機構と、
    前記揺動部材の前記揺動範囲の端部において前記ノズルが鉛直方向に上下移動するように前記ノズル保持部を案内する案内部とを備えたことを特徴とする部品移載機構。
  2. 前記ノズル保持部はローラ部材を有し、前記案内部は、前記揺動範囲の端部において前記ノズルが鉛直方向に上下移動するように前記ローラ部材を案内する案内面を備えたことを特徴とする請求項1に記載の部品移載機構。
  3. 前記ローラ部材は前記ノズル保持部に上下に2つ並んで配置されたことを特徴とする請求項2に記載の部品移載機構。
  4. 基板を保持する基板保持部と、
    請求項1〜3のいずれかに記載の部品移載機構と、
    前記部品移載機構により前記第2の位置に移載された前記部品を前記基板保持部に保持された前記基板に搭載する搭載ヘッドとを備えたことを特徴とする部品搭載装置。
  5. 前記第1の位置に位置した前記部品を上方から撮像するカメラを備え、前記カメラは、前記揺動部材の揺動に伴って移動する前記ノズルの円弧軌道の内部に配置されたことを特徴とする請求項4に記載の部品搭載装置。
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