JP6470108B2 - 導光フィルム - Google Patents
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Description
一般式(1):
HO−(C4H8O)m(C3H6O)n−H (1)
(式中、m及びnは、それぞれ独立して、3〜60の整数を示し、m+nは、8〜90の整数を示す。)
一般式(2):
一般式(1):
HO−(C4H8O)m(C3H6O)n−H (1)
(式中、m及びnは、それぞれ独立して、3〜60の整数を示し、m+nは、8〜90の整数を示す。)
一般式(1A):
HO−(CH2CH2CH2CH2O)m(CH2CH(CH3)O)n−H (1A)
(式中、m及びnは、それぞれ独立して、3〜60の整数を示し、m+nは、8〜90の整数を示す。)。商業的に入手可能なものとしては、例えば、日油(株)製の、ポリセリンDCB−2000(重量平均分子量2000)、ポリセリンDCB−1000(重量平均分子量1000)等(「ポリセリン」は登録商標)がある。
一般式(2):
一般式(3):
一般式(4):
1.ポリカーボネート樹脂(A):
ビスフェノールAと塩化カルボニルとから合成されたポリカーボネート樹脂
カリバー200−30
(商品名、住化スタイロンポリカーボネート(株)製、「カリバー」はスタイロン ユーロップ ゲーエムベーハーの登録商標、粘度平均分子量:18000、以下「PC」という)
ポリオキシテトラメチレンポリオキシプロピレングリコール(ランダムタイプ)
ポリセリンDCB−2000
(商品名、日油(株)製、重量平均分子量:2000、以下「化合物B」という)
以下の式で表される、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト
4−1.ポリテトラメチレングリコールエーテル/ポリオキシエチレングリコールランダム共重合ポリエーテル
ポリセリンDC−3000E
(商品名、日油(株)製、重量平均分子量:3000、以下「化合物B´」という)
KR−511
(商品名、信越化学工業(株)製、以下「KR」という)
(実施例1〜8 及び比較例1〜6)
前記各原料を、表1に示す割合にて一括してタンブラーに投入し、10分間乾式混合した後、二軸押出機((株)日本製鋼所製、TEX30α)を用いて、溶融温度220℃にて溶融混練し、ポリカーボネート樹脂組成物のペレットを得た。なお、実施例及び比較例で得られたペレットは、いずれも、ほぼ楕円柱状であり、ペレット100個からなる集合体は、各々、長さの平均値が約5.0mm、約5.1mm、約5.0mm及び約5.2mm、断面楕円の長径の平均値が約3.9mm、約4.1mm、約4.0mm及び約4.3mm、短径の平均値が約2.6mm、約2.4mm、約2.5mm及び約2.9mmであった。
(I)滞留前試験片
得られたペレットを120℃で4時間以上乾燥した後、射出成形機(ファナック(株)製、ROBOSHOT S2000i100A)を用い、成形温度300℃、金型温度80℃にて、JIS K 7139「プラスチック−試験片」にて規定の多目的試験片A型(全長168mm×厚さ4mm)を作製した。この試験片の端面を切削し、切削端面について、樹脂板端面鏡面機(メガロテクニカ(株)製、プラビューティーPB−500)を用いて鏡面加工した。
溶融ペレットを前記射出成形機のシリンダ内にて300℃で15分間保持した後、前記滞留前試験片の製造方法と同様の方法にて滞留後試験片を作製した。
分光光度計((株)日立製作所製、U−4100)に長光路測定付属装置を設置し、光源として50Wハロゲンランプを用いて、光源前マスク5.6mm×2.8mm、試料前マスク6.0mm×2.8mmを使用した状態で、波長380〜780nmの領域で1nm毎の、滞留前試験片及び滞留後試験片各々の分光透過率を、試験片の全長方向について測定した。測定した分光透過率を積算し、十の位を四捨五入することにより、各々の積算透過率を求めた。なお、積算透過率が30000以上を良好(表中、○で示す)、30000未満を不良(表中、×で示す)とした。
前記積算透過率の評価方法において測定した分光透過率に基づき、標準光源D65を用い、10度視野にて各々の黄色度を求めた。なお、黄色度が20以下を良好(表中、○で示す)、20を超えると不良(表中、×で示す)とした。
得られた各種樹脂組成物のペレットを、押出シート成形機(田辺プラスチックス製単軸40mmシート押出機)を用いて、スクリュウ回転数90rpm、溶融温度260℃の条件にて幅250mm、厚み0.5mmのシートを成形して得られたシートの外観および成形時の揮発成分によるロール表面の汚れを目視にて観察した。
評価は、次の判断基準で評価した。
良好:◎・・・・表面に筋状のマークが無く、ロール表面の汚れが無い
普通:○・・・・表面に筋状のマークが無く、ロール表面の汚れが少し発生。
劣る:×・・・・表面に筋状のマークが無く、ロール表面の汚れが著しく発生。
上記の良好から普通以上を合格とした。
Claims (3)
- ポリカーボネート樹脂組成物を成形してなる導光フィルムであって、該ポリカーボネート樹脂組成物が、ポリカーボネート樹脂(A)と、下記一般式(1)で表されるテトラメチレングリコール誘導体(B)と、亜リン酸エステル系化合物(C)とを含有してなり、該ポリカーボネート樹脂(A)100重量部に対して該テトラメチレングリコール誘導体(B)の量が、0.005〜5.0重量部であり、該亜リン酸エステル系化合物(C)の量が、0.005〜5.0重量部であり、
前記亜リン酸エステル系化合物(C)が、少なくとも下記一般式(2)で表される化合物であることを特徴とする、導光フィルム。
一般式(1):
HO−(C4H8O)m(C3H6O)n−H (1)
(式中、m及びnは、それぞれ独立して、3〜60の整数を示し、m+nは、8〜90の整数を示す。)
一般式(2):
- 前記テトラメチレングリコール誘導体(B)の量が、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部に対して0.1〜2.0重量部であり、前記亜リン酸エステル系化合物(C)の量が、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部に対して0.01〜0.5重量部である、請求項1記載の導光フィルム。
- 前記一般式(2)で表される化合物が、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイトである、請求項1記載の導光フィルム。
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JP2015103447A JP6470108B2 (ja) | 2015-05-21 | 2015-05-21 | 導光フィルム |
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JP2015103447A Active JP6470108B2 (ja) | 2015-05-21 | 2015-05-21 | 導光フィルム |
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