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JP6467623B2 - 空気清浄装置 - Google Patents

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JP6467623B2
JP6467623B2 JP2014225747A JP2014225747A JP6467623B2 JP 6467623 B2 JP6467623 B2 JP 6467623B2 JP 2014225747 A JP2014225747 A JP 2014225747A JP 2014225747 A JP2014225747 A JP 2014225747A JP 6467623 B2 JP6467623 B2 JP 6467623B2
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Description

本発明は、例えば天井に取り付けられる空気清浄装置に関するものである。
従来のこの種の空気清浄装置の構成は、下記のようなものとなっていた。
すなわち、略箱形状の本体ケースと、本体ケース内に配置された空気清浄手段と第1のファンと、本体ケースの下面に設けた第1の本体吹出口と第1の本体吸込口とを有している。第1の本体吸込口は、本体ケースの一方側に設け、第1の本体吹出口は、本体ケースの他方側に設けられている。(例えば特許文献1参照)。
特開2006−97998号公報
上記従来例で課題となるのは、室内の空気を更に効率的に浄化するということであった。
すなわち、上記従来例における空気清浄装置は、本体ケースの一方側の第1のファン吹出口から、浄化した空気を吹き出し、この浄化した空気が主に、室内を循環する。この循環した空気は、室内の他の空気や粉塵等と共に、本体ケースの他方側の下面に設けた第1の本体吸込口から吸い込まれる。
このように、室内に第1のファン吹出口である本体ケースの一方向から、浄化した空気を吹き出す場合には、本体ケースの一方側と同じ方向である室内の一方側には、浄化した空気が循環し易いので、室内の一方側は効率的に浄化される。しかし、室内のその他の方向は、室内の一方側に比べて浄化した空気が循環し難いので、浄化の効率は低くなる。
そこで本発明は、吹き出し方向を、増やすことで、室内の空気を更に効率的に浄化することを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明は、下方から見ると四角形である略箱形状の本体ケースと、前記本体ケース内に配置された空気清浄手段と第1のファンと、前記本体ケースの下面に設けたルーバとを備え、前記ルーバは、第1のルーバ吹出口と第1のルーバ吸込口とを有し、前記第1のファンの第1のファン吹出口は、前記第1のルーバ吹出口と連通し、前記第1のファンの第1のファン吸込口は、前記第1のルーバ吸込口と連通し、前記空気清浄手段は、前記第1のルーバ吸込口と前記第1のファン吸込口との間の風路に備えられ、前記第1のルーバ吸込口は、前記本体ケースの第1に対向する他方側に設けられ、前記第1のルーバ吹出口は、前記本体ケースの第1に対向する一方側に設けた第1のルーバ吹出開口部と、前記本体ケースの第2に対向する一方側に設けた第2のルーバ吹出開口部と、前記本体ケースの第2に対向する他方側に設けた第3のルーバ吹出開口部とを備えたことを特徴とし、これにより初期の目的を達成するものである。
以上のように、本発明は、下方から見ると四角形である略箱形状の本体ケースと、前記本体ケース内に配置された空気清浄手段と第1のファンと、前記本体ケースの下面に設けたルーバとを備え、前記ルーバは、第1のルーバ吹出口と第1のルーバ吸込口とを有し、前記第1のファンの第1のファン吹出口は、前記第1のルーバ吹出口と連通し、前記第1のファンの第1のファン吸込口は、前記第1のルーバ吸込口と連通し、前記空気清浄手段は、前記第1のルーバ吸込口と前記第1のファン吸込口との間の風路に備えられ、前記第1のルーバ吸込口は、前記本体ケースの第1に対向する他方側に設けられ、前記第1のルーバ吹出口は、前記本体ケースの第1に対向する一方側に設けた第1のルーバ吹出開口部と、前記本体ケースの第2に対向する一方側に設けた第2のルーバ吹出開口部と、前記本体ケースの第2に対向する他方側に設けた第3のルーバ吹出開口部とを備えたことを特徴としたので、空気を更に効率的に浄化することができる。
すなわち本発明においては、第1の本体吹出口は、本体ケースの第1に対向する一方側に設けた第1の吹出開口部と、本体ケースの第2に対向する一方側に設けた第2の吹出開口部と、本体ケースの第2に対向する他方側に設けた第3の吹出開口部とを備えているので、吹き出し方向が増え、室内の空気を更に効率的に浄化することができるものである。
本発明の実施の形態の空気清浄装置の設置状態を示す図 同空気清浄装置の展開図 同空気清浄装置の内部を示す図 同空気清浄装置の断面図 同空気清浄装置の設置状態を示す図 同空気清浄装置の設置状態を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態の空気清浄装置の設置状態を示す図である。図2は、実施の形態の空気清浄装置の展開図である。図2は、本体ケースにおける斜め下方から見た状態で、ルーバと、空気清浄手段とを外した展開図である。
図1、図2に示すように、空気清浄装置は、天井埋込形で、換気機能を備えたものである。空気清浄装置は、下方から見ると四角形である略箱形状の本体ケース1の下方に、ルーバ2を設け、本体ケース1内には、空気清浄手段5と、後述する第1のファン3と、第2のファン4とを有している。
本体ケース1は、天井6に開けられた正方形の孔6Aに挿入され、天井6裏に挿入設置される。本体ケース1は、上下方向の厚みが小さい、下面が開口した略箱形状で、水平断面形状は、四角形である。
本体ケース1の下面の開口には、この開口を塞ぐように装着されるケース下面カバー8を備えている。このケース下面カバー8には、第1の本体吸込口9と、第2の本体吸込口10と、第1の本体吹出口11とを備えている。本体ケース1の他方側の側面には、第2の本体吹出口12を有している。この第2の本体吹出口12は、屋外と連通するダクト13に連結される。
ルーバ2は、第1のルーバ吸込口2Aと、第2のルーバ吸込口2Bと、第1のルーバ吹出口2Cとを備えている。第1のルーバ吸込口2Aは、第1の本体吸込口9と連通し、第2のルーバ吸込口2Bは、第2の本体吸込口10と連通し、第1のルーバ吹出口2Cは、第1の本体吹出口11と連通している。
図3は、実施の形態の空気清浄装置の内部を示す図である。図3は、本体ケースにおける下方から見た状態である。図4は、実施の形態の空気清浄装置の断面図である。
図3、図4に示すように、本体ケース1の下端辺には、外方へ伸びるフランジ部7を備えている。本体ケース1は、天井6に開けられた正方形の孔6Aに挿入され、フランジ部7を介して、ねじによって天井6に固定される。フランジ部7は、ケース下面カバー8に覆われる。
第2のファン4は、第2のケーシング部14と、この第2のケーシング部14内に配置された第2の羽根15と、この第2の羽根15を駆動する第2のモータ16とを有している。
第2のモータ16は、第2のモータ16の下面より下方へ伸びた第2のモータ回転軸17を備えている。この第2のモータ回転軸17に、第2の羽根15が固定されている。この第2の羽根15の1例は、シロッコファンである。
第2のケーシング部14は、第2のファン吸込口(図示せず)と第2のファン吹出口19とを有している。第2のファン吸込口は、第2の本体吸込口10と連通し、第2のファン吹出口19は、第2の本体吹出口12と連通している。第2のファン吸込口は、本体ケース1の第2に対向する一方側(図3における左側)に設けられている。
第2のモータ16によって、第2の羽根15を駆動すると、室内の空気が、ルーバ2の第2のルーバ吸込口2Bから本体ケース1内に吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、第2のファン吸込口を介して第2のケーシング部14内に入り、第2のファン吹出口19を介して、第2の本体吹出口12から屋外と連通するダクト13へ送風される。すなわち、室内の空気を屋外へ換気送風するものである。
図2、図3、図4に示すように、ケース下面カバー8は、本体ケース1における第1に対向する一方側(図4における左側、図3における上側)の下面には、第1の本体吸込口9と第2の本体吸込口10を有し、本体ケース1における第1に対向する他方側(図4における右側、図3における下側)の下面には、第1の本体吹出口11を備えている。
第1のファン3は、第1のケーシング部20と、この第1のケーシング部20内に配置された第1の羽根21と、この第1の羽根21を駆動する第1のモータ22とを有している。
第1のモータ22は、第1のモータ22の下面より下方へ伸びた第1のモータ回転軸23を備えている。この第1のモータ回転軸23に、第1の羽根21が固定されている。この第1の羽根21の1例は、シロッコファンである。
第1のケーシング部20は、下面には、第1のファン吸込口24が設けられている。第1のケーシング部20の側面には、本体ケース1における第1に対向する他方側に開口した第1のファン吹出口25を有している。
第1の本体吸込口9の上方には、第1のファン吸込口24を設け、第1のファン吸込口24は、第1の本体吸込口9と連通している。この第1のファン吸込口24と第1の本体吸込口9との間の風路には、空気清浄手段5を設けている。空気清浄手段5の1例は、集塵ファイルターである。
第1の本体吹出口11の上方には、第1のファン吹出口25を備え、第1のファン吹出口25は、連通路26を介して、第1の本体吹出口11と連通している。連通路26は、第1のファン吹出口25から第1に対向する他方側水平方向に延びた第1の連通路27と、第1の連通路27から下方向に延びた第2の連通路28とから構成している。ルーバ2の第1のルーバ吹出口2Cは、第2の連通路28から第1に対向する他方側斜め下方向に延びた送風路30を有している。
第1のモータ22によって、第1の羽根21を駆動すると、室内の空気が、ルーバ2の第1のルーバ吸込口2Aから、第1の本体吸込口9に設けられた空気清浄手段5を介して本体ケース1内に吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、第1のファン吸込口24から第1のケーシング部20内に入り、第1のファン吹出口25、連通路26、ルーバ2の第1のルーバ吹出口2Cを介して、第1の本体吸込口9から室内へ送風される。すなわち、室内の空気が、空気清浄手段5を介して、循環送風するものである。
図5は、実施の形態の空気清浄装置の設置状態を示す図である。図5は、本体ケースにおける下方から見た状態である。
図5に示すように、ルーバ2は、ルーバ2の中心より本体ケース1の第1に対向する他方側(図5における上側)には、第1のルーバ吸込口2Aと、第2のルーバ吸込口2Bと備え、ルーバ2の中心より本体ケース1の第1に対向する一方側(図5における下側)には、第1のルーバ吹出口2Cとを備えている。なお、第1のルーバ吸込口2A、第2のルーバ吸込口2B、第1のルーバ吹出口2Cは破線で囲まれた部分である。
本実施形態の特徴は、本体ケース1の第1に対向する一方側(図5における下側)に設けた第1のルーバ吹出口2Cである。第1のルーバ吹出口2Cは、本体ケース1の第1に対向する一方側(図5における下側)に設けた第1のルーバ吹出開口部31と、本体ケース1の第2に対向する一方側(図5における左側)に設けた第2のルーバ吹出開口部32と、本体ケース1の第2に対向する他方側(図5における右側)に設けた第3のルーバ吹出開口部33とを備えている。第1のルーバ吹出口2Cは、第1のルーバ吹出開口部31の両端に、第2のルーバ吹出開口部32と第3のルーバ吹出開口部33とを備えた、コの字形状である。
更に詳しく説明すると、第2のルーバ吹出開口部32は、本体ケース1の第1に対向する一方側寄りの本体ケース1の第2に対向する一方側(図5における下側寄りの左側)に設け、第3のルーバ吹出開口部33は、本体ケース1の第1に対向する一方側寄りの本体ケース1の第2に対向する他方側(図5における下側寄りの右側)に設けたものである。
第1のルーバ吹出開口部31は、四角形状のルーバ2において、本体ケース1の第1に対向する一方側の辺方向に長辺を有する略長方形の開口である。本体ケース1の第1に対向する他方側に設けた第1のルーバ吸込口2A、空気清浄手段5を介して本体ケース1内に吸い込まれた空気の一部が、この第1のルーバ吹出開口部31から、主に、本体ケースの第1に対向する一方側と同じ方向である室内の第1に対向する一方側へ送風される。
第2のルーバ吹出開口部32は、四角形状のルーバ2において、本体ケースの第2に対向する一方側の辺方向に長辺を有する略長方形の開口である。本体ケース1の第1に対向する他方側に設けた第1のルーバ吸込口2A、空気清浄手段5を介して本体ケース1内に吸い込まれた空気の一部が、この第2のルーバ吹出開口部32から、主に、本体ケース1の第2に対向する一方側と同じ方向である室内の第2に対向する一方側へ送風される。
第3のルーバ吹出開口部33は、四角形状のルーバ2において、本体ケース1の第2に対向する他方側の辺方向に長辺を有する略長方形の開口である。本体ケース1の第1に対向する他方側に設けた第1のルーバ吸込口2A、空気清浄手段5を介して本体ケース1内に吸い込まれた空気の一部が、この第3のルーバ吹出開口部33から、主に、本体ケース1の第2に対向する他方側と同じ方向である室内の第2に対向する他方側へ送風される。
すなわち、例えば、空気清浄装置を室内における中央部に設置した場合には、第1のルーバ吹出口2Cは、3つの方向に、第1のルーバ吹出開口部31と、第2のルーバ吹出開口部32と、第3のルーバ吹出開口部33とを備えているので、吹き出し方向が増え、室内の空気を更に効率的に浄化することができるものである。
また、第1のファン3の第1のファン吹出口25から、第2のルーバ吹出開口部32または第3のルーバ吹出開口部33への風路を塞ぐ遮蔽板35を備えている。
これにより、第2のルーバ吹出開口部32を遮蔽板35によって塞ぐと、空気清浄手段5を介し、空気清浄された空気が、第1のルーバ吹出開口部31および第3のルーバ吹出開口部33から、2方向に室内へ送風される。
図6は、実施の形態の空気清浄装置を室内の角部に設置した状態を示す図である。図6は、本体ケースにおける斜め下方から見た状態である。図6に示すように、例えば、空気清浄装置を室内における隅である角部36に設置する場合には、第2のルーバ吹出開口部32を遮蔽板35によって塞ぎ、第1のルーバ吹出開口部31および第3のルーバ吹出開口部33の2方向が室内の内方となるように設置する。これにより、第1のルーバ吹出口2Cからの空気が、室内の壁に当たることを抑制できる。また、同様に、空気清浄装置を室内における隅である、上記角部36と隣り合う他の角部に設置する場合には、第3のルーバ吹出開口部33を遮蔽板35によって塞ぎ、第1のルーバ吹出開口部31および第2のルーバ吹出開口部32の2方向が室内の内方となるように設置する。これにより、第1のルーバ吹出口2Cからの空気が、室内の壁に当たることを抑制できる。
また、第1のルーバ吹出開口部31から吹き出す風量は、第2のルーバ吹出開口部32または第3のルーバ吹出開口部33から吹き出す風量より大きい。第1のルーバ吹出開口部31の開口面積は、第2のルーバ吹出開口部32および第3のルーバ吹出開口部33より大きい。
すなわち、第1のルーバ吸込口2Aから、第1のルーバ吹出開口部31までの距離は、第1のルーバ吸込口2Aから、第2のルーバ吹出開口部32および第3のルーバ吹出開口部33までの距離より大きい。第1のルーバ吸込口2Aからの距離が、最も離れている第1のルーバ吹出開口部31からの吹き出す風量が大きいので、第1のルーバ吹出口2Cから吹き出した空気が室内を循環せず、第1のルーバ吸込口2Aへショートサーキットすることを抑制できる。
図6に示すように、例えば、空気清浄装置を長方形の室内における隅である、上記角部36に設置する場合には、第2のルーバ吹出開口部32を遮蔽板35によって塞ぎ、第1のルーバ吹出開口部31および第3のルーバ吹出開口部33の2方向が室内の内方となるように設置する。ここで、第1のルーバ吹出開口部31を、長方形の室内の長辺方向37へ吹き出すように空気清浄装置を設置する。
これにより、吹き出す風量が大きい第1のルーバ吹出開口部31からの空気が、距離の長い長方形の室内の長辺方向37へ吹き出し、吹き出す風量が小さい第3のルーバ吹出開口部33からの空気が、距離の短い長方形の室内の短辺方向38へ吹き出すので、室内の空気を更に効率的に浄化することができるものである。
また、同様に、例えば、空気清浄装置を長方形の室内における隅である、上記角部36と隣り合う他の角部に設置する場合には、第3のルーバ吹出開口部33を遮蔽板35によって塞ぎ、第1のルーバ吹出開口部31および第2のルーバ吹出開口部32の2方向が室内の内方となるように設置する。ここで、第1のルーバ吹出開口部31を、長方形の室内の長辺方向へ吹き出すように空気清浄装置を設置する。
これにより、吹き出す風量が大きい第1のルーバ吹出開口部31からの空気が、距離の長い長方形の室内の長辺方向37へ吹き出し、吹き出す風量が小さい第2のルーバ吹出開口部32からの空気が、距離の短い長方形の室内の短辺方向38へ吹き出すので、室内の空気を更に効率的に浄化することができるものである。
このように、第2のルーバ吹出開口部32または第3のルーバ吹出開口部33への風路を塞ぐ遮蔽板35を備えているので、空気清浄装置を長方形の室内における隅である角部に設置する場合には、上記の効果を奏するように、どの角部にも設置可能となる。
また、図2、図4に示すように、第1のファン吹出口25は、第1の本体吹出口11と連通路26を介して連通している。連通路26は、第1のファン吹出口から第1に対向する他方側水平方向に延びた第1の連通路27と、第1の連通路27から下方向に延びた第2の連通路28とからなる。第2の連通路28には、水平方向に延びた板形状の風向板39を備えている。第2の連通路28と、風向板39の本体ケース1の第1に対向する一方側と本体ケース1の第2に対向する一方側と本体ケースの第2に対向する他方側との間に空間40を備えている。
これにより、第1のモータ22によって、第1の羽根21を駆動すると、室内の空気が、ルーバ2の第1のルーバ吸込口2Aから、第1の本体吸込口9に設けられた空気清浄手段5を介して本体ケース1内に吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、第1のファン吸込口24から第1のケーシング部20内に入り、第1のファン吹出口25、第1の連通路、第2の連通路、連通路26を介して、風向板39へ送風される。この風向板39の上面に当たった空気は、風向板39の上面に沿いながら、風向板39の本体ケース1の第1に対向する一方側と、本体ケース1の第2に対向する一方側と、本体ケース1の第2に対向する他方側との間に空間40へ流れる。すなわち、風向板39の上面に当たった空気は、風向板39の上面に沿いながら流れるので、更に、本体ケース1の第1に対向する一方側と同じ方向である室内の第1に対向する一方側と、本体ケースの第2に対向する一方側と同じ方向である室内の第2に対向する一方側と、本体ケースの第2に対向する他方側と同じ方向である室内の第2に対向する他方側とへ送風され易くなる。
以上のように、本発明は、下方から見ると四角形である略箱形状の本体ケースと、前記本体ケース内に配置された空気清浄手段と第1のファンと、前記本体ケースの下面に設けたルーバとを備え、前記ルーバは、第1のルーバ吹出口と第1のルーバ吸込口とを有し、前記第1のファンの第1のファン吹出口は、前記第1のルーバ吹出口と連通し、前記第1のファンの第1のファン吸込口は、前記第1のルーバ吸込口と連通し、前記空気清浄手段は、前記第1のルーバ吸込口と前記第1のファン吸込口との間の風路に備えられ、前記第1のルーバ吸込口は、前記本体ケースの第1に対向する他方側に設けられ、前記第1のルーバ吹出口は、前記本体ケースの第1に対向する一方側に設けた第1のルーバ吹出開口部と、前記本体ケースの第2に対向する一方側に設けた第2のルーバ吹出開口部と、前記本体ケースの第2に対向する他方側に設けた第3のルーバ吹出開口部とを備えたことを特徴としたので、空気を更に効率的に浄化することができる。
すなわち本発明においては、第1の本体吹出口は、本体ケースの第1に対向する一方側に設けた第1の吹出開口部と、本体ケースの第2に対向する一方側に設けた第2の吹出開口部と、本体ケースの第2に対向する他方側に設けた第3の吹出開口部とを備えているので、吹き出し方向が増え、室内の空気を更に効率的に浄化することができるものである。
このため、家庭用、業務用として、天井取り付けされる空気清浄装置に広く活用が期待されるものとなる。
1 本体ケース
2 ルーバ
2A 第1のルーバ吸込口
2B 第2のルーバ吸込口
2C 第1のルーバ吹出口
3 第1のファン
4 第2のファン
5 空気清浄手段
6 天井
6A 孔
7 フランジ部
8 ケース下面カバー
9 第1の本体吸込口
10 第2の本体吸込口
11 第1の本体吹出口
12 第2の本体吹出口
13 ダクト
14 第2のケーシング部
15 第2の羽根
16 第2のモータ
17 第2のモータ回転軸
19 第2のファン吹出口
20 第1のケーシング部
21 第1の羽根
22 第1のモータ
23 第1のモータ回転軸
24 第1のファン吸込口
25 第1のファン吹出口
26 連通路
27 第1の連通路
28 第2の連通路
30 送風路
31 第1のルーバ吹出開口部
32 第2のルーバ吹出開口部
33 第3のルーバ吹出開口部
35 遮蔽板
36 角部
37 室内の長辺方向
38 室内の短辺方向
39 風向板
40 空間

Claims (4)

  1. 下方から見ると四角形である略箱形状の本体ケースと、
    前記本体ケース内に配置された空気清浄手段と第1のファンと、
    前記本体ケースの下面に設けたルーバとを備え、
    前記ルーバは、第1のルーバ吹出口と第1のルーバ吸込口とを有し、
    前記第1のファンの第1のファン吹出口は、前記第1のルーバ吹出口と連通し、
    前記第1のファンの第1のファン吸込口は、前記第1のルーバ吸込口と連通し、
    前記空気清浄手段は、前記第1のルーバ吸込口と前記第1のファン吸込口との間の風路に備えられ、
    前記第1のルーバ吸込口は、前記本体ケースの第1に対向する他方側に設けられ、
    前記第1のルーバ吹出口は、
    前記本体ケースの第1に対向する一方側に設けた第1のルーバ吹出開口部と、
    前記本体ケースの第2に対向する一方側に設けた第2のルーバ吹出開口部と、
    前記本体ケースの第2に対向する他方側に設けた第3のルーバ吹出開口部とを備えたことを特徴とする空気清浄装置。
  2. 前記第1のファンの前記第1のファン吹出口から、前記第2のルーバ吹出開口部または第3のルーバ吹出開口部への風路を塞ぐ遮蔽板を備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 前記第1のルーバ吹出開口部から吹き出す風量は、前記第2のルーバ吹出開口部または第3の吹出開口部から吹き出す風量より大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の空気清浄装置。
  4. 前記第1のファン吹出口は、前記第1のルーバ吹出口と連通路を介して連通し、
    前記連通路は、
    前記第1のファン吹出口から前記本体ケースの第1に対向する方側水平方向に延びた第1の連通路と、
    前記第1の連通路から下方向に延びた第2の連通路とからなり、
    前記第2の連通路には、水平方向に延びた板形状の風向板を備え、
    前記第2の連通路と、前記風向板の前記本体ケースの第1に対向する一方側と前記本体ケースの第2に対向する一方側と前記本体ケースの第2に対向する他方側との間に空間を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空気清浄装置。
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