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JP6467601B1 - 食事履歴システム - Google Patents

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Abstract

【課題】食事内容の記録に当たり、ユーザの手間を軽減することができる食事履歴システムを提供する。
【解決手段】食事履歴システムは、飲食店の位置及び飲食店で供される料理の料理名に関する情報を含む飲食店情報を保持する飲食店情報データベースと、位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報に基づいて飲食店情報を取得する飲食店情報取得手段と、飲食店情報から日時においてユーザが食事をしたと推定される料理の料理名を含む料理名候補群を抽出する抽出手段と、料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態でユーザに提示する提示手段と、ユーザによる前記料理名候補群に含まれる料理名の選択又はユーザによる料理名の入力を受付ける受付手段と、前記料理名を、ユーザの位置と日時とに対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として食事履歴データベースに蓄積する食事履歴蓄積手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、栄養指導における食事履歴の記録等に利用される食事履歴システムに関する。
食習慣の改善に資することを目的として、食事の購買情報を分析し実際に喫食した食事に関する情報を正確かつ簡便に記録するための購買履歴分類装置を含む購買履歴分類システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
国際公開WO2015155885号公報
特許文献1の技術では、店舗の情報端末から食事の情報が購買履歴分類装置へ送信され、その食事の情報と対象ユーザの食事特徴量とに基づいてユーザの喫食メニューを推定し、当該推定された喫食メニューをユーザ端末に送信し、ユーザ端末に推定された喫食メニューを表示することにより、喫食内容の記録に当たりユーザの手間を軽減できるように構成されている。
このような技術においては、店舗の情報端末から食事の情報を受信することが必要となるので、対応した機器を有している店舗でないと利用できないという問題があった。
本発明は、従来技術の問題に鑑みなされたものであり、食事内容の記録に当たり、店舗の情報端末からの食事情報を必要とせずにユーザの手間を軽減することができる食事履歴システムを提供することを目的とする。
本発明の指導支援システムは、
ユーザごとの食事履歴情報を蓄積する食事履歴データベースと、
複数の飲食店の各々の位置及び前記飲食店の各々で供される料理の料理名に関する情報を含む飲食店情報を保持する飲食店情報データベースと、
ユーザの位置と日時とを含む位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報に基づいて当該ユーザが食事した前記飲食店情報を飲食店情報データベースから取得する飲食店情報取得手段と、
前記飲食店情報から前記日時に応じた時間帯において当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群を抽出する抽出手段と、
前記料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態で当該ユーザに提示する提示手段と、
当該ユーザによる前記料理名候補群に含まれる前記1または複数の料理の料理名のうち少なくとも1つの料理名の選択又は当該ユーザによる少なくとも1つの料理名の入力を受付ける受付手段と、
前記選択又は入力された料理名を、当該ユーザの位置と前記日時とに対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として前記食事履歴データベースに蓄積する食事履歴蓄積手段とを備え、
前記食事履歴蓄積手段は、ユーザごとのユーザ属性を含む属性情報を前記食事履歴データベースに蓄積し、
前記抽出手段は、対象のユーザと同じ属性情報を含む他ユーザの食事履歴情報を検索し、検索された前記他ユーザの食事履歴情報に基づいて決定された1または複数の料理名を、前記料理名候補群に含めることを特徴とする。
上記構成の食事履歴システムによれば、前記位置情報取得手段により取得されたユーザの位置情報から飲食店情報取得手段により当該ユーザが食事した前記飲食店情報が飲食店情報データベースから取得される。前記飲食店情報取得手段により取得された前記飲食店情報から前記抽出手段により当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群が飲食情報データベースから抽出される。そして、前記提示手段が前記料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態で当該ユーザに提示する。前記受付手段が、前記料理名候補群に含まれる1または複数の料理の料理名のうち少なくとも1つの料理名が選択された場合又は料理名が入力された場合に、前記選択された又は入力された料理名を認識する。前記食事履歴蓄積手段が、前記選択された又は入力された料理名を、当該ユーザの位置と日時とに対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として前記食事履歴データベースに蓄積する。
これにより、ユーザは、提示された料理名候補群に含まれる1または複数の料理の料理名のうちのうち少なくとも1つの料理名を選択することにより、当該ユーザの食事履歴情報を蓄積できるので、ユーザの手間を軽減してユーザによる料理名の入力操作を簡素化でき、食事履歴の記録を容易にすることが可能となる。そして、料理名候補群が位置情報と飲食店情報とに基づいて推定されるので、店舗情報端末からの食事情報を不要とすることができる。
また、上記構成の食事履歴システムによれば、前記抽出手段が、当該ユーザと同じ属性情報を含む前記他ユーザの食事情報に基づいて料理名候補群を抽出するので、選択提示された前記料理名候補群から入力される蓋然性が高くなるので、ユーザによる入力操作をより簡素化できる。
本発明の指導支援システムは、
ユーザごとの食事履歴情報を蓄積する食事履歴データベースと、
複数の飲食店の各々の位置及び前記飲食店の各々で供される料理の料理名に関する情報を含む飲食店情報を保持する飲食店情報データベースと、
ユーザの位置と日時とを含む位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報に基づいて当該ユーザが食事した前記飲食店情報を飲食店情報データベースから取得する飲食店情報取得手段と、
前記飲食店情報から前記日時に応じた時間帯において当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群を抽出する抽出手段と、
前記料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態で当該ユーザに提示する提示手段と、
当該ユーザによる前記料理名候補群に含まれる前記1または複数の料理の料理名のうち少なくとも1つの料理名の選択又は当該ユーザによる少なくとも1つの料理名の入力を受付ける受付手段と、
前記選択又は入力された料理名を、当該ユーザの位置と前記日時とに対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として前記食事履歴データベースに蓄積する食事履歴蓄積手段とを備え、
前記食事履歴蓄積手段は、ユーザごとのユーザ属性を含む属性情報を前記食事履歴データベースに蓄積し、
前記飲食店情報データベースの前記飲食店情報は、飲食店ごとおけるユーザ属性ごとの1または複数の人気料理名に関する情報を含む人気料理情報を含み、
前記抽出手段は、ユーザが飲食店で食事をしたと推定された際に、当該飲食店の人気料理情報に含まれる1または複数の人気料理名のうちの少なくとも1以上の当該飲食店における当該ユーザのユーザ属性に応じた人気料理名を料理名候補群に含めることを特徴とする
上記構成の食事履歴システムによれば、前記位置情報取得手段により取得されたユーザの位置情報から飲食店情報取得手段により当該ユーザが食事した前記飲食店情報が飲食店情報データベースから取得される。前記飲食店情報取得手段により取得された前記飲食店情報から前記抽出手段により当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群が飲食情報データベースから抽出される。そして、前記提示手段が前記料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態で当該ユーザに提示する。前記受付手段が、前記料理名候補群に含まれる1または複数の料理の料理名のうち少なくとも1つの料理名が選択された場合又は料理名が入力された場合に、前記選択された又は入力された料理名を認識する。前記食事履歴蓄積手段が、前記選択された又は入力された料理名を、当該ユーザの位置と日時とに対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として前記食事履歴データベースに蓄積する。
これにより、ユーザは、提示された料理名候補群に含まれる1または複数の料理の料理名のうちのうち少なくとも1つの料理名を選択することにより、当該ユーザの食事履歴情報を蓄積できるので、ユーザの手間を軽減してユーザによる料理名の入力操作を簡素化でき、食事履歴の記録を容易にすることが可能となる。そして、料理名候補群が位置情報と飲食店情報とに基づいて推定されるので、店舗情報端末からの食事情報を不要とすることができる。
そして、上記構成の食事履歴システムによれば、ユーザは当該飲食店の人気料理を食べた蓋然性が高いことが多いので、前記抽出手段により、少なくとも1以上の当該人気料理名が料理名候補群に含まれるようにすることで、ユーザによる入力操作をより簡素化できる。
さらに、上記構成の食事履歴システムによれば、ユーザの属性に応じた人気料理名が前記抽出手段により抽出されることにより、選択入力する料理名の蓋然性が高くなるので、ユーザによる入力操作をより簡素化できる。
本発明の食事履歴システムにおいて、
前記位置情報取得手段は前記食事履歴データベースから当該ユーザの食事履歴情報を取得し、
前記抽出手段は、前記食事履歴情報、及び前記位置情報に基づいて、当該ユーザが前記日時及び前記位置において過去に食べた料理に合致する料理名を前記料理名候補群に含めることが好ましい。
上記構成の食事履歴システムによれば、前記食事履歴情報及び前記位置情報にも基づいて過去に食べた料理に合致する料理名を含む前記料理名候補群とするので、選択提示された前記料理名群から入力される蓋然性が高くなり、ユーザによる入力操作をより簡素化できる。
本発明の食事履歴システムにおいて、
前記食事履歴データベース又は前記飲食店情報データベースは、料理名に関連付けられた料理カテゴリを記憶し、
当該ユーザにより指定された料理カテゴリである入力料理カテゴリを受付けるカテゴリ受付手段を備え、
前記抽出手段は、前記食事履歴データベース又は前記飲食店情報データベースに基づいて、前記入力料理カテゴリと同一の料理カテゴリに関連付けられた1または複数の料理名を含む前記料理名候補群を抽出することが好ましい。
上記構成の食事履歴システムによれば、カテゴリ受付手段がユーザにより入力された前記料理カテゴリを受け付ける。受けられた前記料理カテゴリにもとづいて前記抽出手段が前記料理カテゴリに関連付けられた料理名を含む料理名候補群を抽出する。これにより、ユーザの意図を反映させるように料理名候補群に含まれる料理名の絞り込みが行われるので、選択肢が多く提示されることに起因するユーザの違和感を解消又は軽減できる。
本発明の実施の形態による食事履歴システムの一構成例を示す機能ブロック図である。 本発明における食事履歴システムの食事履歴データベースの一例を示すリスト図。 本発明における食事履歴システムの食事履歴データベースの一例を示すリスト図。 本発明における食事履歴システムの飲食店情報データベースの一例を示すリスト図。 本発明における食事履歴システムの飲食店情報データベースの他の一例を示すリスト図。 本発明における食事履歴システムの動作を説明するフロー図(前半)。 本発明における食事履歴システムの動作を説明するフロー図(後半)。 本発明における食事履歴システムのユーザ端末に表示される料理カテゴリの入力画面の一例を示す図。 本発明における食事履歴システムの料理名候補群データによるユーザ端末に表示される料理名の入力画面の一例を示す図。
以下、本発明の一実施の形態について食事履歴システムを例にして図面を参照して説明する。食事履歴システムには、例えば対象ユーザ(例えば、糖尿病患者や高血圧患者)の記録された食事、体重、体脂肪等のデータを分析し、分析結果を提示することでユーザの健康管理を助ける栄養指導システム等である。
[食事履歴システム]
図1は、本実施の形態による食事履歴システムの一構成例を示す機能ブロック図である。食事履歴サーバ10は携帯電話網やインターネット網等の通信ネットワーク20を介してユーザ端末30に接続される。図1において、ユーザ端末30は、通信ネットワーク20とは図示していないが無線基地局を介して接続され、食事履歴サーバ10と通信ネットワーク20とはWAN(Wide Area Network)等で通信可能に構成されている。
食事履歴サーバ10は、通信ネットワーク20を介して、複数のユーザの通信端末(図1では30,31,32のみを例示する)との間でデータ通信を行うことにより、複数のユーザのための栄養指導に使用される。なお、以下の説明では、説明の便宜のため、栄養指導のサポート処理の対象のユーザの通信端末をユーザ端末30と表し、「対象のユーザ」と異なるユーザの通信端末をユーザ端末31、ユーザ端末32と表す。
食事履歴システムには、通信ネットワーク20に接続されている管理栄養士の通信端末40を含めてもよい。
管理栄養士は、通信端末40を介して、各ユーザの食生活の特徴や趣味嗜好、生活スタイル等を考慮した適切な栄養指導等の情報を含むデータを、食事履歴サーバ10の栄養指導処理部19Aに送信する。これにより、管理栄養士は、各ユーザに対し栄養指導等のアドバイスを行う。なお、管理栄養士は複数人でもよく、複数のユーザ端末30に対してそれぞれ管理栄養士の通信端末40を介してアドバイスを提供しても良い。
[食事履歴サーバ]
食事履歴サーバ10は、CPUとメモリを含む制御部10nと、食事履歴データベース11(データベース)と、飲食店情報データベース12(データベース)とを備える。食事履歴サーバ10の制御部10nは、CPUがメモリに展開された所定ソフトウエアプログラムを実行することにより、CPUが位置情報取得部13、飲食店情報取得部14、抽出部15、提示部16、受付部17、食事履歴蓄積部18、カテゴリ受付部19、栄養指導処理部19Aとして機能する。また、食事履歴サーバ10はハードウエアのネットワーク接続部NICを含む。ネットワーク接続部NICは各種データをユーザ端末30へ送信し、ユーザ端末30から各種データを受信する。
食事履歴データベース11は、ユーザごとの食事履歴情報を蓄積する。食事履歴情報は、図2に示されるように、リスト形式で、料理名111と、日時112と、ユーザ位置113(緯度経度)と、料理カテゴリ114と、ユーザ属性情報115とを含んでいる。
日時112は、ユーザが料理を食した日時(食事をした年月日及び時刻)である。これに代えて、日時112は、例えば、朝方の6時〜9時、昼前の9時〜12時、昼過ぎの12時〜15時、夕方の15時〜18時、夜のはじめ頃の18時〜21時、夜遅くの21時〜24時のそれぞれの時間帯で表されてもよい。かかる食事時間帯の各間隔は適宜設定できる。
料理カテゴリ114は、例えば、おやつ、和食、中華、カレー、肉料理、魚料理等の地域、文化又は材料によって分類された料理の区分である。例えば、和食と魚料理のように、一のカテゴリが他のカテゴリと重複していてもよいし、又は一のカテゴリが他のカテゴリに包含されてもよい。料理カテゴリは、例えば、和食等のように比較的抽象的な分類であってもよいし、寿司、ラーメン、天丼等、比較的具体的な分類であってもよいし、これらが混在していてもよい。また、第1層「和食」第2層「麺類」第3層「そば」「うどん」のように、料理カテゴリが階層的に表現されてもよい。また、料理カテゴリ114は、上記分類に代えて又は加えて、朝食、昼食、夕食、春の料理、夏の料理等、当該料理を主に食べるタイミングで分類されてもよい。
ユーザ属性情報115には、図3に示すように、登録されているユーザID1151、該ユーザに登録されているユーザ毎のパスワード1152や、前記ユーザ毎の身長1153、体重1154、年齢1155及び性別1156さらには、出身地(図示せず)が登録されている。ユーザ属性情報115には、例えば、好きな料理など、ユーザの嗜好を示す情報が含まれていてもよい。 飲食店情報データベース12は、複数の飲食店の各々の位置及び飲食店の各々で供される料理の料理名に関する情報を含む飲食店情報を保持する。飲食店情報データベース12は、図4に示すように、リスト形式で、店舗の飲食店名121、前記飲食店名の店舗の緯度経度により示される飲食店名の店舗の位置である飲食店位置122、料理カテゴリ123、該飲食店名の店舗で提供している料理の料理名が登録されている料理メニュー124等が登録されている。さらに、飲食店情報データベース12の飲食店情報は、飲食店ごとの1または複数の人気料理名に関する情報を含む人気料理情報(人気料理名ランキング125)を含むことができる。前記飲食店名の飲食店位置122は、一定の範囲を示すような情報であってもよいし、店舗の中心部の緯度経度に加え、飲食店の面積が付加されていてもよい。また、前記飲食店名の飲食店位置122は、標高または建物の階数のように、高さを示す情報を含んでいてもよい。
またさらに、図5に示すように、人気料理情報(人気料理名ランキング)は、飲食店ごとにおけるユーザ属性(年齢、性別、出身地、身長、体重等)ごとの人気料理名に関する情報を含む人気料理情報を含む。人気料理情報は、例えば飲食店の端末から受信した情報に基づいて作成されてもよいし、食事履歴データベースに含まれる情報に基づいて作成されてもよい。
位置情報取得部13は、ユーザ端末30からネットワーク接続部NICを介してユーザの位置を含む位置情報(緯度経度)を受信して取得する。また、位置情報取得部13は食事履歴データベース11から当該ユーザの食事履歴情報を取得することができる。
飲食店情報取得部14は、ユーザ端末30から取得した位置情報(緯度経度)に基づいて当該ユーザが食事した時間帯である食事時間帯を特定する。
抽出部15は、位置情報及び飲食店情報に基づいて食事時間帯おいて当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群を決定する。
抽出部15は、食事履歴情報、及び位置情報に基づいて、当該ユーザが食事時間帯及び位置において過去に食べた料理に合致する料理名を料理名候補群に含めることができる。
抽出部15は、対象のユーザと同じ属性情報を含む他ユーザの食事履歴情報を、検索し、検索された他ユーザの食事履歴情報に基づいて決定された1または複数の料理名を、料理名候補群に含めることが好ましい。
これは、ユーザの属性と、料理の好みとに相関があると推察されるからである。
具体的には、ユーザの出身地が同じユーザは同じような地方又は味の料理を好む傾向があるなど、ユーザ属性の出身地と料理の好みにも相関があると推察される。例えば、高齢者は脂っこい料理を好まないなど、ユーザの年齢と料理の好みとの間にも相関があると推察される。また、男女は、甘味や辛味に対する好み及び摂取カロリーの高低の違いがあるなど、ユーザの性別と料理の好みとの間にも相関があると推察される。また、ユーザの体型(身長、体重)と料理の好みとの間にも相関があると推察される。 提示部16は、料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態で当該ユーザのユーザ端末30に表示して提示する。
受付部17は、当該ユーザによる料理名候補群に含まれる1または複数の料理の料理名のうち少なくとも1つの料理名の選択又は当該ユーザによる少なくとも1つの料理名の入力を受付ける。
食事履歴蓄積部18は、当該ユーザにより選択又は入力された料理名を、当該ユーザの位置及び食事時間帯と対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として食事履歴データベース11に蓄積する。
カテゴリ受付部19は、当該ユーザに入力された入力料理カテゴリを受付ける。
[ユーザ端末]
次に、本実施形態のユーザ端末30は、ユーザが食事履歴の記録をすべく使用するスマートフォンやタブレット端末等の通信機器である。例えば、ユーザ端末30のスマートフォンは、音声通話やデータ通信に用いられる通信部30a、ユーザのための操作部兼表示部であるタッチパネル30b、時計30c、マイク30d、スピーカ30e、振動子30f、カメラ30g、位置検出用のGPS機能部30h等の作動装置並びにこれら作動装置を制御する制御部30nを備えている。
制御部30nは、CPUとフラシュメモリ等のROM,RAMの記憶部(図示せず)を含み、記憶部に格納された種々のソフトウエアプログラムに従うCPUによって通信端末の処理を含む全体動作を制御する。GPS機能部30hがGPS(Global Positioning System)信号を受信し、制御部30nにより、GPS信号に基づいてユーザ端末30の現在位置を検出する。現在時刻を計時する時計はGPS機能部による測位の計算にCPUにより利用される。
GPS機能部30hは、例えばGPS信号を利用して定期的にユーザの位置情報を算出し、この位置情報をRAMに蓄積する。位置情報は、緯度及び経度により表される。そして、制御部30nは、一定時間分の位置情報が蓄積されるごとに上記蓄積された位置情報をRAMから読み出して食事履歴サーバ10へ周期的に送信する。
制御部30nは、RAMに展開された画像表示用の食事履歴記録アプリ35のプログラムを実行することにより、各ユーザが食事履歴記録アプリ35を介して食事履歴サーバ10によるサポートを享受可能な状態とする。 制御部30nは、端末装置全体を制御し、タッチパネル30bからの入力に従ってRAMに記憶された各種ソフトウエアプログラムを読み出して実行する。通信部30aは、通信ネットワーク20を介して食事履歴サーバ10等と情報の送受信を行う。位置情報取得部13では、例えばGPS機能部30hによってユーザ端末30の位置情報を取得することができる。
ここで、食事履歴システムは、例えば、ユーザの食事や運動、体重、体脂肪、血圧等のデータを分析し、分析結果を提示することでユーザの健康管理を助けるシステムである。例えば、ユーザが、後述する処理により、ユーザ端末30のタッチパネル30bから日々の食事内容(食事履歴)を入力して通信ネットワーク20を介して食事履歴サーバ10(栄養指導処理部19A)に送信する。また、ユーザ端末30は、ユーザ端末30のタッチパネル30bを介して入力された運動、体重、体脂肪等のデータを、通信ネットワーク20を介して食事履歴システムに送信してもよい。これに代えて又は加えて、ユーザに装着されたウェアラブルセンサ(不図示)により検知された運動、体重、体脂肪等のデータが、通信ネットワーク20を介して食事履歴システムに送信されてもよい。この食事履歴の記録データ及び運動、体重、体脂肪、血圧等のデータは、栄養指導処理部19Aによって分析され、分析結果が通信ネットワーク20を介してユーザ端末30に送信されて、タッチパネル30bに表示される。分析とは、例えば、運動の種別又は運動量に対する摂取カロリーや、摂取カロリーや栄養素(炭水化物、脂質、カルシウム等)の1日摂取量の理想値との比較や体重、体脂肪、血圧との相関関係の分析等である。
[食事履歴サーバにおける履歴記録処理]
図6A図6Bを参照して、かかる食事履歴の記録処理を説明する。
まず、ユーザ端末30は、食事履歴記録アプリ35の起動に応じて、GPS機能部30hによって取得されたユーザ端末30の位置、ユーザ端末30に記憶された対象ユーザのユーザIDとその位置の取得日時とを含む位置データを周期的に取得して、これらを通信部30aを介して食事履歴サーバ10に送信する(図6A/STEP101)。 食事履歴サーバ10の位置情報取得部13は、ネットワーク接続部NICを介して位置データを受信したか否かを判定する(図6A/STEP201)。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP201‥NO)、位置情報取得部13は、図6A/STEP201の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP201‥YES)、食事履歴サーバ10の位置情報取得部13は、位置データに含まれるユーザ端末30の位置と対象ユーザPのユーザIDとその位置の取得日時とをメモリに記憶する(図6A/STEP202)。
次に、食事履歴サーバ10の飲食店情報取得部14は、メモリに記憶された位置データに基づいてユーザ端末30がある位置に所定時間以上滞在したかを判定する(図6A/STEP203)。所定時間は食事を完了するまでの平均的な時間であり、例えば30分である。ユーザ端末30がある位置に所定時間以上滞在するとは、所定時間以上にわたって厳密な意味で同一の場所にいる必要はなく、ユーザ端末30が所定時間以上にわたってほぼ同一とみなせる範囲(例えば5m以内のような範囲)にいる場合に飲食店情報取得部14は、ユーザ端末30がある位置に所定時間以上滞在したと判定してもよい。また、例えば、ノイズや食事中に席を外したりすることなども勘案すると、ユーザ端末30が所定時間継続して同一の一または同一とみなせる範囲にいる必要はないので、ユーザ端末30が、所定時間の所定割合(例えば30分の8割である24分以上)以上、同一の一または同一とみなせる範囲にいる場合に、飲食店情報取得部14は、ユーザ端末30がある位置に所定時間以上滞在したと判定してもよい。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP203‥NO)、位置情報取得部13は、図6A/STEP201の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP203‥YES)、食事履歴サーバ10の提示部16は、料理カテゴリの入力を促すプッシュ通知をネットワーク接続部NICを介してユーザ端末30に送信する(図6A/STEP204)。
そして、ユーザ端末30において、その制御部30nは、通信部30aを介しプッシュ通知を受信したか否かを判定する(図6A/STEP102)。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP102‥NO)、ユーザ端末30の制御部30nは、図6A/STEP102の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP102‥YES)、ユーザ端末30の制御部30nは、受信したデータを図7に示される料理カテゴリの入力画面としてタッチパネル30bに出力する(図6A/STEP103)。本実施形態の料理カテゴリの入力画面には、図7に示されるように、「おやつ」「和食」「中華」「カレー」その他のように料理の各カテゴリを示すボタンと、食事をしていない旨を示すボタンとが含まれている。本実施形態の料理カテゴリの入力画面には、これらに加えて又は代えて、料理のカテゴリの入力ボックスが含まれていてもよい。
次に、ユーザ端末30において、ユーザ端末30の制御部30nは、料理カテゴリの入力画面において料理カテゴリが入力されたか否かを判定する(図6A/STEP104)。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP104‥NO)、ユーザ端末30の制御部30nは、図6A/STEP104の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP104‥YES)、ユーザ端末30の制御部30nは、料理カテゴリ情報を通信部30aを介して食事履歴サーバ10に送信する(図6A/STEP105)。食事をしていない旨を示すボタンが押下された場合には、ユーザ端末30の制御部30nは、食事をしていない旨を示す情報を食事履歴サーバ10に送信するとともに、STEP101の処理を実行する。食事をしていない旨を示す情報を受信した食事履歴サーバ10は、STEP201の処理を実行する。
食事履歴サーバ10のカテゴリ受付部19は、ネットワーク接続部NICを介し料理カテゴリ情報を受信したか否かを判定する(図6A/STEP205)。
当該判定結果が否定的である場合(図6A/STEP205‥NO)、位置情報取得部13は、図6A/STEP205の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6A/STEP205‥YES)、食事履歴サーバ10の抽出部15は、食事履歴データベース11を参照して、ユーザIDに基づいてユーザの属性を認識する(図6A/STEP206)。なお、ユーザの属性は、食事履歴データベース11から分離されて記憶されていてもよい。
次に、食事履歴サーバ10の飲食店情報取得部14は、ユーザの食事をした時間帯を認識する(図6A/STEP207)。例えば、食事履歴サーバ10の飲食店情報取得部14は、ユーザ端末30がある位置に所定時間以上滞在したと判定した場合、当該位置にユーザ端末30が到着した時刻(例えば18:45)を認識し、当該時刻が含まれる時間帯(例えば夜のはじめ頃の18時〜21時)を認識する。これに代えて、飲食店情報取得部14は、当該位置から離れた時刻に対応する時間帯を認識してもよいし、当該位置に到着した時刻と当該位置から離れた時刻との中間の時刻に対応する時間帯を認識してもよい。
次に、抽出部15は、食事履歴データベース11を参照して、ユーザが当該時間帯、当該位置において過去に食べたカテゴリ情報に合致する少なくとも1つの料理名と、その料理を食べた日時とその料理を食べる頻度とを認識する(図6A/STEP208)。例えば、図6A/STEP205で受信した料理カテゴリ情報に示される料理のカテゴリが「カレー」であり、食事時間帯が「夜のはじめ頃の18時〜21時」であったとする。この場合、抽出部15は、食事履歴データベース11から、ユーザ属性に位置データに含まれるユーザIDと同一のユーザIDが含まれ、食事時間帯が「夜のはじめ頃の18時〜21時」であり、料理カテゴリが「カレー」であり、位置データに含まれる位置と同一又は当該位置から所定の距離以内の位置の料理名を認識する。
次に、抽出部15は、食事履歴データベース11を参照して、当該時間帯におけるユーザの属性及びカテゴリ情報に対応する少なくとも1つの料理名を認識する(図6A/STEP209)。なお、抽出部15は、ユーザの属性と完全に同一の属性に紐づけられた料理名だけではなく、例えば、ユーザの年齢と±3歳など、所定の年齢範囲の属性に紐づけられた料理名や、ユーザの出身地「宮城県」と同一の地方又は国の「岩手県」に紐づけられた料理名や、ユーザの身長、体重を含む所定の身長範囲及び所定の体重範囲に含まれる身長、体重に紐づけられた料理名を認識してもよい。
次に、抽出部15は、飲食店情報データベース12を参照して、ユーザの位置に対応する飲食店があるか否かを判定する(図6B/STEP210)。例えば、抽出部15は、飲食店情報データベース12に示される飲食店の位置から所定距離以内にユーザの位置があるか否かを判定する。また、飲食店の位置がある程度の範囲で表されている場合には、抽出部15は、ユーザの位置が当該範囲に含まれているか否かを判定する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6B/STEP210‥YES)、抽出部15は、飲食店情報データベース12の人気料理情報を参照し、当該時間帯、当該カテゴリ情報及びユーザの属性における当該飲食店の人気料理名を認識する(図6B/STEP211)。
一方、図6B/STEP210の当該判定結果が否定的である場合(図6B/STEP210‥NO)、当該時間帯、当該カテゴリ情報及びユーザの属性は、認識した料理名を以下(1)〜(5)の優先度で並び替える(図6B/STEP212)。(1)が優先順位が高い料理名であり、(5)が優先順位が低い料理名である。
(1)図6A/STEP208で認識された料理名のうち、ユーザが所定の頻度以上で食べている料理の料理名、
(2)図6A/STEP208で認識された料理名のうち、過去の所定期間(例えば現在から1か月前以内)内にユーザが食べた料理の料理名、
(3)図6B/STEP211で認識された人気料理名、
(4)図6A/STEP208で認識された料理名のうち、前記所定期間以前にユーザが食べた料理名、
(5)図6A/STEP209で認識されたユーザの属性に対応する料理名。
このように、抽出部15は、位置情報及び飲食店情報に基づいて食事時間帯おいて当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群を決定する。抽出部15は、ユーザが飲食店で食事をしたと推定された際に、当該飲食店の人気料理情報に含まれる1または複数の人気料理名のうちの少なくとも1以上の人気料理名を料理名候補群に含めることができる。抽出部15は、ユーザが飲食店で食事をしたと推定された際に、当該飲食店における当該ユーザのユーザ属性に応じた人気料理名を料理名候補群に含めることができる。
そして、抽出部15は、料理名候補群データを作成する(図6B/STEP213)。
そして、食事履歴サーバ10の提示部16は、ネットワーク接続部NICを介して料理名候補群データをユーザ端末30に送信する(図6B/STEP214)。
そして、ユーザ端末30において、その制御部30nは、通信部30aを介して料理名候補群データを受信したか否かを判定する(図6B/STEP106)。
当該判定結果が否定的である場合(図6B/STEP106‥NO)、ユーザ端末30の制御部30nは、図6B/STEP106の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6B/STEP106‥YES)、ユーザ端末30の制御部30nは、料理名候補群データを図8に示される料理名の入力画面としてタッチパネル30bに出力する(図6B/STEP107)。図8において、ユーザはスクロール選択画面30b1において料理名を選択して入力でき、また、入力画面30b2において料理名直接入力できる。また、図8に示される料理名の入力画面においては、図6B/STEP212で優先度が高いとされた料理名がより選択されやすくなるように表示される。例えば、優先度が最高の料理名は、スクロール選択画面30b1の上部または中央に表示されてもよいし、太字、異なる色など目立つ態様で表示されてもよい。
次に、ユーザ端末30において、ユーザ端末30の制御部30nは、料理名の入力画面において少なくとも1つの料理名が入力されたか否かを判定する(図6B/STEP108)。ユーザ端末30の制御部30nは、文字入力による料理名の入力を受け付けるように構成されていてもよいが、少なくとも料理名候補群データに含まれる料理名については、選択可能に表示される。
当該判定結果が否定的である場合(図6B/STEP108‥NO)、ユーザ端末30の制御部30nは、図6B/STEP108の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6B/STEP108‥YES)、ユーザ端末30の制御部30nは、ユーザに選択された料理名または入力された料理名を通信部30aを介して食事履歴サーバ10に送信する(図6B/STEP109)。
受付部17は、ユーザに選択された料理名または入力された料理名をネットワーク接続部NICを介し受信したか否かを判定する(図6B/STEP215)。
当該判定結果が否定的である場合(図6B/STEP215‥NO)、受付部17は、図6B/STEP215の処理を再度実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6B/STEP215‥YES)、受付部17は、ユーザに選択された料理名または入力された料理名を認識し、食事履歴蓄積部18は、当該料理名を関連する時間帯及びユーザ位置と共に食事履歴データベース11に追加する(図6B/STEP216)。
以上により、食事履歴の記録処理が終了する。
上記構成の食事履歴システムによれば、患者自分の薬剤履歴情報を容易に知ることができ患者の利便性が向上する。
以上、本発明の一実施例について説明したが、かかる実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、実施例においてはユーザー端末が食事履歴サーバと通信をして実行しているが、ユーザー端末が必要な情報を食事履歴サーバから取得し、すべての処理を行ってもよい。
また、図6A/STEP102〜STEP105及び図6A/STEP204〜STEP205が省略され、代わりにユーザの過去の食事の履歴からユーザが食べたことのあるカテゴリが認識され、当該カテゴリを含む情報が図6A/STEP208以降のカテゴリ情報として扱われてもよい。また、料理名候補群を抽出できる限りで、任意のステップが省略されてもよい。また、ユーザの属性等が勘案されずに、人気料理名が料理候補群に追加されてもよい。
10…食事履歴サーバ、11…食事履歴データベース(データベース)、20…通信ネットワーク、30…ユーザ端末、30b…タッチパネル、35…食事履歴記録アプリ。

Claims (8)

  1. ユーザごとの食事履歴情報を蓄積する食事履歴データベースと、
    複数の飲食店の各々の位置及び前記飲食店の各々で供される料理の料理名に関する情報を含む飲食店情報を保持する飲食店情報データベースと、
    ユーザの位置と日時とを含む位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報に基づいて当該ユーザが食事した前記飲食店情報を飲食店情報データベースから取得する飲食店情報取得手段と、
    前記飲食店情報から前記日時に応じた時間帯において当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群を抽出する抽出手段と、
    前記料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態で当該ユーザに提示する提示手段と、
    当該ユーザによる前記料理名候補群に含まれる前記1または複数の料理の料理名のうち少なくとも1つの料理名の選択又は当該ユーザによる少なくとも1つの料理名の入力を受付ける受付手段と、
    前記選択又は入力された料理名を、当該ユーザの位置と前記日時とに対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として前記食事履歴データベースに蓄積する食事履歴蓄積手段とを備え、
    前記食事履歴蓄積手段は、ユーザごとのユーザ属性を含む属性情報を前記食事履歴データベースに蓄積し、
    前記抽出手段は、対象のユーザと同じ属性情報を含む他ユーザの食事履歴情報を検索し、検索された前記他ユーザの食事履歴情報に基づいて決定された1または複数の料理名を、前記料理名候補群に含めることを特徴とする食事履歴システム。
  2. ユーザごとの食事履歴情報を蓄積する食事履歴データベースと、
    複数の飲食店の各々の位置及び前記飲食店の各々で供される料理の料理名に関する情報を含む飲食店情報を保持する飲食店情報データベースと、
    ユーザの位置と日時とを含む位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報に基づいて当該ユーザが食事した前記飲食店情報を飲食店情報データベースから取得する飲食店情報取得手段と、
    前記飲食店情報から前記日時に応じた時間帯において当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群を抽出する抽出手段と、
    前記料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態で当該ユーザに提示する提示手段と、
    当該ユーザによる前記料理名候補群に含まれる前記1または複数の料理の料理名のうち少なくとも1つの料理名の選択又は当該ユーザによる少なくとも1つの料理名の入力を受付ける受付手段と、
    前記選択又は入力された料理名を、当該ユーザの位置と前記日時とに対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として前記食事履歴データベースに蓄積する食事履歴蓄積手段とを備え、
    前記食事履歴蓄積手段は、ユーザごとのユーザ属性を含む属性情報を前記食事履歴データベースに蓄積し、
    前記飲食店情報データベースの前記飲食店情報は、飲食店ごとおけるユーザ属性ごとの1または複数の人気料理名に関する情報を含む人気料理情報を含み、
    前記抽出手段は、ユーザが飲食店で食事をしたと推定された際に、当該飲食店の人気料理情報に含まれる1または複数の人気料理名のうちの少なくとも1以上の当該飲食店における当該ユーザのユーザ属性に応じた人気料理名を料理名候補群に含めることを特徴とする食事履歴システム。
  3. 請求項1または2記載の食事履歴システムにおいて、
    前記位置情報取得手段は前記食事履歴データベースから当該ユーザの食事履歴情報を取得し、
    前記抽出手段は、前記食事履歴情報、及び前記位置情報に基づいて、当該ユーザが前記時間帯及び前記位置において過去に食べた料理に合致する料理名を前記料理名候補群に含めることを特徴とする食事履歴システム。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項記載の食事履歴システムにおいて、
    前記食事履歴データベース又は前記飲食店情報データベースは、料理名に関連付けられた料理カテゴリを記憶し、
    当該ユーザにより指定された料理カテゴリである入力料理カテゴリを受付けるカテゴリ受付手段を備え、
    前記抽出手段は、前記食事履歴データベース又は前記飲食店情報データベースに基づいて、前記入力料理カテゴリと同一の料理カテゴリに関連付けられた1または複数の料理名を含む前記料理名候補群を抽出することを特徴とする食事履歴システム。
  5. ユーザごとの食事履歴情報及びユーザごとのユーザ属性を含む属性情報を蓄積する食事履歴データベースと、
    複数の飲食店の各々の位置及び前記飲食店の各々で供される料理の料理名に関する情報を含む飲食店情報を保持する飲食店情報データベースとを備えるコンピュータに、
    ユーザの位置と日時とを含む位置情報を取得するステップと、
    前記位置情報に基づいて当該ユーザが食事した前記飲食店情報を飲食店情報データベースから取得するステップと、
    前記飲食店情報から前記日時に応じた時間帯において当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群を抽出するステップと、
    対象のユーザと同じ属性情報を含む他ユーザの食事履歴情報を検索し、検索された前記他ユーザの食事履歴情報に基づいて決定された1または複数の料理名を、前記料理名候補群に含めるステップと、
    前記料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態で当該ユーザに提示するステップと、
    当該ユーザによる前記料理名候補群に含まれる前記1または複数の料理の料理名のうち少なくとも1つの料理名の選択又は当該ユーザによる少なくとも1つの料理名の入力を受付けるステップと、
    前記選択又は入力された料理名を、当該ユーザの位置と前記日時とに対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として前記食事履歴データベースに蓄積するステップと、
    を実行させることを特徴とする食事履歴蓄積プログラム。
  6. ユーザごとの食事履歴情報及びユーザごとのユーザ属性を含む属性情報を蓄積する食事履歴データベースと、
    複数の飲食店の各々の位置及び前記飲食店の各々で供される料理の料理名に関する情報を含む飲食店情報を保持する飲食店情報データベースとを備えるコンピュータが実行する方法であって、
    ユーザの位置と日時とを含む位置情報を取得するステップと、
    前記位置情報に基づいて当該ユーザが食事した前記飲食店情報を飲食店情報データベースから取得するステップと、
    前記飲食店情報から前記日時に応じた時間帯において当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群を抽出するステップと、
    対象のユーザと同じ属性情報を含む他ユーザの食事履歴情報を検索し、検索された前記他ユーザの食事履歴情報に基づいて決定された1または複数の料理名を、前記料理名候補群に含めるステップと、
    前記料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態で当該ユーザに提示するステップと、
    当該ユーザによる前記料理名候補群に含まれる前記1または複数の料理の料理名のうち少なくとも1つの料理名の選択又は当該ユーザによる少なくとも1つの料理名の入力を受付けるステップと、
    前記選択又は入力された料理名を、当該ユーザの位置と前記日時とに対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として前記食事履歴データベースに蓄積するステップと、
    を含むことを特徴とする食事履歴蓄積方法。
  7. ユーザごとの食事履歴情報及びユーザごとのユーザ属性を含む属性情報を蓄積する食事履歴データベースと、
    複数の飲食店の各々の位置及び前記飲食店の各々で供される料理の料理名に関する情報及び飲食店ごとおけるユーザ属性ごとの1または複数の人気料理名に関する情報を含む飲食店情報を保持する飲食店情報データベースとを備えるコンピュータに、
    ユーザの位置と日時とを含む位置情報を取得するステップと、
    前記位置情報に基づいて当該ユーザが食事した前記飲食店情報を飲食店情報データベースから取得するステップと、
    前記飲食店情報から前記日時に応じた時間帯において当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群を抽出するステップと、
    ユーザが飲食店で食事をしたと推定された際に、当該飲食店の人気料理情報に含まれる1または複数の人気料理名のうちの少なくとも1以上の当該飲食店における当該ユーザのユーザ属性に応じた人気料理名を料理名候補群に含めるステップと、
    前記料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態で当該ユーザに提示するステップと、
    当該ユーザによる前記料理名候補群に含まれる前記1または複数の料理の料理名のうち少なくとも1つの料理名の選択又は当該ユーザによる少なくとも1つの料理名の入力を受付けるステップと、
    前記選択又は入力された料理名を、当該ユーザの位置と前記日時とに対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として前記食事履歴データベースに蓄積するステップと、
    を実行させることを特徴とする食事履歴蓄積プログラム。
  8. ユーザごとの食事履歴情報及びユーザごとのユーザ属性を含む属性情報を蓄積する食事履歴データベースと、
    複数の飲食店の各々の位置及び前記飲食店の各々で供される料理の料理名に関する情報及び飲食店ごとおけるユーザ属性ごとの1または複数の人気料理名に関する情報を含む飲食店情報を保持する飲食店情報データベースとを備えるコンピュータが実行する方法であって、
    ユーザの位置と日時とを含む位置情報を取得するステップと、
    前記位置情報に基づいて当該ユーザが食事した前記飲食店情報を飲食店情報データベースから取得するステップと、
    前記飲食店情報から前記日時に応じた時間帯において当該ユーザが食事をしたと推定される1または複数の料理の料理名を含む料理名候補群を抽出するステップと、
    ユーザが飲食店で食事をしたと推定された際に、当該飲食店の人気料理情報に含まれる1または複数の人気料理名のうちの少なくとも1以上の当該飲食店における当該ユーザのユーザ属性に応じた人気料理名を料理名候補群に含めるステップと、
    前記料理名候補群に含まれる各料理名を選択可能な形態で当該ユーザに提示するステップと、
    当該ユーザによる前記料理名候補群に含まれる前記1または複数の料理の料理名のうち少なくとも1つの料理名の選択又は当該ユーザによる少なくとも1つの料理名の入力を受付けるステップと、
    前記選択又は入力された料理名を、当該ユーザの位置と前記日時とに対応付けて当該ユーザの食事履歴情報として前記食事履歴データベースに蓄積するステップと、
    を含むことを特徴とする食事履歴蓄積方法。
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