JP6447652B2 - リチウム二次電池用集電体及びリチウム二次電池 - Google Patents
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Description
すなわち、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
[リチウム二次電池]
図1は、第1実施形態にかかるリチウム二次電池の断面模式図である。図1に示すリチウム二次電池100は、発電部40と、外装体50と、リード60、62とを備える。外装体50は、発電部40を密閉した状態で収容する。一対のリード60、62の一端は、発電部40に接続され、他端は外装体50の外部まで延在している。また図示されていないが、発電部40とともに電解質が、外装体50内に収容されている。
発電部40は、正極20と負極30とが、セパレータ10を挟んで対向配置されている。図1では、外装体50内に発電部40が一つの場合を例示したが、複数積層されていてもよい。正極20は、板状(膜状)の正極集電体22上に正極活物質層24が設けられている。
負極30は、集電体と充放電の過程によって金属リチウムとを有する。充電時には集電体の表面に金属リチウムが析出し、放電時には表面に析出した金属リチウムが溶出する。すなわち、充電時には集電体と金属リチウムとを含むものが負極30となり、放電時には集電体が負極30となる。また充放電に寄与するリチウム量が不足することに備えて、充放電前の初期状態から集電体の一面にリチウム箔を設けてもよい。
正極20は、正極集電体22と、その一面に設けられた正極活物質層24とを有する(図1参照)。正極集電体22は、導電性を有する材料により構成されていればよく、例えば、アルミニウム、銅、ニッケル箔の金属薄板を用いることができる。
セパレータ10は、電気絶縁性の多孔質構造から形成されていればよく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリオレフィンからなるフィルムの単層体、積層体や上記樹脂の混合物の延伸膜、或いはセルロース、ポリエステル及びポリプロピレンからなる群より選択される少なくとも1種の構成材料からなる繊維不織布が挙げられる。
電解液は、発電部40内に含浸される。電解液には、リチウム塩等を含む電解質溶液(電解質水溶液、有機溶媒を使用する電解質溶液) を使用することができる。ただし、電解質水溶液は電気化学的に分解電圧が低いため、充電時の耐用電圧が低く制限される。そのため、有機溶媒を使用する電解質溶液(非水電解質溶液)であることが好ましい。
外装体50は、その内部に発電部40及び電解質を密封する。外装体50は、電解質の外部への漏出や、外部からのリチウム二次電池100内部への水分等の侵入等を抑止できる物であれば特に限定されない。
リード60、62は、アルミ等の導電材料から形成されている。リード60、62を正極20、負極30にそれぞれ溶接し、正極20と負極30との間にセパレータ10を挟んだ状態で、電解質と共に外装体50内に挿入し、外装体50の入り口をシールする。
本実施形態にかかるリチウム二次電池100の製造方法について説明する。まず正極20及び負極30を作製する。
まず正極を準備した。正極活物質としてNCA(組成式:Li1.0Ni0.78Co0.19Al0.03O2)、導電材としてカーボンブラック、バインダーとしてPVDFを準備した。これらを溶媒中で混合し、塗料を作製し、アルミ箔からなる正極集電体上に塗布した。正極活物質と導電材とバインダーの質量比は、95:2:3とした。塗布後に、溶媒は除去した。
実施例2、3及び比較例1、2では、細孔の直径を変更した点が実施例1と異なる。細孔の直径は、銅箔に酸処理を施す時間を変更することで調整した。その他の条件は実施例1と同じとして、リチウム二次電池の容量維持率を測定した。
実施例4、5及び比較例3、4では、細孔の密度を変更した点が実施例1と異なる。細孔の密度は、銅箔に押し付けるスタンパの突起の密度を変えることで変更した。その他の条件は実施例1と同じとして、リチウム二次電池の容量維持率を測定した。
実施例6及び7では、細孔の密度と細孔の直径を変更した点が実施例1と異なる。その他の条件は実施例1と同じとして、リチウム二次電池の容量維持率を測定した。
実施例8〜11では、細孔の直径を0.02μm、細孔の密度を2×109個/m2に変更し、細孔の深さを変更した点が実施例1と異なる。細孔の深さは、スタンパを銅箔に押し付ける際の圧力を変えることで変更した。その他の条件は実施例1と同じとして、リチウム二次電池の容量維持率を測定した。
実施例12、13では、細孔の直径を0.02μm、細孔の密度を2×109個/m2に変更し、電解液中に含まれる銅イオンの量を変更した。銅イオンの含有量は、トリエチレンテトラミン銅錯体の含有量で調整した。その他の条件は実施例1と同じとして、リチウム二次電池の容量維持率を測定した。
Claims (7)
- 正極と負極と非水電解質とを備え、前記負極は負極集電体を含み充電時に前記負極集電体上にリチウム金属が析出し、放電時にリチウム金属が溶解するリチウム二次電池に用いられる負極集電体であって、
表面に複数の細孔が設けられた金属膜であって、
前記金属膜の表面における前記細孔の密度は、2×106個/m2以上8×1013個/m2以下であり、
前記細孔の平均直径は、0.02μm以上1μm以下である、リチウム二次電池用負極集電体。 - 前記細孔の平均深さは、0.05μm以上3.0μm以下である、請求項1に記載のリチウム二次電池用負極集電体。
- 前記細孔の平均容積は、1.5×10−4μm3以上3.9×10−1μm3以下である、請求項1又は2に記載のリチウム二次電池用負極集電体。
- 前記金属膜が、銅、ニッケル、チタン、白金及びこれらの合金、並びに、ステンレスからなる群から選択されるいずれかである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のリチウム二次電池用負極集電体。
- 前記細孔が内部にイオウ化合物を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のリチウム二次電池用負極集電体。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載のリチウム二次電池用負極集電体を負極として用い、
前記負極に対向する正極と、前記負極と前記正極の間のリチウムイオンの伝導を担う電解液と、を備える、リチウム二次電池。 - 前記電解液が、前記集電体に含まれる金属のイオン又は錯体を有し、
前記電解液が、1質量ppm以上1000質量ppm以下の前記金属を含む、請求項6に記載のリチウム二次電池。
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