[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6441155B2 - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6441155B2
JP6441155B2 JP2015085083A JP2015085083A JP6441155B2 JP 6441155 B2 JP6441155 B2 JP 6441155B2 JP 2015085083 A JP2015085083 A JP 2015085083A JP 2015085083 A JP2015085083 A JP 2015085083A JP 6441155 B2 JP6441155 B2 JP 6441155B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
wiper
head
pipe
side pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015085083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016203712A (ja
Inventor
下山 正之
正之 下山
智哉 西川
智哉 西川
佐々木 毅
毅 佐々木
泰介 後藤
泰介 後藤
達也 大丸
達也 大丸
高橋 勇樹
勇樹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Mitsuba Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Mitsuba Corp filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2015085083A priority Critical patent/JP6441155B2/ja
Priority to US15/566,774 priority patent/US10625714B2/en
Priority to EP16779881.8A priority patent/EP3284642A4/en
Priority to PCT/JP2016/059200 priority patent/WO2016167090A1/ja
Priority to CN201680022313.4A priority patent/CN107531215B/zh
Publication of JP2016203712A publication Critical patent/JP2016203712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6441155B2 publication Critical patent/JP6441155B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/34Wiper arms; Mountings therefor
    • B60S1/3415Wiper arms; Mountings therefor with means for supplying cleaning fluid to windscreen cleaners, e.g. washers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

本発明は、払拭面を払拭するワイパブレードを備えたワイパ装置に関する。
自動車等の車両には、運転者等の視界を確保するワイパ装置が設けられている。ワイパ装置は、電動モータにより揺動されるワイパアームと、ワイパアームに装着されるワイパブレードとを備えている。そして、車室内のワイパスイッチをオン操作することでワイパアームが揺動され、これによりブレードラバーが払拭面上を往復動作して、払拭面上に付着した雨水等が払拭される。
ところで、払拭面上に埃等の付着物が付着した場合には、払拭面上に洗浄液を噴射させつつ、ワイパブレードを往復動作させることが行われる。これにより埃等の付着物を湿らせて、払拭面を傷付けること無く綺麗に払拭することができる。通常、洗浄液は、車両のボンネット等に設置されたノズルユニットから払拭面上に噴射される。この場合には、洗浄液の噴射位置が運転者の目の前となって視界を妨げたり、ノズルユニットと払拭面との距離が長いため、走行風等により洗浄液の噴射位置が大きくずれたり、比較的多くの洗浄液を使用するため、タンクへの洗浄液の補給頻度が多くなったりする等の欠点が挙げられる。
そこで、このような欠点を解消するために、例えば特許文献1に示すようなワイパ装置が開発されている。特許文献1に記載されたワイパ装置は、揺動軸(出力軸)に固定されたアームサポート(アームヘッド)と、アームサポートに回動自在に連結されたアームシャンクと、アームシャンクの先端側に設けられたウォッシャノズル(ノズルユニット)と、ウォッシャノズルの部分と揺動軸の部分との間に設けられた可撓性ホース(配管)と、を有している。また、可撓性ホースの揺動軸側は、当該揺動軸に接触しないように、かつアームサポートからはみ出さないように、揺動軸の周囲に配置されている。
そして、可撓性ホースに供給された洗浄液は、ウォッシャノズルから噴射されて、直ぐに近くにある払拭面上に到達する。これにより、ウォッシャノズルと払拭面との距離を短くして、走行風等により洗浄液の噴射位置が大きくずれたりすること等を防止して、ブレードラバーの近傍を濡らすことができる。よって、少量の洗浄液で払拭面を払拭できる。
特開2010−030373号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載されたワイパ装置によれば、配管の揺動軸側が、アームヘッドの揺動運動時において、揺動軸に近付いたり揺動軸から離れたりする。特に、配管が揺動軸に近付くときには、配管には張力(テンション)が作用する。これにより、配管が早期に劣化したり、電動モータへの負荷が大きくなったりする等の問題が生じ得る。
また、ワイパ装置の往路側への払拭動作および復路側への払拭動作に対して、それぞれの払拭方向に個別に洗浄液を噴射させれば、より少量の洗浄液で払拭面を払拭できる。この場合には、往路側と復路側とでそれぞれ配管が必要となる。そこで、上述の特許文献1に記載されたワイパ装置に、往路側と復路側とで一対の配管を設けると、電動モータへの負荷がさらに大きくなるばかりか、アームヘッドの揺動軸に対する固定部分が大型化する等の問題が生じ得る。
本発明の目的は、往路側配管および復路側配管に張力が作用するのを抑制しつつ、アームヘッドの揺動軸に対する固定部分の大型化を抑制できるワイパ装置を提供することにある。
本発明の一態様では、払拭面を払拭するワイパブレードを備えたワイパ装置であって、揺動軸に固定される軸固定部が一端部に設けられたアームヘッドと、前記アームヘッドの他端部に一端部が装着され、前記ワイパブレードが他端部に装着されるアームシャンクと、前記アームシャンクまたは前記ワイパブレードに設けられ、前記払拭面に向けて洗浄液を噴射するノズルユニットと、前記アームヘッドにその長手方向に沿うように設けられ、前記払拭面側に向けて開口されたヘッド側配管収容部と、前記ヘッド側配管収容部に収容され、先端側が前記ノズルユニットに接続された往路側配管および復路側配管と、を有し、前記往路側配管および復路側配管の基端側が、前記アームヘッドの一端部において前記揺動軸の軸方向に並べられ、かつ前記軸固定部の横を通過し、前記軸固定部の湾曲した輪郭に沿わずに、その湾曲とは反対の方向に湾曲するようにして、前記ヘッド側配管収容部からその外部に引き出されている。
本発明の他の態様では、前記アームヘッドの一端部に、前記往路側配管および復路側配管を、前記揺動軸の軸方向に並べて保持する保持孔が設けられる。
本発明の他の態様では、前記アームヘッドの一端部に、前記軸固定部の一方向への揺動時において、前記往路側配管および復路側配管を、前記軸固定部の外周に沿わせるガイド壁が設けられる。
本発明の他の態様では、前記往路側配管および復路側配管は、それぞれ上流配管および下流配管を備え、前記ヘッド側配管収容部に、前記上流配管および下流配管をそれぞれ接続する接続部材が設けられる。
本発明の他の態様では、前記アームシャンクに、その長手方向に沿うように設けられ、前記払拭面側に向けて開口され、前記往路側配管および復路側配管を収容するシャンク側配管収容部が設けられる。
本発明の他の態様では、前記アームシャンクの一端部が、前記アームヘッドの他端部に対して、前記揺動軸と交差する方向に延びる回動軸を介して回動自在に設けられ、前記往路側配管および復路側配管が、前記回動軸の部分で前記ワイパブレードの払拭方向に並べられている。
本発明によれば、往路側配管および復路側配管の基端側が、アームヘッドの一端部において揺動軸の軸方向に並べられ、かつ軸固定部側とは反対側に向けて湾曲するようにヘッド側配管収容部から引き出されている。これにより、アームヘッドの揺動時において、揺動軸に負荷を与えること無く、往路側配管および復路側配管の基端側が、軸固定部の周囲にそれぞれ巻かれる。このとき、往路側配管および復路側配管には張力が作用せず、かつ往路側配管および復路側配管と、軸固定部とは互いに擦れないため、往路側配管および復路側配管の劣化が抑制される。
また、往路側配管および復路側配管の基端側が揺動軸の軸方向に並べられているので、往路側配管および復路側配管が軸固定部の周囲に巻かれたときに、当該軸固定部周辺の径方向外側への膨出が抑えられる。よって、アームヘッドの揺動軸に対する固定部分の大型化が抑制される。
本発明のワイパ装置を示す斜視図である。 ノズルユニットの周辺を表側から見た拡大斜視図である。 ノズルユニットの周辺を裏側から見た拡大斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図2のB−B線に沿う断面図である。 ワイパアームを裏側から見た斜視図である。 アームヘッドの軸固定部周辺を表側から見た斜視図である。 図7のC−C線に沿う断面図である。 アームヘッドの軸固定部周辺を裏側から見た斜視図である。 (a)は図9のD矢視図、(b)は保持孔の変形例を示す図10(a)に対応した図である。 (a),(b)は、軸固定部に巻かれる各配管の状態を説明する説明図である。 実施の形態2のワイパ側接続部材を示す斜視図である。 実施の形態3のワイパ側接続部材を示す斜視図である。 実施の形態4のワイパ側接続部材を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態1について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明のワイパ装置を示す斜視図を、図2はノズルユニットの周辺を表側から見た拡大斜視図を、図3はノズルユニットの周辺を裏側から見た拡大斜視図を、図4は図1のA−A線に沿う断面図を、図5は図2のB−B線に沿う断面図を、図6はワイパアームを裏側から見た斜視図をそれぞれ示している。
図1に示すように、ワイパ装置10は、ワイパブレード20とワイパアーム30とを備えている。ワイパブレード20は、ワイパアーム30の先端側に回動自在に装着され、自動車等の車両のフロント側にあるウィンドシールド(払拭面)11上を摺接する。ワイパアーム30の基端側は、車両のフロント側にある揺動軸PSに装着される。そして、車室内にあるワイパスイッチ(図示せず)をオン操作してワイパモータ(図示せず)を回転させることで、揺動軸PSが揺動される。これにより、ワイパ装置10は、ウィンドシールド11上に形成された所定の払拭範囲ARを、図中矢印に示すように往路側および復路側に向けて往復払拭動作する。
図1ないし図5に示すように、ワイパブレード20は、ウィンドシールド11に接触するブレードラバー21と、ブレードラバー21を保持するホルダ部材22と、ホルダ部材22の長手方向中間部分に設けられた連結部23とを備えている。なお、ホルダ部材22の長手方向両端部分には一対のエンドキャップCPが装着されている。これにより、ホルダ部材22に保持されたブレードラバー21の抜け止めがなされている。
図4および図5に示すように、ブレードラバー21は、ホルダ部材22に保持される本体部21aと、ウィンドシールド11に接触されるリップ部21bと、本体部21aとリップ部21bとを連結するネック部21cとを備えている。なお、ブレードラバー21は、ゴム等の弾性材料を押出成形することにより長尺に形成され、その断面形状は長手方向に沿う全域で一様の形状となっている。
ネック部21cのブレードラバー21の動作方向(図中左右方向)に沿う厚み寸法は、本体部21aおよびリップ部21bの厚み寸法よりも薄い厚み寸法に設定されて弾性変形し易くなっている。これにより、ワイパブレード20がウィンドシールド11上を往路側および復路側に移動する際に、リップ部21bの傾斜が許容され、ひいてはリップ部21bの先端部分がワイパブレード20の移動方向にスムーズに追従できるようになっている。したがって、ウィンドシールド11に付着した雨水や埃等の付着物(図示せず)を確実に払拭することができる。
ホルダ部材22は、図4に示すように、ホルダ本体22aとフィン部22bとを備えている。ホルダ本体22aおよびフィン部22bは、互いに硬度が異なる異種材料を二色成形することにより一体化され、ブレードラバー21と同様に長尺に形成されている。
ホルダ本体22aは、ブレードラバー21の本体部21aを保持し得る充分な強度を確保しつつ、ウィンドシールド11の曲面形状(図示せず)に追従可能とするために、柔軟性を有するプラスチック等の樹脂材料により形成されている。一方、フィン部22bは、ホルダ本体22aの硬度よりも低い硬度のゴム等の弾性材料により形成されている。そして、走行風がフィン部22bに当たることにより、ワイパブレード20にはダウンフォースが発生して、これによりブレードラバー21の払拭性能が良好に保持される。
ホルダ本体22aの内部には、一対のバーティブラ22cが所定間隔で設けられている。各バーティブラ22cは、バネ性を有する鋼板によって形成され、ブレードラバー21の本体部21aを、往路側および復路側からそれぞれ挟むようにして鏡像対称となるように配置されている。各バーティブラ22cは、外力を負荷していない自然状態においては、ウィンドシールド11の曲率よりも大きい曲率で湾曲されており、ホルダ部材22およびブレードラバー21をウィンドシールド11の曲率に合わせて弾性変形させるようになっている。これにより、リップ部21bの長手方向に沿う全域がウィンドシールド11に密着される。
図1および図5に示すように、ホルダ部材22の長手方向中間部分には、連結部23が設けられている。連結部23は、連結本体23aと、ベース板23bと、カバー部材23cとを備えている。連結本体23aは、鋼板をプレス加工等することにより断面が略U字形状に形成され、一体に設けられた固定脚部(図示せず)によって各バーティブラ22cにカシメ固定されている。
連結本体23aには、鋼材よりなる円柱ピン23dがカシメ固定されており、この円柱ピン23dには、プラスチック等の樹脂材料よって形成されたフック固定部材23eが回動自在に装着されている。ここで、フック固定部材23eには、ワイパアーム30の先端側に固定されたアームピース60(図2参照)が、ワンタッチで連結されるようになっている。なお、円柱ピン23dおよびフック固定部材23eにおいても、連結部23を構成している。
ベース板23bは、プラスチック等の樹脂材料により板状に形成されており、このベース板23bは、一体に設けられた固定脚部23fによって各バーティブラ22cに装着されている。ここで、連結本体23aはホルダ部材22のフィン部22b側(表側)に配置され、ベース板23bはホルダ部材22のホルダ本体22a側(裏側)に配置されている。
カバー部材23cは、プラスチック等の樹脂材料により略箱形状に形成されており、一体に設けられた複数の係合爪(図示せず)によって連結本体23aの外側に装着されている。このカバー部材23cは、連結本体23aの側面部分等を覆い隠すようになっており、これによりワイパブレード20の見栄えを良くしている。
図1および図6に示すように、ワイパアーム30は、アームヘッド40,アームシャンク50およびアームピース60を備えている。
図7はアームヘッドの軸固定部周辺を表側から見た斜視図を、図8は図7のC−C線に沿う断面図を、図9はアームヘッドの軸固定部周辺を裏側から見た斜視図を、図10(a)は図9のD矢視図、(b)は保持孔の変形例を示す図10(a)に対応した図を、図11(a),(b)は軸固定部に巻かれる各配管の状態を説明する説明図をそれぞれ示している。
図6,図7および図9に示すように、アームヘッド40は、アルミ材料を鋳造成形等することで棒状に形成されている。アームヘッド40は、略J字形状に湾曲されたヘッド本体41と、ヘッド本体41の一端部(図中右側)に設けられ、揺動軸PSに固定される軸固定部42と、ヘッド本体41の他端部(図中左側)に設けられ、アームシャンク50の一端部が装着されるシャンク装着部43と、を備えている。
図6および図9に示すように、ヘッド本体41のウィンドシールド11側(図中手前側)には、ウィンドシールド11側に向けて開口されたヘッド側配管収容部41aが設けられている。このヘッド側配管収容部41aは、アームヘッド40の形状に合わせて、アームヘッド40の長手方向全域に亘って設けられている。これにより、アームヘッド40の短手方向に沿う断面形状は略U字状に形成されている。
ヘッド側配管収容部41aの内側には、往路側ウォッシャチューブ(往路側配管)44および復路側ウォッシャチューブ(復路側配管)45が収容されている。ここで、各ウォッシャチューブ44,45の配置構造を判り易くするために、図示において、各ウォッシャチューブ44,45に網掛けを施している。
図1,図7および図9の破線矢印に示すように、各ウォッシャチューブ44,45には、図示しないウォッシャポンプから、往路側ウォッシャ液(洗浄液)W1および復路側ウォッシャ液(洗浄液)W2がそれぞれ供給される。ここで、各ウォッシャチューブ44,45の基端側には、車体BD(図1参照)に固定される車体側接続部材CJが接続されており、この車体側接続部材CJの各ウォッシャチューブ44,45側とは反対側には、一対のウォッシャチューブ(図示せず)を介してウォッシャポンプが接続されている。
各ウォッシャチューブ44,45は、後述するノズルユニット70に、各ウォッシャ液W1,W2を送るものである。図6および図9に示すように、往路側ウォッシャチューブ44は、車両側チューブ(上流配管)44aとノズル側チューブ(下流配管)44bとから形成されている。また、復路側ウォッシャチューブ45は、車両側チューブ(上流配管)45aとノズル側チューブ(下流配管)45bとから形成されている。
車両側チューブ44aとノズル側チューブ44b、および車両側チューブ45aとノズル側チューブ45bは、それぞれヘッド側配管収容部41aの内側に固定されたワイパ側接続部材(接続部材)46によって互いに接続されている。
図8に示すように、ワイパ側接続部材46の内側には、各ウォッシャ液W1,W2がそれぞれ流通する流路46a,46bが形成されている。また、ワイパ側接続部材46には、一対の流路46a,46bを挟んで互いに対向するようにして、第1係合爪46cおよび第2係合爪46dが一体に設けられている。そして、突出高さが大きい第1係合爪46cが、ヘッド本体41の復路側(図中右側)にある側壁41bに設けた係合凹部41cに係合され、突出高さが小さい第2係合爪46dが、ヘッド本体41の往路側(図中左側)にある側壁41dに設けた係合凹部41eに係合される。
ここで、ワイパ側接続部材46をヘッド側配管収容部41aの内側に固定するには、まず、ヘッド側配管収容部41aに対してワイパ側接続部材46を傾斜させて臨ませて、当該状態のもとで第1係合爪46cを係合凹部41cに係合させる。次いで、ヘッド側配管収容部41aに対してワイパ側接続部材46を平行な状態として、第2係合爪46dを係合凹部41eに係合させる。これにより、ワイパ側接続部材46が、ヘッド側配管収容部41aの内側にがたつくこと無く固定される。
このように、ヘッド側配管収容部41aの内側にワイパ側接続部材46を固定することで、アームヘッド40の部分において、各ウォッシャチューブ44,45が弛むのを防止している。また、ワイパ側接続部材46を境に、各車両側チューブ44a,45aと各ノズル側チューブ44b,45bとに分割することで、各車両側チューブ44a,45aおよび各ノズル側チューブ44b,45bを、アームヘッド40およびアームシャンク50に対して容易に組み付けられるようにしている。さらに、例えば、各ノズル側チューブ44b,45bに張力(テンション)が作用した場合でも、各車両側チューブ44a,45aに、その張力を作用させないようにできる。
図7および図9に示すように、ヘッド側配管収容部41aに収容された各ウォッシャチューブ44,45の基端側、つまり各車両側チューブ44a,45aは、軸固定部42を避けた位置からアームヘッド40の外部に纏めて引き出されている。具体的には、各車両側チューブ44a,45aは、揺動軸PSの軸方向に並べられた状態のもとで、ヘッド側配管収容部41aから外部に引き出されている。
アームヘッド40の軸固定部42の周囲の一部であって、かつアームヘッド40の復路側には、図10(a)に示すように、略縦長の長方形形状に形成された保持孔42aが設けられている。この保持孔42aは、ヘッド本体41の復路側(図中左側)にある側壁41bの一部を切り欠いて形成され、保持孔42aのウィンドシールド11側(図中下側)には、保持孔42aを形成する橋渡し部42bが設けられている。そして、保持孔42aには各車両側チューブ44a,45aが挿通され、保持孔42aは各車両側チューブ44a,45aを揺動軸PS(図7および図9参照)の軸方向に並べた状態で保持している。
ここで、図10(a)に示すように、保持孔42aの幅寸法は、各車両側チューブ44a,45aの直径寸法よりも大きい寸法とされる。これにより、各車両側チューブ44a,45aを軸固定部42側に寄せた状態のもとで、保持孔42aと各車両側チューブ44a,45aとの間には、クリアランスSが形成される。よって、ワイパ装置10の組み立て時において、各車両側チューブ44a,45aを保持孔42aに対して容易に差し込めるようになっている。
ただし、図10(b)に示すように、橋渡し部42bに開口部42dを設け、当該開口部42dを介して、各車両側チューブ44a,45aを保持孔42aに配置することもできる。この場合、各車両側チューブ44a,45aの保持孔42aへの配置を容易にしつつ、各車両側チューブ44a,45aの保持孔42aからの脱落を防止するために、開口部42dの幅寸法tを各車両側チューブ44a,45aの直径寸法dよりも若干小さく設定する(t<d)。また、開口部42dには、保持孔42aへの各車両側チューブ44a,45aの配置を容易にするためのテーパ面TSを設けるようにする。
このように、各車両側チューブ44a,45aを、揺動軸PSの軸方向に並べた状態で保持孔42aに保持させることにより、各車両側チューブ44a,45aの配置がずれたりすることが確実に防止される。また、アームヘッド40における軸固定部42の周辺が、幅広となって大型化することが抑制される。さらに、アームヘッド40の揺動時において、各車両側チューブ44a,45aは、図11に示すように、軸固定部42の周囲にそれぞれ同じ曲率半径で巻かれるため、揺動軸PSに掛かる負荷、つまり電動モータへの負荷が軽減される。
図7に示すように、軸固定部42の軸方向に沿うウィンドシールド11側とは反対側(図中上側)には、軸固定部42の径方向外側に突出されたガイド壁42cが一体に設けられている。このガイド壁42cは、揺動軸PSの軸方向と直交する平面に沿って延在され、かつアームヘッド40のアームシャンク50側とは反対側(図中右側)に突出されている。これにより、ワイパ装置10の組み立て時に、各車両側チューブ44a,45aを保持孔42aに挿通する際に、ガイド壁42cを案内として利用し、ひいてはワイパ装置10を容易に組み立てることが可能となる。
ガイド壁42cは、図11に示すように、アームヘッド40の一方向への揺動時において、各車両側チューブ44a,45aが、軸固定部42の周囲にそれぞれ整然と巻かれるのを案内するものである。つまり、ガイド壁42cは、各車両側チューブ44a,45aを、軸固定部42の外周に沿わせる機能を備えている。これにより、車両側チューブ44a,45aが軸固定部42に巻かれている途中で、各車両側チューブ44a,45aの配置がずれたりすることが確実に防止される。
各車両側チューブ44a,45aは、ヘッド側配管収容部41aから保持孔42aを介して外部に引き出されるが、当該各車両側チューブ44a,45aの外部に引き出された部分は、図7,図9および図11に示すように、軸固定部42側とは反対側に向けて湾曲されている。つまり、各車両側チューブ44a,45aは、図11(a)に示すように、ワイパ装置10の停止状態においては、軸固定部42の周囲に巻かれた状態となっていない。また、図9および図11に示すように、軸固定部42は略円筒形状に形成されており、各車両側チューブ44a,45aの湾曲部分における曲率半径R1は、軸固定部42の半径R2と略同じ値に設定されている(R1≒R2)。これにより、各車両側チューブ44a,45aが、軸固定部42の略円筒形状の外周面に当接して巻かれたときに、各車両側チューブ44a,45aの湾曲部分の中心軸と軸固定部42の中心軸とが同軸とされる。よって、各車両側チューブ44a,45aが軸固定部42に巻かれたり軸固定部42から離れたりする際に、曲率半径R1および半径R2以上に大きく変形されることが防止される。
ここで、図11を参照しつつ、軸固定部42による各車両側チューブ44a,45aの巻き取り動作について説明する。
ワイパスイッチをオン操作してワイパモータを回転させると、揺動軸PSが揺動される。すると、ワイパ装置10が、図11(a)に示す停止状態から往路側への払拭動作を開始する。具体的には、アームヘッド40が、揺動軸PSを中心として往路側へ揺動する。これにより、ワイパ装置10が、図11(a)に示す状態から図11(b)に示す状態となる。
このとき、各車両側チューブ44a,45aは、図11(b)の破線矢印Mに示すように移動して、軸固定部42の揺動に伴って、当該軸固定部42に徐々に巻き取られていく。その際に、各車両側チューブ44a,45aは、軸固定部42側とは反対側に向けて湾曲され、かつ湾曲部分における曲率半径R1が、軸固定部42の半径R2と略同じ値となっているので、各車両側チューブ44a,45aに無理な負荷(大きな張力)が掛からない。より具体的には、各車両側チューブ44a,45aは、アームヘッド40のアームシャンク50側とは反対側に延ばされた後に、軸固定部42側とは反対側に向けて湾曲され、その後さらに、軸固定部42に近付く方向に延ばされている。すなわち、各車両側チューブ44a,45aの車体側接続部材CJ(図1参照)側は、軸固定部42から離れた後にUターンして軸固定部42に戻ってきている。
したがって、ワイパ装置10の作動時において、その都度変形される各車両側チューブ44a,45aが早期に劣化することが抑制される。さらには、ワイパモータへの負荷も軽減されるので、ワイパ装置10のスムーズな動作が実現される。
なお、ワイパ装置10が復路側に払拭動作をする場合には、上記とは逆に、軸固定部42に巻かれた各車両側チューブ44a,45aが、軸固定部42から徐々に離れていき、各車両側チューブ44a,45aは、図11(a)に示す状態となる。この場合においても、各車両側チューブ44a,45aに無理な負荷が掛からず、かつワイパモータへの負荷も軽減される。
図6に示すように、シャンク装着部43には、アームシャンク50の一端部を回動自在に支持する支持ピン(回動軸)43aが設けられている。この支持ピン43aは、円柱状の鋼材によって形成され、揺動軸PSの延在方向と交差する方向に延在されている。これにより、アームシャンク50はアームヘッド40に対して、がたつくこと無く回動自在に連結され、かつ容易にロックバック可能となっている。
また、図7および図9にも示すように、シャンク装着部43には、一対のピン装着壁43b,43cが設けられており、これらのピン装着壁43b,43cの間には、フックFKが引っ掛けられる引っ掛けピン43dが設けられている。この引っ掛けピン43dは、支持ピン43aと同じ方向に延在されるとともに、支持ピン43aと同様に円柱状の鋼材によって形成されている。
ここで、一対のピン装着壁43b,43cのうちの一方のピン装着壁43cは、アームヘッド40の短手方向に沿う略中央部分に配置されている。これにより、フックFKに引っ掛けられるスプリングSPが、アームシャンク50の短手方向に沿う一方側(図中下方側)に寄せて配置される。このように、引っ掛けピン43dは、フックFKを介してスプリングSPの端部を支持している。
そして、ヘッド側配管収容部41aに収容された各ウォッシャチューブ44,45のアームシャンク50側、つまり各ノズル側チューブ44b,45bは、一方のピン装着壁43cを避けた位置から、アームヘッド40の外部に纏めて引き出されている。具体的には、ヘッド側配管収容部41aに収容された各ノズル側チューブ44b,45bは、支持ピン43aがある部分において、当該支持ピン43aの軸方向、つまりワイパブレード20(図1参照)の払拭方向に並べられた状態のもとで、ヘッド側配管収容部41aから外部に引き出されている。
これにより、図6および図9に示すように、各ノズル側チューブ44b,45bを、アームシャンク50の短手方向に沿う他方側(図中上方側)に寄せて配置することができる。また、アームシャンク50をアームヘッド40に対してロックバックさせる際に、各ノズル側チューブ44b,45bがそれぞれ同じ曲率半径で変形されるため、各ノズル側チューブ44b,45bの双方に略同じ負荷を掛けることができる。これにより、各ノズル側チューブ44b,45bのうちのいずれか一方が早期に劣化する等の不具合が発生するのを抑制できる。
図6に示すように、アームシャンク50は、鋼板をプレス加工等することで断面が略U字形状に形成され、略真っ直ぐの長尺の棒状に形成されている。そして、アームシャンク50の一端部(図中右側)は、アームヘッド40のシャンク装着部43に回動自在に装着され、アームシャンク50の他端部(図中左側)には、アームピース60を介してワイパブレード20(図1参照)が装着されている。ここで、本実施の形態では、アームシャンク50の他端部にアームピース60を介してワイパブレード20を装着しているが、本発明においては、アームシャンク50の他端部にワイパブレード20を直接装着する形態も含まれる。すなわち、アームシャンク50の他端部に、アームピース60と同様の形状に形成されたワイパブレード固定部を、一体に設けた形態も含まれる。
また、アームシャンク50の長手方向に沿う他端部側、つまりワイパアーム30の先端側には、ウィンドシールド11に向けて各ウォッシャ液W1,W2(図3参照)を噴射するノズルユニット70が装着されている。
アームシャンク50は、底壁51と、当該底壁51に対して略直角に起立された一対の側壁52a,52bとを備えている。これらの底壁51および一対の側壁52a,52bで囲まれた部分は、シャンク側配管収容部53となっている。シャンク側配管収容部53には、各ノズル側チューブ44b,45bが収容され、シャンク側配管収容部53は、アームヘッド40に設けたヘッド側配管収容部41aに連なっている。すなわち、シャンク側配管収容部53は、アームシャンク50の長手方向に沿うように設けられ、かつウィンドシールド11に向けて開口されている。
また、シャンク側配管収容部53には、各ノズル側チューブ44b,45bと並行となるようにスプリングSPが収容されている。このスプリングSPは、ワイパブレード20をウィンドシールド11に向けて押圧する弾性力を発生するようになっている。
図6に示すように、アームシャンク50の長手方向に沿う一端部側、つまりワイパアーム30の基端側には、突出片52cが設けられている。この突出片52cは、アームシャンク50をプレス加工する際に、アームシャンク50の復路側にある側壁52bに一体に設けられる。これにより、突出片52cは、側壁52bからワイパブレード20(図1参照)の往路側への払拭方向に突出されている。
突出片52cは、アームシャンク50の短手方向からフックFKと対向しており、突出片52cは、アームシャンク50におけるスプリングSPの一端側に対応した位置、つまりスプリングSPの一端側の近傍に設けられている。そして、突出片52cは、一方のピン装着壁43cとともに、各ノズル側チューブ44b,45bを纏めた状態とし、かつ各ノズル側チューブ44b,45bをアームシャンク50の短手方向に沿う他方側(図中左上側)に寄せて保持している。
このように、突出片52cは一方のピン装着壁43cとともに、スプリングSPの一端側において、各ノズル側チューブ44b,45bをスプリングSPに対して並行に保持している。また、当該部分において、各ノズル側チューブ44b,45bは、スプリングSPに対して非接触の状態となるように、スプリングSPの側部から離れて配置されている。よって、各ノズル側チューブ44b,45bとスプリングSPとが擦れるようなことは無い。
図6に示すように、アームシャンク50の長手方向に沿う略中央部分には、支持片52dと、当該支持片52dに装着される第1ホルダ54とが設けられている。支持片52dは、アームシャンク50をプレス加工する際に側壁52aに一体に設けられ、側壁52aからワイパブレード20(図1参照)の復路側への払拭方向に突出されている。そして、支持片52dには、スプリングSPの他端側が引っ掛けられている。
このように、スプリングSPの一端側はフックFKを介してアームヘッド40の引っ掛けピン43dに引っ掛けられ、スプリングSPの他端側はアームシャンク50の支持片52dに引っ掛けられている。これにより、スプリングSPの弾性力は、ワイパブレード20をウィンドシールド11(図1参照)に向けて押圧するように作用する。
支持片52dに装着される第1ホルダ54は、プラスチック等の樹脂材料により所定形状に形成されている。この第1ホルダ54には、側壁52bに向けて突出された突片54aと、底壁51に向けて突出された突片54bとが設けられている。そして、これらの突片54a,54bによって、各ノズル側チューブ44b,45bが、側壁52b側でかつ底壁51側に寄せて配置される。
支持片52dおよび第1ホルダ54は、アームシャンク50におけるスプリングSPの他端側に対応した位置、つまりスプリングSPの他端側の近傍に設けられている。つまり、支持片52dおよび第1ホルダ54は、スプリングSPの他端側において、各ノズル側チューブ44b,45bをスプリングSPに対して並行に保持している。また、当該部分において、各ノズル側チューブ44b,45bは、スプリングSPに対して非接触の状態となるように、スプリングSPの側部から離れて配置されている。よって、各ノズル側チューブ44b,45bとスプリングSPとが擦れるようなことは無い。
ここで、突出片52cおよび一方のピン装着壁43cが配置された位置と、支持片52dおよび第1ホルダ54が配置された位置との間の距離は、スプリングSPの長さ寸法と略同じ寸法とされる。また、スプリングSPの長さ寸法は、アームシャンク50の長さ寸法の略1/3の寸法となっている。これにより、各ノズル側チューブ44b,45bを、スプリングSPから離した非接触の状態のもとで、スプリングSPに対して並行に配置することができ、かつ各ノズル側チューブ44b,45bが弛んで、シャンク側配管収容部53から外部にはみ出るのを防止することができる。
アームシャンク50の長手方向に沿う第1ホルダ54とノズルユニット70との間には、支持片52e(詳細図示せず)と、当該支持片52eに装着される第2ホルダ55とが設けられている。これらの支持片52eおよび第2ホルダ55は、アームシャンク50の長手方向に沿う第1ホルダ54とノズルユニット70との間の略中間部分に配置されている。
支持片52eは、支持片52dと同様に、アームシャンク50をプレス加工する際に側壁52aに一体に設けられ、側壁52aからワイパブレード20(図1参照)の復路側への払拭方向に突出されている。一方、支持片52eに装着される第2ホルダ55は、プラスチック等の樹脂材料により略直方体形状に形成され、底壁51に向けられた支持面55aを備えている。そして、第2ホルダ55の支持面55aによって、各ノズル側チューブ44b,45bが、底壁51に向けて押さえ付けられている。
これにより、第2ホルダ55と第1ホルダ54との間、および第2ホルダ55とノズルユニット70との間においても、スプリングSPの長さ寸法と略同じ寸法とされ、突出片52cと第1ホルダ54との間と同様に、各ノズル側チューブ44b,45bが弛んで、シャンク側配管収容部53から外部にはみ出るのが防止される。
図6に示すように、アームシャンク50の先端側に固定されるアームピース60は、鋼材をプレス加工等することで所定形状に形成されている。アームピース60の先端側は略U字形状に形成されている。このアームピース60の先端部分は、フック固定部材23e(図5参照)にワンタッチで連結されるようになっている。また、アームピース60の基端側は、アームシャンク50の先端部分の内側に、一対のリベットR(図2参照)によって固定されている。このように、鋼板よりなるアームシャンク50と鋼材よりなるアームピース60とを互いにリベット止めすることで、両者はがたつくこと無く強固に固定されている。
アームピース60には、固定ネジSC(図6参照)によってノズルユニット70が固定されている。ここで、図2に示すネジ穴HLには、固定ネジSCが図中下側、つまりワイパブレード20側からネジ込まれるようになっている。そして、このネジ穴HLを含むアームピース60およびノズルユニット70の一部は、アームシャンク50の先端側によって覆われている。これにより、ワイパ装置10のノズルユニット70の周辺をすっきりさせて見栄えを良くしている。
このように、フック固定部材23eに装着されるアームピース60にノズルユニット70を固定することで、ノズルユニット70はフック固定部材23eに近付けて配置される。また、ノズルユニット70を、フック固定部材23eの近くにおいて、アームピース60に固定ネジSCにより強固に固定している。そのため、ノズルユニット70のワイパブレード20に対する位置ずれが最小限に抑えられている。
ノズルユニット70は、図2および図3に示すように、プラスチック等の樹脂材料を射出成形することで、アームシャンク50の長手方向と交差する方向(短手方向)の断面形状が、略U字形状に形成されている。そして、ノズルユニット70は、往路側ブロック71と復路側ブロック72とを備えている。
往路側ブロック71の基端側には、ワイパブレード20の長手方向基端側に向けられた往路側第1壁部71aが設けられている。往路側ブロック71の往路側第1壁部71a側には、ノズル側チューブ44bの他端側が接続されている。一方、往路側ブロック71の先端側には、先端側に向かうにつれて徐々に先細り形状となった往路側腕部71bが一体に設けられている。そして、往路側腕部71bには、ワイパブレード20の長手方向先端側に向けられた往路側第2壁部71cが設けられている。
また、往路側ブロック71の往路側第1壁部71aと往路側第2壁部71cとの間には、ウィンドシールド11と対向する往路側対向面71dが形成されている。往路側対向面71dの往路側第2壁部71c寄りの部分には、往路側ノズルキャップ71eが設けられている。
往路側第2壁部71cには、往路側第1噴射ノズルA1が設けられている。この往路側第1噴射ノズルA1は、ワイパブレード20の長手方向先端側に向けられている。これにより、ワイパブレード20の往路側払拭動作の際に、ワイパブレード20の長手方向先端側で、かつ往路側のウィンドシールド11上(図1参照)を濡らせるようになっている。
ここで、往路側第1噴射ノズルA1は、往路側ウォッシャ液W1の噴射位置が可変の目玉式のノズルを採用している。具体的には、ノズルに針金等を刺して回動させることで、往路側第1噴射ノズルA1の噴射位置を調整することができる。これにより、ワイパアーム30に装着されるワイパブレード20の長さ違い等の仕様に対応させて、往路側第1噴射ノズルA1の噴射位置を最適化できる。
往路側ノズルキャップ71eには、往路側第2噴射ノズルB1および往路側第3噴射ノズルC1が設けられている。これらの往路側第2噴射ノズルB1および往路側第3噴射ノズルC1においては、往路側ウォッシャ液W1の噴射位置が固定式のノズルとなっている。そして、往路側第2噴射ノズルB1および往路側第3噴射ノズルC1から噴射される往路側ウォッシャ液W1は、ブレードラバー21の長手方向中央部の近傍で、かつ往路側を濡らすようになっている。
往路側第1壁部71aには、往路側第4噴射ノズルD1が設けられている。この往路側第4噴射ノズルD1は、ワイパブレード20の長手方向基端側に向けられている。これにより、ワイパブレード20の往路側払拭動作の際に、ワイパブレード20の長手方向基端側で、かつ往路側のウィンドシールド11上(図1参照)を濡らせるようになっている。
ここで、往路側第4噴射ノズルD1においても、往路側第1噴射ノズルA1と同様に、往路側ウォッシャ液W1の噴射位置が可変の目玉式のノズルを採用している。したがって、ワイパブレード20の仕様に合わせて、往路側第4噴射ノズルD1の噴射位置を最適化できる。
復路側ブロック72の基端側には、ワイパブレード20の長手方向基端側に向けられた復路側第1壁部72aが設けられている。復路側ブロック72の復路側第1壁部72a側には、ノズル側チューブ45bの他端側が接続されている。一方、復路側ブロック72の先端側には、先端側に向かうにつれて徐々に先細り形状となった復路側腕部72bが一体に設けられている。そして、復路側腕部72bには、ワイパブレード20の長手方向先端側に向けられた復路側第2壁部72cが設けられている。ここで、復路側腕部72bの長さ寸法の方が、往路側腕部71bの長さ寸法よりも短くなっている。
また、復路側ブロック72の復路側第1壁部72aと復路側第2壁部72cとの間には、ウィンドシールド11と対向する復路側対向面72dが形成されている。復路側対向面72dの復路側第1壁部72a寄りの部分には、復路側ノズルキャップ72eが設けられている。
復路側第2壁部72cには、復路側第1噴射ノズルE1が設けられている。この復路側第1噴射ノズルE1は、ワイパブレード20の長手方向先端側に向けられている。これにより、ワイパブレード20の復路側払拭動作の際に、ワイパブレード20の長手方向先端側で、かつ復路側のウィンドシールド11上(図1参照)を濡らせるようになっている。
ここで、復路側第1噴射ノズルE1は、復路側ウォッシャ液W2の噴射位置が可変の目玉式のノズルを採用している。具体的には、上述した往路側第1噴射ノズルA1と同様に噴射位置を調整することができる。これにより、ワイパアーム30に装着されるワイパブレード20の長さ違い等の仕様に対応させて、復路側第1噴射ノズルE1の噴射位置を最適化できる。
復路側ノズルキャップ72eには、復路側第2噴射ノズルF1が設けられている。この復路側第2噴射ノズルF1においては、復路側ウォッシャ液W2の噴射位置が固定式のノズルとなっている。そして、復路側第2噴射ノズルF1から噴射される復路側ウォッシャ液W2は、ブレードラバー21の長手方向中央部の近傍で、かつ復路側を濡らすようになっている。
復路側第1壁部72aには、復路側第3噴射ノズルG1が設けられている。この復路側第3噴射ノズルG1は、ワイパブレード20の長手方向基端側に向けられている。これにより、ワイパブレード20の復路側払拭動作の際に、ワイパブレード20の長手方向基端側で、かつ復路側のウィンドシールド11上(図1参照)を濡らせるようになっている。
ここで、復路側第3噴射ノズルG1においても、復路側第1噴射ノズルE1と同様に、復路側ウォッシャ液W2の噴射位置が可変の目玉式のノズルを採用している。したがって、ワイパブレード20の仕様に合わせて、復路側第3噴射ノズルG1の噴射位置を最適化できる。
なお、本実施の形態においては、往路側の各噴射ノズルA1〜D1による往路側ウォッシャ液W1のウィンドシールド11に対する噴射位置、および復路側の各噴射ノズルE1〜G1による復路側ウォッシャ液W2のウィンドシールド11に対する噴射位置を、以下に示す基準によって調整している。
ここで、各ウォッシャ液W1,W2の噴射位置がブレードラバー21に近いと、噴射された各ウォッシャ液W1,W2が運転者等の視界の妨げになることは無いが、噴射された各ウォッシャ液W1,W2は噴射直後に払拭される。そのため、ウィンドシールド11に付着した埃等が溶融せずに拭き残しが生じてしまう(洗浄性低下)。
これに対し、各ウォッシャ液W1,W2の噴射位置をブレードラバー21から遠くすると、今度は逆に、ウィンドシールド11に付着した埃等を確実に溶融させて、拭き残しを無くして綺麗に払拭することができるが、噴射された各ウォッシャ液W1,W2が運転者等の視界の妨げになってしまう(視界阻害)。
そこで、ブレードラバー21の周速を[v]とし、付着物の溶融時間を[t]とし、ブレードラバー21からの各ウォッシャ液W1,W2の噴射位置までの距離、つまり噴射距離を[L]としたときに、[L=v×t]の式を満たすように噴射距離[L]を調整する。これにより、付着物の洗浄性向上と視界阻害の抑制との相反する現象をバランス良く達成できるようになる。なお、本実施の形態においては、噴射距離[L]を約15mm程度の噴射距離としている。
ただし、ブレードラバー21の周速[v]には、ブレードラバー21の先端側(外周側)の周速[v1]と、ブレードラバー21の基端側(内周側)の周速[v2]とで異なる(v1>v2)ため、周速[v1]と周速[v2]との平均値を用いるようにする。また、周速[v]は、通常、多く使用されるワイパスイッチの[Low]操作時におけるブレードラバー21の移動速度とする。
次に、往路側ウォッシャ液W1と復路側ウォッシャ液W2との流れ方について、図面を用いて説明する。
ウォッシャスイッチ(図示せず)を操作することでウォッシャポンプ(図示せず)が駆動され、図1の破線矢印に示すように、各ウォッシャ液W1,W2が往路側ウォッシャチューブ44および復路側ウォッシャチューブ45にそれぞれ供給される。すると、図3に示すように、各ウォッシャ液W1,W2が往路側ブロック71および復路側ブロック72の内部にそれぞれ入り込む。これにより、図3の破線矢印に示すように、往路側の各噴射ノズルA1〜D1および復路側の各噴射ノズルE1〜G1から、各ウォッシャ液W1,W2がそれぞれ噴射される。
ここで、ブレードラバー21の移動方向の切り換えに応じて、ウォッシャポンプの駆動方向が切り換えられる。より具体的には、ワイパブレード20の往路側への払拭動作時には、往路側ブロック71のみに往路側ウォッシャ液W1が供給される。一方、ワイパブレード20の復路側への払拭動作時には、復路側ブロック72のみに復路側ウォッシャ液W2が供給される。
以上詳述したように、本実施の形態に係るワイパ装置10によれば、往路側ウォッシャチューブ44および復路側ウォッシャチューブ45の基端側が、アームヘッド40の一端部において揺動軸PSの軸方向に並べられ、かつ軸固定部42側とは反対側に向けて湾曲するようにヘッド側配管収容部41aから引き出されている。これにより、アームヘッド40の揺動時において、揺動軸PSに負荷を与えること無く、各ウォッシャチューブ44,45の基端側が、軸固定部42の周囲にそれぞれ巻かれる。このとき、各ウォッシャチューブ44,45には張力が作用せず、かつ各ウォッシャチューブ44,45と、軸固定部42とは互いに擦れないため、各ウォッシャチューブ44,45の劣化が抑制される。
また、各ウォッシャチューブ44,45の基端側が揺動軸PSの軸方向に並べられているので、各ウォッシャチューブ44,45が軸固定部42の周囲に巻かれたときに、当該軸固定部42周辺の径方向外側への膨出が抑えられる。よって、アームヘッド40の揺動軸PSに対する固定部分の大型化が抑制される。
さらに、本実施の形態に係るワイパ装置10によれば、アームヘッド40の一端部に、各ウォッシャチューブ44,45を、揺動軸PSの軸方向に並べて保持する保持孔42aを設けたので、揺動軸PSの揺動時等において、各車両側チューブ44a,45aの配置がずれたりするのを確実に防止できる。
また、本実施の形態に係るワイパ装置10によれば、アームヘッド40の一端部に、軸固定部42の一方向への揺動時において、各ウォッシャチューブ44,45を、軸固定部42の外周に沿わせるガイド壁42cを設けたので、各ウォッシャチューブ44,45が軸固定部42に巻かれている途中で、各ウォッシャチューブ44,45の配置がずれたりするのを確実に防止できる。
また、本実施の形態に係るワイパ装置10によれば、各ウォッシャチューブ44,45は、それぞれ車両側チューブ44a,45aおよびノズル側チューブ44b,45bを備え、ヘッド側配管収容部41aに、車両側チューブ44a,45aおよびノズル側チューブ44b,45bをそれぞれ接続するワイパ側接続部材46を設けている。
これにより、アームヘッド40の部分において、各ウォッシャチューブ44,45が弛むのを防止できる。また、アームヘッド40およびアームシャンク50に対して、各ウォッシャチューブ44,45を容易に組み付けることができる。さらに、例えば、各ノズル側チューブ44b,45bに張力が作用した場合でも、各車両側チューブ44a,45aに、その張力を作用させないようにできる。
さらに、本実施の形態に係るワイパ装置10によれば、アームシャンク50に、その長手方向に沿うように延在され、ウィンドシールド11側に向けて開口され、各ウォッシャチューブ44,45を収容するシャンク側配管収容部53を設けている。これにより、各ウォッシャチューブ44,45を、ワイパアーム30の外部に露出させずに済み、ワイパ装置10の見栄えを良好にすることができる。
また、本実施の形態に係るワイパ装置10によれば、アームシャンク50の一端部が、アームヘッド40の他端部に対して、揺動軸PSと交差する方向に延びる支持ピン43aを介して回動自在に設けられ、各ウォッシャチューブ44,45が、支持ピン43aの部分でワイパブレード20の払拭方向に並べられている。これにより、アームシャンク50をアームヘッド40に対してロックバックさせる際に、各ウォッシャチューブ44,45の双方に略同じ負荷を掛けることができる。よって、各ウォッシャチューブ44,45のうちのいずれか一方が早期に劣化する等の不具合の発生を抑制できる。
次に、本発明の実施の形態2について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態1と同様の機能を有する部分には同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図12は実施の形態2のワイパ側接続部材を示す斜視図を示している。
図12に示すように、実施の形態2においては、実施の形態1に比して、ワイパ側接続部材(接続部材)80の構造のみが異なっている。具体的には、ワイパ側接続部材80には、その内側に設けた一対の流路(図示せず)を挟んで互いに対向するようにして、第1弾性爪81および第2弾性爪82を一体に設けている。これらの第1弾性爪81および第2弾性爪82は、互いに近付く方向に力を加えることで、当該方向に弾性変形するようになっている。そして、第1弾性爪81は、ヘッド本体41の側壁41bに設けた係合凹部41cに係合され、第2弾性爪82は、ヘッド本体41の側壁41dに設けた係合凹部41eに係合される。
以上のように形成した実施の形態2においても、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。これに加えて、実施の形態2においては、第1弾性爪81および第2弾性爪82を、互いに近付く方向に弾性変形可能としているので、図12の破線矢印M1に示すように、第1弾性爪81および第2弾性爪82を、係合凹部41cおよび係合凹部41eにそれぞれ同時に係合させることができる。したがって、ヘッド側配管収容部41aに対してワイパ側接続部材80を、平行な状態のままで装着することができ、ひいてはワイパ装置10の組み立て作業性が向上する。
次に、本発明の実施の形態3について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態1と同様の機能を有する部分には同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図13は実施の形態3のワイパ側接続部材を示す斜視図を示している。
図13に示すように、実施の形態3においては、実施の形態1に比して、ワイパ側接続部材(接続部材)90のアームヘッド40への固定構造のみが異なっている。具体的には、アームヘッド40のヘッド側配管収容部41aには、当該ヘッド側配管収容部41aの開口側(図中上側)に向けて突出した円柱突起91が設けられている。また、円柱突起91の先端側には、アームヘッド40の長手方向に向けて延在する一対の切欠部92(図示では一方のみ示す)が設けられている。
一方、ワイパ側接続部材90には、その内側に設けた一対の流路(図示せず)の間に、円柱突起91が摺動して入り込むガイド凹部93が形成されている。このガイド凹部93は、一対の流路が延在する方向に延ばされており、その断面形状は、円柱突起91をアームヘッド40の長手方向から見た形状と略同じ形状とされる。つまり、ガイド凹部93の内側には、円柱突起91に設けた各切欠部92に入り込む一対のガイドレール部94が設けられている。これにより、図中破線矢印M2に示すように、ガイド凹部93に対して円柱突起91を入れることで、ワイパ側接続部材90はアームヘッド40に対してがたつくこと無く固定される。
以上のように形成した実施の形態3においても、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。これに加えて、実施の形態3においては、特に、アームヘッド40側の形状を簡素化することができるので、アームヘッド40の製造コストを低減できる。
次に、本発明の実施の形態4について、図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態1と同様の機能を有する部分には同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図14は実施の形態4のワイパ側接続部材を示す斜視図を示している。
図14に示すように、実施の形態4においては、実施の形態1に比して、ワイパ側接続部材(接続部材)100のアームヘッド40への固定構造のみが異なっている。具体的には、アームヘッド40のヘッド側配管収容部41aには、当該ヘッド側配管収容部41aの開口側(図中上側)に向けて突出した位置決め突起101が設けられている。また、位置決め突起101の周囲には、ヘッド本体41を貫通する4つの貫通孔102(図示では3つのみ示す)が設けられている。これらの貫通孔102は、位置決め突起101の周方向に沿って、等間隔(90度間隔)で設けられている。
ワイパ側接続部材100のヘッド側配管収容部41a側には、一対の係合爪103(図示では一方のみ示す)が設けられている。これらの係合爪103は、位置決め突起101を中心として、アームヘッド40の短手方向から対向するように配置されている。そして、各係合爪103は、それぞれ貫通孔102を貫通して、ヘッド本体41のヘッド側配管収容部41a側とは反対側の外部に露出される。
また、ワイパ側接続部材100には、一対の係合凹部104(図示では一方のみ示す)が設けられている。これらの係合凹部104は、位置決め突起101を中心として、アームヘッド40の長手方向から対向するように配置されている。そして、各係合凹部104には、ストッパ部材105の各係合爪106が係合するようになっている。
ヘッド本体41のヘッド側配管収容部41a側とは反対側の外部からは、略円盤形状に形成されたストッパ部材105が装着されるようになっている。このストッパ部材105のアームヘッド40側には、一対の係合爪106が設けられている。これらの係合爪106は、位置決め突起101を中心として、アームヘッド40の長手方向から対向するように配置されている。そして、各係合爪106は、それぞれ貫通孔102を貫通して、ヘッド本体41のヘッド側配管収容部41a側に露出される。
また、ストッパ部材105には、一対の係合凹部107が設けられている。これらの係合凹部107は、位置決め突起101を中心として、アームヘッド40の短手方向から対向するように配置されている。そして、各係合凹部107には、ワイパ側接続部材100の各係合爪103が係合するようになっている。
そして、図中破線矢印M3に示すように、ワイパ側接続部材100を位置決め突起101に位置決めしつつ、ワイパ側接続部材100の各係合爪103を、それぞれ貫通孔102に挿通させ、次いで、図中破線矢印M4に示すように、ストッパ部材105の各係合爪106を、それぞれ貫通孔102に挿通させる。その後、ワイパ側接続部材100およびストッパ部材105を互いに近付けるように押圧することで、各係合凹部104に各係合爪106が係合し、各係合凹部107に各係合爪103が係合する。これにより、ワイパ側接続部材100がヘッド側配管収容部41aに固定される。
以上のように形成した実施の形態3においても、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記各実施の形態においては、ノズルユニット70をアームシャンク50に設けたものを示したが、本発明はこれに限らず、例えば、ワイパブレードの長手方向に沿うようにノズルユニットを設けても構わない。
また、上記各実施の形態においては、車両のフロント側にあるウィンドシールド11を払拭するワイパ装置10を示したが、本発明はこれに限らず、車両のリヤ側にあるウィンドシールドを払拭するワイパ装置にも適用することができる。さらには、自動車等の車両に限らず、鉄道車両や航空機,船舶等のワイパ装置にも本発明を適用することができる。
10 ワイパ装置
11 ウィンドシールド(払拭面)
20 ワイパブレード
21 ブレードラバー
21a 本体部
21b リップ部
21c ネック部
22 ホルダ部材
22a ホルダ本体
22b フィン部
22c バーティブラ
23 連結部
23a 連結本体
23b ベース板
23c カバー部材
23d 円柱ピン
23e フック固定部材
23f 固定脚部
30 ワイパアーム
40 アームヘッド
41 ヘッド本体
41a ヘッド側配管収容部
41b 側壁
41c 係合凹部
41d 側壁
41e 係合凹部
42 軸固定部
42a 保持孔
42b 橋渡し部
42c ガイド壁
42d 開口部
43 シャンク装着部
43a 支持ピン(回動軸)
43b,43c ピン装着壁
43d 引っ掛けピン
44 往路側ウォッシャチューブ(往路側配管)
44a 車両側チューブ(上流配管)
44b ノズル側チューブ(下流配管)
45 復路側ウォッシャチューブ(復路側配管)
45a 車両側チューブ(上流配管)
45b ノズル側チューブ(下流配管)
46 ワイパ側接続部材(接続部材)
46a,46b 流路
46c 第1係合爪
46d 第2係合爪
50 アームシャンク
51 底壁
52a,52b 側壁
52c 突出片
52d,52e 支持片
53 シャンク側配管収容部
54 第1ホルダ
54a,54b 突片
55 第2ホルダ
55a 支持面
60 アームピース
70 ノズルユニット
71 往路側ブロック
71a 往路側第1壁部
71b 往路側腕部
71c 往路側第2壁部
71d 往路側対向面
71e 往路側ノズルキャップ
72 復路側ブロック
72a 復路側第1壁部
72b 復路側腕部
72c 復路側第2壁部
72d 復路側対向面
72e 復路側ノズルキャップ
AR 払拭範囲
BD 車体
CJ 車体側接続部材
CP エンドキャップ
FK フック
HL ネジ穴
PS 揺動軸
R リベット
SC 固定ネジ
SP スプリング
TS テーパ面
A1 往路側第1噴射ノズル
B1 往路側第2噴射ノズル
C1 往路側第3噴射ノズル
D1 往路側第4噴射ノズル
E1 復路側第1噴射ノズル
F1 復路側第2噴射ノズル
G1 復路側第3噴射ノズル
W1 往路側ウォッシャ液
W2 復路側ウォッシャ液
80 ワイパ側接続部材(接続部材)
81 第1弾性爪
82 第2弾性爪
90 ワイパ側接続部材(接続部材)
91 円柱突起
92 切欠部
93 ガイド凹部
94 ガイドレール部
100 ワイパ側接続部材(接続部材)
101 位置決め突起
102 貫通孔
103 係合爪
104 係合凹部
105 ストッパ部材
106 係合爪
107 係合凹部

Claims (6)

  1. 払拭面を払拭するワイパブレードを備えたワイパ装置であって、
    揺動軸に固定される軸固定部が一端部に設けられたアームヘッドと、
    前記アームヘッドの他端部に一端部が装着され、前記ワイパブレードが他端部に装着されるアームシャンクと、
    前記アームシャンクまたは前記ワイパブレードに設けられ、前記払拭面に向けて洗浄液を噴射するノズルユニットと、
    前記アームヘッドにその長手方向に沿うように設けられ、前記払拭面側に向けて開口されたヘッド側配管収容部と、
    前記ヘッド側配管収容部に収容され、先端側が前記ノズルユニットに接続された往路側配管および復路側配管と、
    を有し、
    前記往路側配管および復路側配管の基端側が、前記アームヘッドの一端部において前記揺動軸の軸方向に並べられ、かつ前記軸固定部の横を通過し、前記軸固定部の湾曲した輪郭に沿わずに、その湾曲とは反対の方向に湾曲するようにして、前記ヘッド側配管収容部からその外部に引き出されている、
    ワイパ装置。
  2. 請求項1記載のワイパ装置であって、
    前記アームヘッドの一端部に、前記往路側配管および復路側配管を、前記揺動軸の軸方向に並べて保持する保持孔が設けられる、
    ワイパ装置。
  3. 請求項1または2記載のワイパ装置であって、
    前記アームヘッドの一端部に、前記軸固定部の一方向への揺動時において、前記往路側配管および復路側配管を、前記軸固定部の外周に沿わせるガイド壁が設けられる、
    ワイパ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイパ装置であって、
    前記往路側配管および復路側配管は、それぞれ上流配管および下流配管を備え、前記ヘッド側配管収容部に、前記上流配管および下流配管をそれぞれ接続する接続部材が設けられる、
    ワイパ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のワイパ装置であって、
    前記アームシャンクに、その長手方向に沿うように設けられ、前記払拭面側に向けて開口され、前記往路側配管および復路側配管を収容するシャンク側配管収容部が設けられる、
    ワイパ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のワイパ装置であって、
    前記アームシャンクの一端部が、前記アームヘッドの他端部に対して、前記揺動軸と交差する方向に延びる回動軸を介して回動自在に設けられ、
    前記往路側配管および復路側配管が、前記回動軸の部分で前記ワイパブレードの払拭方向に並べられている、
    ワイパ装置。
JP2015085083A 2015-04-17 2015-04-17 ワイパ装置 Active JP6441155B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015085083A JP6441155B2 (ja) 2015-04-17 2015-04-17 ワイパ装置
US15/566,774 US10625714B2 (en) 2015-04-17 2016-03-23 Wiper device
EP16779881.8A EP3284642A4 (en) 2015-04-17 2016-03-23 WIPER SYSTEM
PCT/JP2016/059200 WO2016167090A1 (ja) 2015-04-17 2016-03-23 ワイパ装置
CN201680022313.4A CN107531215B (zh) 2015-04-17 2016-03-23 雨刮器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015085083A JP6441155B2 (ja) 2015-04-17 2015-04-17 ワイパ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016203712A JP2016203712A (ja) 2016-12-08
JP6441155B2 true JP6441155B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=57488670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015085083A Active JP6441155B2 (ja) 2015-04-17 2015-04-17 ワイパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6441155B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6759717B2 (ja) * 2016-05-27 2020-09-23 株式会社デンソー ワイパアーム
JP6936753B2 (ja) 2018-03-02 2021-09-22 株式会社ミツバ ワイパアーム
JP2023058990A (ja) * 2021-10-14 2023-04-26 株式会社ミツバ ワイパ装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3827101A (en) * 1973-03-08 1974-08-06 Anderson Co Arm mounted windshield washer jet
DE4029343A1 (de) * 1990-09-15 1992-03-19 Swf Auto Electric Gmbh Wischarm, insbesondere fuer kraftfahrzeuge
DE4415081A1 (de) * 1994-04-29 1995-11-02 Teves Gmbh Alfred Wischarm, insbesondere für Kraftfahrzeuge
JP2001106034A (ja) * 1999-10-07 2001-04-17 Asmo Co Ltd ワイパ装置
JP3717416B2 (ja) * 2001-03-23 2005-11-16 アスモ株式会社 ワイパ装置
JP2003327090A (ja) * 2002-05-16 2003-11-19 Mitsuba Corp ワイパ装置
JP2006007971A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Asmo Co Ltd ワイパ装置
DE102012106944A1 (de) * 2012-07-30 2014-01-30 Valeo Systèmes d'Essuyage Wischblatt zum Reinigen von Fahrzeugscheiben
JP6354189B2 (ja) * 2013-05-24 2018-07-11 株式会社デンソー 車両用ワイパ装置
US10035497B2 (en) * 2013-10-24 2018-07-31 Mitsuba Corporation Wiper blade
JP6189711B2 (ja) * 2013-10-28 2017-08-30 アスモ株式会社 ワイパアーム及びこれを備えた車両用ワイパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016203712A (ja) 2016-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9067567B2 (en) Vehicle wiper apparatus
WO2016167090A1 (ja) ワイパ装置
WO2016021284A1 (ja) ワイパ装置およびノズルユニット
JP4970927B2 (ja) ワイパブレード及び車両用ワイパ
EP3844037B1 (en) A windscreen wiper device of the flat blade type
JP2007112392A (ja) ワイパブレード
JP6282624B2 (ja) ワイパ装置
JP5529777B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP6441155B2 (ja) ワイパ装置
JP6318165B2 (ja) ワイパブレード
JP2006007971A (ja) ワイパ装置
CN114025999A (zh) 刮水器臂以及其制造方法
JP6441156B2 (ja) ワイパ装置
JP6437235B2 (ja) ワイパ装置
JP6437236B2 (ja) ワイパ装置
JP6230432B2 (ja) ワイパブレード
JP7194652B2 (ja) ワイパアーム
CN112424033B (zh) 用于汽车的风挡刮水器臂
JP2017206118A (ja) 車両用ワイパ装置
JP6437237B2 (ja) ワイパ装置
WO2015114988A1 (ja) ワイパブレード
JP6610431B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP2021121516A (ja) ワイパアーム
US20160137168A1 (en) Windscreen wiper device
WO2023284956A1 (en) Windscreen wiper arm

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6441155

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117