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JP6332442B2 - 無線通信システム、基地局および端末 - Google Patents

無線通信システム、基地局および端末 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システム、基地局および端末に関する。
従来、受信および送信のための共有の媒体で操作可能である装置であって、各フレームが実質的に縮小されたフレーム間間隔で連続して送信される、複数のフレームを送信するための送信機を含む装置が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。また、従来、無免許スペクトルおよび簡易に免許を受けたスペクトルでワイヤレスセルラ動作を行う技術が知られている(たとえば、下記特許文献2参照。)。
特開2009−207149号公報 特表2014−500685号公報
しかしながら、上述した従来技術では、たとえばライセンスドバンドおよびアンライセンスドバンドを併用する場合に、通信を効率よく行うことができない場合がある。
1つの側面では、本発明は、通信の効率化を図ることができる無線通信システム、基地局および端末を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムにおいて、基地局が、前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信し、前記データ送信までの期間に前記第2帯域の電波を連続して送出し、端末が、前記基地局によって前記制御信号が送信されてから所定時間後に前記データ送信を行う無線通信システム、基地局および端末が提案される。
また、本発明の別の側面によれば、自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムにおいて、基地局が、第1単位期間において前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、前記第1単位期間の残りの期間の少なくとも一部の期間に前記第2帯域の電波を連続して送出し、前記第1単位期間の次の第2単位期間において、自局から端末への前記第2帯域でのデータ送信を行うことを示す制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信して前記データ送信を行い、端末が、前記基地局によって送信された前記制御信号に基づいて前記データ送信のデータを受信する無線通信システム、基地局および端末が提案される。
また、本発明の別の側面によれば、自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムにおいて、基地局が、第1単位期間において前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、前記第1単位期間の残りの期間の少なくとも一部の期間と、前記第1単位期間の次の第2単位期間と、において自局から端末への前記第2帯域での信号送信を行うとともに、前記少なくとも一部の期間と前記第2単位期間とにおいて前記信号送信を行うことを示す制御信号を前記第2単位期間において送信し、端末が、前記基地局からの受信信号をバッファリングすることにより、前記第2単位期間において前記基地局から送信された前記制御信号に基づいて、前記少なくとも一部の期間と前記第2単位期間とにおける前記信号送信の信号を受信する無線通信システム、基地局および端末が提案される。
また、本発明の別の側面によれば、自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムにおいて、基地局が、端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信し、前記基地局によって前記制御信号が送信されてから所定時間後に前記第2帯域の搬送波の空きの検出を行い、前記搬送波の空きが検出されるまで待機してから前記データ送信を行う無線通信システム、基地局および端末が提案される。
本発明の一側面によれば、通信の効率化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる無線通信システムの一例を示す図である。 図2は、実施の形態1にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図である。 図3は、実施の形態1にかかる基地局による処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施の形態1にかかる端末による処理の一例を示すフローチャートである。 図5Aは、実施の形態1にかかる基地局の一例を示す図である。 図5Bは、図5Aに示した基地局における信号の流れの一例を示す図である。 図5Cは、eNBのハードウェア構成の一例を示す図である。 図5Dは、図5Cに示したハードウェア構成における信号の流れの一例を示す図である。 図6Aは、実施の形態1にかかる端末の一例を示す図である。 図6Bは、図6Aに示した端末における信号の流れの一例を示す図である。 図7は、実施の形態2にかかる基地局によるスケジューリングの一例を示す図である。 図8は、実施の形態2にかかる基地局によるスケジューリング処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施の形態3にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図である。 図10は、実施の形態3にかかる基地局による処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、実施の形態3にかかる端末による処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施の形態4にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図である。 図13は、実施の形態4にかかる基地局による処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、実施の形態5にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図である。 図15は、下りリンク送信の一例を示す図である。 図16は、下りリンク送信の他の例を示す図である。 図17は、上りリンク送信の一例を示す図である。 図18は、上りリンク送信の他の例を示す図である。 図19は、下りリンクデータ送信における基地局および端末の処理の一例を示すフローチャートである。 図20は、実施の形態6にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図である。 図21は、下りリンクデータ送信の処理の一例を示すフローチャートである。 図22Aは、実施の形態7にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図(その1)である。 図22Bは、実施の形態7にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図(その2)である。 図22Cは、実施の形態7にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図(その3)である。 図23Aは、実施の形態7にかかる無線通信システムの動作の他の例を示す図(その1)である。 図23Bは、実施の形態7にかかる無線通信システムの動作の他の例を示す図(その2)である。 図23Cは、実施の形態7にかかる無線通信システムの動作の他の例を示す図(その3)である。 図24は、実施の形態7にかかる基地局による処理の一例を示すフローチャートである。 図25は、実施の形態7にかかる端末による処理の一例を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、本発明にかかる無線通信システム、基地局および端末の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(実施の形態1にかかる無線通信システム)
図1は、実施の形態1にかかる無線通信システムの一例を示す図である。図1に示すように、実施の形態1にかかる無線通信システム100は、基地局110と、端末101と、を含む。セル111は、基地局110が形成するセルである。端末101は、セル111に在圏しており、基地局110との間で無線通信を行う。
基地局110および端末101は、一例としてはLTE(Long Term Evolution)の無線通信を行う。この場合に、基地局110は、一例としてはLTEのeNB(evolved Node B)である。端末101は、一例としてはLTEのUE(User Equipment:ユーザ端末)である。
また、基地局110および端末101は、自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて互いに無線通信を行う。第1帯域は、たとえばLC(Licensed band Carrier:ライセンスドバンドキャリア:免許帯域の搬送波)である。第2帯域は、たとえばUC(Unlicensed band Carrier:アンライセンスドバンドキャリア:免許不要帯域の搬送波)である。
第2帯域は、一例としては無線LAN(Local Area Network:構内通信網)システムにおいても使用される帯域である。または、第2帯域は、たとえば無線通信システム100とは異なる他の(他業者の)LTEシステムなどと共用する帯域であってもよい。
たとえば、無線通信システム100においては、第1帯域がPCC(Primary Component Carrier:プライマリコンポーネントキャリア)に用いられ、第2帯域がSCC(Secondary Component Carrier:セカンダリコンポーネントキャリア)に用いられる。
(実施の形態1にかかる無線通信システムの動作)
図2は、実施の形態1にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図である。図2において、横軸はサブフレーム単位の時間(t)を示している。基地局110は、UCにおける端末101のUL(Up Link:上りリンク)送信の割り当てを行う際に、UCにおいてキャリアセンス201(CS:Carrier Sense)を行う。図2に示す例では、基地局110は、キャリアセンス201の結果、UCに空きリソースがあると判断したとする。
この場合は、基地局110は、基地局110の配下の各端末に対してリソース予約を行うために、自局からのデータ送信を要求する要求信号であるRTS信号202(Request To Send:送信要求)をLCで送信(報知)する。また、基地局110は、他のLTEシステム(たとえば事業者が異なるネットワークを含む)に対してリソース予約を行うために、RTS信号203をUCで送信する。図2に示す例では、RTS信号202,203はサブフレームt3において送信されている。
そして、基地局110は、サブフレームt5〜t8において、端末101へのULグラント211〜214(UL grant)をLCで送信する。ULグラント211は、ULグラント211の送信から4サブフレーム後における端末101からのUL送信を許可することを示す信号である。同様に、ULグラント212〜214は、それぞれULグラント212〜214の送信から4サブフレーム後における端末101からのUL送信を許可することを示す信号である。
たとえば、基地局110は、サブフレームt9〜t12を端末101からのUL送信に割り当てたとする。この場合は、基地局110は、4サブフレーム前のサブフレームt5〜t8において端末101へULグラント211〜214を送信する。これに対して、端末101は、ULグラント211〜214のそれぞれを受信してから4サブフレーム後のサブフレームt9〜t12においてUL送信221〜224を行う。
また、基地局110は、RTS信号203を送信したサブフレームt3とサブフレームt9〜t12との間のサブフレームt4〜t8において、基地局110からのDL(Down Link:下りリンク)送信を行うことを示すDLアサイン231〜235(DL assign)を送信する。
そして、基地局110は、サブフレームt4〜t8において、UCでDL送信241〜245を行う。すなわち、基地局110は、DL送信241〜245に連続してUL送信221〜224を割り当てる。なお、DLアサインは、たとえばDLアサイメント(DL assignment)またはDLグラント(DL grant)とも呼ばれる。
DL送信241〜245は、基地局110に接続している各端末のうちの少なくともいずれかへのDL送信である。基地局110に接続している各端末は、端末101であってもよいし、端末101とは異なる端末であってもよい。DL送信241〜245の帯域(たとえばリソースブロック)は、たとえばUL送信221〜224の帯域と同じ帯域や、UL送信221〜224の帯域を含む帯域とすることができる。または、DL送信241〜245の帯域は、UL送信221〜224の帯域の一部を含む帯域であってもよい。
これにより、たとえばRTS信号203を受信できないLTE以外のシステム(たとえば無線LANシステム)によるサブフレームt4〜t8におけるUCへの割り込みを抑止することができる。このため、端末101がUL送信221〜224の前にキャリアセンスを行わなくても、UL送信221〜224に対する干渉を抑えることができる。
また、基地局110がRTS信号203を送信しないようにしてもよい。この場合も、DL送信241〜245により、たとえば他のLTEネットワークによるサブフレームt4〜t8におけるUCへの割り込みを抑止することができる。このため、端末101がUL送信221〜224の前にキャリアセンスを行わなくてもUL送信221〜224に対する干渉を抑えることができる。この場合に、基地局110は、サブフレームt3においてもDL送信を行い、サブフレームt3におけるUCへの割り込みを抑止してもよい。
(実施の形態1にかかる基地局による処理)
図3は、実施の形態1にかかる基地局による処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態1にかかる基地局110は、たとえば図3に示す各ステップを繰り返し実行する。まず、基地局110は、UL送信要求またはDLデータが有るか否かを判断する(ステップS301)。UL送信要求は、端末101からのUL送信の要求である。DLデータは、基地局110から端末101へ送信すべきデータである。
ステップS301において、UL送信要求またはDLデータが無い場合(ステップS301:No)は、基地局110は、ステップS301へ戻る。UL送信要求またはDLデータが有ると判断すると(ステップS301:Yes)、基地局110は、発生したUL送信要求またはDLデータのために予約を要する帯域幅を決定する(ステップS302)。ステップS302の決定は、たとえばUL送信要求にかかるULデータまたはDLデータのサイズなどに基づいて行われる。
つぎに、基地局110は、UCのキャリアセンスを行い、所要リソースの空きを探索する(ステップS303)。つぎに、基地局110は、ステップS303の結果に基づいて、ステップS302によって決定した帯域幅に対応する所要リソースの空きが有るか否かを判断する(ステップS304)。所要リソースの空きが無い場合(ステップS304:No)は、基地局110は、ステップS303へ戻る。
ステップS304において、所要リソースの空きが有る場合(ステップS304:Yes)は、基地局110は、LCでRTS信号を報知する(ステップS305)。また、基地局110は、UCでRTS信号を報知する(ステップS306)。
つぎに、基地局110は、送信すべきDLデータが有る場合は、ステップS306によるUCでのRTS送信に続くサブフレームでDLデータの送信を行う(ステップS307)。また、基地局110は、UL送信要求が有る場合は、ステップS307によるDLデータの送信に続くサブフレームでのULデータの送信を指示する制御情報(ULグラント)を端末101に送信し(ステップS308)、一連の処理を終了する。
(実施の形態1にかかる端末による処理)
図4は、実施の形態1にかかる端末による処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態1にかかる端末101は、たとえば図4に示す各ステップを実行する。まず、端末101は、自局宛てRTS信号を受信したか否かを判断する(ステップS401)。自局宛てRTS信号を受信していない場合(ステップS401:No)は、端末101は、他局宛てのRTS信号を受信したか否かを判断する(ステップS402)。
ステップS402において、他局宛てのRTS信号を受信していない場合(ステップS402:No)は、端末101は、ステップS401へ戻る。他局宛てのRTS信号を受信した場合(ステップS402:Yes)は、端末101は、受信したRTS信号に基づいて自端末にNAV(Network Allocation Vector:送信禁止期間)を設定し(ステップS403)、ステップS401へ戻る。
ステップS401において、自局宛てRTS信号を受信した場合(ステップS401:Yes)は、端末101は、基地局110からLCで割り当て情報を受信する(ステップS404)。割り当て情報には、たとえばULグラントやDLアサインが含まれる。
つぎに、端末101は、ステップS404によって受信した割り当て情報を基にUCでDLデータを受信する(ステップS405)。また、端末101は、ステップS404によって受信した割り当て情報を基にUCでULデータを送信し(ステップS406)、ステップS401へ戻る。
(実施の形態1にかかる基地局)
図5Aは、実施の形態1にかかる基地局の一例を示す図である。図5Bは、図5Aに示した基地局における信号の流れの一例を示す図である。実施の形態1にかかる基地局110は、たとえば図5A,図5Bに示す基地局110により実現することができる。
図5A,図5Bに示す基地局110は、アンテナ501,502と、ライセンスドバンド受信部503と、アンライセンスドバンド受信部508と、MAC・RLC処理部513と、無線リソース制御部514と、キャリアセンス部515と、を備える。また、基地局110は、MAC制御部516と、パケット生成部517と、MACスケジューリング部518と、ライセンスドバンド送信部519と、アンライセンスドバンド送信部525と、アンテナ531,532と、を備える。
アンテナ501,502のそれぞれは、他の無線通信装置から無線送信された信号を受信する。そして、アンテナ501,502は、受信した信号をそれぞれライセンスドバンド受信部503およびアンライセンスドバンド受信部508へ出力する。
ライセンスドバンド受信部503は、ライセンスドバンドの受信処理を行う。たとえば、ライセンスドバンド受信部503は、無線処理部504と、FFT処理部505と、復調部506と、復号部507と、を備える。
無線処理部504は、アンテナ501から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部504の無線処理には、たとえば高周波帯からベースバンド帯への周波数変換が含まれる。無線処理部504は、無線処理を行った信号をFFT処理部505へ出力する。
FFT処理部505は、無線処理部504から出力された信号のFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。FFT処理部505は、FFT処理を行った信号を復調部506へ出力する。
復調部506は、FFT処理部505から出力された信号を復調する。そして、復調部506は、復調により得られた信号を復号部507へ出力する。復号部507は、復調部506から出力された信号を復号する。そして、復号部507は、復号により得られたデータをMAC・RLC処理部513へ出力する。
アンライセンスドバンド受信部508は、アンライセンスドバンドの受信処理を行う。たとえば、アンライセンスドバンド受信部508は、無線処理部509と、FFT処理部510と、復調部511と、復号部512と、を備える。
無線処理部509は、アンテナ502から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部509の無線処理には、たとえば高周波帯からベースバンド帯への周波数変換が含まれる。無線処理部509は、無線処理を行った信号をFFT処理部510へ出力する。
FFT処理部510は、無線処理部509から出力された信号のFFT処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。FFT処理部510は、FFT処理を行った信号を復調部511およびキャリアセンス部515へ出力する。
復調部511は、FFT処理部510から出力された信号を復調する。そして、復調部511は、復調により得られた信号を復号部512へ出力する。復号部512は、復調部511から出力された信号を復号する。そして、復号部512は、復号により得られたデータをMAC・RLC処理部513へ出力する。
MAC・RLC処理部513は、復号部507から出力されたデータに基づくMAC(Media Access Control:メディアアクセス制御)層およびRLC(Radio Link Control:無線リンク制御)層の各処理を行う。MAC・RLC処理部513は、各層の処理によって得られたデータを出力する。MAC・RLC処理部513から出力された信号は、たとえば基地局110の上位層の処理部へ入力される。また、MAC・RLC処理部513は、各層の処理によって得られたデータに含まれるRTS信号検出結果などの制御情報を無線リソース制御部514へ出力する。
無線リソース制御部514は、MAC・RLC処理部513から出力された制御情報に基づく無線リソース制御を行う。この無線リソース制御はRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)層の処理である。無線リソース制御部514は、無線リソース制御に基づく制御情報をMAC制御部516へ出力する。
キャリアセンス部515は、FFT処理部510から出力されたアンライセンスドバンドの信号に基づくキャリアセンスを行う。そして、キャリアセンス部515は、キャリアセンスの結果を示すキャリアセンス結果情報をMAC制御部516へ出力する。
MAC制御部516は、無線リソース制御部514から出力された制御情報と、キャリアセンス部515から出力されたキャリアセンス結果情報と、に基づくMAC層の制御を行う。そして、MAC制御部516は、MAC層の制御に基づく端末101への個別制御情報やRTS信号を多重部522へ出力する。個別制御情報は、たとえばPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理下りリンク制御チャネル)である。
また、MAC制御部516は、MAC層の制御に基づくDMRS(Data Demodulation Reference Signal:復調参照信号)、ダミー信号、RTS信号などを多重部528へ出力する。また、MAC制御部516は、MAC層の制御に基づく制御情報をMACスケジューリング部518へ出力する。
パケット生成部517は、基地局110の上位層から出力されたユーザデータを含むパケットを生成する。そして、パケット生成部517は、生成したパケットをMACスケジューリング部518へ出力する。
MACスケジューリング部518は、MAC制御部516から出力された制御情報に基づいて、パケット生成部517から出力されたパケットのMAC層のスケジューリングを行う。そして、MACスケジューリング部518は、スケジューリングの結果に基づいてパケットをライセンスドバンド送信部519およびアンライセンスドバンド送信部525へ出力する。
ライセンスドバンド送信部519は、ライセンスドバンドの送信処理を行う。たとえば、ライセンスドバンド送信部519は、符号化部520と、変調部521と、多重部522と、IFFT処理部523と、無線処理部524と、を備える。
符号化部520は、MACスケジューリング部518から出力されたパケットを符号化する。そして、符号化部520は、符号化したパケットを変調部521へ出力する。変調部521は、符号化部520から出力されたパケットに基づく変調を行う。そして、変調部521は、変調により得られた信号を多重部522へ出力する。
多重部522は、MAC制御部516から出力された個別制御情報やRTS信号と、変調部521から出力された信号と、を多重化する。そして、多重部522は、多重化により得られた信号をIFFT処理部523へ出力する。
IFFT処理部523は、多重部522から出力された信号のIFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部523は、IFFT処理を行った信号を無線処理部524へ出力する。
無線処理部524は、IFFT処理部523から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部524の無線処理には、たとえばベースバンド帯から高周波帯への周波数変換が含まれる。無線処理部524は、無線処理を行った信号をアンテナ531へ出力する。
アンライセンスドバンド送信部525は、アンライセンスドバンドの送信処理を行う。たとえば、アンライセンスドバンド送信部525は、符号化部526と、変調部527と、多重部528と、IFFT処理部529と、無線処理部530と、を備える。
符号化部526は、MACスケジューリング部518から出力されたパケットを符号化する。そして、符号化部526は、符号化したパケットを変調部527へ出力する。変調部527は、符号化部526から出力されたパケットに基づく変調を行う。そして、変調部527は、変調により得られた信号を多重部528へ出力する。
多重部528は、MAC制御部516から出力された個別制御情報やRTS信号と、変調部527から出力された信号と、を多重化する。そして、多重部528は、多重化により得られた信号をIFFT処理部529へ出力する。
IFFT処理部529は、多重部528から出力された信号のIFFT処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部529は、IFFT処理を行った信号を無線処理部530へ出力する。
無線処理部530は、IFFT処理部529から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部530の無線処理には、たとえばベースバンド帯から高周波帯への周波数変換が含まれる。無線処理部530は、無線処理を行った信号をアンテナ532へ出力する。
アンテナ531は、無線処理部524から出力された信号を他の無線通信装置へ無線送信する。アンテナ532は、無線処理部530から出力された信号を他の無線通信装置へ無線送信する。
(eNBのハードウェア構成)
図5Cは、eNBのハードウェア構成の一例を示す図である。図5Dは、図5Cに示したハードウェア構成における信号の流れの一例を示す図である。基地局110は、たとえば図5C,図5Dに示す無線通信装置550により実現することができる。
無線通信装置550は、たとえば、送受信アンテナ551と、アンプ552と、乗算部553と、アナログデジタル変換器554と、プロセッサ555と、メモリ556と、を備える。また、無線通信装置550は、デジタルアナログ変換器557と、乗算部558と、アンプ559と、発振器560と、を備える。また、無線通信装置550は、外部の通信装置との間で有線通信を行うインタフェースを備えていてもよい。
送受信アンテナ551は、自装置の周辺から無線送信された信号を受信し、受信した信号をアンプ552へ出力する。また、送受信アンテナ551は、アンプ559から出力された信号を自装置の周辺へ無線送信する。
アンプ552は、送受信アンテナ551から出力された信号を増幅する。そして、アンプ552は、増幅した信号を乗算部553へ出力する。乗算部553は、アンプ552から出力された信号を、発振器560から出力されたクロック信号と乗算することにより、高周波帯からベースバンド帯へ周波数変換する。そして、乗算部553は、周波数変換した信号をアナログデジタル変換器554へ出力する。
アナログデジタル変換器554(A/D)は、乗算部553から出力された信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するADC(Analog/Digital Converter:アナログ/デジタル変換器)である。アナログデジタル変換器554は、デジタル信号に変換した信号をプロセッサ555へ出力する。
プロセッサ555は、無線通信装置550の全体の制御を司る。プロセッサ555は、たとえばCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)やDSP(Digital Signal Processor)などにより実現することができる。プロセッサ555は、アナログデジタル変換器554から出力された信号の受信処理を行う。また、プロセッサ555は、自装置が送信する信号を生成し、生成した信号をデジタルアナログ変換器557へ出力する送信処理を行う。
メモリ556には、たとえばメインメモリおよび補助メモリが含まれる。メインメモリは、たとえばRAM(Random Access Memory)である。メインメモリは、プロセッサ555のワークエリアとして使用される。補助メモリは、たとえば磁気ディスクやフラッシュメモリなどの不揮発メモリである。補助メモリには、プロセッサ555を動作させる各種のプログラムが記憶されている。補助メモリに記憶されたプログラムは、メインメモリにロードされてプロセッサ555によって実行される。また、補助メモリには、たとえば、あらかじめ定められた各種の閾値などが記憶される。
デジタルアナログ変換器557は、プロセッサ555から出力された信号をデジタル信号からアナログ信号に変換するDAC(Digital/Analog Converter:デジタル/アナログ変換器)である。デジタルアナログ変換器557は、アナログ信号に変換した信号を乗算部558へ出力する。
乗算部558は、デジタルアナログ変換器557から出力された信号を、発振器560から出力されたクロック信号と乗算することにより、ベースバンド帯から高周波帯へ周波数変換する。そして、乗算部558は、周波数変換した信号をアンプ559へ出力する。アンプ559はデジタルアナログ変換器557から出力された信号を増幅する。そして、アンプ559は、増幅した信号を送受信アンテナ551へ出力する。
発振器560は、所定周波数のクロック信号(連続波の交流信号)を発振する。そして、発振器560は、発振したクロック信号を乗算部553,558へ出力する。
図5A,図5Bに示したアンテナ501,502,531,532は、たとえば送受信アンテナ551により実現することができる。図5A,図5Bに示した無線処理部504,509,524,530は、たとえばアンプ552、乗算部553、アナログデジタル変換器554、デジタルアナログ変換器557、乗算部558、アンプ559および発振器560により実現することができる。図5A,図5Bに示したその他の構成は、たとえばプロセッサ555およびメモリ556により実現することができる。
(実施の形態1にかかる端末)
図6Aは、実施の形態1にかかる端末の一例を示す図である。図6Bは、図6Aに示した端末における信号の流れの一例を示す図である。実施の形態1にかかる端末101は、たとえば図6A,図6Bに示す端末101により実現することができる。
図6A,図6Bに示す端末101は、アンテナ601と、ライセンスドバンド受信部602と、アンライセンスドバンド受信部608と、復号部614と、RTS信号検出部615と、RRC処理部616と、キャリアセンス部617と、を備える。また、端末101は、MAC処理部618と、パケット生成部619と、符号化・変調部620と、ライセンスドバンド送信部621と、アンライセンスドバンド送信部627と、を備える。
アンテナ601は、他の無線通信装置から無線送信された信号を受信する。そして、アンテナ601は、受信した信号をライセンスドバンド受信部602およびアンライセンスドバンド受信部608へ出力する。また、アンテナ601は、ライセンスドバンド送信部621およびアンライセンスドバンド送信部627から出力された各信号を他の無線通信装置へ無線送信する。
ライセンスドバンド受信部602は、ライセンスドバンドの受信処理を行う。たとえば、ライセンスドバンド受信部602は、無線処理部603と、FFT処理部604と、等化処理部605と、IFFT処理部606と、復調部607と、を備える。
無線処理部603は、アンテナ601から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部603の無線処理には、たとえば高周波帯からベースバンド帯への周波数変換が含まれる。無線処理部603は、無線処理を行った信号をFFT処理部604へ出力する。
FFT処理部604は、無線処理部603から出力された信号のFFT処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。FFT処理部604は、FFT処理を行った信号を等化処理部605へ出力する。等化処理部605は、FFT処理部604から出力された信号の等化処理を行う。そして、等化処理部605は、等化処理を行った信号をIFFT処理部606へ出力する。
IFFT処理部606は、等化処理部605から出力された信号のIFFT処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部606は、IFFT処理を行った信号を復調部607へ出力する。復調部607は、IFFT処理部606から出力された信号を復調する。そして、復調部607は、復調により得られた信号を復号部614へ出力する。
アンライセンスドバンド受信部608は、アンライセンスドバンドの受信処理を行う。たとえば、アンライセンスドバンド受信部608は、無線処理部609と、FFT処理部610と、等化処理部611と、IFFT処理部612と、復調部613と、を備える。
無線処理部609は、アンテナ601から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部609の無線処理には、たとえば高周波帯からベースバンド帯への周波数変換が含まれる。無線処理部609は、無線処理を行った信号をFFT処理部610およびキャリアセンス部617へ出力する。
FFT処理部610は、無線処理部609から出力された信号のFFT処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。FFT処理部610は、FFT処理を行った信号を等化処理部611へ出力する。等化処理部611は、FFT処理部610から出力された信号の等化処理を行う。そして、等化処理部611は、等化処理を行った信号をIFFT処理部612へ出力する。
IFFT処理部612は、等化処理部611から出力された信号のIFFT処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部612は、IFFT処理を行った信号を復調部613へ出力する。復調部613は、IFFT処理部612から出力された信号を復調する。そして、復調部613は、復調により得られた信号を復号部614へ出力する。
復号部614は、ライセンスドバンド受信部602およびアンライセンスドバンド受信部608から出力された信号を復号する。そして、復号部614は、復号により得られたデータを出力する。復号部614から出力されたデータは、たとえば端末101の上位層の処理部およびRTS信号検出部615へ入力される。復号部614から出力されたデータには、たとえばユーザデータが含まれる。
RTS信号検出部615は、復号部614から出力されたデータに含まれる、他の無線通信装置から送信されたRTS信号を検出する。そして、RTS信号検出部615は、RTS信号の検出結果を示す検出情報をRRC処理部616へ出力する。
RRC処理部616は、RTS信号検出部615から出力されたRTS信号に基づくRRC層の処理を行う。そして、RRC処理部616は、RRC層の処理結果をMAC処理部618へ出力する。
キャリアセンス部617は、無線処理部609から出力された信号に基づくキャリアセンスを行う。そして、キャリアセンス部617は、キャリアセンスの結果を示すキャリアセンス結果情報をMAC処理部618へ出力する。
MAC処理部618は、RRC処理部616から出力された処理結果と、キャリアセンス部617から出力されたキャリアセンス結果情報と、に基づくMAC層の処理を行う。そして、MAC処理部618は、MAC層の処理に基づく端末101へのDMRS、ダミー信号、RTS信号などを多重部622,628へ出力する。
また、MAC処理部618は、MAC層の処理に基づく無線リソース割り当て情報を周波数マッピング部624,630へ出力する。また、MAC処理部618は、RRC処理部616のRRC層の処理に基づく無線リソース割り当て情報を符号化・変調部620へ出力する。また、MAC処理部618は、キャリアセンス部617から出力されたキャリアセンス結果情報に基づいて、端末101が通信を行う無線リソースの空きを確認する。
パケット生成部619は、端末101の上位層から出力されたユーザデータを含むパケットを生成する。そして、パケット生成部619は、生成したパケットを符号化・変調部620へ出力する。
符号化・変調部620は、パケット生成部619から出力されたパケットの符号化および変調を行う。そして、符号化・変調部620は、符号化および変調により得られた信号を、MAC処理部618から出力された無線リソース割り当て情報に基づいて、ライセンスドバンド送信部621またはアンライセンスドバンド送信部627へ出力する。
ライセンスドバンド送信部621は、ライセンスドバンドの送信処理を行う。たとえば、ライセンスドバンド送信部621は、多重部622と、FFT処理部623と、周波数マッピング部624と、IFFT処理部625と、無線処理部626と、を備える。多重部622は、MAC処理部618から出力された各信号と、符号化・変調部620から出力された信号と、を多重化する。そして、多重部622は、多重化により得られた信号をFFT処理部623へ出力する。
FFT処理部623は、多重部622から出力された信号のFFT処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。FFT処理部623は、FFT処理を行った信号を周波数マッピング部624へ出力する。周波数マッピング部624は、MAC処理部618から出力された無線リソース割り当て情報に基づいて、FFT処理部623から出力された信号の周波数マッピングを行う。そして、周波数マッピング部624は、周波数マッピングを行った信号をIFFT処理部625へ出力する。
IFFT処理部625は、周波数マッピング部624から出力された信号のIFFT処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部625は、IFFT処理を行った信号を無線処理部626へ出力する。無線処理部626は、IFFT処理部625から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部626の無線処理には、たとえばベースバンド帯から高周波帯への周波数変換が含まれる。無線処理部626は、無線処理を行った信号をアンテナ601へ出力する。
アンライセンスドバンド送信部627は、アンライセンスドバンドの送信処理を行う。たとえば、アンライセンスドバンド送信部627は、多重部628と、FFT処理部629と、周波数マッピング部630と、IFFT処理部631と、無線処理部632と、を備える。多重部628は、MAC処理部618から出力された各信号と、符号化・変調部620から出力された信号と、を多重化する。そして、多重部628は、多重化により得られた信号をFFT処理部629へ出力する。
FFT処理部629は、多重部628から出力された信号のFFT処理を行う。これにより、信号が時間領域から周波数領域に変換される。FFT処理部629は、FFT処理を行った信号を周波数マッピング部630へ出力する。周波数マッピング部630は、MAC処理部618から出力された無線リソース割り当て情報に基づいて、FFT処理部629から出力された信号の周波数マッピングを行う。そして、周波数マッピング部630は、周波数マッピングを行った信号をIFFT処理部631へ出力する。
IFFT処理部631は、周波数マッピング部630から出力された信号のIFFT処理を行う。これにより、信号が周波数領域から時間領域に変換される。IFFT処理部631は、IFFT処理を行った信号を無線処理部632へ出力する。無線処理部632は、IFFT処理部631から出力された信号の無線処理を行う。無線処理部632の無線処理には、たとえばベースバンド帯から高周波帯への周波数変換が含まれる。無線処理部632は、無線処理を行った信号をアンテナ601へ出力する。
図6A,図6Bに示す例では、無線送信と無線受信に同一のアンテナ601を用いる場合について説明したが、無線送信用のアンテナと無線受信用のアンテナを端末101に設けてもよい。
(UEのハードウェア構成)
端末101は、たとえば図5C,図5Dに示した無線通信装置550により実現することができる。この場合に、無線通信装置550は、外部の通信装置との間で有線通信を行うインタフェースを備えていなくてもよい。
図6A,図6Bに示したアンテナ601は、たとえば送受信アンテナ551により実現することができる。図6A,図6Bに示した無線処理部603,609,626,632は、たとえばアンプ552、乗算部553、アナログデジタル変換器554、デジタルアナログ変換器557、乗算部558、アンプ559および発振器560により実現することができる。図6A,図6Bに示したその他の構成は、たとえばプロセッサ555およびメモリ556により実現することができる。
従来、たとえば、RTSパケット送信からUL送信までにkサブフレームの時間差(LTEではk=4)があるため、この間の無線リソースが無駄になったり、無線LANシステムなどの他のシステムにより割り込まれてしまったりするという問題があった。
これに対して、実施の形態1によれば、基地局110が、端末101から自局へのUCでのUL送信を許可する制御信号をLCで送信する場合に、端末101によるUL送信までの期間にUCのDLデータ(電波)を連続して送出することができる。
これにより、端末101によるUL送信までの期間に他のシステムに割り込まれることを抑制し、端末101によるUL送信における干渉を抑えることができる。また、端末101によるUL送信までの期間にUCのDLデータを送信することで、端末101によるUL送信までの期間の無線リソースが無駄になることを抑制することができる。このため、通信の効率化を図ることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2について、実施の形態1と異なる部分について説明する。
(実施の形態2にかかる無線通信システムの動作)
図7は、実施の形態2にかかる基地局によるスケジューリングの一例を示す図である。図7において、横方向はサブフレーム単位の時間(t)を示し、奥行方向はUCの周波数(f)を示す。実施の形態2にかかる基地局110は、実施の形態1と同様に、UL送信に先行してDL送信を行う。
図7に示す例においては、基地局110は、たとえば4サブフレーム分の時間リソースT2に対して端末101のUL送信711〜714を割り当てるとする。この場合に、基地局110は、時間リソースT2の直前の4サブフレーム分の時間リソースT1に対して基地局110のDL送信721〜724を割り当てる。
このとき、基地局110は、図7に示すように、4サブフレーム分の時間リソースT1に対して送信すべきDLデータの量が少なくても、4サブフレーム長の送信となるようにDLデータの割り当てを行うスケジューリングを行う。このスケジューリングは、たとえばTTI(Transmission Time Interval:送信時間間隔)バンドリングまたはサブフレームごとのスケジューリングとすることができる。
図7に示す例では、基地局110は、時間リソースT1について、UL送信711〜714の帯域(帯域F1)と同じ帯域に対してDL送信721〜724を割り当てることで、DL送信721〜724を4サブフレーム長の送信とすることができる。
DL送信721〜724の帯域は、UL送信711〜714の帯域(帯域F1)の少なくとも一部を含む帯域であってもよい。
(実施の形態2にかかる基地局によるスケジューリング処理)
図8は、実施の形態2にかかる基地局によるスケジューリング処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態2にかかる基地局110は、UCにおけるULのスケジューリング処理として、たとえば図8に示す各ステップを実行する。
まず、基地局110は、端末から要求されたULデータ送信に必要な所要無線リソースの帯域幅Bを決定する(ステップS801)。つぎに、基地局110は、DLデータを格納するDLデータバッファより、B×4サブフレームの無線リソースで送信可能なサイズNのデータを読み出す(ステップS802)。ステップS802の読み出しは、所要MCS(Modulation and Coding Scheme:変調・符号化方式)を用いて行われる。
つぎに、基地局110は、スケジューリング対象の4サブフレームのそれぞれについて、ステップS803の処理を行う。すなわち、基地局110は、ステップS802によって読み出したデータから1サブフレーム分のデータ(サイズN/4)を切り出して、B×1サブフレームの無線リソースにスケジューリングする(ステップS803)。ステップS803において、基地局110は、LTEのレートマッチング機能を用いて、割り当て対象の無線リソースに隙間なく変調データをマッピングする。
このように、実施の形態2によれば、基地局110が、端末101によるUL送信までの期間に、データ長が該期間の長さとなるようにスケジューリングを行った基地局110から端末101へのDLデータ(電波)をUL送信の割り当て帯域において連続して送出することができる。
これにより、実施の形態1にかかる効果を奏するとともに、基地局110から端末101へのDLデータが少なくても、端末101によるUL送信までの期間にDLデータを連続して送出し、他のシステムに割り込まれることを抑制することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3について、実施の形態1と異なる部分について説明する。
(実施の形態3にかかる無線通信システムの動作)
図9は、実施の形態3にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図である。図9において、図2に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図9に示す例では、基地局110は、サブフレームt3,t4においてキャリアセンス201を行い、サブフレームt9〜t13を端末101からのUL送信に割り当てる。
この場合は、基地局110は、サブフレームt5〜t9において端末101へULグラント211〜215を送信する。これに対して、端末101は、ULグラント211〜215のそれぞれを受信してから4サブフレーム後のサブフレームt9〜t13においてUL送信221〜225を行う。
また、基地局110は、サブフレームt5〜t8において4サブフレーム長のRTS信号901〜904をUCで送信する。RTS信号901〜904の帯域(たとえばリソースブロック)は、たとえばUL送信221〜225の帯域と同じ帯域や、UL送信221〜225の帯域を含む帯域とすることができる。または、RTS信号901〜904の帯域は、UL送信221〜225の帯域の一部を含む帯域であってもよい。
これにより、たとえばRTS信号901を受信できないLTE以外のシステム(たとえば無線LANシステム)によるサブフレームt5〜t8における割り込みを抑止することができる。このため、端末101がUL送信221〜225の前にキャリアセンスを行わなくても、UL送信221〜225に対する干渉を抑えることができる。
また、基地局110は、ULグラント211〜215を送信する前に、図2に示したように、LCでのRTS信号202を送信してもよい。
(実施の形態3にかかる基地局による処理)
図10は、実施の形態3にかかる基地局による処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態3にかかる基地局110は、たとえば図10に示す各ステップを繰り返し実行する。まず、基地局110は、UL送信要求が有るか否かを判断する(ステップS1001)。UL送信要求が無い場合(ステップS1001:No)は、基地局110は、ステップS1001へ戻る。UL送信要求が有る場合(ステップS1001:Yes)は、基地局110は、発生したUL送信要求のために予約を要する帯域幅を決定する(ステップS1002)。
つぎに、基地局110は、UCのキャリアセンスを行い、所要リソースの空きを探索する(ステップS1003)。つぎに、基地局110は、ステップS1003の結果に基づいて、ステップS1002によって決定した帯域幅に対応する所要リソースの空きが有るか否かを判断する(ステップS1004)。所要リソースの空きが無い場合(ステップS1004:No)は、基地局110は、ステップS1003へ戻る。
ステップS1004において、所要リソースの空きが有る場合(ステップS1004:Yes)は、基地局110は、LCでRTS信号を報知する(ステップS1005)。つぎに、基地局110は、UCで4サブフレーム長のRTS信号を報知する(ステップS1006)。また、基地局110は、ステップS1006によるRTS送信に続くサブフレームでのULデータの送信を指示する制御情報(ULグラント)を端末101に送信し(ステップS1007)、一連の処理を終了する。
(実施の形態3にかかる端末による処理)
図11は、実施の形態3にかかる端末による処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態3にかかる端末101は、たとえば図11に示す各ステップを実行する。図11に示すステップS1101〜S1104は、図4に示したステップS401〜S404と同様である。ステップS1104のつぎに、端末101は、ステップS1104によって受信した割り当て情報を基にUCでULデータを送信し(ステップS1105)、ステップS1101へ戻る。
このように、実施の形態3によれば、基地局110が、端末101から自局へのUCでのUL送信を許可する制御信号をLCで送信する場合に、端末101によるUL送信までの期間にUCのRTS信号(電波)をUL送信の割り当て帯域において連続して送出することができる。RTS信号は、データ送信を要求する要求信号である。
これにより、端末101によるUL送信までの期間に他のシステムに割り込まれることを抑制し、端末101によるUL送信における干渉を抑えることができる。このため、通信の効率化を図ることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4について、実施の形態1と異なる部分について説明する。
(実施の形態4にかかる無線通信システムの動作)
図12は、実施の形態4にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図である。図12において、図9に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図12に示す例では、基地局110は、サブフレームt5においてUCで1サブフレーム長のRTS信号203を送信する。
そして、基地局110は、サブフレームt5に続くサブフレームt6〜t8において3サブフレーム長のDMRS1201〜1203をUCで送信する。DMRSは、端末101においてデータ信号を復調するための参照信号である。
DMRS1201〜1203の帯域(たとえばリソースブロック)は、たとえばUL送信221〜225の帯域と同じ帯域(UL割り当て帯域)とすることができる。これにより、UL割り当て帯域を予約することができる。
これにより、たとえばRTS信号203を受信できないLTE以外のシステム(たとえば無線LANシステム)によるサブフレームt5〜t8における割り込みを抑止することができる。このため、端末101がUL送信221〜225の前にキャリアセンスを行わなくても、UL送信221〜225に対する干渉を抑えることができる。
また、基地局110は、ULグラント211〜215を送信する前に、図2に示したように、LCでのRTS信号202を送信してもよい。
(実施の形態4にかかる基地局による処理)
図13は、実施の形態4にかかる基地局による処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態4にかかる基地局110は、たとえば図13に示す各ステップを繰り返し実行する。図13に示すステップS1301〜S1305は、図10に示したステップS1001〜S1005と同様である。ステップS1305のつぎに、基地局110は、UCでRTS信号を報知する(ステップS1306)。
つぎに、基地局110は、UCで3サブフレーム長のDMRSを送信する(ステップS1307)。また、基地局110は、ステップS1307によるDMRS送信に続くサブフレームでのULデータの送信を指示する制御情報(ULグラント)を端末101に送信し(ステップS1308)、一連の処理を終了する。
(実施の形態4にかかる端末による処理)
実施の形態4にかかる端末101は、たとえば図11に示した各ステップを実行する。
このように、実施の形態4によれば、基地局110が、端末101から自局へのUCでのUL送信を許可する制御信号をLCで送信する場合に、端末101によるUL送信までの期間にUCのDMRS(電波)をUL送信の割り当て帯域において連続して送出することができる。
これにより、端末101によるUL送信までの期間に他のシステムに割り込まれることを抑制し、端末101によるUL送信における干渉を抑えることができる。このため、通信の効率化を図ることができる。
また、基地局110は、端末101から自局へのUCでのUL送信を許可する制御信号をLCで送信する場合に、端末101によるUL送信までの期間にUCのダミー信号(電波)を連続して送出してもよい。この場合も、端末101によるUL送信までの期間に他のシステムに割り込まれることを抑制し、端末101によるUL送信における干渉を抑えることができる。このため、通信の効率化を図ることができる。
また、基地局110は、端末101から自局へのUCでのUL送信を許可する制御信号をLCで送信する場合に、端末101によるUL送信までの期間にUCの無線ノイズ(電波)を連続して送出してもよい。この場合も、端末101によるUL送信までの期間に他のシステムに割り込まれることを抑制し、端末101によるUL送信における干渉を抑えることができる。このため、通信の効率化を図ることができる。
実施の形態1〜4にかかる基地局110において、UC(第2帯域)の搬送波の空きを検出する検出部は、たとえば図5A,図5Bに示したアンテナ502、アンライセンスドバンド受信部508およびキャリアセンス部515により実現することができる。また、基地局110は、UCの搬送波の空きが検出された場合に、端末101から自局へのUCのデータ送信を許可するUCグラント(制御信号)をLC(第1帯域)で端末101へ送信し、データ送信までの期間にUCの電波を連続して送出する送信部を備える。この送信部は、たとえば図5A,図5Bに示したMAC制御部516、MACスケジューリング部518、ライセンスドバンド送信部519、アンライセンスドバンド送信部525およびアンテナ531,532により実現することができる。
実施の形態1〜4にかかる端末101において、基地局110からUCグラントを受信する受信部は、たとえば図6A,図6Bに示したアンテナ601、ライセンスドバンド受信部602および復号部614により実現することができる。また、端末101において、ULグラントが受信されてから所定時間後にデータ送信を行う送信部は、たとえば図6A,図6Bに示したアンライセンスドバンド送信部627およびアンテナ601により実現することができる。
(実施の形態5)
実施の形態5について、実施の形態1と異なる部分について説明する。
(実施の形態5にかかる無線通信システムの動作)
図14は、実施の形態5にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図である。図14において、横軸はサブフレーム単位の時間(t)を示している。LTEシステムにおけるデータチャネルの送信は、基地局110のサブフレームタイミングに同期してサブフレーム単位で行われる。なお、LTEシステムにおけるデータチャネルは、たとえばPDSCH(Physical Downlink Shared Channel:物理下りリンク共有チャネル)やPUSCH(Physical Uplink Shared Channel:物理上りリンク共有チャネル)である。
これに対して、LTEシステムと相互に同期制御を行わない他のLTEシステムや無線LANシステムは、このサブフレームタイミングとは無関係にデータパケットの送信を行う。このため、LTE側におけるLBT(Listen Before Talk)の空きチャネル判断時刻(無線リソース獲得時刻)と、その結果を受けたデータパケット送信開始時刻と、の間に隙間時間が生じる場合がある。そして、この隙間時間において他のシステムが送信を開始してしまうことによりチャネルがビジーになる場合がある。この問題はダウンリンクおよびアップリンクの双方で発生する。
これに対して、実施の形態5にかかる基地局110は、この隙間時間においてDMRSやダミー信号などの相手側端末に受信することを求めない信号を送信することにより、他のデバイスに対してチャネルの予約を行う。
図14に示す例では、サブフレームt1からサブフレームt2の途中にかけてUCがビジー状態1401(Busy)であったとする。基地局110は、たとえばサブフレームt1においてDLデータが発生した場合に、サブフレームt2の途中にかけてUCがビジー状態1401であるため、ビジー状態1401の終了からDIFS時間1405(Distributed Inter−Frame Space)経過後、バックオフ時間1406の間に新たなビジー状態を検出しなかった場合は、DL送信をサブフレームt3に割り当てる。
そして、基地局110は、サブフレームt3において、DLアサイン1402を端末101へ送信し、DL送信1403(Data)を行う。このため、ビジー状態1401とサブフレームt3との間の隙間時間1404が発生する。
これに対して、基地局110は、ビジー状態1401の終了からDIFS時間1405およびバックオフ時間1406の経過時にDMRS1407を無線送信する。また、基地局110は、DMRS1407に代えてダミー信号を送信してもよい。ダミー信号は、たとえば特定の無線通信装置に対して受信を要求しない無線信号である。また、基地局110は、DMRS1407に代えて無線ノイズを送信してもよい。
これにより、他のシステム(たとえば他のLTEシステムや無線LANシステム)によるサブフレームt2におけるUCへの割り込みを抑止することができる。このため、DL送信1403に対する干渉を抑えることができる。
(下りリンク送信)
図15は、下りリンク送信の一例を示す図である。図15において、横軸はサブフレーム単位の時間(t)を示している。図15に示す例では、UCのサブバンドSB1〜SB4のうちのサブバンドSB1,SB3においてDL送信を行う場合について説明する。また、無線通信システム100と、無線通信システム100とは異なるLTEシステムと、でUCを共用するとする。無線通信システム100とは異なるLTEシステムは、無線通信システム100との間で互いにサブフレームを同期しているとする。
図15に示す例では、サブバンドSB1は、サブフレームt1において他のLTEシステムによりビジー状態1511であるとする。サブバンドSB2は、サブフレームt1〜t4において他のLTEシステムによりビジー状態1512であるとする。サブバンドSB3は、サブフレームt1において他のLTEシステムによりビジー状態1513であるとする。サブバンドSB4は、サブフレームt1,t2において他のLTEシステムによりビジー状態1514であるとする。
基地局110は、たとえばサブフレームt1においてDLデータが発生した場合に、サブバンドSB1,SB3のビジー状態1511,1513の終了からDIFS時間1521経過後、更にバックオフ時間1531,1533の間に新たなビジー状態を検出しなかった場合は、サブバンドSB1,SB3のサブフレームt3にDLデータを割り当てる。なお、サブバンドSB1,SB3のサブフレームt2については、直前のサブバンドSB1,SB3のサブフレームt1の終了時までビジー状態1511,1513であるため、DLデータを割り当てできない。
基地局110は、サブフレームt3において、DLアサイン1501を端末101へ送信し、サブバンドSB1,SB3でのDL送信1502,1503を行う。このため、サブバンドSB1,SB3において、サブフレームt2が隙間時間となる。
これに対して、基地局110は、サブバンドSB1において、ビジー状態1511の終了からDIFS時間1521およびバックオフ時間1531の経過時にDMRS1541を無線送信する。また、基地局110は、サブバンドSB3において、ビジー状態1513の終了からDIFS時間1521およびバックオフ時間1533の経過時にDMRS1543を無線送信する。
また、基地局110は、DMRS1541,1543に代えてダミー信号を送信してもよい。ダミー信号は、たとえば宛先のない無線信号である。また、基地局110は、DMRS1541,1543に代えて無線ノイズを送信してもよい。
これにより、他のシステム(たとえば他のLTEシステム)によるサブフレームt2におけるUCへの割り込みを抑止することができる。このため、DL送信1502,1503に対する干渉を抑えることができる。なお、図15に示す例では、各サブバンド(サブバンドSB1,SB3)で同一のバックオフ時間(バックオフ時間1531,1533)を用いている。
図16は、下りリンク送信の他の例を示す図である。図16において、図15に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図16に示す例では、無線通信システム100と、無線LANシステムと、でUCを共用する場合について説明する。無線LANシステムは、無線通信システム100と非同期である。サブバンドSB1〜SB4は、サブフレームt1からサブフレームt2の途中にかけて無線LANシステムによりビジー状態1610であるとする。
基地局110は、たとえばサブフレームt1においてDLデータが発生した場合に、サブフレームt2の途中までビジー状態1610であるため、ビジー状態1610の終了からDIFS時間1521経過後、更にバックオフ時間1531,1533の間に新たなビジー状態を検出しなかった場合は、サブフレームt3にDLデータを割り当てる。図16に示す例では、基地局110は、サブバンドSB1,SB3のサブフレームt3にDLデータを割り当てている。
そして、基地局110は、サブフレームt3において、DLアサイン1501を端末101へ送信し、サブバンドSB1,SB3でのDL送信1502,1503を行う。このため、サブバンドSB1,SB3において、ビジー状態1610とサブフレームt3との間の隙間時間1550が発生する。
これに対して、基地局110は、サブバンドSB1において、ビジー状態1610の終了からDIFS時間1521およびバックオフ時間1531の経過時にDMRS1541を無線送信する。また、基地局110は、サブバンドSB3において、ビジー状態1610の終了からDIFS時間1521およびバックオフ時間1533の経過時にDMRS1543を無線送信する。
また、基地局110は、DMRS1541,1543に代えてダミー信号を送信してもよい。ダミー信号は、たとえば宛先のない無線信号である。また、基地局110は、DMRS1541,1543に代えて無線ノイズを送信してもよい。
これにより、他のシステム(たとえば無線LANシステム)によるサブフレームt2におけるUCへの割り込みを抑止することができる。このため、DL送信1502,1503に対する干渉を抑えることができる。
(上りリンク送信)
図17は、上りリンク送信の一例を示す図である。図17において、横軸はサブフレーム単位の時間(t)を示している。図17に示す例では、無線通信システム100と、無線通信システム100とは異なるLTEシステムと、でUCを共用する場合について説明する。無線通信システム100とは異なるLTEシステムは、無線通信システム100との間で互いにサブフレームを同期しているとする。
図17に示す例では、サブバンドSB1は、サブフレームt3〜t6において他のLTEシステムによりビジー状態1711であるとする。サブバンドSB2は、サブフレームt3において他のLTEシステムによりビジー状態1712であるとする。サブバンドSB3は、サブフレームt3において他のLTEシステムによりビジー状態1713であるとする。サブバンドSB4は、サブフレームt3,t4において他のLTEシステムによりビジー状態1714であるとする。
基地局110は、端末101からUL送信のための無線リソース割り当て要求を受けた場合、必要な無線リソース(サブバンド数)を決定する。本例ではこれを2サブバンドとすると、サブバンドSB2,SB3のビジー状態1712,1713の終了からDIFS時間1721経過後、更にバックオフ時間1731の間に新たなビジー状態を検出しなかった場合は、サブバンドSB2,SB3におけるサブフレームt5を端末101のUL送信に割り当てる。この場合に、基地局110は、サブフレームt1においてULグラント1701をLCで端末101へ送信する。そして、基地局110は、サブフレームt5において端末101からのUL送信1702によるULデータを受信する。このため、サブフレームt4が隙間時間となる。
これに対して、基地局110は、ビジー状態1712,1713の終了からDIFS時間1721およびバックオフ時間1731の経過時に、サブバンドSB2,SB3においてDMRS1741を無線送信する。
また、基地局110は、DMRS1741に代えてダミー信号を送信してもよい。ダミー信号は、たとえば宛先のない無線信号である。また、基地局110は、DMRS1741に代えて無線ノイズを送信してもよい。
これにより、他のシステム(たとえば他のLTEシステム)によるサブフレームt4におけるUCへの割り込みを抑止することができる。このため、UL送信1702に対する干渉を抑えることができる。
図18は、上りリンク送信の他の例を示す図である。図18において、図17に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図18に示す例では、無線通信システム100と、無線LANシステムと、でUCを共用する場合について説明する。無線LANシステムは、無線通信システム100と非同期である。
また、サブバンドSB1〜SB4は、サブフレームt2の末尾付近からサブフレームt4の途中まで、無線LANシステムによりビジー状態1810であるとする。この場合は、サブフレームt4の途中からサブフレームt5までの隙間時間1850が発生する。
これに対して、基地局110は、ビジー状態1810の終了からDIFS時間1821およびバックオフ時間1731の経過時に、サブバンドSB2,SB3においてDMRS1741を無線送信する。
また、基地局110は、DMRS1741に代えてダミー信号を送信してもよい。ダミー信号は、たとえば宛先のない無線信号である。また、基地局110は、DMRS1741に代えて無線ノイズを送信してもよい。
これにより、他のシステム(たとえば他の無線LANシステム)によるサブフレームt4におけるUCへの割り込みを抑止することができる。このため、UL送信1702に対する干渉を抑えることができる。
(下りリンクデータ送信における基地局および端末の処理)
図19は、下りリンクデータ送信における基地局および端末の処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態5にかかる基地局110および端末101は、たとえば図19に示す各ステップを実行する。まず、基地局110は、UCにDIFS時間分の空きが有るか否かを判断する(ステップS1901)。DIFS時間分の空きが無い場合(ステップS1901:No)は、基地局110は、ステップS1901へ戻る。
ステップS1901において、DIFS時間分の空きが有る場合(ステップS1901:Yes)は、基地局110は、UCにT(backoff)分の空きが有るか否かを判断する(ステップS1902)。T(backoff)は、バックオフ処理に要するバックオフ時間である。T(backoff)分の空きが無い場合(ステップS1902:No)は、基地局110は、T(backoff)を更新し(ステップS1903)、ステップS1901へ戻る。
ステップS1902において、T(backoff)分の空きが有る場合(ステップS1902:Yes)は、基地局110は、現在のサブフレーム(n)において次サブフレーム境界(先頭)までUCでDMRSを端末101へ送信する(ステップS1904)。
つぎに、基地局110は、次サブフレーム(n+1)のDLユーザデータをスケジューリングする(ステップS1905)。つぎに、基地局110は、ステップS1905のスケジューリングの結果に基づいて、次サブフレーム(n+1)において、UCでのDLユーザデータの送信と、LCでの割り当て情報(DLアサイン)の送信と、を行う(ステップS1906)。
これに対して、端末101は、ステップS1906によって送信された割り当て情報に基づいて、次サブフレーム(n+1)において、基地局110から送信されたUCのDLユーザデータを受信する(ステップS1907)。
従来、たとえばLTEではサブフレーム単位でデータパケットの送受信を行うため、LTE側のLBTにおける無線リソース獲得時刻と、その結果を受けたデータパケット送信開始時刻と、の間に隙間時間が生じる場合がある。この隙間時間に他システムが送信を開始してしまうと、チャネルがビジーになる場合がある。
これに対して、実施の形態5によれば、基地局110が、DLにおいて、第1サブフレーム(第1単位期間)においてUCの搬送波の空きを検出した場合に、第1サブフレームの残りの隙間期間の少なくとも一部の期間にUCの電波を連続して送出する。そして、基地局110が、第1サブフレームの次の第2サブフレーム(第2単位期間)において、自局から端末101へのUCでのデータ送信を行うことを示す制御信号をLCで端末101へ送信してUCでのデータ送信を行う。これにより、隙間時間において他のシステムが無線送信しないようにし、DL送信と他のシステムによる無線送信との衝突を抑制することができる。
ULにおいては、たとえば実施の形態3,4と同様に、基地局110が、端末101から自局へのUCでのUL送信を許可する制御信号をLCで送信する場合に、端末101によるUL送信までの期間にUCのDLデータ(電波)を連続して送出することができる。これにより、隙間時間において他のシステムが無線送信しないようにし、DL送信と他のシステムによる無線送信との衝突を抑制することができる。
実施の形態5にかかる基地局110において、UC(第2帯域)の搬送波の空きを検出する検出部は、たとえば図5A,図5Bに示したアンテナ502、アンライセンスドバンド受信部508およびキャリアセンス部515により実現することができる。また、基地局110は、第1サブフレーム(第1単位期間)においてUC(第2帯域)の搬送波の空きが検出された場合に、第1サブフレームの残りの期間の少なくとも一部の期間にUCの電波を連続して送出する送信部を備える。
この送信部は、また、第1サブフレームの次の第2サブフレーム(第2単位期間)において、自局から端末101へのUCでのデータ送信を行うことを示すUCグラント(制御信号)をLC(第1帯域)で端末101へ送信してデータ送信を行う。この送信部は、たとえば図5A,図5Bに示したMAC制御部516、MACスケジューリング部518、ライセンスドバンド送信部519、アンライセンスドバンド送信部525およびアンテナ531,532により実現することができる。
実施の形態5にかかる端末101において、基地局110からUCグラントを受信する第1受信部は、たとえば図6A,図6Bに示したアンテナ601、ライセンスドバンド受信部602および復号部614により実現することができる。また、端末101は、受信されたUCグラントに基づいて基地局110によるデータ送信のデータを受信する第2受信部を備える。この第2受信部は、たとえば図6A,図6Bに示したアンテナ601、アンライセンスドバンド受信部608および復号部614により実現することができる。
(実施の形態6)
実施の形態6について、実施の形態1と異なる部分について説明する。
(実施の形態6にかかる無線通信システムの動作)
図20は、実施の形態6にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図である。図20において、横軸はサブフレーム単位の時間(t)を示している。実施の形態6にかかる基地局110は、実施の形態5において説明した隙間時間において、端末101に制御信号やデータ信号などの信号を送信する。
図20に示す例では、サブフレームt1からサブフレームt2の途中にかけて、たとえば他の無線LANシステムによってUCがビジー状態2010(Busy)であったとする。基地局110は、たとえばサブフレームt1においてDLデータが発生した場合に、サブフレームt2の途中にかけてUCがビジー状態2010であるため、DL送信をサブフレームt3に割り当てる。
そして、基地局110は、サブフレームt3において、DLアサイン2001を端末101へ送信し、DL送信2002(Data)を行う。このため、ビジー状態2010とサブフレームt3との間の隙間時間2020が発生する。
これに対して、基地局110は、ビジー状態2010の終了からDIFS時間2021およびバックオフ時間2022の経過時にDLデータ2023(User Data)を無線送信する。また、基地局110は、DLデータ2023に代えて制御信号を送信してもよい。これにより、他のデバイスに対してチャネルの予約を行うことができる。
また、基地局110は、DLデータ2023を受信(たとえば復調)するための情報(スケジューリング情報など)をDLアサイン2001に格納する。端末101は、たとえば直近の1サブフレーム分の受信信号をバッファリングしておき、LCのDLアサイン2001で通知された下りスケジューリング情報などを基に、基地局110から隙間時間2020に送信されたDLデータ2023を受信(再生)する。
これにより、他のシステム(たとえば他のLTEシステムや無線LANシステム)によるサブフレームt2におけるUCへの割り込みを抑止することができる。このため、DL送信1403に対する干渉を抑えることができる。また、隙間時間2020にもデータ信号や制御信号を送信することで、無線リソースの利用効率を向上させることができる。
(下りリンクデータ送信の処理)
図21は、下りリンクデータ送信の処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態6にかかる基地局110および端末101は、たとえば図21に示す各ステップを実行する。図21に示すステップS2101〜S2103は、図19に示したステップS1901〜S1903と同様である。
ステップS2102において、T(backoff)分の空きが有る場合(ステップS2102:Yes)は、基地局110は、現在のサブフレーム(n)において次サブフレーム境界(先頭)までDLユーザデータをUCにスケジューリングする(ステップS2104)。つぎに、基地局110は、ステップS2104によるスケジューリングの結果に基づいてUCでDLユーザデータの送信を行う(ステップS2105)。
つぎに、基地局110は、次サブフレーム(n+1)のDLユーザデータをスケジューリングする(ステップS2106)。つぎに、基地局110は、ステップS2106のスケジューリングの結果に基づいて、次サブフレーム(n+1)において、UCでのDLユーザデータの送信と、LCでの割り当て情報(DLアサイン)の送信と、を行う(ステップS2107)。
これに対して、端末101は、ステップS2107によって送信された割り当て情報に基づいて、ステップS2105,S2107によって基地局110から送信されたUCのDLユーザデータを受信する(ステップS2108)。
従来、たとえばLTEではサブフレーム単位でデータパケットの送受信を行うため、LTE側のLBTにおける無線リソース獲得時刻と、その結果を受けたデータパケット送信開始時刻と、の間に隙間時間が生じる場合がある。この隙間時間に他システムが送信を開始してしまうと、チャネルがビジーになる場合がある。
これに対して、実施の形態6によれば、基地局110が、DLにおいて、第1サブフレームにおいてUCの搬送波の空きを検出した第1サブフレームの残りの隙間期間の少なくとも一部の期間と第2サブフレームとで端末101へのUCでの信号送信を行う。そして、基地局110が、これらの各期間において該信号送信を行うことを示すDLアサイン(制御信号)を第2サブフレームにおいて送信する。
端末101は、基地局からの受信信号をバッファリングしておくことにより、第2サブフレームにおいて基地局110から送信されたDLアサインに基づいて、上述した各期間における基地局110の信号送信の信号を受信する。
これにより、1サブフレームより短い隙間時間においてもDL送信が可能になる。このため、隙間時間において他のシステムが無線送信しないようにし、DL送信と他のシステムによる無線送信との衝突を抑制することができる。また、隙間時間にもデータ信号や制御信号を送信することで、無線リソースの利用効率を向上させることができる。
実施の形態6にかかる基地局110において、UC(第2帯域)の搬送波の空きを検出する検出部は、たとえば図5A,図5Bに示したアンテナ502、アンライセンスドバンド受信部508およびキャリアセンス部515により実現することができる。また、基地局110は、送信部を備える。この送信部は、第1サブフレーム(第1単位期間)にUCの搬送波の空きが検出された場合に、第1サブフレームの残りの期間の少なくとも一部の期間と、第1サブフレームの次の第2サブフレーム(第2単位期間)と、に端末101へのUCでの信号送信を行う。
この送信部は、第1サブフレームの残りの期間の少なくとも一部の期間と、第1サブフレームの次の第2サブフレームと、信号送信を行うことを示すDLアサイン(制御信号)を第2サブフレームにおいて送信する。この送信部は、たとえば図5A,図5Bに示したMAC制御部516、MACスケジューリング部518、ライセンスドバンド送信部519、アンライセンスドバンド送信部525およびアンテナ531,532により実現することができる。
実施の形態6にかかる端末101において、基地局110からの受信信号をバッファリングするバッファリング部は、たとえば図5C,図5Dに示したメモリ556により実現することができる。また、端末101は、第2サブフレームにおいて基地局110から送信されたDLアサインに基づいて、第1サブフレームの残りの期間の少なくとも一部の期間と第2サブフレームとにおける基地局110による信号送信の信号を受信する受信部を備える。この受信部は、バッファリングされた受信信号を用いて各信号を受信(再生)する。この受信部は、たとえば図6A,図6Bに示したアンテナ601、アンライセンスドバンド受信部608および復号部614により実現することができる。
(実施の形態7)
実施の形態7について、実施の形態1と異なる部分について説明する。
(実施の形態7にかかる無線通信システムの動作)
図22A〜図22Cは、実施の形態7にかかる無線通信システムの動作の一例を示す図である。図22A〜図22Cにおいて、横軸はサブフレーム単位の時間(t)を示している。図22A〜図22Cに示す例では、基地局110は、UCでの端末101のUL送信にサブフレームt7〜t10を割り当てたとする。ただし、実施の形態7においては、端末101のUL送信がサブフレームt7〜t10より後にずれる場合もある。基地局110は、キャリアセンスを行わずに、サブフレームt3〜t6においてULグラント2211〜2214をLCで端末101へ送信する。
これに対して、端末101は、サブフレームt6においてキャリアセンス2220を行う。図22Aに示す例では、サブフレームt6のキャリアセンス2220においてUCの空きが確認されたとする。この場合は、端末101は、サブフレームt7〜t10においてUL送信2231〜2234を行う。これは、ULグラント2211〜2214の送信からUL送信2231〜2234までの最短ケースとなる。
図22Bに示す例では、サブフレームt6のキャリアセンス2220においてUCの空きが確認されなかったとする。この場合は、端末101は、サブフレームt7においてもキャリアセンス2220を継続する。そして、図22Bに示す例では、サブフレームt7のキャリアセンス2220においてUCの空きが確認されたとする。この場合は、端末101は、サブフレームt8〜t11においてUL送信2231〜2234を行う。
図22Cに示す例では、サブフレームt6に加えてサブフレームt7のキャリアセンス2220においてもUCの空きが確認されなかったとする。この場合は、端末101は、サブフレームt8以降もキャリアセンス2220を継続する。そして、図22Cに示す例では、サブフレームt10のキャリアセンス2220においてUCの空きが確認されたとする。この場合は、端末101は、サブフレームt11〜t14においてUL送信2231〜2234を行う。これは、ULグラント2211〜2214の送信からUL送信2231〜2234までの最長ケースとなる。
最大キャリアセンス時間2221は、キャリアセンス2220を継続する最大時間であって、たとえばあらかじめ基地局110と端末101に設定されている。図22Cに示す例では、最大キャリアセンス時間2221は5サブフレームである。
キャリアセンス2220の継続時間が最大キャリアセンス時間2221を超えた場合は、端末101は、UL送信を断念する。たとえば、サブフレームt10のキャリアセンス2220においてもUCの空きが確認されなかった場合は、端末101は、UL送信2231〜2234を断念する。
なお、たとえば図22B,図22Cに示した場合に、サブフレームt11,t12には端末101とは異なる端末に対してUL送信が割り当てられていることもありえる。この場合は、端末101とは異なる端末も、端末101と同様の機能を有しており、サブフレームt11,t12におけるキャリアセンスによってUCの空きがないと判断してUL送信を後にずらす。これにより、端末101によるサブフレームt11,t12におけるUL送信との衝突を抑えることができる。
このように、基地局110はUCのキャリアセンスを行わずに投機的にULグラントを送信する。これに対して、端末101が、キャリアセンスによってUCの空きを検出するまで待機してUL送信を行う。この場合は、たとえばRTSによるチャネル予約を行わなくてもよい。また、キャリアセンス2220を設定して端末101の待機時間に制限を設けることで、各端末が重畳的に待機して遅延が大きくなることを回避することができる。
また、たとえば、UCのチャネル混雑度に応じて、ULグラントの送信間隔や最大キャリアセンス時間2221を制御してもよい。たとえば、基地局110は、UCのチャネル混雑度が高いほど、端末101に対するULグラントの送信間隔を短くする。これにより、UL送信の断念が発生しても、短時間でULグラントを再度送信し、スループットの低下を抑えることができる。
また、たとえば、基地局110および端末101は、UCのチャネル混雑度が高いほど最大キャリアセンス時間2221を長くする。これにより、UL送信を断念する確率を低減し、スループットの低下を抑えることができる。チャネル混雑度には、たとえば、基地局110に対するUL送信要求の発生頻度、基地局110に接続中の端末の数、UL送信の待機や断念の発生頻度など各種の情報を用いることができる。
図23A〜図23Cは、実施の形態7にかかる無線通信システムの動作の他の例を示す図である。図23A〜図23Cにおいて、横軸はサブフレーム単位の時間(t)を示している。
<キャリアセンスの継続時間に応じた制御>
図23A〜図23Cに示すように、端末101は、キャリアセンス2220の継続時間に応じてUL送信2231〜2234の送信電力を制御してもよい。たとえば、端末101は、キャリアセンス2220の継続時間が長いほどUL送信2231〜2234の送信電力を高くする。
また、端末101は、キャリアセンス2220の継続時間に応じてUL送信2231〜2234のMCSレベルを制御してもよい。たとえば、端末101は、キャリアセンス2220の継続時間が長いほどUL送信2231〜2234のMCSレベルを高くする。たとえば、端末101は、キャリアセンス2220の継続時間が短いほど、伝搬特性が低い変調方式となるMCSレベルをUL送信2231〜2234に適用する。伝搬特性が低い変調方式は、たとえば、より多値の変調方式であり、符号化率が高い変調方式である。
この場合に、たとえば、基地局110および端末101は、キャリアセンス2220の継続時間とMCSレベルとの対応情報をあらかじめ共有しておく。これにより、基地局110は、端末101が継続時間に応じてMCSレベルを変化させるのに対応してULデータを受信することができる。
このように、キャリアセンス2220の継続時間に応じてUL送信2231〜2234の送信電力やMCSレベルを制御する。これにより、たとえば基地局110がスケジューリングを行った時点からチャネル状態が変動していても、スループットの低下を抑えることができる。
<チャネル状態に応じた制御>
または、キャリアセンス2220によって検出したチャネル状態に応じてUL送信2231〜2234の送信電力やMCSレベルを制御してもよい。たとえば、端末101は、キャリアセンス2220によって検出したチャネル状態が悪いほどUL送信2231〜2234の送信電力を高くする。チャネル状態は、たとえば干渉電力の大きさである。
このように、キャリアセンス2220によって検出したチャネル状態に応じてUL送信2231〜2234の送信電力を制御する。これにより、スループットの低下を抑えることができる。また、キャリアセンス2220の継続時間およびチャネル状態の組み合わせに応じてUL送信2231〜2234の送信電力やMCSレベルを制御してもよい。
(実施の形態7にかかる基地局による処理)
図24は、実施の形態7にかかる基地局による処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態7にかかる基地局110は、たとえば図24に示す各ステップを実行する。まず、基地局110は、UL送信要求が有るか否かを判断する(ステップS2401)。UL送信要求が無い場合(ステップS2401:No)は、基地局110は、ステップS2401へ戻る。
ステップS2401において、UL送信要求が有る場合(ステップS2401:Yes)は、基地局110は、サブフレームごとの所要無線リソースおよび連続送信サブフレーム数を決定する(ステップS2402)。
つぎに、基地局110は、ステップS2402による決定結果に基づくULグラントをLCで端末101へ送信する(ステップS2403)。つぎに、基地局110は、所定時間CS(max)+4サブフレーム内に端末101からULデータを受信したか否かを判断する(ステップS2404)。所定時間CS(max)は、たとえば上述した最大キャリアセンス時間2221である。
ステップS2404において、ULデータを受信しなかった場合(ステップS2404:No)は、基地局110は、ステップS2403へ戻る。ULデータを受信した場合(ステップS2404:Yes)は、基地局110は、ステップS2401へ戻る。
(実施の形態7にかかる端末による処理)
図25は、実施の形態7にかかる端末による処理の一例を示すフローチャートである。実施の形態7にかかる端末101は、たとえば図25に示す各ステップを実行する。まず、端末101は、自局宛てULグラントを受信したか否かを判断する(ステップS2501)。自局宛てULグラントを受信していない場合(ステップS2501:No)は、ステップS2501へ戻る。
ステップS2501において、自局宛てULグラントを受信した場合(ステップS2501:Yes)は、端末101は、ULグラントを受信してから3サブフレーム後よりUCのキャリアセンスを開始する(ステップS2502)。
つぎに、端末101は、ステップS2502によって開始したキャリアセンスによって、ステップS2501において受信したULグラントによる割り当てリソースの空きを検出したか否かを判断する(ステップS2503)。ULグラントによる割り当てリソースの空きを検出していない場合(ステップS2503:No)は、端末101は、ステップS2502によってキャリアセンスを開始してから所定時間CS(max)の間、ビジー状態が継続しているか否かを判断する(ステップS2504)。所定時間CS(max)は、たとえば上述した最大キャリアセンス時間2221である。
ステップS2504において、所定時間CS(max)の間、ビジー状態が継続していない場合(ステップS2504:No)は、端末101は、ステップS2503へ戻る。所定時間CS(max)の間、ビジー状態が継続している場合(ステップS2504:Yes)は、端末101は、ULデータの送信を断念してステップS2501へ戻る。
ステップS2503において、ULグラントによる割り当てリソースの空きを検出した場合(ステップS2503:Yes)は、端末101は、UCでULデータを送信し(ステップS2505)、ステップS2501へ戻る。
従来、ULスケジューリング後に端末側でキャリアセンスを行う場合に、キャリアセンス時にチャネルが使用されていた場合には、スケジューリングがキャンセルされてしまい、無駄が発生するという問題があった。
これに対して、実施の形態7においては、基地局110はUCのキャリアセンスを行わない。そして、端末101が、ULグラントが送信されてから所定時間後(たとえば3サブフレーム後)にUCの搬送波の空きの検出を行い、搬送波の空きが検出されるまで待機してからUL送信を行う。
これにより、端末101によるキャリアセンス時にチャネルが使用されていた場合に、スケジューリングが無駄になることを抑制することができる。たとえば、スケジューリングのための処理量や、スケジューリング結果を通知する制御信号のオーバーヘッドを削減することができる。
また、端末101は、キャリアセンス(検出)を開始してからの最大キャリアセンス時間2221(所定期間)待機しても搬送波の空きが検出されない場合は、UCのキャリアセンスを停止する。この場合は、端末101は、受信したULグラントに基づくUL送信を行わない。これにより、待機時間が長くなって無線通信システム100のスループットが低下することを抑制することができる。
また、基地局110は、最大キャリアセンス時間2221が経過しても端末101がUL送信を行わない場合は、端末101から自局へのUCでのデータ送信を許可するULグラントをLCで端末101へ再度送信する。これにより、UL送信を断念した場合にUL送信をやり直すことができる。
また、基地局110は、端末101によるキャリアセンスの要否をULグラントによって端末101へ指示してもよい。この場合に、端末101は、ULグラントによる指示に基づいてキャリアセンスを行う。これにより、端末101によるキャリアセンスの実行の有無を基地局110によって制御することができる。
また、端末101は、搬送波の空きが検出されるまでの待機時間に応じてUL送信の送信電力、変調方式および符号化率の少なくともいずれかを制御してもよい。また、端末101は、UCの混雑度に応じてUL送信の送信電力を制御してもよい。
実施の形態7にかかる基地局110は、端末101から自局へのUC(第2帯域)でのデータ送信を許可するULグラント(制御信号)をLC(第1帯域)で端末101へ送信する送信部を備える。この送信部は、たとえば図5A,図5Bに示したMAC制御部516、MACスケジューリング部518、ライセンスドバンド送信部519、およびアンテナ531により実現することができる。
また、基地局110は、ULグラントが送信されてから所定時間後にUCの搬送波の空きの検出を行い、搬送波の空きが検出されるまで待機してからデータ送信を行う端末101によるデータ送信のデータを受信する受信部を備える。この受信部は、たとえばアンテナ502およびアンライセンスドバンド受信部508により実現することができる。
実施の形態7にかかる端末101において、基地局110からUCグラントを受信する受信部は、たとえば図6A,図6Bに示したアンテナ601、ライセンスドバンド受信部602および復号部614により実現することができる。また、端末101は、ULグラントが受信されてから3サブフレーム(所定時間)後にUCの搬送波の空きの検出を行い、搬送波の空きが検出されるまで待機してからデータ送信を行う送信部を備える。この送信部は、たとえば図6A,図6Bに示したキャリアセンス部617、アンライセンスドバンド送信部627およびアンテナ601により実現することができる。
以上説明したように、無線通信システム、基地局および端末によれば、通信の効率化を図ることができる。
たとえば、従来、現状のLTE仕様へのインパクトを考慮して、ライセンスドバンドを用いたLTEにおける付加的キャリアとしてアンライセンスドバンドを利用する方法が検討されている。この方法において、制御情報の伝送については、たとえばライセンスドバンドのキャリアを用いることが検討されている。この方法において、たとえばアンライセンスドバンドにおける無線LANとの共存方法などが検討されている。
たとえば、LTEの上りリンクでは、基地局は端末における処理時間を考慮し、ULデータ送信のkサブフレーム前に当該データのスケジューリング情報(ULグラント)をPCCで端末に通知する。
基地局は、スケジューリングを行う時点でkサブフレーム後にSCCが空いているか否かはわからないため、端末はスケジュールされたリソースで実際にデータ送信を行う前に、キャリアセンスを行ってチャネルの空き状態を確認する。この時点でチャネルが空いていない場合は、スケジューリングがキャンセルされてしまい、無駄が発生するという問題があった。これに対して、たとえば上述した実施の形態7によれば、スケジューリングが無駄になることを抑制することができる。
また、基地局がキャリアセンスを行う場合は、基地局は、キャリアセンスによる空きチャネル確認後にCTS(Clear To Send:送信可)パケットをSCCで送信することにより、他の端末に対してチャネルを予約する。このとき、CTSパケット送信からデータ送信までにkサブフレームの時間差があるため、この間のリソースが無駄になったり、無線LANなどの他のシステムによりチャネルが使用されたりしてしまう問題がある。これに対して、たとえば上述した実施の形態1〜6などによれば、リソースが無駄になったり、無線LANなどの他のシステムによりチャネルが使用されたりしてしまうことを抑制することができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムであって、
前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信し、前記データ送信までの期間に前記第2帯域の電波を連続して送出する基地局と、
前記基地局によって前記制御信号が送信されてから所定時間後に前記データ送信を行う端末と、
を含むことを特徴とする無線通信システム。
(付記2)前記端末は、前記第2帯域の搬送波の空きの検出を行わずに前記データ送信を行うことを特徴とする付記1に記載の無線通信システム。
(付記3)前記第2帯域の電波は、データ長が前記期間の長さとなるようにスケジューリングを行った自局から端末へのデータ信号であることを特徴とする付記1または2に記載の無線通信システム。
(付記4)前記第2帯域の電波は、前記基地局からのデータ送信を要求する要求信号であることを特徴とする付記1または2に記載の無線通信システム。
(付記5)前記第2帯域の電波は、データ信号を復調するための復調参照信号であることを特徴とする付記1または2に記載の無線通信システム。
(付記6)前記第2帯域の電波は、ダミー信号であることを特徴とする付記1または2に記載の無線通信システム。
(付記7)前記第2帯域の電波は、無線ノイズであることを特徴とする付記1または2に記載の無線通信システム。
(付記8)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムの基地局であって、
前記第2帯域の搬送波の空きを検出する検出部と、
前記検出部によって前記第2帯域の搬送波の空きが検出された場合に、端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信し、前記データ送信までの期間に前記第2帯域の電波を連続して送出する送信部と、
を備えることを特徴とする基地局。
(付記9)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムの端末であって、
前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信し、前記データ送信までの期間に前記第2帯域の電波を連続して送出する基地局から前記制御信号を受信する受信部と、
前記受信部によって前記制御信号が受信されてから所定時間後に前記データ送信を行う送信部と、
を備えることを特徴とする端末。
(付記10)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムであって、
第1単位期間において前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、前記第1単位期間の残りの期間の少なくとも一部の期間に前記第2帯域の電波を連続して送出し、前記第1単位期間の次の第2単位期間において、自局から端末への前記第2帯域でのデータ送信を行うことを示す制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信して前記データ送信を行う基地局と、
前記基地局によって送信された前記制御信号に基づいて前記データ送信のデータを受信する端末と、
を含むことを特徴とする無線通信システム。
(付記11)前記第2帯域の電波は、データ信号を復調するための復調参照信号であることを特徴とする付記10に記載の無線通信システム。
(付記12)前記第2帯域の電波は、ダミー信号であることを特徴とする付記10に記載の無線通信システム。
(付記13)前記第2帯域の電波は、無線ノイズであることを特徴とする付記10に記載の無線通信システム。
(付記14)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムの基地局であって、
前記第2帯域の搬送波の空きを検出する検出部と、
前記検出部によって第1単位期間において前記第2帯域の搬送波の空きが検出された場合に、前記第1単位期間の残りの期間の少なくとも一部の期間に前記第2帯域の電波を連続して送出し、前記第1単位期間の次の第2単位期間において、自局から端末への前記第2帯域でのデータ送信を行うことを示す制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信して前記データ送信を行う送信部と、
を備えることを特徴とする基地局。
(付記15)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムの端末であって、
第1単位期間において前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、前記第1単位期間の残りの期間の少なくとも一部の期間に前記第2帯域の電波を連続して送出し、前記第1単位期間の次の第2単位期間において、自局から端末への前記第2帯域でのデータ送信を行うことを示す制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信して前記データ送信を行う基地局によって送信された前記制御信号を受信する第1受信部と、
前記第1受信部によって受信された前記制御信号に基づいて前記データ送信のデータを受信する第2受信部と、
を備えることを特徴とする端末。
(付記16)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムであって、
第1単位期間において前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、前記第1単位期間の残りの期間の少なくとも一部の期間と、前記第1単位期間の次の第2単位期間と、において自局から端末への前記第2帯域での信号送信を行うとともに、前記少なくとも一部の期間と前記第2単位期間とにおいて前記信号送信を行うことを示す制御信号を前記第2単位期間において送信する基地局と、
前記基地局からの受信信号をバッファリングすることにより、前記第2単位期間において前記基地局から送信された前記制御信号に基づいて、前記少なくとも一部の期間と前記第2単位期間とにおける前記信号送信の信号を受信する端末と、
を含むことを特徴とする無線通信システム。
(付記17)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムの基地局であって、
前記第2帯域の搬送波の空きを検出する検出部と、
前記検出部によって第1単位期間において前記第2帯域の搬送波の空きが検出された場合に、前記第1単位期間の残りの期間の少なくとも一部の期間と、前記第1単位期間の次の第2単位期間と、において自局から端末への前記第2帯域での信号送信を行うとともに、前記少なくとも一部の期間と前記第2単位期間とにおいて前記信号送信を行うことを示す制御信号を前記第2単位期間において送信する送信部と、
を備えることを特徴とする基地局。
(付記18)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムの端末であって、
第1単位期間において前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、前記第1単位期間の残りの期間の少なくとも一部の期間と、前記第1単位期間の次の第2単位期間と、において自局から端末への前記第2帯域での信号送信を行うとともに、前記少なくとも一部の期間と前記第2単位期間とにおいて前記信号送信を行うことを示す制御信号を前記第2単位期間において送信する基地局からの受信信号をバッファリングするバッファリング部と、
前記第2単位期間において前記基地局から送信された前記制御信号に基づいて、前記バッファリング部によってバッファリングされた受信信号を用いて、前記少なくとも一部の期間と前記第2単位期間とにおける前記信号送信の信号を受信する受信部と、
を備えることを特徴とする端末。
(付記19)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムであって、
端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信する基地局と、
前記基地局によって前記制御信号が送信されてから所定時間後に前記第2帯域の搬送波の空きの検出を行い、前記搬送波の空きが検出されるまで待機してから前記データ送信を行う端末と、
を含むことを特徴とする無線通信システム。
(付記20)前記基地局は、前記第2帯域の搬送波の空きの検出を行わずに前記制御信号を送信することを特徴とする付記19に記載の無線通信システム。
(付記21)前記端末は、前記検出を開始してからの所定期間待機しても前記搬送波の空きが検出されない場合は、前記検出を停止し、前記制御信号に基づく前記データ送信を行わないことを特徴とする付記19または20に記載の無線通信システム。
(付記22)前記基地局は、前記所定期間が経過しても前記端末が前記データ送信を行わない場合は、前記制御信号を前記第1帯域で前記端末へ再度送信することを特徴とする付記21に記載の無線通信システム。
(付記23)前記基地局は、前記検出の要否を前記制御信号によって前記端末へ指示し、
前記端末は、前記制御信号による指示に基づいて前記検出を行う、
ことを特徴とする付記19〜22のいずれか一つに記載の無線通信システム。
(付記24)前記基地局は、前記第2帯域の混雑度に応じて前記制御信号の送信間隔を制御することを特徴とする付記19〜23のいずれか一つに記載の無線通信システム。
(付記25)前記端末は、前記第2帯域の混雑度に応じて前記所定期間の長さを制御することを特徴とする付記21または22に記載の無線通信システム。
(付記26)前記端末は、前記搬送波の空きが検出されるまでの待機時間に応じて前記データ送信の送信電力を制御することを特徴とする付記19〜25のいずれか一つに記載の無線通信システム。
(付記27)前記端末は、前記搬送波の空きが検出されるまでの待機時間に応じて前記データ送信の変調方式および符号化率の少なくともいずれかを制御することを特徴とする付記19〜26のいずれか一つに記載の無線通信システム。
(付記28)前記端末は、前記第2帯域の混雑度に応じて前記データ送信の送信電力を制御することを特徴とする付記19〜27のいずれか一つに記載の無線通信システム。
(付記29)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムの基地局であって、
端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信する送信部と、
前記送信部によって前記制御信号が送信されてから所定時間後に前記第2帯域の搬送波の空きの検出を行い、前記搬送波の空きが検出されるまで待機してから前記データ送信を行う端末から前記データ送信のデータを受信する受信部と、
を備えることを特徴とする基地局。
(付記30)自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムの端末であって、
端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信する基地局から前記制御信号を受信する受信部と、
前記受信部によって前記制御信号が受信されてから所定時間後に前記第2帯域の搬送波の空きの検出を行い、前記搬送波の空きが検出されるまで待機してから前記データ送信を行う送信部と、
を備えることを特徴とする端末。
100 無線通信システム
101 端末
110 基地局
111 セル
201,2220 キャリアセンス
202,203,901〜904 RTS信号
211〜215,1701,2211〜2214 ULグラント
221〜225,711〜714,1702,2231〜2234 UL送信
231〜235,1402,1501,2001 DLアサイン
241〜245,721〜724,1403,1502,1503,2002 DL送信
501,502,531,532,601 アンテナ
503,602 ライセンスドバンド受信部
504,509,524,530,603,609,626,632 無線処理部
505,510,604,610,623,629 FFT処理部
506,511,607,613 復調部
507,512,614 復号部
508,608 アンライセンスドバンド受信部
513 MAC・RLC処理部
514 無線リソース制御部
515,617 キャリアセンス部
516 MAC制御部
517,619 パケット生成部
518 MACスケジューリング部
519,621 ライセンスドバンド送信部
520,526 符号化部
521,527 変調部
522,528,622,628 多重部
523,529,606,612,625,631 IFFT処理部
525,627 アンライセンスドバンド送信部
550 無線通信装置
551 送受信アンテナ
552,559 アンプ
553,558 乗算部
554 アナログデジタル変換器
555 プロセッサ
556 メモリ
557 デジタルアナログ変換器
560 発振器
605,611 等化処理部
615 RTS信号検出部
616 RRC処理部
618 MAC処理部
620 符号化・変調部
624,630 周波数マッピング部
1201〜1203,1407,1541,1543,1741 DMRS
1401,1511〜1514,1610,1711〜1714,1810,2010 ビジー状態
1404,1550,1850,2020 隙間時間
1405,1521,1721,1821,2021 DIFS時間
1406,1531,1533,1731,2022 バックオフ時間
2023 DLデータ
2221 最大キャリアセンス時間

Claims (12)

  1. 自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムであって、
    前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信し、前記データ送信までの期間に、データ長が前記期間の長さとなるようにスケジューリングを行った自局から端末への前記第2帯域のデータ信号を送出する基地局と、
    前記基地局によって前記制御信号が送信されてから所定時間後に、前記第2帯域の搬送波の空きの検出を行わずに前記データ送信を行う端末と、
    を含むことを特徴とする無線通信システム。
  2. 自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムの基地局であって、
    前記第2帯域の搬送波の空きを検出する検出部と、
    前記検出部によって前記第2帯域の搬送波の空きが検出された場合に、端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信し、前記データ送信までの期間に、データ長が前記期間の長さとなるようにスケジューリングを行った自局から端末への前記第2帯域のデータ信号を送出する送信部と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  3. 自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムの端末であって、
    前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信し、前記データ送信までの期間に、データ長が前記期間の長さとなるようにスケジューリングを行った自局から端末への前記第2帯域のデータ信号を送出する基地局から前記制御信号を受信する受信部と、
    前記受信部によって前記制御信号が受信されてから所定時間後に、前記第2帯域の搬送波の空きの検出を行わずに前記データ送信を行う送信部と、
    を備えることを特徴とする端末。
  4. 自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムであって、
    第1単位期間において前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、前記第1単位期間の残りの期間の少なくとも一部の期間に前記第2帯域の電波を連続して送出し、前記第1単位期間の次の第2単位期間において、自局から端末への前記第2帯域でのデータ送信を行うことを示す制御信号を前記第1帯域で前記端末へ送信して前記データ送信を行う基地局と、
    前記基地局によって送信された前記制御信号に基づいて前記データ送信のデータを受信する端末と、
    を含むことを特徴とする無線通信システム。
  5. 前記第2帯域の電波は、データ信号を復調するための復調参照信号であることを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記第2帯域の電波は、ダミー信号であることを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  7. 自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムであって、
    第1単位期間において前記第2帯域の搬送波の空きを検出した場合に、前記第1単位期間の残りの期間の少なくとも一部の期間と、前記第1単位期間の次の第2単位期間と、において自局から端末への前記第2帯域での信号送信を行うとともに、前記少なくとも一部の期間と前記第2単位期間とにおいて前記信号送信を行うことを示す制御信号を前記第2単位期間において送信する基地局と、
    前記基地局からの受信信号をバッファリングすることにより、前記第2単位期間において前記基地局から送信された前記制御信号に基づいて、前記少なくとも一部の期間と前記第2単位期間とにおける前記信号送信の信号を受信する端末と、
    を含むことを特徴とする無線通信システム。
  8. 自システムの専用の第1帯域と、自システムと他の無線通信システムとの共用の第2帯域と、を用いて無線通信を行う無線通信システムであって、
    端末から自局への前記第2帯域でのデータ送信を許可する制御信号を、前記第2帯域の搬送波の空きの検出を行わずに前記第1帯域で前記端末へ送信する基地局と、
    前記基地局によって前記制御信号が送信されてから所定時間後に前記第2帯域の搬送波の空きの検出を行い、前記搬送波の空きが検出されるまで待機してから前記データ送信を行う端末と、
    を含むことを特徴とする無線通信システム。
  9. 前記端末は、前記検出を開始してからの所定期間待機しても前記搬送波の空きが検出されない場合は、前記検出を停止し、前記制御信号に基づく前記データ送信を行わないことを特徴とする請求項8に記載の無線通信システム。
  10. 前記基地局は、前記所定期間が経過しても前記端末が前記データ送信を行わない場合は、前記制御信号を前記第1帯域で前記端末へ再度送信することを特徴とする請求項9に記載の無線通信システム。
  11. 前記端末は、前記搬送波の空きが検出されるまでの待機時間に応じて前記データ送信の送信電力を制御することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載の無線通信システム。
  12. 前記端末は、前記搬送波の空きが検出されるまでの待機時間に応じて前記データ送信の変調方式および符号化率の少なくともいずれかを制御することを特徴とする請求項8〜11のいずれか一つに記載の無線通信システム。
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