JP6331559B2 - 液体吐出装置及び液体吐出装置の保存方法 - Google Patents
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第2の発明に係る液体吐出装置は、第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路を有する液体供給部と、前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路と前記液体供給部の前記第2液体流路の間、あるいは、前記第1液体流路又は前記第2液体流路の途中部に配置された、フィルタと、を備え、前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第1の液体よりも粘度の低い第2の液体が充填され、前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、前記第1の液体と前記第2の液体の境界が、前記第1液体流路又は前記第2液体流路の、前記フィルタよりも上流側の流路部分にある。
第3の発明に係る液体吐出装置は、第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路と、前記第2液体流路と接続された排気流路と、を有する液体供給部と、を備え、前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第1の液体よりも粘度の低い第2の液体が充填され、前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、前記排気流路が、外部との接続を行うための2つの接続部を有している。
第4の発明に係る液体吐出装置は、第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路と、前記第2液体流路と接続された排気流路と、を有する液体供給部と、前記液体供給部と接続され、且つ、前記第1の液体を貯留する第1液体貯留部と、前記排気流路と接続可能に構成され、且つ、前記第1の液体よりも粘度の低い第2の液体を貯留する第2液体貯留部と、を備え、前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第2の液体が充填され、前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、前記第2液体貯留部における前記第2の液体の液面が、前記第1液体貯留部における前記第1の液体の液面よりも高い。
また、第1の発明によると、ダンパー室のアスペクト比は、その前後の流路部分と比べて大きい、即ち、より扁平な形状になっているため、ダンパー室内では2種類の液体が混ざりにくい。また、ダンパー室はその前後の流路部分と比べて流路抵抗が小さいため、仮にダンパー室内で2種類の液体が混ざっても、第1の液体がダンパー室から下流側の流路部分に拡散しにくい。
また、第2の発明によると、フィルタの流路抵抗が、フィルタの上流側及び下流側のインク流路よりも大きいため、フィルタの上流側にある第1の液体が、フィルタの下流側に流れ込みにくくなる。
また、第3、第4の発明によると、排気流路を介して、第2液体流路に液体を導入する、又は、第2液体流路から液体を排出することが可能となる。
また、液体吐出装置の使用時などに、排気流路に第1の液体が流れ込むことがある。排気流路に第1の液体が存在している状態で、排気流路を介して第2液体流路に第2の液体を導入すると、第1の液体が混入した第2の液体が第2液体流路に充填されてしまう。そして、この後、第1の液体が混入した第2の液体を、第2液体流路から第1液体流路に流れ込ませることによって、第1液体流路の少なくとも下流側流路部分に充填すると、混入した第1の液体が、ノズル内で増粘して固まってしまう虞がある。これに対して、第3の発明では、排気流路が2つの接続部を有しているため、一方の接続部から排気流路に第2液体を導入するとともに、導入した第2の液体を他方の接続部から排出することにより、排気流路を第2の液体で洗浄し、排気流路に存在する第1の液体を排出することができる。したがって、排気流路の洗浄後に、排気流路を介して第2液体流路に第2の液体を充填すれば、充填される第2の液体に第1の液体が混ざってしまうことがない。
また、第4の発明によると、第2液体貯留部を排気流路と接続すると、第2液体貯留部に貯留された第2の液体の液面と、第1液体貯留部に貯留された第1の液体の液面との水頭差により、ポンプ等を駆動することなく、排気流路から第2液体流路に第2の液体を充填することができる。そして、この場合には、この後、第2液体流路に上流側から第1の液体を供給することにより、第2液体流路の少なくとも上流側流路部分に第1の液体を充填するとともに、第2液体流路に充填されていた第2の液体を、第1液体流路の少なくとも下流側流路部分に充填することができる。
第6の発明に係る液体吐出装置は、第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路を有する液体供給部と、前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路と前記液体供給部の前記第2液体流路の間、あるいは、前記第1液体流路又は前記第2液体流路の途中部に配置された、フィルタと、を備え、前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第1の液体よりも揮発性の低い第2の液体が充填され、前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、前記第1の液体と前記第2の液体の境界が、前記第1液体流路又は前記第2液体流路の、前記フィルタよりも上流側の流路部分にある。
第7の発明に係る液体吐出装置は、第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路と、前記第2液体流路と接続された排気流路と、を有する液体供給部と、を備え、前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第1の液体よりも揮発性の低い第2の液体が充填され、前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、前記排気流路が、外部との接続を行うための2つの接続部を有している。
第8の発明に係る液体吐出装置は、第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路と、前記第2液体流路と接続された排気流路と、を有する液体供給部と、前記液体供給部と接続され、且つ、前記第1の液体を貯留する第1液体貯留部と、前記排気流路と接続可能に構成され、且つ、前記第1の液体よりも揮発性の低い第2の液体を貯留する第2液体貯留部と、を備え、前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第2の液体が充填され、前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、前記第2液体貯留部における前記第2の液体の液面が、前記第1液体貯留部における前記第1の液体の液面よりも高い。
また、第5の発明によると、ダンパー室のアスペクト比は、その前後の流路部分と比べて大きい、即ち、より扁平な形状になっているため、ダンパー室内では2種類の液体が混ざりにくい。また、ダンパー室はその前後の流路部分と比べて流路抵抗が小さいため、仮にダンパー室内で2種類の液体が混ざっても、第1の液体がダンパー室から下流側の流路部分に拡散しにくい。
また、第6の発明によると、フィルタの流路抵抗が、フィルタの上流側及び下流側のインク流路よりも大きいため、フィルタの上流側にある第1の液体が、フィルタの下流側に流れ込みにくくなる。
また、第7、第8の発明によると、排気流路を介して、第2液体流路に液体を導入する、又は、第2液体流路から液体を排出することが可能となる。
また、液体吐出装置の使用時などに、排気流路に第1の液体が流れ込むことがある。排気流路に第1の液体が存在している状態で、排気流路を介して第2液体流路に第2の液体を導入すると、第1の液体が混入した第2の液体が第2液体流路に充填されてしまう。そして、この後、第1の液体が混入した第2の液体を、第2液体流路から第1液体流路に流れ込ませることによって、第1液体流路の少なくとも下流側流路部分に充填すると、混入した第1の液体が、ノズル内で増粘して固まってしまう虞がある。これに対して、第7の発明では、排気流路が2つの接続部を有しているため、一方の接続部から排気流路に第2液体を導入するとともに、導入した第2の液体を他方の接続部から排出することにより、排気流路を第2の液体で洗浄し、排気流路に存在する第1の液体を排出することができる。したがって、排気流路の洗浄後に、排気流路を介して第2液体流路に第2の液体を充填すれば、充填される第2の液体に第1の液体が混ざってしまうことがない。
また、第8の発明によると、第2液体貯留部を排気流路と接続すると、第2液体貯留部に貯留された第2の液体の液面と、第1液体貯留部に貯留された第1の液体の液面との水頭差により、ポンプ等を駆動することなく、排気流路から第2液体流路に第2の液体を充填することができる。そして、この場合には、この後、第2液体流路に上流側から第1の液体を供給することにより、第2液体流路の少なくとも上流側流路部分に第1の液体を充填するとともに、第2液体流路に充填されていた第2の液体を、第1液体流路の少なくとも下流側流路部分に充填することができる。
前記排気流路を介して前記第2液体流路に前記第1の液体よりも揮発性の低い第2の液体を充填した後に、前記第2液体流路に、上流側から前記第1の液体を充填することによって、前記第2液体流路の少なくとも前記上流側流路部分に前記第1の液体を充填するとともに、前記第2液体流路に充填されていた前記第2の液体を、前記第1液体流路の少なくとも前記下流側流路部分に充填する。
プラテン2の上面には、被記録媒体である記録用紙Pが載置される。また、プラテン2の上方には、走査方向に平行に延びる2本のガイドレール11、12が設けられる。
次に、サブタンク4、及び、サブタンク4に設けられた4つの排気ユニット27の構成について、具体的に説明する。
図1に示すように、メンテナンスユニット9は、プラテン2よりも走査方向の右側の位置(以下、メンテナンス位置ともいう)に配置されている。メンテナンスユニット9は、ノズルキャップ36、排気キャップ37、吸引ポンプ38、切換装置39等を備えている。
ノズルキャップ36と排気キャップ37は、図示しないキャップ駆動部により、上下に一体的に駆動される。排気キャップ37は、ノズルキャップ36の右側に配置されている。キャリッジ3がメンテナンス位置に移動すると、ノズルキャップ36がインクジェットヘッド5のインク吐出面5aと対向し、排気キャップ37がサブタンク4の4つの排気ユニット27の下面と対向する。その状態で、ノズルキャップ36と排気キャップ37が上方へ移動されると、ノズルキャップ36がインクジェットヘッド5のインク吐出面5aに密着し、排気キャップ37が4つの排気ユニット27の下面に密着する。これにより、複数のノズル18がノズルキャップ36によって覆われ、また、4つの排気ユニット27の下端部に形成された接続部30が排気キャップ37によって共通に覆われる。
吸引ポンプ38は、切換装置39による切り換えによって、ノズルキャップ36と排気キャップ37の何れか一方と選択的に接続される。また、吸引ポンプ38は、ノズルキャップ36及び排気キャップ37と接続されるのと反対側において、廃液タンク40に接続されている。吸引ポンプ38がノズルキャップ36と接続されている状態では、インクジェットヘッド5の複数のノズル18からのインクの吸引排出(吸引パージ)が可能となる、また、吸引ポンプ38が排気キャップ37と接続されている状態では、サブタンク4からの気泡の吸引排出(排気パージ)が可能となる。
4 サブタンク
5 インクジェットヘッド
6 カートリッジホルダ
インクカートリッジ
17 チューブ
24 ダンパー室
26排気流路
28内部流路
30フィルタ
101保存液カートリッジ
201 プリンタ
202 導入部
203 排出部
Claims (15)
- 第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路を有する液体供給部と、を備え、
前記液体供給部の前記第2液体流路は、その途中部にダンパー室を有し、
前記ダンパー室の断面のアスペクト比が、このダンパー室に接続されている流路部分よりも大きく、
前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、
前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第1の液体よりも粘度の低い第2の液体が充填され、
前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、
前記第1の液体と前記第2の液体の境界が、前記ダンパー室内にあることを特徴とする液体吐出装置。 - 第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路を有する液体供給部と、
前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路と前記液体供給部の前記第2液体流路の間、あるいは、前記第1液体流路又は前記第2液体流路の途中部に配置された、フィルタと、を備え、
前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、
前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第1の液体よりも粘度の低い第2の液体が充填され、
前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、
前記第1の液体と前記第2の液体の境界が、前記第1液体流路又は前記第2液体流路の、前記フィルタよりも上流側の流路部分にあることを特徴とする液体吐出装置。 - 第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路と、前記第2液体流路と接続された排気流路と、を有する液体供給部と、を備え、
前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、
前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第1の液体よりも粘度の低い第2の液体が充填され、
前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、
前記排気流路が、
外部との接続を行うための2つの接続部を有していることを特徴とする液体吐出装置。 - 第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路と、前記第2液体流路と接続された排気流路と、を有する液体供給部と、
前記液体供給部と接続され、且つ、前記第1の液体を貯留する第1液体貯留部と、
前記排気流路と接続可能に構成され、且つ、前記第1の液体よりも粘度の低い第2の液体を貯留する第2液体貯留部と、を備え、
前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、
前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第2の液体が充填され、
前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、
前記第2液体貯留部における前記第2の液体の液面が、前記第1液体貯留部における前記第1の液体の液面よりも高いことを特徴とする液体吐出装置。 - 第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路を有する液体供給部と、を備え、
前記液体供給部の前記第2液体流路は、その途中部にダンパー室を有し、
前記ダンパー室の断面のアスペクト比が、このダンパー室に接続されている流路部分よりも大きく、
前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、
前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第1の液体よりも揮発性の低い第2の液体が充填され、
前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、
前記第1の液体と前記第2の液体の境界が、前記ダンパー室内にあることを特徴とする液体吐出装置。 - 第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路を有する液体供給部と、
前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路と前記液体供給部の前記第2液体流路の間、あるいは、前記第1液体流路又は前記第2液体流路の途中部に配置された、フィルタと、を備え、
前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、
前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第1の液体よりも揮発性の低い第2の液体が充填され、
前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、
前記第1の液体と前記第2の液体の境界が、前記第1液体流路又は前記第2液体流路の、前記フィルタよりも上流側の流路部分にあることを特徴とする液体吐出装置。 - 第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路と、前記第2液体流路と接続された排気流路と、を有する液体供給部と、を備え、
前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、
前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第1の液体よりも揮発性の低い第2の液体が充填され、
前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、
前記排気流路が、
外部との接続を行うための2つの接続部を有していることを特徴とする液体吐出装置。 - 第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路と、前記第2液体流路と接続された排気流路と、を有する液体供給部と、
前記液体供給部と接続され、且つ、前記第1の液体を貯留する第1液体貯留部と、
前記排気流路と接続可能に構成され、且つ、前記第1の液体よりも揮発性の低い第2の液体を貯留する第2液体貯留部と、を備え、
前記液体吐出ヘッドを使用しない保存状態において、
前記第1液体流路の、少なくとも、前記ノズル側の下流側流路部分には、前記第2の液体が充填され、
前記第2液体流路の、少なくとも、前記第1液体流路とは反対側の上流側流路部分には、前記第1の液体が充填され、
前記第2液体貯留部における前記第2の液体の液面が、前記第1液体貯留部における前記第1の液体の液面よりも高いことを特徴とする液体吐出装置。 - 前記第1の液体と前記第2の液体は、互いに混ざらない液体であることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の液体吐出装置。
- 前記第2液体流路の前記第1液体流路との接続部分は、前記第1液体流路よりも上方に位置しており、
前記第2の液体は、前記第1の液体よりも密度が大きいことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の液体吐出装置。 - 前記液体供給部と接続可能に構成され、且つ、前記第2の液体を貯留する液体貯留部を有することを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の液体吐出装置。
- 前記液体供給部と接続され、且つ、前記第1の液体を貯留する第1液体カートリッジが装着されるカートリッジ装着部を有し、
前記カートリッジ装着部は、前記第2の液体を貯留する第2液体カートリッジも装着可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の液体吐出装置。 - 第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路と前記第2液体流路に接続された排気流路とを有する液体供給部と、を備えた、液体吐出装置の、前記液体吐出ヘッドを使用しないときの保存方法であって、
前記排気流路を介して前記第2液体流路に前記第1の液体よりも粘度の低い第2の液体を充填した後に、前記第2液体流路に、上流側から前記第1の液体を充填することによって、前記第2液体流路の少なくとも前記上流側流路部分に前記第1の液体を充填するとともに、前記第2液体流路に充填されていた前記第2の液体を、前記第1液体流路の少なくとも前記下流側流路部分に充填することを特徴とする液体吐出装置の保存方法。 - 第1の液体を吐出するノズルを含む第1液体流路を有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドの前記第1液体流路に連通する第2液体流路と前記第2液体流路に接続された排気流路とを有する液体供給部と、を備えた、液体吐出装置の、前記液体吐出ヘッドを使用しないときの保存方法であって、
前記排気流路を介して前記第2液体流路に前記第1の液体よりも揮発性の低い第2の液体を充填した後に、前記第2液体流路に、上流側から前記第1の液体を充填することによって、前記第2液体流路の少なくとも前記上流側流路部分に前記第1の液体を充填するとともに、前記第2液体流路に充填されていた前記第2の液体を、前記第1液体流路の少なくとも前記下流側流路部分に充填することを特徴とする液体吐出装置の保存方法。 - 前記排気流路が、
外部との接続を行うための2つの接続部を有し、
一方の前記接続部から前記排気流路に前記第2の液体を導入するとともに、導入した前記第2の液体を他方の前記接続部から排出することで、前記排気流路を前記第2の液体で洗浄し、前記排気流路の洗浄後に、前記排気流路を介して前記第2液体流路に前記第2の液体を充填することを特徴とする請求項13又は14に記載の液体吐出装置の保存方法。
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