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JP6327575B2 - ゲームシステム及びそれに用いるコンピュータプログラム - Google Patents

ゲームシステム及びそれに用いるコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ゲーム間に連携関係が設定されたゲームシステムに関する。
アーケード施設等に設置される業務用のゲーム機にてプレイされるゲームと、ユーザの個人用途に向けられたスマートフォン等の端末装置にてプレイされるゲームとの間に連携関係を設定し、一方のゲームにて所定の条件を満たすと他方のゲームにて利用可能なポイント等の特典をユーザに付与するといった処理を行うことにより、ユーザを連携関係が設定されたゲーム間で相互に誘導する効果を生じさせるようにしたゲームシステムが知られている(例えば特許文献1及び2参照)。
特開2015−198947号公報 特開2013−154100号公報
ゲーム間に連携関係が設定されていても、ユーザの関心が専ら一方のゲームに偏っている場合には、ユーザがその連携関係を必ずしも必要とせず、他方のゲームへとユーザを十分に誘導できないおそれがある。例えば、アーケード施設等に設置されるゲーム機にて提供される有料のゲームにユーザを誘導するために、スマートフォン等の端末装置にて無料でプレイできるゲームを提供しても、ユーザが無料のゲームばかりをプレイし、有料のゲームへの誘導効果が思うように得られないといった不都合がある。有料、無料とに関わりなく、ユーザの趣向によって特定のゲームにプレイが偏る場合にも同様の不都合が生じ得る。
そこで、本発明はユーザの関心に偏りが生じても、ゲーム間の連携効果を十分に生じさせることが可能なゲームシステム等を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るゲームシステムは、第1のゲームにて所定の第1条件を満たしたユーザに対し、前記第1のゲームにて所定の特典を利用するための条件として、前記第1のゲームとは異なる第2のゲームと関連付けて設定された第2条件を前記ユーザに把握させるための手掛かりとなる案内情報を当該ユーザに提示する利用案内手段、前記ユーザが前記第2のゲームをプレイして前記第2条件を満たした場合、前記第1のゲームにおける前記特典の利用を当該ユーザに許可し、前記利用条件が満たされない場合には前記特典の利用を制限する特典利用制御手段、として機能する少なくとも一のコンピュータ装置を備えたものである。
本発明の一態様に係るゲームシステム用のコンピュータプログラムは、ゲームシステムに設けられた少なくとも一のコンピュータ装置を、第1のゲームにて所定の第1条件を満たしたユーザに対し、前記第1のゲームにて前記ユーザが所定の特典を利用するために必要な条件として、前記第1のゲームとは異なる第2のゲームと関連付けて設定された第2条件を前記ユーザに把握させるための手掛かりとなる案内情報を当該ユーザに提示する利用案内手段、前記ユーザが前記第2のゲームをプレイして前記第2条件を満たした場合、前記第1のゲームにおける前記特典の利用を当該ユーザに許可し、前記利用条件が満たされない場合には前記特典の利用を制限する特典利用制御手段、として機能させるように構成されたものである。
本発明の一形態に係るゲームシステムの全体構成を示す図。 ゲームシステムに適用された連携の仕組みの概要を示す図。 図1のゲームシステムの制御系における要部の構成を示す機能ブロック図。 図3のユーザ端末装置にて実行される特典の取得管理処理の手順を示すフローチャート。 図3のユーザ端末装置にて実行される特典の利用管理処理の手順を示すフローチャート。
以下、本発明の一形態に係るゲームシステムについて説明する。図1は、本発明の一形態に係るゲームシステムの全体構成の概要を示す図である。図1に示すように、ゲームシステム1は、ゲームサーバ2及び複数のゲーム機3を含んでいる。ゲーム機3は、ネットワーク4を介してゲームサーバ2に接続されることにより、ゲームサーバ2に対するネットワーク端末装置の一種として機能する。ゲーム機3は、所定の対価の支払いと引き換えに、その対価に応じた範囲でユーザにゲームをプレイさせる業務用(商業用)のゲーム機として設けられている。この種のゲーム機はアーケードゲーム機と呼ばれることがある。以下では、ゲーム機3にてプレイされるゲームをアーケードゲームと呼ぶことがある。アーケードゲームは、ゲーム機3に限ってそのプレイが可能なゲームとしてゲームシステム1に提供されている。
本形態において、ゲーム機3は、アーケードゲームの一例として、所定の対価の支払いと引き換えにカードゲームを提供する。カードゲームは、ユーザが所持するカードに記録された二次元コードの情報を読み取って当該情報に基づくキャラクタをゲームに出現させ、そのキャラクタを敵キャラクタと戦わせるといったプレイを通じてキャラクタを成長させ、その成長後のキャラクタの情報等が記録されたカードをユーザに印刷発行するといった内容のゲームである。ただし、ゲーム機3にてプレイされるゲームは適宜に変更可能である。ゲーム機3は、店舗5等の商業施設に適当な台数ずつ設置される。ゲームサーバ2は、一台の物理的装置によって構成されている例に限らない。例えば、複数の物理的装置としてのサーバ群によって一台の論理的なゲームサーバ2が構成されてもよい。また、クラウドコンピューティングを利用して論理的にゲームサーバ2が構成されてもよい。さらに、ゲーム機3がゲームサーバ2として機能してもよい。
また、ゲームサーバ2には、ネットワーク4を介して、ユーザの個人用途に向けられたユーザ端末装置6が接続される。ユーザ端末装置6は、ゲームサーバ2から配信されるソフトウエアを実行することにより、各種の機能を発揮するネットワーク端末装置の一種である。図1の例では、ユーザ端末装置6の一例として、携帯電話(スマートフォンを含む)が利用されている。また、ユーザ端末装置6として、例えば、その他にもパーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型タブレット端末装置といった、ネットワーク接続が可能でかつユーザの個人用途に供される各種のネットワーク端末装置が利用されてよい。ユーザは、ユーザ端末装置6でもゲームをプレイすることができる。そのゲームは、ゲーム機3にてプレイされるアーケードゲームに対して所定の連携関係が設定されている。以下では、ユーザ端末装置6にてプレイされるゲームをモバイルゲームと呼ぶことがある。モバイルゲームは、一例として、一定範囲内は無課金、つまり無料でプレイ可能なゲームとしてユーザに提供される。モバイルゲームの一部には有料の範囲が含まれてもよい。
ネットワーク4は、一例として、TCP/IPプロトコルを利用してネットワーク通信を実現するように構成される。典型的には、WANとしてのインターネットと、LANとしてのイントラネットとを組み合わせてネットワーク4が構成される。図1の例では、ゲームサーバ2及びゲーム機3はルータ4aを介して、ユーザ端末装置6はアクセスポイント4bを介して、それぞれネットワーク4に接続されている。
なお、ネットワーク4は、TCP/IPプロトコルを利用する形態に限定されない。ネットワーク4として、通信用の有線回線、あるいは無線回線(赤外線通信、近距離無線通信等を含む)等を利用する各種の形態が利用されてよい。あるいは、ユーザ端末装置6とゲーム機3等との間の情報のやり取りは、例えば、通信用の回線(有線及び無線を含む)を利用せずに、二次元コード等、各種情報を含むように所定の規格に準拠して生成されるコードを利用して実現されてよい。具体的には、例えば、ユーザ端末装置6とゲーム機3等との間では、必要な情報を含むように生成された二次元コードの提供、あるいは読み取りを通じて、二次元コードを介して情報の送受信が実行されてよい。したがって、ネットワーク(あるいは通信回線)の用語は、このようなコードを利用する通信方法等、回線を利用せずに情報の送受信をする形態を含んでいる。
ゲームサーバ2は、ゲーム機3又はそのユーザに対して各種のアーケードゲーム用サービスを提供する。アーケードゲーム用サービスとして、例えば、ゲーム機3からユーザの認証情報(例えば、ユーザIDとパスワード)を受け取って、そのユーザを認証するサービスが提供される。また、ゲームサーバ2は、認証したユーザのプレイデータをゲーム機3から受け取って保存し、あるいは保存されているプレイデータをゲーム機3に提供する。さらに、アーケードゲーム用サービスには、ネットワーク4を介してゲーム機3のプログラムあるいはデータを配信し、更新するサービス、ネットワーク4を介して複数のユーザが共通のゲームをプレイする際にユーザ同士をマッチングするマッチングサービス等が含まれていてもよい。
また、ゲームサーバ2は、ネットワーク4を介してユーザ端末装置6のユーザにモバイルゲーム用サービスを提供する。モバイルゲーム用サービスには、例えば、ゲーム機3が提供するアーケードゲームに関する各種の情報をユーザ端末装置6に提供するゲーム情報サービスが含まれる。また、モバイルゲーム用サービスには、各ユーザ端末装置6に各種データあるいはソフトウエアを配信(データ等のアップデートを含む)する配信サービスも含まれる。さらに、モバイルゲーム用サービスには、その他にもユーザによる情報発信、交換、共有といった交流の場を提供するコミュニティサービス、各ユーザを識別するためのユーザIDを付与するサービス等のサービスが含まれてよい。ゲームサーバ2は、モバイルゲームをプレイするユーザを所定の認証情報(例えば、ユーザIDとパスワード)で認証する仕組みも備えている。アーケードゲームにて利用されるユーザIDとモバイルゲームにて利用されるユーザIDとは相互に関連付けることが可能である。したがって、モバイルゲームをプレイしたユーザのプレイデータをユーザIDと紐付けて記録し、アーケードゲームをプレイしたユーザのプレイデータをユーザIDと紐付けて記録することにより、アーケードゲーム及びモバイルゲームのそれぞれで同一ユーザのプレイデータに記録された情報を相互に参照することが可能である。なお、ここではユーザの認証情報としてユーザIDを用いるものとしたが、ユーザをユニークに識別してユーザのプレイデータとの対応関係を判別できる限り、ユーザが所持するカードその他の媒体に記録されたID等をユーザの認証情報として用いてよい。
次に、図2を参照して、ゲームシステム1におけるモバイルゲームとアーケードゲームとの連携の仕組みの概要を説明する。以下では、モバイルゲームが第1のゲームの一例に、アーケードゲームが第2のゲームの一例にそれぞれ相当する。まず、ユーザ端末装置6では、アーケードゲームに対して一定の関連性を与えたモバイルゲームがユーザに提供される。例えば、アーケードゲームに登場するキャラクタと同一又は関連したキャラクタが登場するカードゲーム、アーケードゲームにて描かれるゲームの仮想世界と同様の仮想世界でユーザがキャラクタを操作して楽しむゲーム等がモバイルゲームとしてユーザに提供される。モバイルゲームにてユーザが所定の取得条件(第1条件の一例に相当する。)を満たすと、所定の特典がユーザに付与される。特典は、例えばユーザに有利な効果を生じさせるアイテム、ユーザに有利な効果を生じさせるイベントといったように、その利用によってユーザに有利な状況を生じさせるものであれば適宜に設定可能である。なお、特典の利用とは、特典をその効果が生じ得る態様でユーザが用いることによって特典を消費することを意味する。したがって、特典の利用には、アイテムを使用し、イベントへの参加権限を行使するといった各種の行為が含まれる。
図2では、ユーザによる特典の取得状況を示す画面100が例示されている。例えば、特典A〜Cは取得数が1、特典Dは取得数が3、特典E、Fは取得数が1である。モバイルゲームにて所定の取得条件がクリアされた場合(すなわち、取得条件が満たされた場合)、ユーザは利用条件が設定された特典を取得することがある。図2の例では、特典Fが利用条件付きの特典として設定されている。その特典Fをユーザがモバイルゲームで利用するためには、アーケードゲームをユーザがプレイして所定の利用条件(第2条件の一例に相当する。)をクリアする必要がある。つまり、利用条件はアーケードゲームに関連付けて設定される。
モバイルゲームでは、ユーザが特典を取得すると、その特典を説明する画面101が表示される。特典が利用条件付きの場合、画面101には、利用条件をユーザに把握させる手掛かりとなる案内情報をユーザに提示するための案内部102が表示される。図2の案内部102には、特典Fを利用するために満たすべき利用条件が「アーケードでボスAを倒すと利用できるよ!」と表示されている。案内情報は、特典を利用するために必要な利用条件そのものに限定されず、利用条件を把握するための手掛かりとなるべき各種の情報が案内情報としてユーザに提示されてよい。例えば、図2の案内部102の例においては、「アーケードゲームでボスAを……」といった利用条件の一部に限定した情報、あるいは「アーケードゲームをプレイするのだ!」といった利用条件をクリアするためにプレイすべきゲームを特定する情報が案内情報として提示されてもよい。なお、ユーザが利用条件付きの特典を取得している場合、そのユーザがアーケードゲームをプレイする際に、利用条件を満たすためのさらに詳細な情報がゲーム機3からユーザに提示されてもよい。
利用条件には、その利用条件が満たされるべき期限が設定されてもよい。期限は、例えば、アーケードゲームにて利用条件がクリアされるまでの期限として設定されてよい。アーケードゲームに関連付けられた一次条件がクリアされた後、次にモバイルゲームと関連付けられた二次条件がクリアされた場合に利用条件が満たされるといったように、利用条件がアーケードゲーム及びモバイルゲームの両者と関連付けて設定されてもよい。その場合には、例えば、一次条件のクリア後、所定の期限内に二次条件がクリアされないと利用条件の成立が不可能となる、といったように、モバイルゲームと関連付けて期限が設定されてもよい。利用条件に期限が設定されているときには、案内情報の少なくとも一部として、利用条件を何時までにクリアすべきかの期限を把握させる情報がユーザに提示されてもよい。図2の例では、モバイルゲームのプレイ中にそのゲーム内で案内情報がユーザに提示されるが、これに代えて、又は加えてモバイルゲームのゲーム外でユーザに案内情報が提示されてもよい。例えば、電子メールのようなプッシュ型の情報配信を利用して案内情報が提示されてもよいし、ユーザ端末装置6からアクセス可能なWeb上のユーザページへの掲載といったプル型の情報配信を利用して案内情報が提示されてもよい。
利用条件付きの特典Fをユーザが取得した段階では、その特典Fの利用が制限される。例えば、特典Fの利用が禁止される。特典Fの取得後、ユーザがアーケードゲームをプレイして特典Fの利用条件をクリアした場合、モバイルゲームではその特典Fの利用が解禁(許可)される。例えば、モバイルゲームにおけるユーザのプレイ内容がユーザIDと関連付けてプレイデータPDmに保存される場合において、そのプレイデータPDmに特典管理情報IPmが用意され、その特典管理情報IPmにて各特典の利用の可否を示す情報が記録される。特典Fの利用条件がクリアされるまでは特典Fの利用が禁止されていることが記録され、利用条件がクリアされると、特典Fの利用が解禁されたことが特典管理情報IPmに記録される。これにより、ユーザはモバイルゲームにて特典Fを利用することができる。なお、利用条件付きの特典は、モバイルゲームのみで利用可能な例に限らない。モバイルゲームに加えて、アーケードゲームでも利用可能な特典を利用条件付き特典としてユーザにモバイルゲームで取得させ、その利用条件をユーザがアーケードゲームでクリアすると、モバイルゲーム及びアーケードゲームの両者で特典を利用できるようにしてもよい。
以上の仕組みにおいて、特典の取得条件はモバイルゲームと関連付けられている限りにおいて適宜に設定されてよい。例えば、モバイルゲームが所定の進度に達した場合、モバイルゲームにて所定のミッションを達成した場合、モバイルゲームを所定回数、あるいは所定時間プレイした場合に取得条件がクリアされるようにしてもよい。ユーザがモバイルゲームにて適度に苦労した結果として利用条件付きの特典が取得されるように取得条件を設定すれば、その特典の利用に対してユーザに比較的強い動機付けを与え、それによりアーケードゲームにユーザを誘導する効果を高めることができる。
一方、取得条件を比較的易しく設定した場合には、アーケードゲームにユーザを誘導する機会の発生頻度を高め、ユーザがアーケードゲームをプレイする可能性を高めることが可能である。例えば、モバイルゲームをプレイすることが取得条件として設定された場合には、モバイルゲームをプレイするごとに利用条件付きの特典が生じることになり、アーケードゲームにユーザを誘導する機会を最大限に生じさせることができる。また、特典の利用条件はアーケードゲームと関連付けられている限りにおいて適宜に設定されてよい。例えば、ユーザがアーケードゲームにて所定の進度に達した場合、アーケードゲームにて所定のミッションを達成した場合、アーケードゲームを所定回数、あるいは所定時間プレイした場合、アーケードゲームにて所定額以上のプレイ料金を支払った場合、あるいはアーケードゲームにてユーザ登録を済ませた場合、アーケードゲームのプレイ料金を所定の支払い方法(例えば電子通貨による支払い)で支払った場合に利用条件がクリアされるようにしてもよい。利用条件を易しく設定すれば、アーケードゲームのプレイに対するユーザの負担感を軽減することができ、利用条件を厳しく設定すれば、ユーザがアーケードゲームをより多くプレイすることが期待できる。利用条件についても、最も易しい条件として、アーケードゲームを一回でも有料でプレイすれば満たされるように設定されてもよい。
次に、上述した連携関係を実現するためのゲームシステム1の制御系及びその処理を順に説明する。図3はゲームシステム1の制御系のうち、特に連携関係の実現に関わる要部の構成を示している。図3に示すように、ゲーム機3には、ユーザにアーケードゲームをプレイさせるために必要な各種の演算処理を実行するコンピュータ装置としての制御ユニット11と、その制御ユニット11に対する外部記憶装置として機能する記憶部12とが設けられている。記憶部12にはユーザのアーケードゲームにおけるプレイ内容、例えばプレイ成績、プレイの進行状態等を記録したプレイデータPDaが保持されている。プレイデータPDaは上述した特典管理情報IPmを含んでいる。
制御ユニット11には、コンピュータハードウエアとソフトウエアとしてのアーケード用コンピュータプログラムとの組み合わせによって実現される論理的装置としてのゲーム制御部13が設けられる。ゲーム制御部13は、記憶部12からプレイデータPDaを適宜読み込んでこれを参照しつつユーザにゲームをプレイさせ、プレイの進行に伴って記憶部12のプレイデータPDaを適宜に更新する。
一方、ユーザ端末装置6には、各種の処理を実現するために必要な演算処理を実行するコンピュータ装置としての制御ユニット21と、その制御ユニット21に対する外部記憶装置として機能する記憶部22とが設けられている。記憶部22には、ユーザ端末装置6にてモバイルゲームを実行するために必要なゲームプログラムPGと、そのモバイルゲームにおけるユーザのプレイ内容、例えばプレイ成績、プレイの進行状態等を記録したプレイデータPDmとが保持されている。制御ユニット21には、コンピュータハードウエアとソフトウエアとしてのモバイル用コンピュータプログラムとの組み合わせによって実現される論理的装置としてのゲーム制御部23が設けられる。ゲーム制御部23は、記憶部22からプレイデータPDmを適宜読み込んでこれを参照しつつユーザにゲームをプレイさせ、プレイの進行に伴って記憶部22のプレイデータPDmを適宜に更新する。ゲーム制御部23には、さらなる論理的装置として特典管理部24が設けられる。特典管理部24は、図2で説明した特典の取得、案内情報の提示、特典の解禁といった特典に関する各種の処理を実行するために設けられている。特典管理部24の処理の詳細は後述する。
ゲームサーバ2には、アーケードゲーム管理部31及びモバイルゲーム管理部32が設けられている。これらの管理部31、32も、ゲームサーバ2のコンピュータハードウエアとソフトウエアとしてのサーバ用コンピュータプログラムとの組み合わせによって実現される論理的装置である。アーケードゲーム管理部31は、上述したアーケードゲーム用サービスの一部として、ゲーム機3におけるユーザのプレイデータPDaをゲーム機3から受け取ってアーケード用データベースDBaにユーザIDと関連付けて保存する。また、アーケードゲーム管理部31は、ゲーム機3からユーザIDを特定する情報を受け取り、その情報から特定されたユーザIDに対応するプレイデータPDaをゲーム機3に提供する。
一方、モバイルゲーム管理部32は、上述したモバイルゲーム用サービスの一部として、ユーザ端末装置6におけるユーザのプレイデータPDmをユーザ端末装置6から受け取ってモバイル用データベースDBbにユーザIDと関連付けて保存する。また、モバイルゲーム管理部32は、ユーザ端末装置6からユーザIDを特定する情報を受け取り、その情報から特定されたユーザIDに対応するプレイデータPDmをユーザ端末装置6に提供する。さらに、モバイルゲーム管理部32は、ユーザ端末装置6のゲーム制御部23からの要求に応じて、アーケードゲーム管理部31を介してユーザのプレイデータPDaに記録されている特典管理に必要な情報を取得し、その情報をユーザ端末装置6に提供することが可能である。
図4は、特典管理部24が利用条件付きの特典の取得を管理するために実行する取得管理処理の手順を示している。特典管理部24は、モバイルゲームにて所定の実行時期が到来するごとに図4の取得管理処理を実行する。実行時期は、例えば、モバイルゲームのプレイが一区切りついた時期等に設定される。特典管理部24は、取得管理処理を開始すると、まずモバイルゲームのプレイデータPDmを参照して、ユーザがモバイルゲームで所定の取得条件をクリアしたか否かを判別する(ステップS11)。取得条件をクリアしている場合、特典管理部24はプレイデータPDmの特典管理情報IPmに利用条件付きの特典を取得したことを記録し(ステップS12)、その後、ユーザ端末装置6に画面101を表示させてその案内部102を通じてユーザに案内情報を提示する(ステップS13)。案内情報の提示後、特典管理部24は、ユーザの所定の操作、あるいは所定時間の経過を条件として案内情報の提示を終了し、図4の取得管理処理を終える。ステップS11で取得条件がクリアされていない場合、特典管理部24はステップS12及びS13をスキップして図4の処理を終える。
図5は、特典管理部24が利用条件付きの特典の利用の可否を管理するために実行する利用管理処理の手順を示している。特典管理部24は、モバイルゲームにて所定の実行時期が到来するごとに図5の利用管理処理を実行する。実行時期は、例えばモバイルゲームの開始時やモバイルゲームのプレイが一区切りついた時期等に設定される。特典管理部24は、利用管理処理を開始すると、まずモバイルゲームのプレイデータPDmの特典管理情報IPmを参照して、利用条件が付されかつ利用が未解禁の特典が存在するか否かを判別する(ステップS21)。そのような特典が存在する場合、特典管理部24は、その特典(以下、判別対象の特典ということがある。)に関する利用条件がクリアされているか否かを判別する(ステップS22)。この場合、利用条件の成否を判別するためには、同一ユーザのアーケードゲームにおけるプレイデータPDaに記録されている情報が必要である。そのためには、例えば特典管理部24からゲームサーバ2のモバイルゲーム管理部32に対して、利用条件の成否を判別するために必要なアーケードゲームのプレイデータPDaの情報を提供するように要求し、それに応答してモバイルゲーム管理部32から提供される情報を特典管理部24が取得するように処理手順を設定すればよい。あるいは、モバイルゲームのプレイを開始する際に、利用条件の判別必要な情報をゲームサーバ2から予め取得しておくようにしてもよい。なお、利用条件に期限が設定されている場合には、期限が徒過していないことを条件として利用条件がクリアされたものとステップS22で判断される。
ステップS22で利用条件がクリアされていた場合、特典管理部24は判別対象の特典の利用が解禁されたことを特典管理情報IPmに記録し(ステップS23)、その後に図5の処理を終える。一方、ステップS22で利用条件がクリアされていない場合、特典管理部24は、ステップS22の否定判断の理由が期限の徒過であったか否かを判別する(ステップS24)。そして、期限徒過と判断された場合、特典管理部24は判別対象の特典が失効したものと見なして特典管理情報IPmからその特典を削除し(ステップS25)、その後に図5の処理を終える。なお、ステップS21で利用条件付きの特典が存在しないと判断された場合、ステップS24で期限徒過ではないと判断された場合、特典管理部24はその後の処理をスキップして図5の処理を終える。なお、期限が設定されていない場合にはステップS24は常に否定判断される。
以上の処理によれば、ユーザがモバイルゲームにて所定の取得条件を満たすと利用条件付き特典がユーザに与えられ、その利用を解禁するための手掛かりとなる案内情報がユーザに提示される。これにより、ユーザをアーケードゲームへと誘導する効果を生じさせることができる。そして、ユーザがアーケードゲームをプレイして所定の利用条件を満たすと、モバイルゲームにてユーザがその特典を利用することが許可される。特典はモバイルゲームにて利用されるものであるため、ユーザの関心がモバイルゲームに偏っていても、その特典を利用するために必要な行為としてアーケードゲームをプレイする必要があることをユーザに意識させ、それによりアーケードゲームへの誘導効果を高めることができる。したがって、モバイルゲームとアーケードゲームとの間の連携効果を十分に生じさせることが可能である。
本発明は上述した形態に限定されず、適宜の変形又は変更が施された形態で実施することができる。例えば、上記の形態では、ユーザ端末装置6における特典管理部24が図4のステップS13を実行することにより利用案内手段の一例として機能し、特典管理部24が図5のステップS21〜S25を実行することにより特典利用制御手段として機能するが、これらの処理をゲームサーバ2又はゲーム機3にて実行することも可能である。あるいは、利用条件が満たされたか否かを判別するために必要な情報をゲーム機3にて所定の媒体に記録してユーザに提供し、その媒体の情報をユーザ端末装置6にて読み取って図5の処理を実行すれば、ゲームサーバ2が存在しないゲームシステムでも上述した形態の連携関係を実現することが可能である。つまり、本発明のゲームシステムは、サーバ・クライアント型のシステムとして構築されたゲームシステムに限定されない。つまり、本発明における連携を実現するための処理は、ゲームシステムに含まれている一つのコンピュータ装置にて実行し、又は複数のコンピュータ装置にて分担して実行することが可能であって、その実行結果に基づいて第1のゲームにおける特典の利用の可否が制御されるようにゲームシステムが構成されていればよい。
上記の形態では、第1のゲームの一例としてのモバイルゲームにて利用条件付きの特典を取得させ、第2のゲームの一例としてのアーケードゲームのプレイと関連付けて利用条件をクリアさせ、その後に特典をモバイルゲームで利用させるものとしたが、第1のゲームと第2のゲームとが入れ替えられてもよい。つまり、アーケードゲームにて利用条件付きの特典を取得させ、モバイルゲームのプレイと関連付けて利用条件をクリアさせ、その後に特典をアーケードゲームで利用させるように連携関係が設定されてもよい。あるいは、携帯電話、スマートフォン、携帯型ゲーム機といった携帯可能なタイプのコンピュータ装置にてプレイされるゲームと、家庭用の据え置き型のゲーム機にて実行されるゲームといったように、異なるプラットフォーム上でプレイされるゲーム間に適宜に連携関係が設定されてよい。さらに、ユーザ端末装置6にてプレイされる複数のゲーム間で連携関係が設定されるなど、同一のプラットフォーム上でプレイされる複数のゲーム間で連携関係が設定されてもよい。連携関係が適用されるゲームの選択に関して、一方が有料、他方が無料といった関係は必須でない。有料で提供されるゲーム間、無料で提供されるゲーム間で連携関係が設定されてもよい。アーケードゲーム機を用いる場合、そのゲーム機は、ユーザ端末装置を遠隔入出力端末として利用しつつゲームの演算処理をサーバ側で行ういわゆるシンクライアント型の仮想ゲーム機として構成されたものでもよい。
上記の形態では、連携関係にある第1のゲームと第2のゲームとの組み合わせが不変とされているが、その組み合わせは適宜に変更されてもよい。例えば、モバイルゲームにて発生した一部の特典を利用するための第2条件を特定のアーケードゲームと関連付けて設定し、他の一部の特典を利用するための第2条件を別のアーケードゲームと関連付けて設定するといったように、第1のゲームと第2のゲームとの組み合わせは適宜に変更されてよい。第1のゲームと第2のゲームとは1対1の対応関係を有している必要はなく、1対多又は多対1で対応付けられてもよい。例えば、第1のゲームにて取得された特典を利用するための第2条件を複数の第2のゲームと関連付けて設定してもよく、あるいはその逆に対応関係が設定されてもよい。この場合、複数の第2のゲームの全てで第2条件が満たされないと特典を利用できないものとし、あるいはいずれか一つの第2のゲームにて第2条件が満たされれば特典を利用できるようにしてもよい。
上記の形態では、第2条件としての利用条件がクリアされるまでは特典の利用を禁止することにより特典の利用を制限したが、特典の利用の制限は全く利用させない禁止に限定されない。利用が許可された場合に特典がもたらす効果に比して、不十分な効果しか得られない程度に特典を利用させる場合も利用の制限の一態様に含まれる。
上述した実施の形態及び変形例のそれぞれから導き出される本発明の各種の態様を以下に記載する。なお、以下の説明では、本発明の各態様の理解を容易にするために添付図面に図示された対応する部材を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明の一態様に係るゲームシステム(1)は、第1のゲーム(一例としてモバイルゲーム)にて所定の第1条件を満たしたユーザに対し、前記第1のゲームにて所定の特典を利用するための条件として、前記第1のゲームとは異なる第2のゲーム(一例としてアーケードゲーム)と関連付けて設定された第2条件を前記ユーザに把握させるための手掛かりとなる案内情報(102)を当該ユーザに提示する利用案内手段(24、S13)、前記ユーザが前記第2のゲームをプレイして前記第2条件を満たした場合、前記第1のゲームにおける前記特典の利用を当該ユーザに許可し、前記利用条件が満たされない場合には前記特典の利用を制限する特典利用制御手段(24、S21〜S25)、として機能する少なくとも一のコンピュータ装置(21)を備えたものである。
本発明の一態様に係るゲームシステム用のコンピュータプログラム(PG)は、ゲームシステム(1)に設けられた少なくとも一のコンピュータ装置(21)を、第1のゲーム(一例としてモバイルゲーム)にて所定の第1条件を満たしたユーザに対し、前記第1のゲームにて前記ユーザが所定の特典を利用するために必要な条件として、前記第1のゲームとは異なる第2のゲーム(一例としてアーケードゲーム)と関連付けて設定された第2条件を前記ユーザに把握させるための手掛かりとなる案内情報(102)を当該ユーザに提示する利用案内手段(24、S13)、前記ユーザが前記第2のゲームをプレイして前記第2条件を満たした場合、前記第1のゲームにおける前記特典の利用を当該ユーザに許可し、前記利用条件が満たされない場合には前記特典の利用を制限する特典利用制御手段(24、S21〜S25)、として機能させるように構成されたものである。
上記態様のゲームシステム及びコンピュータプログラムによれば、ユーザが第1のゲームにて第1条件を満たした場合、その第1のゲームにて所定の特典を利用するための第2条件をユーザに把握させるための手掛かりとなる案内情報がユーザに提示される。第2条件は第2のゲームと関連付けて設定されており、ユーザは案内情報を手掛かりとして第2ゲームをプレイして第2条件を満たすことにより、第1のゲームにて特典を利用することが可能となる。特典は第1のゲームにて利用されるものであるため、ユーザの関心が第1のゲームに偏っていても、その特典を利用するために必要な行為として第2のゲームをプレイする必要があることを案内情報を介してユーザに意識させ、それにより第2のゲームへのユーザの誘導効果を高めることができる。したがって、ゲーム間の連携効果を十分に生じさせることが可能である。
なお、本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。この記憶媒体を用いれば、例えばコンピュータに本発明に係るコンピュータプログラムをインストールして実行することにより、そのコンピュータを利用して本発明のゲームシステムを実現することができる。コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は、CDROM等の非一過性の記憶媒体であってもよい。
上記態様において、前記利用案内手段は、前記特典を利用することが可能な前記第2のゲームを前記ユーザに把握させる情報を前記案内情報の少なくとも一部として前記ユーザに提示してもよい。これによれば、第1のゲームで特典を利用するためにどのゲームをプレイすればよいかを案内情報を介してユーザに把握させることができる。
あるいは、上記態様において、前記利用案内手段は、前記特典を利用することが可能な前記第2のゲーム及び前記第2条件を前記ユーザに把握させる情報を前記案内情報の少なくとも一部として前記ユーザに提示してもよい。この場合には、第2条件が提示されるので、第1のゲームで特典を利用するためにどのゲームをどのようにプレイすればよいかを案内情報を介してユーザに把握させることができる。
上記の場合において、前記第2条件には、当該第2条件が満たされるべき期限が設定され、前記利用案内手段は前記期限を前記ユーザに把握させる情報を前記案内情報の少なくとも一部として前記前記ユーザにさらに提示してもよい。この場合には、第2条件が満たされるべき期限をユーザに把握させることにより、ユーザが期限を意識して第2のゲームをプレイするようになり、連携効果をさらに高めることができる。
上記態様において、前記第1のゲーム又は前記第2のゲームのいずれか一方のゲームが、所定の対価の支払いを条件としてプレイが許可されるゲームであってもよい。これによれば、連携関係が設定された第1のゲーム及び第2のゲームのいずれか一方に、対価の支払いが必要なゲームを組み入れることにより、ともすれば敬遠されがちな有料のゲームをプレイする動機付けをユーザに与え、その種のゲームの収益性を向上させることができる。
また、前記少なくとも一のコンピュータ装置を含み、かつ所定のネットワーク(4)に接続可能な複数のネットワーク端末装置(3、6)が設けられ、前記複数のネットワーク端末装置の少なくとも一部として、所定の対価の支払いを条件として前記ユーザにゲームのプレイを許可するゲーム機(3)が設けられ、前記第1のゲーム又は前記第2のゲームのいずれか一方のゲームが、前記ゲーム機に限ってプレイ可能なゲームとされてもよい。これによれば、有料でプレイが提供されるゲーム機のゲームをプレイする動機付けをユーザに与え、ゲーム機の収益性を向上させることができる。
さらに、前記複数のネットワーク端末装置の少なくとも一部として、前記ユーザの個人用途に向けられたユーザ端末装置(6)が設けられ、前記第1のゲーム又は前記第2のゲームのいずれか他方のゲームが、前記ユーザ端末装置にてプレイ可能なゲームとされてもよい。これによれば、ユーザ端末装置にてプレイされるゲームと、ゲーム機にてプレイされる有料のゲームとの間に連携効果を生じさせ、それらのゲームの相互間における誘導効果を生じさせることができる。
1 ゲームシステム
2 ゲームサーバ
3 ゲーム機
4 ネットワーク
6 ユーザ端末装置
11、21 制御ユニット(コンピュータ装置)
23 ゲーム制御部
24 特典管理部(利用案内手段、特典利用制御手段)

Claims (8)

  1. 第1のゲームにて所定の第1条件を満たしたユーザに対し、前記第1のゲームにて利用するための条件として、前記第1のゲームとは異なる第2のゲームと関連付けられた第2条件が設定された所定の特典を付与する特典付与手段、
    前記第2条件を前記ユーザに把握させるための手掛かりとなる案内情報を当該ユーザに提示する利用案内手段、及び
    前記ユーザが前記第2のゲームをプレイして前記第2条件を満たした場合、前記第1のゲームにおける前記特典の利用を当該ユーザに許可し、前記第2条件が満たされない場合には前記特典の利用を制限する特典利用制御手段、
    として機能する少なくとも一のコンピュータ装置と、
    前記ユーザの前記第1のゲームのプレイにより更新されるプレイ内容に関する情報が記録されたプレイデータを記憶する記憶手段とを備えたゲームシステムであって、
    前記特定付与手段は、
    前記プレイデータに記録された前記プレイ内容に関する情報に基づいて、前記ユーザが前記第1のゲームにて前記所定の第1条件を満たしているか否かを判断する判断手段を備え、前記判断手段によって前記所定の第1条件を満たしていると判断された場合に、前記ユーザに対し前記所定の特典を付与する、ゲームシステム。
  2. 前記利用案内手段は、前記第2のゲームを前記ユーザに把握させる情報を前記案内情報の少なくとも一部として前記ユーザに提示する請求項1に記載のゲームシステム。
  3. 前記利用案内手段は、前記第2のゲーム及び前記第2条件を前記ユーザに把握させる情報を前記案内情報の少なくとも一部として前記ユーザに提示する請求項1に記載のゲームシステム。
  4. 前記第2条件には、当該第2条件が満たされるべき期限が設定され、前記利用案内手段は前記期限を前記ユーザに把握させる情報を前記案内情報の少なくとも一部として前記ユーザにさらに提示する請求項2又は3に記載のゲームシステム。
  5. 前記第1のゲーム又は前記第2のゲームのいずれか一方のゲームが、所定の対価の支払いを条件としてプレイが許可されるゲームである請求項1〜4のいずれか一項に記載のゲームシステム。
  6. 前記少なくとも一のコンピュータ装置を含み、かつ所定のネットワークに接続可能な複数のネットワーク端末装置が設けられ、
    前記複数のネットワーク端末装置の少なくとも一部として、所定の対価の支払いを条件として前記ユーザにゲームのプレイを許可するゲーム機が設けられ、
    前記第1のゲーム又は前記第2のゲームのいずれか一方のゲームが、前記ゲーム機に限ってプレイ可能なゲームとされている請求項1〜4のいずれか一項に記載のゲームシステム。
  7. 前記複数のネットワーク端末装置の少なくとも一部として、前記ユーザの個人用途に向けられたユーザ端末装置が設けられ、
    前記第1のゲーム又は前記第2のゲームのいずれか他方のゲームが、前記ユーザ端末装置にてプレイ可能なゲームとされている請求項6に記載のゲームシステム。
  8. ユーザの第1のゲームのプレイにより更新されるプレイ内容に関する情報が記録されたプレイデータを記憶する記憶手段を備えるゲームシステムに設けられた少なくとも一のコンピュータ装置を、
    前記第1のゲームにて所定の第1条件を満たしたユーザに対し、前記第1のゲームにて利用するための条件として、前記第1のゲームとは異なる第2のゲームと関連付けられた第2条件が設定された所定の特典を付与する特典付与手段、
    前記第2条件を前記ユーザに把握させるための手掛かりとなる案内情報を当該ユーザに提示する利用案内手段、及び
    前記ユーザが前記第2のゲームをプレイして前記第2条件を満たした場合、前記第1のゲームにおける前記特典の利用を当該ユーザに許可し、前記第2条件が満たされない場合には前記特典の利用を制限する特典利用制御手段、
    として機能させ
    前記特定付与手段は、
    前記プレイデータに記録された前記プレイ内容に関する情報に基づいて、前記ユーザが前記第1のゲームにて前記所定の第1条件を満たしているか否かを判断する判断手段を備え、前記判断手段によって前記所定の第1条件を満たしていると判断された場合に、前記ユーザに対し前記所定の特典を付与するように構成されたゲームシステム用のコンピュータプログラム。
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