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JP6316740B2 - 交通機関の運行情報表示装置 - Google Patents

交通機関の運行情報表示装置 Download PDF

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秀昭 伊藤
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秋典 玉村
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Description

本発明は、バスや列車、飛行機などの交通機関の運行情報を画面に表示する装置に関する。特に、使用者により指定された停留所を通るバス等の交通機関の出発時刻を表示する装置に関する。
バスや列車、飛行機といった交通機関の利用者は、停留所(バス停、駅、空港等)や駅に表示されている運行路線図を見て目的地に向かう路線を確認し、さらに該路線のバス等の運行時刻表を確認して乗車するバス等を決定している。最近では携帯電話やタブレット型端末をはじめとする可搬型端末の普及とネットワーク環境の整備により、停留所だけでなく、可搬型端末でも手軽に運行路線図や運行時刻表を確認できるようになっている(例えば非特許文献1)。
京都市交通局, "市バス時刻表", [online], [平成26年9月12日検索], インターネット<URL:http://www.city.kyoto.jp/kotsu/busdia/hyperdia/055031.htm>
バス等の交通機関の運行時刻表は、通常、路線毎に作成される。そのため、目的地に向かう路線が複数ある場合、利用者は、それら複数の路線の運行時刻表を個別に確認しなければならず、面倒であった。また、運行時刻表には出発時刻が列挙されているのみであり、現在時刻との対応関係(これからすぐ後に出発するのがどのバスであるか、など)を確認しづらい、という問題もあった。
本発明が解決しようとする課題は、利用しようする停留所(バス停、駅、空港等)から出発する交通機関(バス、列車、飛行機等)について、複数の種類の路線の出発時刻情報を簡便に確認することができ、また、現在時刻と各路線の出発時刻との対応関係を容易に確認することができる交通機関の運行情報表示装置を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係る交通機関の運行情報表示装置は、
a) 交通機関の複数の路線、前記複数の路線のそれぞれが通る停留所、及び各停留所における路線毎の出発時刻に関する情報である全体運行情報が保存された全体運行情報記憶部と、
b) 使用者による停留所の指定を受け付ける停留所指定受付部と、
c) 前記停留所指定受付部で受け付けた停留所を通る1又は複数の路線及び各路線の該停留所からの出発時刻に関する情報である指定停留所運行情報を読み出す指定停留所運行情報読出部と、
d) 前記指定停留所運行情報に基づいて、前記1又は複数の路線と前記出発時刻を、時間軸と路線の種類に対応する軸を持つ2次元表示として表示画面に表示する運行情報画面表示部と、
e) 前記2次元表示の時間軸に対応させて現在時刻を前記表示画面に重畳表示する現在時刻表示部と、
を備えることを特徴とする。
上記停留所は、交通機関が一時停留し、出発する場所を意味する。つまり、交通機関がバスである場合にはバス停、電車である場合には駅、飛行機である場合には空港と呼ばれる場所が停留所に該当する。
上記2次元表示は、時間軸と路線軸をX−Y軸に持つ矩形状の2次元表示の他、円形であって、周方向に時間軸を、径方向に路線軸を持つ2次元表示等とすることもできる。
上記路線の種類と出発時刻は、例えば路線の番号を示す数字や図形を2次元領域内に配置することにより表示することができる。
上記の2次元表示の時間軸に対応させて重畳表示される現在時刻は、デジタル表示のように単に現在時刻のみを示すものではなく、2次元表示の時間軸方向の位置を示すものであり、例えば2次元表示が上述した円形表示である場合には、アナログ時計の長針(分針)に相当する線とすることができる。
本発明に係る運行情報表示装置では、時間軸と路線軸を持つ2次元表示内に、使用者が指定した停留所を通る路線の交通機関(バス、電車、飛行機等)の出発時刻が一覧で表示される。従って、使用者は、複数の路線の出発時刻をひと目で確認することができる。また、表示部には、時間軸と路線軸から成る2次元表示に現在時刻が重畳表示されるため、現在時刻から各路線の出発時刻までの時間をひと目で容易に把握することができる。
本発明に係る運行情報表示装置では、運行情報を表示する交通機関(バス、電車、飛行機等)は複数種類であってもよい。その場合、例えば使用者がターミナル駅を指定した場合に当該駅を通る電車とバスの両方に関する運行情報を表示部に表示するように構成することができる。また、使用者がターミナル駅等を指定した場合に、使用者による更なる詳細な停留所(バス停、駅、空港等)の指定に応じて画面に表示する交通機関を絞り込むように構成することもできる。
本発明に係る運行情報表示装置は、ネットワークを介して相互に接続されるサーバと端末装置を備えた運行情報表示システムとして構成することができる。例えば、前記全体運行情報記憶部を有するサーバと、該サーバとネットワークを介して接続された、前記停留所指定受付部、前記指定停留所運行情報読出部、前記運行情報画面表示部、及び前記現在時刻指示部を有する端末装置を含んで構成することができる。
本発明に係る運行情報表示装置は、さらに、
f) 停留所の位置に関する情報を含む地図情報が記憶された地図情報記憶部
を備え、
前記停留所指定受付部が、前記地図情報を読み出して前記表示画面に表示し、該表示した地図情報に対する使用者による停留所の指定を受け付ける
ように構成することができる。
上記態様の運行情報表示装置では、例えば停留所指定受付部が、表示画面に地図と停留所の位置を表すアイコンを重畳表示し、使用者にアイコンを指定させることで停留所の指定を受け付けるように構成することができる。
上記地図情報記憶部を備える態様を前記運行情報表示システムとして構成する場合には、例えば、前記サーバと同一のサーバあるいは前記端末装置とネットワークを介して相互に接続される別のサーバが地図情報記憶部を備えるように構成することができる。
本発明に係る運行情報表示装置は、さらに、
g) 使用者による、運行情報の表示時間帯の指定を受け付ける表示時間帯指定受付部
を備え、
前記運行情報画面表示部が、前記表示時間帯指定受付部で受け付けた時間帯の運行情報を前記表示画面に表示する
ことが望ましい。
使用者に指定された停留所を出発するバス等の路線数や各路線の本数が多い場合に2次元領域に1日分の各路線の出発時刻を全て表示すると、それらが重なりあって見づらくなる。
表示時間帯指定受付部を備えた態様の運行情報表示装置では、使用者が、確認しようとする時間帯の運行情報を選択的に画面に表示させることができるため、効率的に運行情報を確認することができる。なお、ここでいう表示時間帯の指定には、時刻の指定だけでなく、曜日の指定(平日、土日祝や曜日の指定など)も含まれる。
本発明に係る運行情報表示装置では、また、
前記停留所指定受付部が、使用者による1つの出発停留所及び1又は複数の目的停留所の指定を受け付け、
前記指定停留所運行情報読出部が、前記出発停留所及び前記1又は複数の目的停留所の全てを通る1又は複数の路線及び各路線の該出発停留所の出発時刻に関する情報を、前記指定停留所運行情報として読み出す
ように構成することができる。
本発明に係る運行情報表示装置は、さらに、
h) 使用者による、前記2次元表示された1又は複数の路線と出発時刻の中から特定の路線及び出発時刻の指定を受け付ける特定便指定受付部と、
i) 使用者による、前記特定便指定受付部で受け付けた特定の路線及び出発時刻の便の遅延情報の入力を受け付ける遅延情報入力受付部と、
j) 前記遅延情報入力受付部で受け付けた遅延情報を収集する遅延情報収集部と、
を備えて構成することができる。
上記遅延情報情報入力受付部は、使用者により特定された便に遅れが生じているか否かを選択させるボタンを画面に表示するものや、遅れの具体的な時間(3分、5分等)を使用者に入力させる画面を表示させる、あるいは使用者にそれらの情報を音声入力させるもの等、適宜の形態を採ることができる。
上記態様の運行情報表示装置では、使用者により入力された遅延情報を収集することができる。こうして収集した遅延情報に統計的な処理を施すと日常的に遅延が生じている路線や便を特定することができるため、使用者自らが乗車する際に参考にしたり、あるいは交通機関の運営者に提供して時刻表改訂時の参考にしたりすることができる。
本発明に係る運行情報表示装置を用いることにより、利用しようする停留所(バス停、駅、空港等)から出発する交通機関(バス、列車、飛行機等)について、複数の路線の出発時刻情報を簡便に確認することができ、また、現在時刻と出発時刻との対応関係を容易に確認することができる。
本発明に係る運行情報表示装置の一実施例の要部構成図。 本実施例の運行情報表示装置における地図情報の表示例。 本実施例の運行情報表示装置における指定停留所運行情報の表示例。 本実施例の運行情報表示装置における路線バスの経路の表示例。 本実施例の運行情報表示装置における詳細情報画面の表示例。 本実施例の運行情報表示装置における指定停留所運行情報の別の表示例。 本発明に係る運行情報表示装置の別の実施例の要部構成図。 本実施例の運行情報表示装置における指定停留所運行情報のさらに別の表示例。
本発明に係る交通機関の運行情報表示装置の一実施例について説明する。本実施例の運行情報表示装置はバスの運行情報を表示する装置である。
図1に本実施例の運行情報表示装置の要部構成を示す。本実施例の運行情報表示装置の実体は、スマートフォンやタブレット端末等の可搬型の端末装置10であり、中央演算装置(CPU)11、メモリ12、モニタ(表示部)13、入力部14、ハードディスク等の大容量記憶装置からなる記憶部15、及び通信インターフェース(通信I/F)17等を備えている。端末装置10は、通信I/F17を通じてインターネットに接続される。また、本実施例の端末装置10はGPS機能を備えている。
記憶部15には、OS(Operating System)のほかに、運行情報表示装置用プログラム18が保存されており、該プログラム18の起動により、CPU11が、後述する停留所指定受付部18a、指定停留所運行情報読出部18b、運行情報画面表示部18c、現在時刻表示部18d、表示時間帯指定受付部18e、特定便指定受付部18f、遅延情報入力受付部18g、及び遅延情報収集部18hとして機能する。また、記憶部15には、全体運行情報記憶部19、地図情報記憶部20、及び評価情報記憶部21が設けられている。
運行情報表示装置用プログラムは、使用者が予め、該プログラムの提供者が運営するサーバから端末装置にダウンロードして用いる。また、サーバと端末装置の間で通信が確立すると、該サーバからバスの運行情報及び地図情報が配信され、それぞれ全体運行情報記憶部19と地図情報記憶部20に保存されるとともに、端末装置10の評価情報記憶部21に保存された正確性評価情報(後述)がサーバに送信される。
以下、本実施例の端末装置(運行情報表示装置)10の動作について説明する。
使用者が運行情報表示装置用プログラム18を起動すると、停留所指定受付部18aは端末装置10のGPS機能により該端末装置の現在位置を取得する。そして、地図情報記憶部20から現在位置を中心とする地図情報を読み出して、モニタ13に表示する(図2(a))。地図情報には、表示されたエリアに位置するバス停の情報が含まれており、バス停の位置を示すアイコン31が地図に重畳表示される。使用者が画面に表示される拡大/縮小ボタンを押すと、それに応じて地図が拡大/縮小表示される。図2(a)の広域表示から図2(b)の拡大表示に移行すると、同時にアイコンのサイズが大きくなるとともに、同じ名称の複数のバス停(例えば「四条河原町」)のアイコンに異なるアルファベットが付され、区別して表示される。また、使用者の操作に応じて画面上に表示エリアを変更する。さらに、使用者により画面下部の「現在地へ戻る」ボタン33が押されると、表示エリアを現在位置を中心とするものに戻す。
使用者が画面上に表示されたバス停のアイコン31、32を押すと、停留所指定受付部18aはバス停を特定し、そのバス停のアイコン31、32の色を変化させる(例えば選択前の青色表示から赤色表示に変化させる)。続いて、指定停留所運行情報読出部18bが、停留所指定受付部18aにより特定されたバス停を通る路線バスの出発時刻に関する情報(指定停留所運行情報)を全体運行情報記憶部19から読み出す。運行情報画面表示部18cは、読み出された指定停留所運行情報を、時間軸とバスの路線に対応する軸を持つ2次元表示に変換してモニタ13に表示する。本実施例では、指定停留所運行情報を、周方向に時間軸を、径方向に路線軸を持つ2次元表示に変換し、アナログ時計表示36を中心として、各路線を同心円で表すとともに、各路線の出発時刻を対応する円上に表示する(図3(a)参照)。また、現在時刻表示部18dは、この2次元表示上に現在時刻を示す線37(アナログ時計の長針に相当する線)を重畳表示する。
本実施例では、使用者が指定したバス停を出発する路線バスの出発時刻が、路線ごとに同心円状に整理され、かつ、現在時刻を示す線と共に表示されるため、複数の路線の出発時刻をひと目で確認することができ、また、現在時刻から各路線の出発時刻までの時間をひと目で把握することができる。
また、図3(a)に示す画面上には、表示時間帯指定受付部18eにより、運行情報の表示時間帯の指定を受け付ける領域34が表示される。使用者がこの領域34に表示された「前の時刻」ボタン341を押すと、現在時刻(10時48分)から1時間前の時刻(9時48分)を含む1時間(9時台)の運行情報が表示される。また、使用者がこの領域に表示された「次の時刻」ボタン342を押すと、現在時刻(10時48分)から1時間後の時刻(11時48分)を含む1時間(11時台)の運行情報が表示される。使用者がさらに「次の時刻」ボタンを押すと、さらに1時間後の時刻(12時48分)を含む1時間(12時台)の運行情報が表示される。また、中央に位置する時刻表示欄343を選択すると、プルダウン形式で時間帯選択画面が表示されるようになっており、その中から表示時間帯を指定することもできる(図3(b))。さらに、画面の下部に表示される曜日指定ボタン35を操作することにより、曜日(平日、土日祝等)を指定して運行情報を表示させることもできる。
上記例では、使用者により画面上に表示された1つのバス停のアイコン31、32が押され、停留所指定受付部18aが1つのバス停を特定するものとしたが、使用者がバス停のアイコン31、32を複数押すと、停留所指定受付部18aは該複数のバス停を特定し、最初に押されたアイコン31、32に対応する停留所を出発停留所、その後に押された1乃至複数のアイコン31、32にそれぞれ対応するバス停を目的停留所として特定する。また、出発停留所及び目的停留所を通る路線バスの経路を地図上に表示する。図4(a)に拡大表示の場合、図4(b)に広域表示の場合の表示例を示す。
また、指定停留所運行情報読出部18bは、停留所指定受付部18aにより特定された出発停留所を出発し、全ての目的停留所を通る路線バスの出発時刻に関する情報(指定停留所運行情報)を全体運行情報記憶部19から読み出す。運行情報画面表示部18cは、読み出された指定停留所運行情報を、時間軸とバスの路線に対応する軸を持つ2次元表示に変換してモニタ13に表示する。
また、使用者が2次元表示された指定停留所運行情報のうちの特定の便に対応する表示を押すと、特定便指定受付部18fによりその便が特定され、遅延情報入力受付部18gにより、図5に示す詳細情報画面41が表示される。この詳細情報画面41には、特定便の正確性(定時性)評価欄42が設けられており、使用者にGOOD(ほぼ定時通り)、又はBAD(遅延)のいずれかのボタンの選択を促す。使用者によりいずれかが選択されると、遅延情報収集部18hにより特定便とその正確性評価結果に関する情報が評価情報記憶部21に保存される。また、詳細情報画面41には「路線図表示」ボタン43が設けられており、このボタンを押すと、特定した路線バスの経路が、図4(a)や(b)と同様に地図上に表示される。
サーバと端末装置10の通信が確立すると、評価情報記憶部18に保存された特定便の正確性評価情報がサーバに送信され、サーバの運営者によってその情報が蓄積される。また、サーバから端末装置10に配信される全体運行情報に正確性評価情報が反映される。その後、指定停留所運行情報読出部18bは、正確性評価情報が反映された指定停留所運行情報を読み出す。そして、運行情報画面表示部18cは、図6に示すように、正確性評価においてBAD(遅延)と評価された割合が高い便に対応するアイコンを大きく表示して、出発時刻の不確定性が高いことを示す。これにより、利用者は、路線バスの運行時刻だけでなく、各便の正確性を同時に確認することができる。
上記実施例では、使用者が地図上のアイコンを押すことによりバス停を指定するものとしたが、他の方法によりバス停を絞り込むこともできる。例えば、「現在地検索」のほか、「目的地検索」や「系統名検索」「バス停検索」といった検索ボタンを配置することができる。図4(c)に示すように、「現在地検索」、「目的地検索」では、使用者により地図上で選択された地点(図4(c)の例では「下鴨神社」)や現在地、または、入力された観光名所等の目的地から所定の距離内に位置するバス停が絞り込まれ地図上にハイライト表示される。また、「系統名検索」では、使用者が「系統名検索」ボタンを押すと、画面上に系統名が一覧表示される。その画面上で使用者が系統名と行き先を選択すると、該当する系統の路線図と停留所が地図上にハイライト表示される。「バス停検索」では、使用者によりバス停の名称の一部又は全部が入力されるとバス停が検索され、当該バス停が地図上にハイライト表示される。
上記実施例では、端末装置の記憶部15内に全体運行情報記憶部19、地図情報記憶部20、及び評価情報記憶部21を設けた。また、サーバと端末装置の間で通信が確立すると、該サーバからバスの運行情報及び地図情報が配信され、それぞれ全体運行情報記憶部19と地図情報記憶部20に保存されるように構成し、端末装置10のみで動作する構成としたが、別の形態を採ることもできる。
そのような例の一つとして、端末装置と、ネットワークを介して該端末装置と接続可能な1乃至複数のサーバによる運行情報表示システムを説明する。なお、以下の説明では、上記実施例と同様の構成及び動作に関する説明を適宜省略する。
図7に運行情報表示システムの概略構成を示す。このシステムは使用者が操作する端末装置100と、ネットワークを介して該端末装置100から接続される、運行情報サーバ200、及び地図情報サーバ300から構成されている。端末装置100のハードウェア構成は図1に示した端末装置10と同様であるため、CPU等の図示を省略している。また、運行情報サーバ200及び地図情報サーバ300も、それぞれに特徴的な構成要素である全体運行情報記憶部219、評価情報記憶部221、及び地図情報記憶部320のみを図示しているが、当然、サーバとしての標準的な構成及び機能を備えている。図6には端末装置100を1つのみ図示しているが、複数の使用者がそれぞれ所持する、同様の構成を有する端末装置100を多数、同時に用いることができ、それらから運行情報サーバ200及び地図情報サーバ300にアクセスして以下のように動作させることができる。
上記運行情報表示システムでは、使用者が運行情報表示装置用プログラム118を起動すると、停留所指定受付部118aが端末装置が有するGPS機能を用いて該端末装置の現在位置を取得する。また、インターネットを介して地図情報サーバ300にアクセスし、該地図情報サーバ300の地図情報記憶部320から現在位置を中心とする地図情報を取得して、モニタに地図を表示する(図2(a), (b))。
使用者が画面上に表示されたバス停のアイコン31、32を押すと、停留所指定受付部118aによりバス停が特定される。続いて、指定停留所運行情報読出部118bが、停留所指定受付部118aにより特定されたバス停を通る路線バスの出発時刻に関する情報(指定停留所運行情報)を全体運行情報記憶部219から取得する。運行情報画面表示部118cは、読み出された指定停留所運行情報を、時間軸とバスの路線に対応する軸を持つ2次元表示に変換してモニタに表示する。また、現在時刻表示部118dは、この2次元表示上に現在時刻を示す線(アナログ時計の長針に相当する線)を重畳表示する。また、表示時間帯指定受付部118eは、上記実施例と同様に運行情報の表示時間帯の指定を受け付ける領域を表示する。さらに、使用者が複数のバス停を指定した場合には、指定停留所運行情報読出部118b及び運行情報画面表示部118cが上述した例と同様に動作する。
使用者が2次元表示された指定停留所運行情報のうちの特定の便に対応する表示を押すと、特定便指定受付部118fによりその便が特定され、遅延情報入力受付部118gにより、図5に示す詳細情報画面が表示される。この詳細情報表示画面で使用者がGOOD(ほぼ定時通り)、又はBAD(遅延)のいずれかを選択すると、遅延情報収集部118hにより特定便とその正確性評価結果に関する情報が、運行情報サーバ200に送信され、該運行情報サーバ200において評価情報記憶部221に保存される。この態様において、運行情報サーバをバス会社が運営することにより、使用者からの生の評価情報を蓄積してバスの運行の正確性を把握することができる。
運行情報サーバ200の評価情報記憶部221に正確性評価情報が蓄積されると、運行情報サーバの全体運行情報記憶部219にその情報が書き込まれる。そして、端末装置100からの要求に応じて、指定停留所運行情報読出部118bに、正確性評価情報を反映した指定停留所運行情報を送信する。この情報に基づき、運行情報画面表示部118cは、図5に示すように、正確性評価においてBAD(遅延)と評価された割合が高い便に対応するアイコンを大きく表示して、出発時刻の不確定性が高いことを示す。
上記実施例はいずれも一例であって、本発明の趣旨に沿って適宜に変更することができる。上記実施例は、バスの運行情報を表示する装置としたが、他の交通機関(電車、飛行機等)の運行情報も表示することができる。また、複数の種類の交通機関の運行情報を表示する装置として構成することもできる。さらに、上記の運行情報システムの例では、運行情報サーバ200と地図情報サーバ300を別のサーバとしたが、1つのサーバに全体運行情報記憶部219、地図情報記憶部320、及び評価情報記憶部221を備えるようにしてもよい。上述した端末装置100が有する機能の一部(例えば現在時刻表示部や遅延情報収集部)をサーバ側に備え、ネットワークを介して端末装置上で機能するように構成することもできる。その他、図8に示すように、指定停留所運行情報の2次元表示を、時間軸と路線軸をX−Y軸に持つ矩形状のものとすることもできる。
10、100…端末装置
11…CPU
18、118…運行情報表示装置用プログラム
18a、118a…停留所指定受付部
18b、118b…指定停留所運行情報読出部
18c、118c…運行情報画面表示部
18d、118d…現在時刻表示部
18e、118e…表示時間帯指定受付部
18f、118f…特定便指定受付部
18g、118g…遅延情報入力受付部
18h、118h…遅延情報収集部
12…メモリ
13…モニタ
14…入力部
15…記憶部
19…全体運行情報記憶部
20…地図情報記憶部
200…運行情報サーバ
219…全体運行情報記憶部
221…評価情報記憶部
300…地図情報サーバ
320…地図情報記憶部

Claims (7)

  1. a) 交通機関の複数の路線、前記複数の路線のそれぞれが通る停留所、及び各停留所における路線毎の出発予定時刻に関する情報である全体運行情報が保存された全体運行情報記憶部と、
    b) 使用者による停留所の指定を受け付ける停留所指定受付部と、
    c) 前記停留所指定受付部で受け付けた停留所を通る1又は複数の路線及び各路線の該停留所からの出発予定時刻に関する情報である指定停留所運行情報を読み出す指定停留所運行情報読出部と、
    d) 前記指定停留所運行情報に基づいて、前記1又は複数の路線と前記出発予定時刻を、時間軸と路線の種類に対応する軸を持つ2次元表示として表示画面に表示する運行情報画面表示部と、
    e) 前記2次元表示の時間軸に対応させて現在時刻を前記表示画面に重畳表示する現在時刻表示部と、
    f) 使用者による、前記2次元表示された1又は複数の路線と出発予定時刻の中から特定の路線及び出発予定時刻の指定、及び該特定の路線及び出発予定時刻に対応する便の出発予定時刻と実際の出発時刻の差である遅延情報の入力を受け付ける遅延情報入力受付部と、
    g) 前記遅延情報を収集して各便の遅延情報を統計的に処理することにより、各便の運行の正確性に関する情報である正確性情報を作成する遅延情報収集部と
    を備え
    前記運行情報画面表示部が、前記正確性情報に基づいて、前記表示画面に各便の運行の正確性を表す指標を表示する
    ことを特徴とする交通機関の運行情報表示装置。
  2. 前記2次元表示が、円形であって、周方向に時間軸を、径方向に路線軸を持つ2次元表示であることを特徴とする請求項1に記載の交通機関の運行情報表示装置。
  3. h) 停留所の位置に関する情報を含む地図情報が記憶された地図情報記憶部
    を備え、
    前記停留所指定受付部が、前記地図情報を読み出して前記表示画面に表示し、該表示した地図情報に対する使用者による停留所の指定を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の交通機関の運行情報表示装置。
  4. i) 使用者による、運行情報の表示時間帯の指定を受け付ける表示時間帯指定受付部
    を備え、
    前記運行情報画面表示部が、前記表示時間帯指定受付部で受け付けた時間帯の運行情報を前記表示画面に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の交通機関の運行情報表示装置。
  5. 前記停留所指定受付部が、使用者による1つの出発停留所及び1又は複数の目的停留所の指定を受け付け、
    前記指定停留所運行情報読出部が、前記出発停留所及び前記1又は複数の目的停留所の全てを通る1又は複数の路線及び各路線の該出発停留所の出発予定時刻に関する情報を、前記指定停留所運行情報として読み出す
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の交通機関の運行情報表示装置。
  6. コンピュータを請求項1からのいずれかに記載の交通機関の運行情報表示装置として機能させるプログラム。
  7. 1乃至複数のサーバ、及び1乃至複数の該サーバに接続可能な端末装置からなるシステムとして構成されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の交通機関の運行情報表示装置。
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