JP6305603B1 - 回転電機の制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
一般的にモータは発電動作を低回転で実施する期間はほとんどなく、500rpm以上の回転での動作となる。車載モータは大きなトルクを得られるよう極数を多くしているため、トルクの脈動が小さくなり、これはドライバーが不快に感じないレベルである。発電時に振動抑制制御を実施した場合、効果をほとんど実感できず、振動抑制を実施しない場合と比較して、エネルギー損失が大となる問題があった。
実施の形態1に係る回転電機の制御装置(以下、単に制御装置と称す)について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る制御装置1の概略ブロック図である。
図1に示すように、基本トルク指令算出部30は、回転電機2に出力させるトルクの基本指令値である基本トルク指令値Tcbを算出する。本実施の形態では、基本トルク指令算出部30は、アクセル開度、車速、及び直流電源4の充電量等に応じて、車輪8の駆動のために要求されている車両要求トルクを算出し、車両要求トルクに基づいて基本トルク指令値Tcbを設定する。
Tcf=Tcmx
2)Tcsm(=Tcb+Tcv)≦Tcmxの場合 ・・・(2)
Tcf=Tcsm=Tcb+Tcv
本実施の形態では、振幅加算有無判断部38は、基本トルク指令値Tcbに基本振動トルク指令値Tcvbの基本振幅Abを加算した判定振動最大値(Tcb+Ab)が上限指令値Tcmxより大きい場合に、振動トルク指令値Tcvの加算を止めるように構成されている。この構成によれば、振動トルク指令値Tcvを加算しないトルク範囲を必要最小限にし、トルク振動の低減効果の減少を必要最小限にすることができる。
Tcv=0
2)Tcb+Ab≦Tcmxの場合 ・・・(3)
Tcv=Tcvb
本発明の実施の形態1におけるTcb+Ab≦Tcmxの領域での振動抑制制御では、車両制御装置から受信したトルク指令に対して、正弦波状のトルクリプル補正量を減算する。そのため、トルク指令に対して補正後のトルク指令が大きくなる部分もあれば、トルク指令に対して補正後のトルク指令が小さくなる部分もあり、平均的なトルクは一定となる。
また、通電電流がI1となった場合の損失低減量Xと、通電電流がI2となった場合の損失増加量Yとは同じ値となり、正弦波を重畳しても、平均的にみて損失は増加していないことになる。
このように、通電電流の2乗に比例する損失について、図9に示すような正弦波を重畳した通電電流を流した場合には、通電電流I0よりも大きい部分では損失が増加し、通電電流I0よりも小さい部分では損失が減少する。
また、通電電流がI1となった場合の損失低減量Uと、通電電流がI2となった場合の損失増加量Vとでは、損失増加量Vの方が大きい値となる。すなわち、平均的にみても、損失が増加することになる。
以上のように、振動抑制制御を実行することで、平均的には通電電流の2乗に比例する損失が増加することになる。
次に、実施の形態2に係る制御装置について説明する。図12は、本実施の形態に係る制御装置1の概略ブロック図である。上記の実施の形態1と同様の構成部分は説明を省略する。本実施の形態に係る回転電機2及び制御装置1の基本的な構成及び処理は実施の形態1と同様であるが、振幅加算有無判断部38に温度判定部39からの判定信号を送信するように構成されている。振幅加算有無判断部38は温度判定部39からの判定信号に基づき振動トルク指令値の加算を止めることができる。
温度検出器40は、回転電機2のモータコイル温度40a、制御装置1によって制御されるインバータ10のスイッチング素子等を含むチップのチップ温度40b、回転電機2に流れる電流を検出する電流センサの電流センサ温度40cをそれぞれ検出するものである。
モータコイル温度40aは、コイルに取り付けられたサーミスタで検出し、制御装置内部の温度判定部39でコイル温度が温度判定値を超えたか否か判定し、判定信号を振幅加算有無判断部38に送信する。判定温度を超えた場合、振動トルク指令値の加算を止める。
振動抑制制御有の場合、損失大となることは上記で説明した通りである。本制御を実施することによって、モータコイル温度大の時の損失を抑え、判定温度を超えることを抑え、安全のために出力を低下させる制御(ディーレーティング制御)の期間を減らすことができる。
チップ温度40bは、制御装置内部の温度センサで検出し、制御装置内部の温度判定部39でチップ温度が判定温度を超えたか否か判定し、判定信号を振幅加算有無判断部38に送信する。判定温度を超えた場合、振動トルク指令値の加算を止める。
振動抑制制御有の場合、損失大となることは上記で説明した通りである。本制御を実施することによって、チップ温度大の時の損失を抑え、判定温度を超えることを抑え、安全のために出力を低下させる制御(ディーレーティング制御)の期間を減らすことが出来る。
電流センサ温度40aは、電流センサに取り付けられたサーミスタで検出し、制御装置内部の温度判定部39で電流センサ温度40aが判定温度を超えたか否か判定し、判定信号を振幅加算有無判断部38に送信する。判定温度を超えた場合、振動トルク指令値の加算を止める。
振動抑制制御有の場合、損失大となることは上記で説明した通りである。本制御を実施することによって、モータコイル温度大の時の損失を抑え、判定温度を超えることを抑え、安全のために出力を低下させる制御(ディーレーティング制御)の期間を減らすことが出来る。
発熱箇所の状態に応じて、振動抑制制御の実施有無を決めるため、安全のために出力を低下させる制御(ディーレーティング制御)の期間を減らすことが出来る。
また、モータに減磁が起こらないよう設定された判定温度にマージンを持たせ、0.9掛けした値を判定温度としてもよい。
本発明のその他の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する各実施の形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施の形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
本発明は、ハイブリッド車両にも適用でき、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
Claims (5)
- 回転電機に出力させるトルクの基本指令値である基本トルク指令値を算出する基本トルク指令算出部と、振動周波数で振動するトルク指令値である振動トルク指令値を算出する振動指令算出部と、前記基本トルク指令値に前記振動トルク指令値を加算した加算トルク指令値を算出し、前記回転電機の最大出力トルクに対応して予め設定された上限指令値により前記加算トルク指令値を上限制限した値を、前記回転電機に指令する最終トルク指令値として算出する最終トルク指令算出部と、を備え、
前記振動指令算出部は、前記基本トルク指令値に前記振動トルク指令値の振幅を加算した振動最大値が前記上限指令値より大きくなる場合に、前記振動最大値が前記上限指令値を超えないように、前記振動トルク指令値の加算を止める振動加算有無判断部を有している回転電機の制御装置において、
前記振動加算有無判断部は、前記回転電機の発電動作中は、前記振動トルク指令値の加算を止めることを特徴とする回転電機の制御装置。 - 前記回転電機のモータコイル温度が、予め設定されたモータコイル温度の温度判定値よりも高い場合、前記振動トルク指令値の加算を止めることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の制御装置。
- 前記回転電機の制御装置によって制御されるインバータのスイッチング素子を含むチップのチップ温度が、予め設定されたチップ温度の温度判定値よりも高い場合、前記振動トルク指令値の加算を止めることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機の制御装置。
- 前記回転電機に流れる電流を検出する電流センサの電流センサ温度が、予め設定された電流センサ温度の温度判定値よりも高い場合、前記振動トルク指令値の加算を止めることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の回転電機の制御装置。
- 前記回転電機のモータコイル温度、または前記回転電機の制御装置によって制御されるインバータのスイッチング素子を含むチップのチップ温度、または前記回転電機に流れる電流を検出する電流センサの電流センサ温度が、予め設定された温度判定値よりも高い場合、力行中であっても、前記振動トルク指令値の加算を止めることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の回転電機の制御装置。
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