JP6398054B2 - 単独運転検出装置とその方法並びに分散型電源装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態に係る単独運転検出装置2の構成の一例を示す図である。本実施形態に係る単独運転検出装置2は、電力系統LNに接続された分散型電源装置1の単独運転を検出する。すなわち、単独運転検出装置2は、事故等に伴う送電路の遮断によって電力系統LNからの電源供給が止まり、分散型電源装置1が系統負荷RLへ単独で電源を供給している状態を検出する。単独運転検出装置2は、単独運転の状態を検出した場合、分散型電源装置1と電力系統LNとの接続を切り離す。
図1の例において、分散型電源装置1は、電力変換部12と、キャパシタC1及びC2と、インダクタL1及びL2と、電流測定部13と、制御部11を有する。
インダクタL1及びL2は、電力系統LNに接続される端子T3、T4と電力変換部12との間の電流経路に設けられており、電力変換部12の交流側電圧と電力系統LNの電圧との電圧差に相当するパルス状の電圧が印加される。インダクタL1は電力変換部12の一方の交流側端子と端子T3の間に接続され、インダクタL2は電力変換部12の他方の交流側端子と端子T4の間に接続される。
キャパシタC2は、端子T3とT4において電力系統LNと並列に接続されており、インダクタL1及びL2から電力系統LNに流れるスイッチング周波数のリップル電流成分を吸収する。
図1に示す単独運転検出装置2は、電圧測定部14と、周波数測定部15と、ブレーカ16と、制御部20を有する。
dFr = Fr1−Fr0 …(1)
周波数偏差dFrがゼロを含む所定の範囲(例えば±0.01Hz)から外れる場合、無効電力注入制御部22は、周波数偏差dFrを増大させる無効電力を電力系統LNへ注入するように分散型電源装置1を制御する。例えば、無効電力注入制御部22は、周波数偏差dFrが正の場合、電力系統LNの電圧の周波数に対して分散型電源装置1の出力電流の位相を進める制御(無効電力の注入)を連続的に行うように無効電力指令値信号Srpを調節する。また無効電力注入制御部22は、周波数偏差dFrが負の場合、電力系統LNの電圧の周波数に対して分散型電源装置1の出力電流の位相を遅らせる制御(無効電力の注入)を連続的に行うように無効電力指令値信号Srpを調節する。単独運転の状態では、分散型電源装置1の出力電流の位相に電力系統LNの電圧の位相が近づくため、このような無効電力の制御を行うことにより、周波数偏差dFrの増大が進行する。
周波数偏差dFrが上記所定の範囲(±0.01Hz内)に含まれる程度に小さい場合、無効電力注入制御部22は、電圧測定部14により測定された出力電圧の基本波成分及び高調波成分の時間的な変動パターンが所定の条件を満たすならば、周波数偏差dFrを増大させる無効電力を電力系統LNに一定期間注入するように分散型電源装置1を制御する。
(N0−Navr) > 2.5[ボルト] …(2−1)
(N1−Navr) > 2.5[ボルト] …(2−2)
(N2−Navr) > −0.5[ボルト] …(2−3)
−0.5[ボルト] < (N3−Navr) < 0.5[ボルト] …(2−4)
−0.5[ボルト] < (N4−Navr) < 0.5[ボルト] …(2−5)
−0.5[ボルト] < (N5−Navr) < 0.5[ボルト] …(2−6)
(M0−Navr) > 2[ボルト] …(3−1)
(M1−Navr) > 2[ボルト] …(3−2)
(M2−Navr) > −0.5[ボルト] …(3−3)
−0.5[ボルト] < (M3−Mavr) < 0.5[ボルト] …(3−4)
−0.5[ボルト] < (M4−Mavr) < 0.5[ボルト] …(3−5)
−0.5[ボルト] < (M5−Mavr) < 0.5[ボルト] …(3−6)
判定部23は、上述したステートの更新処理を一定期間ごとに行う。すなわち、判定部23は、同一のステートに留まるか又は他のステートに移行するかを決定するための処理を一定期間ごと(例えば5msごと)に行う。
判定部23は、第1ステート(待機状態)において、電力系統LNの周波数が比較的緩やかに変化する第1の周波数変化を周波数偏差dFrに基づいて監視する。例えば、判定部23は、周波数偏差dFrと第2しきい値TH2とを比較し、当該比較結果に基づいて第1の周波数変化(緩やかな周波数変化)を検出する。具体的には、判定部23は、周波数偏差dFrの絶対値が第2しきい値TH2より大きい場合(|dFr|>TH2)、第1の周波数変化を検出する。第1の周波数変化を検出すると、判定部23は、第1ステートから第2ステートへ移行する。
判定部23は、第2ステート(周波数変動状態)において、電力系統LNの周波数が比較的急に変化する第2の周波数変化を周波数偏差dFrに基づいて監視する。例えば、判定部23は、周波数演算部21において連続して算出された2つの周波数偏差dFrの差である「周波数偏差変化率ddFr」と第3しきい値TH3とを比較し、当該比較結果に基づいて第2の周波数変化(急な周波数変化)を検出する。周波数偏差変化率ddFrは次の式で表わされる。
ddFr = dFr[n]−dFr[n−1] …(4)
また、判定部23は、第2ステートの継続時間が第4の時間T4を超えた場合(すなわち、周波数が緩やかなランプ状の変化を長く続けている場合:図2B)も、第2ステートから第1ステートへ移行する。第4の時間T4は、FRT要件を満たしたステップ状の周波数変動を判別するために設定される後述の第2の時間T2と等しいかこれより長い時間に設定される。
判定部23は、第3ステート(周波数急変状態)において、直近の第1ステートの周波数と最新の周波数との差である「定常周波数偏差ΔFr」と第1しきい値TH1とを比較し、その大小関係を監視する。定常周波数偏差ΔFrは次の式で表わされる。
ΔFr = Fr0_stb−Fr1 …(5)
図2は、「JEAC9701−2012」において規定された周波数変動に対するFRT要件を説明するための図である。図2Aはステップ状の周波数変動に対するFRT要件を示し、図2Bはランプ状の周波数変動に対するFRT要件を示す。
50Hz系統に連係する場合、ステップ状に3サイクル間(60ms)継続する+0.8Hzの周波数変動に対して運転を継続することが要求される。また、60Hz系統に連係する場合、ステップ状に3サイクル間(50ms)継続する+1.0Hzの周波数変動に対して運転を継続することが要求される。
50Hz系統に連係する場合、上限51.5Hzから下限47.5Hzまでの範囲における±2Hz/s以内のランプ状の周波数変動に対して運転を継続することが要求される。また、60Hz系統に連係する場合、上限61.8Hzから下限57.0Hzまでの範囲における±2Hz/s以内のランプ状の周波数変動に対して運転を継続することが要求される。
(a1)周波数の変化が緩やかに始まる。
(a2)緩やかな変化の後で、周波数が急変する。
(a3)周波数の変化が緩やかに終わる。
(a4)一定時間以内に変化開始前の定常値へ収束する。
(b1)周波数の急変に該当しない一定の周波数変化率(2Hz/s)で周波数が上昇又は低下する。
(b2)変化開始前の定常値からの周波数偏差が時間の経過とともに大きくなる。
図4は、単独運転の場合における周波数測定値の変化の一例を示す図であり、図3と同様に最近周波数Fr1の変化を示す。図4Aは単独運転の発生の直後から電力系統LNへの無効電力の注入が行われる場合を示し、図4Bは単独運転の発生から暫く時間が経過した後で電力系統LNへの無効電力の注入が行われる場合を示す。
(c1)周波数の変化が緩やかに始まる。
(c2)緩やかな変化の後で、周波数が急変する。
(c3)変化開始前の定常値とは異なる周波数に収束する。
(d1)FRT要件の周波数変動に比べて緩やかに周波数の変化が始まる。
(d2)緩やかな周波数の変化が長く続く。
(d3)緩やかな変化の後で、周波数が急変する。
(d4)変化開始前の定常値とは異なる周波数に収束する。
「緩やかな周波数の変化」が第1の時間T1より長く続いた後で「周波数の急変」が起きた場合、上述した(d2)、(d3)の特徴を満たすため、単独運転検出装置2は単独運転の状態にあると判定する。
「緩やかな周波数の変化」の開始から第2の時間T2(T2>T1)が経過する前に、変化開始前の定常値からの差が第1しきい値TH1より小さくなった場合、上述した(a4)の特徴を満たすため、単独運転検出装置2は単独運転の状態にないと判定する。一方、「緩やかな周波数の変化」の開始から第2の時間T2(T2>T1)が経過したとき、変化開始前の定常値からの差が第1しきい値TH1より大きい場合は、上述した(c3)の特徴を満たすため、単独運転検出装置2は単独運転の状態にあると判定する。
判定部23は、新たに単独運転の判定処理を開始する際に、経過時間Txと第1しきい値TH1を予め初期値(例えばゼロ)にクリアする。初期化後、判定部23は第1ステート(ST10)に移行する。
判定部23は、第1ステートにおいて、一定時間ごと(例えば5msごと)に周波数偏差dFr(式(1))の絶対値を第2しきい値TH2と比較する(ST15)。第2しきい値TH2は、通常状態において系統周波数に生じ得る変動から区別できる範囲で十分小さい値に設定される。
判定部23は、第2ステートにおいて、一定時間ごと(例えば5msごと)に次の比較判定処理(ST30、ST35、ST45)を行う。
判定部23は、第3ステートにおいて、一定時間ごと(例えば5msごと)に次の比較判定処理(ST60、ST65、ST70)を行う。
分散型電源装置1の出力電力と系統負荷RLがバランスしていることにより、無効電力注入制御部22における無効電力の注入条件を満たさない場合は、単独運転の発生直後から電力系統LNへの無効電力の注入が行われないため、例えば図4Bにおいて示すように、最終的な周波数の収束までの時間が長くなってしまう。本実施形態では、単独運転時における周波数変動の特徴的なパターンに基づいて、最終的な周波数の収束を待つことなく単独運転の有無を判定できるため、単独運転を短い時間で検出できる。従って、周波数の変動が微小な場合に無効電力を注入することなく、所定の期間内に単独運転を検出できる。
これにより、一定時間以内に元の定常値へ周波数が収束するFRT要件を満たしたステップ状の周波数変動と、単独運転による周波数変動とを正しく判別することができる。従って、FRT要件を満たすステップ状の周波数変動を単独運転の状態として検出しないようにすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係る単独運転検出装置は、電力系統に無効電力を注入するための専用の電源装置を備える。
図7に示す単独運転検出装置2Aは、図1に示す単独運転検出装置2と同様の構成に加えて、分散型電源装置1と並列に接続された無効電力注入用電源装置3を有する。無効電力注入用電源装置3は、制御部20の無効電力注入制御部22の制御に従って、既に説明した分散型電源装置1と同様の動作により、電力系統LNへ無効電力を注入する。無効電力注入用電源装置3は、例えば分散型電源装置1と同様な構成のインバータ回路(12、L1、L2、C1、C2)を含んで構成される。この場合、インバータ回路の直流側の電源は、例えば分散型電源装置1と共通の蓄電池BATでもよい。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、単独運転の検出機能を備えた分散型電源装置に関するものである。
図8に示す分散型電源装置1Aは、電力変換部12と、キャパシタC1及びC2と、インダクタL1及びL2と、電流測定部13と、電圧測定部14と、周波数測定部15と、ブレーカ16と、制御部11Aを有する。
ここで、電力変換部12、キャパシタC1及びC2、インダクタL1及びL2、電流測定部11は、図1の分散型電源装置1における同一符号の構成要素と同じである。また、電圧測定部14、周波数測定部15、ブレーカ16は、図1の単独運転検出装置2における同一符号の構成要素と同じである。
また、上述した実施形態における電流、電圧、周波数の測定方法や、周波数に関する各指標(周波数偏差dFr、周波数偏差変化率ddFr、定常周波数偏差ΔFr等)の算出方法も一例であり、本発明はこれに限定されない。
更に、上述した実施形態における無効電流の注入条件やFRT要件も一例であり、本発明はこれに限定されない。
電力系統に接続された分散型電源装置の単独運転を検出する単独運転検出装置であって、
前記分散型電源装置の出力電圧の周波数を測定する周波数測定部と、
前記出力電圧に含まれる基本波成分及び/又は高調波成分を測定する電圧測定部と、
前記周波数測定部の測定値に基づいて、時間の経過に伴う前記出力電圧の周波数偏差を算出する周波数演算部と、
前記周波数偏差が所定の範囲から外れる場合、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に注入し、前記周波数偏差が前記所定の範囲に含まれる場合は、前記電圧測定部により測定された前記基本波成分及び/又は前記高調波成分の時間的な変動パターンが所定の条件を満たすならば、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に一定期間注入するように、前記分散型電源装置若しくは前記分散型電源装置と並列に接続された無効電力注入用電源装置を制御する無効電力注入制御部と、
第1ステートにおいて、前記周波数が比較的緩やかに変化する第1の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第1の周波数変化を検出すると前記第1ステートから第2ステートへ移行し、前記第2ステートにおいて、前記周波数が比較的急に変化する第2の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第2ステートの開始時刻から前記第2の周波数変化を検出した時刻までの経過時間が第1の時間を超えた場合、前記単独運転が行われていると判定する判定部と
を有する単独運転検出装置。
前記判定部は、前記第2ステートの開始時刻から前記第2の周波数変化を検出した時刻までの経過時間が前記第1の時間より短い場合、前記第2ステートから第3ステートへ移行し、前記第3ステートにおいて、直近の前記第1ステートにおける前記周波数と最新の前記周波数との差と第1しきい値との大小を監視し、当該差が前記第1しきい値より大きく、かつ、直近の前記第2ステート開始時刻からの経過時間が前記第1の時間より長い第2の時間を超えた場合、前記単独運転が行われていると判定し、当該経過時間が前記第2の時間を超える前に当該差が前記第1しきい値より小さくなった場合は、前記第3ステートから前記第1ステートに移行する、
付記1に記載の単独運転検出装置。
前記判定部は、直近の前記第2ステート開始時刻からの経過時間が前記第1の時間より長く前記第2の時間より短い第3の時間に比べて短い場合、前記第3ステートから前記第1ステートへの移行を抑止する、
付記2に記載の単独運転検出装置。
前記判定部は、前記第2ステート開始時刻において前記第1しきい値を所定の初期値に設定し、所定の時間変化率で前記第1しきい値を時間とともに増大させる、
付記3に記載の単独運転検出装置。
前記判定部は、前記第2ステートの継続時間が前記第2の時間と等しいかこれより長い第4の時間を超えた場合、前記第2ステートから前記第1ステートへ移行する、
付記2乃至4の何れか一項に記載の単独運転検出装置。
前記判定部は、前記第2ステートにおいて前記第1の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第1の周波数変化が一定時間継続して検出されない場合には前記第2ステートから前記第1ステートへ移行する、
付記1乃至5の何れか一項に記載の単独運転検出装置。
前記判定部は、前記周波数偏差と第2しきい値とを比較し、当該比較結果に基づいて前記第1の周波数変化を検出する
付記1乃至6の何れか一項の記載の単独運転検出装置。
前記判定部は、周波数演算部において連続して算出された2つの前記周波数偏差の差と第3しきい値とを比較し、当該比較結果に基づいて前記第2の周波数変化を検出する
付記1乃至7の何れか一項に記載の単独運転検出装置。
前記判定部において前記単独運転が行われていると判定された場合に前記分散型電源装置を前記電力系統から切り離すブレーカを有する、
付記1乃至8の何れか一項に記載の単独運転検出装置。
電力系統に接続された分散型電源装置の単独運転を検出する単独運転検出方法であって、
前記分散型電源装置の出力電圧の周波数を測定する周波数測定工程と、
前記出力電圧に含まれる基本波成分及び/又は高調波成分を測定する電圧測定工程と、
前記周波数測定工程の測定値に基づいて、時間の経過に伴う前記出力電圧の周波数偏差を算出する周波数演算工程と、
前記周波数偏差が所定の範囲から外れる場合、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に注入するように前記分散型電源装置若しくは前記分散型電源装置と並列に接続された無効電力注入用電源装置を制御する第1無効電力注入工程と、
前記周波数偏差が前記所定の範囲に含まれる場合、前記電圧測定工程において測定された前記基本波成分及び/又は前記高調波成分の時間的な変動パターンが所定の条件を満たすならば、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に一定期間注入するように、前記分散型電源装置若しくは前記無効電力注入用電源装置を制御する第2無効電力注入工程と、
第1ステートにおいて、前記周波数が比較的緩やかに変化する第1の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視する第1監視工程と、
前記第1監視工程において前記第1の周波数変化を検出した場合、前記第1ステートから第2ステートへ移行し、前記第2ステートにおいて、前記周波数が比較的急に変化する第2の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視する第2監視工程と、
前記第2ステートの開始時刻から前記第2の周波数変化を検出した時刻までの経過時間が第1の時間を超えた場合、前記単独運転が行われていると判定する第1判定工程と
を有する単独運転検出方法。
前記第1判定工程において、前記第2ステートの開始時刻から前記2の周波数変化を検出した時刻までの経過時間が前記第1の時間より短いと判定した場合、前記第2ステートから第3ステートへ移行し、前記第3ステートにおいて、直近の前記第1ステートにおける前記周波数と最新の前記周波数との差と第1しきい値との大小を監視する第3監視工程と、
前記第3監視工程の監視結果において前記差が前記第1しきい値より大きく、かつ、直近の前記第2ステート開始時刻からの経過時間が前記第1の時間より長い第2の時間を超えた場合、前記単独運転が行われていると判定する第2判定工程と、
直近の前記第2ステート開始時刻からの経過時間が前記第2の時間を超える前に、前記第3監視工程の監視結果において前記差が前記第1しきい値より小さくなった場合、前記第3ステートから前記第1ステートに移行する第1リセット工程とを有する、
付記10に記載の単独運転検出方法。
前記第1リセット工程は、直近の前記第2ステート開始時刻からの経過時間が前記第1の時間より長く前記第2の時間より短い第3の時間に比べて短い場合、前記第3ステートから前記第1ステートへの移行を抑止する、
付記11に記載の単独運転検出方法。
前記第2ステート開始時刻において前記第1しきい値を所定の初期値に設定し、所定の時間変化率で前記第1しきい値を時間とともに増大させる第1しきい値更新工程を有する、
付記12に記載の単独運転検出方法。
前記第2ステートの継続時間が前記第2の時間と等しいかこれより長い第4の時間を超えた場合、前記第2ステートから前記第1ステートへ移行する第2リセット工程を有する、
付記11乃至13の何れか一項に記載の単独運転検出方法。
前記第2ステートにおいて前記第1の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第1の周波数変化が一定時間継続して検出されない場合には前記第2ステートから前記第1ステートへ移行する第3リセット工程を有する、
付記10乃至14の何れか一項に記載の単独運転検出方法。
電力系統に接続された状態における単独運転を検出可能な分散型電源装置であって、
前記電力系統に出力が接続された電力変換部と、
前記電力変換部の出力電圧の周波数を測定する周波数測定部と、
前記出力電圧に含まれる基本波成分及び/又は高調波成分を測定する電圧測定部と、
前記周波数測定部の測定値に基づいて、時間の経過に伴う前記出力電圧の周波数偏差を算出する周波数演算部と、
前記周波数偏差が所定の範囲から外れる場合、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に注入し、前記周波数偏差が前記所定の範囲に含まれる場合は、前記電圧測定部により測定された前記基本波成分及び/又は前記高調波成分の時間的な変動パターンが所定の条件を満たすならば、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に一定期間注入するように前記電力変換部を制御する無効電力注入制御部と、
第1ステートにおいて、前記周波数が比較的緩やかに変化する第1の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第1の周波数変化を検出すると前記第1ステートから第2ステートへ移行し、前記第2ステートにおいて、前記周波数が比較的急に変化する第2の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第2ステートの開始時刻から前記第2の周波数変化を検出した時刻までの経過時間が第1の時間を超えた場合、前記単独運転が行われていると判定する判定部と
を有する分散型電源装置。
Claims (16)
- 電力系統に接続された分散型電源装置の単独運転を検出する単独運転検出装置であって、
前記分散型電源装置の出力電圧の周波数を測定する周波数測定部と、
前記出力電圧に含まれる基本波成分及び/又は高調波成分を測定する電圧測定部と、
前記周波数測定部の測定値に基づいて、時間の経過に伴う前記出力電圧の周波数偏差を算出する周波数演算部と、
前記周波数偏差が所定の範囲から外れる場合、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に注入し、前記周波数偏差が前記所定の範囲に含まれる場合は、前記電圧測定部により測定された前記基本波成分及び/又は前記高調波成分の時間的な変動パターンが所定の条件を満たすならば、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に一定期間注入するように、前記分散型電源装置若しくは前記分散型電源装置と並列に接続された無効電力注入用電源装置を制御する無効電力注入制御部と、
第1ステートにおいて、前記周波数が比較的緩やかに変化する第1の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第1の周波数変化を検出すると前記第1ステートから第2ステートへ移行し、前記第2ステートにおいて、前記周波数が比較的急に変化する第2の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第2ステートの開始時刻から前記第2の周波数変化を検出した時刻までの経過時間が第1の時間を超えた場合、前記単独運転が行われていると判定する判定部と
を有する単独運転検出装置。 - 前記判定部は、前記第2ステートの開始時刻から前記第2の周波数変化を検出した時刻までの経過時間が前記第1の時間より短い場合、前記第2ステートから第3ステートへ移行し、前記第3ステートにおいて、直近の前記第1ステートにおける前記周波数と最新の前記周波数との差と第1しきい値との大小を監視し、当該差が前記第1しきい値より大きく、かつ、直近の前記第2ステート開始時刻からの経過時間が前記第1の時間より長い第2の時間を超えた場合、前記単独運転が行われていると判定し、当該経過時間が前記第2の時間を超える前に当該差が前記第1しきい値より小さくなった場合は、前記第3ステートから前記第1ステートに移行する、
請求項1に記載の単独運転検出装置。 - 前記判定部は、直近の前記第2ステート開始時刻からの経過時間が前記第1の時間より長く前記第2の時間より短い第3の時間に比べて短い場合、前記第3ステートから前記第1ステートへの移行を抑止する、
請求項2に記載の単独運転検出装置。 - 前記判定部は、前記第2ステート開始時刻において前記第1しきい値を所定の初期値に設定し、所定の時間変化率で前記第1しきい値を時間とともに増大させる、
請求項3に記載の単独運転検出装置。 - 前記判定部は、前記第2ステートの継続時間が前記第2の時間と等しいかこれより長い第4の時間を超えた場合、前記第2ステートから前記第1ステートへ移行する、
請求項2乃至4の何れか一項に記載の単独運転検出装置。 - 前記判定部は、前記第2ステートにおいて前記第1の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第1の周波数変化が一定時間継続して検出されない場合には前記第2ステートから前記第1ステートへ移行する、
請求項1乃至5の何れか一項に記載の単独運転検出装置。 - 前記判定部は、前記周波数偏差と第2しきい値とを比較し、当該比較結果に基づいて前記第1の周波数変化を検出する
請求項1乃至6の何れか一項の記載の単独運転検出装置。 - 前記判定部は、周波数演算部において連続して算出された2つの前記周波数偏差の差と第3しきい値とを比較し、当該比較結果に基づいて前記第2の周波数変化を検出する
請求項1乃至7の何れか一項に記載の単独運転検出装置。 - 前記判定部において前記単独運転が行われていると判定された場合に前記分散型電源装置を前記電力系統から切り離すブレーカを有する、
請求項1乃至8の何れか一項に記載の単独運転検出装置。 - 電力系統に接続された分散型電源装置の単独運転を検出する単独運転検出方法であって、
前記分散型電源装置の出力電圧の周波数を測定する周波数測定工程と、
前記出力電圧に含まれる基本波成分及び/又は高調波成分を測定する電圧測定工程と、
前記周波数測定工程の測定値に基づいて、時間の経過に伴う前記出力電圧の周波数偏差を算出する周波数演算工程と、
前記周波数偏差が所定の範囲から外れる場合、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に注入するように前記分散型電源装置若しくは前記分散型電源装置と並列に接続された無効電力注入用電源装置を制御する第1無効電力注入工程と、
前記周波数偏差が前記所定の範囲に含まれる場合、前記電圧測定工程において測定された前記基本波成分及び/又は前記高調波成分の時間的な変動パターンが所定の条件を満たすならば、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に一定期間注入するように、前記分散型電源装置若しくは前記無効電力注入用電源装置を制御する第2無効電力注入工程と、
第1ステートにおいて、前記周波数が比較的緩やかに変化する第1の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視する第1監視工程と、
前記第1監視工程において前記第1の周波数変化を検出した場合、前記第1ステートから第2ステートへ移行し、前記第2ステートにおいて、前記周波数が比較的急に変化する第2の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視する第2監視工程と、
前記第2ステートの開始時刻から前記第2の周波数変化を検出した時刻までの経過時間が第1の時間を超えた場合、前記単独運転が行われていると判定する第1判定工程と
を有する単独運転検出方法。 - 前記第1判定工程において、前記第2ステートの開始時刻から前記2の周波数変化を検出した時刻までの経過時間が前記第1の時間より短いと判定した場合、前記第2ステートから第3ステートへ移行し、前記第3ステートにおいて、直近の前記第1ステートにおける前記周波数と最新の前記周波数との差と第1しきい値との大小を監視する第3監視工程と、
前記第3監視工程の監視結果において前記差が前記第1しきい値より大きく、かつ、直近の前記第2ステート開始時刻からの経過時間が前記第1の時間より長い第2の時間を超えた場合、前記単独運転が行われていると判定する第2判定工程と、
直近の前記第2ステート開始時刻からの経過時間が前記第2の時間を超える前に、前記第3監視工程の監視結果において前記差が前記第1しきい値より小さくなった場合、前記第3ステートから前記第1ステートに移行する第1リセット工程とを有する、
請求項10に記載の単独運転検出方法。 - 前記第1リセット工程は、直近の前記第2ステート開始時刻からの経過時間が前記第1の時間より長く前記第2の時間より短い第3の時間に比べて短い場合、前記第3ステートから前記第1ステートへの移行を抑止する、
請求項11に記載の単独運転検出方法。 - 前記第2ステート開始時刻において前記第1しきい値を所定の初期値に設定し、所定の時間変化率で前記第1しきい値を時間とともに増大させる第1しきい値更新工程を有する、
請求項12に記載の単独運転検出方法。 - 前記第2ステートの継続時間が前記第2の時間と等しいかこれより長い第4の時間を超えた場合、前記第2ステートから前記第1ステートへ移行する第2リセット工程を有する、
請求項11乃至13の何れか一項に記載の単独運転検出方法。 - 前記第2ステートにおいて前記第1の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第1の周波数変化が一定時間継続して検出されない場合には前記第2ステートから前記第1ステートへ移行する第3リセット工程を有する、
請求項10乃至14の何れか一項に記載の単独運転検出方法。 - 電力系統に接続された状態における単独運転を検出可能な分散型電源装置であって、
前記電力系統に出力が接続された電力変換部と、
前記電力変換部の出力電圧の周波数を測定する周波数測定部と、
前記出力電圧に含まれる基本波成分及び/又は高調波成分を測定する電圧測定部と、
前記周波数測定部の測定値に基づいて、時間の経過に伴う前記出力電圧の周波数偏差を算出する周波数演算部と、
前記周波数偏差が所定の範囲から外れる場合、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に注入し、前記周波数偏差が前記所定の範囲に含まれる場合は、前記電圧測定部により測定された前記基本波成分及び/又は前記高調波成分の時間的な変動パターンが所定の条件を満たすならば、前記周波数偏差を増大させる無効電力を前記電力系統に一定期間注入するように前記電力変換部を制御する無効電力注入制御部と、
第1ステートにおいて、前記周波数が比較的緩やかに変化する第1の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第1の周波数変化を検出すると前記第1ステートから第2ステートへ移行し、前記第2ステートにおいて、前記周波数が比較的急に変化する第2の周波数変化を前記周波数偏差に基づいて監視し、前記第2ステートの開始時刻から前記第2の周波数変化を検出した時刻までの経過時間が第1の時間を超えた場合、前記単独運転が行われていると判定する判定部と
を有する分散型電源装置。
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