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JP6397540B2 - カッターナイフの刃折具 - Google Patents

カッターナイフの刃折具 Download PDF

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JP6397540B2 JP2017100698A JP2017100698A JP6397540B2 JP 6397540 B2 JP6397540 B2 JP 6397540B2 JP 2017100698 A JP2017100698 A JP 2017100698A JP 2017100698 A JP2017100698 A JP 2017100698A JP 6397540 B2 JP6397540 B2 JP 6397540B2
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Description

本発明は、カッターナイフの刃体を折るための刃折具に関する。
従来のカッターナイフの刃折具としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された刃折具は、カッターナイフの刃体を収容するホルダの後端に取り付けられており、刃体を挿入することが可能なスリットを有している。ホルダから刃折具を取り外した後、刃体の先端部を刃折具のスリットに挿入し、その状態で刃折具に力を加えることにより、刃体の先端部を折り取ることができる。
特開2003−245482号公報
上述の刃折具を用いることにより、刃体に手を触れることなく、当該刃体を折ることが可能となる。しかしながら、刃体を折る際、刃体の先端部は、スリットに挿入されるにすぎず、刃折具に固定されるわけではない。そのため、当該刃折具には、折り取られた刃体の先端部が飛散するリスクがある。かかるリスクの存在は、刃体を折ろうとするユーザに恐怖心を抱かせる原因となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、折り取られた刃体の先端部が飛散するリスクを低減できるカッターナイフの刃折具を提供することを目的とする。
本発明によるカッターナイフの刃折具は、カッターナイフの刃体を折るためのカッターナイフの刃折具であって、上記刃体の上面に当接する上面当接部を有する長板状の上板部材と、上記刃体の下面に当接する下面当接部を有するとともに上記上板部材に接続された長板状の下板部材と、を備え、上記上面当接部と上記下面当接部とは、互いに離間しており、上記上板部材は、下向きの力を受けることにより、上記上面当接部が上記下面当接部に接するまで変位することを特徴とする。
この刃折具においては、上板部材及び下板部材が設けられている。上板部材は、下向きの力を受けることにより、その上面当接部が下板部材の下面当接部に接するまで変位することが可能である。このため、上板部材に下向きの力を加えながら、上面当接部及び下面当接部をそれぞれ刃体の上面及び下面に当接させることにより、刃体を挟持することができる。これにより、刃体を折る際、刃体の先端部が刃折具に固定されるため、折り取られた当該先端部が飛散しにくくなる。
本発明によれば、折り取られた刃体の先端部が飛散するリスクを低減できるカッターナイフの刃折具が実現される。
本発明によるカッターナイフの刃折具の第1実施形態を示す側面図である。 図1の刃折具を示す平面図である。 上板部材10を示す平面図である。 下板部材20を示す底面図である。 図1の刃折具において上板部材10の上面当接部12と下板部材20の下面当接部22とが接した状態を示す側面図である。 図1の刃折具の使用方法の一例を説明するための側面図である。 図1の刃折具の使用方法の一例を説明するための側面図である。 図1の刃折具の使用方法の一例を説明するための側面図である。 図1の刃折具の効果を説明するための側面図である。 本発明によるカッターナイフの刃折具の第2実施形態を示す側面図である。 図10の刃折具を示す平面図である。 カバー部材50を示す正面図である。 上板部材10及び下板部材20の変形例を説明するための平面図である。 図13の変形例の効果を説明するための平面図である。 カバー部材50の一変形例を説明するための平面図である。 カバー部材50の他の変形例を説明するための側面図である。 変形例に係る刃折具を示す側面図である。 変形例に係る刃折具を示す側面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるカッターナイフの刃折具の第1実施形態を示す側面図である。また、図2は、図1の刃折具を示す平面図である。カッターナイフの刃折具1は、カッターナイフの刃体を折るための刃折具であって、上板部材10、下板部材20、操作レバー30、及び支軸40を備えている。
上板部材10及び下板部材20は、長板状をしており、平面視(図2参照)で互いに重なっている。上板部材10の長手方向と下板部材20の長手方向とは、互いに等しい。上板部材10及び下板部材20の長さは、例えば、8〜12cm程度である。また、上板部材10及び下板部材20の幅は、例えば、1〜3cm程度である。
上板部材10は、上面当接部12を有している。上面当接部12は、カッターナイフの刃体の上面に当接する部分である。上面当接部12は、平面状をしている。本実施形態において上面当接部12の形状は、長方形である。この上面当接部12は、上板部材10の先端10aを構成している。
下板部材20は、下面当接部22を有している。下面当接部22は、カッターナイフの刃体の下面に当接する部分である。下面当接部22は、平面状をしている。本実施形態において下面当接部22の形状は、長方形である。この下面当接部22は、下板部材20の先端20aを構成している。下板部材20の先端20aは、平面視で、上板部材10の先端10aに一致している。これらの先端10a及び先端20aは、平面視で、直線状をしている。
上板部材10の先端10aの近傍は、下板部材20に向かって屈曲している。また、下板部材20の先端20aの近傍は、上板部材10に向かって屈曲している。これにより、上板部材10の上面当接部12と下板部材20の下面当接部22とが、互いに対向している。非使用時、すなわち上板部材10が後述する下向きの力を受けていないとき、上面当接部12と下面当接部22とは、互いに離間している。
下板部材20は、上板部材10に接続されている。本実施形態において上板部材10と下板部材20とは、上板部材10の後端10b及び下板部材20の後端20bにおいて互いに接続されている。具体的には、上板部材10の後端10b及びその近傍領域と、下板部材20の後端20b及びその近傍領域とが、互いに接合されている。下板部材20の後端20bは、平面視で、上板部材10の後端10bに一致している。上板部材10及び下板部材20の材料としては、例えば金属を用いることができる。
操作レバー30は、梃子の原理により上板部材10に下向きの力を与えるものである。操作レバー30は、長板状をしており、上板部材10上に設けられている。操作レバー30は、角部32を有している。角部32は、操作レバー30の先端30a寄りに設けられている。この角部32は、梃子の原理における作用点となる部分である。操作レバー30は、側面視(図1参照)で、角部32を中心に操作レバー30の後端30bが円弧を描くように運動可能である。
操作レバー30においては、その先端30aの近傍が梃子の原理の支点となるとともに、その後端30bの近傍が梃子の原理の力点となる。平面視で、角部32(作用点)は、支点と力点との間に位置する。ただし、角部32から後端30bまでの距離は、角部32から先端30aまでの距離よりも長い。前者の距離は、後者の距離の5倍以上であることが好ましく、10倍以上であることがより好ましい。操作レバー30の材料としては、例えば金属を用いることができる。
支軸40は、上板部材10及び下板部材20を貫通している。支軸40には、操作レバー30の先端30aの近傍(上記支点となる部分)が連結されている。具体的には、図3及び図4に示すように、上板部材10及び下板部材20には、それぞれ孔14及び孔24が形成されている。支軸40は、これらの孔14及び孔24を通過するように設けられている。支軸40の一部分(上端40aを含む部分)は、上板部材10から上方に突出している。支軸40の当該部分は、操作レバー30の先端30aに形成された切欠部34(図2参照)の内側に入り込んでいる。切欠部34の内側において、支軸40と操作レバー30とがピン42を介して互いに連結されている。ピン42は、上板部材10及び下板部材20の左右方向(図1の紙面に垂直な方向)に延びている。
支軸40の下端40bの径は、下板部材20の孔24の径よりも大きい。この下端40bは、下板部材20の下面(上板部材10に対向する面である上面とは反対の面)側に出ている。これにより、支軸40が孔24から抜け落ちないようになっている。ただし、支軸40は、その中心軸周りに回転自在に設けられている。平面視で、上板部材10及び下板部材20の各先端10a,20aから支軸40までの距離d1(図2参照)は、10mm以上25mm以下であることが好ましい。支軸40の材料としては、例えば金属を用いることができる。
図5に示すように、操作レバー30の後端30bの近傍(力点)に力を加えて操作レバー30を押し下げることにより、角部32(作用点)を通じて、上板部材10に対して下向きの力Fを与えることができる。上板部材10は、下向きの力Fを受けることにより、上面当接部12が下面当接部22に接するまで変位する。このように上面当接部12と下面当接部22とが接した状態において、これらの上面当接部12及び下面当接部22は、完全に重なり合う。すなわち、上面当接部12の全体と下面当接部22の全体とが、互いに重なる。
図6〜図8を参照しつつ、刃折具1の使用方法の一例を説明する。まず、図6に示すように、上板部材10の上面当接部12と下板部材20の下面当接部22との間の隙間に、一方の手に持ったカッターナイフの刃体92を差し入れる。次に、図7に示すように、上面当接部12及び下面当接部22がそれぞれ刃体92の上面及び下面に当接するまで、もう一方の手で操作レバー30を押し下げることにより上板部材10に下向きの力を加える。その後も上板部材10に下向きの力を加え続けることにより、上面当接部12及び下面当接部22によって刃体92を挟持する。その状態で刃体92を折り曲げる方向に力を加えることにより、図8に示すように、刃体92の先端部92aを折り取ることができる。
刃折具1の効果を説明する。刃折具1においては、上板部材10及び下板部材20が設けられている。上板部材10は、下向きの力を受けることにより、その上面当接部12が下板部材20の下面当接部22に接するまで変位することが可能である。このため、上板部材10に下向きの力を加えながら、上面当接部12及び下面当接部22をそれぞれ刃体の上面及び下面に当接させることにより、刃体を挟持することができる。これにより、刃体を折る際、刃体の先端部が刃折具1に固定されるため、折り取られた当該先端部が飛散しにくくなる。したがって、折り取られた刃体の先端部が飛散するリスクを低減できる刃折具1が実現されている。
上面当接部12は、平面状をしている。このように刃体の上面に当接する部分を平面にすることにより、上面当接部12を刃体に密着させやすくなる。これにより、刃体を安定的に挟持することができる。
下面当接部22は、平面状をしている。このように刃体の下面に当接する部分を平面にすることにより、下面当接部22を刃体に密着させやすくなる。これにより、刃体を安定的に挟持することができる。
上板部材10と下板部材20とは、後端10b,20bにおいて互いに接続されている。このように先端10a,20aから遠く離れた位置において上板部材10と下板部材20とを接続することにより、先端10a,20aの可動域を大きくとることができる。
上板部材10の先端10aの近傍が下板部材20に向かって屈曲するとともに、下板部材20の先端20aの近傍が上板部材10に向かって屈曲している。これにより、上板部材10の先端10aを構成する上面当接部12と下板部材20の先端20aを構成する下面当接部22とが互いに対向する構成を容易に実現することができる。かかる構成は、刃体を安定的に挟持するのに有利である。
上板部材10の先端10a及び下板部材20の先端20aは、平面視で、直線状をしている。この場合、これらの先端10a,20aが刃体の折り線に対して平行になるように、刃体を挟持することができる。これにより、折り線に沿って刃体を折りやすくなる。
刃折具1には、操作レバー30が設けられている。このため、操作レバー30に加わる力が小さくても、梃子の原理により、上板部材10が受ける下向きの力を大きくすることができる。これにより、ユーザが操作レバー30の操作に要する力を軽減することができる。
操作レバー30は、梃子の原理における作用点となる角部32を有しており、側面視で角部32を中心に操作レバー30の後端30bが円弧を描くように運動可能である。この場合、操作レバー30を押し下げることにより、上板部材10に下向きの力を与えることができる。このため、操作レバー30の操作が容易となる。
操作レバー30においては、その先端30aの近傍が梃子の原理における支点となる。この場合、力点から支点までの距離を長くとることができる。このことは、操作レバー30の操作に要する力を軽減するのに有利である。
刃折具1には、上板部材10及び下板部材20を貫通する支軸40が設けられている。そして、操作レバー30の先端30aの近傍は、支軸40に連結されている。これにより、簡易な構成で、操作レバー30の先端30aの近傍を支点とすることができる。
支軸40は、その中心軸周りに回転自在に設けられている。これにより、操作レバー30と共に支軸40を上記中心軸周りに180°回転させてから、ピン42を中心に操作レバー30を回転させることにより、図9に示すように、上板部材10上に操作レバー30を重ねることができる。これにより、非使用時、刃折具1をコンパクトに収納することができる。
上板部材10及び下板部材20の各先端10a,20aから支軸40までの距離d1が大きい方が、上面当接部12と下面当接部22との間の隙間に刃体を差し入れたときに支軸40が邪魔になりにくい。他方、距離d1が大きすぎると、作用点となる角部32が上板部材10の後端10bに近づくため、上記隙間を閉じるのに必要な力が増大してしまう。かかる観点から、距離d1は、10mm以上25mm以下であることが好ましい。
(第2実施形態)
図10は、本発明によるカッターナイフの刃折具の第2実施形態を示す側面図である。また、図11は、図10の刃折具を示す平面図である。カッターナイフの刃折具2は、カッターナイフの刃体を折るための刃折具であって、上板部材10、下板部材20、操作レバー30及び支軸40に加えて、カバー部材50を備えている。上板部材10、下板部材20、操作レバー30及び支軸40の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
カバー部材50は、上板部材10と下板部材20との間の空間を左右両側から覆っている。また、カバー部材50は、上板部材10の上面(下板部材20に対向する面である下面とは反対の面)における操作レバー30が接触していない部分の略全体を覆っている。さらに、カバー部材50は、下板部材20の下面の全体を覆っている。カバー部材50は、上板部材10及び下板部材20から前方に延出している。そして、カバー部材50は、上板部材10及び下板部材20の前方の空間を上下左右の四方から覆っている。カバー部材50は、透明であることが好ましい。
図12は、カバー部材50を示す正面図である。カバー部材50の前面50aには、開口52が設けられている。開口52は、正面視で、上面当接部12と下面当接部22との間の隙間に重なる位置に設けられている。開口52には、カッターナイフの刃体が挿入される。本実施形態において開口52には、刃体に加えて当該刃体が収容されたホルダーの先端部も挿入される。カバー部材50の材料としては、例えばプラスチックを用いることができる。
刃折具2の効果を説明する。上板部材10と下板部材20との間の空間を左右両側から覆うカバー部材50が設けられている。この場合、折り取られた刃体の先端部を上記空間の中に閉じ込めることができる。これにより、当該先端部が飛散するリスクを一層低減することができる。
カバー部材50は、上板部材10及び下板部材20から前方に延出している。これにより、折り取られた刃体が上板部材10及び下板部材20の前方に飛散しにくくなる。特にカバー部材50は、上板部材10及び下板部材20の前方の空間を上下左右の四方から覆っている。この場合、折り取られた刃体の先端部を当該空間の中に閉じ込めることができる。
カバー部材50には、開口52が設けられている。この開口52を通じて刃体を上面当接部12と下面当接部22との間の隙間に差し入れることにより、当該刃体を折る作業をカバー部材50で覆われた空間内で行うことができる。これにより、刃体を折ろうとするユーザの恐怖心を効果的に軽減することができる。
開口52には、刃体に加えて当該刃体が収容されたホルダーの先端部も挿入される。このように開口52にホルダーの先端部まで挿入することにより、刃体を折る際、ホルダから突出した刃体の全体がカバー部材50で覆われた空間内に収容されることになる。これにより、刃体を折ろうとするユーザの恐怖心を一層効果的に軽減することができる。
カバー部材50が透明である場合、カバー部材50の外からでもカバー部材50内の刃体を視認することができるため、上面当接部12及び下面当接部22に対する刃体の位置合わせを容易に行うことができる。刃折具2のその他の効果は、刃折具1と同様である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、上板部材10の先端10a及び下板部材20の先端20aが、平面視で、上板部材10及び下板部材20の長手方向に垂直である場合を例示した。しかし、上板部材10の先端10a及び下板部材20の先端20aは、図13に示すように、平面視で、上記長手方向に対して斜めになっていてもよい。この場合、図14に示すように、上板部材10及び下板部材20の長手方向に沿って刃体92を差し入れても、先端10a,20aを刃体92の折り線に対して平行に揃えることが可能となる。同様に、カバー部材50の前面50aも、図15に示すように、平面視で、上記長手方向に対して斜めになっていてもよい。
上記実施形態においては、カバー部材50が上板部材10の後端10b及び下板部材20の後端20bまで覆う場合を例示した。しかし、カバー部材50は、図16に示すように、上板部材10の先端10a及び下板部材20の先端20aの近傍領域のみを覆ってもよい。この場合、カバー部材50は、上板部材10及び下板部材20に対して前方から被せることにより、これらの上板部材10及び下板部材20に取り付けることができる。また、カバー部材50は、前方に引き抜くことにより、上板部材10及び下板部材20から取り外すことができる。
上記実施形態においては、図17及び図18に示すように、補助部材60が設けられていてもよい。補助部材60は、長板状をしており、カバー部材50の下面に固定された固定部62と、カバー部材50に対して変位する可動部64とを有している。可動部64は、側面視で、カバー部材50の前面50aを巻き込むように曲線を描いている。可動部64を変位させることにより、カバー部材50の前面50aが補助部材60で覆われた状態(図17に示す状態)と、カバー部材50の前面50aが補助部材60で覆われていない状態(図18に示す状態)とが切り替えられる。前者の状態では開口52が閉塞され、後者の状態では開口52が開放される。このように補助部材60は、開閉自在な蓋として機能させることができる。補助部材60の材料としては、例えばプラスチックを用いることができる。
上記実施形態においては、操作レバー30が設けられた場合を例示した。しかし、操作レバー30を設けることは、必須でない。操作レバー30を設けない場合、例えば上板部材10を手で押し下げることにより、上板部材10に下向きの力を与えてもよい。その場合、支軸40も設けられない。
1 カッターナイフの刃折具
2 カッターナイフの刃折具
10 上板部材
10a 先端
10b 後端
12 上面当接部
14 孔
20 下板部材
20a 先端
20b 後端
22 下面当接部
24 孔
30 操作レバー
30a 先端
30b 後端
32 角部
34 切欠部
40 支軸
40a 上端
40b 下端
42 ピン
50 カバー部材
50a 前面
52 開口
60 補助部材
62 固定部
64 可動部
92 刃体
92a 先端部

Claims (21)

  1. カッターナイフの刃体を折るためのカッターナイフの刃折具であって、
    前記刃体の上面に当接する上面当接部を有する長板状の上板部材と、
    前記刃体の下面に当接する下面当接部を有するとともに前記上板部材に接続された長板状の下板部材と、
    前記上板部材と前記下板部材との間の空間を左右両側から覆うカバー部材と、を備え、
    前記上面当接部と前記下面当接部とは、互いに離間しており、
    前記上板部材は、下向きの力を受けることにより、前記上面当接部が前記下面当接部に接するまで変位することを特徴とするカッターナイフの刃折具。
  2. 請求項1に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記上面当接部は、平面状をしているカッターナイフの刃折具。
  3. 請求項1又は2に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記下面当接部は、平面状をしているカッターナイフの刃折具。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記上板部材と前記下板部材とは、当該上板部材及び当該下板部材の後端において互いに接続されているカッターナイフの刃折具。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記上面当接部は、前記上板部材の先端を構成しており、
    前記下面当接部は、前記下板部材の先端を構成しているカッターナイフの刃折具。
  6. 請求項5に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記上板部材の前記先端の近傍は、前記下板部材に向かって屈曲しており、
    前記下板部材の前記先端の近傍は、前記上板部材に向かって屈曲しているカッターナイフの刃折具。
  7. 請求項5又は6に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記上板部材の前記先端及び前記下板部材の前記先端は、平面視で、直線状をしているカッターナイフの刃折具。
  8. 請求項7に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記上板部材の前記先端及び前記下板部材の前記先端は、平面視で、当該上板部材及び当該下板部材の長手方向に対して斜めになっているカッターナイフの刃折具。
  9. 請求項5乃至8の何れかに記載のカッターナイフの刃折具において、
    梃子の原理により前記上板部材に前記下向きの力を与える操作レバーを備えるカッターナイフの刃折具。
  10. 請求項9に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記操作レバーは、前記梃子の原理における作用点となる角部を有しており、側面視で、前記角部を中心に当該操作レバーの後端が円弧を描くように運動可能であるカッターナイフの刃折具。
  11. 請求項10に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記操作レバーの先端の近傍が、前記梃子の原理における支点となるカッターナイフの刃折具。
  12. 請求項11に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記上板部材及び前記下板部材を貫通する支軸を備え、
    前記操作レバーの前記先端の近傍は、前記支軸に連結されているカッターナイフの刃折具。
  13. 請求項12に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記支軸は、当該支軸の中心軸周りに回転自在に設けられているカッターナイフの刃折具。
  14. 請求項12又は13に記載のカッターナイフの刃折具において、
    平面視で、前記上板部材及び前記下板部材の前記各先端から前記支軸までの距離は、10mm以上25mm以下であるカッターナイフの刃折具。
  15. 請求項1乃至14の何れかに記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記カバー部材は、前記上板部材及び前記下板部材から前方に延出するカッターナイフの刃折具。
  16. 請求項15に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記カバー部材は、前記上板部材及び前記下板部材の前方の空間を上下左右の四方から覆うカッターナイフの刃折具。
  17. 請求項16に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記カバー部材の前面には、前記刃体が挿入される開口が設けられているカッターナイフの刃折具。
  18. 請求項17に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記開口には、前記刃体に加えて当該刃体が収容されたホルダーの先端部も挿入されるカッターナイフの刃折具。
  19. 請求項17又は18に記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記カバー部材の下面に固定された固定部と当該カバー部材に対して変位する可動部とを有する補助部材を備え、
    前記可動部を変位させることにより、前記カバー部材の前記前面が前記補助部材で覆われた状態と、当該前面が前記補助部材で覆われていない状態とを切り替えられるカッターナイフの刃折具。
  20. 請求項乃至19の何れかに記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記カバー部材は、透明であるカッターナイフの刃折具。
  21. 請求項乃至20の何れかに記載のカッターナイフの刃折具において、
    前記カバー部材の前面は、平面視で、前記上板部材及び前記下板部材の長手方向に対して斜めになっているカッターナイフの刃折具。
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