JP6391983B2 - Roof structure of unit type building - Google Patents
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Description
本発明は、ユニット式建物の屋根構造に関する。 The present invention relates to a roof structure of a unit type building.
従来から、住宅構造の一つとして、工場で製造された箱状の建物ユニットが建築現場で複数組み合わせられることで構築されるユニット式建物が知られている。建物ユニットは、四隅に立設される4本の柱と、これらの柱の上端間同士及び下端間同士をそれぞれ連結する天井梁及び床梁とから構成される。 2. Description of the Related Art Conventionally, a unit type building constructed by combining a plurality of box-shaped building units manufactured at a factory at a construction site is known as one of housing structures. The building unit is composed of four columns erected at the four corners, and ceiling beams and floor beams that connect the upper ends and lower ends of these columns, respectively.
このように構成されるユニット式建物の最上階部分にバルコニーを設け、バルコニーの上方に軒を設けようとする場合、屋根の端部がバルコニーの上方を覆うように屋根パネルを延出して設ける方法が考えられる(例えば、特許文献1参照)。 When a balcony is provided on the top floor of a unit type building configured in this way and an eave is to be provided above the balcony, a method of extending the roof panel so that the end of the roof covers the top of the balcony (For example, refer to Patent Document 1).
しかしながら、屋根パネルを延出してバルコニーの上方に軒を形成すると、都市型住宅地等のように隣地との間隔が狭い場合に、バルコニー側とそれ以外の屋根パネルの軒が隣地に侵入してしまう場合があり、好ましくない。
これに対しては、例えばバルコニーの上方の屋根パネルのみを延出させて軒を形成し、それ以外の部分の屋根パネルは隣地に侵入しないように、勾配を変えないで小屋裏空間を確保しつつ軒出を抑えて形成する場合、屋根パネル端部と建物との間に隙間ができ、その隙間を覆うために見付幅の大きい幕板等を設けて構成する屋根構造が考えられる。
However, if the eaves are formed above the balcony by extending the roof panel, the eaves of the balcony and other roof panels will invade the adjacent land when the distance from the adjacent land is narrow, such as in urban residential areas. This is not preferable.
In response to this, for example, only the roof panel above the balcony is extended to form an eave, and the roof panel in the other part does not invade the adjacent land, ensuring a hut space without changing the slope. On the other hand, when forming with eaves-down suppressed, a roof structure is conceivable in which a gap is formed between the end of the roof panel and the building, and a curtain plate having a large finding width is provided to cover the gap.
このように屋根構造を構成することにより、バルコニーの上方に軒を設けつつ、軒先が隣地に侵入することを防止できるものであるが、バルコニー側の屋根パネル端部のみからなる軒先と、それ以外の幕板からなる軒先とでデザインが異なってしまい、美観が損なわれるという問題が生じる。
そして、バルコニー側の軒は束に支持されていないため、安定性に欠けるという問題もある。
By configuring the roof structure in this way, it is possible to prevent the eaves from entering the adjacent land while providing eaves above the balcony, but the eaves consisting only of the end of the roof panel on the balcony side, and others The design will differ depending on the eaves made of the curtain, and the aesthetics will be impaired.
And since the eaves on the balcony side are not supported by the bundle, there is also a problem of lack of stability.
さらに、このような問題は、屋根の出隅部や入隅部といった直角をなす二方向の軒先部において顕著となる。 Furthermore, such a problem becomes conspicuous in the eaves portion in two directions that form a right angle, such as a protruding corner portion or a corner portion of the roof.
そこで、本発明は、ユニット式建物において、屋根全体の美観を保ちつつ、軒を隣地に侵入させずに設けることができて、出隅部や入隅部の軒先部を安定させられる屋根構造を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention provides a roof structure that can stabilize the eaves and the eaves of the entrance corner and the entrance corner of the unit type building while maintaining the beauty of the entire roof without allowing the eaves to enter the adjacent land. The purpose is to provide.
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1から図3に示すように、
四隅に立てられる柱の上端間及び下端間を天井梁及び床梁でそれぞれ連結した略直方体状のフレームを有する建物ユニット2を複数組み合わせて建築されるユニット式建物1の屋根構造であって、
最上階部分の建物ユニット2の上部から側方に突出して設けられる補助パネル5・6と、
前記最上階部分の建物ユニット2及び補助パネル5・6の上に立てて設けられる複数の束42と、
前記複数の束42に支持される屋根パネル41と、を備え、
建物の出隅部において、略直交配置される一方の前記補助パネル6を前記最上階部分の前記出隅部を形成する前記建物ユニット2の短辺側に固定して、前記略直交配置される他方の前記補助パネル6を前記出隅部を形成する前記建物ユニット2の長辺側と前記一方の補助パネル6にそれぞれ固定することを特徴とする。
To solve the above problems, the invention according to claim 1, for example 1 to FIG. 3,
It is a roof structure of a unit type building 1 constructed by combining a plurality of
A plurality of
A
Oite the external corner portion of the building, by fixing the
請求項1に記載の発明によれば、ユニット式建物1において、最上階部分の建物ユニット2の上部から側方に突出して設けられる補助パネル5・6と、最上階部分の建物ユニット2及び補助パネル5・6の上に立てて設けられる複数の束42と、その複数の束42に支持される屋根パネル41と、を備える屋根4の構造なので、突出する軒先とそれ以外の軒先とのデザインを統一させて屋根全体の美観を保ちつつ、隣地に軒を侵入させることなく、突出する軒を設けることができる。
また、建物ユニット2に設けられる補助パネル5・6の上に束42が建てられて、その束42に屋根パネル41が支持されるので、突出する軒を構成する屋根パネル41が補助パネル5・6及び束42に支持されて、安定性の高い軒を設けることができる。
そして、建物の出隅部において、略直交配置される一方の補助パネル6を、最上階部分の出隅部を形成する建物ユニット2の短辺側に固定して、略直交配置される他方の補助パネル6を、出隅部を形成する建物ユニット2の長辺側と一方の補助パネル6にそれぞれ固定する構造なので、出隅部の軒先部を安定させることができる。
According to the invention described in claim 1, in the unit type building 1, the
In addition, since the
Then, Oite the external corner portion of the building, one of the
請求項2に記載の発明は、例えば、図2、図4、図5に示すように、
四隅に立てられる柱の上端間及び下端間を天井梁及び床梁でそれぞれ連結した略直方体状のフレームを有する建物ユニット2を複数組み合わせて建築されるユニット式建物1の屋根構造であって、
最上階部分の建物ユニット2の上部から側方に突出して設けられる補助パネル5・6と、
前記最上階部分の建物ユニット2及び補助パネル5・6の上に立てて設けられる複数の束42と、
前記複数の束42に支持される屋根パネル41と、を備え、
建物の入隅部において、略直交配置される一方の補助パネル5は、前記入隅部を形成する一方の前記建物ユニット2の短辺側に固定されており、前記略直交配置される他方の補助パネル6は、前記入隅部を形成する他方の前記建物ユニット2の長辺側と前記一方の補助パネル5の一端側にそれぞれ固定されていることを特徴とする。
The invention according to
It is a roof structure of a unit type building 1 constructed by combining a plurality of
A plurality of
A
In the corner of the building, one
請求項2に記載の発明によれば、ユニット式建物1において、最上階部分の建物ユニット2の上部から側方に突出して設けられる補助パネル5・6と、最上階部分の建物ユニット2及び補助パネル5・6の上に立てて設けられる複数の束42と、その複数の束42に支持される屋根パネル41と、を備える屋根4の構造なので、突出する軒先とそれ以外の軒先とのデザインを統一させて屋根全体の美観を保ちつつ、隣地に軒を侵入させることなく、突出する軒を設けることができる。
また、建物ユニット2に設けられる補助パネル5・6の上に束42が建てられて、その束42に屋根パネル41が支持されるので、突出する軒を構成する屋根パネル41が補助パネル5・6及び束42に支持されて、安定性の高い軒を設けることができる。
そして、建物の入隅部において、略直交配置される一方の補助パネル5を、一方の建物ユニット2の短辺側に固定して、略直交配置される他方の補助パネル6を、他方の建物ユニット2の長辺側と一方の補助パネル5の一端側にそれぞれ固定する構造により、入隅部の軒先部を安定させることができる。
According to the second aspect of the present invention, in the unit type building 1, the
In addition, since the
And in the corner of the building, one
請求項3に記載の発明は、例えば図1、図3に示すように、
請求項1に記載のユニット式建物1の屋根構造において、
前記出隅部の前記一方の補助パネル6は、前記他方の補助パネル6の一端側に沿わせる延長部62を有し、
前記延長部62に、前記他方の補助パネル6の一端側が固定されることを特徴とする。
For example, as shown in FIG. 1 and FIG.
In the roof structure of the unit type building 1 of Claim 1,
The one
One end side of the other
請求項3に記載の発明によれば、出隅部において、一方の補助パネル6の延長部62を他方の補助パネル6の一端側に沿わせて固定する構造により、出隅部の軒先部を安定させることができる。
According to the invention described in
請求項4に記載の発明は、例えば図3、図5に示すように、
請求項3に記載のユニット式建物1の屋根構造において、
前記一方の補助パネル6は、前記延長部62との境に中間梁61を有し、
前記中間梁61が、前記出隅部を形成する前記建物ユニット2にブラケット8を介して固定されることを特徴とする。
For example, as shown in FIG. 3 and FIG.
In the roof structure of the unit type building 1 of
The one
The intermediate beam 61 is fixed to the
請求項4に記載の発明によれば、出隅部において、一方の補助パネル6の延長部62との境の中間梁61を建物ユニット2の柱にブラケット8を介して固定する構造により、延長部62を有する補助パネル6を中間梁61で補強するとともに、その延長部62を有する補助パネル6の荷重を中間梁61から建物ユニット2に伝えて、出隅部の軒先部をさらに安定させることができる。
According to the fourth aspect of the present invention, at the protruding corner portion, the intermediate beam 61 at the boundary with the extension portion 62 of the one
請求項5に記載の発明は、例えば図3、図5に示すように、
請求項1から4のいずれか一項に記載のユニット式建物1の屋根構造において、
前記建物ユニット2と補助パネル5・6、及び補助パネル5・6・6同士は、ブラケットを介してそれぞれ固定されることを特徴とする。
The invention according to
In the roof structure of the unit type building 1 as described in any one of Claim 1 to 4 ,
The
請求項5に記載の発明によれば、建物ユニット2と補助パネル5・6、及び補助パネル5・6・6同士を、ブラケット8を介してそれぞれ固定する構造により、建物ユニット2に対し補助パネル5・6を強固に固定できるとともに、補助パネル5・6・6同士も強固に固定することができる。
According to the fifth aspect of the present invention, the
請求項6に記載の発明は、例えば図2、図3、図5に示すように、
請求項4または5に記載のユニット式建物1の屋根構造において、
前記最上階部分の建物ユニット2には、長短の枠材によって形成され、かつ前記建物ユニット2の天井梁によって形成される矩形枠状部と同形の小屋パネル21が設けられており、
前記補助パネル5・6は、前記ブラケット8を介して前記小屋パネル21に固定されることを特徴とする。
For example, as shown in FIG. 2, FIG. 3, and FIG.
In the roof structure of the unit type building 1 according to
The
The
請求項6に記載の発明によれば、最上階部分の建物ユニット2には、長短の枠材によって形成され、かつ建物ユニット2の天井梁によって形成される矩形枠状部と同形の小屋パネル21が設けられているので、屋根パネル41の荷重を複数の束42から小屋パネル21を介して建物ユニット2に伝達させて、建物ユニット2の耐久性を向上させることができる。
そして、その小屋パネル21にブラケット8を介して補助パネル5・6を固定する構造により、補助パネル5・6の荷重をブラケット8及び小屋パネル21を介して建物ユニット2に伝達させて、建物ユニット2の耐久性を向上させることができる。
According to the invention described in
And by the structure which fixes
請求項7に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、
請求項1から6のいずれか一項に記載のユニット式建物1の屋根構造において、
隣接する複数の建物ユニット2は離し置きされて、その間は繋ぎ梁3で連結されており、
前記離し置きされた複数の建物ユニット2に各々固定した前記補助パネル5・6の前記離し置きに対応する間も繋ぎ梁7で連結されることを特徴とする。
The invention according to
In the roof structure of the unit type building 1 as described in any one of Claim 1 to 6,
A plurality of
The
請求項7に記載の発明によれば、離し置きして繋ぎ梁3で連結された複数の建物ユニット2に各々固定した補助パネル5・6の離し置きに対応する間も繋ぎ梁7で連結する構造により、離し置きした複数の建物ユニット2に対し各々の補助パネル5・6を固定して、その離し置き間を繋ぎ梁7で一体化することができる。
According to the seventh aspect of the present invention, the connecting
本発明によれば、ユニット式建物において、屋根全体の美観を保ちつつ、軒を隣地に侵入させずに設けることができて、出隅部や入隅部の軒先部を安定させることができる。 According to the present invention, in a unit type building, an eave can be provided without invading the adjacent ground while maintaining the aesthetic appearance of the entire roof, and the eaves and the eaves at the entrance corner can be stabilized.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(実施形態1)
図1は本発明に係るユニット式建物の屋根構造を示すもので、ユニット式建物1は、四隅に立てられる柱の上端間及び下端間を天井梁及び床梁でそれぞれ連結した略直方体状のフレームを有する建物ユニット2を上下及び前後左右(平屋の場合は前後左右のみ)に複数組み合わせて建築されている。
図示例では、左右の建物ユニット2は離し置きとなっていて、その間は繋ぎ梁3でボルト結合により連結されていて、2階または3階の最上階(平屋の場合は1階)部分の建物ユニット2上に屋根4が設けられている。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
(Embodiment 1)
FIG. 1 shows a roof structure of a unit type building according to the present invention. The unit type building 1 has a substantially rectangular parallelepiped frame in which a ceiling beam and a floor beam are respectively connected between upper ends and lower ends of pillars standing at four corners. It is constructed by combining a plurality of
In the illustrated example, the left and
図2は図1の屋根4を縦断面で示したもので、屋根パネル41を、最上階部分の建物ユニット2上に立てられる複数の束42で支持して構成されている。
また、最上階部分の建物ユニット2の上には、長短の枠材によって形成され、かつ建物ユニット2の天井梁によって形成される矩形枠状部と同形の小屋パネル21が設けられている。
そして、最上階部分の建物ユニット2には、上部から側方に突出して補助パネル5・6が設けられている。
FIG. 2 shows the roof 4 of FIG. 1 in a longitudinal section. The
Further, on the
The
より詳細に説明すると、最上階部分の建物ユニット2は、当該建物ユニットの上に設けられた小屋パネル21を含んで構成される。
補助パネル5・6は、小屋パネル21に固定されるものとし、補助パネル5・6及び屋根パネル41の荷重は、小屋パネル21を介して建物ユニット2に伝達される。
If it demonstrates in detail, the
The
すなわち、ユニット式建物1の略直交して出隅部を形成する二側面部において、最上階部分の建物ユニット2の小屋パネル21の短辺上部から側方に突出して短尺の補助パネル5が設けられるとともに、最上階部分の建物ユニット2の小屋パネル21の長辺上部から側方に突出して長尺の補助パネル6が設けられている。
これら短尺の補助パネル5及び長尺の補助パネル6は、建物ユニット2の小屋パネル21と同一高さでその延長上に位置して、建物ユニット2の短辺部よりも突出幅が小さい板状部材である。
That is, the short side
The short
そして、短尺の補助パネル5及び長尺の補助パネル6の上にも複数の束42が建てられて屋根パネル41を支持している。
なお、束42は、補助パネル5・6を構成する複数の枠材同士や、補助パネル5・6に隣り合う小屋パネル21の枠材に跨って設けられる。
また、短尺の補助パネル5と長尺の補助パネル6との離れ置きの間は、繋ぎ梁7でボルト結合により連結されている。
A plurality of
The
In addition, a space between the short
短尺の補助パネル5は、建物ユニット2の小屋パネル21の短辺部両端に対し両端部がブラケット8(図3参照)でボルト結合により強固に連結されている。
長尺の補助パネル6も、建物ユニット2の小屋パネル21の長辺部両端及びその中間部に対し両端部及び中間梁61部がブラケット8でボルト結合により強固に連結されている。
Both ends of the short
The long
図3は図1の出隅部を含む三枚の補助パネル5・6・6の結合構造を示すもので、建物ユニット2の小屋パネル21の短辺部両端に溶接したブラケット8に対し、短尺の補助パネル5の両端部が、補強の機能を具備する受け板81を介してボルト結合により強固に連結されている。
FIG. 3 shows a connecting structure of the three
そして、長尺の補助パネル6が略直交する出隅部においては、建物ユニット2の小屋パネル21の短辺部両端に溶接したブラケット8に対し、長尺の補助パネル6の一端部及び中間梁61部が受け板81を介してボルト結合により強固に連結されている。
この長尺の補助パネル6は、同じ建物ユニット2の小屋パネル21の長辺部両端及びその中間部に対し両端部及び中間梁61部がブラケット8及び受け板81でボルト結合により強固に連結した他方の長尺の補助パネル6の一端側に沿って図示左側に突出する延長部62を有している。
この延長部62に、他方の長尺の補助パネル6の一端側が固定される。
Then, at the protruding corner where the long
This long
One end side of the other long
すなわち、建物ユニット2の小屋パネル21の短辺部に連結した長尺の補助パネル6の延長部62の先端が、同じ建物ユニット2の小屋パネル21の長辺部に連結した他方の長尺の補助パネル6の一端部先端に溶接したブラケット8に対し、受け板81を介してボルト結合により強固に連結されている。
That is, the tip of the extension portion 62 of the long
また、短尺の補助パネル5と長尺の補助パネル6との離れ置きの間は、一対の繋ぎ梁7に加えて、一対の野縁71でボルト結合により連結されている。
Further, the space between the short
以上、実施形態のユニット式建物1の屋根4によれば、最上階部分の建物ユニット2の上部から側方に突出して設けられる補助パネル5・6と、最上階部分の建物ユニット2及び補助パネル5・6の上に立てて設けられる複数の束42と、その複数の束42に支持される屋根パネル41と、を備える構造なので、突出する軒先とそれ以外の軒先とのデザインを統一させて屋根全体の美観を保ちつつ、隣地に軒を侵入させることなく、突出する軒を設けることができる。
As described above, according to the roof 4 of the unit type building 1 of the embodiment, the
また、建物ユニット2に設けられる補助パネル5・6の上に束42が建てられて、その束42に屋根パネル41が支持されるので、突出する軒を構成する屋根パネル41が補助パネル5・6及び束42に支持されて、安定性の高い軒を設けることができる。
In addition, since the
そして、建物の出隅部において、一方の長尺の補助パネル6を建物ユニット2の短辺側に固定して、他方の長尺の補助パネル6を建物ユニット2の長辺側と一方の長尺の補助パネル6にそれぞれ固定する構造なので、出隅部の軒先部を安定させることができる。
すなわち、出隅部において、一方の長尺の補助パネル6の延長部62を他方の長尺の補助パネル6の一端側に沿わせて固定する構造により、出隅部の軒先部を安定させることができる。
Then, at the corner of the building, one long
That is, in the projecting corner, the eaves portion of the projecting corner is stabilized by a structure in which the extension 62 of one long
さらに、出隅部において、一方の長尺の補助パネル6の延長部62との境の中間梁61を建物ユニット2の小屋パネル21にブラケット8を介して固定する構造により、延長部62を有する長尺の補助パネル6を中間梁61で補強するとともに、その長尺の補助パネル6の荷重を中間梁61から小屋パネル21を介して建物ユニット2に伝えて、出隅部の軒先部をさらに安定させることができる。
Further, at the projecting corner portion, the intermediate beam 61 at the boundary with the extension portion 62 of one of the long
また、建物ユニット2と補助パネル5・6、及び補助パネル5・6・6同士を、ブラケット8及び受け板81を介してそれぞれ固定する構造により、建物ユニット2に対し補助パネル5・6を強固に固定できるとともに、補助パネル5・6・6同士も強固に固定することができる。
Further, the
また、最上階部分の建物ユニット2の上に、長短の枠材によって形成され、かつ建物ユニット2の天井梁によって形成される矩形枠状部と同形の小屋パネル21が設けられているので、屋根パネル41の荷重を複数の束42から小屋パネル21を介して建物ユニット2に伝達させて、建物ユニット2の耐久性を向上させることができる。
そして、その小屋パネル21にブラケット8を介して補助パネル5・6を固定する構造により、補助パネル5・6の荷重をブラケット8及び小屋パネル21を介して建物ユニット2に伝達させて、建物ユニット2の耐久性を向上させることができる。
Further, a
And by the structure which fixes
また、離し置きして繋ぎ梁3で連結された複数の建物ユニット2に各々固定した補助パネル5・6の離し置きに対応する間も繋ぎ梁7で連結する構造により、離し置きした複数の建物ユニット2に対し各々の補助パネル5・6を固定して、その離し置き間を繋ぎ梁7で一体化することができる。
In addition, a plurality of buildings separated from each other by the structure of connecting with the connecting
(実施形態2)
図4は実施形態2の屋根構造を示すもので、図示例のユニット式建物1においては、略直交して入隅部を形成する二側面部において、最上階部分の建物ユニット2の短辺上部から側方に突出して短尺の補助パネル5が設けられるとともに、最上階部分の建物ユニット2の長辺上部から側方に突出して長尺の補助パネル6が設けられている。
(Embodiment 2)
FIG. 4 shows the roof structure of the second embodiment. In the unit type building 1 of the illustrated example, the upper part of the short side of the
図5は図4の入隅部を含む二枚の補助パネル5・6の結合構造を示すもので、入隅部においては、建物ユニット2の小屋パネル21の短辺部両端に対し短尺の補助パネル5の両端部がブラケット8及び受け板81でボルト結合により強固に連結されている。
FIG. 5 shows a connecting structure of the two
そして、図示左側の建物ユニット2の長辺部には、短尺の補助パネル5と略直交に長尺の補助パネル6が配置されて、その長尺の補助パネル6の一端部と中間梁61部が建物ユニット2の小屋パネル21の長辺部の中間部と他端側に対しブラケット8及び受け板81でボルト結合により強固に連結されている。
また、図示左側の小屋パネル21には、長尺の補助パネル6の図示上辺部と略一直線上に位置する中間梁22が設けられている。
さらに、この長尺の補助パネル6の図示上側の先端部が、図示上側の短尺の補助パネル5の中間部にブラケット8及び受け板81でボルト結合により強固に連結されている。
A long
Further, the
Further, the upper end portion of the long
なお、この長尺の補助パネル6の図示下側の延長部62は、同じ建物ユニット2の短辺部に結合した短尺の補助パネル5と出隅部を形成するため、図3と同様にしてブラケット8及び受け板81でボルト結合により短尺の補助パネル5に結合される。
The extension 62 on the lower side of the long
以上、実施形態2のユニット式建物1の屋根4によっても、前述した実施形態と同様の効果を得ることができ、特に、建物の入隅部において、短尺の補助パネル5を一方の建物ユニット2の短辺側に固定して、長尺の補助パネル6を他方の建物ユニット2の長辺側と短尺の補助パネル5にそれぞれ固定する構造なので、入隅部の軒先部を安定させることができる。
As described above, the roof 4 of the unit building 1 according to the second embodiment can achieve the same effect as that of the above-described embodiment. In particular, the short
すなわち、入隅部において、一方の建物ユニット2の短辺側に短尺の補助パネル5を固定して、他方の建物ユニット2の小屋パネル21の長辺側と短尺の補助パネル5の一端側に長尺の補助パネル6を固定する構造により、入隅部の軒先部を安定させることができる。
That is, in the corner, the short
(変形例)
以上の実施形態においては、最上階部分の建物ユニットに小屋パネルを設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、小屋パネルは無くてもよい。その場合、補助パネルは、建物ユニットの柱の上端部、柱と梁を接合するダイヤフラム、梁の中間部などにブラケット介して強固に連結される。
また、補助パネルの構造等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
(Modification)
In the above embodiment, the hut panel is provided in the building unit on the top floor portion, but the present invention is not limited to this, and the shed panel may be omitted. In this case, the auxiliary panel is firmly connected to the upper end portion of the column of the building unit, the diaphragm that joins the column and the beam, the middle portion of the beam, and the like via the bracket.
Further, the structure of the auxiliary panel is arbitrary, and it is needless to say that other specific detailed structures can be appropriately changed.
1 ユニット式建物
2 建物ユニット
21 小屋パネル
3 繋ぎ梁
4 屋根
41 屋根パネル
42 束
5 短尺の補助パネル
6 長尺の補助パネル
61 中間梁
62 延長部
7 繋ぎ梁
71 野縁
8 ブラケット
81 受け板
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Unit type building 2
Claims (7)
最上階部分の建物ユニットの上部から側方に突出して設置される補助パネルと、
前記最上階部分の建物ユニット及び補助パネルの上に立てて設置される複数の束と、
前記複数の束に支持される屋根パネルと、を備え、
建物の出隅部において、略直交配置される一方の前記補助パネルは、前記最上階部分の前記出隅部を形成する前記建物ユニットの短辺側に固定されており、前記略直交配置される他方の前記補助パネルは、前記出隅部を形成する前記建物ユニットの長辺側と前記一方の補助パネルにそれぞれ固定されていることを特徴とするユニット式建物の屋根構造。 It is a roof structure of a unit type building constructed by combining a plurality of building units having substantially rectangular parallelepiped frames in which the upper and lower ends of pillars standing at the four corners are respectively connected by ceiling beams and floor beams,
An auxiliary panel that protrudes laterally from the top of the building unit on the top floor,
A plurality of bundles installed upright on the building unit and the auxiliary panel of the top floor portion;
A roof panel supported by the plurality of bundles,
Oite the external corner portion of the building, while the auxiliary panels being substantially perpendicular arrangement is fixed to the short sides of the building units which form the external corner portion of the top floor portion, the substantially orthogonal arrangement The other auxiliary panel is fixed to the long side of the building unit forming the projecting corner and the one auxiliary panel, respectively, and the roof structure of the unit type building.
最上階部分の建物ユニットの上部から側方に突出して設置される補助パネルと、
前記最上階部分の建物ユニット及び補助パネルの上に立てて設置される複数の束と、
前記複数の束に支持される屋根パネルと、を備え、
建物の入隅部において、略直交配置される前記一方の補助パネルは、前記入隅部を形成する一方の前記建物ユニットの短辺側に固定されており、前記略直交配置される他方の補助パネルは、前記入隅部を形成する他方の前記建物ユニットの長辺側と前記一方の補助パネルの一端側にそれぞれ固定されていることを特徴とするユニット式建物の屋根構造。 It is a roof structure of a unit type building constructed by combining a plurality of building units having substantially rectangular parallelepiped frames in which the upper and lower ends of pillars standing at the four corners are respectively connected by ceiling beams and floor beams,
An auxiliary panel that protrudes laterally from the top of the building unit on the top floor,
A plurality of bundles installed upright on the building unit and the auxiliary panel of the top floor portion;
A roof panel supported by the plurality of bundles,
The one auxiliary panel arranged substantially orthogonally at the corner of the building is fixed to the short side of one of the building units forming the corner and the other auxiliary panel arranged substantially orthogonally. The panel is fixed to the long side of the other building unit forming the corner and the one end of the one auxiliary panel, respectively, and the roof structure of the unit type building.
前記出隅部の前記一方の補助パネルは、前記他方の補助パネルの一端側に沿わせる延長部を有し、
前記延長部に、前記他方の補助パネルの一端側が固定されることを特徴とするユニット式建物の屋根構造。 In the roof structure of the unit type building of Claim 1,
The one auxiliary panel at the projecting corner has an extension along one end of the other auxiliary panel,
A roof structure of a unit type building , wherein one end side of the other auxiliary panel is fixed to the extension portion .
前記一方の補助パネルは、前記延長部との境に中間梁を有し、
前記中間梁が、前記出隅部を形成する前記建物ユニットにブラケットを介して固定されることを特徴とするユニット式建物の屋根構造。 In the roof structure of the unit type building of Claim 3 ,
The one auxiliary panel has an intermediate beam at the boundary with the extension,
The roof structure of a unit type building, wherein the intermediate beam is fixed to the building unit forming the protruding corner portion via a bracket .
前記建物ユニットと補助パネル、及び補助パネル同士は、ブラケットを介してそれぞれ固定されることを特徴とするユニット式建物の屋根構造。 In the roof structure of the unit type building as described in any one of Claim 1 to 4 ,
The building structure, the auxiliary panel, and the auxiliary panels are fixed through brackets, respectively .
前記最上階部分の建物ユニットには、長短の枠材によって形成され、かつ前記建物ユニットの天井梁によって形成される矩形枠状部と同形の小屋パネルが設けられており、
前記補助パネルは、前記ブラケットを介して前記小屋パネルに固定されることを特徴とするユニット式建物の屋根構造。 In the roof structure of the unit type building of Claim 4 or 5,
The building unit of the top floor part is provided with a hut panel that is formed of a long and short frame material and has the same shape as a rectangular frame-shaped part formed by the ceiling beam of the building unit,
The roof structure of a unit type building, wherein the auxiliary panel is fixed to the shed panel through the bracket.
隣接する複数の建物ユニットは離し置きされて、その間は繋ぎ梁で連結されており、
前記離し置きされた複数の建物ユニットに各々固定した前記補助パネルの前記離し置きに対応する間も繋ぎ梁で連結されることを特徴とするユニット式建物の屋根構造。 In the roof structure of the unit type building as described in any one of Claim 1 to 6,
Adjacent building units are separated and connected by connecting beams between them.
The roof structure of a unit type building, wherein the auxiliary panels fixed to the plurality of separated building units are connected by a connecting beam while corresponding to the separation of the auxiliary panels.
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