JP6360721B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents
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Description
例えば、被写体として動く列車を流し撮りで撮影する場合、動く被写体が白い新幹線等である場合、被写体を重点にして測光を行うと、撮影画像の露出はアンダー気味になったり、或いは、動く被写体が黒いSL等である場合、被写体を重点にして測光を行うと、全体的にオーバー露出で撮影されたりすることがある。
被写体像を結像する撮影光学系と、
前記撮影光学系が結像する被写体像から映像データを取得する撮像部と、
撮影時の露出条件を複数の露出設定モードから選択して設定される撮影モード設定部と、
前記撮像装置の姿勢変化に伴う角速度情報を取得する角速度センサと、
前記角速度センサが取得する角速度情報に基づいて、前記撮像装置が流し撮り状態であるか否かを判定する流し撮り判定部と、
前記撮像部に対して、前記映像データを取得する際の露出条件の制御を行う露出制御部と、を備え、
前記露出制御部は、
前記映像データの輝度情報に基づいて、露出時間と、露出開口量と、撮像素子の感度を設定して、適性露出を得る撮影を行うための露出制御を行う第1の露出制御手段と、
前記角速度センサが取得する角速度情報と、前記撮影光学系の焦点距離情報とに基づいて決定される露光時間に基づいて、撮影時の露出制御を行う第2の露出制御手段と、
前記第2の露出制御手段の露出制御において前記映像データが、適正露光が得られるか否かを判定する露出判定手段と、を有し、
前記露出制御部は、
前記撮影モード設定部が、前記映像データから自動的に露光時間及び露出開口量を判断する前記露出設定モードに選択された状態において、
前記撮像装置が流し撮り状態にあると前記流し撮り判定部が判定した場合で、且つ、適正露光が得られると前記露出判定手段が判定した場合において、前記第2の露出制御手段により前記露出制御を行い、
前記撮像装置が流し撮り状態にないと前記流し撮り判定部が判定した場合において、前記第1の露出制御手段により前記露出制御を行う。
撮影光学系が結像する被写体像から映像データを取得する撮像部を備える撮像装置を制御する撮像装置の制御方法であって、
前記撮像装置の姿勢変化に伴う角速度情報を取得する工程と、
前記取得された角速度情報に基づいて、前記撮像装置が流し撮り状態であるか否かを判定する工程と、
前記撮像部に対して、前記映像データを取得する際の露出条件の制御を行う工程と、を含み、
前記露出条件の制御を行う工程では、
前記映像データから自動的に露光時間及び露出開口量を判断する露出設定モードが選択された状態において、
前記撮像装置が流し撮り状態にあると判定された場合で、且つ、適正露光が得られると判定された場合において、前記角速度情報と、前記撮影光学系の焦点距離情報とに基づいて決定される露光時間に基づいて、撮影時の露出制御を行い、
前記撮像装置が流し撮り状態にないと判定された場合において、露出時間と、露出開口量と、撮像素子の感度を設定して、適性露出を得る撮影を行うための露出制御を行う。
撮影光学系が結像する被写体像から映像データを取得する撮像部を備える撮像装置の演算処理装置で実行されるプログラムであって、
前記撮像装置の姿勢変化に伴う角速度情報を取得する機能と、
前記取得された角速度情報に基づいて、前記撮像装置が流し撮り状態であるか否かを判定する機能と、
前記撮像部に対して、前記映像データを取得する際の露出条件の制御を行う機能と、を含み、
前記露出条件の制御を行う機能では、
前記映像データから自動的に露光時間及び露出開口量を判断する露出設定モードが選択された状態において、
前記撮像装置が流し撮り状態にあると判定された場合で、且つ、適正露光が得られると判定された場合において、前記角速度情報と、前記撮影光学系の焦点距離情報とに基づいて決定される露光時間に基づいて、撮影時の露出制御を行い、
前記撮像装置が流し撮り状態にないと判定された場合において、露出時間と、露出開口量と、撮像素子の感度を設定して、適性露出を得る撮影を行うための露出制御を行う。
まず、撮像装置に搭載された流し撮りモードの基本的な動作の一例について説明する。
撮影前に予めメニュー等で、流し撮りモードが選択された場合、流し撮りモードが発動する。そして、撮像装置にパンニング(チルティングを含む)の動作が行われながら静止画の撮影が行われた場合、背景の流れ量が所定の値になるシャッター速度が自動で選択され、流し撮り撮影が行われる。
図2Aは、デジタルカメラ1(以下、カメラ1と称す)の主要な機能を示すブロック図である。
図2A及び図2Bに示すカメラ1は、撮影光学系2と、エンコーダ3と、フォーカルプレーンシャッター4と、撮像素子5と、駆動部6と、ブレ補正マイコン7と、システムコントローラ8と、角速度センサ9と、変倍操作部10と、レリーズSW(switch)11と、EVF(Electronic View Finder)12と、メモリーカード13と、設定ダイヤル14と、を備える。
フォーカルプレーンシャッター4は、シャッターの一例であり、後述する撮像素子5の受光面前面に配置された撮影光学系2から入射する被写体光による露光時間(シャッター速度)を後述するAE制御部が調整するのに用いられる。また、フォーカルプレーンシャッター4は、被写体光が入射する開口を遮蔽する遮光幕と、この遮光幕を移動させるアクチュエータとを有し、撮影時に開閉動作がなされ、ライブビュー時には開放状態が維持される。
ブレ補正マイコン7は、後述する角速度センサ9により検出される角速度情報に基づいて駆動部6を移動させる。このように、ブレ補正マイコン7は、手ブレ補正を制御するブレ補正制御部として機能する。
被写体からの光束は、撮影光学系2により、撮像素子5の受光面に被写体像として結像される。撮像素子5から出力された映像データは、システムコントローラ8の制御によってライブビュー画像としてEVF12に表示される。
具体的には、ユーザーによりレリーズSW11が押下(全押し状態)されると、システムコントローラ8は、設定されたシャッター速度に基づいて、フォーカルプレーンシャッター4を開閉動作制御し、シャッター速度に基づいた所定期間の間、撮像素子5を露出状態とする。
ブレ補正マイコン7は、CPU70と、ADC(Analog to Digital Convertor)71と、SIO(Serial Input and Output interface unit)72と、ドライバ73と、基準算出部74と、演算部75と、流し撮り検出部76と、ブレ補正部77と、通信部78と、を有する。
ドライバ73は、CPU70から駆動部6に対して操作信号を出力する。また、ドライバ73は、例えば、スイッチング制御によりPWM(Pulse Width Modulation)変調して操作量を出力するPWMドライバ方式と、操作量をアナログ量として出力するリニアドライバ方式との両方に対応している。
まず、角速度センサ9から角速度の検出値であるアナログ信号が入力されると、ADC71は、所定の時間周期毎にAD変換を行い、CPU70で演算可能なデジタル値に変換する。
減算部75は、逐次、角速度センサ9が検出した角速度の検出値に対してADC71によりAD変換された値から、基準算出部74が算出した角速度の基準値を減算処理する。減算部75による演算出力は、ヨー及びピッチ方向に対する回転方向の正負に対応する符号付きの値となる。このときの符号は、ヨー及びピッチ方向に対する回転方向の正負情報を示すことになる。
流し撮りがされる期間中は、角速度の検出値に以下の特徴的な傾向が生じる。
(1)基準値(静止時の角速度)に対して、一方向に偏りが生じる。更に、
(2)角速度の大きさは、通常カメラ1を構えたときに生じる角速度よりも大きな角速度が発生する。
実際の流し撮りに基づく角速度は、ヨー方向及びピッチ方向の角速度を2乗平均したωpanとなる。以下に関係式を示す。
図6は、ωyaw、ωpitch及びωpanの方向関係を示す座標である。なお、図6では、ωyawをX軸、ωpitchをY軸としている。
図7は、システムコントローラ8の機能ブロック図である。なお、図7は、本実施の形態の特徴点を機能ブロック図として示したものである。
流し撮りモードでのシャッター速度は、システムコントローラ8内部のプログラム処理により算出される。システムコントローラ8は、傾き検出部81と、流し撮り角速度算出部82と、流し撮りTv値算出部83と、AE制御部84と、SIO85と、を有する。傾き検出部81、流し撮り角速度算出部82、流し撮りTv値算出部83、及びAE制御部84は、システムコントローラ8のCPUのソフトウェア処理により実行される機能である。
流し撮りTv値算出部83は、流し撮り時の角速度と、撮影光学系2の焦点距離情報とから、流し撮り時のシャッター速度を算出する。
傾き検出部81は、ブレ補正マイコン7から図3に示すSIO72及び図7に示すSIO85を介して取得されたヨー方向の角速度及びピッチ方向の角速度からカメラ1が振られている軸と、角速度の検出軸の傾き量θpitch又はθyawと、を検出する。
AE制御部84は、フォーカルプレーンシャッター4(撮像部)に対して、映像データを取得する際の露出条件の制御を行う。また、AE制御部84は、第1の露出制御手段84aと、第2の露出制御手段84bと、露出判定手段84cと、下限値規定手段84dと、を有する。
下限値規定手段84dは、第2の露出制御手段84bにより露出制御を行う場合における露光時間の下限値を規定する。なお、露光時間が下限値を下回る場合は、第2の露出制御手段84bによる流し撮り露出制御ではなく、第1の露出制御手段84aによるPモード露出制御が行われる。
下限値は、例えば撮影光学系2の焦点距離に基づいて、手ブレの影響が見え始めるシャッター速度である手ブレ限界秒時(1/35mm換算焦点距離)よりも2段落低い、つまり4倍のシャッター速度とするなどの方法でも良い。
図8の左側の処理は、システムコントローラ8の制御の流れを示し、図8の右側の処理は、ブレ補正マイコン7の制御の主な流れを示すものである。図8の左側(システムコントローラ8)と右側(ブレ補正マイコン7)とに渡る信号の流れは、システムコントローラ8とブレ補正マイコン7との相互間での通信を示す。
次に、システムコントローラ8は、取得した流し撮り判定フラグに基づいてカメラ1が流し撮り中かを判定する(ステップSC2)。
ここで、AE処理(ステップSC4)及びAF処理(ステップSC5)に関しては、毎周期行う必要はなく、必要に応じて実施されればよい。
流し撮り角速度から、1秒間露光した場合の流れ量は以下の式2及び式3により求めることができる。
Fps=f×tanωpan≒f×ωpan×π/180 (式2)
ただし、
f:焦点距離
Fps:1秒あたりの流れ量
ωpan:流し撮り角速度
流れ量をLとして、Lの流れ量を生じさせるためのシャッター速度を流し撮りシャッター速度Tpanとすると、流し撮りシャッター速度は以下となる。
Tpan=L/Fps (式3)
ただし、
Tpan:流し撮りシャッター速度
L:目標流れ量
上述の手法により算出した流し撮りシャッター速度は、APEX(Additive system of Fhotographic EXposure)の式に基づき流し撮りTv値として変換できる。
Tvpan=−log2 Tpan (式4)
本実施の形態の構成は、上述のブレマイコン7に示す流し撮りモードの構成及び制御はほぼ同一である。一方、図8に示すAE制御処理(ステップSC4)や流し撮りシャッター速度算出処理(ステップSC3)での制御に対して追加機能がある。
最初に、図8に示すシステムコントローラ8の流し撮りTv値算出処理(ステップSC3)の詳細ステップを図9のフローチャートを基に説明する。
一方、傾き角及び傾き補正値を算出するに際して、まず大きい側の回転軸となる角速度軸に対する正接値が求められる。
Tanθyaw=ωpitch/ωyaw (式5)
なお、図10の処理は、設定ダイヤル14(撮影モード設定部)が、映像データから自動的に露光時間及び露出開口量を判断する露出設定モードに選択された状態において行われる。
次に、AE制御部84は、図8に示す流し撮りシャッター速度算出処理(ステップSC3)において流し撮りTv値が算出されたかを確認し(ステップSC402)、有効なTv値が算出されている場合(ステップS402がYES)は、露出条件が露出連動範囲内かを判定する(ステップSC403)。ここでの判定は、露出判定手段84cにより図12に示すプログラム線図を基に行われる。
上述のTv値(図12の横軸)及びBv値(斜めの破線)の各値の線での交点が示す値(つまり右側の縦軸で決定される値)が、上述の値の差であるTv−Bvの演算結果となる。
よって本実施の形態では、被写体の明るさは、図12に示すようにBv値が−3から+13までは対応できる範囲となる。
ここでは、図13のプログラム線図に従うが、上述の判定で算出されたTv―Bvの結果に基づいた斜めの破線が線図の太線と交差することで決定されるSv値及びAv値を算出する。なお、図13では、Sv−Avを斜めの破線としているが、Sv−Avは、Tv―Bvと等しくなる。
ステップSC402又はステップSC403の判定がNOである場合は、適正露出が得られないものとして、Pモード露出制御処理(ステップSC405)において、入射される光束から取得した輝度値から、適正露出が得られるように図11に示すプログラム線図によりSv値、Av値、Tv値が算出される。図11は、Sv値が5でISO感度が100固定の線図であるが、Sv値を連動させた場合は、Svのシフト量に応じてプログラム線図もシフトすることで対応可能である。
本実施の形態では、説明の重複を避けるため、第1の実施の形態との相違点のみについて説明する。
図14は、第2の実施の形態におけるシステムコントローラ8の機能ブロック図である。
図14に示すシステムコントローラ8は、下限値規定手段84dに代えて測光エリア決定手段84e及び被写体像情報抽出手段84fを有する点において、図7に示すシステムコントローラ8と相違する。なお、本実施の形態においても、システムコントローラ8が下限値規定手段84dを有していてもよい。
被写体像情報抽出手段84fは、撮像素子5が取得する映像データに基づいて被写体像の色情報を抽出する色情報抽出手段として機能する。また、被写体像情報抽出手段84fは、撮像素子5が取得する映像データに基づいて被写体像の輝度情報を抽出する輝度情報抽出手段としても機能する。
以上説明した第2の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様に、カメラ1が流し撮りを行う設定で撮影された場合でも、被写体やシーンによらず露出設定による失敗撮影の発生が低減する。
本実施の形態では、説明の重複を避けるため、第1の実施の形態との相違点についてのみ説明する。
流し撮りを連写設定で行った場合、第1の実施の形態では、露出条件が露出連動範囲内外の境界付近であった場合に、1回の連写で、流し撮り露出制御とPモード露出制御とが頻繁に切り替わる可能性があり、ユーザーに違和感を与える可能性がある。
図17に示すフローチャートは、連写中かつ前回流し撮り露光制御が行われたかを判定する処理(ステップSC406)が付加された点を除いては第1の実施の形態の図10に示すフローチャートと同様であるため、相違点のみ説明する。
本実施の形態では、説明の重複を避けるため、第1の実施の形態との相違点についてのみ説明する。
まず、AE制御部84は、測光を行うことで被写体輝度であるBv値を算出する(ステップSC501)。
Tv値補正処理の例を示すと、算出した流し撮りTv値が5でシャッター速度1/30で被写体のBv値が11の場合、図12に示すように連動範囲外となる。しかし、Bv値11が太枠内である連動範囲内になるTv値7に補正する。これにより、流し撮り効果(流れ量)は、算出された流し撮りTv値の場合に比べて、1/4に弱まるが、適正露出で撮影を行うことができる。
以上説明した第4の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様に、カメラ1が流し撮りを行う設定で撮影された場合でも、被写体やシーンによらず露出設定による失敗撮影の発生が低減する。
本実施の形態では、説明の重複を避けるため、第1の実施の形態との相違点についてのみ説明する。
図20A及び図20Bは、流し撮り中のライブビュー表示の一例を示しており、図20Aは車を、図20Bは人を被写体として検出し、被写体エリア枠を表示している。
システムコントローラ8は、画像処理により被写体を検出し、検出結果より被写体領域を決定し、被写体枠として、図2Aに示すEVF12における被写体映像上に重畳して表示する。
まず、AE制御部84は、測光を行うことで被写体輝度であるBv値を算出する(ステップSC601)。
2 撮影光学系
3 エンコーダ
4 フォーカルプレーンシャッター
5 撮像素子
6 駆動部
7 ブレ補正マイコン
8 システムコントローラ
9 角速度センサ
10 変倍操作部
11 レリーズSW
12 EVF
13 メモリーカード
14 設定ダイヤル
70 CPU
71 ADC
72 SIO
73 ドライバ
74 基準算出部
75 減算部
76 流し撮り検出部
77 ブレ補正部
78 通信部
81 傾き検出部
82 流し撮り角速度算出部
83 流し撮りTv値算出部
84 AE制御部
84a 第1の露出制御手段
84b 第2の露出制御手段
84c 露出判定手段
84d 下限値規定手段
84e 測光エリア決定手段
84f 被写体像情報抽出手段
84g 動き情報検出手段
85 SIO
Claims (11)
- 撮像装置であって、
被写体像を結像する撮影光学系と、
前記撮影光学系が結像する被写体像から映像データを取得する撮像部と、
撮影時の露出条件を複数の露出設定モードから選択して設定される撮影モード設定部と、
前記撮像装置の姿勢変化に伴う角速度情報を取得する角速度センサと、
前記角速度センサが取得する角速度情報に基づいて、前記撮像装置が流し撮り状態であるか否かを判定する流し撮り判定部と、
前記撮像部に対して、前記映像データを取得する際の露出条件の制御を行う露出制御部と、を備え、
前記露出制御部は、
前記映像データの輝度情報に基づいて、露出時間と、露出開口量と、撮像素子の感度を設定して、適性露出を得る撮影を行うための露出制御を行う第1の露出制御手段と、
前記角速度センサが取得する角速度情報と、前記撮影光学系の焦点距離情報とに基づいて決定される露光時間に基づいて、撮影時の露出制御を行う第2の露出制御手段と、
前記第2の露出制御手段の露出制御において前記映像データが、適正露光が得られるか否かを判定する露出判定手段と、を有し、
前記露出制御部は、
前記撮影モード設定部が、前記映像データから自動的に露光時間及び露出開口量を判断する前記露出設定モードに選択された状態において、
前記撮像装置が流し撮り状態にあると前記流し撮り判定部が判定した場合で、且つ、適正露光が得られると前記露出判定手段が判定した場合において、前記第2の露出制御手段により前記露出制御を行い、
前記撮像装置が流し撮り状態にないと前記流し撮り判定部が判定した場合において、前記第1の露出制御手段により前記露出制御を行う、
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記第2の露出制御手段は、前記撮像装置が流し撮り状態にあると前記流し撮り判定部が判定した場合で、且つ、適正露光が得られないと前記露出判定手段が判定した場合において、前記決定する露光時間を、前記露出判定手段の適正露出が得られる条件を満たすように変更し、且つ、前記変更に伴う露光時間の変化が最小になる露光時間に変更すること
を特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記露出制御部は、測光エリアを決定する測光エリア決定手段を更に有し、
前記第2の露出制御手段は、前記測光エリアの輝度情報と、前記角速度情報と、前記焦点距離情報とに基づいて、前記露出制御を行う、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の撮像装置。 - 前記露出制御部は、前記映像データに基づいて前記被写体像の色情報を抽出する色情報抽出手段を更に有し、
前記測光エリア決定手段は、前記映像データのうち流し撮り中の主要被写体を含む第1の領域と、前記映像データのうち前記第1の領域に含まれない第2の領域とに対し、前記色情報抽出手段が抽出する色情報に基づき、白色又は黒色の割合が所定の基準を満たす場合には前記測光エリアに決定し、前記所定の基準を満たさない場合には前記測光エリアから除外する、
ことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。 - 前記露出制御部は、前記映像データに基づいて前記被写体像の輝度情報を抽出する輝度情報抽出手段を更に有し、
前記測光エリア決定手段は、前記映像データのうち流し撮り中の主要被写体を含む第1の領域と、前記映像データのうち前記第1の領域に含まれない第2の領域とに対し、前記輝度情報抽出手段が抽出する輝度情報に基づき、前記輝度情報が所定の基準を満たす場合には前記測光エリアに決定し、前記所定の基準を満たさない場合には前記測光エリアから除外する、
ことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。 - 前記露出制御部は、前記撮像装置が流し撮り状態にある場合に被写体の移動方向とは異なる方向への動きを検出する動き情報検出手段を更に有し、
前記露出制御部は、前記動き情報検出手段が所定量以上の前記動きを検出した場合、前記第2の露出制御手段による前記露出制御における露光時間を短く補正する、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項記載の撮像装置。 - 前記露出制御部は、前記撮像部に対して複数回の連続撮影の制御が行われる場合で、且つ、連続撮影中に一旦第2の露出制御手段により露出制御が行われた場合は、前記連続撮影が終了するまでは前記第2の露出制御手段により露出制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項記載の撮像装置。
- 前記露出制御部は、前記第2の露出制御手段により露出制御を行う場合における露光時間の下限値を規定する下限値規定手段を更に有し、
前記露出制御部は、前記下限値規定手段が規定する下限値を前記露光時間が下回る場合は、前記第1の露出制御手段により前記露出制御を行う、
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項記載の撮像装置。 - 前記露出制御部は、前記第2の露出制御手段により露出制御を行う場合における露光時間の下限値を規定する下限値規定手段を更に有し、
前記露出制御部は、前記撮像装置が流し撮り状態にあると前記流し撮り判定部が判定した場合で、且つ、前記下限値規定手段が規定する下限値を前記露光時間が下回る場合は、前記露光時間を前記下限値に置き換えて第2の露出制御手段により前記露出制御を行う、
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項記載の撮像装置。 - 撮影光学系が結像する被写体像から映像データを取得する撮像部を備える撮像装置を制御する撮像装置の制御方法であって、
前記撮像装置の姿勢変化に伴う角速度情報を取得する工程と、
前記取得された角速度情報に基づいて、前記撮像装置が流し撮り状態であるか否かを判定する工程と、
前記撮像部に対して、前記映像データを取得する際の露出条件の制御を行う工程と、を含み、
前記露出条件の制御を行う工程では、
前記映像データから自動的に露光時間及び露出開口量を判断する露出設定モードが選択された状態において、
前記撮像装置が流し撮り状態にあると判定された場合で、且つ、適正露光が得られると判定された場合において、前記角速度情報と、前記撮影光学系の焦点距離情報とに基づいて決定される露光時間に基づいて、撮影時の露出制御を行い、
前記撮像装置が流し撮り状態にないと判定された場合において、露出時間と、露出開口量と、撮像素子の感度を設定して、適性露出を得る撮影を行うための露出制御を行う、
ことを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 撮影光学系が結像する被写体像から映像データを取得する撮像部を備える撮像装置の演算処理装置で実行されるプログラムであって、
前記撮像装置の姿勢変化に伴う角速度情報を取得する機能と、
前記取得された角速度情報に基づいて、前記撮像装置が流し撮り状態であるか否かを判定する機能と、
前記撮像部に対して、前記映像データを取得する際の露出条件の制御を行う機能と、を含み、
前記露出条件の制御を行う機能では、
前記映像データから自動的に露光時間及び露出開口量を判断する露出設定モードが選択された状態において、
前記撮像装置が流し撮り状態にあると判定された場合で、且つ、適正露光が得られると判定された場合において、前記角速度情報と、前記撮影光学系の焦点距離情報とに基づいて決定される露光時間に基づいて、撮影時の露出制御を行い、
前記撮像装置が流し撮り状態にないと判定された場合において、露出時間と、露出開口量と、撮像素子の感度を設定して、適性露出を得る撮影を行うための露出制御を行う、
ことを特徴とするプログラム。
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