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JP6343907B2 - 情報処理プログラム、及び携帯端末 - Google Patents

情報処理プログラム、及び携帯端末 Download PDF

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Description

本発明は、外部の決済処理端末と電波により通信するためのICチップが搭載された携帯端末の技術に関する。
近年、NFC(NearField Communication)技術を採用したNFCモジュールを搭載する携帯電話機は、非接触IC(Integrated Circuit)カードと同等に振る舞うカードエミュレーション機能を備えており、これによって携帯電話機を非接触ICカードの代替として使用することが可能になっている(例えば、特許文献1参照)。このような携帯電話機には例えばクレジット決済用アプリケーションがインストール可能になっている。これにより、店舗の決済処理端末は、これに接続される読取器により発せられる電波により携帯電話機との間で通信を行いつつ取引の決済処理を行うことが可能になっている。
ところで、クレジット決済(クレジットカード決済)方式には、オンライン決済方式とオフライン決済方式とがある。オンライン決済方式は、店舗の決済処理端末が例えばクレジットカード会社のホストサーバ(ホストコンピュータ)とオンラインで接続して上記決済処理を行う方式である。このオンライン決済方式は、例えば、クレジット決済による累積利用金額(例えば、携帯電話機に搭載されるSIM(Subscriber Identity Module)カードに記憶された累積利用金額)が所定金額(例えば、10,000円)を超えている場合に利用される。一方、オフライン決済方式は、決済処理端末がクレジットカード会社のホストサーバに接続せずに上記決済処理を行う方式である。このオフライン決済方式は、例えば、クレジット決済による累積利用金額が所定金額以下の場合に利用される。
オンライン決済方式での具体的な処理の流れとして、例えばユーザが商品購入時における店舗のレジで自身の携帯電話機を上記読取器にかざすと、当該読取器により発せられる電波により購入金額を含むコマンドが決済処理端末からNFCモジュールを介して携帯電話機へ送信される。当該携帯電話機は、読取器からの購入金額を含むコマンドを受信すると、当該購入金額を当該SIMカードに記憶された累積利用金額に加算し、加算した金額が所定金額を超えている場合、上記ホストサーバへの問い合わせ要求をNFCモジュールにより読取器を介して決済処理端末へ送信(レスポンス)する。このように購入金額を含むコマンドが送信されてから、そのレスポンスまでの動作において、読取器と携帯電話機とのトランザクションを「第1のトランザクション」という。次に、決済処理端末は、上記問い合わせ要求に応じて、オンラインでホストサーバへ接続しユーザのオーソリゼーションの確認要求を送信する。このとき、読取器からの電波は一旦停止され、決済処理端末と携帯電話機との間の接続は切断される(ただし、一般に、切断後もユーザが携帯電話機を読取器にかざし続けている状態は継続している)。その後(例えば、数秒後)、決済処理端末は、ホストサーバからオーソリゼーションの確認結果を受信し、当該結果が良好(オーソリゼーションがOK)であれば、決済処理を行うと共に、再び読取器から発する電波により累積利用金額のリセット要求を示すコマンドをNFCモジュールを介して携帯電話機へ送信する。このリセット要求を示すコマンドに応じて、携帯電話機は、SIMカードに記憶されている累積利用金額をリセット(つまり、0円に)し、リセットしたことを示す情報を送信(レスポンス)する。このように累積利用金額のリセット要求を示すコマンドが送信されてから、そのレスポンスまでの動作において、読取器と携帯電話機とのトランザクションを「第2のトランザクション」という。
特開2007−183780号公報
ところで、携帯電話機内に記憶されている累積利用金額のリセットは、携帯電話機と決済処理端末の両方が第2のトランザクションをサポートしていなければ実行できない。しかしながら、ICカードとの間で非接触または接触で通信を行う決済処理端末の中には、第2のトランザクションをサポートしていない決済処理端末が存在する。このような決済処理端末は、ホストサーバから応答されたオーソリゼーションの確認結果をICカードに出力することができるため、ICカードは、累積利用金額のリセット要求を示すコマンドを受信せずとも、累積利用金額のリセットを実行することができた。或いは、ホストサーバが、累積利用金額のリセット要求を示すコマンドを決済処理端末へ送信し、当該決済処理端末が、当該コマンドを接触インターフェイスを介してICカードへ出力することもできた。ところが、第2のトランザクションをサポートしていない決済処理端末は、累積利用金額のリセット要求を示すコマンドをNFCにより携帯電話機へ出力することができない。
そこで、本発明は、このような点に鑑み、携帯電話機等の携帯端末と決済処理端末との少なくとも何れか一方が第2のトランザクションをサポートしていない場合であっても、当該携帯端末内に記憶されている累積利用金額をリセットすることが可能な情報処理プログラム、携帯端末、及びホストサーバを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、外部の決済処理端末と電波により通信する第1のICチップと、取引における累積利用金額を示す累積利用金額情報を記憶する第2のICチップと、前記第1のICチップ及び前記第2のICチップに接続される制御部が搭載された携帯端末における前記制御部のコンピュータを、前記第2のICチップに記憶された累積利用金額情報を所定のタイミングで前記第2のICチップから取得する累積利用金額取得手段、前記累積利用金額取得手段により取得された前記累積利用金額情報が示す累積利用金額が予め設定された基準金額以上である場合、前記携帯端末のユーザのオーソリゼーションの確認要求を前記第1のICチップ及び前記決済処理端末を介さずに通信ネットワークを介してホストサーバへ送信する確認要求送信手段、前記オーソリゼーションの確認結果が良好の場合に、当該ホストサーバから前記通信ネットワークを介して送信されるコマンドであって前記累積利用金額をリセットさせるコマンドを前記第1のICチップ及び前記決済処理端末を介さずに受信するコマンド受信手段、及び、前記コマンド受信手段により受信された前記コマンドにしたがって、前記第2のICチップへリセットコマンドを送ることで前記第2のICチップに記憶された前記累積利用金額情報が示す累積利用金額をリセットさせる累積利用金額リセット手段として機能させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理プログラムにおいて、前記累積利用金額取得手段は、所定時間間隔で繰り返し前記累積利用金額情報を前記第2のICチップから取得することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の情報処理プログラムにおいて、前記携帯端末にはAPI(Application Program Interface)がインストールされており、前記累積利用金額リセット手段は、前記APIに前記コマンドを送信することで前記累積利用金額をリセットさせることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理プログラムにおいて、前記情報処理プログラムは、オペレーティングシステム上でユーザにより操作対象とされないバックグラウンドで実行されるアプリケーションソフトウェアであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、外部の決済処理端末と電波により通信する第1のICチップと、取引における累積利用金額を示す累積利用金額情報を記憶する第2のICチップと、前記第1のICチップ及び前記第2のICチップに接続される制御部が搭載された携帯端末であって、前記第2のICチップに記憶された累積利用金額情報を所定のタイミングで前記第2のICチップから取得する累積利用金額取得手段と、前記累積利用金額取得手段により取得された前記累積利用金額情報が示す累積利用金額が予め設定された基準金額以上である場合、前記携帯端末のユーザのオーソリゼーションの確認要求を前記第1のICチップ及び前記決済処理端末を介さずに通信ネットワークを介してホストサーバへ送信する確認要求送信手段と、前記オーソリゼーションの確認結果が良好の場合に、当該ホストサーバから前記通信ネットワークを介して送信されるコマンドであって前記累積利用金額をリセットさせるコマンドを前記第1のICチップ及び前記決済処理端末を介さずに受信するコマンド受信手段と、前記コマンド受信手段により受信された前記コマンドにしたがって、前記第2のICチップへリセットコマンドを送ることで前記第2のICチップに記憶された前記累積利用金額情報が示す累積利用金額をリセットさせる累積利用金額リセット手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、携帯電話機等の携帯端末と決済処理端末との少なくとも何れか一方が第2のトランザクションをサポートしていない場合であっても、当該携帯端末内に記憶されている累積利用金額をリセットすることができる。
本実施形態に係る通信システムSの概要構成例を示す図である。 (A)は、本実施形態に係る携帯端末1の概要構成例を示すブロック図であり、(B)は、本実施形態に係るホストサーバ3の概要構成例を示すブロック図である。 本通信システムSにおいて携帯端末1に記憶された累積利用金額がリセットされる動作を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、通信システムに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
先ず、図1等を参照して、本実施形態に係る通信システムSの構成及び機能概要を説明する。
図1は、本実施形態に係る通信システムSの概要構成例を示す図である。図1に示すように、通信システムSは、携帯端末1、決済処理端末2、及びホストサーバ3(ホストコンピュータ)等を備えて構成される。ホストサーバ3は、インターネットにより構成される通信ネットワークNWに接続されている。携帯端末1は、無線通信回線(例えば、3G(3rd Generation)回線又はWi−Fi(Wireless Fidelity)回線)、及び通信ネットワークNWを介してホストサーバ3に接続可能になっている。決済処理端末2は、例えば店舗に設置され、例えばオンライン決済時に専用線を介してホストサーバ3に接続可能になっている。また、決済処理端末2は、当該決済処理端末2に接続された読取器(例えば、ICカードリーダライタ)により発せられる電波により携帯端末1との間で無線通信(例えばNFCの規格で規定される非接触通信)を行いつつ取引の決済処理を行うことが可能になっている。なお、決済処理端末2は、上述した第2のトランザクションをサポートしていない。
携帯端末1には、SIMカード18(小型ICカード)、及びCLF(Contactless Front End)19が搭載される。なお、携帯端末1は、例えば携帯電話機やスマートフォン等である。SIMカード18は、UICC(Universal Integrated Circuit Card)の一つであり、例えば、従来のSIM(Subscriber Identity Module)をベースに機能を拡張された接触型ICチップを搭載する。なお、SIMカード18は、例えばクレジット決済による取引における累積利用金額を示す累積利用金額情報を記憶するメモリの一例である。CLF19は、外部の決済処理端末2に接続された読取器と電波により通信(例えばNFCの規格で規定される非接触通信)するための非接触型ICチップ(例えばNFCモジュール)である。CLF19には、非接触通信のフィールド内で当該通信を行うためのアンテナが接続されている。なお、CLF19は、携帯端末1のOSにより操作可能になっている。
図2(A)は、本実施形態に係る携帯端末1の概要構成例を示すブロック図である。図2(A)に示すように、携帯端末1は、制御部11(コンピュータの一例)、記憶部12、無線通信部13、表示部14、入力部15、及びICカードインターフェース16等を備えて構成され、これらの構成要素はバス17を介して相互に接続される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等により構成される。記憶部12は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより構成される。上記ROMまたは記憶部12には、オペレーティングシステム(OS)及びミドルウェアが記憶される。また、記憶部12には、携帯端末1にインストールされたAPI(Application Program Interface)及びアプリケーションソフトウェア(アプリケーションプログラム言語から構成されるソフトウェア)等が記憶される。APIは、アプリケーションソフトウェアからオペレーティングシステムの機能を利用するためのインターフェースである。アプリケーションソフトウェアは、例えば所定のサーバからダウンロード可能なプログラムであり、これには、取引における累積利用金額をリセットするための累積利用金額リセットプログラム(本発明の情報処理プログラムの一例)が含まれる。累積利用金額リセットプログラム(以下、「累積利用金額リセットアプリ」という)は、オペレーティングシステム上でユーザにより操作対象とされないバックグラウンドで実行される。
無線通信部13は、アンテナを有し、移動体通信網における基地局との間で行われる無線通信を制御する。表示部14は、例えばタッチパネル方式の表示パネルを有し、表示パネルへの表示制御、及びユーザからの操作指示の受け付けを行う。入力部15は、ユーザからの操作指示を入力するための操作ボタンを有し、操作ボタンに応じた信号を制御部11に出力する。ICカードインターフェース16は、制御部11とSIMカード18との間のインターフェース、及び制御部11とCLF19にとの間のインターフェースを担う。そして、制御部11は、オペレーティングシステムの動作中にバックグラウンドで累積利用金額リセットプログラムを実行することで、本発明における累積利用金額取得手段、確認要求送信手段、コマンド受信手段、及び累積利用金額リセット手段等として機能する。
図2(B)は、本実施形態に係るホストサーバ3の概要構成例を示すブロック図である。図2(B)に示すように、ホストサーバ3は、制御部31、記憶部32、及び通信部33等を備えて構成され、これらの構成要素はバス34を介して相互に接続される。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAM等により構成される。記憶部32は、例えばハードディスクドライブ等により構成される。記憶部32には、オペレーティングシステム及びサーバプログラム等が記憶される。また、記憶部32には、例えばクレジットカード会社の会員であるユーザの会員番号、オーションゼーション(信用承認)に関する情報(クレジット決済の可否及び利用限度額等)、及び取引履歴等の情報を登録するための会員データベースが構築されている。そして、制御部31は、オペレーティングシステムの動作中にサーバプログラムを実行することで、本発明における確認要求受信手段、確認処理実行手段、及びコマンド送信手段等として機能する。
次に、図3を参照して、本通信システムSにおいて携帯端末1に記憶された累積利用金額がリセットされる動作例を説明する。図3は、本通信システムSにおいて携帯端末1に記憶された累積利用金額がリセットされる動作を示すシーケンス図である。制御部11においてバックグラウンドで動作する累積利用金額リセットアプリは、所定のタイミングで累積利用金額要求コマンドをAPIへ送る(ステップS1)。
ここで、所定のタイミングは、例えばタイマーにより所定時間間隔(例えば24時間間隔)で到来するようにセットされる。APIは、累積利用金額リセットアプリからの累積利用金額要求コマンドをSIMカード18へ送る(ステップS2)。SIMカード18は、APIからの累積利用金額要求コマンドに応じて、累積利用金額情報をメモリから読み出し、これをAPIに送る(ステップS3)。APIは、SIMカード18からの累積利用金額情報(レスポンス)を、累積利用金額リセットアプリへ送る(ステップS4)。こうして、制御部11は、累積利用金額リセットアプリにより累積利用金額情報を取得することになる。
次いで、制御部11における累積利用金額リセットアプリは、SIMカード18から取得された累積利用金額情報が示す累積利用金額が、予め設定された基準金額(例えば、クレジットカード会社により予め定められた金額)を以上であるか(または超えるか)否かを判定する(ステップS5)。そして、累積利用金額が、予め設定された基準金額(例えば、クレジットカード会社により予め定められた金額)を以上である(または超える)場合(ステップS5:YES)、累積利用金額リセットアプリは、携帯端末1のユーザのオーソリゼーションの確認要求を、無線通信回線及び通信ネットワークNWを介してホストサーバ3へ送信する(ステップS6)。この確認要求には、例えば携帯端末1のユーザに付与された会員番号等が含まれる。一方、累積利用金額が、予め設定された基準金額を以下でない(または超えていない)場合(ステップS5:NO)、累積利用金額リセットアプリは、次回のタイミングになるまで待機する(ステップS7)。
次いで、ホストサーバ3の制御部31は、携帯端末1から通信ネットワークワークNWを介して送信されたオーソリゼーションの確認要求を受信すると、当該確認要求に応じて、上述した会員データベースを参照し、オーソリゼーションの確認処理を実行する(ステップS8)。次いで、ホストサーバ3の制御部31は、確認処理により確認したオーソリゼーションの確認結果が良好の場合に、累積利用金額リセットコマンド群を、通信ネットワークワークNW及び無線通信回線を介して携帯端末1へ送信する(ステップS9)。累積利用金額リセットコマンド群には、累積利用金額をリセットさせるリセットコマンドが含まれる。
次いで、累積利用金額リセットアプリは、ホストサーバ3から通信ネットワークワークNW及び無線通信回線を介して送信された累積利用金額リセットコマンド群を受信すると、累積利用金額リセットコマンド群に含まれる更新権限供与コマンドをAPIに送る(ステップS10)。更新権限供与コマンドは、SIMカード18に対して累積利用金額の更新(リセット)の権限を与えるためのコマンドである。APIは、累積利用金額リセットアプリからの更新権限供与コマンドをSIMカード18へ送る(ステップS11)。SIMカード18は、APIからの更新権限供与コマンドに応じて、更新権限供与レスポンスをAPIへ送る(ステップS12)。APIは、SIMカード18からの更新権限供与レスポンスを累積利用金額リセットアプリへ送る(ステップS13)。累積利用金額リセットアプリは、APIからの更新権限供与レスポンスに応じて、累積利用金額リセットコマンド群に含まれるリセットコマンドをAPIに送る(ステップS14)。APIは、累積利用金額リセットアプリからのリセットコマンドをSIMカード18へ送る(ステップS15)。SIMカード18は、APIからのリセットコマンドに応じて、メモリに記憶された累積利用金額情報が示す累積利用金額をリセット(例えば、0に)し(ステップS16)、リセットしたことを示すレスポンスをAPIへ送る(ステップS17)。APIは、SIMカード18からのレスポンスを累積利用金額リセットアプリへ送る(ステップS18)。以上のように、制御部11における累積利用金額リセットアプリは、ホストサーバ3からの累積利用金額リセットコマンド群にしたがって、SIMカード18のメモリに記憶された累積利用金額を示す累積利用金額をリセットさせることになる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、SIMカード18に記憶された累積利用金額情報を例えば所定時間間隔で繰り返しSIMカード18から取得し、当該累積利用金額が予め設定された基準金額以上である場合、携帯端末1のユーザのオーソリゼーションの確認要求を、無線通信回線及び通信ネットワークNWを介してホストサーバ3へ送信し、当該オーソリゼーションの確認結果が良好の場合に、当該ホストサーバ3から送信された累積利用金額リセットコマンド群にしたがって、SIMカード18に記憶された累積利用金額情報が示す累積利用金額をリセットさせるように構成したので、携帯端末1と決済処理端末2との少なくとも何れか一方が第2のトランザクションをサポートしていない場合であっても、携帯端末1内に記憶されている累積利用金額をリセットすることができる。
なお、上記実施形態においては、決済処理端末2が第2のトランザクションをサポートしていない場合を例にとって説明したが、携帯端末1と決済処理端末2の両方が第2のトランザクションをサポートしている場合であっても、ホストサーバ3から決済処理端末2を経由してリセットコマンドを携帯端末1へ送信できない場合がある。例えば、磁気カードからICカードへの移行時に、ホストサーバ3が改修されずに、サードパーティーの決済代行サービスを受けることによって、ICカード用の電文を磁気カード用の電文へと変換して実現している場合がある。この場合、ホストサーバ3と、第2のトランザクションをサポートする決済処理端末2との間に認証代行サーバが介在する。そして、当該認証代行サーバは、ホストサーバ3と決済処理端末2との間の電文を変換して中継することになるが、この経路ではリセットコマンドが生成されない。このような場合、通信ネットワークNWに接続される新たなホストサーバが設けられる。そして、当該新たなホストサーバが、ホストサーバ3からオーソリゼーションの状況確認等を行い、本発明における確認要求受信手段、確認処理実行手段、及びコマンド送信手段等として機能し、図3に示すホストサーバ3の処理を行うことになる。
1 携帯端末
2 決済処理端末
3 ホストサーバ
11 制御部
12 記憶部
13 無線通信部
14 表示部
15 入力部
16 ICカードインターフェース
S 通信システム

Claims (5)

  1. 外部の決済処理端末と電波により通信する第1のICチップと、取引における累積利用金額を示す累積利用金額情報を記憶する第2のICチップと、前記第1のICチップ及び前記第2のICチップに接続される制御部が搭載された携帯端末における前記制御部のコンピュータを、
    前記第2のICチップに記憶された累積利用金額情報を所定のタイミングで前記第2のICチップから取得する累積利用金額取得手段、
    前記累積利用金額取得手段により取得された前記累積利用金額情報が示す累積利用金額が予め設定された基準金額以上である場合、前記携帯端末のユーザのオーソリゼーションの確認要求を前記第1のICチップ及び前記決済処理端末を介さずに通信ネットワークを介してホストサーバへ送信する確認要求送信手段、
    前記オーソリゼーションの確認結果が良好の場合に、当該ホストサーバから前記通信ネットワークを介して送信されるコマンドであって前記累積利用金額をリセットさせるコマンドを前記第1のICチップ及び前記決済処理端末を介さずに受信するコマンド受信手段、及び、
    前記コマンド受信手段により受信された前記コマンドにしたがって、前記第2のICチップへリセットコマンドを送ることで前記第2のICチップに記憶された前記累積利用金額情報が示す累積利用金額をリセットさせる累積利用金額リセット手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 前記累積利用金額取得手段は、所定時間間隔で繰り返し前記累積利用金額情報を前記第2のICチップから取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. 前記携帯端末にはAPI(Application Program Interface)がインストールされており、前記累積利用金額リセット手段は、前記APIに前記コマンドを送信することで前記累積利用金額をリセットさせることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記情報処理プログラムは、オペレーティングシステム上でユーザにより操作対象とされないバックグラウンドで実行されるアプリケーションソフトウェアであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理プログラム。
  5. 外部の決済処理端末と電波により通信する第1のICチップと、取引における累積利用金額を示す累積利用金額情報を記憶する第2のICチップと、前記第1のICチップ及び前記第2のICチップに接続される制御部が搭載された携帯端末であって、
    前記第2のICチップに記憶された累積利用金額情報を所定のタイミングで前記第2のICチップから取得する累積利用金額取得手段と、
    前記累積利用金額取得手段により取得された前記累積利用金額情報が示す累積利用金額が予め設定された基準金額以上である場合、前記携帯端末のユーザのオーソリゼーションの確認要求を前記第1のICチップ及び前記決済処理端末を介さずに通信ネットワークを介してホストサーバへ送信する確認要求送信手段と、
    前記オーソリゼーションの確認結果が良好の場合に、当該ホストサーバから前記通信ネットワークを介して送信されるコマンドであって前記累積利用金額をリセットさせるコマンドを前記第1のICチップ及び前記決済処理端末を介さずに受信するコマンド受信手段と、
    前記コマンド受信手段により受信された前記コマンドにしたがって、前記第2のICチップへリセットコマンドを送ることで前記第2のICチップに記憶された前記累積利用金額情報が示す累積利用金額をリセットさせる累積利用金額リセット手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
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