JP6212671B1 - コネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
(1)基板上に表面実装され、基板実装面に対し略平行方向から、フレキシブルプリント基板(FPC)又はフレキシブルフラットケーブル(FFC)の接続対象物が挿入されるコネクタであって、前記接続対象物と接触する接触部、及び前記基板に表面実装される接続部をそれぞれ有する所要数のコンタクトと、前記接続対象物が挿入される挿入口を有し、前記所要数のコンタクトを、間隔をおいた状態で配列保持する電気絶縁性のハウジングと、該ハウジングの、前記挿入口とは反対側の位置に装着され、前記コンタクトを押圧するスライダーとを備えるコネクタにおいて、前記コンタクトは、前記挿入口側に位置し前記接続対象物と接触する前記接触部である第1接触部、及び前記スライダー装着側に位置し前記スライダーにより押圧される第1押受部を有し、全体として略直線状に延びる第1作動片と、前記スライダー装着側に位置し前記基板に表面実装される前記接続部である第1接続部、及び前記挿入口側に位置する第1延設部を有し、前記第1作動片よりも前記基板側の位置にて、全体として略直線状に延びる第1基準片とを有し、前記第1作動片及び前記第1基準片がともに、前記基板実装面と略平行に配置され、前記第1接触部、前記第1接続部、前記第1押受部及び前記第1延設部が、同一の金属材料から一体的に形成されてなる第1コンタクトを含み、前記ハウジングには、前記第1コンタクトを保持する挿入溝を、前記挿入口側から見て、前記第1延設部の、前記基板に対向する表面とは反対側の表面の全体が視認できるように貫通させて形成し、前記スライダーは、前記所要数のコンタクトの配列ピッチ方向に連設してなる、長短といった異なる寸法の断面形状をもつ押圧部と、該押圧部に対向して位置する対向壁と、前記押圧部および前記対向壁を連結する連結壁とによって区画形成され、前記スライダーの厚さ方向に延在する所要数の独立する貫通孔を有し、前記コンタクトの前記押受部の先端側部分が前記貫通孔の内部または前記貫通孔を通過した外部に位置する状態で、前記基板実装面に対し略垂直となる姿勢をとる第1スライダー位置から、前記コンタクトの前記押受部の先端側部分が前記連結壁間に位置する状態で、前記基板実装面に対し略平行となる姿勢をとる第2スライダー位置までの移動範囲にわたって、前記押圧部が回動する方向に正逆回転可能に構成され、前記スライダーを前記移動範囲にわたって正回転させると、前記押圧部の、長い方の断面寸法に沿った部分が、前記基板実装面に対し起き上がるような動作態様で前記押圧部が回動し、前記コンタクトの少なくとも前記押受部が押圧されて、前記押受部の少なくとも先端側を前記基板から離れる方向に移動させるように構成され、前記押圧部が、前記移動範囲において前記コンタクトに接触する少なくとも一部分を、滑らかな凸曲面で形成してなることを特徴とするコネクタ。
(2)前記押圧部の前記長い方の断面寸法が、前記スライダーの厚さ寸法よりも小さい上記(1)に記載のコネクタ。
(3)前記コンタクトの前記押受部の先端側部分は、前記スライダーが前記第2スライダー位置にある姿勢にて、前記ハウジングの厚さ領域内にある上記(1)または(2)に記載のコネクタ。
(4)前記コンタクトは、前記挿入口側に位置し前記接続対象物と接触する前記接触部である第2接触部、及び前記スライダー装着側に位置し前記スライダーにより押圧される前記押受部である第2押受部を有し、全体として略直線状に延びる第2作動片と、前記挿入口側に位置し前記基板に表面実装される第2接続部、及び前記スライダー装着側に位置する前記延設部である第2延設部を有し、前記第2作動片よりも前記基板側の位置にて、全体として略直線状に延びる第2基準片とを有し、前記第2作動片及び前記第2基準片がともに、前記基板実装面と略平行に配置され、前記第2接触部、前記第2接続部、前記第2押受部及び前記第2延設部が、同一の金属材料から一体的に形成されてなる第2コンタクトをさらに含み、前記第1コンタクトの前記第1接続部及び前記第2コンタクトの前記第2接続部は、前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトを交互に前記ハウジングへの挿入方向を変えながら前記配列ピッチ方向に位置をずらして配置することによって千鳥状の配置関係になる上記(1)、(2)または(3)に記載のコネクタ。
(5)前記第1コンタクトの前記第1接触部及び前記第2コンタクトの前記第2接触部は、前記配列ピッチ方向に対して直交する前記ハウジングの奥行方向の位置を相互にずらすことによって千鳥状の配置関係になる上記(4)に記載のコネクタ。
図1(A)、(B)は、本発明のコネクタを示したものであって、図1(A)はスライダーが開いた状態(第1スライダー位置にある状態)のハウジングの挿入口側から見た場合、図1(B)はスライダーが開いた状態でハウジングのスライダー装着側から見た場合を示し、また、図2(A)、(B)は、図1(A)に示すコネクタを、あるコンタクト(第1コンタクト)の部分で切断したときの斜視図であって、図2(A)はスライダーが開いた状態、図2(B)は接続対象物(FPC)が挿入された後にスライダーが閉じた状態(第2スライダー位置にある状態)で示し、さらに、図3はスライダーの斜視図であり、図4はコンタクトの斜視図である。
まず、本発明のポイントであるコンタクトについて説明する。コンタクトは、FPC又はFFCの接続対象物40と接触する接触部と、基板(図示せず)に表面実装される接続部と、スライダーにより押圧される押受部と、延設部とを有し、接触部、接続部、押受部及び延設部が、同一の金属材料から一体的に形成されている。接触部は、挿入口側に位置し、接続部は、スライダー装着側又は挿入口側に位置し、押受部は、スライダー装着側に位置し、そして延設部は、接続部とは反対側、すなわち、挿入口側、又はスライダー装着側に位置する。このコンタクトは金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。コンタクトの材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
12、121、62 ハウジング
14 第1コンタクト
142 第2コンタクト
16、161、66 スライダー
18 挿入口
20a、20b 第1及び第2押受部
22a〜22d 第1〜第4接触部
22e 第1延設部
24a、24b 第1及び第2接続部
26 第1突出部
28 軸部分
30 貫通孔
34a、34b 第1及び第2連結部
35 対向壁
36、68 押圧部
37 連結壁
38 第1挿入溝
40 接続対象物(またはFPC)
42、42a 固定部
44 第2延設部
70 受け部
72 スリット
74 装着部
76 固定具
Claims (5)
- 基板上に表面実装され、基板実装面に対し略平行方向から、フレキシブルプリント基板(FPC)又はフレキシブルフラットケーブル(FFC)の接続対象物が挿入されるコネクタであって、
前記接続対象物と接触する接触部、及び前記基板に表面実装される接続部をそれぞれ有する所要数のコンタクトと、
前記接続対象物が挿入される挿入口を有し、前記所要数のコンタクトを、間隔をおいた状態で配列保持する電気絶縁性のハウジングと、
該ハウジングの、前記挿入口とは反対側の位置に装着され、前記コンタクトを押圧するスライダーと、
を備えるコネクタにおいて、
前記コンタクトは、
前記挿入口側に位置し前記接続対象物と接触する前記接触部である第1接触部、及び前記スライダー装着側に位置し前記スライダーにより押圧される第1押受部を有し、全体として略直線状に延びる第1作動片と、
前記スライダー装着側に位置し前記基板に表面実装される前記接続部である第1接続部、及び前記挿入口側に位置する第1延設部を有し、前記第1作動片よりも前記基板側の位置にて、全体として略直線状に延びる第1基準片と
を有し、前記第1作動片及び前記第1基準片がともに、前記基板実装面と略平行に配置され、前記第1接触部、前記第1接続部、前記第1押受部及び前記第1延設部が、同一の金属材料から一体的に形成されてなる第1コンタクトを含み、
前記ハウジングには、前記第1コンタクトを保持する挿入溝を、前記挿入口側から見て、前記第1延設部の、前記基板に対向する表面とは反対側の表面の全体が視認できるように貫通させて形成し、
前記スライダーは、
前記所要数のコンタクトの配列ピッチ方向に連設してなる、長短といった異なる寸法の断面形状をもつ押圧部と、該押圧部に対向して位置する対向壁と、前記押圧部および前記対向壁を連結する連結壁とによって区画形成され、前記スライダーの厚さ方向に延在する所要数の独立する貫通孔を有し、
前記コンタクトの前記押受部の先端側部分が前記貫通孔の内部または前記貫通孔を通過した外部に位置する状態で、前記基板実装面に対し略垂直となる姿勢をとる第1スライダー位置から、
前記コンタクトの前記押受部の先端側部分が前記連結壁間に位置する状態で、前記基板実装面に対し略平行となる姿勢をとる第2スライダー位置までの移動範囲にわたって、
前記押圧部が回動する方向に正逆回転可能に構成され、
前記スライダーを前記移動範囲にわたって正回転させると、前記押圧部の、長い方の断面寸法に沿った部分が、前記基板実装面に対し起き上がるような動作態様で前記押圧部が回動し、前記コンタクトの少なくとも前記押受部が押圧されて、前記押受部の少なくとも先端側を前記基板から離れる方向に移動させるように構成され、
前記押圧部が、前記移動範囲において前記コンタクトに接触する少なくとも一部分を、滑らかな凸曲面で形成してなることを特徴とするコネクタ。 - 前記押圧部の前記長い方の断面寸法が、前記スライダーの厚さ寸法よりも小さい請求項1に記載のコネクタ。
- 前記コンタクトの前記押受部の先端側部分は、前記スライダーが前記第2スライダー位置にある姿勢にて、前記ハウジングの厚さ領域内にある請求項1または2に記載のコネクタ。
- 前記コンタクトは、
前記挿入口側に位置し前記接続対象物と接触する前記接触部である第2接触部、及び前記スライダー装着側に位置し前記スライダーにより押圧される前記押受部である第2押受部を有し、全体として略直線状に延びる第2作動片と、
前記挿入口側に位置し前記基板に表面実装される第2接続部、及び前記スライダー装着側に位置する前記延設部である第2延設部を有し、前記第2作動片よりも前記基板側の位置にて、全体として略直線状に延びる第2基準片と
を有し、前記第2作動片及び前記第2基準片がともに、前記基板実装面と略平行に配置され、前記第2接触部、前記第2接続部、前記第2押受部及び前記第2延設部が、同一の金属材料から一体的に形成されてなる第2コンタクトをさらに含み、
前記第1コンタクトの前記第1接続部及び前記第2コンタクトの前記第2接続部は、前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトを交互に前記ハウジングへの挿入方向を変えながら前記配列ピッチ方向に位置をずらして配置することによって千鳥状の配置関係になる請求項1、2または3に記載のコネクタ。 - 前記第1コンタクトの前記第1接触部及び前記第2コンタクトの前記第2接触部は、前記配列ピッチ方向に対して直交する前記ハウジングの奥行方向の位置を相互にずらすことによって千鳥状の配置関係になる請求項4に記載のコネクタ。
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JP2017144985A JP6212671B6 (ja) | 2017-07-27 | コネクタ |
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JP2017144985A JP6212671B6 (ja) | 2017-07-27 | コネクタ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017156974A Division JP6261064B2 (ja) | 2017-08-16 | 2017-08-16 | コネクタ |
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JP2017191790A (ja) | 2017-10-19 |
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