JP6208595B2 - 音響発生器,音響発生装置,電子機器 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態の音響発生器を模式的に示す、+z方向から見た平面図である。図2は、本発明の第1実施形態の音響発生器を模式的に示す、−z方向から見た平面図である。図3は図1におけるA−A’線断面図である。なお、図2においては、樹脂層23を透視した状態を示している。本実施形態の音響発生器は、図1〜図3に示すように、励振器11,12(励振器11,励振器12)と、フィルム21と、樹脂層23と、フレーム25a,25b(フレーム25a,フレーム25b)と、ダンピング材31とを有している。
端子電極に電気信号が加えられる。
レタンフォーム等の多孔質なゴム材料を好適に用いることができる。このようなダンピング材31が取り付けられた部分は、ダンピング材31による振動損失を受けるため、ダンピング材31が取り付けられた部分の振幅を小さくすることができる。
い部分に設けることが望ましい。
を形成する。そして、所定の温度で電極の焼付けを行うことにより、励振器11,12となる構造体を得ることができる。その後に、励振器11,12に圧電性を付与するために表面電極層または一対の端子電極を通じて直流電圧を印加して、励振器11,12の圧電体層の分極を行う。このようにして励振器11,12を得ることができる。
図4は、本発明の第2実施形態の音響発生装置を示す斜視図である。なお、本実施形態においては、前述した第1実施形態の音響発生器と異なる点のみについて説明し、同様の構成要素には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態の音響発生装置は、図4に示すように、音響発生器29と、エンクロージャー27とを有している。
図5は、本発明の第3実施形態の電子機器の構成を示すブロック図である。本実施形態の電子機器は、図5に示すように、音響発生器29と、電子回路60と、キー入力部50cと、マイク入力部50dと、表示部50eと、アンテナ50fとを有している。なお、図5は、例えば、携帯電話、タブレット端末、あるいはパーソナルコンピュータのような電子機器を想定したブロック図である。
有している。制御回路50aは、電子機器の制御部である。通信回路50bは、制御回路50aの制御に基づき、アンテナ50fを介してデータの送信や受信などを行う。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更,改良が可能である。
、向き合わせた2つの金属板にバイアスと電気信号とを流して金属板を振動させるようなものであり、電磁型の励振器は、電気信号をコイルに流して薄い鉄板を振動させるようなものである。
比較例の音響発生器から発生する音響について、音圧の周波数特性を測定した。その結果を図6に示す。また、第1実施形態の音響発生器および比較例の音響発生器から発生する音響について、歪み率の周波数特性を測定した。その測定結果を図7に示す。図6および図7に示すグラフにおいて、第1実施形態の音響発生器の特性を実線で示し、比較例の音響発生器の特性を点線で示す。
21a:振動体
25a,25b:フレーム
27:エンクロージャー
29:音響発生器
31:ダンピング材
60:電子回路
Claims (8)
- 電気信号が入力されて振動する複数の励振器と、
該複数の励振器がそれぞれ一方側の主面に取り付けられており、該複数の励振器の振動によって振動する振動体と、
前記複数の励振器を埋設するように前記振動体の一方側の主面に設けられた樹脂層と、
前記振動体の一方側の主面に樹脂層を介して取り付けられ、もしくは前記振動体の他方側の主面に直接取り付けられたダンピング材と、
を有しており、
前記複数の励振器は、第1励振器と、第2励振器と、を含んでおり、
前記ダンピング材は、前記振動体の厚さ方向から見たときに前記第1励振器と重なる部分である第1部分と、前記振動体の厚さ方向から見たときに前記第2励振器と重なる部分である第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを接続する接続部分と、を有している
ことを特徴とする音響発生器。 - 前記接続部分は、前記振動体の厚さ方向から見たときに、前記第1励振器の重心と前記第2励振器の重心とを結ぶ線分の中点に重ならない位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の音響発生器。
- 前記第1部分の面積と前記第2部分の面積とが異なっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音響発生器。
- 前記第1部分の形状と前記第2部分の形状とが異なっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の音響発生器。
- 前記第1励振器は、前記振動体の厚さ方向から見たときに前記ダンピング材と重ならない部分である第3部分を有しており、
前記第2励振器は、前記振動体の厚さ方向から見たときに前記ダンピング材と重ならない部分である第4部分を有しており、
前記第3部分の面積と前記第4部分の面積とが異なっている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の音響発生器。 - 前記第3部分の形状と前記第4部分の形状とが異なっていることを特徴とする請求項5に記載の音響発生器。
- 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の音響発生器と、該音響発生器に取り付けられたエンクロージャーと、を有していることを特徴とする音響発生装置。
- 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の音響発生器と、該音響発生器に接続された電子回路と、を少なくとも有しており、前記音響発生器から音響を発生させる機能を有していることを特徴とする電子機器。
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JP2014027072A JP6208595B2 (ja) | 2014-02-15 | 2014-02-15 | 音響発生器,音響発生装置,電子機器 |
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- 2014-02-15 JP JP2014027072A patent/JP6208595B2/ja active Active
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