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JP6277733B2 - 歩行者用エアバッグ装置及び自動車 - Google Patents

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本発明は、自動車のAピラーとカウルの左端側又は右端側とを覆うようにエアバッグが膨張する歩行者用エアバッグ装置に関する。また、本発明は歩行者用エアバッグ装置を備えた自動車に関する。
自動車が歩行者、自転車、バイク等と衝突した際に歩行者や自転車、バイク等の乗員が車体のAピラー、カウル等の剛性の高い部分等に直接当ることを防止する歩行者用エアバッグ装置として、特許文献1,2には、Aピラー及びカウルの左端側又は右端側とを覆うように略L字形に膨張するエアバッグと、このエアバッグの折畳体を収容したリテーナと、このエアバッグを膨張させるためのインフレータとを有する歩行者用エアバッグ装置が記載されている。この歩行者用エアバッグ装置は、自動車のフードの後部の左側及び右側にそれぞれ配置されている。
歩行者、二輪車等の衝突が検知されると、インフレータが作動し、エアバッグのカウル被覆部がカウルの左端側又は右端側を覆い、ピラー被覆部がAピラーを覆うように膨張する。
特許文献1の図11及び特許文献2の図2には、各々のエアバッグの折り畳み方法が記載されている。特許文献1,2のいずれにおいても、エアバッグは幅をリテーナと略同幅にする折りと、リテーナ左右方向と平行な折り線に沿う折りとによって折り畳まれている。従って、エアバッグが膨張する場合、エアバッグはリテーナ左右方向及びこれと垂直方向に膨張する。
特開2006−44291号公報 特開2008−265432号公報
本発明は、ピラー被覆部が膨張途中時にAピラー方向又はそれよりも車体幅方向中央側に展開する歩行者用エアバッグ装置と、この歩行者用エアバッグ装置を備えた自動車を提供することを目的とする。
本発明の歩行者用エアバッグ装置は、Aピラーに沿って膨張するピラー被覆部及びカウルの左端側又は右端側を被覆するカウル被覆部を有するエアバッグと、該エアバッグが折り畳まれて収容されたリテーナと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータと、を有する歩行者用エアバッグ装置において、該エアバッグは、該リテーナの左右幅方向を含む方向に延在する横方向折り線と、該横方向折り線と略直交する縦方向折り線とによって折り畳まれており、少なくとも一部の該横方向折り線は、自動車の車体幅方向中央側ほどリテーナに接近するように該リテーナ左右幅方向に対し斜交方向に延在していることを特徴とする。
前記斜交方向に延在している横方向折り線とリテーナの左右幅方向との交差角度θは5〜30°であることが好ましい。
本発明の一態様では、前記エアバッグは、まず前記縦方向折り線に沿って折り畳まれ、その後、リテーナ左右幅方向に対し斜交方向に延在した横方向折り線に沿って折り畳まれ、その後前記リテーナに収容されている。
別の一態様では、前記エアバッグは、まずリテーナ左右幅方向に対し斜交方向に延在した第1の横方向折り線に沿って折り返され、その後、前記縦方向折り線に沿って折り畳まれ、その後、該第1の横方向折り線と平行な第2の横方向折り線に沿って折り畳まれ、その後、前記リテーナに収容されている。
さらに別の一態様では、前記エアバッグは、まずリテーナ左右幅方向と平行な横方向折り線に沿って折り畳まれ、次いでこの横方向折り線と略直交する縦方向折り線に沿って折り畳まれ、その後、リテーナ左右幅方向と斜交する横方向折り線に沿って折り畳まれてリテーナ内に収容されている。
本発明の一態様の自動車は、かかる本発明の歩行者用エアバッグ装置を備えている。
本発明の一態様に係る自動車は、Aピラーに沿って膨張するピラー被覆部及びカウルの左端側又は右端側を被覆するカウル被覆部を有するエアバッグと、該エアバッグが折り畳まれて収容されたリテーナと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータと、を有する歩行者用エアバッグ装置を備えた自動車において、該エアバッグは、該自動車の車体幅方向を含む方向に延在する横方向折り線と、該横方向折り線と略直交する縦方向折り線とによって折り畳まれており、少なくとも一部の該横方向折り線は、自動車の車体幅方向中央側ほどリテーナに接近するように該車体幅方向に対し斜交方向に延在しているものである。
本発明にあっては、歩行者用エアバッグは、少なくとも一部の横方向折り線が自動車幅方向中央側ほどリテーナに接近するようにリテーナ左右幅方向又は車体幅方向に対し斜交方向に延在しているので、膨張途中のエアバッグがAピラー方向又はそれよりも自動車幅方向中央側に展開し易くなる。この結果、展開完了状態においてエアバッグのピラー被覆部がAピラーに沿って延在するようになる。そして、該ピラー被覆部が、Aピラーよりも車体幅方向外方へばたつくことが防止される。
実施の形態に係る歩行者用エアバッグ装置を備えた自動車前部の平面図である。 図1の歩行者用エアバッグ装置のエアバッグの折り畳み方法を示す説明図である。 別の実施の形態に係る歩行者用エアバッグ装置のエアバッグの折り畳み方法を示す説明図である。 別の実施の形態に係る歩行者用エアバッグ装置のエアバッグの折り畳み方法を示す説明図である。 別の実施の形態に係る歩行者用エアバッグ装置のウィンドシールドと平行な面に沿う断面図である。 (a)図は別の実施の形態に係る歩行者用エアバッグ装置のウィンドシールドと平行な面に沿う断面図、(b)図は(a)図のB−B線断面図である。 (a)図は別の実施の形態に係る歩行者用エアバッグ装置のウィンドシールドと平行な面に沿う断面図、(b)図は(a)図の一部の拡大図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。以下の説明において、前後及び左右は、歩行者用エアバッグ装置を搭載した自動車の前後及び左右を表わす。
図1は第1の実施の形態に係る歩行者用エアバッグ装置10,10’を搭載した自動車の前部の平面図であり、エアバッグが展開した状態を示している。図2はこの歩行者用エアバッグ装置のエアバッグの折り畳み方法の説明図である。なお、歩行者用エアバッグ装置10,10’は左右対称構造となっているので、図2には歩行者用エアバッグ装置10についてのみ図示されている。
自動車1はフードパネル2、カウル3、ウィンドシールド4、Aピラー5等を備えている。フードパネル2の後部の下側に歩行者用エアバッグ装置10,10’が設置されている。歩行者用エアバッグ装置10,10’は、フードパネル2の後部の下面に取り付けられてもよく、フードパネル2とは別個に設置されてもよい。
歩行者用エアバッグ装置10,10’のエアバッグ11は、フードパネル2とカウルトップパネルとの間を通って後方へ展開してもよく、フードパネル2の後部を上方移動させてからエアバッグ11が展開するように構成されてもよい。また、フードパネル2に歩行者用エアバッグ装置設置用開口と、この開口を覆うリッドとを設けておき、エアバッグ展開時にリッドが開放し、この開放部を通ってエアバッグが展開するように構成されてもよい。また、歩行者用エアバッグ装置10,10’はカウルトップパネルに設置されてもよい。この実施の形態では、エアバッグ11はフードパネル後縁とカウルトップパネルとの間を通って展開するよう構成されている。
この歩行者用エアバッグ装置10,10’は、エアバッグ11と、折り畳まれたエアバッグ11を収容する函状のリテーナ12と、エアバッグ11を膨張させるためのインフレータ13等を備えている。
エアバッグ10,10’は、Aピラー5及びその近傍を覆うピラー被覆部11aと、カウル3の左端側又は右端側及びその近傍を覆うカウル被覆部11bとを有している。ピラー被覆部11aは、Aピラー5に沿って後方かつ上方に向って延在する。カウル被覆部11bは車体幅方向に延在する。ピラー被覆部11aの前部と、カウル被覆部11bの車体幅方向外方部とが連なっており、これによりエアバッグ10,10’は膨張展開したときに略L字形となる。
リテーナ12は、金属又は合成樹脂製の函状であり、車体幅方向に延在している。このリテーナ12の少なくとも後面は、膨張するエアバッグ11に押されることにより後方に向って開放可能となっている。
インフレータ13は円柱状であり、ボルト13a及びナット14によってリテーナ12に取り付けられている。このボルト13aは、インフレータ13に固設されたものであってもよく、インフレータ13を保持した保持部材に設けられたものであってもよい。インフレータ13の長手方向の先端側にガス噴出部13bが設けられている。インフレータ13はガス噴出部13bが車体幅方向外方側に位置するようにリテーナ12の前面に沿って設置されている。
この実施の形態では、リテーナ12の前面12aに、車体前方に向って凹陥する凹陥部12bが設けられている。この凹陥部12bは、車体幅方向中央側ほど深くなるように凹陥部12bの底面が傾斜している。この凹陥部12bの底面は、エアバッグ11を折り畳むときの横方向折り線F〜Fと略平行であることが好ましい。
インフレータ13はこの凹陥部12bの底面に沿って配置されている。インフレータ13は、長手方向の末端側ほど車体前方となるように設置される。ガス噴出部13bからのガス噴出方向は、インフレータ13の長手方向と略直交方向であるところから、インフレータ13からのガスは、自動車前後方向よりも車体幅方向中央側を指向して噴出するようになる。
このエアバッグ11の折り畳み方法について図2を参照して説明する。なお、図2ではリテーナ12及びエアバッグ11をウィンドシールド4と平行な面に沿う断面として示している。
エアバッグ11を折り畳むには、図2(a)のように、エアバッグ11を水平な作業台(図示略)の上に広げる。そして、まずエアバッグ11を縦方向折り線L,L,Lに沿って折り返し、図2(b)のようにリテーナ12に納まる左右幅とし、その後、横方向折り線F,F,F・・・・・・Fに沿って折り畳み、リテーナ12に納め込む。横方向折り線F〜Fに沿う折りはロール折りであってもよく蛇腹折りであってもよく、両者の併用であってもよい。
横方向折り線F〜Fは互いに平行であり、車体幅方向中央側ほどリテーナ12に接近するように、リテーナ12の左右幅方向に対し斜交方向に延在している。リテーナ12の左右幅方向と各横方向折り線F〜Fとの交差角度θは5〜30°特に7〜20°とりわけ10〜15°であることが好ましい。最後の横方向折り線Fは、リテーナ12の車体幅方向中央側の後端12d又はその近傍を通る直線である。
縦方向折り線L,L,Lは横方向折り線F〜Fに対し略垂直方向となっている。縦方向折り線Lはリテーナ12の車体幅方向中央側の後端12d又はそれよりも若干リテーナ内側を通る直線であり、縦方向折り線Lはリテーナ12の車体幅方向外方側の後端12c又はそれよりも若干リテーナ内側を通る直線である。縦方向折り線L,L,Lに沿う折りの順番は任意であるが、L→L→L又はL→L→Lの順に折るのが好ましい。
図2(b)では、縦方向折り線Lが縦方向折り線Lに重なるものとなっているが、縦方向折り線Lが、縦方向折り線LとLとの間に位置するようにエアバッグ11を折ってもよい。
エアバッグ11を折り畳んだ後、エアバッグ折畳体を布やフィルム等よりなる保形クロス(図示略)によって被包して保形するのが好ましい。この保形クロスには、エアバッグ11が膨張するときに開裂するようにミシン目状のスリット等の開裂部が設けられている。
この歩行者用エアバッグ装置10,10’を搭載した自動車1が歩行者等と衝突してインフレータ13が作動すると、エアバッグ11が膨張展開し、カウル3の左端側又は右端側及びその近傍がカウル被覆部11bで覆われ、Aピラー5及びその近傍がピラー被覆部11aで覆われ、歩行者等が直接にカウル3やAピラー5に当ることが防止される。
このエアバッグ装置10,10’にあっては、エアバッグ11がリテーナ12の左右幅方向に対し斜交方向に延在する横方向折り線F〜Fに沿って折られているため、エアバッグ11がAピラー5の長手方向又はそれよりも車体幅方向中央側へ向って展開するようになる。特に、この実施の形態では、インフレータ13がガスを車体幅方向中央側に向って噴出するため、エアバッグ11の車体幅方向中央側へ向う展開が助勢される。
このようなことから、膨張途中又は膨張完了時にピラー被覆部11aがAピラー5よりも側外方へばたつくことが防止される。
図3はエアバッグ11の別の折り畳み方法の説明図である。この折り畳み方法では、エアバッグ11を水平な作業台上に広げた後、図3(a),(b)の通りまず第1の横方向折り線Fに沿ってエアバッグ11を二つ折りする。第1の横方向折り線Fは前記横方向折り線F〜Fと平行である。この横方向折り線Fは、ピラー被覆部11aとカウル被覆部11bとの隅角部11c又はそれよりも若干リテーナ12側を通る直線である。その後、エアバッグ11を縦方向折り線L,L,Lに沿って折り、図3(c)の中間折り畳み状態とし、その後、横方向折り線F,F,F・・・・・・に沿って折り畳んでエアバッグ折畳体とし、リテーナ12に納め込む。
図4は、エアバッグ11のさらに別の折り畳み方法の説明図である。この方法では、エアバッグ11を水平な作業台上に広げた後、図4(a),(b)の通り、まずリテーナ12の左右幅方向と平行な横方向折り線W,W,W・・・・・・Wに沿ってロール折り又は蛇腹折りし、図4(b)の第1中間折畳体とする。次いで、この第1中間折畳体を縦方向折り線V,Vに沿って折り返し、図4(c)の第2中間折畳体とする。図4(c)では、縦方向折り線V,Vに沿って第1中間折畳体を折り返すようにしているが、この場合の折りはロール折りやZ折りであってもよい。
なお、縦方向折り線V,Vは横方向折り線W〜Wと垂直である。また、縦方向折り線Vはリテーナ後端12c又はそれよりも若干リテーナ12の内側を通り、縦方向折り線Vはリテーナ後端12d又はそれよりも若干リテーナ12の内側を通る。
この第2中間折畳体を、リテーナ12の左右幅方向と斜交方向に延在する横方向折り線F,F,F・・・・・・に沿ってロール折り又は蛇腹折りし、リテーナ12に納め込む。
<別形状のリテーナ>
上記実施の形態では、リテーナ12の前面12aに凹陥部12bを設けているが、図5のリテーナ12Aのように前面12aに、車体幅方向外方側ほどリテーナ深さが小さくなるように傾斜面12fを設け、この傾斜面12fにインフレータ13を設けてもよい。
本発明では、図6のリテーナ12Bのように、リテーナ下面12gに凹部12hを設け、この凹部12h内にインフレータ13を配置してもよい。凹部12hは、リテーナ12Bの左右幅方向を含む方向に延在しているが、車体幅方向中央側ほど車体前方側となるようにリテーナ左右幅方向と斜交方向に延在している。これにより、インフレータ13は、斜交方向の横方向折り線F〜Fと略平行方向に延在するように配置される。インフレータ13の取付ボルト13aは、エアバッグ11の小孔(符号略)及び凹部12hの底面の小孔12iに挿通され、ナット14締めされている。
図6では、エアバッグ11は、留付部材15によってリテーナ12の前面12aに取り付けられている。この留付部材15は、エアバッグ11内に配置されたプレート15aと、該プレート15aから立設されたボルト15bとを有している。ボルト15bがエアバッグ11及びリテーナ12のボルト挿通孔を通過し、ナット15cが締め込まれている。ただし、留付部材15が省略され、インフレータ13によってエアバッグ11をリテーナ12Bに取り付けるようにしてもよい。
図7のリテーナ12Cでは、リテーナ前面12aに傾斜板12kと開口12jとが設けられている。傾斜板12kは、車体幅方向外方ほどリテーナ前面12aからリテーナ12C内に立ち上がるように傾斜している。傾斜板12kは、横方向折り線F〜Fと略平行方向に延在している。開口12jは、傾斜板12kの車体幅方向外方とリテーナ前面12aとの間に設けられている。
インフレータ13は、この傾斜板12kに沿って配置され、ガス噴出部13bを含む先端側のみがエアバッグ11内に差し込まれている。インフレータ取付ボルト13は、傾斜板12kに設けられた小孔と、エアバッグ11に設けられた小孔を通ってエアバッグ11内に突出し、ナット14が締め込まれている。
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態とされてもよい。例えば、本発明では、エアバッグ11のピラー被覆部11aの後部と、カウル被覆部11b又はリテーナ12の車体幅方向中央側とを連結するテザーを設けてもよい。このテザーは、エアバッグ11が膨張完了した状態においてピンと張った状態となる長さを有する。
また、本発明では、インフレータからのガスを車体幅方向中央側へ向けて流すようにディフューザを設けてもよい。
1 自動車
2 フードパネル
3 カウル
4 ウィンドシールド
5 Aピラー
10,10’ 歩行者用エアバッグ装置
11 エアバッグ
11a カウル被覆部
11b ピラー被覆部
12,12A,12B,12C リテーナ
13 インフレータ
15 留付部材

Claims (8)

  1. Aピラーに沿って膨張するピラー被覆部及びカウルの左端側又は右端側を被覆するカウル被覆部を有するエアバッグと、
    該エアバッグが折り畳まれて収容されたリテーナと、
    該エアバッグを膨張させるためのインフレータと、
    を有し、
    該リテーナは、自動車の車体幅方向又は該車体幅方向に対し斜交する方向をリテーナ左右幅方向とし、該リテーナ左右幅方向に延びるように自動車に設置される函状である歩行者用エアバッグ装置であって
    該エアバッグは、該リテーナ左右幅方向又は該リテーナ左右幅方向に対し斜交方向に延る横方向折り線と、該横方向折り線と略直交する縦方向折り線とによって折り畳まれており、
    少なくとも一部の該横方向折り線は、自動車の車体幅方向中央側ほどリテーナに接近するように該リテーナ左右幅方向に対し斜交方向に延ていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  2. 請求項1記載の歩行者用エアバッグ装置であって、前記斜交方向に延ている横方向折り線(F〜F)とリテーナ左右幅方向との交差角度θが5〜30°であることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  3. 請求項1又は2記載の歩行者用エアバッグ装置であって、前記エアバッグは、まず前記縦方向折り線(L〜L)に沿って折り畳まれ、その後、リテーナ左右幅方向に対し斜交方向に延た横方向折り線(F〜F)に沿って折り畳まれ、その後前記リテーナに収容されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  4. 請求項1又は2記載の歩行者用エアバッグ装置であって、前記エアバッグは、まずリテーナ左右幅方向に対し斜交方向に延た第1の横方向折り線(F)に沿って折り返され、その後、前記縦方向折り線(L〜L)に沿って折り畳まれ、その後、該第1の横方向折り線(F)と平行な第2の横方向折り線(F〜F)に沿って折り畳まれ、その後、前記リテーナに収容されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  5. 請求項1又は2記載の歩行者用エアバッグ装置であって、前記エアバッグは、まずリテーナ左右幅方向と平行な横方向折り線(W〜W)に沿って折り畳まれ、次いでこの横方向折り線(W〜W)と略直交する縦方向折り線(V,V)に沿って折り畳まれ、その後、リテーナ左右幅方向に対して斜交する横方向折り線(F〜F)に沿って折り畳まれてリテーナ内に収容されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の歩行者用エアバッグ装置を備えてなる自動車。
  7. Aピラーに沿って膨張するピラー被覆部及びカウルの左端側又は右端側を被覆するカウル被覆部を有するエアバッグと、
    該エアバッグが折り畳まれて収容されたリテーナと、
    該エアバッグを膨張させるためのインフレータと、
    を有する歩行者用エアバッグ装置を備えた自動車において、
    該エアバッグは、該自動車の車体幅方向又は該車体幅方向に対し斜交する方向に延る横方向折り線と、該横方向折り線と略直交する縦方向折り線とによって折り畳まれており、
    少なくとも一部の該横方向折り線は、自動車の車体幅方向中央側ほどリテーナに接近するように該車体幅方向に対し斜交方向に延ていることを特徴とする自動車。
  8. 請求項7記載の自動車であって、前記斜交方向に延ている横方向折り線(F〜F)と車体幅方向との交差角度が5〜30°であることを特徴とする自動車。
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