JP6274078B2 - 車両用カーテンエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態に係る車両用カーテンエアバッグ装置について、図1〜図5に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、それぞれ車両用カーテンエアバッグ装置が適用された車両の前方向、上方向、車幅方向外側を示している。以下、単に前後、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
運転席エアバッグ装置14は、ステアリングホイール16の後方で展開される前突用エアバッグ18を備えている。前突用エアバッグ18は、折り畳まれた状態でインフレータ19と共にステアリングホイール16のホイールパッド内に収容されている。前突用エアバッグ18は、インフレータ19が作動されることでインフレータ19からガスの供給を受けて、ステアリングホイール16と運転席乗員P(以下、単に「乗員P」と称する。)との間で膨張展開されるようになっている。この運転席エアバッグ装置14のインフレータ19は、車両12の前面衝突の際、微小ラップ衝突の際、及び斜め衝突の際に作動されるようになっている。なお、微小ラップ衝突、及び斜め衝突の衝突形態については後述する。
図2に示されるように、カーテンエアバッグ装置10は、カーテンエアバッグ20と、ガス供給装置であるインフレータ22とを備えている。カーテンエアバッグ20は、サイドウインドウガラス24(図1参照)に沿ってカーテン状に展開するように形成されている。また、本実施形態のカーテンエアバッグ20は、前席及び後席の側方に位置する前後のサイドウインドウガラス24及びピラー(フロントピラー28、センタピラー26、図示しないリヤピラー)の一部を覆うように構成されている。なお、図1及び図2ではカーテンエアバッグ20の前部を主に図示している。
次に、本実施形態に係るカーテンエアバッグ20の前部の詳細について説明する。カーテンエアバッグ20における前部は、主に乗員Pの頭部Hを側面衝突及びロールオーバに対し保護するメインチャンバ20Mと、メインチャンバ20Mの車両前方側に形成されて膨張展開されるサブチャンバ20Sと、引張部材としてのテザー30とを含んで構成されている。
以下、エアバッグECU34によって車両12が微小ラップ衝突したと判定された場合における本実施形態のカーテンエアバッグ装置10の作用並びに効果について説明する。
次に、本発明の第2実施形態に係る車両用カーテンエアバッグ装置について、図6及び図7に基づいて説明する。本実施形態では、カーテンエアバッグ52を除いて第1実施形態と同様の構成であるため、カーテンエアバッグ52の構成のみを説明する。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
次に、本発明の第3実施形態に係る車両用カーテンエアバッグ装置について、図8に基づいて説明する。なお、本実施形態では、カーテンエアバッグ20を除いて第1実施形態と同様の構成であるため、カーテンエアバッグ20の構成のみを説明する。また、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態では、ガス流路20Fの一部にシーム部62を設けることにより、メインチャンバ20M及びサブチャンバ20Sの膨張展開時におけるガス流路20Fの断面積が小さくなるものの、サブチャンバ20Sを車両幅方向内側へ折り曲げる(移動させる)際の抵抗を低減することができる。すなわち、テザー30に作用する張力で非膨張部32を起点にサブチャンバ20Sを車両幅方向内側へスムーズに折り曲げることができる。その他の作用については、第1実施形態と同様である。
12 車両
20M メインチャンバ
20S サブチャンバ
20F ガス流路
22 インフレータ
24 サイドウインドウガラス
29 ルーフサイド部
30 テザー(引張部材)
30B テザー上端部(長手方向一端部)
30C テザー下部(長手方向他端側)
30E テザー中間部(長手方向中間部)
32 非膨張部
32A スリット
50 車両用カーテンエアバッグ装置
52M メインチャンバ
52S サブチャンバ
54 非膨張部
54A スリット
54B スリット
56 テザー(引張部材)
56B テザー上端部(長手方向一端部)
56C テザー下部(長手方向他端側)
56E テザー中間部(長手方向中間部)
60 車両用カーテンエアバッグ装置
62 シーム部
Claims (5)
- インフレータから発生されるガスの圧力でサイドウインドウガラスに沿ってカーテン状に膨張するメインチャンバと、
前記メインチャンバの車両前方側に形成されて前記メインチャンバから供給されるガスの圧力で膨張すると共に、車両前方且つ車両上方へ斜めに延在された非膨張部によって前記メインチャンバと部分的に仕切られたサブチャンバと、
長尺状に形成されて長手方向一端部が前記メインチャンバの上端部又はその車両上方に位置するルーフサイド部に取付けられると共に、長手方向中間部が前記非膨張部に形成されたスリットに通され、長手方向他端側が前記サブチャンバの車両幅方向内側の表面に沿って延在されて前記サブチャンバの下部に取付けられた引張部材と、を有し、
前記引張部材の前記スリットよりも長手方向一端側は、前記メインチャンバの車両幅方向外側に配置されている車両用カーテンエアバッグ装置。 - インフレータから発生されるガスの圧力でサイドウインドウガラスに沿ってカーテン状に膨張するメインチャンバと、
前記メインチャンバの車両前方側に形成されて前記メインチャンバから供給されるガスの圧力で膨張すると共に、車両前方且つ車両上方へ斜めに延在された非膨張部によって前記メインチャンバと部分的に仕切られたサブチャンバと、
長尺状に形成されて長手方向一端部が前記メインチャンバの上端部又はその車両上方に位置するルーフサイド部に取付けられると共に、長手方向中間部が前記非膨張部に形成されたスリットに通され、長手方向他端側が前記サブチャンバの車両幅方向内側の表面に沿って延在されて前記サブチャンバの下部に取付けられた引張部材と、を有し、
前記非膨張部には2本のスリットが設けられており、
前記引張部材の前記長手方向中間部は、2本の前記スリットに通されている車両用カーテンエアバッグ装置。 - 前記メインチャンバは、前記ルーフサイド部に収容された状態で、少なくとも前記引張部材が配置された部分において蛇腹折りされている請求項1又は請求項2に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
- 前記非膨張部の車両上方側には、前記メインチャンバと前記サブチャンバとを連通するガス流路が設けられており、
前記ガス流路の一部にシーム部が設けられている請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。 - 前記サブチャンバは、膨張展開状態で前記メインチャンバよりも車両幅方向内側に配置されており、且つインストルメントパネルに接触している請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
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