JP6271890B2 - ジッパーテープ付き袋体、および、その製造方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載のものは、一対の帯状基部に第1咬合部と第2咬合部とを並列に備えたジッパーテープが、袋本体の開口部に設けられている。ジッパーテープの一方の帯状基部は袋本体に取り付けられ、他方の帯状基部は開口部側の縁部分のみが袋本体に取り付けられ、収容部側の縁部分は袋本体に接着されないようになっている。そして、袋本体に内圧が作用した際、他方の帯状基部と袋本体との間に圧力が作用し、互いに咬合する咬合部には圧力の一部が作用し、咬合部から収容物が漏れ出ないようにしている。
本発明は、高い封止性と易開封性との相反する双方が得られるジッパーテープ付き袋体、および、その製造方法を提供する。
ここで、咬合とは、噛み合うことをいい、嵌め合う状態も含むものである。噛合とは、爪部同士が互いに係止、具体的には引っ掛かっている、もしくは外力が作用した際に引っ掛かるいわゆる爪部同士が互いに引っ掛り合う状態で、咬合の一部の状態をいう。また、本発明における係止部における係止とは、係合部と係わり止める状態で、上述したように、爪部が互いに引っ掛かり合う状態である。同様に、係合部における係合とは、係止部と係わり合う状態で、上述したように、係止部が互いに引っ掛かり合うことをいう。
この発明では、複数対の係止部および係合部を設けることで、開封性があまり損なわれず、咬合力を大きく増大でき、高い封止性が得られる。
ここで、複数対としては、好ましくは1対以上5対以下、より好ましくは1対以上3対以下、特に好ましくは1対以上2対以下とする。5対より多くなると、例えば製袋時におけるサイドシール部の潰し加工が困難となり、加工適性が低下し、かつ開封時の抵抗が増して開封しづらくなるおそれがあるためである。
この発明では、係止部および係合部が変形した際に当接する補強部を、係止部および係合部に並列に設けることで、例えば袋本体に大きな内圧が作用して互いに噛合する係止部および係合部に大きな力が作用しても、係止部および係合部が変形すると補強部に当接するので、係止部および係合部が変形して噛合が解除してしまうことを防止し、より高い咬合力が得られ、高い封止性が得られる。
ここで、補強部とは、係止部および係合部が変形した時に、噛合が解除してしまうことを防止するためのものであり、係止部および係合部に当接可能に、係止部および係合部に並列に設けられたものである。
この発明では、対をなす係止部および係合部として、爪部を有する雄側咬合部が咬合可能に爪部を有する雌側咬合部に咬合する構成とすることで、従来の雄側咬合部および雌側咬合部を製造する装置を利用してジッパーテープを製造でき、高い封止性および易開封性が得られるジッパーテープを容易に製造できる。また、雄側咬合部および雌側咬合部が咬合する構成とすることで、互いに噛合する爪部が変形しにくく、噛合が解除してしまうことを防止して、より高い咬合力が得られる。
ここで、雌側咬合部は、係止部と係止補助部とにより構成される。雌側咬合部の一部である係止部の爪部は、一方の帯状基部が開口部側に移動するように、帯状基部に沿って帯状基部を剪断させる方向に力が作用することで係合部となる雄側咬合部の爪部と噛合し、係止部と雄側咬合部との高い封止性が得られる。雌側咬合部の一部である係止補助部は、係止部および係止補助部間に挟持されるように咬合している雄側咬合部が外れる際、挟み込む係止部および係止補助部を弾性変形させるなどの抵抗が生じ、不用意に咬合が外れて開封してしまうことが防止される。さらに、係止部と係止補助部との間に係合部である雄側咬合部が咬合する状態では、係止部と係合部とが噛合する状態に比して高い気密性や液密性が得られる。
この発明では、雄側咬合部および雌側咬合部を複数対設けることで、より高い咬合力が得られ、高い封止性が得られる。
ここで、複数対としては、好ましくは1対以上5対以下、より好ましくは1対以上3対以下、特に好ましくは1対以上2対以下とする。5対より多くなると、例えば製袋時におけるサイドシール部の潰し加工が困難となり、加工適性が低下し、かつ開封時の抵抗が増して開封しづらくなるおそれがあるためである。
この発明では、複数対の係止部および係合部のうちの少なくともいずれかを、爪部をそれぞれ有する雄側咬合部および雌側咬合部とすることで、より高い咬合力が得られ、高い封止性が得られる。さらに、雄側咬合部および雌側咬合部として液密性の構成とするなど、機能の付加も可能となり、汎用性を向上できる。
この発明では、複数対の係止部および係合部のうち、雄側咬合部および雌側咬合部は軟質の樹脂にて形成し、雄側咬合部および雌側咬合部でない係止部および係合部を硬質の樹脂にて形成することで、雄側咬合部および雌側咬合部の咬合力を小さくして開封性を高め、雄側咬合部および雌側咬合部でない咬合部の内圧による爪部の噛合の強さを高めて咬合力を大きくして、高い封止性を得ることができる。
ここで、軟質の樹脂は、例えばLDPE(Low Density Polyethylene;低密度ポリエチレン)、LLDPE(Linear Low-Density Polyethylene;直鎖状低密度ポリエチレン)、EVA(Ethylene Vinyl Acetate copolymer;エチレン酢酸ビニルコポリマー)などが例示できる。ここで用いるLDPE、LLDPE、EVAは、密度が910kg/m3以上919kg/m3以下のものが用いられる。
また、硬質の樹脂は、例えばPP(Polypropylene;ポリプロピレン)、LLDPEなどが例示できる。ここで用いるPPは、ホモポリプロピレン(H−PP)、ブロックポリプロピレン(B−PP)、ランダムポリプロピレン(R−PP)などが利用でき、いずれかに限定されない。LLDPE、EVAは、密度が920kg/m3以上940kg/m3以下のものが用いられる。
この発明では、係止部および係合部が変形した際に当接する補強部を、複数対の係止部および係合部の間に設けることで、一対の帯状基部のいずれかに補強部を設けても、変形した係止部および係合部が補強部に当接し、係止部および係合部の変形を防止する構成が得られ、高い封止性を得ることができる。
この発明では、係止部および係合部に並列に設けた雄側咬合部に、爪部および小爪部を設けることで、例えば内圧が作用した際に爪部が噛合して高い封止性が得られるとともに、係止部および係合部を解除する際には、小爪部が噛合して咬合解除の抵抗感を付与することとなる。このことにより、良好な開封感を提供できるとともに、誤って咬合が解除して開封してしまう不都合を防止できる。
ここで、小爪部は、例えば、小爪部と爪部との互いに係止する深さ寸法が、爪部同士で係止する深さ寸法に対して1/5以上1/1以下、特に1/4以上3/4以下とすることが好ましい。1/5より係止状態が浅くなると、後述する雌側咬合部23Aと雄側咬合部23Bとの咬合が不用意に外れてしまう不都合の防止が得られ難くなる。
第一実施形態では、ジッパーテープ付きの袋体として、食品、薬品、医療品、文具、雑貨などの各種物品を包装する袋体を例示するが、この限りではない。
図1に示すように、ジッパーテープ付き袋体1(以下、袋体1と称す)は、袋本体10と、袋本体10の内面にヒートシールされたジッパーテープ20と、を備えている。
袋本体10は、フィルムである基材フィルム11が折り返して重ね合わされ、折り返す方向の両側に対応する重なり合う両縁に図示しないサイドシール部が形成される。そして、袋本体10は、折り返す方向の端部に対応する重なり合う縁が、ジッパーテープ20を取り付ける開口部12の縁となり、内部に収納空間14を区画形成している。
基材フィルム11としては、例えば、(直鎖状)低密度ポリエチレン(Linear Low Density Polyethylene:LLDPE)、ポリプロピレン(Polypropylene:PP)などの熱可塑性樹脂にて形成された単層または多層のフィルムを利用できる。多層のフィルムとしては、表基材に、二軸延伸したポリプロピレン(Oriented Polypropylene:OPP)、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(OPET)、二軸延伸ナイロン(ONy)、キャストポリプロピレン(Cast Polypropylene:CPP)などを用いることができる。なお、多層フィルムとして、いわゆるガスバリアーや遮光などの目的で、アルミニウム蒸着やアルミニウム箔の積層など、無機系の層を備えた構成としてもよい。
また、基材フィルム11は、包装袋用材料であれば特に限定されないが、例えば厚み寸法が10μm以上200μm以下であることが好ましい。厚み寸法が10μm未満であると、シール強度、袋強度が弱くなる場合がある。一方、厚み寸法が200μmを超えると、袋の開封がしにくくなる場合がある。
帯状基部21は、長手帯状に形成され、一方の帯状基部21Aは袋本体10の開口部12に沿って、幅方向の開口部12側のみが袋本体10に接着され、他方の帯状基部21Bは、全面が袋本体10に接着されている。
なお、係止部である鈎部22Aは、爪部22Dが開口部12にのみ向けて突出する状態に形成されている。すなわち、爪部22Dが開口部12に向けて突出する状態に、帯状基部21Aが袋本体10に接着される。また、係合部である鈎部22Bは、袋本体10の内側に向けてのみ突出して鈎部22Aに噛合可能な状態である。
ここで、雌側咬合部23Aの一部である係止部としての鈎部22Aの爪部22Dは、一方の帯状基部21Aが開口部12側に移動するように、帯状基部21Aに沿って帯状基部21Aを剪断させる方向に力が作用することで係合部となる雄側咬合部23Bの爪部22Dと噛合し、鈎部22Aと雄側咬合部23Bとの高い封止性が得られる。また、雌側咬合部23Aの一部である係止補助部22Fは、鈎部22Aおよび係止補助部22F間に挟持されるように咬合している雄側咬合部23Bが外れる際、挟み込む鈎部22Aおよび係止補助部22Fを弾性変形させるなどの抵抗が生じることとなり(図3参照)、不用意に咬合が外れて開封してしまうことが防止される。さらに、鈎部22Aと係止補助部22Fとの間に係合部である雄側咬合部23Bが咬合する状態では、鈎部22Aと鈎部22Bとが噛合する状態に比して高い気密性や液密性が得られる。
このような間隔とすることで、第一咬合部22および第二咬合部23の係脱が確保できるとともに、不用意に開封してしまうことを防止できる。
補強部24は、高さ寸法が、第一咬合部22および第二咬合部23が咬合した状態で、帯状基部21A,21B間の間隙寸法に対して、好ましくは1/5以上1/1以下、より好ましくは1/3以上1/1以下とする。ここで、1/5より高さ寸法が小さくなると、詳細は後述するが、隣接する第二咬合部23の咬合状態の解除を補強部24により防止する効果が得られなくなる。一方、係止状態が1/1より深くなると、隣接する第2咬合部23を咬合させることが困難となるおそれがあるためである。
また、補強部24は、幅寸法、すなわち収容空間14から開口部12に向けた方向における厚さ寸法は、好ましくは200μm以上1000μm以下、より好ましくは250μm以上500μm以下、特に好ましくは250μm以上400μm以下である。ここで、幅寸法が200μmより薄い場合、帯状基部21の平面に沿った方向である剪断方向に力が生じた場合に十分な抵抗力を持たない可能性がある。
さらに、補強部24は、当該補強部24における帯状基部21の平面に沿った方向での厚さ寸法である軸幅寸法を1としたとき、隣接する第二咬合部23との間隔が、好ましくは0以上2以下、より好ましくは0以上1以下とする。2より広くなると、剪断方向に力が作用した際に第二咬合部23と補強部24とが干渉しなくなって、補強として機能しなくなるおそれがあるためである。
そして、ジッパーテープ20は、一方の帯状基部21Aに、係止部である鈎部22Aおよび係止部にて構成される雌側咬合部23Aが設けられた雌側テープ20Aと、他方の帯状基部21Bに、係合部である鈎部22B、係合部である雄側咬合部23Bおよび補強部24が設けられた雄側テープ20Bとの係脱により、開口部12を開閉する。
ポリオレフィン系樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレンまたは直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂が好ましい。特に、伸びにくいポリプロピレン系樹脂が好ましい。ポリプロピレン系樹脂としては、ホモポリプロピレン(H−PP)、ブロックポリプロピレン(B−PP)、ランダムポリプロピレン(R−PP)、プロピレン−エチレン−ブテン1ランダム三元共重合体などが利用できる。
次に、上記袋体1の製造方法について説明する。
袋体1の製造に際しては、雌側テープ20Aおよび雄側テープ20Bが互いに咬合したジッパーテープ20を、繰り出される基材フィルム11の繰り出し方向における一側縁に沿って接着する。この接着の際、雄側テープ20Bの帯状基部21Bを基材フィルム11にヒートシールする。このヒートシールは、帯状基部21Bの全面が基材フィルム11に接着する状態とする。
この後、基材フィルム11の両側縁を重ね合わせ、雌側テープ20Aに重なる基材フィルム11を雌側テープ20Aにヒートシールする。このヒートシールの際、開口部12に対応する基材フィルム11の一縁側、すなわち爪部22Dが突出する側に対応する帯状基部21Aの一縁側のみを接着する状態とする。なお、この位置に対応して、補強部24が位置するため、ヒートシールする際に、基材フィルム11と一方の帯状基部21Aとが密着する状態が得られ、良好にヒートシールされる。
そして、ジッパーテープ20を所定間隔、すなわちサイドシール部の間隔でポイントシールしてジッパーテープ20の第一咬合部22および第二咬合部23を潰した後、基材フィルム11の操出方向に対して直行する方向で所定間隔にヒートシールし、サイドシール部を形成し、サイドシール部の位置で切断して袋体1を完成させる。
さらに、他方のサイドシール部を形成して内容物X(図1参照)を封入するに際し、開口部12を開口する際、図3に示すように、袋体1の開口部12の縁を互いに離間する矢印方向に引っ張る。このことにより、雄側咬合部23Bの爪部22Dおよび雌側咬合部23Aの爪部22Dが外れる方向に移動され、雄側咬合部23Bの先端が雌側咬合部23Aの爪状部22Eを滑動するように第二咬合部23の咬合が外れる。同様に、第一咬合部22についても、鈎部22Aの爪部22Dおよび鈎部22Bの爪部22Dが外れる方向に移動され、鈎部22A,22Bが外れ、開口部12が小さな開口力で開封できる。
そして、開口した開口部12から内容物Xを投入し、第一咬合部22および第二咬合部23を再び咬合させて封止する。
上記実施形態では、一方の帯状基部21Aの幅方向における袋本体10の開口部12側のみを袋本体10に取り付け、一方の帯状基部21Aに開口部12側にのみ突出する爪部22Dを設けるとともに、他方の帯状基部21Bに袋本体10の内側にのみ突出する爪部22Dを設けて、爪部22D,22Dが互いに係脱可能としている。
このことにより、一方の帯状基部21Aの一側のみを取り付けるいわゆる片側外しの構成としているので、内圧が作用した際に、一方の帯状基部21Aが開口部12側に移動するように、帯状基部に沿って帯状基部を剪断させる方向に内圧が作用することとなり、袋本体と一方の帯状基部との間に内圧が作用し、咬合部分には一部の内圧が作用することとなる。このため、帯状基部を剪断させる方向に作用する力は、第一咬合部22の爪部22D,22D、および、第二咬合部23の爪部22D,22Dが互いに噛合する方向となり、高い封止性が得られる。一方、咬合の解除をして開封する際には、袋本体10の開口部12側を離間するようにすることで、爪部22D,22Dは噛合せず、容易に開封できる。
このため、開封時の力が大きくなることなく、咬合力をより強固にでき、開封性をあまり損なわずに、より高い封止性が得られる。
このため、袋体1の内圧が高くなった際に雌側テープ20Aおよび雄側テープ20Bが移動する方向と反対方向に移動させる外力が作用しても、第一咬合部22に対して第二咬合部23の咬合状態の維持性が高く、不用意に開封してしまう不都合を防止できる。また、雌側咬合部23Aは従来のジッパーテープの形状を利用でき、ジッパーテープ20を製造する金型を容易に形成できるので、製造性の向上も図れる。
また、袋体1の内圧が高くなった際に雌側テープ20Aおよび雄側テープ20Bが移動する方向と反対方向に移動させる外力が作用した際、雌側咬合部23Aが雄側咬合部23Bに押されて開くように変形すると、補強部24に当接することとなり、雄側咬合部23Bが外れてしまう不都合を防止できる。
なお、本発明を実施するための最良の構成などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
したがって、上記に開示した材質、層構成などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの材質などの限定の一部若しくは全部の限定を外した名称での記載は、本発明に含まれるものである。
また、図6に示すように、第二咬合部23のみを設けた構成としてもよい。この図6に示す構成でも、雄側咬合部23Bの先端部に収容空間14側に向けて突出する爪状部22Eのみ突出する構成としているので、開封時の雄側咬合部23Bの引っ掛かりが弱く、容易に開封できるとともに、雌側帯状基部21Aを剪断させる方向の内圧が作用した場合には、爪部22D,22Dが強く引っ掛かり、高い封止性が得られる。さらに、構造が簡単で製造性を向上できる。
さらに、図7に示すように、補強部24を設けない構成としてもよい。この図7に示す構成でも、図6に示す構成にさらに一対の雌側咬合部23Aおよび雄側咬合部23Bを設けているので、図6に示す構成の開封のしやすさはそのままに内圧に対する高い封止性をより高めることができる。
また、図8に示すように、補強部24を鈎部22Bと同形状としてもよい。この図8に示す構成では、雄側テープ20B側が同形状の鈎部22Bとなり、金型を容易に形成でき、製造性の向上が図れる。また、補強部24の先端の爪部22Dが雌側咬合部23Aに当接もしくは近接する位置関係とすることが容易にでき、雌側咬合部23Aの変形を防止して、より高い咬合状態が得られる。さらに、補強部24に爪部22Dを設けているので、ジッパーテープ20を咬合した際に手感触で封止したことを容易に判断できる。
さらに、第一咬合部22を複数対設けてもよい。
なお、咬合部22,23を複数対設ける場合、好ましくは1対以上5対以下、より好ましくは1対以上3対以下、特に好ましくは1対以上2対以下とする。5対より多くなると、例えば製袋時におけるサイドシール部の潰し加工が困難となり、加工適性が低下し、かつ開封時の抵抗が増して開封しづらくなるおそれがあるためである。
さらに、補強部24は、複数、例えば図11に示すように、2対設けてもよい。この図11に示す構成では、雌側帯状基部21Aに剪断方向の力が作用した際に、補強部24により、爪部22Dの引っ掛かりをより強くでき、より高い封止性が得られる。
なお、複数の補強部24としては、複数対の咬合部に対応して複数設けることで、各咬合部での不用意な咬合の解除を防止でき、不用意に開封してしまうことをより防止できる。
この図12に示す構成では、小爪部22Gと爪状部22Eとの係止により、雌側咬合部23Aと雄側咬合部23Bとの咬合が不用意に外れてしまう不都合をより防止できるとともに、ジッパーテープ20の咬合および解除時の良好な手感触を提供できる。
そして、この図12に示す構成に補強部24を設けて、図13に示す構成として、ジッパーテープ20の咬合および解除時の良好な手感触を提供できる構成としてもよい。また、図13に示す構成の補強部24として、図14に示すように、鈎部22Bと同形状に形成し、ジッパーテープ20の咬合および解除時の良好な手感触を提供できる構成としてもよい。
この図15に示す構成では、雌側テープ20Aおよび雄側テープ20Bを同一形状の金型で形成可能で、製造性を向上できる。さらに、図15に示す構成では、図7に示す構成の鈎部22Aに対して収納空間14に位置して設けられ雌側咬合部を構成する補強部となる押さえの爪Hを設けた構成となっているので、ジッパーテープ20の咬合および解除時の良好な手感触を提供できる。
さらに、図17に示すように、図16に示す構成に補強部24を設け、雌側帯状基部21Aに剪断方向の力が作用した際に、補強部24により雌側咬合部23Aの変形を防止して、爪部22Dの引っ掛かりをより強くでき、より高い封止性が得られる構成としたり、図18に示すように、図17に示す補強部24として爪部22Dを設けて雌側咬合部23Aの変形をより防止するとともに、ジッパーテープ20の咬合および解除時の良好な手感触を提供できる構成としたりしてもよい。
そして、ジッパーテープ20を袋本体10に接着する方法としては、ヒートシールに限らず、超音波による溶着、接着剤などを用いた接着など、各種方法を利用できる。
また、補強部24は、雌側テープ20Aおよび雄側テープ20Bの双方に設けてもよく、互いに対向する位置に設けることで、補強部24の高さ寸法を小さくでき、成形しやすくなり、製造性の向上が図れる。
そして、補強部24は、長手方向で連続した形状に限らず、長手方向で非連続に点在するように設けてもよい。
なお、本発明は、以下の実施例および比較例により制限されるものではない。
ジッパーテープ20として、以下の材料を用いて図2に示す形状に形成し、三方製袋機(トタニ技研工業株式会社製 商品名;BH−60HV)を用いて以下の基材フィルム11にヒートシールし、袋体1を製造した。ジッパーテープ20のヒートシールは、上記実施形態と同様に、一方の帯状基部21Aの開口部12側のみとした。
なお、形成したジッパーテープ20の断面における顕微鏡写真を図19(A)に示す。
・ジッパーテープ:東ソー・ニッケミ株式会社製 ポリエチレン 商品名;T320A(密度:913kg/m3、融点:113℃)
なお、融点は、示差走査熱量測定(Differential scanning calorimetry:DSC)し、最高融解ピークの温度とした。
・基材フィルム11:PET層(厚さ12μm)、LL層(厚さ50μm)の2層構造
・開封強度の試験方法:株式会社 イマダ製 商品名:デジタルフォースゲージ(しDPZ−200N)を用い、図20,21に示すように、幅150mm、高さ180mmにて製袋したジッパーテープ付き袋体1を、ジッパーテープ20の咬合部22,23の位置が吸盤の直径における1/3の位置となるように、吸盤にて60kPaで吸引し、300mm/分の速度で引っ張り開封させる際に要する力を測定した。測定は、5つ形成したジッパーテープについて、それぞれ測定した。
・非開口側咬合強度の試験方法:ジッパーテープ付き袋体1のジッパーテープ20を50mm幅に切断したものを用い、ジッパーテープ20に平行に咬合部22,23の中心から収容空間14側へ20mm離れた位置の袋本体10を、開封強度の試験方法と同様に吸盤吸引し、引っ張り開封させる際に要する力を測定した。測定は、5つ形成したジッパーテープについて、それぞれ測定した。
そして、測定結果を、横軸を開封強度、縦軸を非開口側咬合強度とした図22に示すグラフに示す。
実施例1と同材料を用い、図19(B)に示すように、2条の第二咬合部23における雄側咬合部23Bとして、爪部22Dのみの構成ではなく、爪部22Dおよび小爪部22Gの双方を有した形状に形成したジッパーテープ20を用い、実施例1と同様に開封強度と非開口側咬合強度とを測定した。その結果を、図22に示す。
実施例1と同様のジッパーテープ20を用いて袋体1を形成した。
そして、実施例1と同様に、開封強度と非開口側咬合強度とを測定した。その結果を、図23に示す。
実施例2における袋体1として、ジッパーテープ20の一方の帯状基部21Aの全面を基材フィルム11にヒートシールした以外は、実施例2と同様に形成し、開封強度と非開口側咬合強度とを測定した。その結果を、図21に示す。
10……袋本体
11……フィルムである基材フィルム
12……開口部
20……ジッパーテープ
21……帯状基部
21A…一方の帯状基部
21B…他方の帯状基部
22……咬合部である第一咬合部
22A,22B…咬合部である係止部(係合部)としての鈎部
22D…爪部
22E…爪状部
22F…係止補助部
22G…小爪部
23……咬合部である第二咬合部
23A…係止部(係合部)としも機能し得る雌側咬合部
23B…係止部(係合部)としも機能し得る雄側咬合部
24……補強部
Claims (11)
- 開口部を形成し得る袋本体と、
前記袋本体の開口部となり得る部分の縁に沿って取り付けられる帯状基部および前記帯状基部に設けられた係止部を備えた第一咬合部材と、前記袋本体の開口部となり得る部分の縁に沿って取り付けられる帯状基部および前記帯状基部に設けられ前記係止部が係脱可能に咬合する係合部を備えた第二咬合部材と、を備えたジッパーテープと、を備えたジッパーテープ付き袋体であって、
前記一対の帯状基部のうちのいずれか一方は、幅方向における前記開口部となり得る部分側のみが前記袋本体に取り付けられ、
前記一方の帯状基部に設けられた係止部は、前記開口部となり得る部分側にのみ突出する爪部を有し、
前記他方の帯状基部に設けられた係合部は、前記袋本体の内側にのみ突出し前記爪部に係脱可能な爪部を有している
ことを特徴とするジッパーテープ付き袋体。 - 開口部を形成し得る袋本体と、
前記袋本体の開口部となり得る部分の縁に沿って取り付けられる帯状基部および前記帯状基部に設けられた係止部を備えた第一咬合部材と、前記袋本体の開口部となり得る部分の縁に沿って取り付けられる帯状基部および前記帯状基部に設けられ前記係止部が係脱可能に咬合する係合部を備えた第二咬合部材と、を備えたジッパーテープと、を備えたジッパーテープ付き袋体であって、
前記一対の帯状基部のうちのいずれか一方は、幅方向における前記開口部となり得る部分側のみが前記袋本体に取り付けられ、
前記係止部および係合部は、前記一方の帯状基部が他方の帯状基部に対して前記開口部となり得る部分側に移動される応力が作用した際にのみ、互いに噛合する爪部を有している
ことを特徴とするジッパーテープ付き袋体。 - 請求項1または請求項2に記載のジッパーテープ付き袋体であって、
前記係止部および係合部は、複数対設けられている
ことを特徴とするジッパーテープ付き袋体。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のジッパーテープ付き袋体であって、
前記ジッパーテープは、前記係止部および係合部に並列に前記帯状基部の少なくともいずれか一方に設けられ前記係止部および係合部が変形した際に当接する補強部を備えている
ことを特徴とするジッパーテープ付き袋体。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のジッパーテープ付き袋体であって、
前記ジッパーテープは、前記一方の帯状基部に前記係止部に並列に設けられ、前記爪部に向けて突出する爪状部を有した係止補助部を備え、
前記係合部は、前記爪部を有する雄側咬合部であり、
前記係止部は、前記係止補助部とにより、前記雄側咬合部が咬合可能な雌側咬合部を構成する
ことを特徴とするジッパーテープ付き袋体。 - 請求項5に記載のジッパーテープ付き袋体であって、
前記雄側咬合部および前記雌側咬合部は、複数対設けられている
ことを特徴とするジッパーテープ付き袋体。 - 請求項3に記載のジッパーテープ付き袋体であって、
前記ジッパーテープは、前記一方の帯状基部に前記係止部に並列に設けられ、前記爪部に向けて突出する爪状部を有した係止補助部を備え、
前記複数対の係止部および係合部のうち、少なくともいずれかの係合部は前記爪部を有する雄側咬合部であり、少なくともいずれかの係止部は前記係止補助部とにより前記雄側咬合部が咬合可能な雌側咬合部を構成する
ことを特徴とするジッパーテープ付き袋体。 - 請求項7に記載のジッパーテープ付き袋体であって、
前記雄側咬合部および前記雌側咬合部は、軟質の樹脂にて形成され、
前記対をなす係止部および係合部のうちの前記雄側咬合部および前記雌側咬合部でない咬合部は、硬質の樹脂にて形成された
ことを特徴とするジッパーテープ付き袋体。 - 請求項3、および、請求項6から請求項8までのいずれか一項に記載のジッパーテープ付き袋体であって、
前記ジッパーテープは、前記複数対の係止部および係合部の間に位置して前記係止部および係合部に並列に、前記帯状基部の少なくともいずれか一方に設けられ、前記係止部および係合部が変形した際に当接する補強部を備えている
ことを特徴とするジッパーテープ付き袋体。 - 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載のジッパーテープ付き袋体であって、
前記ジッパーテープは、前記係止部および係合部に並列に前記帯状基部に設けられ、前記爪部および当該爪部より小さくかつ当該爪部が突出する側と反対側に突出する小爪部を備えた雄側咬合部と、前記雄側咬合部が係脱可能に咬合する雌側咬合部とを備えている
ことを特徴とするジッパーテープ付き袋体。 - 袋本体に形成され得る開口部の縁に沿って前記袋本体に取り付けられる帯状基部および前記帯状基部に設けられた係止部を備えた第一咬合部材と、前記袋本体に形成され得る開口部の縁に沿って前記袋本体に取り付けられる帯状基部および前記帯状基部に設けられ前記係止部が係脱可能に咬合する係合部を備えた第二咬合部材と、を備えたジッパーテープをフィルムに取り付け、開口部となり得る部分を有した袋状に前記フィルムを製袋するジッパーテープ付き袋体の製造方法であって、
前記ジッパーテープは、前記帯状基部の一方に設けられた係止部が、当該帯状基部の幅方向の一側にのみ突出する爪部を有し、前記帯状基部の他方に設けられた係合部が、前記爪部に係脱可能な爪部を有したものが用いられ、
前記開口部となり得る部分に対応する前記フィルムの一縁側に向けて前記爪部が突出する状態に、前記一方の帯状基部の幅方向における前記開口部となり得る部分に対応する前記フィルムの一縁側に対向する側のみを、前記フィルムに取り付ける
ことを特徴とするジッパーテープ付き袋体の製造方法。
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