JP6259580B2 - 画像表示装置、及び印刷方法 - Google Patents
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Description
いる表示画像が用いられる。画像表示装置では、例えば水平面内において短冊状の画素を
レンチキュラーレンズなどの偏向素子アレイが偏向することで両眼視差による立体視を可
能とする。このとき、表示画像において画素の幅がレンチキュラーレンズなどのピッチに
比べて狭ければ狭いほど、視差画像の数(視差数)を多くすることができる。
り、一般的な印刷機の場合、仕様上の解像度と印刷可能な最小線幅が必ずしも一致せず、
解像度が高くて印刷する画素の間隔や位置を細かく制御できたとしても、画素の幅は解像
度ほどに狭くできないため、視差数を増やすことに限界があった。
(第一の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る画像表示装置100の斜視図である。
、表示部10に対向させて、同様にyz平面に沿った面状の偏向素子アレイ20を備えて
いる。表示部10は例えば複数の視差画像成分を含む画像(表示画像)が印刷された印刷
シートであり、印刷された画像(表示画像)を光線としてx軸方向に投射(表示)する。
偏向素子アレイ20は例えばレンチキュラーレンズであり、表示部10が投射した光線を
xy平面内において視差画像成分に応じた方向に偏向する。観察者は、偏向素子アレイ2
0のx軸方向前方に設定される観察領域において、偏向素子アレイ20が偏向して観察領
域に投射する光線を例えば立体画像として観察する。
表示部10は、印刷面に表示画像が印刷されている。表示画像は、例えばある基準面に
配置された多数のカメラで被写体が撮影され、多数のカメラからの複数の視差画像から生
成される。また、レンダリングで作成された画像から演算によって複数視点の視差画像が
作成され、この視差画像から生成されても良い。複数の視差画像(番号i)は、それぞれ
複数の視差画像成分(番号j)に分割される。この視差画像成分は短冊状の画像セグメン
トであり、同一の番号jが付された視差画像成分を配列した要素画像jをさらに配列するこ
とで表示画像が生成される。以下では、表示画像が40枚の視差画像から生成され、40視差
を有する例を説明する。
偏向素子アレイ(第1偏向素子アレイ)20は、z軸に沿って細長い凸状のシリンドリ
カルレンズ(第1偏向素子)25をy軸方向に沿って複数有している。シリンドリカルレ
ンズ25は、z軸方向に沿って母線(一点鎖線)を有している。シリンドリカルレンズ2
5のy軸方向の幅は要素画像集合11(要素画像12)の幅と同一のLである。図4に示
すように偏向素子アレイ20は、各シリンドリカルレンズ25を各要素画像集合11(要
素画像12)に対向させている。このとき、偏向素子アレイ20と表示部10の間には、
隙間を有するものであってもよい。
折させることにより、要素画像12に含まれる視差画像成分に応じた方向に偏向する。観
察者は、偏向された光線を観察領域において観察することで例えば立体画像を認識するこ
とができる。なお、視差画像成分に応じた方向とは、この視差画像成分が含まれる視差画
像の位置から決まるもので事前に定めることができる。
図5は比較例に係る画素画像を示す図である。図5に示す要素画像12は、y軸方向の
幅L、z軸方向の高さLの正方形状である。要素画像12は、各視差画像成分の1画素に相
当する画素(要素画素)がy軸方向に複数(視差数Vと同一)配列されている。ここで、
各要素画素のy軸方向の幅をW1とし、z軸方向の高さをH1とする。例えば、偏向素子ア
レイ20のピッチが30LPI(1インチ当たりのシリンドリカルレンズ数30本)、視差
画像が40枚(視差数40)、表示画像を印刷する印刷機の解像度が1200[DPI](1
インチ当たり1200ドット)とした場合、要素画素が1番目から40番目までy軸方向
に順に配列されて要素画像12が形成される。ここで、ドットとは、印刷機を用いた印刷
上の画素を示し、表示画像を形成する最小単位の点のことである。
てそれぞれの視差画像の1画素の色と階調を表現するように印刷される。通常は変調のブ
ロックごとに網点処理されるが、隣接画素や隣接ブロックと組み合わせて全体として色や
階調を表現するように網点処理されても構わない。
は、上記の通りに視差数40が実現できる。しかしながら、一般の印刷機、特に民生用の
廉価な印刷機では、解像度の精度で要素画素の間隔や位置を制御することはできるが、印
刷機の性能や網点処理の関係から解像度と同じ幅の要素画素を正確に印刷することができ
ず、2倍以上の線幅でなければ正確な要素画素にならなかったり、印刷すべきデータを数
ドット毎に間引いて印刷してしまったりするのが通常である。そのため、図5の例で示さ
れた視差数40は解像度と同じ幅の要素画素を前提としているため実現が難しく、画質の
劣化等を抑制するには要素画素の線幅を解像度の2倍以上とせざるを得なかった。このと
き、単純に要素画素の線幅を解像度の2倍以上とすると視差数が半分以下に低下してしま
う。
幅L、z軸方向の高さLの正方形状である。要素画像12は、要素画素(y軸方向の幅W2、
z軸方向の高さH2)がy軸方向に複数(V/2)配列された列を有している。また、この列
をz軸方向に2段有しており、全体として視差数Vと同一の要素画素を有している。この
とき、1段目の列に含まれている要素画素と、2段目の列に含まれている要素画素は、y
軸方向にずれ量δ=W2/2ずれて配列している。なお、ずれ量δとは、1段目の要素画素の
y軸方向の中心を通り、かつz軸に沿った基準線(第1基準線)と、2段目の要素画素の
y軸方向の中心を通り、かつz軸に沿った基準線(第2基準線)との間のy軸方向の距離
を表している。ここで、図5の要素画像12と比較すると、W2=2W1、H2=H1/2の関係
がある。このように、図5の要素画像12と比較して、要素画素のy軸方向の幅を2倍と
することで、それぞれの要素画素はより正確に印刷されるため、画質の劣化等を抑制する
ことができる。また、図5の例において、要素画像12のサイズを同一としたときに、要
素画素を正確に印刷するために要素画素のy軸方向の幅を2倍とした場合、視差数はV/2
に低下してしまう。これに対し、本実施形態では、要素画素のy軸方向の幅を2倍とする
と同時に、2段に分けて要素画素を有しているため、要素画像12のサイズを同一とした
ときに、要素画素のy軸方向の幅を2倍とした場合であっても、視差数をVとすることが
できる。このため、要素画像12のサイズ及び要素画素のy軸方向の幅を同一とした場合
には、図5の要素画像12と比較して、視差数を大幅に増やすことができる。
ズ数30本)、視差画像が40枚(視差数40)、印刷機の解像度が1200[DPI](1
インチ当たり1200ドット)、印刷可能な最小線幅が600[DPI](解像度の線幅の2
倍)とした場合、図6に示すように要素画素の幅を2ドットとした上で、z軸方向に2段
に配列している。このとき、上段には奇数番目の要素画素を、下段には偶数番目の要素画
素を順に配列する。また、上段の要素画素と下段の要素画素は、ずれ量δとしてy軸方向
に印刷機の解像度の線幅である1ドット分ずれて配列している。なお、このときのずれ量
δとしては、1段目の要素画素のy軸方向の中心を通り、かつz軸に沿った基準線(第1
基準線)と、2段目の要素画素のy軸方向の中心を通り、かつz軸に沿った基準線(第2
基準線)との間のy軸方向の距離に相当するドット数を表している。ここで、y軸方向の
距離に相当するドット数とは、各要素画素の基準線の間のy軸方向に配置することができ
るドットの数のことである。
数を3段に、4倍の場合には4段に、要素画素の幅に応じて段数を加減すればよい。
V枚(Vは2以上の自然数)の視差画像から並び替えられた1枚の表示画像が印刷機により印
刷される。印刷機の解像度をS[DPI]、偏向素子アレイ20のピッチをP[LPI]としたときに
、要素画像12は、y軸方向の幅Ly=1/P[inch]で、印刷上の画素(ドット)としてy軸
方向にS/P画素(ドット)含む。また、要素画像12に含まれる視差画像成分の要素画素
は、印刷上の画素としてはy軸方向にN画素(ドット)、z軸方向にS/(P×N)(=Ly・S/
N)画素(ドット)(Nは2以上かつS/P以下の自然数で、S/Pの約数)を含む変調のブロッ
クとして印刷される。要素画素のy軸方向の幅をWとすると、要素画像12は、y軸方向
に要素画素がL/W(=V/N)個配列された列をN段有している。このとき、i(1≦i≦N-1)
段目の要素画素と、このi段目の要素画素とy軸方向に最も近いi+1段目の要素画素はy
軸方向にW/N、すなわち本実施形態では印刷上の画素(1ドット)分ずらして印刷される
。なお、このずれ量δは、αW/N(αは0より大きく2より小さい)、かつN段のずれ量の総
和がWに等しい。
画像と異なった縦横比で見えるような立体画像となってしまう恐れがあるため、特別な視
的効果を狙う場合のほかは、S/(P×N)画素であることが好ましい。
の画素すべてを印刷するわけではなく、印刷された要素画素がこの画素数分の大きさにな
るという意味である。これは、印刷可能な最小線幅をQ[DPI]とするとN=S/QとなるようにN
を設定するが、要素画素の印刷上の画素をすべて印刷してしまうと実際の要素画素の大き
さがy軸方向にN画素、z軸方向にS/(P×N)画素よりも大きくなってしまうためである。
したがって、結果として要素画素の大きさがy軸方向にN画素、z軸方向にS/(P×N)画素
に等しくなるように、印刷する画素を調整することが望ましい。また、S/Qが割り切れな
い場合にはN<S/Qとなる最も大きい自然数とするのが望ましい。これは、Nはできるだけ1
に近い方が視差間クロストークを最小限にとどめることができるが、S/Qよりも小さいほ
ど実際に印刷される要素画素がy軸方向にN画素、z軸方向にS/(P×N)画素よりも大きく
なってy軸方向に隣接する要素画素同士の重なりが大きくなってしまうためである。
しまうため、はみ出した分は望ましくない画像として見えてしまう。この場合には、例え
ば40番目の視差画像を使用しない(印刷しないか、もしくは黒ベタとする)のが望まし
い。すなわち、1画素分の段数が2段の場合には最後の視差画像を、3段の場合には最後
の2つの視差画像を、4段の場合には最後の3つの視差画像を同様に使用しないことが望
ましい。
しているため、表示画像の視差数を増やすことができる。
なお、以上の説明では、偏向素子アレイを1枚使用した場合について説明を行ったが、
偏向素子アレイは複数枚を重ねて使用することもできる。また、偏向素子アレイとしては
レンチキュラーレンズによるものではなく、遮光縞のマスクを使用したいわゆるパララッ
クスバリア方式を用いることもできる。また、表面形状ではなく屈折率の違いなどを利用
して光を偏向させる光学素子(例えばGRINレンズ)を用いることもできる。
り照明してもよい。この場合には、表示部を透明媒体とした方がバックライト光の透過率
が高いためにより明るい画像を表示できる。また、表示部としては、直接偏向素子アレイ
の片面に表示画像が印刷されるものであってもよい。さらに、印刷を利用する代わりに液
晶パネルやプラズマパネル、有機ELパネル、電子ペーパーなどの電気的な表示部を用いて
もよい。
図7は第二の実施形態に係る画像表示装置200を示す図である。
第一の実施形態においては、表示部10の印刷面を面状として説明した。画像表示装置
200では、表示部30が湾曲面35を有している点で表示部10とは異なる。
湾曲面35のy軸方向の幅はシリンドリカルレンズ25の幅Lと同一である。
面状の表示部30では、広い視域角度を確保しようとした場合、レンズの焦点面が湾曲
するため、平面上に並んだ印刷面の全ての視差画像成分の画素をレンズの焦点内に収める
ことができず、結果として画素から出た光線の分布が一部デフォーカス状態となってしま
うことがある。視差間クロストークが増加してしまい、観察者が観察する立体画像の特性
が悪化することがある。
ドリカルレンズ25により生じる像面湾曲に合わせた形状とする。設計や加工のしやすさ
を考慮した場合、円弧もしくはそれに近い断面を有することが望ましく、さらには、以下
に示すような曲率半径であることが望ましい。
リカルレンズ25により生じる像面湾曲に合わせた形状に近くすることができる。
ンズ25に垂直に入射した光は、入射面からfの位置で焦点を結ぶ。この面が画像面とな
る。fは式(1)であらわされる。
ここで、nはシリンドリカルレンズ25の材料の屈折率、rがシリンドリカルレンズ2
5の曲率半径を示す。
一方、シリンドリカルレンズ25に斜めに入射した光について考えると、シリンドリカ
ルレンズ25の曲率中心Oを中心として回転対称であるため、垂直入射した光線と同様に
、入射位置から光軸に沿って上記fの距離に焦点を結ぶ。したがって、シリンドリカルレ
ンズ25に対して各方向から入射した光線が焦点を結ぶ面の曲率半径Rは、式(2)であ
らわされる。
湾曲面35の曲率半径を式(2)に示すRに設定することで、像面湾曲の影響を軽減す
ることができる。しかし、上記で求めた曲率半径は、近軸光線のみを考えた単純なもので
ある。さらに好適な画像を得るためには、軸外の光線も考慮する必要がある。軸外の光線
は、レンズの持つ主に球面収差のために、上記で求めた位置よりも手前で焦点を結ぶ。ま
た、軸外ほど焦点のずれは大きくなる傾向がある。このため、さらに好適な湾曲面35の
曲率半径は上記で求めたRよりも小さくなる。
半分よりも小さくなってしまうと、湾曲面35は表示部30の全面で凹状を維持できなく
なるため、これが曲率半径の下限を表す式となる。
したがって、式(2)及び式(3)を用いることで、湾曲面35の曲率半径Rは式(4
)に示される範囲が望ましい。
r/(n-1)>R≧L/2・・・(4)
さらに、図9に示すように、シリンドリカルレンズ25の屈折率及び曲率半径を変化さ
せた数値計算により、視差間クロストークを最小にする最適な解を複数計算したところ、
いずれも湾曲面35の曲率半径Rが式(5)を満たすような数値を取ることが確かめられ
ている。したがって、湾曲面35の曲率半径Rは、式(5)を満たすことが望ましい。た
だし、kは0.2≦k≦0.3を満たす係数であり、好ましくはk=0.25である。
これにより、広い視域角度を確保する場合であっても、シリンドリカルレンズにより生
じる像面湾曲量を打ち消すことにより、視差間クロストークを低減させることができ、さ
らに好適な立体画像を得ることができる。
図10は第二の実施形態の変形例に係る画像表示装置200を示す図である。
画像表示装置200は、偏向素子アレイ(第1の偏向素子アレイ)20に対向させて、
表示部30とはx軸方向の反対側にyz平面に沿った面状の偏向素子アレイ(第2の偏向
素子アレイ)40をさらに備えている。偏向素子アレイ40は、z軸方向に沿って細長い
凸状のシリンドリカルレンズ(第2偏向素子)45をy軸方向に沿って複数有している。
シリンドリカルレンズ45は、z軸方向に沿って母線を有している。シリンドリカルレン
ズ(第2シリンドリカルレンズ)45のy軸方向の幅はシリンドリカルレンズ(第1シリ
ンドリカルレンズ)25の幅Lと同一である。
れば平面の場合よりもシリンドリカルレンズ25により生じる像面湾曲に合わせた像面湾
曲に合わせた形状に近くすることができるため、式(6)が上限となる。
また、図11に示すように視域角度の最も大きい位置から見た場合の視差間クロストー
クは、1/Rがある最大値(M)を超えると急激に悪化することが確かめられている。図12
に示すように、シリンドリカルレンズ25及び45の屈折率、シリンドリカルレンズ25
及び45の曲率半径の比を変化させた数値計算により、1/Rの最大値は式(7)に近似で
きる。すなわち、1/Rが次式を上限とすることで、視差間クロストークを低減させること
ができる。
r2は第2の偏向素子アレイ40のシリンドリカルレンズ45の断面の曲率半径である。
)を満たす範囲であることが望ましい。
表示画像の視差数を増やすことが可能となる。
これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図し
ていない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明
の要旨を逸脱しない範囲で、様々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実
施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載され
た発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10・・・表示部
20、40・・・偏向素子アレイ
25、45・・・シリンドリカルレンズ
30・・・表示部
35・・・湾曲面
Claims (8)
- 複数の要素画像を含む画像を表示する表示部と、
前記要素画像に対向する第1偏向素子と、を備え、
前記要素画像は、第1方向に幅Wを有する要素画素であって、前記第1方向に配列された複数の要素画素を含む列と、前記要素画素の列を前記第1方向と直交する第2方向にN(Nは2以上の整数)段有し、i(1≦i≦N−1)段目の要素画素の列とi+1段目の要素画素の列は、前記第1方向に少なくともW/Nずれて配列し、
前記表示部は、前記第1偏向素子に対して前記第1方向に凹状の湾曲面を複数有し、
前記第1偏向素子は、前記第1方向に凸状の第1シリンドリカルレンズを複数有し、
前記湾曲面それぞれの曲率半径をRとし、前記第1シリンドリカルレンズの屈折率をnとし、前記第1シリンドリカルレンズの曲率半径をrとすると前記曲率半径Rは、R=knr/(n−1)(ただし、0.2≦k≦0.3)で表される画像表示装置。 - 前記湾曲面及び前記第1シリンドリカルレンズのそれぞれは、前記第1方向に幅Lであり、
前記要素画像は、前記第1方向に幅Lであり、前記第2方向に高さL/Nである請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記要素画素を変調のブロックとして、前記画像の1画素の色と階調を有する請求項1または2に記載の画像表示装置。
- 前記i段目の要素画素の前記第1方向の中心を通り前記第2方向に沿う第1基準線と、前記i段目の要素画素から最も近い前記i+1段目の要素画素の前記第1方向の中心を通り前記第2方向に沿う第2基準線との間の前記第1方向の距離は、前記第1基準線と前第2基準線の間の前記第1方向に配列することができるドットの数であって、
前記要素画素が前記第1方向にNドットを含む場合、前記i段目の要素画素と、前記i+1段目の要素画素とは、前記距離が1ドット分ずれて配列している請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 複数の要素画像を含む画像を表示する表示部と、
前記要素画像に対向する第1偏向素子と、
前記第1偏向素子に対向させて、前記第1偏向素子に対して前記表示部の反対側に設けられた第2偏向素子と、を備え、
前記要素画像は、第1方向に幅Wを有する要素画素であって、前記第1方向に配列された複数の要素画素を含む列と、前記要素画素の列を前記第1方向と直交する第2方向にN(Nは2以上の整数)段有し、i(1≦i≦N−1)段目の要素画素の列とi+1段目の要素画素の列は、前記第1方向に少なくともW/Nずれて配列し、
前記表示部は、前記第1偏向素子に対して前記第1方向に幅Lの凹状の湾曲面を複数有し、
前記第1偏向素子は、前記第1方向に幅Lの凸状の第1シリンドリカルレンズを複数有し、
前記第2偏向素子は、前記第1方向に幅Lの凸形状の第2シリンドリカルレンズを複数有し、
前記湾曲面それぞれの曲率半径をRとし、前記第1及び第2シリンドリカルレンズの屈折率をnとし、前記第1シリンドリカルレンズの曲率半径をr1とし、前記第2シリンドリカルレンズの曲率半径をr2とすると前記曲率半径Rは、次式で表される画像表示装置。
- 複数の要素画像を含む画像を表示し、第1方向に凹状の湾曲面を複数有する表示部と、前記要素画像に対向し前記第1方向に凸状の第1シリンドリカルレンズを複数有する第1偏向素子と、を備える画像表示装置の前記画像を印刷する印刷方法であって、
前記第1方向にN (Nは2以上の整数)ドットを含む要素画素を前記第1方向に直交する第2方向にN段印刷し、i(1≦i≦N−1)段目の要素画素と、前記第1方向において前記i段目の要素画素から最も近いi+1段目の要素画素とを、前記i段目の要素画素の前記第1方向の中心を通り、かつ前記第2方向に沿う第1基準線と、前記i+1段目の要素画素の前記第1方向の中心を通り、かつ前記第2方向に沿う第2基準線との間の前記第1方向の距離を1ドット分ずらして印刷し、
前記湾曲面それぞれの曲率半径をRとし、前記第1シリンドリカルレンズの屈折率をnとし、前記第1シリンドリカルレンズの曲率半径をrとすると前記曲率半径Rは、R=knr/(n−1)(ただし、0.2≦k≦0.3)で表される印刷方法。 - 前記要素画像の前記第1方向の幅をLy[inch]とし、印刷の解像度をS[dpi]としたときに、前記第1方向に直交する第2方向にLy・S/Nドットを含む前記要素画素を印刷する請求項6に記載の印刷方法。
- 前記要素画素を変調のブロックとして、網点処理により前記画像の1画素の色と階調を表現するように印刷する請求項6または7に記載の印刷方法。
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